JP2010003226A - 電子機器管理システム、電子機器管理装置、電子機器管理方法、電子機器管理プログラム、および記録媒体 - Google Patents

電子機器管理システム、電子機器管理装置、電子機器管理方法、電子機器管理プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】電子機器を使用するユーザ自身に電子機器の管理形態を選択させることでユーザにとっての利便性を向上させた電子機器管理システム、電子機器管理装置、電子機器管理方法、電子機器管理プログラム、および記録媒体を提供する。
【解決手段】電子機器から管理情報を取得し、管理情報を取得した電子機器の管理先情報が少なくとも電子機器管理装置100を管理先に示す場合に当該管理情報を管理情報記憶手段140に記憶させ、当該管理情報を取得した電子機器の管理先情報が少なくとも電子機器遠隔管理装置300を管理先に示す場合に当該管理情報を電子機器遠隔管理装置に送信し、クライアント端末200からの管理先の変更の要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された電子機器の管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更し、管理先が変更された電子機器の管理情報を、電子機器管理装置および電子機器遠隔管理装置間で転送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器管理システム、電子機器管理装置、電子機器管理方法、電子機器管理プログラム、および記録媒体に関する。
従来から、クライアントサイト内のネットワーク(例えば、LAN)上で稼動している複写装置の保守管理やメンテナンスを、複写装置のメーカのサービスセンタなどに設置された中央管理装置を用いて行う機器遠隔管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような機器遠隔管理システムでは、一般的に、中央管理装置が、LANなどのネットワークに接続された通信装置を介して、複写装置のメンテナンス情報、稼働状況、故障発生の有無などの各種管理情報を収集するとともに、収集した管理情報を解析して、複写装置のメンテナンス管理、故障修理管理、消耗品管理などの各種管理を行う。
また、メーカのサービスセンタなどに設置された中央管理装置ではなく、クライアントサイト内のネットワークに接続された管理装置を用いて、ユーザ自身で複写装置の保守管理やメンテナンスを行う機器管理システムも存在する。
特開2008−15799号公報
ところで、近年では、複写装置などの電子機器の管理に関するユーザの要望も多様化してきており、特に、電子機器の管理形態をユーザ自身で選択したいという要望がある。
しかしながら、上述したような従来技術では、電子機器の管理先が画一的に設定されているため、電子機器の管理形態をユーザ自身で選択することができず、ユーザにとっての利便性を向上させる上で改善の余地があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、電子機器を使用するユーザ自身に電子機器の管理形態を選択させることでユーザにとっての利便性を向上させた電子機器管理システム、電子機器管理装置、電子機器管理方法、電子機器管理プログラム、および記録媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる電子機器管理システムは、電子機器と第1のネットワークを介して接続されるクライアント端末と、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置と、を備えた電子機器管理システムであって、前記クライアント端末は、前記電子機器管理装置に対して、前記電子機器の管理先を電子機器単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を行う管理先変更要求手段を備え、前記電子機器管理装置は、前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先
情報を記憶する管理先情報記憶手段と、前記電子機器の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報を取得した前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分手段と、前記クライアント端末からの要求を受け付ける管理先変更要求受付手段と、前記管理先変更要求受付手段に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更手段と、前記管理先変更手段により管理先が変更された前記電子機器の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる電子機器管理システムは、電子機器と第1のネットワークを介して接続されるクライアント端末と、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置と、を備えた電子機器管理システムであって、前記電子機器には、複数の管理項目が設定され、管理項目の各々に管理情報が属しており、前記クライアント端末は、前記電子機器管理装置に対して、前記電子機器の管理先を管理項目単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を行う管理先変更要求手段を備え、前記電子機器管理装置は、前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を管理項目毎に記憶する管理先情報記憶手段と、前記電子機器の管理情報を管理項目毎に記憶する管理情報記憶手段と、前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報が属する管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分手段と、前記クライアント端末からの要求を受け付ける管理先変更要求受付手段と、前記管理先変更要求受付手段に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更手段と、前記管理先変更手段により管理先が変更された管理項目の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる電子機器管理装置は、クライアント端末および電子機器が接続される第1のネットワークに接続されるとともに、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置であって、前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を記憶する管理先情報記憶手段と、前記電子機器の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報を取得した前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置
に送信する管理情報振分手段と、前記クライアント端末から、前記電子機器の管理先を電子機器単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を受け付ける管理先変更要求受付手段と、前記管理先変更要求受付手段に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更手段と、前記管理先変更手段により管理先が変更された前記電子機器の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる電子機器管理装置は、クライアント端末および電子機器が接続される第1のネットワークに接続されるとともに、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置であって、前記電子機器には、複数の管理項目が設定され、管理項目の各々に管理情報が属しており、前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を管理項目毎に記憶する管理先情報記憶手段と、前記電子機器の管理情報を管理項目毎に記憶する管理情報記憶手段と、前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報が属する管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分手段と、前記クライアント端末から、前記電子機器の管理先を管理項目単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を受け付ける管理先変更要求受付手段と、前記管理先変更要求受付手段に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更手段と、前記管理先変更手段により管理先が変更された管理項目の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる電子機器管理方法は、電子機器と第1のネットワークを介して接続されるクライアント端末と、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置と、を備えた電子機器管理システムで実行される電子機器管理方法であって、前記クライアント端末は、前記電子機器管理装置に対して、前記電子機器の管理先を電子機器単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を行う管理先変更要求ステップを含み、前記電子機器管理装置は、前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を記憶する管理先情報記憶手段と、前記電子機器の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、を備え、前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報を取得した前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分ステップと、前記クライアント端末からの要求を受け付ける管理先変更要求受付ステップと、前記管理先変
更要求受付ステップにより要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更ステップと、前記管理先変更ステップにより管理先が変更された前記電子機器の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる電子機器管理方法は、電子機器と第1のネットワークを介して接続されるクライアント端末と、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置と、を備えた電子機器管理システムで実行される電子機器管理方法であって、前記電子機器には、複数の管理項目が設定され、管理項目の各々に管理情報が属しており、前記クライアント端末は、前記電子機器管理装置に対して、前記電子機器の管理先を管理項目単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を行う管理先変更要求ステップを含み、前記電子機器管理装置は、前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を管理項目毎に記憶する管理先情報記憶手段と、前記電子機器の管理情報を管理項目毎に記憶する管理情報記憶手段と、を備え、前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報が属する管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分ステップと、前記クライアント端末からの要求を受け付ける管理先変更要求受付ステップと、前記管理先変更要求受付ステップにより要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更ステップと、前記管理先変更ステップにより管理先が変更された管理項目の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる電子機器管理方法は、クライアント端末および電子機器が接続される第1のネットワークに接続されるとともに、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置で実行される電子機器管理方法であって、前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を記憶する管理先情報記憶手段と、前記電子機器の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、を備え、前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報を取得した前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分ステップと、前記クライアント端末から、前記電子機器の管理先を電子機器単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を受け付ける管理先変更要求受付ステップと、前記管理先変更要求受付ステップにより要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情
報記憶手段に記憶させる管理先変更ステップと、前記管理先変更ステップにより管理先が変更された前記電子機器の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる電子機器管理方法は、クライアント端末および電子機器が接続される第1のネットワークに接続されるとともに、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置で実行される電子機器管理方法であって、前記電子機器には、複数の管理項目が設定され、管理項目の各々に管理情報が属しており、前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を管理項目毎に記憶する管理先情報記憶手段と、前記電子機器の管理情報を管理項目毎に記憶する管理情報記憶手段と、を備え、前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報が属する管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分ステップと、前記クライアント端末から、前記電子機器の管理先を管理項目単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を受け付ける管理先変更要求受付ステップと、前記管理先変更要求受付ステップにより要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更ステップと、前記管理先変更ステップにより管理先が変更された管理項目の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる電子機器管理プログラムは、上記した電子機器管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかるコンピュータの読み取り可能な記録媒体は、上記した電子機器管理プログラムを格納したことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザにクライアント端末から電子機器の管理形態を選択させることができるので、電子機器管理におけるユーザの利便性を向上させることができるという効果を奏する。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる電子機器管理システム、電子機器管理装置、電子機器管理方法、電子機器管理プログラム、および記録媒体の最良な実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図4を参照しながら、本発明の第1の実施の形態にかかる電子機器管理システムについて説明する。
まず、図1を参照しながら、本実施の形態にかかる電子機器管理システム1の構成について説明する。図1は、電子機器管理システム1の構成の一例を示すブロック図である。
電子機器管理システム1は、コピー、ファックス、プリンタなどの複数の機能を一つの筐体に収納した複合機であるMFP(Multi Function Peripherals)10や複写装置であるLP(Laser Printer)20などの電子機器とLAN30を介して接続されるクライア
ント端末200と、INTERNET40を介してLAN30に接続することにより電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置300とINTERNET40およびLAN30を介して接続され、LAN30を介して電子機器を管理可能な電子機器管理装置100と、を備える。
なお、図1に示す例では、MFP10およびLP20はLAN30に各1台ずつ接続されているが、それぞれ複数台ずつ接続するようにしてもよい。以下では、MFP10およびLP20はLAN30に各5台ずつ(必要に応じて、MFP10−1〜MFP10−5、LP20−1〜LP20−5と言う)接続されているものとして説明する。
電子機器管理装置100は、LAN30に接続される(クライアントサイトに設置される)サーバ装置であり、通信制御部110と、管理情報振分部120と、管理先情報記憶部130と、管理情報記憶部140と、電子機器管理部150と、管理先変更要求受付部160と、管理先変更部170と、管理情報転送部180と、を備える。
通信制御部110は、MFP10やLP20などの電子機器、クライアント端末200、および電子機器遠隔管理装置300との間の通信を制御する。具体的には、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)など各機器等に応じた適切なプロト
コルを用いて通信を制御する。
管理情報振分部120は、管理情報取得部122を含んで構成され、MFP10やLP20などの電子機器から取得した管理情報を振り分ける。
管理情報取得部122は、MFP10やLP20などの電子機器から管理項目(ステータス管理、カウンタ管理、設定管理、ファームウェア管理、アドレス帳管理など)に応じた管理情報(ステータス情報、カウンタ情報、各種設定情報(例えば、ネットワーク設定情報やセキュリティ設定情報など)、ファームウェアバージョン情報、アドレス帳情報(ユーザ情報)など)を取得する。
管理情報振分部120は、管理情報取得部122が管理情報を取得した電子機器の管理先情報を管理先情報記憶部130から取得し、取得した管理先情報が少なくとも電子機器管理装置100を管理先に示す場合に当該管理情報を管理情報記憶部140に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも電子機器遠隔管理装置300を管理先に示す場合に当該管理情報を電子機器遠隔管理装置300に送信する。
図2に、管理先情報記憶部130に記憶されている管理先情報の一例を示す。本実施の形態では、図2に示すように、電子機器毎に管理先が設定されている。そして図2に示す例では、MFP10−3、MFP10−4、LP20−3の管理先が電子機器管理装置100に設定され、MFP10−1、MFP10−2、LP20−1、LP20−2、LP20−4、LP20−5の管理先が電子機器遠隔管理装置300に設定され、MFP10−5の管理先が電子機器管理装置100および電子機器遠隔管理装置300の両方に設定されている。
従って図2に示す例では、管理情報振分部120は、管理情報取得部122がMFP10−3〜MFP10−5、LP20−3から取得した管理情報を管理情報記憶部140に
記憶させ、管理情報取得部122がMFP10−1、MFP10−2、MFP10−5、LP20−1、LP20−2、LP20−4、LP20−5から取得した管理情報を電子機器遠隔管理装置300に送信する。なお本実施の形態では、管理情報記憶部140は、電子機器の各々の管理情報を管理項目毎に記憶している。
図1に戻り、電子機器管理部150は、管理先に電子機器管理装置100が含まれる電子機器(図2に示す例では、MFP10−3〜MFP10−5、LP20−3)を管理する。なお、電子機器管理部150の管理内容としては、ステータス情報に基づく電子機器の状態管理、カウンタ情報に基づく電子機器の利用状態の管理、ネットワーク設定やセキュリティ設定、ファームウェア更新、アドレス帳管理(ユーザの登録、更新、削除など)、故障有無の確認、IPアドレス不明や変更による接続不可状態下の検索などがある。
管理先変更要求受付部160は、クライアント端末200から、管理先を変更する要求を受け付ける。なお、管理先変更要求受付部160の機能は、例えば、httpd(Hyper Text Transfer Protocol Daemon)などにより実現できる。
管理先変更部170は、管理先変更要求受付部160に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された電子機器の管理先情報を管理先情報記憶部130から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して管理先情報記憶部130に記憶させる(登録する)。
例えば、図2に示す例において、LP20−3の管理先を電子機器管理装置100から電子機器遠隔管理装置300に変更する要求を管理先変更要求受付部160が受け付けた場合には、LP20−3の管理先情報を管理先情報記憶部130から取得し、取得したLP20−3の管理先情報が示す管理先を電子機器管理装置100から電子機器遠隔管理装置300に変更して管理先情報記憶部130に記憶させる。
また例えば、図2に示す例において、MFP10−1の管理先を電子機器遠隔管理装置300から電子機器管理装置100に変更する要求を管理先変更要求受付部160が受け付けた場合には、MFP10−1の管理先情報を管理先情報記憶部130から取得し、取得したMFP10−1の管理先情報が示す管理先を電子機器遠隔管理装置300から電子機器管理装置100に変更して管理先情報記憶部130に記憶させる。
管理情報転送部180は、管理先変更部170により管理先が変更された電子機器の管理情報を、電子機器管理装置100および電子機器遠隔管理装置300間で転送する。
具体的には、管理先変更部170により管理先情報が電子機器遠隔管理装置300を管理先に示さない状態から電子機器遠隔管理装置300を管理先に示す状態に変更された場合には、管理先が変更された電子機器の管理情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置300に転送する。例えば、図2に示す例において、LP20−3の管理先が電子機器管理装置100から電子機器遠隔管理装置300に変更された場合には、LP20−3の管理情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置300に転送する。
同様に、管理先変更部170により管理先情報が電子機器管理装置100を管理先に示さない状態から電子機器管理装置100を管理先に示す状態に変更された場合には、管理先が変更された電子機器の管理情報を電子機器遠隔管理装置300から取得して管理情報記憶部140に記憶させる。例えば、図2に示す例において、MFP10−1の管理先が電子機器遠隔管理装置300から電子機器管理装置100に変更された場合には、MFP10−1の管理情報を電子機器遠隔管理装置300から取得して管理情報記憶部140に
記憶させる。
クライアント端末200は、MFP10やLP20などの電子機器の管理形態を変更する際に使用される端末装置であり、管理先変更要求部210を備える。
管理先変更要求部210は、電子機器管理装置100に対して、MFP10やLP20などの電子機器の管理先を電子機器単位で電子機器管理装置100および電子機器遠隔管理装置300の少なくとも一方に変更する要求を行う。なお、管理先変更要求部210の機能は、例えば、Webブラウザなどにより実現できる。
管理先変更要求部210の機能をWebブラウザにより実現する場合は、管理先変更要求部210は、電子機器管理装置100(管理先変更要求受付部160)から管理先変更画面を表示するためのデータ(例えば、HTMLファイル、XHTMLファイルなど)を受信する。そして管理先変更要求部210は、受信したデータに基づいてクライアント端末200に備えられた表示装置に管理先変更画面を表示させ、ユーザに電子機器の管理形態の変更を行わせる。
図3に、管理先変更画面の一例を示す。図3に示す管理先変更画面400では、電子機器の各々の管理先を、ラジオボタンを用いて、電子機器遠隔管理装置300、電子機器管理装置100、および両方(電子機器遠隔管理装置300および電子機器管理装置100)の中から変更(選択)するようになっている。そして、ユーザが電子機器の管理先を変更してOKボタン410をクリックすると、管理先の変更を要求するデータ(例えば、管理先の変更を要求する電子機器を示す情報と、当該電子機器の変更後の管理先を示す情報と、を含むデータ)が電子機器管理装置100に送信され、管理先変更要求受付部160に管理先を変更する要求として受け付けられる。一方、ユーザがCANCELボタン420をクリックした場合には、管理先の変更がキャンセルされ、管理先変更画面400が閉じられる。
図1に戻り、電子機器遠隔管理装置300は、電子機器メーカやサービス提供会社等のサービスセンタ等に設置されるサーバ装置であり、管理情報記憶部310、管理先情報記憶部320、電子機器遠隔管理部330、を備える。
管理情報記憶部310は、電子機器管理装置100の管理情報記憶部140同様、電子機器の各々の管理情報を管理項目毎に記憶する。管理先情報記憶部320は、電子機器管理装置100の管理先情報記憶部130同様、電子機器の各々の管理先情報を記憶する。
電子機器遠隔管理部330は、電子機器管理装置100を介して、管理先に電子機器遠隔管理装置300が含まれる電子機器(図2に示す例では、MFP10−1、MFP10−2、MFP10−5、LP20−1、LP20−2、LP20−4、LP20−5)を管理する。なお、電子機器遠隔管理部330の管理内容は、電子機器管理装置100の電子機器管理部150と同様である。
また電子機器遠隔管理部330は、電子機器管理装置100から受信した管理情報を管理情報記憶部310に記憶させる処理、電子機器管理装置100から転送を要求された管理情報を管理情報記憶部310から取得して電子機器管理装置100に転送する処理、管理情報の取得・転送に伴い、管理先情報記憶部320に記憶されている管理先情報が示す管理先を変更する処理なども行う。
なお本実施の形態の電子機器管理システム1では、遠隔管理を実現するため、電子機器管理装置100および電子機器遠隔管理装置300が、RPC(Remote Procedure Call
)により、相互実装するアプリケーションのメソッドに対する処理の要求、応答を送受信する機能を有している。そしてRPCを実現するために、SOAP、HTTP、FTP等のプロトコルを利用することができる。
また本実施の形態の電子機器管理システム1では、電子機器遠隔管理装置300から電子機器管理装置100への要求がファイアウォール(図示省略)にはじかれてしまうことを防止するため、電子機器遠隔管理装置300から電子機器管理装置100への要求は、電子機器管理装置100からの定期ポーリンクが行われた後のレスポンスに載せて送信するものとする。
次に、図4を参照しながら、電子機器の管理先を電子機器単位で変更する際の電子機器管理システム1の動作について説明する。図4は、電子機器の管理先を電子機器単位で変更する際の電子機器管理システム1の動作シーケンスである。
まず、ユーザは、クライアント端末200を用いて図3に示す管理先設定変更画面400から、管理先を変更する電子機器を選択する(ステップS100)。
そして、管理先を変更する電子機器の選択が行われると(OKボタン410がクリックされると)、クライアント端末200の管理先変更要求部210は、電子機器管理装置100に対して電子機器の管理先の変更を電子機器単位で要求する(ステップS102)。
電子機器管理装置100において、管理先変更要求受付部160に、クライアント端末200から管理先を変更する要求が受け付けられると、管理先変更部170は、管理先の変更を要求された電子機器の管理先情報を管理先情報記憶部130から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して管理先情報記憶部130に記憶させる(ステップS104)。
そして、管理先変更部170により管理先情報が電子機器遠隔管理装置300を管理先に示さない状態から電子機器遠隔管理装置300を管理先に示す状態に変更された場合には、管理情報転送部180は、図4のA部に示すように、管理先が変更された電子機器の管理情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置300に転送する(ステップS106)。
一方、管理先変更部170により管理先情報が電子機器管理装置100を管理先に示さない状態から電子機器管理装置100を管理先に示す状態に変更された場合には、管理情報転送部180は、図4のB部に示すように、電子機器遠隔管理装置300に対して管理先が変更された電子機器の管理情報の取得を要求する(ステップS108)。例えば、管理情報の取得を要求する電子機器を示す情報を含むデータを電子機器遠隔管理装置300に送信することで、電子機器遠隔管理装置300に対して管理先が変更された電子機器の管理情報の取得を要求する。
そして、電子機器遠隔管理装置300の電子機器遠隔管理部330は、電子機器管理装置100から要求された管理情報を電子機器管理装置200に転送する(ステップS110)。
このように本実施の形態の電子機器管理システム1では、ユーザに電子機器の管理先を電子機器単位で変更させることができるので、一部の電子機器の管理をアウトソーシングし、残りの電子機器の管理をユーザ自身で行うことができるようになり、電子機器管理におけるユーザの利便性を向上させることができる。
例えば、クライアントサイト内に複数のメーカ(ベンダ)の電子機器が存在する場合に、本実施の形態の電子機器管理システム1を提供するメーカの電子機器の管理についてはアウトソーシングし、他のメーカの電子機器の管理についてはユーザ自身で行うということもできる。
また本実施の形態の電子機器管理システム1では、管理先の変更とともに管理情報の転送も行うため、管理先が変更された場合であっても、変更前の管理先と変更後の管理先とで管理情報の同期を取ることができる。
また本実施の形態では、複数の電子機器の管理を行うことを例にとり説明したが、管理対象となる電子機器は単数であってもよい。
また、本実施の形態の電子機器管理装置100、クライアント端末200、電子機器遠隔管理装置300は、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置、HDD(Hard Disk
Drive)、CD(Compact Disk)ドライブ装置等の外部記憶装置、ディスプレイ装置などの表示装置、キーボードやマウスなどの入出力装置等を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
また、本実施の形態の電子機器管理装置100で実行される電子機器管理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施の形態の電子機器管理装置100で実行される電子機器管理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、電子機器管理装置100で実行される電子機器管理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、本実施の形態の電子機器管理プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
また、本実施の形態の電子機器管理装置100で実行される電子機器管理プログラムは、上述した各部(通信制御部、管理情報振分部、管理情報取得部、電子機器管理部、管理先変更要求受付部、管理先変更部、管理情報転送部等)を含むモジュール構成となっている。そして、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から電子機器管理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、通信制御部、管理情報振分部、管理情報取得部、電子機器管理部、管理先変更要求受付部、管理先変更部、管理情報転送部等が主記憶装置上に生成されるようになっている。
(第2の実施の形態)
次に、図5〜図8を参照しながら、第2の実施の形態にかかる電子機器管理システムについて説明する。本実施の形態にかかる電子機器管理システムは、電子機器の管理先を管理項目単位で変更する点で、電子機器の管理先を電子機器単位で変更する第1の実施の形態と相違する。従って本実施の形態では、第1の実施の形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施の形態で既に説明した内容については説明を省略する。
図5は、本実施の形態にかかる電子機器管理システム1001の構成の一例を示すブロック図である。
電子機器管理装置1100は、管理先情報記憶部1130が電子機器の管理先情報を管理項目毎に記憶する点で、第1の実施の形態にかかる電子機器管理装置100と相違する。またこの相違に伴い、管理情報振分部1120、電子機器管理部1150、管理先変更部1170、管理情報転送部1180の各部が行う処理も第1の実施の形態にかかる電子機器管理装置100と相違する。
クライアント端末1200は、管理先変更要求部1210が電子機器の管理先を管理項目単位で変更する要求を行う点で、第1の実施の形態にかかるクライアント端末200と相違する。
電子機器遠隔管理装置1300は、管理先情報記憶部1320が電子機器の管理先情報を管理項目毎に記憶する点で、第1の実施の形態にかかる電子機器遠隔管理装置300と相違する。またこの相違に伴い、電子機器遠隔管理部1330が行う処理も第1の実施の形態にかかる電子機器遠隔管理装置300と相違する。
なお、第1の実施の形態と同様の名称・符号を付した構成要素については、第1の実施の形態と同様の機能を有するものとし、その説明を省略する。
管理情報振分部1120は、管理情報取得部122が取得した管理情報が属する管理項目の管理先情報を管理先情報記憶部1130から取得し、取得した管理先情報が少なくとも電子機器管理装置1100を管理先に示す場合に当該管理情報を管理情報記憶部140に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも電子機器遠隔管理装置1300を管理先に示す場合に当該管理情報を電子機器遠隔管理装置1300に送信する。
図6に、管理先情報記憶部1130に記憶されている管理先情報の一例を示す。本実施の形態では、図6に示すように、管理項目毎に管理先が設定されている。そして図6に示す例では、ステータス管理、カウンタ管理の管理先が電子機器管理装置1100に設定され、設定管理、ファームウェア管理の管理先が電子機器遠隔管理装置1300に設定され、アドレス帳管理の管理先が電子機器管理装置1100および電子機器遠隔管理装置1300の両方に設定されている。
従って図6に示す例では、管理情報振分部1120は、管理情報取得部122が電子機器から取得した管理情報のうち、ステータス情報、カウンタ情報、およびアドレス帳情報を管理情報記憶部140に記憶させ、各種設定情報、ファームウェアバージョン情報、およびアドレス帳情報を電子機器遠隔管理装置1300に送信する。
図5に戻り、電子機器管理部1150は、管理先に電子機器管理装置1100が含まれる管理項目(図6に示す例では、ステータス管理、カウンタ管理、アドレス帳管理)を管理する。
管理先変更部1170は、管理先変更要求受付部160に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を管理先情報記憶部1130から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して管理先情報記憶部1130に記憶させる(登録する)。
例えば、図6に示す例において、ステータス管理の管理先を電子機器管理装置1100から電子機器遠隔管理装置1300に変更する要求を管理先変更要求受付部160が受け付けた場合には、ステータス管理の管理先情報を管理先情報記憶部1130から取得し、取得したステータス管理の管理先情報が示す管理先を電子機器管理装置1100から電子
機器遠隔管理装置1300に変更して管理先情報記憶部1130に記憶させる。
また例えば、図6に示す例において、設定管理の管理先を電子機器遠隔管理装置1300から電子機器管理装置1100に変更する要求を管理先変更要求受付部160が受け付けた場合には、設定管理の管理先情報を管理先情報記憶部1130から取得し、取得した設定管理の管理先情報が示す管理先を電子機器遠隔管理装置1300から電子機器管理装置1100に変更して管理先情報記憶部1130に記憶させる。
管理情報転送部1180は、管理先変更部1170により管理先が変更された管理項目の管理情報を、電子機器管理装置1100および電子機器遠隔管理装置1300間で転送する。
具体的には、管理先変更部1170により管理先情報が電子機器遠隔管理装置1300を管理先に示さない状態から電子機器遠隔管理装置1300を管理先に示す状態に変更された場合には、管理先が変更された管理項目の管理情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置1300に転送する。例えば、図6に示す例において、ステータス管理の管理先が電子機器管理装置1100から電子機器遠隔管理装置1300に変更された場合には、MFP10−1〜MFP10−5、LP20−1〜LP20−5のステータス情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置1300に転送する。
同様に、管理先変更部1170により管理先情報が電子機器管理装置1100を管理先に示さない状態から電子機器管理装置1100を管理先に示す状態に変更された場合には、管理先が変更された管理項目の管理情報を電子機器遠隔管理装置1300から取得して管理情報記憶部140に記憶させる。例えば、図6に示す例において、設定管理の管理先が電子機器遠隔管理装置1300から電子機器管理装置1100に変更された場合には、MFP10−1〜MFP10−5、LP20−1〜LP20−5の各種設定情報を電子機器遠隔管理装置1300から取得して管理情報記憶部140に記憶させる。
管理先変更要求部1210は、電子機器管理装置1100に対して、MFP10やLP20などの電子機器の管理先を管理項目単位で変更する要求を行う。
図7に、管理先変更要求部1210がクライアント端末1200に備えられた表示装置に表示させる管理先変更画面の一例を示す。図7に示す管理先変更画面1400では、管理項目の各々の管理先を、ラジオボタンを用いて、電子機器遠隔管理装置1300、電子機器管理装置1100、および両方(電子機器遠隔管理装置1300および電子機器管理装置1100)の中から変更(選択)するようになっている。なお、OKボタン1410、CANCELボタン1420をクリックした際の動作は、第1の実施の形態と同様であり、管理先の変更を要求するデータとしては、例えば、管理先の変更を要求する管理項目を示す情報と、当該管理項目の変更後の管理先を示す情報と、を含むデータがあげられる。
図5に戻り、電子機器遠隔管理部1330は、電子機器管理装置1100を介して、管理先に電子機器遠隔管理装置1300が含まれる管理項目(図6に示す例では、設定管理、ファームウェア管理、およびアドレス帳管理)を管理する。
次に、図8を参照しながら、電子機器の管理先を管理項目単位で変更する際の電子機器管理システム1001の動作について説明する。図8は、電子機器の管理先を管理項目単位で変更する際の電子機器管理システム1001の動作シーケンスである。
まず、ユーザは、クライアント端末1200を用いて図7に示す管理先変更画面1400から、管理先を変更する管理項目を選択する(ステップS200)。
そして、管理先を変更する管理項目の選択が行われると(OKボタン1410がクリックされると)、クライアント端末1200の管理先変更要求部1210は、電子機器管理装置1100に対して電子機器の管理先の変更を管理項目単位で要求する(ステップS202)。
電子機器管理装置1100において、管理先変更要求受付部160に、クライアント端末1200から管理先を変更する要求が受け付けられると、管理先変更部1170は、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を管理先情報記憶部1130から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して管理先情報記憶部1130に記憶させる(ステップS204)。
そして、管理先変更部1170により管理先情報が電子機器遠隔管理装置1300を管理先に示さない状態から電子機器遠隔管理装置1300を管理先に示す状態に変更された場合には、管理情報転送部1180は、図8のA部に示すように、管理先が変更された管理項目の管理情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置1300に転送する(ステップS206)。
一方、管理先変更部1170により管理先情報が電子機器管理装置1100を管理先に示さない状態から電子機器管理装置1100を管理先に示す状態に変更された場合には、管理情報転送部1180は、図8のB部に示すように、電子機器遠隔管理装置1300に対して管理先が変更された管理項目の管理情報の取得を要求する(ステップS208)。例えば、管理情報の取得を要求する管理項目を示す情報を含むデータを電子機器遠隔管理装置1300に送信することで、電子機器遠隔管理装置1300に対して管理先が変更された管理項目の管理情報の取得を要求する。
そして、電子機器遠隔管理装置1300の電子機器遠隔管理部1330は、電子機器管理装置1100から要求された管理情報を電子機器管理装置1100に転送する(ステップS210)。
このように本実施の形態の電子機器管理システム1001では、ユーザに電子機器の管理先を管理項目単位で変更させることができるので、一部の管理項目の管理をアウトソーシングし、残りの管理項目の管理をユーザ自身で行うことができるようになり、電子機器管理におけるユーザの利便性を向上させることができる。例えば、ファームウェアの管理についてはアウトソーシングし、ステータス管理についてはユーザ自身で行うということもできる。
(第3の実施の形態)
次に、図9〜図12を参照しながら、第3の実施の形態にかかる電子機器管理システムについて説明する。本実施の形態にかかる電子機器管理システムは、電子機器の管理先をグループ単位で変更する点で、電子機器の管理先を電子機器単位で変更する第1の実施の形態と相違する。従って本実施の形態では、第1の実施の形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施の形態で既に説明した内容については説明を省略する。
図9は、本実施の形態にかかる電子機器管理システム2001の構成の一例を示すブロック図である。
電子機器管理装置2100は、管理先情報記憶部2130が電子機器の各々の管理先を
グループ単位で示す管理先情報を記憶する点で、第1の実施の形態にかかる電子機器管理装置100と相違する。またこの相違に伴い、管理情報振分部2120、電子機器管理部2150、管理先変更部2170、管理情報転送部2180の各部が行う処理も第1の実施の形態にかかる電子機器管理装置100と相違する。
クライアント端末2200は、管理先変更要求部2210が電子機器の管理先をグループ単位で変更する要求を行う点で、第1の実施の形態にかかるクライアント端末200と相違する。
電子機器遠隔管理装置2300は、管理先情報記憶部2320が電子機器の各々の管理先をグループ単位で示す管理先情報を記憶する点で、第1の実施の形態にかかる電子機器遠隔管理装置300と相違する。またこの相違に伴い、電子機器遠隔管理部2330が行う処理も第1の実施の形態にかかる電子機器遠隔管理装置300と相違する。
なお、第1の実施の形態と同様の名称・符号を付した構成要素については、第1の実施の形態と同様の機能を有するものとし、その説明を省略する。また以下では、MFP10−1〜MFP10−5が属するグループをグループA、LP20−1〜LP20−5が属するグループをグループBとして説明する。
管理情報振分部2120は、管理情報取得部122が管理情報を取得した電子機器が属するグループの管理先情報を管理先情報記憶部2130から取得し、取得した管理先情報が少なくとも電子機器管理装置2100を管理先に示す場合に当該管理情報を管理情報記憶部140に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも電子機器遠隔管理装置2300を管理先に示す場合に当該管理情報を電子機器遠隔管理装置2300に送信する。
図10に、管理先情報記憶部2130に記憶されている管理先情報の一例を示す。本実施の形態では、図10に示すように、電子機器が属するグループ毎に管理先が設定されている。そして図10に示す例では、グループBの管理先が電子機器管理装置2100に設定され、グループAの管理先が電子機器遠隔管理装置2300に設定されている。
従って図10に示す例では、管理情報振分部2120は、管理情報取得部122がLP20−1〜LP20−5から取得した管理情報を管理情報記憶部140に記憶させ、管理情報取得部122がMFP10−1〜MFP10−5から取得した管理情報を電子機器遠隔管理装置2300に送信する。
図9に戻り、電子機器管理部2150は、管理先に電子機器管理装置2100が含まれるグループに属する電子機器(図10に示す例では、グループBに属するLP20−1〜LP20−5)を管理する。
管理先変更部2170は、管理先変更要求受付部160に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求されたグループの管理先情報を管理先情報記憶部2130から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して管理先情報記憶部2130に記憶させる(登録する)。
例えば、図10に示す例において、グループBの管理先を電子機器管理装置2100から電子機器遠隔管理装置2300に変更する要求を管理先変更要求受付部160が受け付けた場合には、グループBの管理先情報を管理先情報記憶部2130から取得し、取得したグループBの管理先情報が示す管理先を電子機器管理装置2100から電子機器遠隔管理装置2300に変更して管理先情報記憶部2130に記憶させる。
また例えば、図10に示す例において、グループAの管理先を電子機器遠隔管理装置2300から電子機器管理装置2100に変更する要求を管理先変更要求受付部160が受け付けた場合には、グループAの管理先情報を管理先情報記憶部2130から取得し、取得したグループAの管理先情報が示す管理先を電子機器遠隔管理装置2300から電子機器管理装置2100に変更して管理先情報記憶部2130に記憶させる。
管理情報転送部2180は、管理先変更部2170により管理先が変更されたグループに属する電子機器の管理情報を、電子機器管理装置2100および電子機器遠隔管理装置2300間で転送する。
具体的には、管理先変更部2170により管理先情報が電子機器遠隔管理装置2300を管理先に示さない状態から電子機器遠隔管理装置2300を管理先に示す状態に変更された場合には、管理先が変更されたグループに属する電子機器の管理情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置2300に転送する。例えば、図10に示す例において、グループBの管理先が電子機器管理装置2100から電子機器遠隔管理装置2300に変更された場合には、LP20−1〜LP20−5の管理情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置2300に転送する。
同様に、管理先変更部2170により管理先情報が電子機器管理装置2100を管理先に示さない状態から電子機器管理装置2100を管理先に示す状態に変更された場合には、管理先が変更されたグループに属する電子機器の管理情報を電子機器遠隔管理装置2300から取得して管理情報記憶部140に記憶させる。例えば、図10に示す例において、グループAの管理先が電子機器遠隔管理装置2300から電子機器管理装置2100に変更された場合には、MFP10−1〜MFP10−5の管理情報を電子機器遠隔管理装置2300から取得して管理情報記憶部140に記憶させる。
管理先変更要求部2210は、電子機器管理装置2100に対して、MFP10やLP20などの電子機器の管理先をグループ単位で変更する要求を行う。
図11に、管理先変更要求部2210がクライアント端末2200に備えられた表示装置に表示させる管理先変更画面の一例を示す。図11に示す管理先変更画面2400では、グループの各々の管理先を、ラジオボタンを用いて、電子機器遠隔管理装置2300、電子機器管理装置2100、および両方(電子機器遠隔管理装置2300および電子機器管理装置2100)の中から変更(選択)するようになっている。なお、OKボタン2410、CANCELボタン2420をクリックした際の動作は、第1の実施の形態と同様であり、管理先の変更を要求するデータとしては、例えば、管理先の変更を要求するグループを示す情報と、当該グループの変更後の管理先を示す情報と、を含むデータがあげられる。
図9に戻り、電子機器遠隔管理部2330は、電子機器管理装置2100を介して、管理先に電子機器遠隔管理装置2300が含まれるグループに属する電子機器(図10に示す例では、グループAに属するMFP10−1〜MFP10−5)を管理する。
次に、図12を参照しながら、電子機器の管理先をグループ単位で変更する際の電子機器管理システム2001の動作について説明する。図12は、電子機器の管理先をグループ単位で変更する際の電子機器管理システム2001の動作シーケンスである。
まず、ユーザは、クライアント端末2200を用いて図11に示す管理先変更画面2400から、管理先を変更するグループを選択する(ステップS300)。
そして、管理先を変更するグループの選択が行われると(OKボタン2410がクリックされると)、クライアント端末2200の管理先変更要求部2210は、電子機器管理装置2100に対して電子機器の管理先の変更をグループ単位で要求する(ステップS302)。
電子機器管理装置2100において、管理先変更要求受付部160に、クライアント端末2200から管理先を変更する要求が受け付けられると、管理先変更部2170は、管理先の変更を要求されたグループの管理先情報を管理先情報記憶部2130から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して管理先情報記憶部2130に記憶させる(ステップS304)。
そして、管理先変更部2170により管理先情報が電子機器遠隔管理装置2300を管理先に示さない状態から電子機器遠隔管理装置2300を管理先に示す状態に変更された場合には、管理情報転送部2180は、図12のA部に示すように、管理先が変更されたグループに属する電子機器の管理情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置2300に転送する(ステップS306)。
一方、管理先変更部2170により管理先情報が電子機器管理装置2100を管理先に示さない状態から電子機器管理装置2100を管理先に示す状態に変更された場合には、管理情報転送部2180は、図12のB部に示すように、電子機器遠隔管理装置2300に対して管理先が変更されたグループに属する電子機器の管理情報の取得を要求する(ステップS308)。例えば、管理情報の取得を要求するグループを示す情報を含むデータを電子機器遠隔管理装置2300に送信することで、電子機器遠隔管理装置2300に対して管理先が変更された管理項目の管理情報の取得を要求する。
そして、電子機器遠隔管理装置2300の電子機器遠隔管理部2330は、電子機器管理装置2100から要求された管理情報を電子機器管理装置2100に転送する(ステップS310)。
このように本実施の形態の電子機器管理システム2001では、ユーザに電子機器の管理先をグループ単位で変更させることができるので、一部のグループに属する電子機器の管理をアウトソーシングし、残りのグループに属する電子機器の管理をユーザ自身で行うことができるようになり、電子機器管理におけるユーザの利便性を向上させることができる。
例えば、クライアントサイトのフロア単位や事業所単位で電子機器をグループ化すれば、一部のフロアや事業所に設置された電子機器の管理についてはアウトソーシングし、他のフロアや事業所に設置された電子機器の管理についてはユーザ自身で行うということもできる。
また本実施の形態では、複数のグループを管理することを例にとり説明したが、管理対象となるグループは単数であってもよい。
(第4の実施の形態)
次に、図13〜図16を参照しながら、第4の実施の形態にかかる電子機器管理システムについて説明する。本実施の形態にかかる電子機器管理システムは、電子機器の管理先を電子機器単位かつ管理項目単位で変更する点で、電子機器の管理先を管理項目単位で変更する第2の実施の形態と相違する。従って本実施の形態では、第2の実施の形態との相違点の説明を主に行い、第2の実施の形態で既に説明した内容(第1の実施の形態で説明した内容含む)については説明を省略する。
図13は、本実施の形態にかかる電子機器管理システム3001の構成の一例を示すブロック図である。
電子機器管理装置3100は、管理先情報記憶部3130が電子機器の各々の管理先情報を管理項目毎に記憶する点で、第2の実施の形態にかかる電子機器管理装置1100と相違する。またこの相違に伴い、管理情報振分部3120、電子機器管理部3150、管理先変更部3170、管理情報転送部3180の各部が行う処理も第2の実施の形態にかかる電子機器管理装置1100と相違する。
クライアント端末3200は、管理先変更要求部3210が電子機器の各々の管理先を電子機器単位かつ管理項目単位で変更する要求を行う点で、第2の実施の形態にかかるクライアント端末1200と相違する。
電子機器遠隔管理装置3300は、管理先情報記憶部3320が電子機器の各々の管理先情報を管理項目毎に記憶する点で、第2の実施の形態にかかる電子機器遠隔管理装置1300と相違する。またこの相違に伴い、電子機器遠隔管理部3330が行う処理も第2の実施の形態にかかる電子機器遠隔管理装置1300と相違する。
なお、第2の実施の形態(第1の実施の形態含む)と同様の名称・符号を付した構成要素については、第2の実施の形態(第1の実施の形態含む)と同様の機能を有するものとし、その説明を省略する。
管理情報振分部3120は、管理情報取得部122が管理情報を取得した電子機器の管理先情報であって、当該管理情報が属する管理項目の管理先情報を管理先情報記憶部3130から取得し、取得した管理先情報が少なくとも電子機器管理装置3100を管理先に示す場合に当該管理情報を管理情報記憶部140に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも電子機器遠隔管理装置3300を管理先に示す場合に当該管理情報を電子機器遠隔管理装置3300に送信する。
図14に、管理先情報記憶部3130に記憶されている管理先情報の一例を示す。本実施の形態では、図14に示すように、電子機器の各々の管理項目毎に管理先が設定されている。そして図14に示す例では、例えば、LP20−1のステータス管理の管理先が電子機器管理装置3100に設定され、また例えば、MFP10−1のアドレス帳管理の管理先が電子機器遠隔管理装置3300に設定されている。
従って図14に示す例では、管理情報振分部3120は、例えば、管理情報取得部122がLP20−1から取得したステータス情報を管理情報記憶部140に記憶させ、また例えば、管理情報取得部122がMFP10−1から取得したアドレス帳情報を電子機器遠隔管理装置3300に送信する。
図13に戻り、電子機器管理部3150は、電子機器および管理項目の管理先が電子機器管理装置3100を含む電子機器の管理項目を管理する。図14に示す例では、例えば、MFP10−1のステータス管理、カウンタ管理、設定管理、ファームウェア管理や、LP20−1のステータス管理、設定管理、ファームウェア管理、アドレス帳管理を行う。
管理先変更部3170は、管理先変更要求受付部160に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された電子機器の管理先情報であって、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を管理先情報記憶部3130から取得し、取得した管理先情報が示
す管理先を、変更を要求された管理先に変更して管理先情報記憶部3130に記憶させる(登録する)。
例えば、図14に示す例において、LP20−1のステータス管理の管理先を電子機器管理装置3100から電子機器遠隔管理装置3300に変更する要求を管理先変更要求受付部160が受け付けた場合には、LP20−1のステータス管理の管理先情報を管理先情報記憶部3130から取得し、取得したLP20−1のステータス管理の管理先情報が示す管理先を電子機器管理装置3100から電子機器遠隔管理装置3300に変更して管理先情報記憶部3130に記憶させる。
また例えば、図14に示す例において、MFP10−1のアドレス帳管理の管理先を電子機器遠隔管理装置3300から電子機器管理装置3100に変更する要求を管理先変更要求受付部160が受け付けた場合には、MFP10−1のアドレス帳管理の管理先情報を管理先情報記憶部3130から取得し、取得したMFP10−1のアドレス帳管理の管理先情報が示す管理先を電子機器遠隔管理装置3300から電子機器管理装置3100に変更して管理先情報記憶部3130に記憶させる。
管理情報転送部3180は、管理先変更部3170により管理先が変更された電子機器の管理情報であって、管理先変更部3170により管理先が変更された管理項目の管理情報を、電子機器管理装置3100および電子機器遠隔管理装置3300間で転送する。
具体的には、管理先変更部3170により管理先情報が電子機器遠隔管理装置3300を管理先に示さない状態から電子機器遠隔管理装置3300を管理先に示す状態に変更された場合には、管理先が変更された電子機器の管理情報であって、管理先が変更された管理項目の管理情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置3300に転送する。例えば、図14に示す例において、LP20−1のステータス管理の管理先が電子機器管理装置3100から電子機器遠隔管理装置3300に変更された場合には、LP20−1のステータス情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置3300に転送する。
同様に、管理先変更部3170により管理先情報が電子機器管理装置3100を管理先に示さない状態から電子機器管理装置3100を管理先に示す状態に変更された場合には、管理先が変更された電子機器の管理情報であって、管理先が変更された管理項目の管理情報を電子機器遠隔管理装置3300から取得して管理情報記憶部140に記憶させる。例えば、図14に示す例において、MFP10−1のアドレス帳管理の管理先が電子機器遠隔管理装置3300から電子機器管理装置3100に変更された場合には、MFP10−1のアドレス帳情報を電子機器遠隔管理装置3300から取得して管理情報記憶部140に記憶させる。
管理先変更要求部3210は、電子機器管理装置3100に対して、MFP10やLP20などの電子機器の管理先を電子機器単位かつ管理項目単位で変更する要求を行う。
図15に、管理先変更要求部3210がクライアント端末3200に備えられた表示装置に表示させる管理先変更画面の一例を示す。図15に示す管理先変更画面3400は、電子機器選択画面3402と、管理項目選択画面3404とを含んで構成されている。電子機器選択画面3402では、ラジオボタンを用いて管理先を変更する電子機器を選択する。管理項目選択画面3404では、管理項目の各々の管理先を、ラジオボタンを用いて、電子機器遠隔管理装置3300、電子機器管理装置3100、および両方(電子機器遠隔管理装置3300および電子機器管理装置3100)の中から変更(選択)する。なお、OKボタン3410、CANCELボタン3420をクリックした際の動作は、第2の
実施の形態(第1の実施の形態)と同様であり、管理先の変更を要求するデータとしては、例えば、管理先の変更を要求する電子機器を示す情報と、管理先の変更を要求する管理項目を示す情報と、当該電子機器の当該管理項目の変更後の管理先を示す情報と、を含むデータがあげられる。
図13に戻り、電子機器遠隔管理部3330は、電子機器管理装置3100を介して、電子機器および管理項目の管理先が電子機器遠隔管理装置3300を含む電子機器の管理項目を管理する。図14に示す例では、例えば、MFP10−1のステータス管理、カウンタ管理、設定管理、アドレス帳管理や、LP20−1のカウンタ管理、設定管理、ファームウェア管理、アドレス帳管理を行う。
次に、図16を参照しながら、電子機器の管理先を電子機器単位かつ管理項目単位で変更する際の電子機器管理システム3001の動作について説明する。図16は、電子機器の管理先を電子機器単位かつ管理項目単位で変更する際の電子機器管理システム3001の動作シーケンスである。
まず、ユーザは、クライアント端末3200を用いて図15に示す管理先変更画面3400から、管理先を変更する電子機器および管理項目を選択する(ステップS400)。
そして、管理先を変更する電子機器および管理項目の選択が行われると(OKボタン3410がクリックされると)、クライアント端末3200の管理先変更要求部3210は、電子機器管理装置3100に対して電子機器の管理先の変更を電子機器単位かつ管理項目単位で要求する(ステップS402)。
電子機器管理装置3100において、管理先変更要求受付部160に、クライアント端末3200から管理先を変更する要求が受け付けられると、管理先変更部3170は、管理先の変更を要求された電子機器の管理先情報であって、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を管理先情報記憶部3130から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して管理先情報記憶部3130に記憶させる(ステップS404)。
そして、管理先変更部3170により管理先情報が電子機器遠隔管理装置3300を管理先に示さない状態から電子機器遠隔管理装置3300を管理先に示す状態に変更された場合には、管理情報転送部3180は、図16のA部に示すように、管理先が変更された電子機器の管理情報であって、管理先が変更された管理項目の管理情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置3300に転送する(ステップS406)。
一方、管理先変更部3170により管理先情報が電子機器管理装置3100を管理先に示さない状態から電子機器管理装置3100を管理先に示す状態に変更された場合には、管理情報転送部3180は、図16のB部に示すように、電子機器遠隔管理装置3300に対して管理先が変更された電子機器の管理情報であって、管理先が変更された管理項目の管理情報の取得を要求する(ステップS408)。例えば、管理情報の取得を要求する電子機器および管理項目を示す情報を含むデータを電子機器遠隔管理装置3300に送信することで、電子機器遠隔管理装置3300に対して管理先が変更された管理項目の管理情報の取得を要求する。
そして、電子機器遠隔管理装置3300の電子機器遠隔管理部3330は、電子機器管理装置3100から要求された管理情報を電子機器管理装置3100に転送する(ステップS410)。
このように本実施の形態の電子機器管理システム3001では、ユーザに電子機器の管理先を電子機器単位かつ管理項目単位で変更させることができるので、一部の電子機器の一部の管理項目の管理をアウトソーシングし、残りの管理をユーザ自身で行うことができるようになり、電子機器管理におけるユーザの利便性を向上させることができる。
(第5の実施の形態)
次に、図17〜図20を参照しながら、第5の実施の形態にかかる電子機器管理システムについて説明する。本実施の形態にかかる電子機器管理システムは、電子機器の管理先をグループ単位かつ管理項目単位で変更する点で、電子機器の管理先をグループ単位で変更する第3の実施の形態と相違する。従って本実施の形態では、第3の実施の形態との相違点の説明を主に行い、第3の実施の形態で既に説明した内容(第1の実施の形態で説明した内容含む)については説明を省略する。
図17は、本実施の形態にかかる電子機器管理システム4001の構成の一例を示すブロック図である。
電子機器管理装置4100は、管理先情報記憶部4130が電子機器の各々の管理先をグループ単位で示す管理先情報を管理項目毎に記憶する点で、第3の実施の形態にかかる電子機器管理装置2100と相違する。またこの相違に伴い、管理情報振分部4120、電子機器管理部4150、管理先変更部4170、管理情報転送部4180の各部が行う処理も第3の実施の形態にかかる電子機器管理装置2100と相違する。
クライアント端末4200は、管理先変更要求部4210が電子機器の各々の管理先をグループ単位かつ管理項目単位で変更する要求を行う点で、第3の実施の形態にかかるクライアント端末2200と相違する。
電子機器遠隔管理装置4300は、管理先情報記憶部4320が電子機器の各々の管理先をグループ単位で示す管理先情報を管理項目毎に記憶する点で、第3の実施の形態にかかる電子機器遠隔管理装置2300と相違する。またこの相違に伴い、電子機器遠隔管理部4330が行う処理も第3の実施の形態にかかる電子機器遠隔管理装置2300と相違する。
なお、第3の実施の形態(第1の実施の形態含む)と同様の名称・符号を付した構成要素については、第3の実施の形態(第1の実施の形態含む)と同様の機能を有するものとし、その説明を省略する。
管理情報振分部4120は、管理情報取得部122が管理情報を取得した電子機器が属するグループの管理先情報であって、当該管理情報が属する管理項目の管理先情報を管理先情報記憶部4130から取得し、取得した管理先情報が少なくとも電子機器管理装置4100を管理先に示す場合に当該管理情報を管理情報記憶部140に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも電子機器遠隔管理装置4300を管理先に示す場合に当該管理情報を電子機器遠隔管理装置4300に送信する。
図18に、管理先情報記憶部4130に記憶されている管理先情報の一例を示す。本実施の形態では、図18に示すように、電子機器が属するグループの各々の管理項目毎に管理先が設定されている。そして図18に示す例では、例えば、グループBのステータス管理の管理先が電子機器管理装置4100に設定され、また例えば、グループAのアドレス帳管理の管理先が電子機器遠隔管理装置4300に設定されている。
従って図18に示す例では、管理情報振分部4120は、例えば、管理情報取得部12
2がグループBに属するLP20−1〜LP20−5から取得したステータス情報を管理情報記憶部140に記憶させ、また例えば、管理情報取得部122がグループAに属するMFP10−1〜MFP10−5から取得したアドレス帳情報を電子機器遠隔管理装置4300に送信する。
図17に戻り、電子機器管理部4150は、グループに属する電子機器および管理項目の管理先が電子機器管理装置4100を含む電子機器の管理項目を管理する。図18に示す例では、例えば、グループAに属するMFP10−1〜MFP10−5のステータス管理、カウンタ管理、設定管理、ファームウェア管理や、グループBに属するLP20−1〜LP20−5のステータス管理、設定管理、ファームウェア管理、アドレス帳管理を行う。
管理先変更部4170は、管理先変更要求受付部160に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求されたグループの管理先情報であって、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を管理先情報記憶部4130から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して管理先情報記憶部4130に記憶させる(登録する)。
例えば、図18に示す例において、グループBに属するLP20−1〜LP20−5のステータス管理の管理先を電子機器管理装置4100から電子機器遠隔管理装置4300に変更する要求を管理先変更要求受付部160が受け付けた場合には、グループBのステータス管理の管理先情報を管理先情報記憶部4130から取得し、取得したグループBのステータス管理の管理先情報が示す管理先を電子機器管理装置4100から電子機器遠隔管理装置4300に変更して管理先情報記憶部4130に記憶させる。
また例えば、図18に示す例において、グループAに属するMFP10−1〜MFP10−5のアドレス帳管理の管理先を電子機器遠隔管理装置4300から電子機器管理装置4100に変更する要求を管理先変更要求受付部160が受け付けた場合には、グループAのアドレス帳管理の管理先情報を管理先情報記憶部4130から取得し、取得したグループAのアドレス帳管理の管理先情報が示す管理先を電子機器遠隔管理装置4300から電子機器管理装置4100に変更して管理先情報記憶部4130に記憶させる。
管理情報転送部4180は、管理先変更部4170により管理先が変更されたグループに属する電子機器の管理情報であって、管理先変更部4170により管理先が変更された管理項目の管理情報を、電子機器管理装置4100および電子機器遠隔管理装置4300間で転送する。
具体的には、管理先変更部4170により管理先情報が電子機器遠隔管理装置4300を管理先に示さない状態から電子機器遠隔管理装置4300を管理先に示す状態に変更された場合には、管理先が変更されたグループに属する電子機器の管理情報であって、管理先が変更された管理項目の管理情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置4300に転送する。例えば、図18に示す例において、グループBのステータス管理の管理先が電子機器管理装置4100から電子機器遠隔管理装置4300に変更された場合には、グループBに属するLP20−1〜LP20−5のステータス情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置4300に転送する。
同様に、管理先変更部4170により管理先情報が電子機器管理装置4100を管理先に示さない状態から電子機器管理装置4100を管理先に示す状態に変更された場合には、管理先が変更されたグループに属する電子機器の管理情報であって、管理先が変更された管理項目の管理情報を電子機器遠隔管理装置4300から取得して管理情報記憶部14
0に記憶させる。例えば、図18に示す例において、グループAのアドレス帳管理の管理先が電子機器遠隔管理装置4300から電子機器管理装置4100に変更された場合には、グループAに属するMFP10−1〜MFP10−5のアドレス帳情報を電子機器遠隔管理装置4300から取得して管理情報記憶部140に記憶させる。
管理先変更要求部4210は、電子機器管理装置4100に対して、MFP10やLP20などの電子機器の管理先をグループ単位かつ管理項目単位で変更する要求を行う。
図19に、管理先変更要求部4210がクライアント端末4200に備えられた表示装置に表示させる管理先変更画面の一例を示す。図19に示す管理先変更画面4400は、グループ選択画面4406と、管理項目選択画面4404とを含んで構成されている。グループ選択画面4406では、ラジオボタンを用いて管理先を変更するグループを選択する。管理項目選択画面4404では、管理項目の各々の管理先を、ラジオボタンを用いて、電子機器遠隔管理装置4300、電子機器管理装置4100、および両方(電子機器遠隔管理装置4300および電子機器管理装置4100)の中から変更(選択)する。なお、OKボタン4410、CANCELボタン4420をクリックした際の動作は、第3の実施の形態(第1の実施の形態)と同様であり、管理先の変更を要求するデータとしては、例えば、管理先の変更を要求するグループを示す情報と、管理先の変更を要求する管理項目を示す情報と、当該グループの当該管理項目の変更後の管理先を示す情報と、を含むデータがあげられる。
図17に戻り、電子機器遠隔管理部4330は、電子機器管理装置4100を介して、グループに属する電子機器および管理項目の管理先が電子機器遠隔管理装置4300に設定されている電子機器の管理項目を管理する。図18に示す例では、例えば、グループAに属するMFP10−1〜MFP10−5のステータス管理、カウンタ管理、設定管理、アドレス帳管理や、グループBに属するLP20−1〜LP20−5のカウンタ管理、設定管理、ファームウェア管理、アドレス帳管理を行う。
次に、図20を参照しながら、電子機器の管理先をグループ単位かつ管理項目単位で変更する際の電子機器管理システム4001の動作について説明する。図20は、電子機器の管理先をグループ単位かつ管理項目単位で変更する際の電子機器管理システム4001の動作シーケンスである。
まず、ユーザは、クライアント端末4200を用いて図19に示す管理先変更画面4400から、管理先を変更するグループおよび管理項目を選択する(ステップS500)。
そして、管理先を変更するグループおよび管理項目の選択が行われると(OKボタン4410がクリックされると)、クライアント端末4200の管理先変更要求部4210は、電子機器管理装置4100に対して電子機器の管理先の変更をグループ単位かつ管理項目単位で要求する(ステップS502)。
電子機器管理装置4100において、管理先変更要求受付部160に、クライアント端末4200から管理先を変更する要求が受け付けられると、管理先変更部4170は、管理先の変更を要求されたグループの管理先情報であって、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を管理先情報記憶部4130から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して管理先情報記憶部4130に記憶させる(ステップS504)。
そして、管理先変更部4170により管理先情報が電子機器遠隔管理装置4300を管理先に示さない状態から電子機器遠隔管理装置4300を管理先に示す状態に変更された
場合には、管理情報転送部4180は、図20のA部に示すように、管理先が変更されたグループに属する電子機器の管理情報であって、管理先が変更された管理項目の管理情報を管理情報記憶部140から取得して電子機器遠隔管理装置4300に転送する(ステップS506)。
一方、管理先変更部4170により管理先情報が電子機器管理装置4100を管理先に示さない状態から電子機器管理装置4100を管理先に示す状態に変更された場合には、管理情報転送部4180は、図20のB部に示すように、電子機器遠隔管理装置4300に対して管理先が変更されたグループに属する電子機器の管理情報であって、管理先が変更された管理項目の管理情報の取得を要求する(ステップS508)。例えば、管理情報の取得を要求するグループおよび管理項目を示す情報を含むデータを電子機器遠隔管理装置4300に送信することで、電子機器遠隔管理装置4300に対して管理先が変更された管理項目の管理情報の取得を要求する。
そして、電子機器遠隔管理装置4300の電子機器遠隔管理部4330は、電子機器管理装置4100から要求された管理情報を電子機器管理装置4100に転送する(ステップS510)。
このように本実施の形態の電子機器管理システム4001では、ユーザに電子機器の管理先をグループ単位かつ管理項目単位で変更させることができるので、一部のグループに属する電子機器の一部の管理項目の管理をアウトソーシングし、残りの管理をユーザ自身で行うことができるようになり、電子機器管理におけるユーザの利便性を向上させることができる。
第1の実施の形態にかかる電子機器管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる管理先情報の一例を示す図である。 第1の実施の形態にかかる管理先変更画面の一例を示す図である。 第1の実施の形態にかかる電子機器管理システムの動作シーケンスを示す図である。 第2の実施の形態にかかる電子機器管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる管理先情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態にかかる管理先変更画面の一例を示す図である。 第2の実施の形態にかかる電子機器管理システムの動作シーケンスを示す図である。 第3の実施の形態にかかる電子機器管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 第3の実施の形態にかかる管理先情報の一例を示す図である。 第3の実施の形態にかかる管理先変更画面の一例を示す図である。 第3の実施の形態にかかる電子機器管理システムの動作シーケンスを示す図である。 第4の実施の形態にかかる電子機器管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 第4の実施の形態にかかる管理先情報の一例を示す図である。 第4の実施の形態にかかる管理先変更画面の一例を示す図である。 第4の実施の形態にかかる電子機器管理システムの動作シーケンスを示す図である。 第5の実施の形態にかかる電子機器管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 第5の実施の形態にかかる管理先情報の一例を示す図である。 第5の実施の形態にかかる管理先変更画面の一例を示す図である。 第5の実施の形態にかかる電子機器管理システムの動作シーケンスを示す図である。
符号の説明
10 MFP
20 LP
30 LAN
40 INTERNET
100、1100、2100、3100、4100 電子機器管理装置
110 通信制御部
120、1120、2120、3120、4120 管理情報振分部
122 管理情報取得部
130、1130、2130、3130、4130 管理先情報記憶部
140 管理情報記憶部
150、1150、2150、3150、4150 電子機器管理部
160 管理先変更要求受付部
170、1170、2170、3170、4170 管理先変更部
180、1180、2180、3180、4180 管理情報転送部
200、1200、2200、3200、4200 クライアント端末
210、1210、2210、3210、4210 管理先変更要求部
300、1300、2300、3300、4300 電子機器遠隔管理装置
310 管理情報記憶部
320、1320、2320、3320、4320 管理先情報記憶部
330、1330、2330、3330、4330 電子機器遠隔管理部
400、1400、2400、3400、4400 管理先変更画面
410、1410、2410、3410、4410 OKボタン
420、1420、2420、3420、4420 CANCELボタン
3402 電子機器選択画面
3404、4404 管理項目選択画面
4406 グループ選択画面

Claims (14)

  1. 電子機器と第1のネットワークを介して接続されるクライアント端末と、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置と、を備えた電子機器管理システムであって、
    前記クライアント端末は、
    前記電子機器管理装置に対して、前記電子機器の管理先を電子機器単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を行う管理先変更要求手段を備え、
    前記電子機器管理装置は、
    前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を記憶する管理先情報記憶手段と、
    前記電子機器の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、
    前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報を取得した前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分手段と、
    前記クライアント端末からの要求を受け付ける管理先変更要求受付手段と、
    前記管理先変更要求受付手段に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更手段と、
    前記管理先変更手段により管理先が変更された前記電子機器の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送手段と、を備えることを特徴とする電子機器管理システム。
  2. 電子機器と第1のネットワークを介して接続されるクライアント端末と、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置と、を備えた電子機器管理システムであって、
    前記電子機器には、複数の管理項目が設定され、
    管理項目の各々に管理情報が属しており、
    前記クライアント端末は、
    前記電子機器管理装置に対して、前記電子機器の管理先を管理項目単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を行う管理先変更要求手段を備え、
    前記電子機器管理装置は、
    前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を管理項目毎に記憶する管理先情報記憶手段と、
    前記電子機器の管理情報を管理項目毎に記憶する管理情報記憶手段と、
    前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報が属する管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分手段と、
    前記クライアント端末からの要求を受け付ける管理先変更要求受付手段と、
    前記管理先変更要求受付手段に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更手段と、
    前記管理先変更手段により管理先が変更された管理項目の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送手段と、を備えることを特徴とする電子機器管理システム。
  3. 前記クライアント端末は、複数の前記電子機器と第1のネットワークを介して接続され、
    前記電子機器の各々は、グループに属しており、
    前記管理先変更要求手段は、前記電子機器管理装置に対して、前記電子機器の各々の管理先をグループ単位で変更する要求を行い、
    前記管理先情報記憶手段は、前記電子機器の各々の管理先をグループ単位で示す管理先情報を記憶し、
    前記管理情報記憶手段は、前記電子機器の各々の管理情報を記憶し、
    前記管理情報振分手段は、前記電子機器の各々から管理情報を取得するとともに、当該管理情報を取得した前記電子機器が属するグループの管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信し、
    前記管理先変更手段は、前記管理先変更要求受付手段に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求されたグループの管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させ、
    前記管理情報転送手段は、前記管理先変更手段により管理先が変更されたグループに属する前記電子機器の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送することを特徴とする請求項1に記載の電子機器管理システム。
  4. 前記クライアント端末は、複数の前記電子機器と第1のネットワークを介して接続され、
    前記管理先変更要求手段は、前記電子機器管理装置に対して、前記電子機器の各々の管理先を電子機器単位かつ管理項目単位で変更する要求を行い、
    前記管理先情報記憶手段は、前記電子機器の各々の管理先情報を管理項目毎に記憶し、
    前記管理情報記憶手段は、前記電子機器の各々の管理情報を管理項目毎に記憶し、
    前記管理情報振分手段は、前記電子機器の各々から管理情報を取得するとともに、当該管理情報を取得した前記電子機器の管理先情報であって、当該管理情報が属する管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信し、
    前記管理先変更手段は、前記管理先変更要求受付手段に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された前記電子機器の管理先情報であって、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させ、
    前記管理情報転送手段は、前記管理先変更手段により管理先が変更された前記電子機器の管理情報であって、前記管理先変更手段により管理先が変更された管理項目の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送することを特徴とす
    る請求項2に記載の電子機器管理システム。
  5. 前記電子機器の各々は、複数のグループの中のいずれかに属し、
    前記電子機器の各々には、複数の管理項目が設定され、
    管理項目の各々に管理情報が属しており、
    前記管理先変更要求手段は、前記電子機器管理装置に対して、前記電子機器の各々の管理先をグループ単位かつ管理項目単位で変更する要求を行い、
    前記管理先情報記憶手段は、前記電子機器の各々の管理先をグループ単位で示す管理先情報を管理項目毎に記憶し、
    前記管理情報記憶手段は、前記電子機器の各々の管理情報を管理項目毎に記憶し、
    前記管理情報振分手段は、前記電子機器の各々から管理情報を取得するとともに、当該管理情報を取得した前記電子機器が属するグループの管理先情報であって、当該管理情報が属する管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信し、
    前記管理先変更手段は、前記管理先変更要求受付手段に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求されたグループの管理先情報であって、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させ、
    前記管理情報転送手段は、前記管理先変更手段により管理先が変更されたグループに属する前記電子機器の管理情報であって、前記管理先変更手段により管理先が変更された管理項目の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送することを特徴とする請求項3に記載の電子機器管理システム。
  6. 前記管理情報転送手段は、前記管理先変更手段により管理先情報が前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示さない状態から前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す状態に変更された場合に、管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に転送し、前記管理先変更手段により管理先情報が前記電子機器管理装置を管理先に示さない状態から前記電子機器管理装置を管理先に示す状態に変更された場合に、管理情報を前記電子機器遠隔管理装置から取得することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の電子機器管理システム。
  7. クライアント端末および電子機器が接続される第1のネットワークに接続されるとともに、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置であって、
    前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を記憶する管理先情報記憶手段と、
    前記電子機器の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、
    前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報を取得した前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分手段と、
    前記クライアント端末から、前記電子機器の管理先を電子機器単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を受け付ける管理先変更要求受付手段と、
    前記管理先変更要求受付手段に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報
    が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更手段と、
    前記管理先変更手段により管理先が変更された前記電子機器の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送手段と、を備えることを特徴とする電子機器管理装置。
  8. クライアント端末および電子機器が接続される第1のネットワークに接続されるとともに、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置であって、
    前記電子機器には、複数の管理項目が設定され、
    管理項目の各々に管理情報が属しており、
    前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を管理項目毎に記憶する管理先情報記憶手段と、
    前記電子機器の管理情報を管理項目毎に記憶する管理情報記憶手段と、
    前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報が属する管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分手段と、
    前記クライアント端末から、前記電子機器の管理先を管理項目単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を受け付ける管理先変更要求受付手段と、
    前記管理先変更要求受付手段に要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更手段と、
    前記管理先変更手段により管理先が変更された管理項目の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送手段と、を備えることを特徴とする電子機器管理装置。
  9. 電子機器と第1のネットワークを介して接続されるクライアント端末と、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置と、を備えた電子機器管理システムで実行される電子機器管理方法であって、
    前記クライアント端末は、
    前記電子機器管理装置に対して、前記電子機器の管理先を電子機器単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を行う管理先変更要求ステップを含み、
    前記電子機器管理装置は、
    前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を記憶する管理先情報記憶手段と、
    前記電子機器の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、を備え、
    前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報を取得した前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当
    該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分ステップと、
    前記クライアント端末からの要求を受け付ける管理先変更要求受付ステップと、
    前記管理先変更要求受付ステップにより要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更ステップと、
    前記管理先変更ステップにより管理先が変更された前記電子機器の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送ステップと、を含むことを特徴とする電子機器管理方法。
  10. 電子機器と第1のネットワークを介して接続されるクライアント端末と、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置と、を備えた電子機器管理システムで実行される電子機器管理方法であって、
    前記電子機器には、複数の管理項目が設定され、
    管理項目の各々に管理情報が属しており、
    前記クライアント端末は、
    前記電子機器管理装置に対して、前記電子機器の管理先を管理項目単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を行う管理先変更要求ステップを含み、
    前記電子機器管理装置は、
    前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を管理項目毎に記憶する管理先情報記憶手段と、
    前記電子機器の管理情報を管理項目毎に記憶する管理情報記憶手段と、を備え、
    前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報が属する管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分ステップと、
    前記クライアント端末からの要求を受け付ける管理先変更要求受付ステップと、
    前記管理先変更要求受付ステップにより要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更ステップと、
    前記管理先変更ステップにより管理先が変更された管理項目の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送ステップと、を含むことを特徴とする電子機器管理方法。
  11. クライアント端末および電子機器が接続される第1のネットワークに接続されるとともに、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置で実行される電子機器管理方法であって、
    前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を記憶する管理先情報記憶手段と、
    前記電子機器の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、を備え、
    前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報を取得した前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前
    記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分ステップと、
    前記クライアント端末から、前記電子機器の管理先を電子機器単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を受け付ける管理先変更要求受付ステップと、
    前記管理先変更要求受付ステップにより要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された前記電子機器の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更ステップと、
    前記管理先変更ステップにより管理先が変更された前記電子機器の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送ステップと、を含むことを特徴とする電子機器管理方法。
  12. クライアント端末および電子機器が接続される第1のネットワークに接続されるとともに、第2のネットワークを介して前記第1のネットワークに接続することにより前記電子機器を遠隔管理可能な電子機器遠隔管理装置と前記第2のネットワークおよび前記第1のネットワークを介して接続され、前記第1のネットワークを介して前記電子機器を管理可能な電子機器管理装置で実行される電子機器管理方法であって、
    前記電子機器には、複数の管理項目が設定され、
    管理項目の各々に管理情報が属しており、
    前記電子機器の管理先を示す情報であって、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方を示す管理先情報を管理項目毎に記憶する管理先情報記憶手段と、
    前記電子機器の管理情報を管理項目毎に記憶する管理情報記憶手段と、を備え、
    前記電子機器から管理情報を取得するとともに、当該管理情報が属する管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記管理情報記憶手段に記憶させ、取得した管理先情報が少なくとも前記電子機器遠隔管理装置を管理先に示す場合に当該管理情報を前記電子機器遠隔管理装置に送信する管理情報振分ステップと、
    前記クライアント端末から、前記電子機器の管理先を管理項目単位で前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置の少なくとも一方に変更する要求を受け付ける管理先変更要求受付ステップと、
    前記管理先変更要求受付ステップにより要求が受け付けられた場合に、管理先の変更を要求された管理項目の管理先情報を前記管理先情報記憶手段から取得し、取得した管理先情報が示す管理先を、変更を要求された管理先に変更して前記管理先情報記憶手段に記憶させる管理先変更ステップと、
    前記管理先変更ステップにより管理先が変更された管理項目の管理情報を、前記電子機器管理装置および前記電子機器遠隔管理装置間で転送する管理情報転送ステップと、を含むことを特徴とする電子機器管理方法。
  13. 請求項11または12に記載された電子機器管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする電子機器管理プログラム。
  14. 請求項13に記載された電子機器管理プログラムを格納したコンピュータの読み取り可能な記録媒体。
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