JP2011186691A - 情報処理装置、画像形成装置、画像形成システム及び画像形成プログラム - Google Patents

情報処理装置、画像形成装置、画像形成システム及び画像形成プログラム Download PDF

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敏章 高旨
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Abstract

【課題】印刷操作を行う際、残り印刷可能枚数を事前に計算しなくても、希望する全ての印刷を行うことができる。
【解決手段】印刷に関する印刷設定情報44を表示する画面表示部11と、前記印刷枚数の入力を受け付けるボタン入力部12と、ユーザ毎の印刷上限枚数を管理するユーザ情報管理部13と、印刷履歴情報を管理する印刷履歴管理部14とを有し、前記印刷枚数と前記印刷上限枚数と前記印刷履歴情報とに基づいて、集約化が可能な印刷設定情報44の候補を一又は複数生成し、前記表示手段11に表示させ、選択された印刷設定情報に従って印刷する。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷に関わる各種情報を蓄積した画像形成装置に関する。
近年、多くのコンビニエンスストア等の店頭には複写機が設置され、来店した利用者による複写処理が行えるようになっている。また、企業のオフィスにおいても同様な複写機が設置され、誰でも複写できる環境が整っている。特に企業のオフィスに設置される複写機については、利用者が直接的に課金に対する負担をしていないため無造作に印刷出力されてしまう傾向がある。そのため、企業等においては予算管理面や資源の消費による環境負荷の観点から、利用者に対して印刷枚数を制限している場合がある。
従来の印刷制限を課した画像形成装置では、印刷の排出枚数が予め設定された上限枚数に達したときに印刷を禁止するものがあった。この場合、連続印刷を行っているとき、先行する印刷媒体がプリンタから排出される前に、後続の印刷媒体の給紙動作を行っているため、印刷枚数が上限枚数を超えて印刷排出されてしまうという問題点があった。そこで、特許文献1(特開2008−80624号公報)は上述した問題点に鑑み、印刷枚数が予め設定された上限枚数に達したときに印刷を禁止しても、この上限枚数を超えて印刷されるのを防止するものである。特許文献1によれば、印刷枚数が上限枚数以上である場合には、印刷媒体の給紙を停止させるので、給紙部から印刷媒体が給紙されることがなくなる。このため、印刷を禁止すれば、この上限枚数を超えて印刷されるのを防止することができる。
特開2008−80624
しかしながら、特許文献1記載の技術によれば、ユーザが必要とする消耗品としての印刷媒体の印刷枚数が前記上限枚数、即ち印刷上限枚数を超える場合、超えた分の印刷枚数は、ユーザが必要とするにも拘らず印刷できないという問題があった。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、所定期間における消耗品としての印刷媒体の印刷上限枚数を設定し、印刷時に、残り印刷可能枚数を事前に計算して印刷設定操作を行うことなく、希望する全ての印刷を行うことができる使い勝手がよい画像形成装置を提供することを目的とする。また、ユーザ毎の管理を容易にする使い勝手がよい画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、原稿データを集約化して印刷する印刷設定情報の入力を受け付ける受付手段と、前記印刷設定情報を表示する表示手段と、印刷に要する消耗品の使用量の上限値を含む印刷制限情報を管理する印刷制限情報管理手段と、前記消耗品の過去の使用量を含む印刷履歴情報を管理する印刷履歴管理手段と、前記印刷制限情報管理手段の前記印刷制限情報と前記印刷履歴管理手段の前記印刷履歴情報とに基づいて、前記印刷設定情報を一又は複数生成し、当該生成した印刷設定情報を前記表示手段に表示させ、当該表示させた印刷設定情報の何れかを前記受付手段に受け付けさせる制御手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置である。
本発明によれば、ユーザの希望する印刷枚数が印刷上限枚数を超えそうな場合に、N−UP印刷による集約化及び両面印刷による集約化の印刷設定情報をユーザに提示し、印刷枚数を減らすようにユーザに促す。そして、提示した印刷設定情報から一の印刷設定情報をユーザに選択させる。従って、印刷時に、残り印刷可能枚数を事前に計算して印刷設定操作を行うことなく、希望する全ての印刷を行うことができ、使い勝手がよいという効果がある。
第1の実施の形態に関する複写機の構成図である。 第1の実施の形態に関する装置構成の概念図である。 第1の実施の形態に関する複写機のボタン入力部の説明図である。 第1の実施の形態に関する原稿データ生成までのアクティビティ図である。 第1の実施の形態に関する印刷動作までのアクティビティ図である。 第1の実施の形態に関する画面表示部に表示する画面を示す説明図である。 第1の実施の形態に関するユーザ情報の設定操作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に関するユーザ別の印刷制限情報の設定画面例を示す説明図である。 第2の実施の形態に関するシステム構成の概念図である。 第2の実施の形態に関するパソコンの構成図である。 第2の実施の形態に関するプリンタの構成図である。 第2の実施の形態に関するサーバの構成図である。 第2の実施の形態に関するパソコン動作のアクティビティ図である。 第2の実施の形態に関するサーバ動作のアクティビティ図である。 第2の実施の形態に関するパソコン動作のアクティビティ図である。 第2の実施の形態に関する画面表示部に表示する選択入力待機画面を示す説明図である。
<第1の実施の形態>
以下、本発明の実施の形態を図に従って説明する。図1は第1の実施の形態に関する複写機1の構成図であり、図2は第1の実施の形態に関する装置構成の概念図である。また、図3は第1の実施の形態に関する複写機1のボタン入力部12の説明図である。図において、1は第1の実施の形態に関する情報処理装置としての複写機であり、使用者(以後、ユーザと称する)2が所持する図画や文書等の原稿3の複写が行える。また、ユーザ2には予め定めた固有の識別番号(情報)4が付与されており、これによりユーザ2を識別し特定できることになる。
11は表示手段としての画面表示部であり、後述する各処理部の処理状態や操作誘導などの画面を表示する機能を備えている。例えば、入力情報の確認等のために液晶ディスプレイで構成されている。画面表示部11に表示する画面は、後に図6において示す識別番号入力待機画面111、識別番号入力受付画面112、操作入力待機画面113、選択入力待機画面114があり、これらの画面データは記憶部19に格納されている。
識別番号入力待機画面111は、図6(a)に示すように識別番号4の入力待機中に表示される画面であり、複写機1が動作スタンバイ状態で表示される。識別番号入力受付画面112は、同図(b)に示すように識別番号4の入力受付中に表示される画面である。操作入力待機画面113は、同図(c)に示すように複写機1の操作入力待機中に表示される画面である。選択入力待機画面114は、同図(d)に示すように一又は複数の選択可能な印刷設定情報44の表示を行い、その選択肢の選択待機中に表示される画面である。
なお、印刷設定情報44とは、後述するように、原稿データ31を集約化して印刷するための情報であり、印刷枚数が残り印刷可能枚数の範囲内に収まるよう、N−UP印刷による集約化及び片面/両面印刷による集約化により、印刷設定するための情報をいう。
12は受付手段としてのボタン入力部であり、後述する印刷設定情報をはじめとする複写機1を操作する際における入力の受け付けを行う機能を備えている。図3において、数字ボタン121は、0〜9までの10個のボタンの集合であり、押下されたボタン番号をコントローラ18に通知する機能を有する。入力完了ボタン122は、数字ボタン121の入力完了をコントローラ18に通知する機能を有する。複写開始ボタン123は、複写の開始をコントローラ18に通知する機能を有する。訂正ボタン124は数字ボタン121を誤って押下してしまった場合などに、訂正、再入力させるために入力値を1桁目まで戻すような機能を有する。
なお、液晶ディスプレイ等による画面表示とタッチパネル等の入力手段との組合せで構成し、画面表示部11とボタン入力部12を一体化してもよい。これにより取引選択画面や各種の入力画面、顧客操作を促す画面や警告画面等を表示する機能や、入力手段(タッチキー)からの入力を受け付ける機能を提供することもできる。
13は印刷に要する印刷媒体の使用量の上限値、即ち印刷上限枚数をユーザ2毎に管理するユーザ情報管理部である。ユーザ情報管理部13は、ユーザ情報管理テーブル131に対する情報の入出力を制御する機能を備えている。ユーザ情報管理テーブル131は、後に表1で示すようにユーザ2の識別番号4毎に、印刷媒体の「印刷上限枚数」及び後述する「閾値」 (以後、両者を「印刷制限情報」と称す)を保持している。従って、ユーザ情報管理部13は印刷制限情報管理手段として機能する。
このユーザ情報管理テーブル131の印刷制限情報は予め定めた管理者の操作により変更可能としてある。即ち、ユーザ2の利用状況等により増減可能とする。なお、印刷制限情報の設定の詳細は後に図8において説明する。
14は前記印刷媒体の過去の使用量、即ち、既印刷枚数を含む印刷履歴情報を管理する印刷履歴管理手段としての印刷履歴管理部である。印刷履歴管理部14は印刷履歴管理テーブル141に対する情報の入出力を制御する機能を備えている。印刷履歴管理テーブル141は、後に表2で示すように複写機1の過去の印刷時における印刷設定について、日付や識別番号別にそれらを情報として記録し保持している。
15は印刷処理選択肢管理部であって、印刷処理選択肢テーブル151に対する情報の入出力を制御する機能を備えている。印刷処理選択肢テーブル151は、後に表3で示すようにN−UP印刷による集約化及び両面印刷による集約化の印刷設定に関する情報を保持している。16は原稿読取部であり、図画や文書等の原稿3を図示しない光学スキャン機構で読み取り、原稿データ31を生成する機能を備えている。
17は印刷処理部であり、所定の印刷処理で印刷出力データ32を生成する機能を備えている。印刷処理部17におけるその印刷色としてはカラー/モノクロとモノクロ、印刷方式としてはトナー方式やインク噴射方式などのいずれの方式でもよい。なお、印刷する印刷媒体を収納しておく図示しない給紙カセットを複数有し、更には用紙を反転させる両面印刷機能も有する図示しない給紙部を含む。本複写機1は、N(正数値)ページ分の原稿データ31を縮小し、印刷媒体1ページ内にN個配置するN−UP印刷を可能とする。そして複写機1は、後述するように原稿データ31を後述する印刷設定情報44に従って編集し、印刷出力データ32として印刷出力する。18は以上の各部を制御する制御手段としてのコントローラであって、記憶部19に格納されている所定の制御プログラムにより実行される。
次に本発明における動作について説明する。図4は第1の実施の形態に関する原稿データ31生成までのアクティビティ図であり、図5は第1の実施の形態に関する印刷動作までのアクティビティ図である。図6は画面表示部11に表示する画面を示す説明図である。なお、アクティビティ図におけるSは動作ステップを意味するものである。以下に説明する複写機1の全体の動作は、記憶部19に格納されたソフトウエア(制御プログラム)に基づいてコントローラ18が制御する。また、本複写機1における初期の印刷設定(レイアウト)は「1−UP/片面」とする。
まず、複写機1の操作開始から原稿データ31の生成までの動作について図4を用いて説明する。
S1:コントローラ18は複写機1がスタンバイ状態において、画面表示部11に対し画面表示部11に識別番号入力待機画面111を表示するよう指示している。図6(a)は画面表示部11に表示する識別番号入力待機画面111を示す説明図である。識別番号入力待機画面111は前述の通り記憶部19に画像データとして格納されており、コントローラ18により読み出され、画面表示部11に表示される。識別番号入力待機画面111は「複写が必要な場合は、ユーザの識別番号を入力してください。」と表示する。なお、識別番号入力受付画面112、操作入力待機画面113、選択入力待機画面114も前述の通り記憶部19から同様に読み出され、表示されるものとする。
S2:ユーザ2は表示されている識別番号入力待機画面111の指示に従って、ボタン入力部12の数字ボタン121を使用して識別番号4を入力する。ボタン入力部12は、ユーザ2により入力された識別番号4を検知する。ユーザ2により順次押下される数字ボタン121は、コントローラ18の制御により、その都度、識別番号入力待機画面111の一部に表示される。第1の実施の形態では、数字ボタン「0」と「1」と「0」と「1」が押下されたものとする。即ち、識別番号4は「0101」として説明する。なお、近年普及しているICカードや磁気カード型社員証や部門カードなどからの識別番号4を読み取る機能を代用するものでもよい。
S3:ユーザ2は識別番号入力待機画面111に表示された識別番号「0101」が、自ら記憶している識別番号4であることを視認し、入力完了ボタン122を押下する。ボタン入力部12はこれを受け付ける。ユーザ2が目視確認で誤入力していると判断した場合には、訂正ボタン124を押下すると、ステップS2に戻り、識別番号4の再入力となる。
S4:ボタン入力部12は入力完了ボタン122が押下されると、コントローラ18はボタン入力部12に対し、入力された識別番号4をコントローラ18に通知するよう指示する。
S5:コントローラ18は、画面表示部11に対し画面表示部11の表示を識別番号入力受付画面112に切り換えるよう指示する。図6(b)は画面表示部11に表示する識別番号入力受付画面112を示す説明図である。識別番号入力受付画面112は、ユーザ2により入力された識別番号4を表示する。
S6:コントローラ18は、受信した識別番号4をユーザ情報管理部13に問い合わせる。
S7:ユーザ情報管理部13は、受信した識別番号4がユーザ情報管理テーブル131内に登録されているか、更には登録されていても利用許可されているかの照合を行う。
S8:ユーザ情報管理部13は、識別番号4の照合結果をコントローラ18に通知する。
S9:登録なしの場合、コントローラ18は、画面表示部11に対し受信した識別番号4の照合結果が、「識別番号登録無し」又は「識別番号利用不可」として、画面表示部11の表示を切り換えるよう指示する。詳しくは、コントローラ18は画面表示部11を制御し、表示中の識別番号入力受付画面112を識別番号入力待機画面111に戻すよう指示することになる。この時、コントローラ18は、「入力された識別番号は利用できません、再入力してください」等の表示を付加するよう指示する。更には、音声出力手段を有する複写機であれば音声による案内を併用してもよい。
S10:ボタン入力部12は識別番号4の再入力を待つ。ユーザ2は表示されている識別番号入力待機画面111の指示に従って、数字ボタン121を使用して識別番号4を再度入力することになる。
S11:登録有の場合、コントローラ18は、受信した識別番号4の照合結果が「識別番号登録有り」とし、画面表示部11に対し、画面表示部11の表示を操作入力待機画面113に切り換えるよう指示する。図6(c)は画面表示部11に表示する操作入力待機画面113を示す説明図である。操作入力待機画面113は、「識別番号が確認されました。原稿3をセットし、コピー部数を入力したらコピーボタンを押して下さい。」と表示する。
S12:コントローラ18は、画面表示部11に対し操作入力待機画面113からの入力情報の完了通知、即ち、ユーザ2による操作入力を受け付けるよう指示する。なお、ここでは印刷設定(レイアウト)は変更しない。即ち、初期設定である「1−UP/片面」印刷のままとする。また、複写部数は説明の簡略化のため1部のみとする。
S13:ユーザ2は、操作入力待機画面113からの操作入力を行う。第1の実施の形態では、原稿読取部16に20頁(枚)で構成されている原稿3をセットし、複写開始ボタン123を押下する。ボタン入力部12はこれを検知する。
S14:原稿読取部16は、図示しない原稿セット検知器が原稿3セットを検出すると、原稿セット検出信号をコントローラ18に通知する。
S15:ボタン入力部12は複写開始ボタン123が押下されると、複写開始信号をコントローラ18に通知する。
S16:コントローラ18は、前記原稿セット検出信号と前記複写開始信号を受けて、原稿読取部16に原稿3の読み取り開始を指示する。
S17:コントローラ18は、原稿読取部16に対し積層(20枚)されてセットされた原稿3を例えば表層から1枚ずつ分離し、内部に取り込むよう指示する。内部に取り込まれた原稿3は光学スキャン機構で読み取り、原稿データ31が生成される。コントローラ18は記憶部19に対し、記憶部19に格納するよう指示する。読み取りが終了した原稿3は複写機1の原稿排紙口より排出され排紙ステージ上に積層される。この一連動作は、原稿セット検知器が原稿3を検出しなくなるまで連続的に行われる。
S18:コントローラ18は、原稿読取部16に対し、記憶部19に格納した原稿データ31をコントローラ18に受け渡すよう指示する。なお、コントローラ18への原稿データ31の受け渡しは、原稿3の全枚数、即ち20枚の読み取り終了を待つことなく、順次受け渡すようにする。
以上で原稿データ31の生成までの動作が行われる。次に、原稿データ31の生成後、印刷設定から印刷までの流れを図5により説明する。
S21:コントローラ18は原稿読取部16に対し原稿読取部16が読み取った原稿データ31から、原稿3の枚数情報を通知するよう指示する。コントローラ18はこれを取得する。第1の実施の形態の説明では「20枚」とする。
S22:続いて、コントローラ18はユーザ情報管理部13に対し前記印刷制限情報を通知するよう指示する。コントローラ18はこれの取得を行うことになる。ユーザ情報管理部13はユーザ情報管理テーブル131内を検索してからユーザ2(識別番号:0101)の印刷制限情報を抽出する。第1の実施の形態におけるユーザ情報管理テーブル131は表1に示すようなものであり、識別番号4毎に、印刷制限情報を格納する。即ち、前述のように「印刷制限情報」は「印刷上限枚数」と「閾値」の情報からなる。
Figure 2011186691
ここで「印刷上限枚数」とは、あるユーザ2が所定の期間、例えば1ヵ月間に印刷することができるように設定された印刷媒体の上限値としての使用枚数をいう。「閾値」とは、印刷上限枚数から後述する比較値を導くための割合をいう。ここで、表1に示す例では識別番号「0101」のユーザ2は、今月度に印刷できる印刷上限枚数:100枚、閾値:80%である。後述するように「印刷上限枚数×閾値=比較値」が、当該ユーザ2が今まで印刷した「既印刷枚数」と比較される。即ち、「印刷上限枚数×閾値」によって得られた比較値は、印刷上限枚数より所定量少ない比較値である。
S23:次に、コントローラ18は取得した印刷制限情報から、識別番号「0101」のユーザ2に設定されている「印刷上限枚数」情報と「閾値」情報を取得する。このように「閾値」を設けることで、印刷媒体の使用枚数を少なくするように促すための選択入力待機画面114を表示する機会を早期に作る。即ち、後述する選択入力待機画面114を表示する時期を、印刷上限枚数(100枚)の時に表示するより、印刷上限枚数(100枚)×閾値(80%)=比較値(80枚)の時とすることにより、ユーザ2に対し使用枚数を少なくするように促す効果が向上する。選択入力待機画面114は、N−up印刷による集約化及び両面印刷による集約化の印刷設定情報44であり、一又は複数の選択可能な印刷設定情報44の表示を行う。これにより、ユーザ2に対し、印刷媒体の使用枚数を少なくするように促す。そして、ユーザ2毎に異なる「閾値」を設けることにより、使用枚数を少なくしようとするユーザ2毎に異なる「意識」の高さに応じて、選択入力待機画面114を表示する機会をユーザ2毎に調整することができる。
S24:同時に、コントローラ18は印刷履歴管理部14に対し印刷履歴情報を通知するよう指示する。コントローラ18はこれを取得する。印刷履歴管理部14は印刷履歴管理テーブル141内を検索してユーザ2(識別番号:0101)の印刷履歴情報を抽出する。印刷履歴管理テーブル141は表2に示すようなものである。印刷履歴管理テーブル141は、印刷を実行した日付、ユーザ2の識別番号4、実行した印刷枚数、N−UP印刷の種類、両面片面印刷の種類を格納する。
Figure 2011186691
S25:次に、コントローラ18は印刷履歴管理部14に対し、印刷履歴管理テーブル141から識別番号「0101」のユーザ2として記録されている「既印刷枚数」情報を通知するよう指示する。コントローラ18はこれを取得する。この印刷総枚数としての「既印刷枚数」は、過去に実行した印刷枚数の累計値情報である。表2に示す例では識別番号「0101」の印刷枚数の記録を集計すると、計6回で印刷総枚数は10+20+10+30+10+10=90枚となる。
S26:コントローラ18は「印刷上限枚数×閾値」と「既印刷枚数」の比較を行う。比較の結果、既印刷枚数≦(印刷上限枚数×閾値)であれば、未だ余裕があるのでそのまま印刷可能としてステップS27に進む。既印刷枚数>(印刷上限枚数×閾値)であればステップS29に進む。
S27:既印刷枚数が(印刷上限枚数×閾値)を超えていない場合、通常通り印刷を行うことが可能であるので、コントローラ18は印刷処理部17に対し原稿データ31を受け渡し、印刷処理を行うよう指示する。
S28:原稿データ31を受け取った印刷処理部17は、給紙部を駆動させ、印刷する印刷媒体が収納されている所定の給紙カセットから印刷媒体を順次取り出す。そして、当初設定された印刷設定情報で印刷処理を行う。即ち、原稿データ31を編集することなく、印刷設定(レイアウト)は「1−UP/片面」のまま印刷出力データ32として印刷出力することになる。
S29:ステップS26にて、既印刷枚数が(印刷上限枚数×閾値=比較値)を超えている場合には、印刷制限を超えない最適な印刷処理の選択を行うことになる。第1の実施の形態では、識別番号「0101」のユーザ2は、今月度の印刷上限枚数100枚,閾値80%,既印刷枚数90枚なので、閾値を掛けた印刷上限枚数(=比較値)(100枚×80%=80枚)を超えて印刷したことになる。
S30:コントローラ18は識別番号「0101」の残り印刷可能枚数(量)を算出する。即ち、印刷上限枚数(100枚)−既印刷枚数(90枚)=残り印刷可能枚数(10枚)が算出される。
S31:同時に、コントローラ18は、印刷処理選択肢管理部15に対し印刷処理選択肢管理部15が管理する印刷処理選択肢テーブル151から選択可能な印刷設定情報44を通知するよう指示する。コントローラ18はこれを取得する。なお、印刷処理選択肢テーブル151には表3に示すような内容となる。印刷処理選択肢テーブル151は、二つのグループからなり、グループ1ではN−UP印刷の集約化の印刷設定情報44があり、グループ2には片面/両面印刷の集約化の印刷設定情報44が存在している。
Figure 2011186691
S32:続いて、コントローラ18は取得した印刷設定情報44を組み合せて、印刷設定の組み合わせ情報を生成する。
「1−UP/片面」 効率100%
「1−UP/両面」 効率 50%
「2−UP/片面」 効率 50%
「2−UP/両面」 効率 25%
「4−UP/片面」 効率 25%
「4−UP/両面」 効率 12.5%
という組み合わせ情報が生成され、印刷枚数20枚に対しての効率を適用し、残り印刷可能枚数10枚と比較すると、
「1−UP/片面」 効率100% ×20枚=20枚 >残10枚
「1−UP/両面」 効率 50% ×20枚=10枚 =残10枚
「2−UP/片面」 効率 50% ×20枚=10枚 =残10枚
「2−UP/両面」 効率 25% ×20枚= 5枚 <残10枚
「4−UP/片面」 効率 25% ×20枚= 5枚 <残10枚
「4−UP/両面」 効率 12.5%×20枚= 2.5枚→3枚 <残10枚
となる。残り印刷可能枚数10枚との比較結果から、10枚未満である組み合せは、「2−UP/両面」と「4−UP/片面」と「4−UP/両面」となるので、コントローラ18は、この3種を選択可能な印刷設定情報44として決定する。即ち、印刷設定情報44とは印刷枚数が残り印刷可能枚数の範囲内に収まるよう、N−UP印刷による集約化及び片面/両面印刷による集約化により、印刷設定するための情報をいう。
なお、残り印刷可能枚数(10枚)と同一となる10枚を含めた組み合せを採用すると、「1−UP/両面」と「2−UP/片面」も選択可能な印刷設定情報44に加わることになる。これらの使い分けは予め複写機1の諸設定事項としておけばよい。
S33:コントローラ18は印刷履歴管理部14に対し、印刷履歴管理テーブル141内に記憶されているユーザ2(識別番号:0101)の印刷履歴情報を検索するよう指示する。該当するユーザ2(識別番号:0101)が過去に実施した印刷設定情報44のみを取得したものが表4のようになる。
Figure 2011186691
S34:コントローラ18は印刷設定情報44の統計処理をする。すると表4に示した印刷履歴情報から集約化を行った件数としては、
「1−UP」 1回
「2−UP」 2回
「4−UP」 3回
「片面」 3回
「両面」 3回
となる。また、印刷枚数別で統計処理すると、
「1−UP」 10枚
「2−UP」 40枚
「4−UP」 40枚
「片面」 30枚
「両面」 60枚
となる。以上の統計処理の結果では、印刷設定が「4−UP」→「2−UP」→「1−UP」及び「両面」→「片面」の順で多用されていたことが把握できる。
S35:続いてコントローラ18は、ユーザ2(識別番号:0101)が多用した印刷設定情報44に基づき、先に生成した印刷設定の組み合せ情報に優先順位を付与する。第1の実施の形態では、「4−UP」そして「両面」が最も多用されていて、次に多いのは「2−UP」そして「片面」である。よって、集約化した印刷条件の優先順1位は「4−UP/両面」とし、優先順2位は「4−UP/片面」とし、優先順3位は「2−UP/両面」とする。
S36:コントローラ18は画面表示部11に対し、生成した組み合せのうち優先順位の上位のいくつかを選択肢とした選択入力待機画面114に表示するよう指示する。図6(d)は選択入力待機画面114を示すものであり、「現在の印刷設定では、全ページ(20枚)を印刷できません。下記の推奨設定を選択して印刷設定を変更し、印刷枚数を減らしてください。」と表示する。更に、変更候補となる印刷設定情報44として、「1)4−UP/両面3枚、2)4−UP/片面5枚、3)2−UP/両面5枚、4)変更しない」を表示する。即ち、図6(d)に示す選択入力待機画面は、ユーザ2に対し印刷枚数が減るような印刷設定に変更することを促す表示である。なお、変更候補の表示は優先順位の高いものから複数種を表示してもよいが、例えば、最優先の変更候補(1種)のみ表示し、次候補表示操作を行った場合に優先順第2位のものを表示するようにしてもよい。
S37:ユーザ2は選択入力待機画面114を参照し、ボタン入力部12から希望する印刷設定の番号を選択し、数字ボタン121を押下する。コントローラ18は、ボタン入力部12に対し押下された数字ボタン121の番号をコントローラ18に通知するよう指示する。
S38:誤入力した場合には、訂正ボタン124を押下し、再度数字ボタン121を押下し、最後に入力完了ボタン122を押下する。するとコントローラ18は、ボタン入力部12から押下された入力完了ボタン122の信号を受け付ける。なお、「変更しない」が選択された場合には、残り印刷可能枚数を表示して、印刷頁の指定入力などに移行するとか、印刷枚数と残り印刷可能枚数が同枚数の時のみ印刷を許容するようにしてもよいが、それらの説明は省略する。
S39:コントローラ18は、ユーザ2により選択された印刷設定情報44を原稿データ31に付加する。
S40:続けて、コントローラ18は印刷処理部17に対し、印刷設定情報44と原稿データ31を受け渡し、印刷処理を行うよう指示する。
S41:印刷処理部17は受け取った原稿データ31を印刷設定情報44に従って編集し、印刷出力データ32として印刷出力する。
最後に、コントローラ18は、今回のユーザ2(識別番号:0101)による印刷処理の結果情報を記録する。具体的には印刷履歴管理部14に対し印刷履歴管理テーブル141の情報を更新するよう指示することになる。印刷出力が終了すると、コントローラ18は印刷設定を初期設定である「1−UP/片面」に戻しておく。
ここで、ステップS12における操作入力待機画面113からの操作入力において、集約化の印刷設定を、初期設定である「1−UP/片面」印刷のままとする場合を説明したが、例えば「2−UP/両面」が設定入力された場合を説明する。この場合には原稿3の枚数は20枚ではあるが、効率25%を適用すると印刷枚数は5枚となる。従って、残り印刷可能枚数10枚の範囲内となり、閾値を掛けた印刷上限枚数(80%×100枚=比較値80枚)を超えているとしても、通常通り印刷を行うことが可能であるのでステップS27、28に進める。即ち、原稿データ31が20枚分であっても集約化されるので印刷出力データ32は5枚相当になるとして処理する。
以上説明したように、ユーザの希望する印刷枚数が印刷上限枚数を超えないように、N−UP印刷や両面印刷等の集約化した印刷設定情報44を自動的に提示し、ユーザに選択させる。従って、残り印刷可能枚数を事前に計算して印刷設定操作を行うことなく、希望する全ての印刷を行うことができ利便性が良くなる。更に、自動的に生成される印刷設定情報44は、ユーザ毎の過去の印刷履歴情報に基づいた優先順位が決定される。従って、ユーザによって選択される可能性の高い印刷設定を表示することができる。
次に、前記印刷制限情報の設定について説明する。「印刷制限情報」とは、「印刷上限枚数」と「閾値」であることは前述したと通りである。ユーザ2の利用状況やユーザ要請に応じて「印刷上限枚数」と「閾値」を適宜修正することを可能とする。なお、印刷制限情報には、印刷媒体のサイズ(A4,A3等)や紙質(上質紙,再生紙等)など印刷媒体に関するもの、更にカラーやモノクロ印刷等の印刷色に関する内容を含むこともできる。
図7は第1の実施の形態に関するユーザ情報の設定操作を示すフローチャートである。なお、印刷制限情報の設定や修正は、予め定めた管理者により行われるものとし、本複写機1の制御プログラムには当該管理者の識別番号4を認識した場合に、それらの操作を許容するものとする。
S42:管理者は画面表示部11に表示されている識別番号入力待機画面111の指示に従って、ボタン入力部12の数字ボタン121を使用して識別番号4を入力する。コントローラ18は画面表示部11に対し入力された識別番号4を表示するよう指示する。管理者は表示された識別番号4が、自ら記憶している識別番号4であることを視認し、ボタン入力部12の入力完了ボタン122を押下する。
S43:入力された識別番号4がコントローラ18に通知されると、コントローラ18は画面表示部11に対し、画面表示部11の表示を識別番号入力受付画面112に切り換えるよう指示する。そして、コントローラ18は受信した識別番号4がユーザ情報管理テーブル131内に登録されているかの照合を行う。識別番号4の照合結果が、「識別番号登録無し」の時には、画面表示部11の表示を識別番号入力待機画面111に戻す。
S44:コントローラ18は、識別番号4の照合結果が、「管理者用の識別番号」と判断した場合には、ユーザ情報管理テーブル131に登録されている印刷制限情報を取り出して、画面表示部11に対し一覧表示するよう指示する。図8は第1の実施の形態に関するユーザ別の印刷制限情報の設定画面を示す説明図である。ユーザ別の印刷制限情報の設定画面は、識別番号、印刷上限枚数、閾値、前月実績、当月累計が表示され、カーソルを移動して修正可能となっている。なお、この識別番号4を割り当てられた管理者も、ユーザ2の一員として印刷出力する可能性がある場合には、印刷入力待機画面113の表示に進めるか、又は図8に示すユーザ別の印刷制限情報の設定画面に進めるかの選択工程を盛り込んでもよい。
S45:管理者は表示されたユーザ別の印刷制限情報の一覧表を参照し、所望する識別番号4と印刷制限項目を選択する。図示例では、識別番号0103の「閾値」を修正する場合を示しており、表示されている矢印ボタン番号をボタン入力部12の数字ボタン121を使用して移動させる。なお、修正項目欄にカーソルが移動したら数字ボタン121内の「#」ボタン125を押下して、修正項目欄を確定させてから新たな制限値入力に進めてもよい。
なお、図示では前月実績と当月累計枚数を表示している。このようにすることで、他のユーザ2についての利用度を把握することもできるし、この画面表示をユーザ2に開示できればユーザ2自身の利用実績値も把握できる。
管理者は修正項目欄が特定できたので、数字ボタン121を使用して新たな制限値を入力する。この際に旧制限値が表示されているが、新制限値の1桁目の入力を検知したら、当該1桁目の表示に切り換えて新規入力を受け付けることは周知の技術である。修正箇所が複数存在する場合は、それらを1件毎に行っていくことになる。
S46:再設定した新制限値の入力が完了したら、数字ボタン121を使用して登録指示を行う。図示では数字ボタン121の「8」ボタンを押下することになるが、入力完了ボタン122の押下でもよい。
S47:コントローラ18は登録指示信号を受けて、ユーザ情報管理部13に対しユーザ情報管理テーブル131を更新するよう指示する。更新が終了すると画面表示部11を識別番号入力待機画面111の表示に戻すが、図8に示したユーザ別の印刷制限情報の一覧表を再表示し、確認できるようにしてもよい。
この「閾値」を設けること、加えて「閾値」を修正できるので、印刷媒体(用紙)の使用枚数を少なくする印刷設定の選択肢を表示する時期(タイミング)をユーザ毎に調整できる。例えば、特定のユーザ2について閾値を低い値に設定すると、閾値が高い場合に比較し、印刷上限枚数の内の初期の段階から、ユーザ2に図6(d)に示す印刷枚数が減るような印刷設定に変更することを促す表示を提示することができる。従って、印刷媒体やインクやトナー等のコスト削減意識を高めることができる。また、ユーザ2の担当業務種別等により閾値を高い値にすると選択肢の表示及び操作に関わる煩わしさから解放させることもできる。更に、コスト削減意識の高低によっての修正なども可能となる。加えて、前月実績と当月累計枚数を表示すれば、修正に対する正当性の参考にもなる。
<第2の実施の形態>
次に第2の実施の形態について説明する。前記第1の実施の形態においては複写機1を例に挙げて説明したが、第2の実施の形態においてはプリンタを例に挙げて説明する。図9は第2の実施の形態に関する画像形成システムの構成を示す概念図であり、図10は第2の実施の形態に関するパソコンの構成図である。また、図11は第2の実施の形態に関するプリンタの構成図であり、図12は第2の実施の形態に関するサーバの構成図である。
図9に示すように画像形成システムの構成は、ユーザ2により操作される複数のパーソナルコンピュータ5、これらに接続されたプリンタ6、上位装置としてのサーバ7及びそれらを電気的に回線接続するネットワーク8で構成される。また、パーソナルコンピュータ(以後、パソコンと称す)5には固有の識別番号40が割り当てられている。この識別番号40によりパソコン5を識別できることになる。なお、ネットワーク8には複数台のパソコン5が回線接続されているが、以下、単一のパソコン5についてのみ説明する。
まず、パソコン5について図10を用いて説明する。50は、パソコン5を動作させる各種機能提供するためのCPU(Central
Processing Unit)である。51はプリンタドライバとしてのプログラムであり、以下説明する各処理を実行する機能を提供している(以下ドライバ51と称す)。52は文書データ53を印刷データ531に加工生成する印刷データ生成処理部である。
54はネットワークI/F部55及びネットワーク8を介して外部装置(プリンタ6やサーバ7)と回線接続し、印刷データ531等の各種データを送受信するデータ送受信処理部である。56はアプリケーションソフトであり、文書データ53を編集し、その印刷処理を開始させるソフトウエアである。このアプリケーションソフト56はハードディスク57内にインストールされている。57は前述したハードディスクであって、識別番号40や文書データ53、アプリケーションソフト56、更に後述する表示画面情報を格納する記憶装置である。なお、文書データ53は文書に限定されず、図表や画像及びそれらの集合体などを含むことは言うまでもない。
58は表示手段としての画面表示部であり、ユーザ2がキーボードやマウスを操作し、各種データの作成に際して情報を表示する部位で、液晶ディスプレイで構成される。214は選択入力待機画面であり、後に図16に示すように一又は複数の選択可能な印刷設定情報44の表示を行い、その選択肢の選択待機中に表示される画面である。選択入力待機画面214は図示しない記憶部に格納され、CPU50によって読み出され、画面表示部58にポップアップ画面として表示される。なお、パソコン5を形成するには受付手段としての図示しないキーボードやマウス等の入力機器がある。更に、ソフトウエアを有することは言うまでもなく、電子回路により各種情報の作成、保存、検索、表示等が可能な、一般的な所謂パソコンとする。
次に、プリンタ6について図11を用いて説明する。61はコントローラであって、プリンタ6を動作させる主制御プログラムからなり、プリンタ6を制御すると共に以下説明する各処理を実行する機能を提供している。更に、コントローラ61は印刷すべきデータを一時的に格納する図示しない記憶部を保有している。
62は印刷処理選択肢管理部であって、印刷処理選択肢テーブル63に対する情報の入出力を制御するものである。この印刷処理選択肢テーブル63には、プリンタ6で利用可能な印刷処理における印刷設定(パターン)を情報として保持している。
64はネットワークI/F部65及びネットワーク8を介して外部装置(パソコン5やサーバ7)と回線接続し、データを送受信するデータ送受信処理部である。66は印刷処理部であって、所定の印刷設定で印刷処理を行う機能を備えている。以上説明したプリンタ6は図9においては1台のみ図示している。しかしながら、企業等においては各階毎やフロア拠点毎に複数台を設置し、ユーザ2の利便性を配慮することが多い。この場合にはプリンタ6にも固有の識別番号が付与され送受信先情報として利用されることになる。
最後に、上位装置としてのサーバ7について図12により説明する。71はコントローラであって、サーバ7を動作させる主制御プログラムからなり、サーバ7を制御すると共に以下説明する各処理を実行する機能を提供している。
72は印刷に要する印刷媒体の使用量の上限値、即ち印刷上限枚数をパソコン5毎に管理するPC情報管理部である。PC情報管理部72は、識別番号40の登録情報を格納すると共に、PC情報管理テーブル73に対する情報の入出力を制御するものである。このPC情報管理テーブル73には、識別番号40毎に、印刷媒体の「印刷上限枚数」及び「閾値」を印刷制限情報として保持している。従って、PC情報管理部は印刷制限情報管理手段として機能する。このPC情報管理テーブル73も第1の実施の形態のユーザ情報管理テーブル131で説明したように、予め定めた管理者の操作により設定値の変更が可能である。
74は前記印刷媒体の過去の使用量を含む印刷履歴情報を管理する印刷履歴管理手段としての印刷履歴管理部である。印刷履歴管理部74は、印刷履歴管理テーブル75に対する情報の入出力を制御する機能を備えている。76はネットワークI/F部77及びネットワーク8を介して外部装置(パソコン5やプリンタ6)と回線接続し、データを送受信するデータ送受信処理部である。
以下、第2の実施の形態の動作を説明する。図13は第2の実施の形態に関するパソコン動作のアクティビティ図である。なお、Sは動作ステップを意味するのは前述と同じであり、プリンタの初期の印刷設定は「1−UP/片面」とする。まず、パソコン動作について同図に従って説明する。
S51:CPU50はパソコン5のハードディスク57内にインストールされているアプリケーションソフト56を起動する。
S52:次に、CPU50は、ユーザ2が印刷を希望する文書データ53をハードディスク57内から読み出す。CPU50は、読み出した文書データ53を画面表示部58に対し表示するよう指示する。ユーザ2は表示内容を目視で確認し、編集が可能でかつ必要な場合にはその行為を図示しないキーボードやマウス等を操作して実行する。
S53:続けて、CPU50はユーザ2がキーボードやマウスを操作した印刷指示を受信する。
S54:CPU50は、ドライバ51を起動する。
S55:起動されたドライバ51は、印刷データ生成処理部52に文書データ53を受け渡す。
S56:印刷データ生成処理部52は受け取った文書データ53から印刷データ531を生成する。なお、第2の実施の形態では、文書データ53は「50枚」とする。
S57:印刷データ生成処理部52は生成した印刷データ531をドライバ51に受け渡す。
S58:ドライバ51は受け取った印刷データ531にパソコン5に固有の識別番号40を付加する。なお、この時に付加する識別番号40はパソコン5に固有のものなので、付加するタイミングは限定されない。第2の実施の形態では識別番号40を「PC01」とする。
S59:ドライバ51は、データ送受信処理部54に印刷データ531と識別番号40を情報として受け渡す。
S60:データ送受信処理部54は、印刷データ531と識別番号40を情報としてネットワークI/F部55及びネットワーク8を介してプリンタ6に送信する。
次に、サーバを中心とした動作について図14に示すアクティビティ図に従って説明する。図14は第2の実施の形態に関するサーバ動作のアクティビティ図である。
S61:前記ステップS60にて送信された印刷データ531と識別番号40の両情報は、プリンタ6のコントローラ61の制御により、ネットワークI/F部65を介してデータ送受信処理部64が受信する。
S62:データ送受信処理部64が受信した印刷データ531と識別番号40の両情報は、コントローラ61の制御により図示しない記憶部に格納される。
S63:コントローラ61は、受信した印刷データ531と識別番号40の両情報から識別番号40の情報のみを抽出する。
S64:プリンタ6のコントローラ61は、抽出した識別番号40をネットワークI/F部65に対してサーバ7に送信するよう指示する。
S65:サーバ7のコントローラ71は、データ送受信処理部76に対して、ネットワークI/F部77を介して識別番号40の情報を受信するよう指示する。
S66:コントローラ71は、データ送受信処理部76に対して、受信した識別番号40をコントローラ71に通知するよう指示する。
S67:コントローラ71は通知された識別番号40をPC情報管理部72に問い合わせる。
S68:PC情報管理部72は、識別番号40が管理情報として登録されているか照合する。具体的には、識別番号「PC01」が登録情報としてPC情報管理テーブル73内に存在するか否かを照会することになる。
S69:コントローラ71の制御により、PC情報管理部72は、識別番号40の登録照合の結果をコントローラ71に通知する。
S70:コントローラ71は、識別番号40が登録されていないという照合結果を受信した場合に、データ送受信処理部76及びネットワークI/F部77を介して、プリンタ6に「識別番号登録無し」の通知を行う。
S71:そして「識別番号登録無し」の通知を受けたプリンタ6のコントローラ61は、データ送受信処理部64に対し、ネットワークI/F部65を介して、パソコン5に「印刷不可」を通知するよう指示する。この「印刷不可」の通知は、サーバ7からパソコン5に直接通知してもよい。
S72:同時にプリンタ6のコントローラ61は、ステップS62で図示しない記憶部に格納した印刷データ531及び識別番号40の両情報を消去する。
S73:PC情報管理部72は、「識別番号登録有り」の判定をした場合にはPC管理情報テーブル73からパソコン5の印刷制限情報を検索する。
S74:更に、PC情報管理部72は印刷制限情報、即ちパソコン5に割り当てた今月度に印刷できる「印刷上限枚数」と「閾値」を取得する。第2の実施の形態におけるPC管理情報テーブルは表5に示すような内容であるものとする。表5に示すように識別番号が「PC01」のパソコン5は、印刷上限枚数200枚、閾値75%という設定である。
Figure 2011186691
S75:同時に、コントローラ71は、印刷履歴管理部74に対して印刷履歴管理テーブル75からパソコン5の印刷履歴情報を取得するよう指示する。第2の実施の形態における印刷履歴管理テーブルは表6に示すような内容であるものとする。
Figure 2011186691
S76:コントローラ71は、識別番号「PC01」のパソコン5の印刷総枚数情報としての既印刷枚数情報を取得する。表7は識別番号「PC01」のパソコン5の印刷履歴情報であり、2009年4月1日から2009年4月3日までに計5回、印刷総枚数は160枚の印刷が行われていることになる。
Figure 2011186691
S77:続いて、コントローラ71は、印刷上限枚数(200枚)×閾値(75%)と既印刷枚数(160枚)情報を比較する。
S78:コントローラ71は、データ送受信処理部76に対し既印刷枚数が(印刷上限枚数×閾値)を超えていなければプリンタ6に印刷可能であることを通知するよう指示する。
S79:印刷可能である通知を受けたプリンタ6のコントローラ61は、記憶部に格納している印刷データ531を読み出して、印刷処理部66に対し印刷データ531を受け渡し、印刷処理を行うよう指示する。
S80:印刷処理部66は当初に設定されている印刷条件のまま印刷データ531を編集せずに印刷出力データ532としての印刷動作を開始する。
S81:ステップS77の比較の結果、既印刷枚数が(印刷上限枚数×閾値)を超えていると判断、即ち、「印刷出力不可」と判断された場合に、コントローラ71は残り印刷可能枚数を算出する。上記例の場合では、印刷上限枚数200枚×閾値75%=150枚が閾値を掛けた印刷上限枚数(比較値)となる。よって、すでに既印刷枚数(160枚)は閾値を掛けた印刷上限枚数(比較値=150枚)を超えていることになる。なお、残り印刷可能枚数が0(ゼロ)以下の時には、印刷出力不可となる。このような場合にコントローラ71は、印刷上限枚数200枚から既印刷枚数160枚を差し引いた40枚を残り印刷可能枚数とする。この算出された残り印刷可能枚数情報は記憶部に格納される。
S82:コントローラ71は印刷履歴管理部74に対し印刷履歴管理テーブル75内に記憶されているパソコン5(識別番号:PC01)の印刷履歴情報を検索するよう指示する。該当するパソコン5(識別番号:PC01)が過去に実施した印刷設定情報44のみを取得したものが表7のようになる。
S83:コントローラ71は印刷設定情報44の統計処理をする。第2の実施の形態においては表7に示した印刷履歴情報となり、集約化を行った件数としては、
「1−UP」 1回
「2−UP」 2回
「4−UP」 2回
「片面」 2回
「両面」 3回
となる。また、印刷枚数で統計処理すると、
「1−UP」 30枚
「2−UP」 75枚
「4−UP」 55枚
「片面」 55枚
「両面」 105枚
となる。以上の統計の処理結果では、印刷設定が「2−UP」→「4−UP」→「1−UP」及び「両面」→「片面」の順で多用されていたことが把握できる。
S84:コントローラ71はデータ送受信処理部76に対し、この統計処理の結果をプリンタ6に通知するよう指示する。
最後に、パソコン動作について図15に示すアクティビティ図に従って説明する。図15は第2の実施の形態に関するパソコン動作のアクティビティ図である。
S91:サーバ7より統計の結果情報を受信したプリンタ6は、印刷上限枚数を超えない最適な印刷設定の選択を可能にする。
S92:プリンタ6のコントローラ61は、記憶部に格納(蓄積)している印刷データ531から印刷枚数を算出する。前述したように第2の実施の形態では「50枚」として説明する。
S93:同時に、コントローラ61は印刷処理選択肢管理部62に対し、印刷処理選択肢管理部62が管理する印刷処理選択肢テーブル63から選択可能な印刷設定情報44を取得するよう指示する。なお、印刷処理選択肢テーブル63は表8に示すような内容となる。グループ1ではN−UP印刷による集約化の印刷設定情報があり、グループ2には片面印刷情報のみが存在している。両面印刷情報が無い理由としては、今回印刷指示したプリンタ6には両面印刷機能があっても、故障等により当該機能を休止させている場合や、プリンタそのものが仕様上、両面印刷機能を有しないものである場合である。
Figure 2011186691
S94:続いて、コントローラ61は取得した印刷設定情報を組み合せて、印刷枚数が残り印刷可能枚数より小さくなる印刷設定情報44の組み合わせを生成する。
本第2の実施の形態では、
「1−UP/片面」 効率100%
「2−UP/片面」 効率 50%
「4−UP/片面」 効率 25%
という「両面」設定の存在しない組み合わせ情報が生成され、印刷枚数50枚に対しての効率を適用すると、
「1−UP/片面」 効率100% ×50枚=50枚 >残40枚
「2−UP/片面」 効率 50% ×50枚=25枚 <残40枚
「4−UP/片面」 効率 25% ×50枚=12.5枚→13枚 <残40枚
となる。残り印刷可能枚数40枚と比較すると、40枚未満である印刷条件の組み合せは、「2−UP/片面」と「4−UP/片面」となるので、この2種を選択可能な印刷設定情報44として採用する。
S95:続いてコントローラ61は、パソコン5(識別番号:PC01)が多用した過去の印刷設定情報44に基づき、先に生成した印刷設定の組み合せに優先順位を付与する。S96:コントローラ61は優先順位の上位の組み合せ情報を選択可能な印刷設定情報44としてパソコン5に通知する。
S97:パソコン5のドライバ51は、受信した組み合せ情報を選択肢とした選択入力待機画面214をポップアップ画面として生成する。
S98:生成されたポップアップ画面としての選択入力待機画面214は、画面表示部58に表示される。
図16は画面表示部58に表示する選択入力待機画面214を示す説明図である。選択入力待機画面214には変更候補となる印刷設定情報44が表示される。即ち「現在の印刷設定では、全ページ(50枚)を印刷できません。下記の推奨設定を選択して印刷設定を変更し、印刷枚数を減らしてください。」と表示する。更に、変更候補となる印刷設定情報44として、「 1)2−UP/片面25枚、2)4−UP/片面13枚、3)変更しない」を表示する。
S99:ユーザ2は選択入力待機画面214を参照し、希望する組み合せ設定の番号を選択し、キーボードやマウス等を操作して指示入力する。なお、「変更しない」が選択された場合には、残り印刷可能枚数を表示して、印刷頁の指定入力などに移行するとか、印刷枚数と残り印刷可能枚数が同枚数の時のみ印刷を許容するようにしてもよいが、それらの説明は省略する。
S100:ドライバ51は、選択された組み合せ設定をプリンタ6に通知する。
S101:プリンタ6のコントローラ61は、受信した組み合せ設定を印刷設定情報44として印刷データ531に付加する。
S102:続けて、印刷処理部66に印刷設定情報44と印刷データ531を受け渡す。S103:印刷処理部66は受け取った印刷データ531を印刷設定情報44に従って編集し、印刷出力データ532として印刷出力する。
最後に、コントローラ61は、データ送受信処理部64に対し今回のパソコン5(識別番号:PC01)からの印刷指示処理の結果情報をサーバ7に通知するよう指示する。サーバ7は印刷履歴管理テーブル75に記録(情報を更新)する。更に、プリンタ6のコントローラ61は、印刷処理の終了信号を検知したら、記憶部に格納している印刷データ531等を消去する。
以上説明したように第2の実施の形態では、PC情報管理部72及び印刷履歴管理部74がサーバ7側に存在する。従って、サーバの配下に複数のパソコンやプリンタが介在する環境下でも残り印刷可能枚数を事前に計算することなく、希望する全ての印刷を行うことができ利便性が良くなるという効果がある。更に、自動的に生成される印刷設定情報44は、ユーザ毎の過去の印刷履歴情報に基づいた優先順位により決定される。従って、ユーザに選択される可能性の高い印刷設定が早期に選択される可能性が高まることになる。
また、印刷制限情報の設定についても、第1の実施の形態で説明した方法と同様に変更可能である。ユーザの利用状況やユーザ要請に応じて「印刷上限枚数」と「閾値」を適宜、管理者の所持するパソコン5から修正することを可能とする。
以上、第1の実施の形態においては複写機を例に、第2の実施の形態においてはプリンタを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、文書や画像を印刷出力するデジタル複合機やファクシミリなどにも適用できる。
更に、第1及び第2の実施の形態において、印刷制限情報管理手段としてのユーザ情報管理部13及びPC情報管理部72が管理する印刷制限情報を、印刷媒体について説明したが、これに限らない。即ち、印刷に要する消耗品であっても本発明は適用可能である。例えば印刷に要するトナーの使用量の上限値を含む印刷制限情報を管理すれば本発明を適用することができる。
更に、第1及び第2の実施の形態において、同じくユーザ情報管理部13及びPC情報管理部72が管理する印刷制限情報に関し、「閾値」を「%」表示で示したが、これに限らない。即ち、例えば印刷上限枚数(100枚)×閾値(80%)=80枚と、既印刷枚数90枚が比較できればよく、また、図8に示すように管理者により修正可能であればよいので、比較値としての印刷媒体枚数であってもよい。
1 複写機
2 ユーザ
3 原稿
4、40 識別番号
5 パーソナルコンピュータ
6 プリンタ
7 サーバ
11 画面表示部
12 ボタン入力部
13 ユーザ情報管理部
14 印刷履歴管理部
18 コントローラ
131 ユーザ情報管理テーブル
141 印刷履歴管理テーブル
151 印刷処理選択肢テーブル

Claims (10)

  1. 原稿データを集約化して印刷する印刷設定情報の入力を受け付ける受付手段と、
    前記印刷設定情報を表示する表示手段と、
    印刷に要する消耗品の使用量の上限値を含む印刷制限情報を管理する印刷制限情報管理手段と、
    前記消耗品の過去の使用量を含む印刷履歴情報を管理する印刷履歴管理手段と、
    前記印刷制限情報管理手段の前記印刷制限情報と前記印刷履歴管理手段の前記印刷履歴情報とに基づいて、前記印刷設定情報を一又は複数生成し、当該生成した印刷設定情報を前記表示手段に表示させ、当該表示させた印刷設定情報の何れかを前記受付手段に受け付けさせる制御手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記印刷制限情報管理手段が管理する前記印刷制限情報は、所定期間における前記消耗品の使用量の上限値と、前記上限値より所定量少ない比較値を含み、
    前記制御手段は、前記印刷制限情報の前記比較値と前記印刷履歴情報とに基づいて、前記印刷設定情報を生成する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記印刷制限情報管理手段は、固有の識別情報毎に前記印刷制限情報を管理し、
    前記履歴管理手段は、前記識別情報毎に前記印刷履歴情報を管理し、
    前記制御手段は、前記識別情報毎の前記印刷制限情報と前記印刷履歴情報とに基づいて、前記印刷設定情報を生成する請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記識別情報はユーザ識別情報である請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記印刷履歴管理手段が管理する印刷履歴情報は、原稿データを集約化する過去の印刷設定情報を含み、
    前記制御手段が生成する前記印刷設定情報は、前記過去の印刷設定情報を優先して生成する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記印刷設定情報は、N−UP印刷の種類又は両面片面印刷の種類を含む請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記消耗品とは、印刷媒体である請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 印刷すべき印刷媒体を給紙する給紙部と、
    給紙された前記印刷媒体に印刷処理する画像形成部とを備えた請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の情報処理装置を有する画像形成装置。
  9. 原稿データを集約化して印刷する印刷設定情報の入力を受け付ける受付手段と、前記印刷設定情報を表示する表示手段とを有するパーソナルコンピュータと、
    当該パーソナルコンピュータから通信回線を介して送信される印刷情報を印刷処理するプリンタと、
    前記パーソナルコンピュータと前記プリンタとを前記通信回線で接続した上位装置を有する画像形成システムであって、
    前記上位装置は、印刷に要する消耗品の使用量の上限値を含む印刷制限情報を管理する印刷制限情報管理手段と、
    前記消耗品の過去の使用量を含む印刷履歴情報を管理する印刷履歴管理手段と、
    前記印刷制限情報管理手段の前記印刷制限情報と前記印刷履歴管理手段の前記印刷履歴情報とに基づいて、前記印刷設定情報を一又は複数生成し、その生成した印刷設定情報を前記パーソナルコンピュータに送信する制御手段を備え、
    前記パーソナルコンピュータは、受信した前記印刷設定情報を前記表示手段に表示し、表示した前記印刷設定情報の何れかを前記受付手段に受け付け、前記印刷設定情報による印刷出力を前記プリンタに指示可能としたことを特徴とする画像形成システム。
  10. 印刷に要する消耗品の使用量の上限値を含む印刷制限情報を印刷制限情報格納手段に格納する印刷制限情報格納ステップと、
    前記消耗品の過去の使用量を含む印刷履歴情報を印刷履歴格納手段に格納する印刷履歴格納ステップと、
    前記印刷制限情報格納手段の前記印刷制限情報と前記印刷履歴格納手段の前記印刷履歴情報とを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップの比較結果に基づいて原稿データを集約化して印刷する印刷設定情報を一又は複数生成する印刷設定情報生成ステップと、
    当該生成した前記印刷設定情報を表示手段に表示する表示ステップと、
    当該表示させた前記印刷設定情報の何れかを受付手段により受け付ける受付ステップとをコンピュータに実行させるための画像形成プログラム。

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