JP2005167637A - 印刷システム、印刷制御方法および印刷システムの制御方法 - Google Patents

印刷システム、印刷制御方法および印刷システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の印刷装置が相互にデータの授受が可能に接続されたシステムにおいて、他の印刷装置での代行印刷を含む当該システムの印刷に関するユーザの多様なニーズに適応できるユーザインターフェースを有する。
【解決手段】 印刷しようとする装置が印刷動作中であると判断したときは(S1)、他の印刷装置で代行印刷する処理を選択するためのボタンである、「リモートコピー」、そのとき印刷動作中である印刷ジョブの印刷が終了してから印刷を行うための選択ボタンである、「予約コピー」、およびそのとき印刷動作中である印刷ジョブの印刷を中断して優先的に印刷するための選択ボタンである、「割り込みコピー」を表示する(S2)。これにより、ローカル印刷装置が印刷中であるときに、印刷に使用していない他の装置による代行印刷以外に、予約コピーや割り込みコピーを選択でき、印刷システムを利用するユーザの多様な利用の仕方に対応することが可能となる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、印刷システム、印刷制御方法および印刷システムの制御方法に関し、詳しくは、複数の印刷装置で構成されるシステムにおいて、ユーザが使用する印刷装置で印刷できるジョブを他の印刷装置で処理することを可能とする印刷システム、印刷制御方法および印刷システムの制御方法に関するものである。
近年のネットワーク技術の進歩に伴い、ネットワーク対応のプリンタ、ファクシミリ、複写機などの印刷装置が実用化されており、これらの印刷装置がネットワークに接続され、それらを連結して印刷を行う印刷システムが普及しつつある。
このような印刷システムでは、ユーザが印刷に用いようとして最初に印刷動作を指示する印刷装置(本明細書では、単に、「ローカル印刷装置」ともいう)の状態を判断し、この判断に応じて他の印刷装置で代行印刷をすることが行われている。例えば、特許文献1には、ローカル印刷装置が印刷動作中の場合はその装置で直ちに印刷ができないため、他の印刷装置の状態を把握して未使用の装置があればその装置へジョブを転送することが記載されている。特に、ローカル印刷装置で印刷する場合より他の印刷装置へジョブを転送して印刷する方が早い場合には、ユーザに他の装置で印刷を代行するか否かを問い合わせる表示を行い、ユーザにどの装置で印刷するかを選択させることも記載されている。また、特許文献2には、印刷しようとするジョブがローカル印刷装置にとって能力を超える指定を含むものである場合やローカル印刷装置が故障等の原因で印刷処理をできない場合に、他の印刷装置のジョブ履歴から処理可能な装置を検索し、その装置へジョブを転送することが記載されている。
特開2003−163785号公報 特開2003−60832号公報
しかしながら、上述した従来例はユーザの多様性に十分に対応できないという問題がある。
例えば、ユーザによっては、あえて、ローカル印刷装置から印刷結果を得るのではなく他の特定の印刷装置によって印刷結果を得ることを望むような場合がある。また、ネットワークに接続している複数の印刷装置それぞれの状態や機能が異なる場合、ユーザはその状態に応じて印刷装置を選択したり、所定の機能を有する装置を選択したりして、それら選択した装置によって印刷することを望む場合もある。例えば、代行印刷を用いてより早く印刷したいというニーズだけではなく、自分の席の近くや今から向かう場所といった特定の場所に存在する印刷装置で印刷したい、カラー印刷、両面印刷、特殊メディア、ステープルや製本等のフィニッシング機能といった特定の能力を持った印刷装置で印刷したい、できるだけ安く印刷できる印刷装置で印刷したい、といったさまざまなニーズが存在する。
これに対し、特許文献1や特許文献2では、ローカル印刷装置で印刷を行わない場合に、ユーザが選択できる処理は、印刷に使用していない他の装置による代行印刷だけであり、例えば、たとえ時間がかかっても別の印刷装置を特定しそれによって代行印刷をすることはできない。また、これらの文献では、代行印刷を行うことができる装置は、その印刷装置が印刷に使用されているか否かを基準として選択されるため、状態や機能が異なる印刷装置があってもそれに応じて代行印刷する装置を選択することができない。このように、特許文献1、2に記載されるような従来技術は、印刷システムを利用するユーザの多様な利用の仕方に対応することができない。
また、ローカル印刷装置で直ちに印刷できない場合に、選択できる処置は上記の代行印刷の他に、そのローカル印刷装置で割り込み印刷することやそのローカル印刷装置でそのとき行われている印刷ジョブが終了するまで待機する予約印刷などの処置がある。また、代行印刷を選択する場合でも、上述したように、代行印刷する装置によって状態や機能が異なる場合がある。このような場合、ユーザはそれらの選択のために、例えば、別の操作画面に移行しそこで所定の操作をするなど改めていくつかの操作をすることが必要となる。特に、システムの利用に不慣れなユーザにとっては、これらの操作はわずらわしいものとなる。また、ユーザが、ローカル印刷装置などとの関係でより適した選択をすることは困難なことが多い。例えば、システムにおけるローカル印刷装置と他の印刷装置との関係で、代行印刷、割り込み印刷または予約印刷のいずれの選択が現在のシステムの状況により相応しいかについて、ユーザが判断することは容易ではない。この問題は、例えば、印刷装置がそれぞれ別の部屋にあるなど、ローカル印刷装置が設置される場所から他の印刷装置を見ることができないような場合やユーザが不慣れな場合に顕著になる。
本発明は上述した従来の問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、複数の印刷装置が相互にデータの授受が可能に接続されたシステムにおいて、他の印刷装置での代行印刷を含む当該システムの印刷に関するユーザの多様なニーズに適応できるユーザインターフェースを有した印刷システムおよびその印刷制御方法を提供することにある。
そのために本発明では、複数の印刷装置が互いにデータの授受を行うことが可能に接続された印刷システムであって、前記複数の印刷装置のうち、印刷を行わせようとするローカル印刷装置の動作状態を取得する状態取得手段と、該状態取得手段が取得した動作状態に応じて、前記印刷を他の印刷装置で行う代行印刷を含んだ、印刷に関する複数の印刷処理方法を表示部に表示する表示制御手段と、前記複数の印刷処理方法の1つを選択する入力を受けるための入力手段と、該入力手段が受けた選択入力によって選択された印刷処理方法に従い、当該印刷システムにおける複数の印刷装置を制御する印刷制御手段と、を具えたことを特徴とする。
好ましくは、前記表示制御手段は、前記複数の処理方法を、所定の基準に基づく選択の優先順位を付けて表示することを特徴とする。
他の形態では、前記入力手段が受けた選択入力によって選択された印刷処理方法が他の印刷装置による代行印刷であるとき、前記表示制御手段は、さらに、当該印刷システムに接続される他の印刷装置のうち、代行印刷が可能な印刷装置を示す表示を行い、前記入力手段は、さらに、該表示に応じて代行印刷可能な印刷装置の中から1つを選択する入力を受けることを特徴とする。
また、複数の印刷装置が互いにデータの授受を行うことが可能に接続された印刷システムにおける印刷制御方法であって、前記複数の印刷装置のうち、印刷を行わせようとするローカル印刷装置の動作状態を取得する状態取得ステップと、該状態取得ステップが取得した動作状態に応じて、前記印刷を他の印刷装置で行う代行印刷を含んだ、印刷に関する複数の印刷処理方法を表示部に表示する表示制御ステップと、前記複数の印刷処理方法の1つを選択する入力を受けるための入力ステップと、該入力ステップが受けた選択入力によって選択された印刷処理方法に従い、当該印刷システムにおける複数の印刷装置を制御する印刷制御ステップと、を有したことを特徴とする。
好ましくは、前記表示制御ステップは、前記複数の処理方法を、所定の基準に基づく選択の優先順位を付けて表示することを特徴とする。
他の形態では、前記入力ステップが受けた選択入力によって選択された印刷処理方法が他の印刷装置による代行印刷であるとき、前記表示制御ステップは、さらに、当該印刷システムに接続される他の印刷装置のうち、代行印刷が可能な印刷装置を示す表示を行い、前記入力ステップは、さらに、該表示に応じて代行印刷可能な印刷装置の中から1つを選択する入力を受けることを特徴とする。
さらに他の形態では、第1の印刷装置及び第2の印刷装置を含む印刷システムの制御方法であって、出力対象となる第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置で実行させずに前記第2の印刷装置で実行可能にする第1の印刷処理モードと、及び、該第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を少なくとも待ったうえで前記第1の印刷装置で実行可能にする第2の印刷処理モードと、前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の前記第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を待たずに前記第1の印刷装置で実行可能にする第3の印刷処理モードの少なくとも何れかを含む、複数の印刷処理モードの候補の中から、何れかの印刷処理モードを操作部を介して選択可能にし、該選択された印刷処理モードでもって前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を実行可能にする、ことを特徴とする。
さらに他の形態では、第1の印刷装置及び第2の印刷装置を含む印刷システムの制御方法であって、出力対象となる第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置で実行させずに前記第2の印刷装置で実行可能にする第1の印刷処理モードと、及び、該第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を少なくとも待ったうえで前記第1の印刷装置で実行可能にする第2の印刷処理モードと、前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の前記第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を待たずに前記第1の印刷装置で実行可能にする第3の印刷処理モードの少なくとも何れかを含む、複数の印刷処理モードの候補の中から、何れかの印刷処理モードを操作部を介して選択可能にし、該選択された印刷処理モードでもって前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を実行可能にする、第1の動作シーケンスと、前記印刷処理モードの選択処理を実行させることなく、前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置に実行可能にする第2の動作シーケンスと、を有し、前記第1の動作シーケンスを、前記第1の印刷装置にて前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を直ちに実行できない状態の場合に、実行可能にし、前記第1の動作シーケンス及び前記第2の動作シーケンスのうちの前記第2の動作シーケンスを、前記第1の印刷装置にて前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を直ちに印刷できない状態ではない場合に、実行可能にする、ことを特徴とする。
また、第1の印刷装置及び第2の印刷装置を含む印刷システムであって、出力対象となる第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置で実行させずに前記第2の印刷装置で実行可能にする第1の印刷処理モードと、及び、該第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を少なくとも待ったうえで前記第1の印刷装置で実行可能にする第2の印刷処理モードと、前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の前記第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を待たずに前記第1の印刷装置で実行可能にする第3の印刷処理モードの少なくとも何れかを含む、複数の印刷処理モードの候補の中から、何れかの印刷処理モードを操作部を介して選択可能にし、該選択された印刷処理モードでもって前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を実行可能にする、ことを特徴とする。
他の形態では、第1の印刷装置及び第2の印刷装置を含む印刷システムであって、出力対象となる第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置で実行させずに前記第2の印刷装置で実行可能にする第1の印刷処理モードと、及び、該第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を少なくとも待ったうえで前記第1の印刷装置で実行可能にする第2の印刷処理モードと、前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の前記第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を待たずに前記第1の印刷装置で実行可能にする第3の印刷処理モードの少なくとも何れかを含む、複数の印刷処理モードの候補の中から、何れかの印刷処理モードを操作部を介して選択可能にし、該選択された印刷処理モードでもって前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を実行可能にする、第1の動作シーケンスと、前記印刷処理モードの選択処理を実行させることなく、前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置に実行可能にする第2の動作シーケンスと、を有し、前記第1の動作シーケンス及び前記第2の動作シーケンスのうちの前記第1の動作シーケンスを、前記第1の印刷装置にて前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を直ちに実行できない状態の場合に、実行可能にし、前記第1の動作シーケンス及び前記第2の動作シーケンスのうちの前記第2の動作シーケンスを、前記第1の印刷装置にて前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を直ちに印刷できない状態ではない場合に、実行可能にする、ことを特徴とする。
以上の構成によれば、印刷を行わせようとするローカル印刷装置の動作状態に応じて、上記の印刷を他の印刷装置で行う代行印刷を含んだ、印刷に関する複数の印刷処理方法を表示し、この中から選択される処理方法の入力を受けるので、ユーザは、例えばローカル印刷装置が印刷中で直ちに印刷を行えない場合でも、複数の選択肢の中から印刷に関する処理を選ぶことができる。
また、好ましい形態によれば、その選択に関する優先順位が付けられているので、ユーザは、そのときのローカル印刷装置もしくは印刷システムの状況に最も適した処理を容易に選択することができる。
さらに他の形態によれば、他の印刷装置による代行印刷が選択されたとき、印刷システムに接続される他の印刷装置のうち、代行印刷が可能な印刷装置を示す表示を行い、該表示に応じて代行印刷可能な印刷装置の中から1つを選択する入力を受けるので、ユーザは、例えば、代行印刷可能な印刷装置ごとの印刷に関する能力、機能または状態を把握して選択を行うことができ、最適な代行印刷を行う印刷装置を選択することができる。
さらに他の形態によれば、第1の印刷装置及び第2の印刷装置を含む印刷システムにおいて、第1の印刷装置と第2の印刷装置のいずれで印刷を実行するか、また、その実行の態様が異なる第1の印刷処理モード、第2の印刷処理モードおよび第3の印刷処理モードの少なくとも何れかを含む、複数の印刷処理モードの候補の中から、選択された印刷処理モードでもって印刷ジョブデータの印刷動作を実行し、また、上記印刷処理モードの選択を実行させることなく、第1の印刷装置で印刷を実行させる他の動作を実行するので、第1印刷装置の状態に応じて種々の印刷処理モードを実行することができる。
以上のことから、印刷システムの印刷に関するユーザの多様なニーズに適応できるユーザインターフェースを提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる印刷システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の印刷システムは、図2、図3にてその詳細が説明される複数の多機能周辺機器(以下、「MFP」という)201、202とクライアントPC(情報処理装置)203がネットワーク204を介して接続されることによって構成される。これにより、それぞれのMFPはネットワーク204を介して他のMFPやクライアントPCとデータの授受を行い、本システムにおける印刷に関して図5およびそれ以降の図を参照して後述される処理を実行することができる。
複数のMFPはそれぞれ印刷機能を有し、本発明のローカル印刷装置または代行印刷を行う他の印刷装置となり得るものである。なお、本発明の印刷装置は、このような多機能周辺機器の形態である必要がないことはもちろんである。プリンタ、複写機など少なくとも印刷機能を有したものであればよい。詳しくは、ローカル印刷装置はこの印刷機能に加え、後述されるユーザインターフェースを備えたものである。一方、代行印刷を行う他の印刷装置は少なくとも印刷機能を有したものである。また、クライアントPC203はパーソナルコンピュータのような一般的なコンピュータとすることができる。
図2は、図1に示したMFPの構成を示すブロック図である。同図に示すように、MFPは、上述したプリント(印刷)機能の他、コピー機能、スキャナ機能などを有する多機能周辺機器である。
図2において、コントローラ101は、MFPを構成する各要素を制御するものであり、図3にて後述されるハードウエア構成を有する。スキャナエンジン102は、CCDセンサや原稿を照射してそれをCCDセンサに導く光学系などを備え、コントローラ101の制御に基づき、原稿画像を光学的に読み取る動作を行う。プリンタエンジン103は、レーザービームによる電子写真方式の印刷機構を備え、コントローラ101の制御の下、印刷データに基づいて画像を記録媒体に印刷する。フィニッシャー104はプリンタエンジン103に接続され、プリンタエンジン103で印刷されて出力された記録媒体(例えば、記録用紙)を複数まとめてステープル処理する。このフィニッシャー104もコントローラ101の制御の下で、出力された記録媒体のステープル処理等を行う。
ネットワーク(例えば、イーサネット(登録商標):Ethernet(登録商標))インターフェース105は、コントローラ101と図1に示したネットワーク204を介して接続されるクライアントPC203や他のMFP202との間の双方向通信を可能とする。これにより、例えば、後述されるように、本MFP201がローカル印刷装置である場合は、ネットワーク204を介して接続される他の印刷装置に、印刷ジョブを転送することができる。逆に、本MFPが代行印刷する他の印刷装置に指定された場合は、他のローカル印刷装置から印刷ジョブが送られ、これに基づいた印刷を行うことができる。その他、ネットワーク204を介して接続される他の装置からこのインターフェース105を介して後述する統括管理マネージャ(スーパーバイザー:Supervisor)に問い合わせをすることにより、本MFPが提供している機能、すなわち、最大コピー部数、フィニッシャーの種類、サポートしているPDL、指定できる出力BIN数等を取得することができる。
ユーザインタフェース(UI)106は、タッチパネル形態のLCDディスプレイとキーボードを備え、コントローラ101による制御の下で各種情報の表示を行う。図5およびそれ以降の図で後述される印刷に関するMFPにおける処理では、ユーザに印刷に関する操作の案内を表示するとともに、そして、ユーザによるディスプレイ上のボタンの押下による指示をコントローラ101に伝える。
図3は、図2に示したコントローラ101のハードウエア構成を示すブロック図である。
コントローラ101は、図3に示すように、CPU301、メモリ(RAM)302、ROM303、記憶装置(DISK)304、スキャナインターフェース305、プリンタインターフェース308を備えて構成されており、これら各要素はシステムバス309を介して接続されて相互にデータもしくは信号の授受を行うことができる。また、システムバス309には、図2に示したユーザインターフェース(UI)106を構成するLCDディスプレイ306およびキーボード307、さらにネットワークインターフェース105が接続される。
記憶装置(DISK)304は、ハードディスクやフロッピー(登録商標)ディスク等の形態であり、各種プログラムやデータを記憶し、これらのプログラムやデータはCPU301が必要に応じて読み出すことにより用いられる。なお、各種プログラムやデータは、ネットワーク204を介してクライアントPC203や他のコンピュータからメモリ(RAM)302にダウンロードして用いられる構成でもよい。
タッチパネル形態のディスプレイ306とキーボード307は、操作パネルとして図2に示したユーザインターフェース(UI)106を構成するものであり、CPU301がディスプレイ306の表示RAMにデータを書き込むことにより表示を行い、CPU301がキーボード307からデータを読み出すことによりユーザからの指示を入力する。
システムバス309に接続されるネットワークインターフェース105は、CPU301が図1に示したネットワーク204との間で通信を行う際に、ネットワークインターフェース105を介して転送されるデータもしくは信号の読み込みまたは書き込みを行う。
さらに、システムバス309には、スキャナインターフェース305、プリンタインターフェース308が接続されており、これらはそれぞれ図2に示したスキャナエンジン102、プリンタエンジン103とのデータ授受を行うものであり、CPU301がこれらのエンジンに対してデータもしくは信号の読み書きを行うことによりスキャンまたはプリントなどのエンジン動作および各種ステータス取得を行う。なお、これらのエンジンは、MFPの機器内部ではなく、ネットワーク204上にそれぞれ単体の周辺機器として存在し、それをコントローラ101が制御するようにしても良い。
次に、コントローラ101内の記憶装置(DISK)304に格納されており、必要に応じてメモリ(RAM)302にロードされ、これに従ってCPU301が実行するソフトウエア(プログラムモジュール)の構成について説明する。
図4は、上述のMFPにおけるCPU301が実行するソフトウエアの構成を示すブロック図である。
図4において、401はユーザインターフェース(UI)ドライバを示し、これによって、CPU301は、図3に示したLCDディスプレイ306およびキーボード307の制御を実行する。403はユーザインターフェースマネージャ(制御プログラム)を示し、これにより、CPU301は、ユーザがディスプレイ306やキーボード307回して入力した入力情報をUIドライバ401から入手し、コントローラ101全体の動作を統括管理する統括管理マネージャ(スーパーバイザー)405に伝えるとともに、統括管理マネージャ405を介してコントローラ101による処理結果を入手し、UIドライバ401にその結果をディスプレイ306に表示するよう指示する処理を実行する。
402はネットワークインターフェースドライバ(制御プログラム)を示し、これにより、CPU301は、ネットワークインターフェース105の制御を行い、ネットワークにおける物理層(物理パケット)の処理、すなわち、物理パケットからトランスポートパケットの抽出、およびトランスポートパケットから物理パケットの生成を行う。404はTCP/IP・UDP/IPといった通信モジュールを示し、これにより、CPU301は、ネットワークインターフェースドライバ402から出力されたトランスポートパケットの情報を統括管理マネージャ405に伝える。また、統括管理マネージャ405の情報からトランスポートパケットの生成を行い、ネットワークインターフェースドライバ402を介してネットワークインターフェース105に出力する。
405はコントローラ101全体の処理実行を統括管理するための統括管理マネージャ(スーパーバイザー)を示し、これにより、CPU301は、システムにおける装置の識別情報等のデータ(属性表)を記憶装置304に保持するとともに、後述するプリントジョブマネージャ406、コピージョブマネージャ407、スキャンジョブマネージャ408が保持する処理能力等のデータの参照や変更指示、ジョブ(プリントジョブ、コピージョブ、スキャンジョブ)の配信処理等を行う。
406はプリントジョブマネージャを示し、これにより、CPU301は、プリンタ資源の管理およびジョブの実行を制御する。409はプリンタコントローラを示し、これによって、CPU301は、プリントジョブマネージャ406からの要求に応じてプリンタエンジン103を動作させる。407はコピージョブマネージャを示し、これにより、CPU301は、コピー資源およびコピージョブの管理を行う。408はスキャナジョブマネージャを示し、これにより、CPU301は、スキャナ資源の管理およびジョブの実行を制御する。410はスキャナコントローラを示し、これにより、CPU301は、スキャナジョブマネージャ408からの要求に応じてスキャナエンジン102を動作させる。
以上説明した印刷システムおよびそれを構成する印刷装置としてのMFPによる印刷処理のいくつかの実施形態を以下に説明する。
(第1実施形態)
図5は、本発明の第1の実施形態に係る、MFP201におけるコピー動作時の処理を示すフローチャートである。すなわち、図1に示した1つのMFP201がローカル印刷装置として用いられ、他のMFP202およびネットワークに接続する他のMFP、複写機、プリンタなど(図1では不図示)が代行印刷を行い得る印刷装置とした場合の、ローカル印刷装置としてのMFP201におけるコピー動作を示すものである。なお、例えば、MFPあるいはネットワーク上のプリンタなどがクライアントPCの制御に基づいて印刷装置として動作する場合もその印刷装置は、本明細書でいうローカル印刷装置となる。すなわち、ローカル印刷装置は、ユーザが、必ずしもその印刷装置が設置される場所で印刷にかかわる操作を行う形態に限られない。ユーザがその装置の置かれている場所にいるかいないにかかわらず、前述したように、ユーザが印刷に用いようとして最初に印刷動作を指示するものがローカル印刷装置となる。換言すれば、ユーザが所望の印刷ジョブを印刷させるにあたり、最初にアクセスされる第1の印刷装置をローカル印刷装置と称し、その後、ユーザからの指示に従い、新たにアクセスされる第2の印刷装置をリモート印刷装置と称す。
MFP201は、ユーザインターフェース106のディスプレイ306に表示される設定画面(不図示)を介してユーザがコピーモードを設定すると、図6に示す表示を行いコピー待機状態(現在の装置のステータス状況として、印刷ジョブを全く処理していない状態)となる。すなわち、コントローラ101は、ユーザのコピーモード設定操作に応じてユーザインターフェース106を制御し、図6に示す「コピーできます」などの構成要素で構成される画面をディスプレイ306に表示させる。この状態で、ユーザがコピー原稿をスキャナの読み取り装置にセットして、キーボード307のスタートキー(図6参照)を押すと、図5に示す処理が起動され、図7に示す「コピー動作中です」などの構成要素で構成される画面をディスプレイ306に表示させる。なお、この起動は、コピー動作の場合、原稿を読取装置にセットし自動的に読み取りが開始されたときになされるようにしてもよい。
先ず、ステップS1で、コントローラ101は、スキャナエンジン102に読み取り動作を行わせるとともに、その装置が他の印刷ジョブの印刷動作を行っているか否かを判断する。この判断で、印刷動作中でない場合は、ステップS14へ移行し読み取り中の原稿の印刷動作、すなわち、通常のコピー動作を行う。コントローラ101は、既に印刷動作中かどうか(今からコピーするジョブの他に処理中のジョブがあるかどうか)の判断に応じてユーザインターフェース106を制御し、他に処理中のジョブがない場合は図7に示す「コピー動作中です」などの構成要素で構成される画面を、既に処理中のジョブがある場合は図8に示す「いずれかを選択してください」などの構成要素で構成される画面をディスプレイ306に表示させ、ユーザの選択の幅を広げる。なお、図7及び図8の表示では、実行不可能な選択ボタンは網掛けされて表示され、これにより、これらのボタンで示される処理を選択できないことを示している。図7においては、コピー動作を行っている状態であるが、外部装置から受信したジョブのプリントに関する処理や、自身の記憶装置内のジョブを選択しプリントする処理を進めることは可能なので、コピーに関する選択ボタンのみを網掛けとしている。一方、図8においては、コピー動作中に読み取り装置に原稿が置かれたか、コピースタートボタンをユーザが押下した状態なので、ユーザは更なるコピー動作を開始しようとしていると判断し、コピーに関する選択ボタンのみを有効にしている。なお、これらの選択ボタン自体を最初から表示しない表示形態でもよいことはもちろんである。
コントローラ101は、ステップS1で印刷動作中であると判断したときは、ディスプレイ306に図8に示す画面を表示する。すなわち、コントローラ101は、印刷動作中であるとの判断に応じて、ユーザインターフェース106を制御し、図8に示す、「いずれかを選択してください」、「リモートコピー」などの構成要素で構成される画面をディスプレイ306に表示させる。ここで、「リモートコピー」は、ステップS1で読取った原稿を、本印刷システムに接続する他の印刷装置で代行印刷する処理を選択するためのボタンである。「予約コピー」は、ローカル印刷装置であるMFP201でそのとき印刷動作中である印刷ジョブの印刷が終了してから、ステップS1で原稿を読取ったそのMFP201で印刷を行うための選択ボタンである。「割り込みコピー」は、MFP201でそのとき印刷動作中である印刷ジョブの印刷を中断して、ステップS1で読み取った原稿を優先的に印刷するための選択ボタンである。
以上のように、ローカル印刷装置が印刷中であるときに、印刷に使用していない他の装置による代行印刷以外に、予約コピーや割り込みコピーを選択できるので、印刷システムを利用するユーザの多様な利用の仕方に対応することが可能となる。
一方、図8において、網掛けされて選択できないボタンである、「リモートプリント」、「予約プリント」および「割り込みプリント」は、本発明の第2実施形態に関して詳細に説明される処理に関するものである。すなわち、MFP201は、読取った原稿によらず、ホスト装置であるクライアントPC203から送られた印刷ジョブを印刷したり、自身の内部に保持している印刷ジョブを印刷したりする場合がある。このようなモードでこのMFP202を用いるときに、クライアントPC203におけるユーザインタフェースのディスプレイまたは本MFP201のユーザインターフェースのディスプレイ306に表示される選択ボタンである。そして、これらの選択ボタンは、用いるデータを除けば、それぞれ上述した「リモートコピー」、「予約コピー」、および「割り込みコピー」と同じ処理を選択するボタンである。このようにコピー動作時には選択不可能な「リモートプリント」「予約プリント」「割り込みプリント」を網掛け表示することにより、相対的に網掛けされない「リモートコピー」「予約コピー」「割り込みコピー」をユーザが選択しやすいようにしている。なお、図8に示す表示をして所定時間がたってもユーザが選択操作をしないときは、表示を暗くした全体的に黒い画面とすることもできるが、この場合に、ユーザがディスプレイ306の画面またはキー307のどこかを押したときは、再び、図8に示す画面を表示するようにしてもよい。これにより、ユーザが確実に選択操作をすることが可能となる。いずれにしても、ユーザによる選択を許可する対象の候補は、その表示を有効状態としユーザにより選択可能に制御し、ユーザによる選択を禁止する候補は、その表示を無効状態(表示しない、或いは、グレーアウト表示、網掛け表示等、ユーザにより選択・押下出来ない状態にする)としユーザによる選択を禁止するよう制御する。
以上のように本形態(後述の形態も含む)によれば、少なくとも第1の印刷装置(画像形成装置とも呼ぶ)及び第2の印刷装置を有する印刷システム(画像形成システムとも呼ぶ)にて、出力対象となる第1の印刷ジョブデータ(画像データ)を印刷させるにあたり、例えば、本印刷システムの現在の動作状況として、該第1の印刷装置にて該第1の印刷ジョブデータを直ちに印刷できない状態であることを本形態の制御部(例えば、コントローラ101)により判断した場合(例えば、第1の印刷装置にて前記第1のジョブデータとは異なる別の第2の印刷ジョブデータを印刷している状態、或いは、後述のように、第1の印刷装置が準備中/スリープ状態、或いは、記録紙やステイプル針やトナー等の消耗品が無い状態、或いは、記録紙ジャム、ステイプル針ジャム、メモリフル、等のエラー状態、などにより、第1の印刷装置にて印刷完遂が出来ない状態の場合)に、該第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置で実行させずに前記第2の印刷装置で実行させる第1の印刷処理モード(例えば、リモートプリント、リモートコピー等の第1の印刷代替処理動作方法)、及び、該第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行できる状態になったうえで前記第1の印刷装置で実行させる(例えば、前記第1の印刷装置にて実行中の第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を少なくとも待ったうえで(第2の印刷ジョブの印刷が終了した後に)前記第1の印刷装置で該第1の印刷ジョブデータの印刷動作を実行させる)第2の印刷処理モード(例えば、予約プリントや予約コピー等の第2の印刷代替処理動作方法)、及び、前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を強制的に第1の印刷装置で直ちに印刷実行させる(例えば、第1の印刷装置にて印刷動作中の第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を待たずに第1の印刷ジョブデータの印刷動作を該第1の印刷装置で実行させる)第3の印刷処理モード(例えば、割り込みプリント、割り込みコピー等の第3の印刷代替処理動作方法)の少なくとも何れかを含む、複数の印刷処理モード(複数の印刷代替処理動作方法)の候補の中から、何れかの印刷処理モード(印刷代替処理動作方法)を、例えば第1の印刷装置の操作部等のユーザインターフェースユニットを介して第1の印刷ジョブデータのユーザにより選択可能に上記制御部(例えば、コントローラ101)により制御し、該ユーザにより処理モードの選択(代替印刷処理動作方法の選択)がなされたら、該選択された印刷処理モード(代替印刷処理動作方法)でもって、該第1の印刷ジョブデータの印刷動作を、対象となる印刷装置にて実行可能に該制御部(例えば、コントローラ101)により制御する。本形態は、以上のような動作シーケンス(第1の動作シーケンス)を有す。
そして、上記ユーザインターフェースユニットを介してユーザにより第1の印刷処理モードが選択された場合には、例えば、該制御部(例えば、コントローラ101)は、第1の印刷ジョブデータを、該第2の印刷ジョブデータの印刷実行中の第1の印刷装置から該第2の印刷装置に該第1の印刷装置の通信ユニットを介してデータ送信させ(この場合、第1の印刷装置には、第2の印刷ジョブデータの印刷動作と並行して前記第1の印刷ジョブデータの第2の印刷装置へのデータ送信処理を実行させるよう制御する)、第2の印刷装置で該第1の印刷ジョブデータの印刷動作を実行させるよう制御する(この場合、第1の印刷装置で第2の印刷ジョブデータの印刷動作を実行させながら第2の印刷装置で第1の印刷ジョブデータの印刷動作を実行させる、印刷動作並行処理を実行させる)。又、上記ユーザインターフェースユニットを介してユーザにより第2の印刷処理モードが選択された場合には、例えば、該制御部(例えば、コントローラ101)は、第1の印刷ジョブデータの印刷動作を、第1の印刷装置にて印刷動作中の第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を待った上で(第2の印刷ジョブデータの印刷終了後に)前記第1の印刷装置にて実行させるよう制御する。又、上記ユーザインターフェースユニットを介してユーザにより第3の印刷処理モードが選択された場合には、例えば、該制御部(例えば、コントローラ101)は、第1の印刷ジョブデータの印刷動作を、第1の印刷装置にて印刷動作中の第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を待たずに(第2の印刷ジョブデータの印刷終了前に)前記第1の印刷装置にて実行させるよう制御する(この場合、該第1の印刷装置で実行中の第2の印刷ジョブデータの印刷動作を中断させ、第1の印刷ジョブデータの印刷動作を第1の印刷装置で実行させる)。
本形態はこのような動作シーケンス(第1の動作シーケンスとも呼ぶ)を有している。そして、該制御部(例えば、コントローラ101)は上記の複数の印刷処理モード(複数の印刷代替処理動作方法)の候補の中から、何れかの印刷処理モード(印刷代替処理動作方法)を、例えば第1の印刷装置の操作部等のユーザインターフェースユニットを介して第1の印刷ジョブデータのユーザにより選択する際に、その複数の印刷処理モード(複数の印刷代替処理動作方法)の候補を、例えば第1の印刷装置の操作部等のユーザインターフェースユニットによりユーザに提示させるよう表示制御を実行する(各図面に示す操作画面参照)。
そして、本形態は、更に、上述したような、複数の印刷処理モード(複数の印刷代替処理動作方法)の候補のユーザに対する提示(表示)処理及びユーザによる上記印刷処理モードの選択処理を実行させることなく(上記候補の表示を禁止する表示制御等を実行する)、第1の印刷ジョブデータの印刷動作を第1の印刷装置に実行可能にする動作シーケンス(第2の動作シーケンスとも呼ぶ)を有し、該制御部(例えば、コントローラ101)は、これらを選択的に実行可能に制御する。
例えば、本印刷システムの現在の動作状況として、上記の如く、該第1の印刷装置にて該第1の印刷ジョブデータを直ちに印刷できない状態(第1のステータス状態)であることを本形態の制御部(例えば、コントローラ101)により判断した場合に、上記第1の動作シーケンスを選択実行させるよう制御し、本印刷システムの現在の動作状況として上記第1のステータス状態ではないと判断した場合(上述のような各状態が第1の印刷装置にて発生しておらず、第1の印刷ジョブデータを第1の印刷装置にて直ちに印刷実行できる状態であると判断した場合)に、上記第2の動作シーケンスを選択実行させるよう制御する。
このように、本印刷システムの動作状況及びユーザからの要望・指示に応じて、複数の動作シーケンス、および、印刷処理モードを適宜最適なものに切替・選択可能にすることで、従来技術のようなものでの問題を解消し、ユーザからの様々な事情・ニーズに即した、きめ細かいシステム・装置を提供できる等の効果を得られるようにしている。
図8に示すディスプレイ306で、ユーザが「リモートコピー」のボタンを押して、システムの他の印刷装置で代行印刷することを選択したと判断すると(ステップS3)、ステップS4で、代行印刷可能な装置を表示する。
図9は、本印刷システムのネットワークに接続する印刷装置のうち、そのときに印刷動作が可能な印刷装置を表示した状態を示す図である。同図に示すように、対象となる装置ごとに、その機種名、その装置が置かれている場所、その装置の能力もしくは機能、状態を表す特徴を表示する。ここで、機種名の「MFP・・」は本ローカル印刷装置と同じ多機能周辺機器である装置の名前を表しており、「SFP・・」は単機能周辺機器(以下、単に「SFP」という)、例えば、通常のプリンタである装置の名前を表している。また、設置場所の「エリア・・」はその装置が設置されている地域の名前、「ユーザ・・」はその装置が設置されている場所にいるユーザの名前、「会議室・・」はその装置が設置されている会議室の名前をそれぞれ表している。さらに、特徴の「A・・カラー」は、印刷可能な用紙の最大サイズとカラー印刷が可能であることを表し、「ステイプル」は印刷された複数の用紙をステイプルする機能があることを表している。また、「A・・モノ」は同様に最大A・・のサイズの用紙にモノクロ印刷が可能であることを表している。さらに、「紙残量・・」は印刷に用いることのできる用紙の残量を表し、一方、「満載」は印刷された用紙を積載する排紙トレイが既に一杯(100%)であることを表し、「積載率・・」は排紙トレイに積載された印刷済み用紙の量を表している。また、「スリープ」は、印刷待機の省電力状態にあることを表している。
このステップS4における表示は、先ず、コントローラ101が、ネットワークインターフェース105を介してネットワーク204に接続されるそれぞれの装置に対し、そのときの状態に関する情報を送るようその旨のコマンドを送る。そして、このコマンドに応じて、それぞれの装置が、印刷動作中を含む、上述した紙残量、積載率、スリープなどの状態情報を本MFP201に送ると、コントローラ101は、それぞれ送られた情報と、それぞれの装置について予め対応付けて保持している、上記の機種名、場所の情報とに応じて、ユーザインターフェース106を制御し、図9に示す構成要素で構成される画面をディスプレイ306に表示させる。なお、本実施形態の場合、状態情報が印刷動作中の場合、その装置は選択対象として表示しないが、例えば、上記「特徴」の欄に印刷動作中である旨の表示をして、ユーザにその判断を任せてもよい。この場合、ユーザの判断に総てを委ねてしまうことになるが、ユーザは、例えば、その装置でもしくはその装置がある場所で印刷したいと強く望む場合、その装置の印刷動作が終了するのを待ってその場所で印刷を行うことができ、ユーザの選択の幅を広くすることができる。
本実施形態では、図9に示すように、選択可能な印刷装置は、所定の順序、例えば、機種名に関する一定の順序でディスプレイの上から順に表示される。しかし、この表示順序の他の例として、各印刷装置について、コピー原稿のサイズに対する印刷可能なサイズ、ローカル装置で指示している、ステイプルなど印刷に係わる処理の機能の有無、紙残量、積載率、スリープ状態の有無など、ローカル印刷装置もしくはそこで指示される印刷内容に対する、上述の「特徴」の内容に応じて、選択の優先順位を示すべく、優先順位の高いものほど上の位置に表示するようにすることができる。
例えば、積載率が95%である装置は、満載になる可能性が高く、また、紙残量が5%である装置は紙無しになる可能性が高いために優先順位を下げて表示を行う。また、コピー原稿がA3カラーである場合、A4機やモノクロ機では適切に印刷できないので、優先順位を下にする。また、満載のオペレータコール発生している装置では用紙を取り除かないと印刷をできないし、スリープ状態にある装置はリモート印刷の指示をしても印刷開始まで時間がかかってしまうので優先順位を下げて表示する。このような優先順位を付けた表示をすることにより、ユーザは、そのローカル印刷装置やそこで指示された内容との関係で印刷に適した印刷装置を、容易に知ることができ、印刷装置の状態や機能に応じて代行印刷する装置を選択することが可能となるとともに、その選択操作を簡易にすることができる。
なお、図9に示した実施形態では、印刷動作中の装置を除き総ての印刷装置を表示するようにしたが、実質的に選択できない、例えば、コピー原稿がA3カラーである場合において、A4機やモノクロ機である場合や満載のオペレータコール発生している場合、さらには、スリープ状態にある装置は表示しないようにしてもよい。または、これらの機種については、網掛け表示をして選択できないように処理してもよい。
次に、ステップS5では、コントローラ101は、図9に示すディスプレイ306においてユーザが押下した機種を検知し(図9は、代行印刷する装置としてSFP1が選択された例を示している)、ステップS6で、コントローラ101は、読み取りを行った原稿データを印刷データとして有した印刷ジョブを選択した印刷装置である、SFP1に転送する。これに応じて、SFP1で、印刷動作を開始すると、コントローラ106は、その旨の通知を受け取り、ユーザインターフェース106におけるディスプレイ306の表示を、図10に示すように切り替える。図10に示すように、SFP1が選択された場合、代行印刷中の表示は、「コピー動作中です」とともに、並列動作している代行印刷の内容を表す「リモートコピー」、代行印刷を行っている印刷装置を示すべくその機種名「SFP1」およびその設置場所「ユーザA」が表示される。なお、図8にて説明した選択ボタンの内、選択されなかったボタンは網掛け表示される。この表示は、コントローラ101が、上記選択に応じてユーザインターフェース106を制御し、上記表示の構成要素をディスプレイ306に表示させることによって行われる。この図10に示す表示が所定時間行われた後は、図13にて後述されるように、他のジョブ設定のための画面が表示されるが、その詳細は後述する。
代行印刷をするSFP1で印刷を終了すると、その旨の情報がMFP201に送られるが、MFP201はこの印刷終了通知を待ち(ステップS7)、上記印刷終了の情報をSFP1から受け取ると、MFP201で行っているコピー動作がまだ行われている場合は、ユーザインターフェース106を制御してディスプレイ306の表示を、図7に示すものに切り替え、MFP201で行っているコピー動作がすでに終了し処理中のジョブがなくなった場合は、図6に示すものに切り替え、本処理を終了する。
なお、ステップS1の読取り動作は、その読取る量に応じて、以上説明したステップS2〜S5の処理の間、続けて行われていてもよいことはもちろんである。ステップS6の代行印刷する印刷装置へジョブを転送する処理が行われるまでに、読み取りが終了していればよいことももちろんである。また、他の形態として、代行印刷する装置へ印刷データを転送するときに、未だ読み取りが行われていてもよく、読み取り動作に同期して代行印刷する装置で印刷動作が行われるようにしてもよい。この読み取りと、印刷動作との関係は、次に説明する、「割り込みコピー」、「予約コピー」でも同様である。
ステップS3、S8で、コントローラ101は、ユーザが「割り込みコピー」を選択したと判断すると(ステップS3で否定判断、S8で肯定判断)、ステップS9で、プリンタエンジン103を制御し、現在印刷中のジョブを中断するとともに、未だ印刷していない印刷データを一旦退避させる処理を行う。そして、コントローラ101は、プリンタエンジン103を制御して、ステップS10で割り込みしたジョブの印刷を行う。この割り込み印刷が開始されると、コントローラ101は、ユーザインターフェース106を制御してディスプレイ306の表示を、図11に示すものに切り替える。この表示は、ユーザに対して、同図に示すように、「コピー動作中」で、それが「割り込みコピー」であることを示すものである。この図11に示す表示が所定時間行われた後は、図13にて後述されるように、他のジョブ設定のための画面が表示されるが、その詳細は後述する。
割り込み印刷を終了すると、ステップS11において、中断させたジョブの残りを印刷する。なお、コントローラ101は、この残りのジョブの印刷の際には、ユーザインターフェース106のディスプレイ306の表示を、図7に示すものに切り替える。
次に、ステップS3、S8で、コントローラ101は、ユーザが「予約コピー」を選択したと判断すると(ステップS3で否定判断、S8で否定判断)、ステップS12、S13で、そのとき読取った(または読み取り中の)印刷データを保持するとともに、現在印刷中のジョブが終了した旨の情報を待つ。この処理とともに、ユーザインターフェース106のディスプレイ306の表示を、図12に示すものに切り替える。すなわち、「コピー動作中です(待機ジョブ1)」と表示してコピー動作中であることとコピー待機中のジョブが1つある旨を示す。そして、コントローラ101は、そのとき印刷中のジョブが終了した旨の情報を取得すると、ステップS14で、プリンタエンジン103を制御して印刷処理、すなわち、通常のコピー動作を行う。この際、ユーザインタフェース106のディプレイ306の表示を、図7に示すものに切り替える。そして、この図7に示す表示が所定時間行われた後は、図13にて後述されるように、ジョブ設定の画面が表示されるが、その詳細は後述する。
図13は、上述した第1実施形態における、ディスプレイ306の表示画面の状態遷移を説明する図であり、図6〜図12に示す表示を含む画面の状態遷移を説明する図である。図5に示す処理、すなわち、通常コピー動作を行う前は、コピー部数、給紙段選択、排紙段選択、カラーモード等を入力してコピーモード設定するための設定画面が表示される(不図示)。これを、図13に示す一般設定状態1101とする。この一般設定状態には、さらに、図8に示す印刷方法を選択するための表示や、図6、図7、図10〜図12に示す印刷待機中や印刷動作中を示す表示が含まれる。そして、図5にて上述したように、ユーザが原稿を読み取り装置にセットするか、コピースタートキーを押して印刷動作中へ移行しているときは、図8に示す表示においていずれかを選択をすると、状態はジョブ設定状態に移行し、その選択内容に応じてローカルジョブ設定状態1103、リモートジョブ設定状態1104、ローカルセキュアジョブ設定状態1105のいずれかとなる。
図8において、「リモートコピー」が選択された場合は、リモートジョブ設定状態1104に移行し、上述したように、図9の画面が表示され、ここで、連携機器リストからリモート機器を選択することができる。そして、リモート機器で印刷が開始された後、ローカル印刷装置では、一般設定状態1101の図10に示す表示を所定時間行うが、その後、リモートジョブ設定状態1104に移行して、図14や図15に示す印刷ジョブリストを表示し、印刷を開始していないジョブに対しては、いつでも転送先を切り替えられるようにする。
図8において、「割り込みコピー」又は「予約コピー」が選択された場合は、図11や図12に示す画面を表示した後、ローカルジョブ設定状態1103に移行し、図14や図15のように印刷ジョブリストを表示し、印刷を開始していないジョブに対しては、いつでも転送先を切り替えられるようにする。
なお、ローカルセキュアジョブ設定状態1105は、ローカル印刷装置でセキュア印刷を行う場合に移行する状態である。すなわち、図14、図15に示す印刷ジョブリストが表示されているときに、ユーザが「セキュア」のボタンを押すと、本状態が設定され、また、「セキュア解除」を押すと、ローカルジョブ設定状態1103に移行する。
図14や図15の表示画面を例にして、セキュア印刷の設定例を説明する。セキュア印刷は他人に印刷内容を見られないように、パスワード解除後に印刷を開始するようにしたものである。尚、パスワードによる認証処理、以外にもICカードや指紋等による認証処理でも本発明は適用可能である。このように、本形態は、印刷ジョブデータの印刷処理を実行させるにあたり、印刷前に、認証データの入力処理をユーザに要求し、適正な認証データが入力されたことを条件に(例えば、ジョブデータに設定された認証データに一致する認証データが操作部を介して入力されたことを条件)、該印刷ジョブデータの印刷処理の実行を許可するよう制御するセキュア印刷モードを有しており、そのモードに対応するジョブデータに対しても制御している。特に、重要な内容の印刷物の場合、他の離れた場所の印刷装置で印刷してしまうと、他人に見られてしまう可能性がある。このため、本実施形態では、ローカル印刷装置でのセキュア印刷を設定している。図14に示す例では、セキュアプリント指定されている面談シートを選択しているが、この場合はセキュア解除かリモートへの振り替えが可能となる。このリモートへの切り替え場合、セキュア指定は解除されセキュア指定なしのリモートプリントとなる。また、図15に示す例では、予約プリント指定されている報告書を選択しておりこの場合は、ローカル機器に対するセキュア印刷指定が可能であり、また、リモート機器へのリモートプリントも可能となる。
次に、図13に示すジョブリスト表示状態1102について説明する。この状態はジョブリストを表示してユーザにどのようなジョブが保存されているかを確認する表示である。このジョブリスト表示状態1102は、一般設定状態1101における初期設定画面やジョブ設定状態の設定画面で、ユーザがジョブリスト表示を指定することによって移行する状態である。この表示によって、保存ジョブの印刷を行う場合に、ユーザがジョブのリストから印刷を行いたいジョブを指定することができる。その一例は、図16に示す保存ジョブリストである。ここには、ユーザ名、ファイル名、投入時間等が表示されている。ユーザがリストの中から必要なジョブを選択し決定することにより、上述したジョブ設定状態へ移行する。
(第2実施形態)
上述した第1実施形態においては、ローカル印刷装置でコピー動作を行おうとする場合の代行印刷などについて説明した。本実施形態は、これに対し、ホスト装置からの印刷装置にジョブを投入して印刷する場合や、ローカル印刷装置内に保存しているジョブを印刷する場合の代行印刷などに関するものである。図1に示したクライアントPC203などのホスト装置からネットワーク上の印刷装置を指定して印刷を使用とする場合、前述したように、その最初に指定された印刷装置がローカル印刷装置となる。そして、第1実施形態に関して説明した、図8、図9に示す表示画面は、ホスト装置のディスプレイに表示され、ユーザはこのホスト装置のディスプレイを介して代行印刷などの選択を行う。また、ローカル印刷装置内に保存しているジョブを印刷する場合は、例えば、図16に示した保存ジョブリストを表示し、そのリストの中から選択することができる。
図17は、本発明の第2実施形態に係る、ローカル印刷装置としてのMFP201における保存ジョブを印刷する際の処理を示すフローチャートであり、図1に示したクライアントPC203などのホスト装置及びMFP202などの他の印刷装置からジョブを受信した場合か、図6、図7に示したディスプレイ表示において選択可能な「・・・プリント」が選択された場合に、図17に示される処理が開始する。
第1実施形態に関わる図5に示す処理と本質的に異なる点は、原稿の読み取りを行わないことの他に、ステップS201で、ローカル印刷装置が印刷動作中であると判断したときに、ステップS202で、処理方法を選択するよう、ユーザインターフェースに表示する選択ボタンの種類である。
図18はこの表示を示す図である。同図に示すように、「リモートプリント」、「予約プリント」、「割り込みプリント」が選択可能に表示される。一方、図8で説明したコピー動作に係わる、「リモートコピー」、「予約コピー」、「割り込みコピー」は選択できないように網掛け表示される。すなわち、コントローラ101は、ユーザインターフェース106を制御してディスプレイ306に上記の構成要素である「リモートプリント」などを表示させる。なお、選択できないボタンは、表示そのものをしないようにしてもよいことはもちろんである。このように、ローカル印刷装置が他のジョブの印刷動作中である場合は、ユーザは、ステップ202で表示される図18の画面を介して、「リモートプリント」、「予約プリント」、「割り込みプリント」のいずれかを選択することができる。これらの内容およびそれに関連した表示は、第1実施形態で説明した、「リモートコピー」、「予約コピー」、「割り込みコピー」それぞれのものと同様であるので、それらの説明は省略する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態は、ローカル印刷装置が印刷動作中か否かを判断するのに加え、印刷動作中である場合はその先行するジョブの終了にどれくらい時間がかかるかを予測し、所定時間を超える場合にはリモートコピーを促し、所定時間以内なら予約コピーを促すよう案内表示するものである。
図19は、この第3実施形態に係る、MFP201がローカル印刷装置である場合のコピー動作に関する処理を示すフローチャートである。以下、主に、図5に示した処理と異なる点を説明する。
コピー原稿を自動原稿送り装置にセットし、スタートキーを押すと、本処理が起動され、先ず、ステップS301で、印刷動作中が否かを判断し、動作中であるときは、先行するジョブの印刷終了時間が所定時間を超えるかどうかを判断する。すなわち、コントローラ101は、例えば、先行するジョブにおける、そのときの印刷データの残りページ数とそれら残りページごとの印刷枚数に基づいて、印刷終了時間を計算する。
印刷終了が所定時間を超えると判断したときは、ステップS302で、「リモートコピー」を促す表示を行う。図20は、この表示を示す図である。同図に示すように、「リモートコピー」、「予約プリント」、「割り込みコピー」のうち、優先的に選択を促す「リモートコピー」のボタンを大きなサイズで表示するとともに、番号「1」を付すことにより、その時点で最も推奨される処理方法であることを表している。すなわち、コントローラ101は、先行するジョブの終了時間が所定時間を超えると判断したときは、ユーザインターフェース106を制御し、ディスプレイ306に上記のサイズの異なる選択ボタンを含む構成要素の表示を行う。
上記の表示において、ステップS303で、ユーザがリモートコピーを選択すると、ステップS304の処理へ移行する。このステップ以降の処理は、図5に示したステップS5以降の処理と同様なので、それらの説明は省略する。
一方、ステップS301で、先行するジョブの終了時間が所定時間未満であると判断したときは、ステップS308で、「予約コピー」を優先的に促す表示を行う。この表示は、図20に示したものと同様であり、「予約コピー」の選択ボタンを、他の2つのボタンより大きなサイズで表示する。また、その表示の前に番号「1」を付す。なお、選択ボタンのサイズによって相互のボタンを差別化できることから、この番号は必ずしも付す必要がないことは、以上の説明からも明らかである。
ステップS302またはS308における選択ボタンの表示において、ユーザが、「予約コピー」を選択した場合(ステップS309で肯定判断)、または「割り込みコピー」を選択した場合(ステップS313で肯定判断)は、それぞれ、図5に示したステップS9以降の処理、またはステップS12以降の処理と同様の処理を行う。
また、ステップS301の判断では、印刷終了が所定時間を超えるか否かを判断する前に、そのローカル印刷装置で印刷動作中か否かを判断するが、この判断で印刷動作中でないと判断したときは、図5に示したステップS14と同様のステップ(不図示)へ移行し、そのローカル印刷装置で、読取った画像データに基づいて印刷動作を行うことはもちろんである。
以上のように、ユーザは、複数の選択ボタンがそれらのサイズを異ならせて表示されることにより、最も大きなサイズの選択ボタンに関わる処理が、そのとき最も適した処理であることを認識できる。これは、その印刷システムを利用するユーザに、予め、選択ボタンのサイズと優先的に推奨される処理との関係、すなわち、最も大きなサイズのボタンに係る処理が最も優先的に推奨されるものであるという関係を認識させておく場合に限らず、そのような関係を知らないユーザが選択する場合でも、心理的により大きなサイズのボタンを選択しやすくなることを意味する。さらには、図20に示したように、「優先順位有り」という表示を付加すれば、より大きなサイズのボタンをより選択しやすくすることができる。このように、本実施形態によれば、そのときのローカル印刷装置もしくはそれが接続するシステムの状況に最も適した処理方法を容易に選択することが可能となる。なお、優先順位を表す方法としては、上述のサイズを異ならせて優先するものを強調する例に限られない。例えば、それぞれの選択ボタンの表示の色、位置、あるいはボタンにおける文字の太さなどを相互に変えて強調の程度を異ならせることもできる。
なお、本実施形態の上述した例では選択される処理方法として、「リモートコピー」、「予約コピー」の他に「割り込みコピー」を選択できるものとしたが、ステップS301における判断の基準となる所定時間の長短に応じて、「リモートコピー」と「予約コピー」のいずれかを選択できる形態としてもよい。例えば、上記所定時間が比較的短い場合には、割り込みコピーをしなくても「予約コピー」とすれば、その予約した印刷が比較的早く開始されるからである。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態は、上記の第3実施形態における、先行ジョブの印刷終了時間の判断に代えて、ローカル印刷装置がウォーミングアップやキャリブレーション処理等の準備中であるか、またはスリープ状態であるかどうかを判断し、その判断に応じて、「リモートコピー」を促すか、または「予約コピー」を促す。すなわち、印刷装置におけるウォーミングアップなどの準備処理やスリープ状態は、それらから印刷可能状態となるまでに一定の時間を要する。このため、他の印刷装置で代行印刷したほうがより早く印刷結果を得ることができる場合がある。本実施形態は、このような場合に、ユーザのシステムにおける印刷動作の選択の幅を拡げる上で有効である。
図21は、本発明の第4実施形態に係る、ローカル印刷装置におけるコピー動作を示すフローチャートである。本処理が図19に示す処理と本質的に異なる点は、本処理の前提として、先行するジョブの印刷が行われていない点である。以下、主に図19に示す処理と異なる点を説明する。
先ず、ステップS401で、その印刷装置が印刷の動作の準備中か、あるいはスリープ状態であるかについて判断する。この判断で、準備中またはスリープ状態であると判断したときは、他の装置で印刷したほうがより早く印刷結果を得ることができるとして、ステップS402で「リモートコピー」を促すべく、図20に示す表示と同様、「リモートコピー」の選択ボタンのサイズを最も大きくした表示を行い、「予約コピー」のボタンはそれより小さく表示する。なお、図20に示す場合と異なり、「割り込み印刷」のボタンは表示されないことはもちろんである。
一方、ステップS401で、準備中でなく、かつスリープ状態でないと判断したときは、ステップS408で「予約コピー」を促す表示を行う。この表示は、同様にその選択ボタンが最も大きい表示を行うものである。ここで、予約コピーが選択された場合は(ステップS409で肯定判断)、ステップS410、S411で、本ローカル印刷装置が準備状態などから抜けて印刷動作可能状態になるのを待ち、印刷可能状態となると、ステップS412で予約したジョブの印刷を行う。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態は、上記の第3実施形態における、先行ジョブの印刷終了時間の判断に代えて、ローカル印刷装置が警告、エラーまたはサービスコール等のすぐには復帰できない状態であるか、メモリ資源不足により印刷処理不可能な状態であるかを判断し、その判断に応じて、「リモートコピー」を促すか、または「予約コピー」を促す。すなわち、印刷装置におけるエラー/サービスコール等のすぐには復帰できない状態や、メモリ資源不足により印刷処理不可能な状態は、それらから印刷可能状態となるまでにかなりの時間を要する。このため、これらの直ちに復帰できない状態などでは、他の印刷装置で代行印刷したほうがより早く印刷結果を得ることができる。結果として、ユーザのシステムにおける印刷動作の選択の幅を拡げる上で有効である。
図22は、本発明の第5実施形態に係る、ローカル印刷装置におけるコピー動作を示すフローチャートである。本処理は、消耗部品の寿命到達、故障などにより部品交換を要する場合や、メモリ増設等のオプション構成の変更が必要なエラーが発生した時に起動される処理である。
ステップS501で、その印刷装置がエラー/サービスコール等のすぐには復帰できない状態であるか、メモリ資源不足により印刷処理不可能な状態であるかについて判断する。この判断で、直ちに復帰できない状態であるか、またはメモリ資源不足により印刷処理不可能な状態であると判断したときは、他の装置で印刷したほうがより早く印刷結果を得ることができるとして、ステップS502で「リモートコピー」を促すための、図20に示す表示と同様の表示を行う。一方、ステップS501で、直ちに復帰できない状態でなく、かつメモリ資源不足により印刷処理不可能な状態でないと判断したときは、ステップS508で「予約コピー」を促す表示を行う。以降の処理は、上記第4実施形態と同様である。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態は、図13にて前述したセキュア印刷に関するものである。セキュア印刷は基本的に他人に見られないようにするため、リモートプリントは行わずローカル印刷装置で行う。本実施形態では、予約印刷においてセキュア印刷を設定する。
図23は、本発明の第6実施形態に係る、プリント動作を示すフローチャートであり、図17に示す処理とほぼ同様の処理である。異なる点は、ステップS614およびS615の処理である。すなわち、予約プリントが選択されたとき、コントローラ101は、先行するジョブが終了したと判断すると、ステップS614で、その予約に係るジョブにセキュア印刷が設定されているか否かを判断する。この設定は、図14、図15にて前述したような、印刷待ちジョブリストにおけるジョブ設定で、予め行うことができる。ステップS614の判断でセキュア印刷が設定されていると判断すると、コントローラ101は、ステップS615で、ユーザインタフェース106を制御し、ディスプレイ306にパスワードを入力することを促す表示(不図示)をさせる。ユーザがこれに応じてパスワードを入力すると、予約したジョブの印刷を開始する(S616)。
(他の実施形態)
本発明は、前述した実施形態の機能を実現するように各種のデバイスを動作させるように該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、図5、図17、図19、図21、図22、図23などで説明した前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも本発明の範疇に含まれる。
またこの場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。
かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
またコンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係わる印刷システムの構成を示すブロック図である。 図1に示したMFPの構成を示すブロック図である。 図2に示したコントローラのハードウエア構成を示すブロック図である。 上記のMFPにおけるCPUが実行するソフトウエアの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る、MFP201におけるコピー動作時の処理を示すフローチャートである。 図5に示す処理におけるユーザインターフェースの初期の表示を示す図である。 図5に示す処理におけるユーザインターフェースのコピー動作を指示したときの表示を示す図である。 図5に示す処理において印刷動作中であると判断したときの、ユーザインターフェースの表示を示す図である。 図5に示す処理において、リモートコピーが選択されたときに印刷動作が可能な印刷装置を表示した状態を示す図である。 図5に示す処理において、リモートコピーの印刷装置としてSFP1が選択された場合、代行印刷中の表示を示す図である。 図5に示す処理において、割り込みコピーの印刷中の表示を示す図である。 図5に示す処理において、予約コピーの印刷中の表示を示す図である。 上記第1実施形態における、ディスプレイ306の表示画面の状態遷移を説明する図である。 本発明の実施形態に係る印刷ジョブリストの表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る印刷ジョブリストの表示の他の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る保存ジョブリストの表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る、ローカル印刷装置としてのMFP201における保存ジョブを印刷する際の処理を示すフローチャートである。 上記第2実施形態において、ユーザインターフェースに表示する選択ボタンを示す図である。 本発明の第3実施形態に係る、ローカル印刷装置のコピー動作に関する処理を示すフローチャートである。 上記第3実施形態における、「リモートコピー」を促す表示を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る、ローカル印刷装置におけるコピー動作を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る、ローカル印刷装置におけるコピー動作を示すフローチャートである。 本発明の第6実施形態に係る、プリント動作を示すフローチャートである。
符号の説明
101 コントローラ
102 スキャナエンジン
103 プリンタエンジン
104 フィニッシャー
105 ネットワークインターフェース
106 ユーザインターフェース(UI)
201、202 MFP
203 クライアントPC
204 ネットワーク
301 CPU
302 メモリ(RAM)
303 ROM
304 記憶装置(DISK)
305 スキャナインターフェース
306 LCDディスプレイ
307 キーボード
308 プリンタインターフェース
309 システムバス
401 UIドライバ
402 ネットワークインターフェースドライバ
403 ユーザインタフェースマネージャ
404 TCP/IP・UDP/IP
405 統括管理マネージャ
406 プリントジョブマネージャ
407 コピージョブマネージャ
408 スキャンジョブマネージャ
409 プリンタコントローラ
410 スキャナコントローラ

Claims (39)

  1. 複数の印刷装置が互いにデータの授受を行うことが可能に接続された印刷システムであって、
    前記複数の印刷装置のうち、印刷を行わせようとするローカル印刷装置の動作状態を取得する状態取得手段と、
    該状態取得手段が取得した動作状態に応じて、前記印刷を他の印刷装置で行う代行印刷を含んだ、印刷に関する複数の印刷処理方法を表示部に表示する表示制御手段と、
    前記複数の印刷処理方法の1つを選択する入力を受けるための入力手段と、
    該入力手段が受けた選択入力によって選択された印刷処理方法に従い、当該印刷システムにおける複数の印刷装置を制御する印刷制御手段と、
    を具えたことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記状態取得手段が取得するローカル印刷装置の動作状態は、当該ローカル印刷装置において先行する別の印刷が行われている動作状態であることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記複数の印刷処理方法には、前記代行印刷を行う印刷処理方法以外に、前記ローカル印刷装置の動作状態が終了した後に当該ローカル印刷装置で前記印刷を行う予約印刷と、前記ローカル印刷装置の動作状態が終了する前に当該動作状態を中断して当該ローカル印刷装置で前記印刷を行う割り込み印刷とが含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷システム。
  4. 前記表示制御手段は、前記複数の処理方法を、所定の基準に基づく選択の優先順位を付けて表示することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の印刷システム。
  5. 前記表示制御手段は、前記複数の印刷処理方法の表示面積を異ならせることにより、選択の優先順位を付けることを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  6. 前記先行する別の印刷が終了するまでの時間を求める終了時間取得手段をさらに具え、前記所定の基準は、前記終了時間取得時間が求める前記別の印刷が終了するまでの時間が所定時間以上か否かを基準とし、前記表示制御手段は、前記時間が所定時間以上のとき、前記他の印刷装置による代行印刷を行う印刷処理方法を最優先の順位を付けて表示することを特徴とする請求項4または5に記載の印刷システム。
  7. 前記所定の基準は、前記ローカル印刷装置が印刷準備中であるか否かを基準とし、前記表示制御手段は、前記印刷準備中であるとき、前記他の印刷装置による代行印刷を行う印刷処理方法を最優先の順位を付けて表示することを特徴とする請求項4または5に記載の印刷システム。
  8. 前記所定の基準は、前記ローカル印刷装置が省電力モードであるか否かを基準とし、前記表示制御手段は、前記省電力モードであるとき、前記他の印刷装置による代行印刷を行う印刷処理方法を最優先の順位を付けて表示することを特徴とする請求項4または5に記載の印刷システム。
  9. 前記所定の基準は、前記ローカル印刷装置がメモリ資源枯渇により印刷処理不可能であるか否かを基準とし、前記表示制御手段は、前記印刷処理不可能なとき、前記他の印刷装置による代行印刷を行う印刷処理方法を最優先の順位を付けて表示することを特徴とする請求項4または5に記載の印刷システム。
  10. 前記基準は、前記ローカル印刷装置が警告状態、エラー状態、またはサービスコール状態のいずれかであるか否かを基準とし、前記表示制御手段は、前記警告状態、エラー状態、またはサービスコール状態であるとき、前記他の印刷装置による代行印刷を行う印刷処理方法を最優先の順位を付けて表示することを特徴とする請求項4または5に記載の印刷システム。
  11. 前記表示手段は、前記ローカル印刷装置の印刷開始ボタンが操作されることを契機として、前記複数の印刷処理方法を表示部に表示することを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の印刷システム。
  12. 前記表示手段は、前記ローカル印刷装置において印刷用の原稿読み取りが開始されることを契機として、前記複数の印刷処理方法を表示部に表示することを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の印刷システム。
  13. 前記入力手段が受けた選択入力によって選択された印刷処理方法が他の印刷装置による代行印刷であるとき、前記表示制御手段は、さらに、当該印刷システムに接続される他の印刷装置のうち、代行印刷が可能な印刷装置を示す表示を行い、前記入力手段は、さらに、該表示に応じて代行印刷可能な印刷装置の中から1つを選択する入力を受けることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の印刷システム。
  14. 前記代行印刷が可能な印刷装置ごとの、印刷に関する能力、機能または状態を取得する検知手段をさらに具え、前記表示制御手段は、前記代行印刷が可能な印刷装置ごとに前記能力、機能または状態を示す表示を併せて行うことを特徴とする請求項13に記載の印刷システム。
  15. 前記表示制御手段は、前記検知手段が検知する印刷装置の状態が印刷不能状態である印刷装置について、該印刷装置を選択不能な形態で表示することを特徴とする請求項14に記載の印刷システム。
  16. 複数の印刷装置が互いにデータの授受を行うことが可能に接続された印刷システムにおける印刷制御方法であって、
    前記複数の印刷装置のうち、印刷を行わせようとするローカル印刷装置の動作状態を取得する状態取得ステップと、
    該状態取得ステップが取得した動作状態に応じて、前記印刷を他の印刷装置で行う代行印刷を含んだ、印刷に関する複数の印刷処理方法を表示部に表示する表示制御ステップと、
    前記複数の印刷処理方法の1つを選択する入力を受けるための入力ステップと、
    該入力ステップが受けた選択入力によって選択された印刷処理方法に従い、当該印刷システムにおける複数の印刷装置を制御する印刷制御ステップと、
    を有したことを特徴とする印刷制御方法。
  17. 前記状態取得ステップが取得するローカル印刷装置の動作状態は、当該ローカル印刷装置において先行する別の印刷が行われている動作状態であることを特徴とする請求項16に記載の印刷制御方法。
  18. 前記複数の印刷処理方法には、前記代行印刷を行う印刷処理方法以外に、前記ローカル印刷装置の動作状態が終了した後に当該ローカル印刷装置で前記印刷を行う予約印刷と、前記ローカル印刷装置の動作状態が終了する前に当該動作状態を中断して当該ローカル印刷装置で前記印刷を行う割り込み印刷とが含まれることを特徴とする請求項16または17に記載の印刷制御方法。
  19. 前記表示制御ステップは、前記複数の処理方法を、所定の基準に基づく選択の優先順位を付けて表示することを特徴とする請求項16ないし18のいずれかに記載の印刷制御方法。
  20. 前記表示制御ステップは、前記複数の印刷処理方法の表示面積を異ならせることにより、選択の優先順位を付けることを特徴とする請求項19に記載の印刷制御方法。
  21. 前記先行する別の印刷が終了するまでの時間を求める終了時間取得ステップをさらに具え、前記所定の基準は、前記終了時間取得時間が求める前記別の印刷が終了するまでの時間が所定時間以上か否かを基準とし、前記表示制御ステップは、前記時間が所定時間以上のとき、前記他の印刷装置による代行印刷を行う印刷処理方法を最優先の順位を付けて表示することを特徴とする請求項19または20に記載の印刷制御方法。
  22. 前記所定の基準は、前記ローカル印刷装置が印刷準備中であるか否かを基準とし、前記表示制御ステップは、前記印刷準備中であるとき、前記他の印刷装置による代行印刷を行う印刷処理方法を最優先の順位を付けて表示することを特徴とする請求項19または20に記載の印刷制御方法。
  23. 前記所定の基準は、前記ローカル印刷装置が省電力モードであるか否かを基準とし、前記表示制御ステップは、前記省電力モードであるとき、前記他の印刷装置による代行印刷を行う印刷処理方法を最優先の順位を付けて表示することを特徴とする請求項19または20に記載の印刷制御方法。
  24. 前記所定の基準は、前記ローカル印刷装置がメモリ資源枯渇により印刷処理不可能であるか否かを基準とし、前記表示制御ステップは、前記印刷処理不可能なとき、前記他の印刷装置による代行印刷を行う印刷処理方法を最優先の順位を付けて表示することを特徴とする請求項19または20に記載の印刷制御方法。
  25. 前記基準は、前記ローカル印刷装置が警告状態、エラー状態、またはサービスコール状態のいずれかであるか否かを基準とし、前記表示制御ステップは、前記警告状態、エラー状態、またはサービスコール状態であるとき、前記他の印刷装置による代行印刷を行う印刷処理方法を最優先の順位を付けて表示することを特徴とする請求項19または20に記載の印刷制御方法。
  26. 前記表示ステップは、前記ローカル印刷装置の印刷開始ボタンが操作されることを契機として、前記複数の印刷処理方法を表示部に表示することを特徴とする請求項16ないし25のいずれかに記載の印刷制御方法。
  27. 前記表示ステップは、前記ローカル印刷装置において印刷用の原稿読み取りが開始されることを契機として、前記複数の印刷処理方法を表示部に表示することを特徴とする請求項16ないし25のいずれかに記載の印刷制御方法。
  28. 前記入力ステップが受けた選択入力によって選択された印刷処理方法が他の印刷装置による代行印刷であるとき、前記表示制御ステップは、さらに、当該印刷システムに接続される他の印刷装置のうち、代行印刷が可能な印刷装置を示す表示を行い、前記入力ステップは、さらに、該表示に応じて代行印刷可能な印刷装置の中から1つを選択する入力を受けることを特徴とする請求項16ないし27のいずれかに記載の印刷制御方法。
  29. 前記代行印刷が可能な印刷装置ごとの、印刷に関する能力、機能または状態を取得する検知ステップをさらに具え、前記表示制御ステップは、前記代行印刷が可能な印刷装置ごとに前記能力、機能または状態を示す表示を併せて行うことを特徴とする請求項28に記載の印刷制御方法。
  30. 前記表示制御ステップは、前記検知ステップが検知する印刷装置の状態が印刷不能状態である印刷装置について、該印刷装置を選択不能な形態で表示することを特徴とする請求項14に記載の印刷制御方法。
  31. 他の印刷装置と互いにデータの授受を行うことが可能に接続された印刷装置であって、
    印刷を行わせようとするときに、当該印刷装置の動作状態を取得する状態取得手段と、
    該状態取得手段が取得した動作状態に応じて、前記印刷を他の印刷装置で行う代行印刷を含んだ、印刷に関する複数の印刷処理方法を表示部に表示する表示制御手段と、
    前記複数の印刷処理方法の1つを選択する入力を受けるための入力手段と、
    該入力手段が受けた選択入力によって選択された印刷処理方法に従い、当該印刷装置を制御する印刷制御手段と、
    を具えたことを特徴とする印刷装置。
  32. 複数の印刷装置が互いにデータの授受を行うことが可能に接続された印刷システムを、
    前記複数の印刷装置のうち、印刷を行わせようとするローカル印刷装置の動作状態を取得する状態取得手段と、
    該状態取得手段が取得した動作状態に応じて、前記印刷を他の印刷装置で行う代行印刷を含んだ、印刷に関する複数の印刷処理方法を表示部に表示する表示制御手段と、
    前記複数の印刷処理方法の1つを選択する入力を受けるための入力手段と、
    該入力手段が受けた選択入力によって選択された印刷処理方法に従い、当該印刷システムにおける複数の印刷装置を制御する印刷制御手段と、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  33. 第1の印刷装置及び第2の印刷装置を含む印刷システムの制御方法であって、
    出力対象となる第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置で実行させずに前記第2の印刷装置で実行可能にする第1の印刷処理モードと、及び、該第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を少なくとも待ったうえで前記第1の印刷装置で実行可能にする第2の印刷処理モードと、前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の前記第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を待たずに前記第1の印刷装置で実行可能にする第3の印刷処理モードの少なくとも何れかを含む、複数の印刷処理モードの候補の中から、何れかの印刷処理モードを操作部を介して選択可能にし、該選択された印刷処理モードでもって前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を実行可能にする、ことを特徴とする制御方法。
  34. 第1の印刷装置及び第2の印刷装置を含む印刷システムの制御方法であって、
    出力対象となる第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置で実行させずに前記第2の印刷装置で実行可能にする第1の印刷処理モードと、及び、該第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を少なくとも待ったうえで前記第1の印刷装置で実行可能にする第2の印刷処理モードと、前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の前記第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を待たずに前記第1の印刷装置で実行可能にする第3の印刷処理モードの少なくとも何れかを含む、複数の印刷処理モードの候補の中から、何れかの印刷処理モードを操作部を介して選択可能にし、該選択された印刷処理モードでもって前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を実行可能にする、第1の動作シーケンスと、
    前記印刷処理モードの選択処理を実行させることなく、前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置に実行可能にする第2の動作シーケンスと、を有し、
    前記第1の動作シーケンスを、前記第1の印刷装置にて前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を直ちに実行できない状態の場合に、実行可能にし、
    前記第1の動作シーケンス及び前記第2の動作シーケンスのうちの前記第2の動作シーケンスを、前記第1の印刷装置にて前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を直ちに印刷できない状態ではない場合に、実行可能にする、ことを特徴とする制御方法。
  35. 前記第1の印刷装置にて前記第1のジョブデータとは異なる別の前記第2の印刷ジョブデータを印刷している状態、及び、前記第1の印刷装置が準備中/スリープ状態の場合、及び、前記第1の印刷装置にて記録紙やステイプル針やトナー等の消耗品が無い状態の場合、及び、前記第1の印刷装置にて記録紙ジャムやステイプル針ジャムやメモリフル等のエラー状態の場合、のうちの、少なくとも何れかの場合に、前記第1の動作シーケンスを実行可能にすることを特徴とする請求項34に記載の制御方法。
  36. 第1の印刷装置及び第2の印刷装置を含む印刷システムであって、
    出力対象となる第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置で実行させずに前記第2の印刷装置で実行可能にする第1の印刷処理モードと、及び、該第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を少なくとも待ったうえで前記第1の印刷装置で実行可能にする第2の印刷処理モードと、前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の前記第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を待たずに前記第1の印刷装置で実行可能にする第3の印刷処理モードの少なくとも何れかを含む、複数の印刷処理モードの候補の中から、何れかの印刷処理モードを操作部を介して選択可能にし、該選択された印刷処理モードでもって前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を実行可能にする、ことを特徴とする印刷システム。
  37. 第1の印刷装置及び第2の印刷装置を含む印刷システムであって、
    出力対象となる第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置で実行させずに前記第2の印刷装置で実行可能にする第1の印刷処理モードと、及び、該第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を少なくとも待ったうえで前記第1の印刷装置で実行可能にする第2の印刷処理モードと、前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置にて実行中の前記第2の印刷ジョブデータの印刷動作の終了を待たずに前記第1の印刷装置で実行可能にする第3の印刷処理モードの少なくとも何れかを含む、複数の印刷処理モードの候補の中から、何れかの印刷処理モードを操作部を介して選択可能にし、該選択された印刷処理モードでもって前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を実行可能にする、第1の動作シーケンスと、
    前記印刷処理モードの選択処理を実行させることなく、前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を前記第1の印刷装置に実行可能にする第2の動作シーケンスと、を有し、
    前記第1の動作シーケンス及び前記第2の動作シーケンスのうちの前記第1の動作シーケンスを、前記第1の印刷装置にて前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を直ちに実行できない状態の場合に、実行可能にし、
    前記第1の動作シーケンス及び前記第2の動作シーケンスのうちの前記第2の動作シーケンスを、前記第1の印刷装置にて前記第1の印刷ジョブデータの印刷動作を直ちに印刷できない状態ではない場合に、実行可能にする、ことを特徴とする印刷システム。
  38. 請求項33乃至35の何れかに記載の制御方法を実行する為のプログラム。
  39. 請求項33乃至35の何れかに記載の制御方法を実行する為のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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