JP2003150695A - 情報処理装置、画像処理装置、環境負荷値算出方法、情報処理方法、環境負荷値算出方法及び情報処理方法実行のためのプログラム、及び、プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、画像処理装置、環境負荷値算出方法、情報処理方法、環境負荷値算出方法及び情報処理方法実行のためのプログラム、及び、プログラムを記録した記録媒体

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JP2003150695A
JP2003150695A JP2001346092A JP2001346092A JP2003150695A JP 2003150695 A JP2003150695 A JP 2003150695A JP 2001346092 A JP2001346092 A JP 2001346092A JP 2001346092 A JP2001346092 A JP 2001346092A JP 2003150695 A JP2003150695 A JP 2003150695A
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JP2001346092A
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English (en)
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Ryuichiro Kobayashi
隆一郎 小林
Kazuhiro Takemoto
和広 竹本
Tatsuo Nakanishi
達雄 中西
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーが画像形成装置で印刷ジョブを実行
する際に、ユーザーに対して当該印刷ジョブの環境負荷
値を事前に知らせることにより、ユーザーの環境保護意
識を喚起することにある。 【解決手段】 印刷ジョブの印刷条件と印刷条件に対応
する画像形成装置の環境負荷値情報とに基づいて、印刷
ジョブの環境負荷値を算出し、出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置が画
像形成する際の環境負荷を数値化して算出し、事前にユ
ーザーに知らせる事が可能な情報処理装置、画像処理装
置、環境負荷値算出方法、情報処理方法、環境負荷値算
出方法及び情報処理方法実行のためのプログラム、及
び、プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、地球環境保護が騒がれている。製
品製造側の企業においても、消費者側においても、それ
ぞれ環境問題を考慮した商品の提供、消費行動が求めら
れている。
【0003】製品製造側の企業においては、環境基本性
能として、消費電力、資源効率、製品安全等、また、環
境効率として環境安全等が書かれたエコラベルと呼ばれ
るラベルを商品に貼り付け、環境対応の商品であること
を消費者に対してアピ−ルし、また、そのエコラベル
は、消費者が商品購入を判断する目安の一つとなってい
る。
【0004】一方、最近ではライフサイクルアセスメン
ト(LCA)が注目されている。LCAとは、製品が生
産されてから廃棄されるまでの一生を通して環境に与え
る負荷を分析、評価し、環境負荷の低減に向けて改善す
るための手法である。
【0005】特開平10−57936号公報には、製品
のライフサイクルでの環境負荷を簡易に把握する手法が
記載されており、製品のライフサイクルにおける工程を
モデル化し、材料、部品、投入エネルギ−などは源流に
溯ることをせず、信頼性のあるデ−タに基づいて定めら
れる換算係数を引用し、環境負荷を把握しようとするも
のである。
【0006】また、特開2000−152500号公報
には、使用中の消費電力から個々の電気製品における環
境負荷値を測定し、その数値を消費者に知らせ、消費量
削減を促す環境負荷値情報提供装置が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記エコラベ
ルには画像形成装置としての環境基本性能、環境効率が
書かれているだけであり、画像形成装置で画像形成をし
たときの個々の画像形成に伴う環境負荷はエコラベルで
は判らない。
【0008】特開平10−57936号公報では、製品
寿命までの環境負荷値の総合計を算出しており、製品の
購入時にユーザーが環境負荷を考慮するためには効果的
であるが、ユーザーが画像形成装置を使用中に環境負荷
を考慮するには必ずしも十分とはいえない。
【0009】また、複写機、プリンタ、ファクシミリ装
置等の画像形成装置にあっては、印刷ジョブの実行すな
わち画像形成に伴って用紙、インク、トナーなどの消耗
材が使われるが、画像形成装置の使用においては、これ
らの消耗材の環境負荷も考慮されなければ、ユーザーは
画像形成装置の使用に伴う環境負荷を十分には実感でき
るとは言えなかった。
【0010】本発明の目的は、ユーザーが画像形成装置
で印刷ジョブを実行する際に、ユーザーに対して当該印
刷ジョブの環境負荷値を事前に知らせることにより、ユ
ーザーの環境保護意識を喚起する情報処理装置ならびに
画像処理装置、環境負荷情報処理装置、情報提供システ
ム、環境負荷値算出方法、環境負荷値算出方法実行のた
めのプログラム、プログラムを記録した記録媒体を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、画像デ−タと印刷条件か
らなる印刷ジョブ情報を生成し、前記印刷ジョブ情報を
印刷ジョブとして、接続された前記印刷ジョブを実行す
る画像形成装置に送信する情報処理装置において、前記
印刷条件と前記印刷条件に対応する前記画像形成装置に
ついての環境負荷値情報をテーブルとして予め記憶した
環境負荷値情報記憶手段と、前記印刷条件と前記印刷条
件に対応する環境負荷値情報とに基づいて前記印刷ジョ
ブの環境負荷値を算出する環境負荷値算出手段と、前記
環境負荷値を出力する環境負荷値出力手段と、を有する
ことを特徴としている。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、前記環境
負荷値は、前記画像形成装置が前記印刷ジョブで使用す
る色材使用量、記録媒体使用量、または、電力使用量の
うちの少なくとも一つに基づいて算出されることを特徴
としている。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、前記印刷
条件は、両面印刷の有無、縮小レイアウト印刷の種類、
使用する記憶媒体種、使用する記憶媒体サイズ、使用す
る印字フォント、前記画像形成装置のオプション装置使
用の有無、または、印刷部数のうちの少なくとも1つを
含むことを特徴としている。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、前記環境
負荷値は二酸化炭素重量に換算して出力されることを特
徴としている。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、画像デ−
タと印刷条件からなる印刷ジョブ情報を印刷ジョブとし
て画像出力する画像形成装置において、前記印刷条件と
前記印刷条件に対応する前記画像形成装置についての環
境負荷値情報をテーブルとして予め記憶した環境負荷値
情報記憶手段と、前記印刷条件と前記印刷条件に対応す
る環境負荷値情報とに基づいて前記印刷ジョブの環境負
荷値を算出する環境負荷値算出手段と、前記環境負荷値
を出力する環境負荷値出力手段と、を有することを特徴
としている。
【0016】また、請求項6に記載の発明は、前記環境
負荷値は、前記印刷ジョブで使用する色材使用量、前記
印刷ジョブで使用する記録媒体使用量、または、前記印
刷ジョブで使用する電力使用量のうちの少なくとも一つ
に基づいて算出されることを特徴としている。
【0017】また、請求項7に記載の発明は、前記印刷
条件は、両面印刷の有無、縮小レイアウト印刷の種類、
使用する記憶媒体種、使用する記憶媒体サイズ、使用す
る印字フォント、前記画像形成装置のオプション装置使
用の有無、または、印刷部数のうちの少なくとも1つを
含むことを特徴としている。
【0018】また、請求項8に記載の発明は、前記環境
負荷値は二酸化炭素重量に換算して出力されることを特
徴としている。
【0019】また、請求項9に記載の発明は、画像形成
装置にて実行される印刷ジョブの画像デ−タと印刷条件
からなる印刷ジョブ情報から、前記印刷ジョブの環境負
荷値を算出する環境負荷値算出方法であって、前記印刷
条件と前記印刷条件に対応する前記画像形成装置の環境
負荷値情報とに基づいて、前記印刷ジョブの環境負荷値
を算出するステップと、前記環境負荷値を出力するステ
ップを有することを特徴としている。
【0020】また、請求項10に記載の発明は、複数の
各印刷ジョブを生成するユーザー端末と通信可能とされ
るサーバーによりネットワークを介して情報処理を行う
情報処理方法であって、複数の各前記ユーザー端末から
各々送信される前記印刷ジョブについての注文データ
と、データベースに記憶された環境負荷値情報とに基づ
き、前記印刷ジョブの環境負荷値を算出するステップ
と、当該算出された各環境負荷値を対応する複数の各前
記ユーザー端末に対して各々通知するステップと、を含
むことを特徴としている。
【0021】また、請求項11に記載の発明は、複数の
各印刷ジョブを生成するユーザー端末と通信可能とされ
るサーバーによりネットワークを介して情報処理を行う
情報処理方法であって、各前記ユーザー端末からの操作
入力に基づき、前記印刷ジョブについての注文データを
サーバーに対して各々送信するステップと、前記注文デ
ータと前記サーバーのデータベースに記憶された環境負
荷値情報とに基づき算出された前記印刷ジョブの環境負
荷値を、各ユーザー端末に出力するステップと、を含む
ことを特徴としている。
【0022】また、請求項12に記載の発明は、前記注
文データは、印刷ジョブの印刷条件と印刷ドット数及び
プリンタ機種コードを含むことを特徴としている。
【0023】また、請求項13に記載の発明は、前記注
文データは、印刷ジョブの画像データと印刷条件を含
み、前記算出は、前記画像データの印刷ドット数の算出
を含むことを特徴としている。
【0024】また、請求項14に記載の発明は、前記環
境負荷値は、前記印刷ジョブで使用する色材使用量、前
記印刷ジョブで使用する記録媒体使用量、または、前記
印刷ジョブで使用する電力使用量のうちの少なくとも一
つに基づいて算出されることを特徴としている。
【0025】また、請求項15に記載の発明は、前記印
刷条件は、両面印刷の有無、縮小レイアウト印刷の種
類、使用する記憶媒体種、使用する記憶媒体サイズ、使
用する印字フォント、前記画像形成装置のオプション装
置使用の有無、または、印刷部数のうちの少なくとも1
つを含むことを特徴としている。
【0026】また、請求項16に記載の発明は、前記環
境負荷値は二酸化炭素重量に換算して出力されることを
特徴としている。
【0027】また、請求項17に記載の発明は、複数の
各印刷ジョブを生成するユーザー端末と通信可能とされ
るサーバーによりネットワークを介して情報処理を行う
情報処理装置であって、複数の各前記ユーザー端末から
各々送信される前記印刷ジョブについての注文データ
と、データベースに記憶された環境負荷値情報とに基づ
き、前記印刷ジョブの環境負荷値を算出する算出手段
と、当該算出された各環境負荷値を対応する複数の各前
記ユーザー端末に対して各々通知する通知手段と、を含
むことを特徴としている。
【0028】また、請求項18に記載の発明は、複数の
各印刷ジョブを生成するユーザー端末と通信可能とされ
るサーバーによりネットワークを介して情報処理を行う
情報処理装置であって、各前記ユーザー端末からの操作
入力に基づき、前記印刷ジョブについての注文データを
サーバーに対して各々送信する送信手段と、前記注文デ
ータと前記サーバーのデータベースに記憶された環境負
荷値情報とに基づき算出された前記印刷ジョブの環境負
荷値を出力する出力手段と、を含むことを特徴としてい
る。
【0029】また、請求項19に記載の発明は、前記注
文データは、印刷ジョブの印刷条件と印刷ドット数及び
プリンタ機種コードを含むことを特徴としている。
【0030】また、請求項20に記載の発明は、前記注
文データは、印刷ジョブの画像データと印刷条件を含
み、前記算出手段は、前記画像データの印刷ドット数の
算出を含むことを特徴としている。
【0031】また、請求項21に記載の発明は、前記環
境負荷値は、前記印刷ジョブで使用する色材使用量、前
記印刷ジョブで使用する記録媒体使用量、または、前記
印刷ジョブで使用する電力使用量のうちの少なくとも一
つに基づいて算出されることを特徴としている。
【0032】また、請求項22に記載の発明は、前記印
刷条件は、両面印刷の有無、縮小レイアウト印刷の種
類、使用する記憶媒体種、使用する記憶媒体サイズ、使
用する印字フォント、前記画像形成装置のオプション装
置使用の有無、または、印刷部数のうちの少なくとも1
つを含むことを特徴としている。
【0033】また、請求項23に記載の発明は、前記環
境負荷値は二酸化炭素重量に換算して出力されることを
特徴としている。
【0034】また、請求項24に記載の発明は、前記請
求項9に記載の環境負荷値算出方法を実行するためのプ
ログラムであることを特徴としている。
【0035】また、請求項25に記載の発明は、前記請
求項10乃至16のいずれかに記載の情報処理方法を実
行するためのプログラムであることを特徴としている。
【0036】また、請求項26に記載の発明は、前記請
求項24または25に記載のプログラムを記録した記録
媒体であることを特徴としている。
【0037】
【発明の実施形態】以下では、本発明の実施形態につい
て図を参照しつつ説明する。
【0038】(第1の実施形態)図1は、本実施形態に
係る画像形成装置10の機構的な構成例を示す概要図で
ある。図1において、画像形成装置10は、大きく操作
パネル11、図示しないコントローラ部12、プリンタ
部13、リ−ダ部14から構成されている。
【0039】パネル11は、ユーザが、このLCDタッ
チパネル上に示される各種アイコンないしボタン等を指
で押下・指示して、印字濃度や倍率、用紙サイズ設定
等、各種の設定の変更等を行うものである。また、具体
的構成としては、例えば周知のLCDタッチパネル等を
採用すればよい。このようなLCDタッチパネルを使用
することで、ユーザに対する装置の設定状況等を伝達す
る表示手段をも兼ねることが可能であり、後述の環境負
荷値を表示する環境負荷値出力手段としても機能する。
【0040】コントローラ部12は、画像形成装置の構
成各部の状態を管理し制御を行うと共に、リ−ダ部14
の駆動制御を行うため制御部としての機能と、プリンタ
部13の駆動制御を行うための制御部としての機能と、
パネル11の制御を行うための制御部としての機能と、
外部装置との間で行われるデータ転送および受信等イン
タフェ−ス制御部としての機能と、環境負荷値に係わる
処理を行うための環境負荷値処理部としての機能と、を
有している。
【0041】プリンタ部13は、レーザ光学系、レーザ
光による走査で静電気のパターン(静電潜像)が表面に
形成される感光ドラム、感光ドラムを予め帯電させる帯
電器、静電潜像に負に帯電したトナーを付着させて可視
像にする現像器、感光ドラム上に形成されたトナーによ
る可視像を記録媒体に転写する転写器、記録媒体を搬送
し出力する部材等を有し、印刷された記録媒体は排紙口
17より排紙される。図では、モノクロ印刷の構成であ
るが、図示しないY(イエロー)、M(マゼンタ)、C
(シアン)、K(ブラック)各色の現像器と順次現像さ
れる感光ドラム上の各色のトナーを転写する転写ドラム
(図示せず)を介して、記録媒体に転写することでカラ
ー印刷が可能なプリンタ部を構成することもできる。
【0042】また、プリンタ部13には、サイズや材
質、厚さなどの異なった種類の記録媒体を別々に格納で
きるカセット15が装備されている(図1では3つ)。
さらに、紙やOHPシ−トなどの記録媒体を一枚ずつプ
リンタに供給することのできる、手差し給紙口16も装
備されている。
【0043】リ−ダ部14においては、原稿サイズ検知
手段を具備するとともに所定の光学系部材、輝度データ
を出力するCCD、原稿面を受けCCDに対向させるコ
ンタクトガラス、原稿をコンタクトガラスに密着させ、
かつ、コンタクトガラスを覆うプラテン圧板等からな
る。
【0044】次に、上記構成例となる画像形成装置10
の電気的な構成例について、図2を用いて説明する。上
記した操作パネル11、プリンタ部13、リ−ダ部14
等は、図2に示すように、コントローラ12に接続され
ている。図1と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0045】20はホストコンピュータで(情報処理装
置)あり、LAN等のネットワークを介してコントロー
ラ部12の外部I/F1201と接続されている。プリ
ンタ部13は、エンジンインターフェース1210と接
続されている。また、リーダ部14は、スキャナインタ
ーフェース1211と接続されている。
【0046】外部インターフェース(外部I/F)12
01は、ネットワークを介してホストコンピュータから
送信される印刷ジョブ情報を受信する受信機能に加え
て、環境負荷値をホストコンピュータに対して出力する
環境負荷値出力手段としても機能を有する。
【0047】画像信号処理部1202は、外部I/F1
201で受信した印刷ジョブ情報に基づいて、画像信号
の展開処理を行い、ビデオ信号に変換する。
【0048】環境負荷値算出手段であるLCA演算部1
203は、印刷ジョブ情報に基づいて環境負荷値を算出
する演算装置で、演算の詳細は後述する。
【0049】環境負荷値情報記憶手段であるLCAテー
ブル1204は、LCA演算部1203における環境負
荷値の算出の基となる環境負荷値情報が予め記憶されて
いる書き換え可能な不揮発メモリである。
【0050】環境負荷値情報は、プリンタ部13の機種
固有の情報を含んでおり、プリンタ部13の機種識別情
報(例えば機種名)と対応付けて記憶されている。環境
負荷値情報は例えば、トナーの単位重量あたりの二酸化
炭素排出量ならびに重金属排出量、用紙単位重量あたり
の二酸化炭素排出量ならびに重金属排出量、単位使用電
力量あたりの二酸化炭素排出量、印刷時の単位面積あた
りの使用トナー重量、1頁印刷時の使用電力量、普通紙
に対する使用用紙種別の環境負荷相対値などが挙げられ
る。
【0051】制御部1205は、コントローラ部12各
部ならびに画像形成装置10を構成する各部の制御を行
うための演算装置であり、装置の構成としては、画像信
号処理部1202、LCA演算部1203を兼用するこ
とも可能である。
【0052】ROM1206は、制御部1205の制御
プログラム、LCA演算部1203の制御プログラム、
画像信号処理部1202における画像信号の展開に必要
な文字フォント、各種ページ記述言語やフォントのラス
タライズデータ等を記憶している。
【0053】HDD1207は、不揮発性メモリで、L
CAテーブル1204を兼用することも可能である。
【0054】RAM1208は、印刷ジョブ情報や各種
データを一時的に記憶するものである。
【0055】一方、接続されるホストコンピュータ20
は、図2には図示しないが、マイクロプロセッサからな
る演算処理部21、メモリからなる第一記憶部22、ハ
ードディスクからなる第二記憶部23、外部との通信手
段であるインターフェイス24、ディスプレイからなる
表示部26、キーボードからなる操作部25、これらを
通信可能にする内部バス27からなる。
【0056】このような構成によれば、印刷ジョブの実
行、すなわち、ホストコンピュータ20で生成された印
刷ジョブ情報がネットワークを介してコントローラ部1
2に転送され、コントローラ部12では該印刷ジョブ情
報に基づいてビデオ信号とコマンド信号が生成されて、
プリンタ部13にインターフェースケーブルを介して転
送され、プリンタ部13では前記ビデオ信号とコマンド
信号に基づく画像形成を行うことができる。あるいは、
リーダ部14で読み込まれた原稿の画像情報と操作パネ
ル11で入力された条件に基づいて印刷ジョブ情報が生
成され、同じくビデオ信号とコマンド信号に基づいた画
像形成を行うことができる。
【0057】ここで、本発明の印刷ジョブとは、ホスト
コンピュータ20のアプリケーションで生成されたファ
イルを画像形成するための印刷命令、あるいはリーダ部
14で読み込まれた原稿画像を画像形成するための印刷
命令であって、また、1つの印刷ジョブにおいて、複数
頁、複数部数の画像形成が可能である。
【0058】また、印刷ジョブ情報とは、印刷ジョブを
実行するために必要な情報であり、画像データと印刷条
件を含む。画像データは、ホストコンピュータ20で生
成された文書もしくは画像ファイル、または、リーダ部
14で読み込まれた原稿画像データで、印刷条件は、ホ
ストコンピュータ20の操作部25から入力、または、
操作パネル11から入力された該画像デ−タに関する画
像形成を実行する上で、画像形成装置を駆動するために
必要となる動作環境条件である。
【0059】またここで、環境負荷値であるライフサイ
クルアセスメント値(以下、LCA値と言う)について
説明する。
【0060】LCA値は、特開平11−143366号
に記載されているように、原料の採取、製品の製造、消
費、廃棄に至るまでの製品全ライフサイクルにわたるア
セスメントを行い、使用資源及びエネルギ−、水及び大
気への汚染物、廃棄物並びにその他の化学物質を含む、
いわゆる環境負荷をCO量等に換算して数値化したも
のである。
【0061】記録媒体はその種類によりそれを製造する
原材料、製造方法等が異なるために、それぞれLCA値
が異なっている。記録紙のサイズが変わればそのサイズ
に応じてLCA値も当然変わってくる。色材も記録紙と
同様、その種類によりそれぞれ単位重量当りのLCA値
が異なっている。印字の内容や印字濃度が変われば記録
紙への付着現像剤量も変わるので、それに応じてLCA
値も変わってくる。
【0062】両面印刷・片面印刷等の印刷モードによっ
ても、記録媒体の搬送を含む画像形成工程が少しずつ異
なってくるので、それに応じて消費電力が変わる。従っ
て、この消費電力に応じてLCA値も変わってくる。
【0063】次に、本発明のLCA値算出方法について
図3を用いて説明する。図3は、LCA値の算出に関す
るフローチャートである。まず、ユーザーが、ホストコ
ンピュータ20において、印刷対象のファイルを選択
し、さらに印刷条件の設定を行う、または、リーダ部1
4で原稿を読み込んだ後、操作パネル11において印刷
条件の設定を行うと(S101)、印刷対象となるファ
イルと印刷条件の設定に基づいて、使用トナー量の算出
(S102)、使用用紙量の算出(S103)、使用電
力量の算出(S104)を行う。次に、それぞれの値か
ら求められる当該印刷ジョブにおけるLCA値の算出を
行い(S105)、その値を表示する(S106)。ユ
ーザーは表示されたLCA値を見て、印刷条件を設定し
なおすか否か判断し(S107)、当該印刷条件の再設
定を行わない場合はプリンタ部13にて印刷を実行し
(S108)、そうでない場合は印刷条件の設定をやり
直して(S101)、プリンタ部13にて印刷を実行す
る(S108)。
【0064】さらに詳しく、図4〜図9に示す図を用い
て説明する。
【0065】まず、図4を用いて印刷条件設定(S10
1)の詳細を説明する。図4は、る印刷条件設定手順を
示すフローチャートである。
【0066】印刷条件の設定を行う際、図5に示すよう
な印刷条件を設定するユーザーインターフェースが、ホ
ストコンピュータ20の表示装置もしくは、操作パネル
11に表示される。
【0067】ユーザーは、ユーザーインターフェースの
表示に従って、印刷条件の設定を行う。
【0068】印刷条件とは、ユーザーが任意にもしくは
自動的に設定される、プリンタ部13の動作条件であ
り、ホストコンピュータ20の入力手段から入力される
か、操作パネル11から入力される。印刷条件としては
例えば、両面印刷の有無、レイアウト印刷の種類、使用
する記憶媒体種、使用する記憶媒体サイズ、使用する印
字フォント、前記画像形成装置のオプション装置使用の
有無、印刷部数などがある。
【0069】「カラーモード(S201)」では、印刷
対象のファイルをカラー印刷するかモノクロ印刷するか
を選択し、変更のあった場合はカラーモードの変更を行
う(S202)。
【0070】「用紙種(S203)」では、画像形成装
置において当該印刷ジョブで使用する記録媒体種を「普
通紙」「再生紙」「裏紙」「OHP」等の中から選択
し、変更のあった場合は用紙種の変更を行う(S20
4)。
【0071】「用紙サイズ(S205)」では、画像形
成装置において当該印刷ジョブで使用する記録媒体のサ
イズを「B5」「A4」「B4」「A3」等の中から選
択し、変更のあった場合は用紙サイズの変更を行う(S
206)。
【0072】「レイアウト印刷(S207)」では、画
像形成装置において、1枚の用紙に複数のページを縮小
してレイアウトする設定を選択し、変更のあった場合は
レイアウトの変更を行う(S208)。なお、「2in
1」は1枚の用紙の片面に2ページ分の画像を縮小して
印刷し、「4in1」は1枚の用紙の片面に4ページ分
の画像を縮小して印刷し、「8in1」は1枚の用紙の
片面に8ページ分の画像を縮小して印刷するものであ
る。
【0073】「印刷モード(S209)」では、画像形
成装置において、両面印刷するか片面印刷するかの選択
を行う。「用紙種」において「裏紙」を選択した場合は
自動的に「片面印刷」が選択される。
【0074】「印字濃度(S211)」では、画像形成
装置において形成するトナー像の濃淡を「普通」「濃
い」「淡い」から選択する。
【0075】「印刷フォント(S213)」では、文字
画像を画像形成装置において印刷する場合に使用するフ
ォントを「ゴシック体」「明朝体」等から選択する。
【0076】「用紙後処理(S215)」では、画像形
成装置に装着されたフィニッシャーやソーター等オプシ
ョン装置の使用の有無もしくは動作内容を「なし」「ス
テープル」等から選択する。なお、「ステープル」と
は、画像形成装置で印刷された転写体をステープル針で
束ねることを示す。複数ビンを有するソーターが装着さ
れている場合は、「ソート」「グループ」「ステープ
ル」等から選択されることになる。
【0077】「印刷部数(S217)」では、同一プリ
ントの印刷部数を設定する。
【0078】次に、図6を用いて使用トナー量算出(S
102)の詳細を説明する。図6は、使用トナー量算出
手順を示すフローチャートである。
【0079】本実施の形態における使用トナー量算出
は、予め定められたトナー使用量係数A(例えば、画像
1ドット当たりの単位使用トナー重量)に、印刷条件に
よって定められた定数を乗じた後、印刷データを展開し
て算出される当該印刷ジョブあたりのドット総数を乗じ
ることで算出している。
【0080】まず、トナー使用量係数Aを、LCAテー
ブル1204を参照して求める(S301)。例えば、
画像1ドット当たりの平均使用トナー重量や単位面積当
たりの平均使用トナー量などを使用することが可能であ
る。Aは画像形成装置固有の値で、予めその装置で試験
を行って数値を定めることができる。
【0081】次に、印刷条件に応じて例えば以下のよう
に係数をAに乗じる。各印刷条件に応じてAに乗じる係
数もLCAテーブル1204の一領域に記憶されてる。
【0082】レイアウト印刷を行う場合、Aに1/nを
乗じる(S303)。このときnは、2in1の場合は
2、4in1の場合は4、8in1の場合は8とする。
【0083】印字濃度を「淡い」とした場合、単位面積
当たりのトナー使用量が50%減じられると概算して、
Aに0.5を乗じる(S305)。印字濃度を「濃い」
とした場合は単位面積当たりのトナー使用量が20%増
量されると概算して、Aに1.2を乗じるようにすれば
よい。
【0084】「拡大・縮小」を行う場合、Aに拡大・縮
小倍率Xを乗じる(S307)。
【0085】選択されたフォントに対応した係数YをA
に乗じる(S309)。例えば「明朝体」では線幅が狭
いのでYを0.95としたり、「中太ゴシック」とした
場合は線幅が広いのでYを1.1とする。
【0086】さらに、Aに印刷部数Vを乗じる(S31
1)。
【0087】上記の如くAの数値を求めた後、印刷デー
タの展開を画像処理部1202で行い(S312)、当
該印刷ジョブにおける総ドット数を求める。詳細には、
ホストコンピュ−タ からプリント出力するデ−タが電
気信号として、画像信号処理部に送られてくると、画像
処理部ではこのデ−タを1走査ラインごとのビデオ信号
に変換される。ドットの計数は、このビデオ信号を解析
することによって行う。計数結果はメモリ−に送られ
て、印刷ジョブ当たりの総ドット数が求められる。
【0088】しかしながら、カラー印刷の場合には、
Y、M、C、K各色で印刷ドット数が異なるので、それ
ぞれのドット数Dy、Dm、Dc、Dkを求める必要が
ある(S314〜S317)。
【0089】一方、モノクロ印刷の場合K色の印刷ドッ
ト数Dkのみを求め、他色のドット数Dy、Dm、Dc
は0とする(S319〜S320)。
【0090】求められた各色ドット数Dy、Dm、D
c、DkにAを乗じることで、当該印刷ジョブにおける
トナー使用量が算出され(S318)、トナー使用量を
RAM1208に記憶しておく。
【0091】次に、図7を用いて使用用紙量算出(S1
03)の詳細を説明する。図7は、使用用紙量算出手順
を示すフローチャートである。
【0092】まず、当該印刷ジョブのページ数を印刷条
件から取得し、Bとする(S401)。次に、印刷条件
に応じて例えば以下のように係数をBに乗じる。
【0093】レイアウト印刷を行う場合、Bに1/nを
乗じた後(S403)、正数への切り上げ処理を行う
(S404)。このときnは、2in1の場合は2、4
in1の場合は4、8in1の場合は8とする。正数へ
の切り上げ処理は、使用用紙量は枚数単位であるため、
小数点以下を切り上げる必要があるからである。
【0094】両面印刷を行う場合、Bに1/2を乗じた
後(S406)、正数への切り上げ処理を行う(S40
7)。
【0095】Bに印刷部数Vを乗じる(S409)。
【0096】用紙サイズに応じて予め定められた定数S
をBに乗じる(S411)。定数SはLCAテーブル1
204に予め記憶されており、A4サイズを1とした時
の使用用紙サイズの面積比率となっている。
【0097】用紙種に応じて予め定められた定数GをB
に乗じる(S412)。定数GはLCAテーブル120
4に予め記憶されており、例えば、普通紙を1とした時
の選択した用紙種の環境負荷の相対値となっている。例
えば再生紙の場合、森林伐採による環境負荷が少ないの
で、0.81となっており、裏紙の場合、製造、廃棄、
再生、輸送等の環境負荷はないので0.01となってい
る。OHPの場合、製造、廃棄における環境負荷が普通
紙に比べて大きいため、3.48となっている。
【0098】S412において当該印刷ジョブにおける
用紙使用量が算出され、用紙使用量をRAM1208に
記憶しておく。
【0099】次に、図8を用いて使用電力量算出(S1
04)の詳細を説明する。図8は、使用電力量算出手順
を示すフローチャートである。
【0100】本実施の形態における使用電力量算出は、
予め定められた基準使用電力量E(例えば、1頁あたり
の使用電力量)に、印刷条件によって定められた定数を
乗じることで算出している。
【0101】基準使用電力量Eは予め定められた定数
で、LCAテーブル1204を参照して求める(S50
1)。Eは画像形成装置固有の値で、予めその装置で試
験を行って数値を定めることができる。次に、印刷条件
に応じて例えば以下のように係数をEに乗じる。また、
各印刷条件に応じてEに乗じる係数もLCAテーブル1
204の一領域に記憶されている。
【0102】カラー印刷を行う場合、画像形成装置は複
数色の像形成を行うので、モノクロ印刷に比べて使用電
力が多くなるので、Eに1.2を乗じる(S503)。
【0103】両面印刷を行う場合、画像形成装置は用紙
反転機構を動作させて両面印刷を行うため、片面印刷に
比べて使用電力が多くなるので、Eに1.1を乗じる
(S505)。
【0104】レイアウト印刷を行う場合、Eに1部あた
りの印刷頁数Bに1/nを乗じて正数への切り上げた数
値を乗じる(S507)。このときnは、2in1の場
合は2、4in1の場合は4、8in1の場合は8とす
る。Bに1/nを乗じた値の正数への切り上げ処理は、
印刷頁数は枚数単位であるため、小数点以下を切り上げ
る必要があるからである。
【0105】用紙後処理(本実施形態ではステープル処
理)を行う場合、印刷頁数とは関係なく、ステープル処
理のための電力を使用するので、Eに0.1を加算する
(S509)。ステープル針の環境負荷も加算されなけ
ればならないが、本実施形態においては使用電力量に換
算して加算する形とした。
【0106】Eに印刷部数Vを乗じることで、当該印刷
ジョブにおける使用電力量が算出され(S511)、R
AM1208に記憶しておく。
【0107】次に、図9を用いてLCA値算出(S10
5)の詳細を説明する。図9は、LCA値算出手順を示
すフローチャートである。
【0108】本実施の形態におけるLCA値算出は、S
102〜S104でそれぞれ求められた使用トナー量D
y、Dm、Dc、Dk、使用用紙量P、使用電力量E
に、それぞれ予め定められた単位量当たりのLCA値L
y、Lm、Lc、Lk、Lp、Le(本実施形態では二
酸化炭素排出量)を乗じた後、総計を求めることで算出
している。
【0109】単位量当たりのLCA値Ly、Lm、L
c、Lk、Lp、Leはそれぞれ、予め定められた定数
で、LCAテーブル1204の一領域に記憶されてい
る。Ly、Lm、Lc、Lk、Lp、Leは画像形成装
置に関係なく共通して使用される値である。
【0110】まず、トナー使用に伴うLCA値LCAt
を算出する。LCAテーブル1204から、Yトナーの
単位重量当たりの二酸化炭素排出量Ly、Mトナーの単
位重量当たりの二酸化炭素排出量Lm、Cトナーの単位
重量当たりの二酸化炭素排出量Lc、Kトナーの単位重
量当たりの二酸化炭素排出量Lkを読み出す(S60
1)。トナーは種類によって使用する原材料や生産工程
が異なり、環境負荷値も異なってくるためY、M、C、
Kそれぞれのトナーについての単位重量当たりの二酸化
炭素排出量を読み出すようになっている。例えば本実施
形態においては、Lkはトナー1mg当たり8.27m
gの二酸化炭素排出量となる。
【0111】S102で求められた各色トナーの当該印
刷ジョブにおけるトナー使用量Ty、Tm、Tc、Tk
にLy、Lm、Lc、Lkを乗じてそれらの合計を算出
することで(S602)、トナー使用に伴うLCA値L
CAtが算出される。
【0112】次に、用紙使用に伴うLCA値LCApを
算出する。LCAテーブル1204から、用紙の単位量
当たりの二酸化炭素排出量Lpを読み出し(S60
4)、続いてS103で求められた当該印刷ジョブにお
ける使用用紙量PにLpを乗じることで、用紙使用に伴
うLCA値LCApが算出される(S605)。例えば
本実施形態においは、LpはA4普通紙1枚あたり3.
55gとなる。
【0113】次に、電力使用に伴うLCA値LCAeを
算出する。LCAテーブル1204から、単位使用電力
量当たりの二酸化炭素排出量Leを読み出し(S60
6)、続いてS104で求められた当該印刷ジョブにお
ける使用電力量EにLeを乗じることで、電力使用に伴
うLCA値LCAeが算出される(S607)。例えば
本実施形態においは、LpはA4普通紙1枚あたり0.
25gとなる。
【0114】LCAt、LCAp、LCAeを合算する
ことで、当該印刷ジョブにおけるLCA値が算出される
(S607)。
【0115】なお、LCAテーブル1204に記憶され
ている各種定数、係数は、生産工程や廃棄・再生工程の
変化に応じて変化するものなので、定期的にもしくは不
定期的にデータの更新を行うようにすることが好まし
い。データの更新は、インターネットに接続された外部
I/Fを介して、公知のデータ転送方法を用いることが
できる。
【0116】そして、上記説明のごとく算出された当該
印刷ジョブにおけるLCA値は、ホストコンピュータ2
0の表示部26、もしくは、画像形成装置10の操作パ
ネル11に表示される(S106)。図5に、表示の一
例を示す。
【0117】LCA演算部1203で算出されたLCA
値は、「このプリントジョブによる排出二酸化炭素量は
○mgです」の如く表示され、併せて、「使用用紙枚
数:普通紙○枚」「使用トナー量:○mg」「使用電力
量:○wh」のように表示装置に表示させることも可能
である。さらに、「裏紙使用でさらに○mg削減できま
す」「4in1使用でさらに○mg削減できます」等
の、ユーザーに対する環境負荷値低減のアドバイスを表
示することも可能である。
【0118】また、ホストコンピュータ20の表示部2
6、もしくは、画像形成装置の操作パネル11に表示で
はなく、例えば画像形成装置10のプリンタ部13か
ら、図5に示した内容を印字出力しても良い(環境負荷
値出力手段)。
【0119】また、本実施例では、記録媒体にトナーを
付着させて出力する電子写真方式の画像形成装置につい
て説明したが、その他の方式、例えば、記録媒体にイン
クを吹き付けるインクジェット方式の画像形成装置にも
応用が可能である。この場合には、トナー量に代えてイ
ンク量、トナーの単位当たりのかLCA値に代えてイン
クの単位当たりのLCA値を別途用いればよい。
【0120】上記の様な画像形成装置によれば、ユーザ
ーが画像形成装置で印刷ジョブを実行する際に、ユーザ
ーに対して当該印刷ジョブの環境負荷値を事前に知らせ
ることができ、ユーザーの環境保護意識を喚起すること
ができる。
【0121】(第2の実施形態)図10は、本実施形態
に係るホストコンピュータ(情報処理装置)の構成例を
示す概要図である。図1と同一のものには同一の符号を
付してある。
【0122】20はホストコンピュータで(情報処理装
置)あり、インターフェイス(I/F)24でLAN等
のネットワークに接続され、該ネットワークを介して画
像形成装置10と接続されている。
【0123】ホストコンピュータ20は、マイクロプロ
セッサからなる演算処理部21、メモリからなる第一記
憶部22、ハードディスクからなる、外部との通信手段
であるインターフェイス24、ディスプレイからなる表
示部26、キーボードからなる操作部25、これらを通
信可能にする内部バス27からなる。
【0124】演算処理部21は、ホストコンピュータ2
0全体の制御を行うとともに、印刷ジョブ情報に基づい
て環境負荷値を算出する機能を有している。
【0125】また、第二記憶部23には、環境負荷値の
算出の基となる環境負荷値情報が環境負荷値情報テーブ
ルとして予め記憶されている。図10では、一台だけ画
像形成装置が接続されているが、ネットワークには、複
数台の画像形成装置が接続可能であるため、環境負荷値
情報テーブルには、接続されている画像形成装置それぞ
れに対応した環境負荷値情報を記憶していることが望ま
しい。
【0126】一方、画像形成装置10は、前述の第1の
実施形態で説明した画像形成装置10のLCA演算部1
203、LCAテーブル1204を省略して構成され
る。もちろん、LCA演算部1203、LCAテーブル
1204を有していても問題はない。
【0127】このような構成における本実施形態におけ
るLCA値算出方法について図11を用いて説明する。
図11は、LCA値の算出に関するフローチャートであ
る。まず、ユーザーが、ホストコンピュータ20におい
て、印刷対象のファイルを選択し、さらに印刷条件の設
定を行う。印刷条件の設定を行う際、第1の実施形態と
同様に図5に示すような印刷条件を設定するユーザーイ
ンターフェースが、表示部26に表示され、操作部を用
いて設定を行う(S701)。手順は、第1の実施形態
で説明した図4に従う。続いて、印刷対象となるファイ
ルと印刷条件の設定に基づいて、使用トナー量の算出
(S702)、使用用紙量の算出(S703)、使用電
力量の算出(S704)を行い、それぞれの値から求め
られる当該印刷ジョブにおけるLCA値の算出を行い
(S705)、その値を表示部26(環境負荷値出力手
段)に表示する(S706)。上記算出は、第1の実施
形態で説明した図6乃至図9に従う。ユーザーは表示さ
れたLCA値を見て、印刷条件を設定しなおすか否か判
断し(S707)、当該印刷条件の再設定を行わない場
合は、画像形成装置10に印刷ジョブを転送する(S7
08)。そうでない場合は印刷条件の設定をやり直して
(S701)、画像形成装置10に印刷ジョブを転送す
る(S708)。
【0128】以上のようにして、ホストコンピュータ
で、印刷ジョブのLCA値の算出をすることができる。
【0129】表示方法は、第1の実施形態と同様に、図
5に示す如く、算出されたLCA値は、「このプリント
ジョブによる排出二酸化炭素量は○mgです」の如く表
示され、併せて、「使用用紙枚数:普通紙○枚」「使用
トナー量:○mg」「使用電力量:○wh」のように表
示装置に表示させることも可能である。さらに、「裏紙
使用でさらに○mg削減できます」「4in1使用でさ
らに○mg削減できます」等の、ユーザーに対する環境
負荷値低減のアドバイスを表示することも可能である。
【0130】また、本実施例では、記録媒体にトナーを
付着させて出力する電子写真方式の画像形成装置が接続
されている場合について説明したが、その他の方式、例
えば、記録媒体にインクを吹き付けるインクジェット方
式の画像形成装置が接続されている場合にも応用が可能
である。この場合には、トナー量に加えて、もしくは、
代えてインク量、トナーの単位当たりのかLCA値に代
えてインクの単位当たりのLCA値を第2記憶部の環境
負荷値情報テーブルに予め記憶しておき、使用する画像
形成装置に合わせてLCA値を用いればよい。
【0131】上記の様なホストコンピュータ(情報処理
装置)によれば、画像形成装置に環境負荷値を知らしめ
る機能がなくとも、ユーザーが画像形成装置で印刷ジョ
ブを実行する際に、ユーザーに対して当該印刷ジョブの
環境負荷値を事前に知らせることができ、ユーザーの環
境保護意識を喚起することができる。
【0132】(第3の実施形態)図12は、本実施形態
に係る環境負荷情報処理装置30の構成例を示す概要図
である。図1および図10と同一のものには同一の符号
を付してある。
【0133】20はホストコンピュータで(情報処理装
置)あり、LAN等のネットワークに接続され、該ネッ
トワークを介して環境負荷情報処理装置30と接続され
ている。さらに、環境負荷情報処理装置30は、それぞ
れのI/Fを介して画像形成装置10と接続されてい
る。または、環境負荷情報処理装置30と画像形成装置
10との接続は、LAN等のネットワークを介して接続
されていてもよい。
【0134】環境負荷情報処理装置30は、第1の実施
形態の画像形成装置10のコントローラ部12の内必要
な機能を抽出した形で構成できる。すなわち、外部イン
ターフェース(外部I/F)31、画像信号処理部3
2、LCA演算部33、LCAテーブル34、制御部3
5、ROM36、HDD37、および、RAM38は、
それぞれ、第1実施形態における、外部インターフェー
ス(外部I/F)1201、画像信号処理部1202、
LCA演算部1203、LCAテーブル1204、制御
部1205、ROM1206、HDD1207、およ
び、RAM1208と同じものまたは同様の機能を有す
るものでよい。
【0135】一方、画像形成装置10は、前述の第1の
実施形態で説明した画像形成装置10のLCA演算部1
203、LCAテーブル1204を省略して構成され
る。
【0136】また、ホストコンピュータ20は、マイク
ロプロセッサからなる演算処理部21、メモリからなる
第一記憶部22、ハードディスクからなる、外部との通
信手段であるインターフェイス24、ディスプレイから
なる表示部26、キーボードからなる操作部25、これ
らを通信可能にする内部バス27からなる。
【0137】もちろん、画像形成装置10およびホスト
コンピュータ20は、LCA演算部、LCAテーブルの
機能を有していても問題はない。
【0138】このような構成における本実施形態におけ
るLCA値算出方法について図13を用いて説明する。
図13は、LCA値の算出に関するフローチャートであ
る。まず、ユーザーが、ホストコンピュータ20におい
て、印刷対象となるファイルを選択し、さらに印刷条件
の設定を行う。印刷条件の設定を行う際、第1の実施形
態と同様に図5に示すような印刷条件を設定するユーザ
ーインターフェースが、表示部26に表示され、操作部
を用いて設定を行う。手順は、第1の実施形態で説明し
た図4に従う。印刷条件の設定に続いて印刷ジョブを送
信する。ここで、本実施形態の環境負荷情報処理装置3
0は、印刷ジョブを受信し(S801)、印刷対象とな
るファイルと印刷条件の設定に基づいて、使用トナー量
の算出(S802)、使用用紙量の算出(S803)、
使用電力量の算出(S804)を行い、それぞれの値か
ら求められる当該印刷ジョブにおけるLCA値の算出を
行い(S805)、その値をホストコンピュータ20に
送信する(S806)。上記算出は、第1の実施形態で
説明した図6乃至図9に従う。ユーザーは送信されてき
たLCA値を見て、印刷条件を設定しなおすか否か判断
し(S807)、当該印刷条件の再設定を行わない場合
は、環境負荷情報処理装置30から画像形成装置10に
印刷ジョブを転送する(S808)。そうでない場合は
印刷条件の設定をやり直して(S801)、環境負荷情
報処理装置30から画像形成装置10に印刷ジョブを転
送する(S808)。
【0139】以上のようにして、環境負荷情報処理装置
30で、印刷ジョブのLCA値の算出をすることができ
る。
【0140】ホストコンピュータに送信する内容は、第
1の実施形態の図5に示した内容と同様に、「このプリ
ントジョブによる排出二酸化炭素量は○mgです」の如
く表示される内容、併せて、「使用用紙枚数:普通紙○
枚」「使用トナー量:○mg」「使用電力量:○wh」
のように表示される内容を送信ことも可能である。さら
に、「裏紙使用でさらに○mg削減できます」「4in
1使用でさらに○mg削減できます」等の、ユーザーに
対する環境負荷値低減のアドバイスを表示する内容を送
信することも可能である。
【0141】また、本実施例では、記録媒体にトナーを
付着させて出力する電子写真方式の画像形成装置が接続
されている場合について説明したが、その他の方式、例
えば、記録媒体にインクを吹き付けるインクジェット方
式の画像形成装置が接続されている場合にも応用が可能
である。この場合には、トナー量に加えて、もしくは、
代えてインク量、トナーの単位当たりのかLCA値に代
えてインクの単位当たりのLCA値を第2記憶部の環境
負荷値情報テーブルに予め記憶しておき、使用する画像
形成装置に合わせてLCA値を用いるようにすればよ
い。
【0142】上記の様な環境負荷情報処理装置30によ
れば、画像形成装置に環境負荷値を知らしめる機能がな
くとも、ユーザーが画像形成装置で印刷ジョブを実行す
る際に、ユーザーに対して当該印刷ジョブの環境負荷値
を事前に知らせることができ、ユーザーの環境保護意識
を喚起することができる。
【0143】(第4の実施形態)先ず、本実施形態の情
報提供システムの全体の概略構成について、図14を参
照して説明する。図14は、本例の情報提供システムの
全体の概略構成を示す説明図である。
【0144】第4の実施形態は、LCA値を算出する情
報処理装置がインターネットに接続されており、ユーザ
ーは自己のコンピュータから印刷ジョブに係る印刷条件
を含む注文データ入力し送信することで、当該印刷ジョ
ブのLCA値をインターネットを介して入手できる情報
提供システムである。
【0145】図14に示すように、ユーザーサイト10
00にはプリンタ1002(画像形成装置)とクライア
ントコンピュータ(クライアントPC)1001がロー
カルエリアネットワーク(LAN)などのネットワーク
を介して接続されている。サービスサイト2000には
サーバ110がインターネットなどのネットワーク(N
ET)を介してユーザーサイトと接続されている。
【0146】サービスサイトのサーバ110には、ワー
ルドワイドウェブ(WWW)サーバ1101、LCA演
算部1102、LCAテーブル1103、制御部110
4がバスを介して接続されている(情報処理装置)。
【0147】WWWサーバ1101は、サービスサイト
のクライアントPCから送信される各種情報を受信し、
制御部1104に転送するとともに、制御部1104で
生成された各種情報をハイパーテキスト制御言語(HT
ML)の形態でクライアントPCに転送する機能を有
し、環境負荷値出力手段、印刷条件受信手段および画像
形成装置識別情報受信手段として機能する。
【0148】LCA演算部1102は、第1の実施形態
と同様に、環境負荷値演算手段として機能する。
【0149】LCAテーブル1103は、第1の実施形
態と同様の環境負荷値情報を画像形成装置識別情報であ
るプリンタ機種コードと対応付けて記憶している。より
詳しくは、画像形成装置の特定コードに対応した消費電
力テーブル、使用トナーテーブル、使用用紙テーブル、
環境負荷値テーブルが記憶されている。
【0150】なお、プリンタ機種コードとは、プリンタ
の機種毎に予め付与された識別コードで、プリンタ機種
コードを以て、ユーザーがどんなプリンタを使用してい
るのか判別することが可能となる。プリンタ機種コード
は、プリンタ製造者や第3者機関で一元管理されている
ことが好ましい。
【0151】制御部1104は、サーバ110全体の制
御を行う。
【0152】図15は第4の実施形態を示すフローチャ
ートである。
【0153】ユーザーサイトのクライアントPCで印刷
対象のファイルを選択し、印刷条件を設定すると(S1
101)、さらに、クライアントPCでは印刷ジョブの
画像データを展開して、当該印刷ジョブの総印刷ドット
数を算出する(S1102)。さらにプリンタ機種コー
ドをプリンタ1002から取得する(S1103)。
【0154】プリンタ機種コードの取得は、ユーザー自
身がプリンタに記載されたプリンタ機種コードを読み取
り、それをクライアントPCの入力手段から入力しても
よく、好ましくは予めクライアントPCに記憶されてい
るか、もしくはLANを介してプリンタ機種コードがプ
リンタからクライアントPCに送信される。
【0155】クライアントPCは、インターネットを介
して、当該印刷ジョブの印刷条件と、印刷ドット数、プ
リンタ機種コードを含む注文データをサービスサイトの
WWWサーバ1101に送信する(S1104)。
【0156】送信された印刷条件、印刷ドット数、プリ
ンタ機種コードを受信したサーバ110は(S110
5)、LCAテーブル1102を参照し、LCAテーブ
ルに、受信したプリンタ機種コードに対応する環境負荷
値情報が記憶されているか否かを判別し(S110
6)、記憶されている場合はLCA演算部1102にお
いて、対応するテーブルを呼び出し、第1の実施形態と
同様にLCA値の算出を行い、これを算出結果とする
(S1107〜S1110)。ただし、第1の実施形態
のトナー量算出においては、図6に示したフローチャー
トにおいて印刷データの展開をおこなっているが、本実
施形態では、クライアントPCにおいて既に印刷データ
は展開されてドット数は算出され送信されているので、
その値を使用することになる。
【0157】一方、受信したプリンタ機種コードに対応
する環境負荷値情報が記憶されていない場合は、算出結
果を「問い合わせプリンタに非対応」とする(S111
1)。
【0158】次に、WWWサーバ1101は、算出結果
をHTMLの形態でクライアントPCに送信し(S11
12)、算出結果を受信したクライアントPCの表示装
置には算出されたLCA値または「問い合わせプリンタ
に非対応」が表示される(S1112)。
【0159】このようにすることにより、ユーザーが個
々に環境負荷値を算出する装置を持たずとも、画像形成
装置を使用する際の環境負荷値を事前に知ることがで
き、ユーザーの環境意識を喚起することが可能となる。
【0160】第4の実施形態では、ユーザーサイトにプ
リンタが設置されていて、当該プリンタによるジョブの
LCA値を算出する例を示したが、サービスサイトにプ
リンタが設置されていて、ユーザーは画像データと印刷
条件を含む注文データをサービスサイトに送信し、サー
ビスサイトに設置されたプリンタで印刷するサービスを
行う情報提供システムにおいても本発明を使用すること
ができる。その場合、画像データの展開はサービスサイ
トのサーバ110にて行い、LCA値を算出することに
なる。
【0161】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によってユ
ーザーが画像形成装置で印刷ジョブを実行する際に、ユ
ーザーに対して当該印刷ジョブの環境負荷値を事前に知
らせることにより、ユーザーの環境保護意識を喚起する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る画像形成装置の機構的な構成
例を示す概要図である。
【図2】第1の実施形態に係る画像形成装置の構成例を
示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態に係る、LCA値の算出に関す
るフローチャートである。
【図4】第1の実施形態に係る印刷条件設定の詳細を示
すフローチャートである。
【図5】第1の実施形態に係る印刷条件を設定するユー
ザーインターフェース画面の一例を示す図である。
【図6】第1の実施形態に係る使用トナー量算出の詳細
を示すチャートである。
【図7】第1の実施形態に係る使用用紙量算出の詳細を
示すチャートである。
【図8】第1の実施形態に係る使用電力量算出の詳細を
示すチャートである。
【図9】第1の実施形態に係るLCA値算出の詳細を示
すチャートである。
【図10】第2の実施形態に係る情報処理装置の構成例
を示すブロック図である。
【図11】第2の実施形態に係る、LCA値の算出に関
するフローチャートである。
【図12】第3の実施形態に係る環境負荷情報処理装置
の構成例を示すブロック図である。
【図13】第3の実施形態に係る、LCA値の算出に関
するフローチャートである。
【図14】第4の実施形態に係る情報提供システムの構
成の一例を示す機能ブロック図である。
【図15】第4の実施形態に係る情報提供システムにお
ける処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符合の説明】
10 画像形成装置 11 操作パネル 12 コントローラ部 13 プリンタ部 14 リーダ部 15 用紙カセット 16 手差しトレイ 17 排紙トレイ 18 フィニッシャ 20 ホストコンピュータ 30 環境負荷情報処理装置 110 サーバ 1001 クライアントPC 1002 プリンタ LAN ローカルエリアネットワーク NET インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 達雄 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会 社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AR03 HK15 HK18 HK23 HL01 HL05 HN15 HQ17 5B021 AA01 BB10 NN00

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像デ−タと印刷条件からなる印刷ジョ
    ブ情報を生成し、前記印刷ジョブ情報を印刷ジョブとし
    て、接続された前記印刷ジョブを実行する画像形成装置
    に送信する情報処理装置において、 前記印刷条件と前記印刷条件に対応する前記画像形成装
    置についての環境負荷値情報をテーブルとして予め記憶
    した環境負荷値情報記憶手段と、 前記印刷条件と前記印刷条件に対応する環境負荷値情報
    とに基づいて前記印刷ジョブの環境負荷値を算出する環
    境負荷値算出手段と、 前記環境負荷値を出力する環境負荷値出力手段と、を有
    することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記環境負荷値は、前記画像形成装置が
    前記印刷ジョブで使用する色材使用量、記録媒体使用
    量、または、電力使用量のうちの少なくとも一つに基づ
    いて算出される前記請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷条件は、両面印刷の有無、縮小
    レイアウト印刷の種類、使用する記憶媒体種、使用する
    記憶媒体サイズ、使用する印字フォント、前記画像形成
    装置のオプション装置使用の有無、または、印刷部数の
    うちの少なくとも1つを含む前記請求項1または2に記
    載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記環境負荷値は二酸化炭素重量に換算
    して出力される前記請求項1乃至3のいずれかに記載の
    情報処理装置。
  5. 【請求項5】 画像デ−タと印刷条件からなる印刷ジョ
    ブ情報を印刷ジョブとして画像出力する画像形成装置に
    おいて、 前記印刷条件と前記印刷条件に対応する前記画像形成装
    置についての環境負荷値情報をテーブルとして予め記憶
    した環境負荷値情報記憶手段と、 前記印刷条件と前記印刷条件に対応する環境負荷値情報
    とに基づいて前記印刷ジョブの環境負荷値を算出する環
    境負荷値算出手段と、 前記環境負荷値を出力する環境負荷値出力手段と、を有
    することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記環境負荷値は、前記印刷ジョブで使
    用する色材使用量、前記印刷ジョブで使用する記録媒体
    使用量、または、前記印刷ジョブで使用する電力使用量
    のうちの少なくとも一つに基づいて算出される前記請求
    項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記印刷条件は、両面印刷の有無、縮小
    レイアウト印刷の種類、使用する記憶媒体種、使用する
    記憶媒体サイズ、使用する印字フォント、前記画像形成
    装置のオプション装置使用の有無、または、印刷部数の
    うちの少なくとも1つを含む前記請求項5または6に記
    載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記環境負荷値は二酸化炭素重量に換算
    して出力される前記請求項5乃至7のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 画像形成装置にて実行される印刷ジョブ
    の画像デ−タと印刷条件からなる印刷ジョブ情報から、
    前記印刷ジョブの環境負荷値を算出する環境負荷値算出
    方法であって、 前記印刷条件と前記印刷条件に対応する前記画像形成装
    置の環境負荷値情報とに基づいて、前記印刷ジョブの環
    境負荷値を算出するステップと、 前記環境負荷値を出力するステップを有することを特徴
    とする環境負荷値算出方法。
  10. 【請求項10】 複数の各印刷ジョブを生成するユーザ
    ー端末と通信可能とされるサーバーによりネットワーク
    を介して情報処理を行う情報処理方法であって、 複数の各前記ユーザー端末から各々送信される前記印刷
    ジョブについての注文データと、データベースに記憶さ
    れた環境負荷値情報とに基づき、前記印刷ジョブの環境
    負荷値を算出するステップと、 当該算出された各環境負荷値を対応する複数の各前記ユ
    ーザー端末に対して各々通知するステップと、 を含むことを特徴とする情報処理方法。
  11. 【請求項11】 複数の各印刷ジョブを生成するユーザ
    ー端末と通信可能とされるサーバーによりネットワーク
    を介して情報処理を行う情報処理方法であって、 各前記ユーザー端末からの操作入力に基づき、前記印刷
    ジョブについての注文データをサーバーに対して各々送
    信するステップと、 前記注文データと前記サーバーのデータベースに記憶さ
    れた環境負荷値情報とに基づき算出された前記印刷ジョ
    ブの環境負荷値を、各ユーザー端末に出力するステップ
    と、 を含むことを特徴とする情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記注文データは、印刷ジョブの印刷
    条件と印刷ドット数及びプリンタ機種コードを含む前記
    請求項10または11に記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記注文データは、印刷ジョブの画像
    データと印刷条件を含み、 前記算出は、前記画像データの印刷ドット数の算出を含
    む前記請求項10または11に記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記環境負荷値は、前記印刷ジョブで
    使用する色材使用量、前記印刷ジョブで使用する記録媒
    体使用量、または、前記印刷ジョブで使用する電力使用
    量のうちの少なくとも一つに基づいて算出される前記請
    求項10乃至13のいずれかに記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 前記印刷条件は、両面印刷の有無、縮
    小レイアウト印刷の種類、使用する記憶媒体種、使用す
    る記憶媒体サイズ、使用する印字フォント、前記画像形
    成装置のオプション装置使用の有無、または、印刷部数
    のうちの少なくとも1つを含む前記請求項12乃至14
    のいずれかに記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 前記環境負荷値は二酸化炭素重量に換
    算して出力される前記請求項10乃至15のいずれかに
    記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 複数の各印刷ジョブを生成するユーザ
    ー端末と通信可能とされるサーバーによりネットワーク
    を介して情報処理を行う情報処理装置であって、 複数の各前記ユーザー端末から各々送信される前記印刷
    ジョブについての注文データと、データベースに記憶さ
    れた環境負荷値情報とに基づき、前記印刷ジョブの環境
    負荷値を算出する算出手段と、 当該算出された各環境負荷値を対応する複数の各前記ユ
    ーザー端末に対して各々通知する通知手段と、 を含むことを特徴とする情報処理装置。
  18. 【請求項18】 複数の各印刷ジョブを生成するユーザ
    ー端末と通信可能とされるサーバーによりネットワーク
    を介して情報処理を行う情報処理装置であって、 各前記ユーザー端末からの操作入力に基づき、前記印刷
    ジョブについての注文データをサーバーに対して各々送
    信する送信手段と、 前記注文データと前記サーバーのデータベースに記憶さ
    れた環境負荷値情報とに基づき算出された前記印刷ジョ
    ブの環境負荷値を出力する出力手段と、 を含むことを特徴とする情報処理装置。
  19. 【請求項19】 前記注文データは、印刷ジョブの印刷
    条件と印刷ドット数及びプリンタ機種コードを含む前記
    請求項17または18に記載の情報処理装置。
  20. 【請求項20】 前記注文データは、印刷ジョブの画像
    データと印刷条件を含み、 前記算出手段は、前記画像データの印刷ドット数の算出
    を含む前記請求項17または18に記載の情報処理装
    置。
  21. 【請求項21】 前記環境負荷値は、前記印刷ジョブで
    使用する色材使用量、前記印刷ジョブで使用する記録媒
    体使用量、または、前記印刷ジョブで使用する電力使用
    量のうちの少なくとも一つに基づいて算出される前記請
    求項17乃至20のいずれかに記載の情報処理装置。
  22. 【請求項22】 前記印刷条件は、両面印刷の有無、縮
    小レイアウト印刷の種類、使用する記憶媒体種、使用す
    る記憶媒体サイズ、使用する印字フォント、前記画像形
    成装置のオプション装置使用の有無、または、印刷部数
    のうちの少なくとも1つを含む前記請求項17乃至21
    のいずれかに記載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 前記環境負荷値は二酸化炭素重量に換
    算して出力される前記請求項17乃至22のいずれかに
    記載の情報処理装置。
  24. 【請求項24】 前記請求項9に記載の環境負荷値算出
    方法を実行するためのプログラム。
  25. 【請求項25】 前記請求項10乃至16のいずれかに
    記載の情報処理方法を実行するためのプログラム。
  26. 【請求項26】 前記請求項24または25に記載のプ
    ログラムを記録した記録媒体。
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