JP2010219867A - 印刷ジョブ処理装置及び画像処理システム - Google Patents

印刷ジョブ処理装置及び画像処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】省資源に貢献するユーザに対して印刷が優先されるという直接的なメリットをユーザに供与することで、省資源意識の向上を促すようにする。
【解決手段】画像形成システムの実施形態であるプリントサーバ2は、利用者の操作に従ってプリンタドライバにより生成された印刷ジョブを出力する情報処理装置と、印刷ジョブの画像形成を行う画像形成装置に接続される。画像形成システムは、情報処理装置から出力された印刷ジョブを記憶する記憶部22と、プリンタドライバで印刷ジョブに設定された印刷設定情報を印刷ジョブから取得し、印刷設定情報に応じて予め定められた省資源の度合いに基づいて、記憶部22に記憶した印刷ジョブの出力順序の優先順位を決定する。そしてその優先順位に従って記憶部22に記憶した印刷ジョブを入れ替えて、画像形成装置に出力させる制御を行う中央演算処理部21を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、印刷ジョブを扱う印刷ジョブ処理装置及び画像処理システムに関し、特に、画像形成装置に印刷ジョブが集中して印刷待ちが発生する場合の出力優先順位を制御するための印刷ジョブの処理技術に関する。
従来、印刷機能を備えた複合機などの画像形成装置においては、環境資源保護やTCO(Total Cost of Ownership)削減の見地から、印刷用紙の出力枚数を抑制する機能が用いられている。このような機能として、例えば、両面印刷機能や、1枚の印刷用紙に複数のページデータを割り付けて印刷する所謂集約印刷機能が知られている。
また、印刷用紙の出力枚数を抑制するだけでなく、トナー消費の削減を目的としてトナーセーブモードを設定したり、カラー文書データを白黒で印刷するといった手法が知られている。
特許文献1には、片面または両面印刷の設定情報および実際の排紙枚数情報に基づき、通常印刷に比べて削減できた用紙枚数を算出し、また、用紙の削減率をユーザ別に算出するシステムが開示されている。また、特許文献2には、受信したFAXを印字前に表示確認する等によって、印刷を取りやめたことによる用紙削減度を算出するシステムが開示されている。しかしながら、これら特許文献に開示された技術は、用紙削減の効果を算出するのみであって、画像形成装置の利用者に対する直接的なメリットはない。
さらに、特許文献3には、印刷前に、印刷にかかる費用が安い方法(集約/両面等)を表示・推奨して利用者に経費削減の注意喚起を行うようにした画像形成装置が開示されている。しかしながら、オフィス環境のように印刷コストが直接利用者自身に対して課金されないような環境では、上記と同様に利用者に対する直接的なメリットはないと言える。
一方、特許文献4には、外部装置または画像形成システムの操作部より、複数の印刷ジョブの優先順位等を設定できるようにしたシステムが開示されている。しかしながらこのような優先順位等の設定は、人の操作によって行う必要がある。つまりシステムの管理者等が、ジョブのページ数等の内容や混雑状況等を総合的に判断して、優先順位を調整する作業が必要である。このような管理者を他の業務と兼務させて配置すると、その管理者は、他の業務を行いながら印刷ジョブが混雑しているかどうかを常時チェックし、必要に応じて印刷ジョブの優先順位を調整することになり、当該管理者に対する負担が非常に大きいという問題があった。また、このような管理者を専任で配置する場合には、印刷ジョブのない時間帯には管理者の手が空いてしまうため、人的コスト面から非現実的であるという問題があった。
特開2003−248576号 特開2004−289643号 特開2008−22423号 特開平7−295767号
上記特許文献1〜3に記載された技術では、オフィスのように印刷コストが直接利用者自身に対して課金されないような環境の場合、利用者に対する直接的なメリットがない。従って、利用者が両面印刷や集約印刷の設定を面倒と感じたり、または印刷結果が見にくくなると判断したりする場合には、上記のような印刷設定をあえて実施しないことがあり、印刷出力用紙の枚数削減に寄与しないという問題があった。この問題は、トナー消費削減のための印刷設定についても同様である。
また、上記特許文献4に記載された技術では、人手によって印刷ジョブの状況を総合的に判断した上で、印刷ジョブの優先順位を操作する必要があり、操作者にとって負担が大きいという問題があった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、省資源に貢献するユーザに対して印刷が優先されるという直接的なメリットをユーザに供与することで、省資源意識の向上を促すようにした印刷ジョブ処理装置及び画像処理システムを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明の第1の技術手段は、印刷すべき画像データを含む印刷ジョブを出力する情報処理部と、印刷ジョブの画像データを画像形成する画像形成部に接続される印刷ジョブ処理装置であって、印刷ジョブ処理装置は、情報処理部から出力された印刷ジョブを記憶する記憶部と、情報処理部から出力された印刷ジョブに設定された印刷設定情報を該印刷ジョブから取得し、印刷設定情報に応じて予め定められた省資源の度合いに基づいて、記憶部に記憶した印刷ジョブの出力順序の優先順位を決定し、該優先順位に従って前記記憶部に記憶した印刷ジョブを入れ替えて、画像形成部に出力させる制御を行う制御部と、を有することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、制御部が、印刷ジョブからからユーザ情報を取得し、印刷設定情報に応じた省資源の度合いを、ユーザ情報ごとに累積して記憶部に記憶し、優先順位を、記憶部に記憶した省資源の度合いを累積した値に応じて決定することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、省資源の度合いとして、所定の印刷設定項目に応じてポイントを定めた節約印刷ポイントを使用し、記憶部は、印刷設定項目ごとに節約印刷ポイントを設定する節約印刷ポイントテーブルと、印刷ジョブの出力順序の優先順位をユーザ情報ごとに設定する優先順位管理テーブルと、優先順位管理テーブルに設定されたユーザ情報ごとの優先順位に基づいて、印刷ジョブの出力順序の優先順位を決定する処理を行う印刷ジョブ順序制御プログラムと、優先順位管理テーブルの値の更新を行う優先順位管理テーブル更新プログラムとを記憶し、優先順位管理テーブルは、ユーザ情報ごとの節約印刷ポイントの累計値と、ユーザ情報ごとに予め設定した所定期間内の印刷上限枚数と、ユーザ情報ごとの所定期間内の累積印刷実績を示す累積印刷枚数と、印刷上限枚数と累積印刷枚数との差分である印刷可能枚数と、節約印刷ポイントと印刷可能枚数とを積算した値である優先指標値と、ユーザ情報に応じた印刷ジョブの優先順位とを記憶するものであり、制御部が、優先順位管理テーブル更新プログラムを使用して、情報処理装置から出力された印刷ジョブが入力されるごとに、入力された印刷ジョブから取得した印刷設定情報に応じて節約印刷ポイントを節約印刷ポイントテーブルから取得し、取得した節約印刷ポイントを、記憶部に記憶したユーザ情報ごとの節約印刷ポイントの累積値に加算するともに、印刷可能枚数、及び優先指標値を算出して優先順位管理テーブルに書込み、優先指標値の大きい順に、ユーザ情報ごとの印刷ジョブの出力順序の優先順位を決定することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、節約印刷ポイントテーブルの印刷設定項目として、両面印刷設定を含むことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第3の技術手段において、節約印刷ポイントテーブルの印刷設定項目として、集約印刷設定を含むことを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第3の技術手段において、節約印刷ポイントテーブルの印刷設定項目として、トナーセーブ印刷設定を含むことを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第3の技術手段において、節約印刷ポイントテーブルの印刷設定項目として、カラー文書データの白黒印刷設定を含むことを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第4または第5の技術手段において、優先順位管理テーブル更新プログラムは、画像形成装置に出力した印刷ジョブの印刷データのページ数が1ページの場合には、節約印刷ポイントの累計値を加算する処理を行わないことを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第4〜第7のいずれか1の技術手段において、優先順位管理テーブル更新プログラムは、画像形成装置に出力した印刷ジョブの印刷データのページ数が1ページで、かつ印刷設定としてトナーセーブまたはカラー文書の白黒印刷の設定が行われていない場合には、節約印刷ポイントの累計値を加算する処理を行わないことを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第1〜第9のいずれか1の技術手段において、印刷ジョブが、利用者の操作に従ってプリンタドライバによって生成された印刷ジョブであることを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第1〜第10のいずれか1の技術手段において、印刷ジョブ処理装置が、記憶部に記憶している各印刷ジョブの印刷設定情報に基づいて、各印刷ジョブの省資源の度合いを判定し、該判定した省資源の度合いの最も高い印刷ジョブの印刷設定情報を情報処理部に出力することを特徴としたものである。
第12の技術手段は、第1〜第10のいずれか1の技術手段の印刷ジョブ処理装置と、該印刷ジョブ処理装置に接続される情報処理部とを備える画像処理システムであって、情報処理部が、情報を表示する表示手段を有し、印刷ジョブ処理部の前記記憶部に記憶している各印刷ジョブの印刷設定情報を取得し、該取得した各印刷ジョブの省資源の度合いを判定し、該判定した省資源の度合いの最も高い印刷ジョブの印刷設定情報を表示手段に表示することを特徴としたものである。
第13の技術手段は、第1〜第10のいずれか1の技術手段の印刷ジョブ処理装置と、該印刷ジョブ処理装置に接続される情報処理部とを備える画像処理システムであって、情報処理部が、プリンタドライバを保持し、利用者の操作に従って前記プリンタドライバによって印刷ジョブを生成し、印刷ジョブ処理装置に出力することを特徴としたものである。
本発明によれば、印刷時に、印刷設定項目に応じた省資源の度合いに基づいて印刷ジョブの出力順序の優先順位を自動的に決定することにより、省資源に貢献するユーザに対して印刷が優先されるという直接的なメリットをユーザに供与することで、省資源意識の向上を促すようにした印刷ジョブ処理装置及び画像処理システムを提供することができる。
また、本発明では、印刷時に省資源に貢献する印刷を行った過去の印刷実績に基づいて、印刷ジョブの出力順序の優先順位を自動的に決定することにより、省資源に貢献する利用者に対して印刷が優先されるという利用者に対する直接的なメリットを供与することで、省資源意識の向上を促すという効果を奏する。
さらに本発明によれば、出力順序の優先順位の決定に際して、所定期間内の印刷上限枚数と累計印刷枚数との差分値を重み付けすることにより、印刷行為自体を抑制している利用者に対しても同様のメリットを供与することで、省資源意識の向上を促すという効果を奏する。
さらに本発明では、優先順位の決定に際し、両面印刷、集約印刷、トナーセーブ印刷、カラー文書データの白黒印刷等の省資源に貢献する印刷を行った過去の実績に基づいて、印刷ジョブの出力順序の優先順位を決定することにより、印刷が優先されるという利用者に対する直接的なメリットを供与することで、両面印刷による印刷枚数削減という省資源意識の向上を促すという効果を奏する。
さらに本発明によれば、印刷データのページ数が1ページのみの場合、両面印刷や集約印刷を行ったとしても実際の排紙枚数は削減されないことから、このような場合には節約印刷ポイントを累積値に加算しないようにすることによって、実際に排紙枚数が削減された場合のみ節約印刷ポイントを加算することとなり、ユーザに対して適正なメリットを与えることができる。
さらに本発明によれば、印刷データのページ数が1ページのみかつ印刷設定としてトナーセーブまたはカラー文書の白黒印刷を設定していない場合、両面印刷または集約印刷を行ったとしても実際の排紙枚数は削減されないことから、このような場合には節約印刷ポイントを累積値に加算しないようにすることによって、実際に排紙枚数またはトナーが削減された場合のみ節約印刷ポイントを加算することとなり、ユーザに対して適正なメリットを与えることができる。
さらに本発明によれば、待機中の各印刷ジョブの印刷設定情報に基づいて、各印刷ジョブの省資源の度合いを判定し、判定した省資源の度合いの最も高い印刷ジョブの印刷設定情報を表示させるようにすることで、現在の印刷設定より省資源度の高い印刷設定を自発的に行うようにユーザに促すことができる。
本発明が適用されるシステム構成例を概略的に示す図である。 本発明の印刷ジョブ処理装置に接続可能な画像形成装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の印刷ジョブ処理装置に接続可能な情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明による印刷ジョブ処理装置の実施形態であるプリントサーバの構成例を示すブロック図である。 プリントサーバの記憶部に格納される節約印刷ポイントテーブルの例を示すものである。 本発明の第1の実施形態の処理例を説明するためのフローチャートである。 プリントサーバの記憶部に格納される優先順位管理テーブルの例を示す図である。 本発明の他の実施形態の処理例を説明するためのフローチャートである。 プリントサーバの記憶部に格納される優先順位管理テーブルの他の例を示す図である。 本発明の更に他の実施形態の処理例を説明するためのフローチャートである。 本発明の更に他の実施形態の処理例を説明するためのフローチャートである。 本発明の更に他の実施形態の処理例を説明するためのフローチャートである。 情報処理装置のプリンタドライバによって提供される両面印刷の設定画面例を示す図である。 情報処理装置のプリンタドライバによって提供される集約印刷の設定画面例を示す図である。 情報処理装置のプリンタドライバによって提供されるカラー文書の白黒印刷を設定するための画面例を示す図である。 情報処理装置のプリンタドライバによって提供されるトナーセーブ印刷を設定するための画面例を示す図である。 省資源の度合いが高くなる印刷設定を推奨する実施形態における処理例を説明するためのフローチャートである。
(実施形態1)
図1は、本発明が適用されるシステム構成例を概略的に示す図である。プリントサーバ2は、画像形成装置に対する印刷ジョブを処理するもので、本発明の印刷ジョブ処理装置を実現する実施形態の一例である。また、情報処理装置1は、印刷ジョブ処理装置が接続される情報処理部の一形態であり、画像形成装置3は、印刷ジョブ処理装置が接続される画像形成部の一形態である。情報処理装置1と印刷ジョブ処理装置2とを使用して、本発明の画像処理システムの一実施形態が構成される。
プリントサーバ2は、ネットワーク4を介して情報処理装置1と画像形成装置3とに接続されている。情報処理装置1は、ユーザによる操作に基づいて文書データを作成し、プリンタドライバによって両面印刷や集約印刷等の印刷設定を行った上で印刷データを含む印刷ジョブを生成する。情報処理装置1は、生成した印刷ジョブをプリントサーバ2に送信することで、印刷指示を行う。
プリントサーバ2は、印刷ジョブの出力順序の優先順位をユーザごとに設定する優先順位管理テーブルを保持している。このプリントサーバ2では、情報処理装置1から送信された印刷ジョブを受信した際に、他の処理待ちの印刷ジョブが存在する場合には、優先順位管理テーブルに設定されたユーザごとの優先順位に基づいて、印刷ジョブ順序を入れ替えた上で、印刷ジョブを画像形成装置3に送信する。画像形成装置3は、印刷ジョブを受信すると印刷を実行する。
図2は、本発明の印刷ジョブ処理装置に接続可能な画像形成装置の構成例を示すブロック図である。画像形成装置3は、入力された印刷データの印刷処理を制御する印刷制御部31と、入力された印刷データを紙媒体(印刷用紙)に印刷する画像形成部32とを備えている。さらに画像形成装置3は、印刷処理等に関する情報を表示する表示部33と、ユーザからの指示操作を受付ける操作部34と、外部装置との通信の制御を行なう通信インタフェース35と、外部装置との通信ケーブルを接続するための通信コネクタ36と、入力された画像データを一時的に格納する一時記憶部37と、各種処理プログラム等を格納する記憶部38とを備えている。
図3は、本発明の印刷ジョブ処理装置に接続可能な情報処理装置の構成例を示すブロック図である。情報処理装置1は、外部装置との通信を行うための通信インタフェース13及び通信コネクタ14と、各種情報等を表示する表示部15と、ユーザからの指示操作を受け付ける操作部16と、装置各部の制御を行う中央演算処理部11と、プログラムやデータを記憶する記憶部12とを有している。記憶部12には、文書作成を行う文書作成アプリケーションプログラム121と、画像形成装置に対してプリント指示を行うためのプリンタドライバ122とが格納されている。
情報処理装置1において、中央演算処理部11は、記憶部12に格納されている文書作成アプリケーションプログラム121を呼出して実行する。実行された文書作成アプリケーションプログラム121は、ユーザによる操作部16に対する操作に基づき、文書の作成および編集を行う。
記憶部12に格納されたプリンタドライバ122は、文書作成アプリケーションプログラム121によって印刷の指示を受けると、印刷データを含む印刷ジョブを生成する。生成された印刷ジョブは、通信インタフェース13および通信コネクタ14を介してネットワーク4へ送出され、プリントサーバ2へ転送される。
図4は、本発明による印刷ジョブ処理装置の実施形態であるプリントサーバの構成例を示すブロック図である。プリントサーバ2は、外部装置との通信を行うための通信インタフェース23及び通信コネクタ24と、各種情報等を表示する表示部25と、ユーザからの指示操作を受け付ける操作部26と、装置各部の制御を行う中央演算処理部(制御部)21と、プログラムやデータを記憶する記憶部22とを有している。記憶部22には、省資源の度合いとして使用する節約印刷ポイントを記憶する節約印刷ポイントテーブル222と、印刷ジョブの出力順序の優先順位をユーザごとに設定するための優先順位管理テーブル223と、優先順位管理テーブル223に設定されたユーザ情報ごとの優先順位に基づいて、印刷ジョブの出力順序の優先順位を決定する処理を行う印刷ジョブ順序制御プログラム221と、優先順位管理テーブル223の値の更新を行う優先順位管理テーブル更新プログラム224とが格納されている。
また、記憶部22には、情報処理装置1から出力された印刷ジョブが一時的に記憶され、画像形成装置3に出力される。画像形成装置3で画像形成されるべき印刷ジョブが画像形成装置3に出力できない場合には、処理待ちの状態で記憶部22に蓄積され、優先順位管理テーブルに設定されたユーザごとの出力順序の優先順位に従って、画像形成装置3に順次出力される。
プリントサーバ2において、中央演算処理部21は、記憶部22に格納されている印刷ジョブ順序制御プログラム221を呼出して実行する。印刷ジョブ順序制御プログラム221は、通信インタフェース23および通信コネクタ24を介して情報処理装置1から印刷データを受信すると、印刷データを解析して、ユーザ情報および印刷設定情報を取得する。そして、プリントサーバ2に他の処理待ちの印刷ジョブが存在する場合には、優先順位管理テーブル223に設定されたユーザごとの優先順位に基づいて、印刷ジョブ順序を入れ替えた上で、印刷データを画像形成装置3に送信する。
節約印刷ポイントテーブル222は、両面印刷、集約印刷、トナーセーブ印刷、などの印刷枚数削減やトナー削減に貢献する印刷設定項目に対して、それぞれ節約印刷ポイントを設定するためのテーブルである。節約印刷ポイントは、省資源の度合いを示す具体例であって、所定の印刷設定項目(上記の両面印刷や集約印刷など)に応じてポイントを定めたものである。
優先順位管理テーブル223は、ユーザごとに、両面印刷等の印刷を行った実績に基づいて、節約印刷ポイントの累計値を記憶する。また、他の実施形態では、優先順位管理テーブル223には、節約印刷ポイントの累計値に加えて、ユーザごとに割り当てられた所定期間内の印刷上限枚数、ユーザごとの所定期間内の印刷実績を示す累積印刷枚数、印刷上限枚数と累積印刷枚数の差分値である印刷可能枚数、およびユーザごとの節約印刷ポイントと印刷可能枚数を積算した値である優先指標値を記憶している。そして優先順位管理テーブルに保持されている情報に基づいて、各ユーザに対して印刷ジョブの出力順序の優先順位を設定する。
優先順位管理テーブル更新プログラム224は、情報処理装置1から受信した印刷データの解析結果より、当該印刷データの印刷設定に基づいて、優先順位管理テーブル223の当該ユーザに関する節約印刷ポイント累計や累積印刷枚数を加算して更新し、更新した結果に基づいてユーザごとの優先順位を更新する処理を行う。更新した優先順位は、上述のジョブ順序制御プログラムが、処理待ちの印刷ジョブを画像形成装置3に出力させる処理を行うときに使用される。
図5は、プリントサーバの記憶部に格納される節約印刷ポイントテーブルの一例を示す図である。情報処理装置1において、ユーザは、プリンタドライバ122を用いることで、両面印刷、集約印刷(2−Up印刷、4−Up印刷などのN―Up印刷)、トナーセーブ印刷、カラー文書の白黒印刷、等の印刷枚数削減やトナー削減等の省資源に貢献する印刷設定を指示可能である。
プリントサーバ2は、情報処理装置1から出力された印刷ジョブから印刷設定情報を取得して、その印刷設定情報に従って上記のような省資源に貢献する印刷設定が指示されている場合には、各印刷設定項目に応じて予め定めた節約印刷ポイントをユーザごとに累積していく。各印刷設定項目に応じた節約印刷ポイントは、例えば図5に示すように定められている。
例えば図5の場合は、4−UP印刷が印刷枚数の削減に大きく貢献することから、+2ポイントが設定されている。また、両面印刷、2−Up印刷、トナーセーブ、及びカラー文書の白黒印刷は+1ポイントである。一方、片面印刷や1−Up印刷は、印刷枚数削減に貢献しないことから0ポイントが設定されているが、管理ポリシーによっては、さらにマイナスのポイントを設定することもできる。
(第1の実施形態)
図6は、本発明の第1の実施形態の処理例を説明するためのフローチャートである。図1〜図4の装置構成を参照しながら処理を説明する。
まず、情報処理装置1は、装置が起動するときに(ステップS1)、ユーザに対してユーザIDおよびパスワードを入力させてユーザログイン処理を行う(ステップS2)。ユーザは、情報処理装置1の記憶部12に格納されている文書作成アプリケーションプログラム121を起動させて文書データの作成を行う(ステップS3)。文書データの作成が完了すると、ユーザは文書作成アプリケーションプログラム121を操作して、印刷指示を行う(ステップS4)。印刷指示に基づいて、文書作成アプリケーションプログラム121は、記憶部12に格納されているプリンタドライバ122を起動することにより、図13〜図16の例に示すような印刷設定画面を表示部15に表示し、この印刷設定画面に対してユーザが印刷設定を行う(ステップS5)。
図13は、情報処理装置のプリンタドライバによって提供される両面印刷の設定画面例を示す図である。この設定画面では、両面印刷設定部101が表示され、両面印刷のモードをユーザ操作によって選択可能とするラジオボタンが表示されている。ユーザが情報処理装置1の操作部16を操作することで、文書作成アプリケーションプログラム121を用いて文書データを作成することできる。そしてユーザが印刷指示を行うと、図13の画面が表示される。これにより、ユーザが片面印刷、両面印刷等を任意に設定することができる。
図14は、情報処理装置のプリンタドライバによって提供される集約印刷の設定画面例を示す図である。この設定画面では、集約印刷(N−Up印刷)を設定するためのN−Up印刷設定部102が表示され、集約印刷のモード(2−Up、4−Upなど)をユーザ操作によって選択可能とするドロップダウンリストが表示されている。ユーザが情報処理装置1を操作することで、文書作成アプリケーションプログラム121を用いて文書データを作成することができる。そしてユーザが印刷指示を行うと、図14の画面が表示される。これにより、ユーザが集約印刷の設定を行うことができる。
図15は、情報処理装置のプリンタドライバによって提供されるカラー文書の白黒印刷を設定するための画面例を示す図である。この設定画面では、白黒印刷を設定するための白黒印刷設定部103が表示され、ユーザ操作によって白黒印刷の設定を可能とするためのチェックボックスが表示されている。ユーザが情報処理装置1を操作することで、文書作成アプリケーションプログラム121を用いて文書データを作成することができる。そしてユーザが印刷指示を行うと、図15の画面が表示される。これにより、ユーザがカラー文書の白黒印刷を指示することができる。
図16は、情報処理装置のプリンタドライバによって提供されるトナーセーブ印刷を設定するための画面例を示す図である。この設定画面では、トナーセーブ印刷を設定するためのトナーセーブ設定部104が表示され、ユーザ操作によってトナーセーブ印刷の設定を可能とするためのチェックボックスが表示されている。ユーザが情報処理装置1を操作することで、文書作成アプリケーションプログラム121を用いて文書データを作成することができる。そしてユーザが印刷指示を行うと、図16の画面が表示される。これにより、ユーザがトナーセーブ印刷することを指示することができる。
図6のフローに戻って説明する。上記の各例に示したような設定画面で印刷設定が完了すると、情報処理装置1は、印刷データを含む印刷ジョブを生成してプリントサーバ2に送信する(ステップS6)。プリントサーバ2は、情報処理装置1から印刷ジョブを受信すると(ステップS7)、印刷ジョブを解析して、ユーザ情報と印刷設定情報を取得し(ステップS8)、他の処理待ちの印刷ジョブが存在するかどうかの判定を行う(ステップS9)。判定の結果、他の処理待ちの印刷ジョブがなければ、ステップS11へ進む。また、判定の結果、他の処理待ちの印刷ジョブが存在する場合には、省資源の度合いに基づいて印刷ジョブの順序を入れ替える処理を行って(ステップS10)、印刷ジョブを画像形成装置3へ送信する(ステップS11)。
省資源の度合いに基づく印刷ジョブ順序の入れ替え処理は、プリントサーバ2の中央演算処理部21が、記憶部22に記憶させた節約印刷ポイントテーブル222を参照し、省資源度の高い順、つまり節約印刷ポイントの大きい順に優先順位を高くする。そして優先順位の高い印刷ジョブを先に画像形成装置3で印刷させるようにする。
画像形成装置3は、ステップS11にてプリントサーバ2より送信された印刷ジョブを受信すると(ステップS12)、受信した印刷ジョブに基づいて印刷を実行する(ステップS13)。
(第2の実施形態)
図7は、プリントサーバの記憶部に格納される優先順位管理テーブルの例を示す図である。
優先順位管理テーブル223は、ユーザごとの印刷ジョブの優先順位を管理するものであり、ユーザごとに、節約印刷ポイント累計および優先順位が記憶される。
節約印刷ポイント累計とは、ユーザが印刷を実行する都度、その印刷設定に応じた節約印刷ポイントを加算して累積していくものである。ここでは、ユーザが印刷を実行したときに、節約印刷ポイントテーブル222を参照し、印刷ジョブの印刷設定項目に基づいてその印刷ジョブの節約印刷ポイントを抽出する。そして抽出した節約印刷ポイントの値をユーザごとに加算して累積していく。節約印刷ポイントテーブル222では、この累計値が節約印刷ポイント累計として保持される。
優先順位とは、プリントサーバ2に処理待ちの印刷ジョブが複数存在する場合に、どのユーザの印刷ジョブを優先するかを決定するために用いられる値である。優先順位は、各ユーザの節約印刷ポイント累計を比較して値の大きい順に、順に“1”,“2”,“3”・・・と設定する。この値は、ユーザが印刷を実行する都度、節約印刷ポイント累計を更新し、その更新値に従って設定し直す。
図7の例では、ユーザID“SH002”のユーザの節約印刷ポイント累計が最も大きい“20”であることから、このユーザの優先順位が最も高い“1”に設定される。プリントサーバ2では、情報処理装置1から印刷ジョブが送信された際に、印刷ジョブのユーザ情報と印刷設定情報を取得する。そして処理待ちの印刷ジョブがあった場合、優先順位管理テーブル223を参照し、ユーザごとの優先順位に従って印刷ジョブ順序を入れ替えて画像形成装置3に印刷ジョブを送信する。
図8は、本発明の他の実施形態の処理例を説明するためのフローチャートである。ここでは、情報処理装置1により実行されるステップS21〜S26、およびプリントサーバ2により実行されるステップS27〜S28の処理については、図6のステップS1〜S6,S7〜S8までの処理と同じであり、その繰り返しの説明は省略する。
ステップS29において、プリントサーバ2は、他の処理待ちの印刷ジョブが存在するかどうかの判定を行う。判定の結果、他の処理待ちの印刷ジョブがなければ、ステップS31へ進む。また判定の結果、他の処理待ちの印刷ジョブが存在する場合には、優先順位管理テーブル223に基づき、印刷ジョブの順序を入れ替える処理を行った後で(ステップS30)、印刷ジョブを画像形成装置3へ送信する(ステップS31)。ここではプリントサーバ2の中央演算処理部21が記憶部22に格納した優先順位管理テーブル223を参照し、その優先順位管理テーブル223に設定されているユーザごとの優先順位に従って、印刷ジョブの順序を優先順位が高い順に入れ替えて、その優先順位に従って印刷ジョブを画像形成装置3に送信する。そして画像形成装置3は、プリントサーバ2より送信された印刷ジョブを受信すると(ステップS34)、受信した印刷ジョブに基づいて印刷を実行する(ステップS35)。
また、プリントサーバ2は、ステップS31の処理に続いて、節約印刷ポイントテーブル222を参照し、今回の印刷設定に基づき、図7の優先順位管理テーブル223の節約印刷ポイント累計値に、今回の印刷ジョブに相当する節約印刷ポイントを加算することで更新を行う(ステップS32)。そして、節約印刷ポイントの更新結果に応じて、優先順位管理テーブル223の優先順位の更新処理を行う(ステップS33)。この処理は、ステップS32にて更新された節約印刷ポイント累計値が大きいユーザ順に、優先順位を高く設定するものである。
(第3の実施形態)
図9は、プリントサーバの記憶部に格納される優先順位管理テーブルの他の例を示す図である。この例の優先順位管理テーブル223は、ユーザごとに、節約印刷ポイント累計、印刷上限枚数、累積印刷枚数、印刷可能枚数、優先指標値、および優先順位を記憶する。
節約印刷ポイント累計とは、図7の例と同様に、ユーザが印刷を実行する都度、その印刷設定に応じた節約印刷ポイントを加算して累積していくものである。ここでは、ユーザが印刷を実行したときに、節約印刷ポイントテーブル222を参照し、印刷ジョブの印刷設定情報に基づいてその印刷ジョブの節約印刷ポイントを抽出する。そして抽出した節約印刷ポイントの値をユーザごとに加算して累積していく。節約印刷ポイントテーブル222では、この累計値が節約印刷ポイント累計として保持される。
印刷上限枚数は、過度の印刷を抑制するために、所定期間の最大許容印刷枚数をユーザごとに設定するものである。また、累積印刷枚数は、印刷上限枚数と同一の所定期間における、ユーザごとの印刷枚数の累積値を示しており、ユーザが印刷を実行する都度加算されるものである。
印刷可能枚数は、ユーザごとに、印刷上限枚数と累積印刷枚数との差分を取った値を示しており、ユーザが印刷を実行する都度更新されるものである。ユーザは、印刷可能枚数として記録されている枚数だけ、今後所定期間内に印刷を行うことができる。
優先指標値は、節約印刷ポイント累計と印刷可能枚数との積算値を、ユーザごとに算出して記憶するものであり、ユーザが印刷を実行する都度更新されるものである。
優先順位は、処理待ちの印刷ジョブが複数存在する場合に、どのユーザの印刷ジョブを優先するかを決定するために用いられる値である。本実施形態では、優先順位は、各ユーザの優先指標値を比較して値の大きい順に、順に“1”,“2”,“3”・・・と設定され、ユーザが印刷を実行する都度更新されるものである。図9の例では、ユーザID“SH003”のユーザの優先指標値が最も大きい“1500”であることから、このユーザの優先順位が最も高い“1”に設定される。
図10は、本発明の更に他の実施形態の処理例を説明するためのフローチャートである。ここでは、情報処理装置1により実行されるステップS41〜S46、およびプリントサーバ2により実行されるステップS47〜S48の処理については、図6のステップS1〜S6,S7〜S8までの処理と同じであり、その繰り返しの説明は省略する。
ステップS49において、プリントサーバ2は、他の処理待ちの印刷ジョブが存在するかどうかの判定を行う。判定の結果、他の処理待ちの印刷ジョブがなければ、ステップS51へ進む。また判定の結果、他の処理待ちの印刷ジョブが存在する場合には、優先順位管理テーブル223に基づき、印刷ジョブの順序を入れ替える処理を行った後で(ステップS50)、印刷ジョブを画像形成装置3へ送信する(ステップS51)。ここではプリントサーバの中央演算処理部21が記憶部22に記憶した優先順位管理テーブル223を参照し、その優先順位管理テーブル223に設定されているユーザごとの優先順位に従って、印刷ジョブの順序を優先順位が高い順に入れ替えて、その優先順位に従って印刷ジョブを画像形成装置3に送信する。使用する優先順位管理テーブル223は、図9に示すごとくのものである。
画像形成装置3は、ステップS51にてプリントサーバ2より送信された印刷ジョブを受信すると(ステップS57)、受信した印刷ジョブに基づいて印刷を実行し(ステップS58)、その際に排紙した枚数をカウントして、その枚数情報をプリントサーバ2に送信する(ステップS59)。
一方、プリントサーバ2は、ステップS51の処理に続いて、節約印刷ポイントテーブル222を参照し、今回の印刷ジョブの印刷設定情報に基づき、図9の優先順位管理テーブル223の節約印刷ポイント累計値に、今回の印刷ジョブに相当する節約印刷ポイントを加算することで更新を行う(ステップS52)。そして、さらに今回の印刷枚数情報を画像形成装置3から受信して、優先順位管理テーブル223の累積印刷枚数値にその印刷枚数情報を加算して更新を行う(ステップS53)。
続いてプリントサーバ2は、以下の算出式に基づいて、今回印刷を行ったユーザに関する、優先順位管理テーブル223における印刷可能枚数の値を更新する(ステップS54)。すなわち、
印刷可能枚数 = 印刷上限枚数 − 累積印刷枚数
となる。
さらにプリントサーバ2は、以下の算出式に基づいて、今回印刷を行ったユーザに関する、優先順位管理テーブル223における優先指標値を更新する(ステップS55)。すなわち、
優先指標値 = 節約印刷ポイント累計 × 印刷可能枚数
となる。
プリントサーバ2は、ステップS55にて優先指標値が更新されたことに基づいて、優先順位管理テーブル223の優先順位の更新処理を行う(ステップS56)。この処理は、ステップS55にて更新された優先指標値が大きい順に、優先順位を高く設定するものである。
(第4の実施形態)
図11は、本発明の更に他の実施形態の処理例を説明するためのフローチャートである。本実施形態では、印刷データのページ数が1ページの場合には、節約印刷ポイントの累計値を更新する処理を行わないことを特徴としている。本実施形態では、優先順位管理テーブル223は、上記第3の実施形態と同様に図9に示すごとくのものを用いる。
図11において、情報処理装置1により実行されるステップS61〜S66、プリントサーバ2により実行されるステップS67〜S71、及び画像形成装置3により実行されるステップS78〜S80の処理については、図10のステップS41〜S46、S47〜S51、S57〜S59の処理と同じであるため、その繰り返しの説明は省略する。
プリントサーバ2は、ステップS71で優先順位管理テーブル223に基づき、印刷ジョブを画像形成装置3に送信した後、その印刷ジョブに含まれる印刷データのページ数が1ページかどうかを判断する(ステップS72)。判断の結果、印刷データのページ数が1ページであればステップS74に進み、1ページでない場合にはステップS73に進む。
ステップS73では、節約印刷ポイントテーブル222を参照し、今回の印刷ジョブの印刷設定情報に基づき、図9の優先順位管理テーブル223の節約印刷ポイント累計値に、今回の印刷ジョブに相当する節約印刷ポイントを加算することで更新を行う。そして、さらに今回の印刷枚数情報を画像形成装置3から受信して、優先順位管理テーブル223の累積印刷枚数値にその印刷枚数情報を加算して更新を行う(ステップS74)。
続いてプリントサーバ2は、今回印刷を行ったユーザに関する、優先順位管理テーブル223における印刷可能枚数の値を更新する(ステップS75)。計算式は、第3の実施形態と同様に、印刷可能枚数 = 印刷上限枚数 − 累積印刷枚数、となる。
さらにプリントサーバ2は、今回印刷を行ったユーザに関する、優先順位管理テーブル223における優先指標値を更新する(ステップS76)。この場合にも、計算式は、第3の実施形態と同様に、優先指標値 = 節約印刷ポイント累計 × 印刷可能枚数、となる。
プリントサーバ2は、ステップS76にて優先指標値が更新されたことに基づいて、優先順位管理テーブル223の優先順位の更新処理を行う(ステップS77)。この処理は、ステップS76にて更新された優先指標値が大きい順に、優先順位を高く設定するものである。
上記のように、本実施形態では、印刷データのページ数が1ページのみの場合、両面印刷や集約印刷のよう節約印刷ポイントが高い印刷を行ったとしも、優先順位管理テーブルの節約印刷ポイント累計に加算されることがない。これにより、集約印刷や両面印刷のように、本来印刷枚数を削減できる印刷方法を使用しても、印刷データが1ページのみしかない場合には常に1枚の印刷用紙が排紙されてしまい、実際の排紙枚数を削減する効果が得られない。従って、このような場合には、節約印刷ポイントを加算しないようにすることによって、ユーザに対して適正なメリットを与えることができる。
(第5の実施形態)
図12は、本発明の更に他の実施形態の処理例を説明するためのフローチャートである。本実施形態では、印刷ページデータのページ数が1頁で、かつトナーセーブ設定またはカラー文書を白黒印刷する設定がなされていない場合には、節約印刷ポイントの累計値を更新する処理を行わないことを特徴としている。本実施形態では、優先順位管理テーブル223は、上記第3及び第4の実施形態と同様に図9に示すごとくのものを用いる。
ここでは、情報処理装置1により実行されるステップS81〜S86、プリントサーバ2により実行されるステップS87〜S91、及び画像形成装置3により実行されるステップS99〜S101の処理については、図10のステップS41〜S46、S47〜S51、S57〜S59の処理と同じであるため、その繰り返しの説明は省略する。
プリントサーバ2は、ステップS91で優先順位管理テーブル223に基づき、印刷ジョブを画像形成装置3に送信した後、その印刷ジョブに含まれる印刷データのページ数が1ページかどうかを判断する(ステップS92)。判断の結果、印刷データのページ数が1ページであればステップS93に進み、1ページでない場合にはステップS94に進む。
ステップS93では、当該印刷ジョブの印刷設定についてトナーセーブまたはカラー文書の白黒印刷が設定されているかどうかを判断する。トナーセーブまたはカラー文書の白黒印刷のうち、少なくともいずれか一方が設定されていれば、ステップS94に進む。トナーセーブまたはカラー文書の白黒印刷のいずれも設定されていなければ、ステップS95に進む。
ステップS94では、節約印刷ポイントテーブル222を参照し、今回の印刷ジョブの印刷設定情報に基づき、図9の優先順位管理テーブル223の節約印刷ポイント累計値に、今回の印刷ジョブに相当する節約印刷ポイントを加算することで更新を行う。そして、さらに今回の印刷枚数情報を画像形成装置3から受信して、優先順位管理テーブル223の累積印刷枚数値にその印刷枚数情報を加算して更新を行う(ステップS95)。
続いてプリントサーバ2は、今回印刷を行ったユーザに関する、優先順位管理テーブル223における印刷可能枚数の値を更新する(ステップS96)。計算式は、第3及び第4の実施形態と同様に、印刷可能枚数 = 印刷上限枚数 − 累積印刷枚数、となる。
さらにプリントサーバ2は、今回印刷を行ったユーザに関する、優先順位管理テーブル223における優先指標値を更新する(ステップS97)。この場合にも、計算式は、第3及び第4の実施形態と同様に、優先指標値 = 節約印刷ポイント累計 × 印刷可能枚数、となる。
プリントサーバ2は、ステップS76にて優先指標値が更新されたことに基づいて、優先順位管理テーブル223の優先順位の更新処理を行う(ステップS98)。この処理は、ステップS97にて更新された優先指標値が大きい順に、優先順位を高く設定するものである。
上記のように、本実施形態では、印刷データのページ数が1ページのみの場合で、かつトナーセーブやカラー文書の白黒印刷を設定していない場合、優先順位管理テーブルの節約印刷ポイント累計に加算されることがない。これにより、集約印刷や両面印刷のように、本来印刷枚数を削減できる印刷方法を使用しても、印刷データが1ページのみしかない場合でかつトナーセーブまたはカラー画像の白黒印刷を設定しない場合には、実際の排紙枚数を削減する効果が得られない。従って、このような場合には、節約印刷ポイントを加算しないようにする。また、印刷データが1ページのみであるが、トナーセーブまたはカラー画像の白黒印刷を設定している場合には、節約効果が得られるものとして、節約印刷ポイントを加算する。これらの処理によって、ユーザに対して適正なメリットを与えることができる。
(省資源の度合いが高くなる印刷設定を推奨する実施形態)
上記の各実施形態においては、プリントサーバ2の記憶部22に一時記憶された印刷ジョブが画像形成装置3で画像形成できない場合には、処理待ちの待機状態で蓄積され、優先順位管理テーブル223に設定された優先順位に従って順次画像形成装置3に出力されて画像形成される。このときに、待機中の印刷ジョブの省資源への貢献度を判定して、待機中の印刷ジョブの印刷設定よりも省資源度合いが高くなる印刷設定をユーザに推奨するようにしてもよい。この処理は、上記第1〜第5の実施形態のいずれに対しても適用することができる。
図17は、省資源の度合いが高くなる印刷設定を推奨する実施形態における処理例を説明するためのフローチャートである。図17の処理は、上記実施形態で情報処理装置1が印刷設定を行って、プリントサーバ2に印刷ジョブを送信するときの処理に相当するもので、例えば、図6において情報処理装置が実行する印刷設定(ステップS5)と、印刷ジョブの送信処理(ステップS6)とに相当するものである。また、同様に図8においては、ステップS25〜S26が、図10においてはステップS45〜S46が、図11においてはステップS65〜S66が、図12においてはステップS85〜S86が相当する。
情報処理装置1では、ユーザにより文書データが作成され、その文章データの印刷指示が行われると、プリントサーバ2に問い合わせ、プリントサーバ2で待機中の各印刷ジョブの印刷設定パラメータを受信する。そして情報処理装置1は、受信した印刷パラメータから各々の印刷ジョブの省資源度合いを算出する(ステップS111)。省資源の度合いは、図5に示す節約印刷ポイントテーブルに設定された印刷項目ごとの節約印刷ポイントに基づいて算出することができる。各印刷ジョブの印刷設定の節約印刷ポイントが高ければ、その印刷ジョブの省資源度合いが高いものと判断できる。そして、情報処理装置1は、プリントサーバ2で待機中の全ての印刷ジョブの省資源度合いの中から、省資源度合いが最大値の印刷ジョブを抽出する(ステップS112)。
情報処理装置1では、プリントサーバ2で保持している節約印刷ポイントテーブルと同じものを保持しておくことで、プリントサーバ2から送信された印刷設定パラメータに基づいて印刷ジョブごとに省資源の度合いを算出し、その算出結果から、省資源の度合いが最大値の印刷ジョブを抽出することができる。また、情報処理装置1は、印刷ジョブごとの省資源の度合いを算出する際に、プリントサーバ1の節約印刷ポイントテーブルにアクセスして印刷設定項目ごとの節約印刷ポイント情報を取得するようにしてもよい。
次に情報処理装置1では、抽出した印刷ジョブの印刷設定パラメータを情報処理装置1の表示部に表示させる(ステップS113)。ここでは、省資源度合いが最大の印刷ジョブにおける印刷設定パラメータを表示させて、ユーザが視認できるようにすることで、現在の印刷設定より省資源度の高い印刷設定を自発的に行うようにユーザに促すことができる。
情報処理装置1は、ユーザによる印刷設定を受け付けて(ステップS114)、OKボタンがONされれば(ステップS115−Yes)、その印刷設定にてプリントサーバ2に印刷指示を行って印刷を実行する(ステップS115)。OKボタンは、表示部にUI(ユーザインタフェース)として設けたものを用いることができる。
上記の例では、プリントサーバから送信された待機中の印刷ジョブの印刷設定パラメータを用いて、情報処理装置にて各々の印刷ジョブの省資源の度合いを算出しているが、これに替えて、プリントサーバにて、待機中の印刷ジョブの省資源の度合いを算出してもよい。そして、算出した省資源の度合いと印刷ジョブの印刷設定パラメータとを情報処理装置1に送信し、情報処理装置1にて省資源の度合いが最大の印刷ジョブの印刷設定パラメータを抽出して表示させるようにする。
あるいは、待機中の印刷ジョブの省資源の度合いの算出処理と、省資源の度合いが最大の印刷ジョブの印刷設定パラメータの抽出処理とをプリントサーバ2にて実行し、抽出した印刷設定パラメータのみを情報処理装置1に送信して表示させるようにしてもよい。
(他のシステム構成に対する適用例)
上述した各実施形態では、本発明の印刷ジョブ処理装置を実現する実施形態としてプリントサーバを使用した例を説明したが、本発明の印刷ジョブ処理装置は、上記のプリントサーバによるシステム構成に限定されるものではなく、情報処理装置1の制御部によって処理が実行されるものであってもよく、また、画像形成装置3に内蔵されるものであってもよい。また、プリントサーバ2の記憶部22と中央演算処理部21とが分離したものであってもよい。また、プリントサーバ2の表示部25は必須の構成ではなく、他の外部の表示装置に情報を表示させるものであってもよい。
印刷ジョブ処理装置を画像形成装置に内蔵させるシステム構成において、例えば、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などを備えた複合機として構成された画像形成装置に、上記各実施形態に係る印刷ジョブ処理装置を内蔵させて構成することができる。この場合、複合機に内蔵された記憶部には、画像形成を行うべき印刷ジョブが一時的に記憶される。記憶部に記憶される印刷ジョブとしては、PCなどの情報処理装置のプリンタドライバで生成された印刷ジョブのみならず、複合機のコピー機能を用いてコピーするときにスキャナにより生成された印刷ジョブや、ファクシミリ機能を使用して外部から受信したファクシミリデータを印刷するための印刷ジョブなどを適用することができる。また、単体のスキャナ装置から外部入力された印刷ジョブや、可搬型の記録媒体を介して入力された印刷ジョブなどであってもよい。
この場合、本発明に係る印刷ジョブ処理装置が接続される情報処理部は、複合機に外部接続された情報処理装置や、複合機が備えたスキャナ装置、ファクシミリデータの受信部、及び外部入力装置や記録媒体とのI/F部などが該当することになる。
複合機の記憶部に一時記憶されたこれらの印刷ジョブが複合機で画像形成できない場合には処理待ちの状態で蓄積され、優先順位管理テーブルに設定された優先順位に従って順次画像形成される。優先順位管理テーブルの設定は、上記各実施形態の設定処理を適宜適用することができる。
1…情報処理装置、2…プリントサーバ、3…画像形成装置、4…ネットワーク、11…中央演算処理部、12…記憶部、13…通信インタフェース、14…通信コネクタ、15…表示部、16…操作部、21…中央演算処理部、22…記憶部、23…通信インタフェース、24…通信コネクタ、25…表示部、26…操作部、31…印刷制御部、32…画像形成部、33…表示部、34…操作部、35…通信インタフェース、36…通信コネクタ、37…一時記憶部、38…記憶部、101…両面印刷設定部、102…N−Up印刷設定部、103…白黒印刷設定部、104…トナーセーブ設定部、121…文書作成アプリケーションプログラム、122…プリンタドライバ、221…印刷ジョブ順序制御プログラム、222…節約印刷ポイントテーブル、223…優先順位管理テーブル、224…優先順位管理テーブル更新プログラム。

Claims (13)

  1. 印刷すべき画像データを含む印刷ジョブを出力する情報処理部と、印刷ジョブの画像データを画像形成する画像形成部に接続される印刷ジョブ処理装置であって、
    該印刷ジョブ処理装置は、前記情報処理部から出力された印刷ジョブを記憶する記憶部と、
    前記情報処理部から出力された印刷ジョブに設定された印刷設定情報を該印刷ジョブから取得し、前記印刷設定情報に応じて予め定められた省資源の度合いに基づいて、前記記憶部に記憶した印刷ジョブの出力順序の優先順位を決定し、該優先順位に従って前記記憶部に記憶した印刷ジョブを入れ替えて、前記画像形成部に出力させる制御を行う制御部と、を有することを特徴とする印刷ジョブ処理装置。
  2. 請求項1記載の印刷ジョブ処理装置であって、
    前記制御部は、前記印刷ジョブからからユーザ情報を取得し、前記印刷設定情報に応じた前記省資源の度合いを、前記ユーザ情報ごとに累積して前記記憶部に記憶し、
    前記優先順位を、前記記憶部に記憶した省資源の度合いを累積した値に応じて決定することを特徴とする印刷ジョブ処理装置。
  3. 請求項2記載の印刷ジョブ処理装置であって、
    前記省資源の度合いとして、所定の印刷設定項目に応じてポイントを定めた節約印刷ポイントを使用し、
    前記記憶部は、前記印刷設定項目ごとに前記節約印刷ポイントを設定する節約印刷ポイントテーブルと、
    前記印刷ジョブの出力順序の優先順位をユーザ情報ごとに設定する優先順位管理テーブルと、
    前記優先順位管理テーブルに設定されたユーザ情報ごとの優先順位に基づいて、前記印刷ジョブの出力順序の優先順位を決定する処理を行う印刷ジョブ順序制御プログラムと、
    前記優先順位管理テーブルの値の更新を行う優先順位管理テーブル更新プログラムとを記憶し、
    前記優先順位管理テーブルは、ユーザ情報ごとの前記節約印刷ポイントの累計値と、ユーザ情報ごとに予め設定した所定期間内の印刷上限枚数と、ユーザ情報ごとの前記所定期間内の累積印刷実績を示す累積印刷枚数と、前記印刷上限枚数と前記累積印刷枚数との差分である印刷可能枚数と、前記節約印刷ポイントと前記印刷可能枚数とを積算した値である優先指標値と、ユーザ情報に応じた印刷ジョブの優先順位とを記憶するものであり、
    前記制御部は、
    前記優先順位管理テーブル更新プログラムを使用して、
    前記情報処理部から出力された印刷ジョブが入力されるごとに、該入力された印刷ジョブから取得した前記印刷設定情報に応じて前記節約印刷ポイントを前記節約印刷ポイントテーブルから取得し、該取得した前記節約印刷ポイントを、前記記憶部に記憶したユーザ情報ごとの前記節約印刷ポイントの累積値に加算するともに、前記印刷可能枚数、及び前記優先指標値を算出して前記優先順位管理テーブルに書込み、前記優先指標値の大きい順に、ユーザ情報ごとの印刷ジョブの出力順序の優先順位を決定することを特徴とする印刷ジョブ処理装置。
  4. 請求項3記載の印刷ジョブ処理装置において、
    前記節約印刷ポイントテーブルの前記印刷設定項目として、両面印刷設定を含むことを特徴とする印刷ジョブ処理装置。
  5. 請求項3記載の印刷ジョブ処理装置において、
    前記節約印刷ポイントテーブルの前記印刷設定項目として、集約印刷設定を含むことを特徴とする印刷ジョブ処理装置。
  6. 請求項3記載の印刷ジョブ処理装置において、
    前記節約印刷ポイントテーブルの前記印刷設定項目として、トナーセーブ印刷設定を含むことを特徴とする印刷ジョブ処理装置。
  7. 請求項3記載の印刷ジョブ処理装置において、
    前記節約印刷ポイントテーブルの前記印刷設定項目として、カラー文書データの白黒印刷設定を含むことを特徴とする印刷ジョブ処理装置。
  8. 請求項4または5に記載の印刷ジョブ処理装置において、
    前記優先順位管理テーブル更新プログラムは、前記画像形成部に出力した印刷ジョブの印刷データのページ数が1ページの場合には、前記節約印刷ポイントの累計値を加算する処理を行わないことを特徴とする印刷ジョブ処理装置。
  9. 請求項4〜7のいずれか1に記載の印刷ジョブ処理装置において、
    前記優先順位管理テーブル更新プログラムは、前記画像形成部に出力した印刷ジョブの印刷データのページ数が1ページで、かつ印刷設定としてトナーセーブまたはカラー文書の白黒印刷の設定が行われていない場合には、前記節約印刷ポイントの累計値を加算する処理を行わないことを特徴とする印刷ジョブ処理装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1に記載の印刷ジョブ処理装置において、
    前記印刷ジョブは、利用者の操作に従ってプリンタドライバによって生成された印刷ジョブであることを特徴とする印刷ジョブ処理装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1に記載の印刷ジョブ処理装置において、
    該印刷ジョブ処理装置は、前記記憶部に記憶している各印刷ジョブの印刷設定情報に基づいて、前記各印刷ジョブの前記省資源の度合いを判定し、該判定した省資源の度合いの最も高い印刷ジョブの前記印刷設定情報を前記情報処理部に出力することを特徴とする印刷ジョブ処理装置。
  12. 請求項1〜10のいずれか1の印刷ジョブ処理装置と、該印刷ジョブ処理装置に接続される情報処理部とを備える画像処理システムであって、
    前記情報処理部は、情報を表示する表示手段を有し、
    前記印刷ジョブ処理装置の前記記憶部に記憶している各印刷ジョブの印刷設定情報を取得し、該取得した各印刷ジョブの前記省資源の度合いを判定し、該判定した省資源の度合いの最も高い印刷ジョブの前記印刷設定情報を前記表示手段に表示することを特徴とする画像処理システム。
  13. 請求項1〜10のいずれか1の印刷ジョブ処理装置と、該印刷ジョブ処理装置に接続される情報処理部とを備える画像処理システムであって、前記情報処理部は、プリンタドライバを保持し、利用者の操作に従って前記プリンタドライバによって印刷ジョブを生成し、前記印刷ジョブ処理装置に出力することを特徴とする画像処理システム。
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