JP5534108B2 - 計算機および性能データ収集方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の計算機システムやネットワークシステムからリソースの性能データを収集して選別する計算機に関する。
計算機システムのプログラムの実行に必要なサーバやストレージなどを計算機資源と言う。計算機システムは、1以上の計算機資源が連携して動作することにより、所望の処理を実現する。またネットワークシステムを構成するルータ、L2〜L4スイッチなどをネットワーク資源と言う。ネットワークシステムは、1以上のネットワーク資源が連携して動作することにより、所望の処理を実現する。さらに、計算機資源およびネットワーク資源をリソースと呼ぶとき、1以上の計算機システムが1以上のネットワークシステムを通じて接続されたクラウドコンピューティングシステム等のシステムでは、負荷分散や機能分散などを目的として、それぞれが計算機システムあるいはネットワークシステムである複数のシステムの複数のリソースが連携して動作することにより、所望の処理を実現する。従って、このような1以上の計算機システムやネットワークシステムから構成されるシステムにおいて、特定の処理に着目して、顧客管理や性能分析などを行うためには、全てのリソースの性能データのうち特定の処理に関与するリソースの性能データだけを選別する処理が必要になる。
計算機システムを構成する全リソースの中から特定の処理に関与するリソースの性能データを選別する技術の一例が特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載された計算機システムは、図14に示すように、計算機101〜103と、それらを通信可能に接続するネットワーク104とから構成される。
計算機102、103は、採取部112、113を有する。採取部112、113は、自計算機102、103上の全てのリソース(特許文献1ではプロセス)114、115に関わる性能データを採取し、ネットワーク104を通じて計算機101に送信する機能を持つ。
また計算機101は、収集部121、収集対象指定リスト122を有する。収集対象指定リスト122は、収集対象とするリソースの識別情報の一覧が記載されたリストである。例えば、或る特定の利用者だけが利用するリソースの性能データだけを選別したい場合、収集対象指定リスト122には、その利用者だけが利用するリソースの識別情報が記載される。収集部121は、各採取部112、113から受信したリソースの性能データを収集データ123として蓄積する。その後、収集部121は、収集対象指定リスト122を参照して、収集データ123に含まれる全てのリソースの性能データの中から、収集対象となるリソースの性能データだけを選別データ124として選別する。すなわち、収集部121は、収集データ123中のリソースの性能データ毎に、その性能データに収集対象指定リスト122にリストアップされている識別情報が記載されているか否かを調べ、記載されている場合に限り選別データ124として出力する。
特開2000−122879号公報(特に図21)
しかしながら、上述した技術によれば、計算機101の収集部121は、他の計算機102、103の採取部112、113から送信される全てのリソース114、115の性能データに対して、所望の識別情報が記載されているか否かを判定しなければならない。このため、計算機の台数やリソースの数が多い大規模なシステムの場合、特定の処理に関与するリソースの性能データだけを選別するのが困難になる。
本発明の目的は、上述したような課題、すなわち特定の処理に関与するリソースの性能データだけを選別するには、収集した全てのリソースの性能データについて、所望の識別情報が含まれているか否かを解析する必要がある、という課題を解決する計算機を提供することにある。
本発明の一形態にかかる計算機は、
計算機資源およびネットワーク資源をリソースと呼ぶとき、それぞれが1以上のリソースを有する計算機システムまたはネットワークシステムである複数のシステムに接続される計算機であって、
上記複数のシステムのうち特定の処理に関与するリソースを有する1以上のシステムの識別情報の組み合わせを記憶する第1の識別情報記憶手段と、
上記特定の処理に関与するリソースの性能データに含まれる識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段と、
上記システムの識別情報に対応する収集データ記憶手段と、
上記複数のシステムからリソースの性能データを収集し、上記システムの識別情報に対応する上記収集データ記憶手段に蓄積する収集蓄積手段と、
上記第1の識別情報記憶手段に記憶された上記システムの識別情報の組み合わせ中のそれぞれの識別情報に対応する上記収集データ記憶手段に蓄積された性能データの中から、上記第2の識別情報記憶手段に記憶された識別情報を含むリソースの性能データを抽出する抽出手段と
を有する、といった構成を採る。
また本発明の他の形態にかかる性能データ収集方法は、
計算機資源およびネットワーク資源をリソースと呼ぶとき、それぞれが1以上のリソースを有する計算機システムまたはネットワークシステムである複数のシステムに接続され、上記複数のシステムのうち特定の処理に関与するリソースを有する1以上のシステムの識別情報の組み合わせを記憶する第1の識別情報記憶手段と、上記特定の処理に関与するリソースの性能データに含まれる識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段と、上記システムの識別情報に対応する収集データ記憶手段と、収集蓄積手段と、抽出手段とを有する計算機が実行する性能データ収集方法であって、
上記収集蓄積手段が、上記複数のシステムからリソースの性能データを収集し、上記システムの識別情報に対応する上記収集データ記憶手段に蓄積し、
上記抽出手段が、上記第1の識別情報記憶手段に記憶された上記システムの識別情報の組み合わせ中のそれぞれの識別情報に対応する上記収集データ記憶手段に蓄積された性能データの中から、上記第2の識別情報記憶手段に記憶された識別情報を含むリソースの性能データを抽出する、といった構成を採る。
本発明は上述したような構成を有するため、特定の処理に関与するリソースが複数のシステムのうちの一部のシステムのリソースに限定されている場合には、その特定の処理に関与するリソースの性能データだけを選別する際、収集した全てのリソースの性能データを対象に所望の識別情報が含まれているか否かを解析する必要がなくなり、効率的な選別が可能になる。
本発明の第1の実施形態のブロック図である。 本発明の第2の実施形態のブロック図である。 本発明の第2の実施形態における第1の識別情報の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における第2の識別情報の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における性能データの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における収集データに含まれるリソースの性能データの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における収集データに含まれるリソースの中の性能に関する性能データの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における性能項目と性能値の具体例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における選別データの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における抽出部の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態のブロック図である。 本発明の第3の実施形態において、リソース融通前後で、特定の処理に関与するリソースを有する計算機システムの組み合わせが変化する例を示す図である。 本発明の第4の実施形態のブロック図である。 本発明に関連する技術のブロック図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態は、それぞれが計算機システムまたはネットワークシステムで構成される複数のシステム10と、これら複数のシステム10にネットワーク11を通じて接続される計算機12とから構成される。
それぞれのシステム10は、1以上のリソース13と採取部14とを有する。リソース13は、計算機システムにあっては、サーバ計算機やストレージ装置、あるいはサーバ計算機上のプロセスなどである。またネットワークシステムにあっては、リソース13は、ルータやL2〜L4スイッチなどである。
採取部14は、自システム10上のリソース13に関わる性能データを採取し、ネットワーク11を通じて計算機12に送信する機能を有する。リソース13に関わる性能データは、当該リソース13の識別情報と1以上の性能に関するデータとが含まれる。性能に関するデータの種類は、リソースの種類毎に事前に定められている。例えば、CPU使用率、メモリ使用率、およびストレージ使用率は、サーバやストレージの性能に関するデータの一つである。また、或るユーザに関連する処理を実行しているプロセスの識別情報、プロセス実行時間などは、サーバやストレージの性能に関するデータの一つである。さらに、パケットのサイズや個数、再送パケット数、パケットに含まれるデータの識別情報などは、ネットワークの性能に関するデータの一つである。このように性能に関するデータは、適用されるシステムに応じて事前に定義されている。本実施形態では、性能データとは、上述した例に示されるように、性能のみならず、品質および動作を含むデータを意味するものと定義する。但し、本発明における性能データはそれに限定されるものではない。
計算機12は、複数のシステム10からリソースの性能データを収集して選別する計算機である。計算機12は、収集蓄積部15と、システム10別の収集データ記憶部16と、第1の識別情報記憶部17と、第2の識別情報記憶部18と、抽出部19と、選別データ記憶部20とを有する。
収集データ記憶部16は、磁気ディスク等の記憶装置から構成され、システム10の識別情報別に用意されている。
収集蓄積部15は、ネットワーク11を通じて複数のシステム10からリソースの性能データを収集し、システム10別の収集データ記憶部16に格納する機能を有する。
第1の識別情報記憶部17は、複数のシステム10のうち特定の処理に関与するリソースを有する1以上のシステム10の識別情報の組み合わせを記憶する。例えば、特定の処理が、システム10−1、システム10−3、システム10−5の3つの計算機システムまたは/およびネットワークシステムで連携して実行されており、他のシステム10では上記特定の処理が実行されていなければ、第1の識別情報記憶部17には、上記特定の処理に対応して、システム10−1の識別情報、システム10−3の識別情報、システム10−5の識別情報の合計3つの識別情報の組み合わせが記憶されている。
上記特定の処理に関与するリソースを有する1以上のシステム10は、同一事業者に係る1以上のシステムであってもよいし、異なる事業者に係る1以上のシステムであってもよい。後者の例として、ネットワーク事業者、IT装置事業者、ITプラットフォーム事業者、アプリケーション事業者、コンテンツ提供事業者などの事業者に係る複数のシステムが有機的に結合して、特定の処理としてのクラウドサービス(例えばSaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、IaaS(Infrastructure as a Service)など)を実現する例が考えられる。
第2の識別情報記憶部18は、上記特定の処理に関与するリソースの性能データに含まれる識別情報を記憶する。例えば、上記特定の処理が、特定のユーザに対して提供する特定のサービスに関する処理の場合、第2の識別情報記憶部18には、上記特定のユーザの識別情報、上記特定のサービスの識別情報などが記憶されている。
抽出部19は、第1の識別情報記憶部17に記憶されたシステムの識別情報の組み合わせ中のそれぞれの識別情報に対応する収集データ記憶部16に蓄積された性能データの中から、第2の識別情報記憶部18に記憶された識別情報を含むリソースの性能データを抽出し、選別データ記憶部20に格納する機能を有する。
次に、本実施形態の動作を説明する。
それぞれのシステム10の採取部14は、定期的に、自システム10上のリソース13に関わる性能データを採取し、ネットワーク11を通じて計算機12に送信する。
計算機12の収集蓄積部15は、何れかのシステム10からネットワーク11を通じてリソースの性能データを受信すると、受信したデータを送信元のシステム10の識別情報に対応する収集データ記憶部16に格納する。
抽出部19は、定期的あるいは管理者から要求があったタイミングで、以下のような抽出処理を行う。まず抽出部19は、第1の識別情報記憶部17から特定の処理に対応する1以上のシステム10の識別情報の組み合わせを読み出す。次に抽出部19は、読み出した組み合わせ中の識別情報毎に、それで特定されるシステム10に対応する収集データ記憶部16からリソースの性能データを読み出す。また抽出部19は、第2の識別情報記憶部18から上記特定の処理に関与するリソースの性能データに含まれる識別情報を読み出す。そして、抽出部19は、収集データ記憶部16から読み出した性能データ毎に、当該に第2の識別情報記憶部18から読み出した何れかの識別情報が含まれているか否かを調査する。そして抽出部19は、第2の識別情報記憶部18から読み出した何れかの識別情報を含む性能データを、特定の処理に関するリソースの性能データとして選択し、選別データ記憶部20に格納する。
このように本実施形態によれば、特定の処理に関与するリソースが複数のシステム10のうちの一部のシステムのリソースに限定されている場合には、その特定の処理に関与するリソースの性能データだけを選別する際、収集した全てのリソースの性能データを対象に所望の識別情報が含まれているか否かを解析する必要がなくなり、効率的な選別が可能になる。例えば、システム10の総数を100、特定の処理に関与するシステムの数を5とすると、それぞれのシステム10から収集されるリソースの性能データの数が等しいならば、全体の1/20の性能データを対象に所望の識別情報が含まれているか否かを解析するだけで済む。
[第2の実施形態]
図2を参照すると、本発明の第2の実施形態にかかる計算機30は、それぞれが1以上のリソースを有する複数のシステム10に接続され、上記複数のシステム10から収集したリソースの性能データのうち、特定の処理に関連するリソースの性能データを抽出する機能を有している。
計算機30は、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)31、操作入力部32、画面表示部33、記憶部34、およびプロセッサ35を有する。
通信I/F部31は、専用のデータ通信回路からなり、ネットワーク11を介して接続されたシステム10などの各種装置との間でデータ通信を行う機能を有している。
操作入力部32は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出してプロセッサ35に出力する機能を有している。
画面表示部33は、LCDやPDPなどの画面表示装置からなり、プロセッサ35からの指示に応じて、選別データなどの各種情報を画面表示する機能を有している。
記憶部34は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、プロセッサ35での各種処理に必要な処理情報やプログラム34Pを記憶する機能を有している。プログラム34Pは、プロセッサ35に読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現するプログラムであり、通信I/F部31などのデータ入出力機能を介して外部装置(図示せず)や記憶媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部34に保存される。
記憶部34で記憶される主な処理情報として、第1の識別情報34A、第2の識別情報34B、収集データ34C、および選別データ34Dがある。
第1の識別情報34Aは、特定の処理に関与するリソースを有する1以上のシステム10の識別情報の組み合わせである。図3は第1の識別情報34Aの構成例である。この第1の識別情報34Aは、特定の処理の記述34A1と、m個(m≧1)のシステム10の識別情報34A2の組み合わせとの組から構成されている。特定の処理の記述34A1は、特定の処理を他の特定の処理と区別するための記号や番号などである。システムの識別情報34A2は、システム10を一意に特定する情報であれば、計算機システム名、ネットワークシステム名、その事業者名や事業者コードなど、任意の情報でよい。
第2の識別情報34Bは、特定の処理に関与するリソースの性能データに含まれる識別情報である。図4は第2の識別情報34Bの構成例である。この第2の識別情報34Bは、特定の処理の記述34B1と、a個(a≧1)の識別情報34B2との組から構成されている。特定の処理の記述34B1は、第1の識別情報34Aにおける特定の処理の記述34A1と同じである。識別情報34B2は、ユーザ識別情報、サービス識別情報、プロセス識別情報などであり、その種類と個数は、当該特定の処理により定められる。
収集データ34Cは、システム10別に収集されたデータである。図5は、1つのシステムに対応する収集データ34Cの構成例である。この収集データ34Cは、システム10の識別情報34C1と、b個(b≧1)のリソースの性能データ34C2との組から構成される。システムの識別情報34C1は、第1の識別情報34Aに含まれるシステムの識別情報34A2と同じである。リソースの性能データ34C2は、識別情報34C1で特定されるシステム10から収集されたリソースの性能データである。
図6は収集データ34Cに含まれるリソースの性能データ34C2の構成例である。図6はリソースの性能データ34C21の構成を示しているが、他のリソースの性能データ34C22〜34C2bも同じ構成である。このリソースの性能データ34C21は、リソースの識別情報34C211と、時刻情報34C212と、c個(c≧1)の性能に関するデータ34C213との組から構成される。リソースの識別情報34C211は、リソースを一意に識別する情報であれば、リソース名やIPアドレスなど任意でよい。時刻情報34C212は、当該リソースの性能データ34C21が測定された時刻を示す。性能に関するデータ34C213は、リソースの識別情報34C211で特定されるリソースの性能に関するデータである。
図7は性能に関するデータ34C213の構成例である。図7は性能に関するデータ34C2131の構成を示しているが、他の性能に関するデータ34C2132〜34C213cも同じ構成である。この性能に関するデータ34C2131は、性能項目34C21311と、性能値34C21312との組から構成される。性能項目34C21311は、測定された性能の項目を表す。また性能値34C21312は、測定された性能値を表す。性能に関するデータ34C213の具体例を図8に示す。図8を参照すると、CPU使用率=60%、メモリ使用率=40%、消費電力=48W、同時実行プロセス数=2、ログインユーザ数=3、セッション数=1などが性能に関するデータの例として挙げられている。また、同時実行プロセス数=2、ログインユーザ数=3、セッション数=1に添えられているIDは、実行されているプロセス、ログインしているユーザ、張られているセッションを識別する識別情報である。このように性能に関するデータ34C213には、数値以外に特定の処理か否かの判断基準となる識別情報が含まれる場合がある。このため、性能データのフォーマット毎に識別情報の位置が記載された定義ファイルを予め用意しておき、その定義ファイルを参照して性能データ中の識別情報を探索するようにしてもよい。
選別データ34Dは、収集データ34Cから抽出された特定の処理に関連するリソースの性能データである。図9は選別データ34Dの構成例である。この選別データ34Dは、特定の処理の記述34D1と、d個(d≧1)以上のリソースの性能データ34D2との組から構成される。特定の処理の記述34D1は、第1の識別情報34Aに含まれる特定の処理の記述34A1と同じである。リソースの性能データ34D2は、収集データ34Cに含まれるリソースの性能データ34C2と同じである。ただしここでは、異なるシステム10から送出されたリソースの性能データが混在していることに注意されたい。
プロセッサ35は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部34からプログラム34Pを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム34Pとを協働させて各種処理部を実現する機能を有している。プロセッサ35で実現される主な処理部として、入力部35A、収集部35B、抽出部35C、および出力部35Dがある。
入力部35Aは、通信I/F部31または操作入力部32から入力された第1の識別情報34A、および第2の識別情報34Bを記憶部34に格納する機能を有する。
収集部35Bは、ネットワーク11を通じてシステム10からリソースの性能データを収集し、システム10別の収集データ34Cとして記憶部34に格納する機能を有する。
抽出部35Cは、記憶部34に格納された収集データ34Cから特定の処理に関連するリソースの性能データだけを抽出し、選別データ34Dとして記憶部34に格納する機能を有する。
出力部35Dは、記憶部34に格納された選別データ34Dを、通信I/F部31を通じて外部の端末に送信したり、画面表示部33に表示する機能を有する。
次に、本実施形態の動作について説明する。
入力部35Aは、通信I/F部31または操作入力部32から第1の識別情報34A、および第2の識別情報34Bを受信すると、記憶部34に格納する。また、収集部35Bは、通信I/F部31を通じて何れかのシステム10からリソースの性能データを受信すると、記憶部34に格納する。その際、収集部35Bは、複数の収集データ34Cのうち、送信元のシステム10の識別情報に一致する識別情報34C1を有する収集データ34Cに、受信した性能データを追加登録する。
抽出部35Cは、定期的あるいは操作入力部32から要求が出されたタイミングで、図10に示す処理を開始する。
まず抽出部35Cは、第1の識別情報34Aの組み合わせ中の一つのシステムの識別情報に注目する(ステップS1)。次に抽出部35Cは、注目するシステムの識別情報が存在することを確認した上で(ステップS2)、注目中のシステムの識別情報と一致する識別情報34C1を有する収集データ34Cに注目する(ステップS3)。
次に抽出部35Cは、注目中の収集データ34Cに含まれる一つのリソースの性能データ34C2に注目する(ステップS4)。次に抽出部35Cは、注目するリソースの性能データが存在することを確認した上で(ステップS5)、この注目中のリソースの性能データ34C2が特定の処理に関連する性能データであるか否かを以下のようにして解析する。
まず抽出部35Cは、第2の識別情報34Bに含まれる一つの識別情報34B2に注目する(ステップS6)。次に抽出部35Cは、注目する第2の識別情報34B2が存在することを確認した上で(ステップS7)、注目中のリソースの性能データ34C2に注目中の第2の識別情報34B2と一致する識別情報が含まれているか否かを解析する(ステップS8)。リソースの性能データ34C2は図6に示す構造を有するため、まず抽出部35Cは、リソースの識別情報34C211が注目中の第2の識別情報34B2と一致するか否かを判定する。一致することを検知した場合、ステップS8の処理を終了する。一致しなかった場合、抽出部35Cは、リソースの性能データ34C2内の他の箇所に識別情報が存在するか否かを調べる。リソースの34C2には、その各々の性能に関するデータ34C213の性能値34C21312内に識別情報が存在する可能性がある。すなわち、図8に例示したようなプロセスID、ユーザID、セッションIDなどの識別情報がリソースの性能データ34C2に含まれている可能性がある。抽出部35Cは、識別情報を発見する毎に、その識別情報が注目中の第2の識別情報34B2と一致するか否かを判別する。ここで、識別情報の発見に際しては、前述のとおり、性能データのフォーマット毎に、識別情報の位置が記載された定義ファイルを用意しておき、参照することで探索してもよい。一致することを検知した場合、ステップS8の処理を終了する。発見した全ての識別情報が注目中の第2の識別情報34B2と一致しないことが判明した場合もステップS8の処理を終了する。
抽出部35Cは、ステップS8の処理の結果、注目中のリソースの性能データ34C2に注目中の第2の識別情報が含まれていると判定したときは(ステップS9でYES)、注目中のリソースの性能データ34C2を選別データ34Dの一つとして、記憶部34に格納する(ステップS10)。そして、抽出部35Cは、注目中の収集データ34Cに含まれる次の一つのリソースの性能データ34C2に注目を移し(ステップS11)、ステップS5に戻って上述した処理と同じ処理を繰り返す。
他方、抽出部35Cは、注目中のリソースの34C2に注目中の第2の識別情報が含まれていないと判定したときは(ステップS9でNO)、第2の識別情報34中の次の一つの識別情報に注目を移し(ステップS12)、ステップS7に戻って、注目中のリソースの性能データ34C2に新たに注目した第2の識別情報が含まれているか否かを、先の手順と同様の手順で調査する。同様の処理を注目中のリソースの性能データ34C2に第2の識別情報と一致する識別情報を発見するか、或いは何れの第2の識別情報とも一致する識別情報が注目中のリソースの性能データ34C2に存在しないことが判明するまで繰り返す。
抽出部35Cは、上述の処理によって、注目中のリソースの性能データ34C2の選別を終えると、次の一つのリソースの性能データ34C2に注目を移し(ステップS11)、ステップS5に戻って、新たに注目したリソースの性能データ34C2に何れかの第2の識別情報が存在するか否かを調査する。
そして、抽出部35Cは、注目中の収集データ34Cに含まれる全てのリソースの性能データ34C2についての選別を終えると(ステップS5でYES)、第1の識別情報34Aの組み合わせ中の他の一つのシステムの識別情報34A2に注目を移し(ステップS13)、ステップS2に戻って、上述した処理と同様の処理を繰り返す。これにより、他の収集データ34Cから、第2の識別情報34B中の何れかの識別情報を有するリソースの性能データの抽出が行われる。
抽出部35Cは、第1の識別情報34Aに含まれる全てのシステム10の識別子に対応する収集データ34Cに対する処理を終えると(ステップS2でYES)、図10の処理を終了する。
出力部35Dは、抽出部35Cの処理が終了すると、記憶部34に格納された選別データ34Dを、通信I/F部31を通じて外部の端末に送信し、あるいは画面表示部33に表示する。
このように本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、特定の処理に関与するリソースが複数のシステム10のうちの一部のシステムのリソースに限定されている場合には、その特定の処理に関与するリソースの性能データだけを選別する際、収集した全てのリソースの性能データを対象に所望の識別情報が含まれているか否かを解析する必要がなくなり、効率的な選別が可能になる。
[第3の実施形態]
図11を参照すると、本発明の第3の実施形態にかかる計算機40は、図2に示した第2の実施形態にかかる計算機30と比較して、プロセッサ35が更新部35Eを更に有する点でのみ相違する。
更新部35Eは、システム10間でリソースの融通が行われた旨のメッセージを通信I/F部31を通じて受信すると、そのメッセージを解析し、リソースの借り手となるシステムの識別情報が第1の識別情報34A中の組み合わせ中に存在すれば、リソースの貸し手となるシステム10の識別情報を特定の処理に関与するリソースを有するシステムの識別情報として第1の識別情報34Aの上記組み合わせに追加登録する機能を有する。
近年、リソース不足に対処するために、計算機システム間でリソースを融通することが提案ないし実用化されている。計算機システム間でリソースの融通が実施された場合、特定の処理に関与する計算機システムの組み合わせが変化する。例えば、図12(A)に示すように、特定の処理に関与するリソースを有する計算機システムとして、計算機システム10−1、10−2、10−3の3つがあり、当初はこの3つの計算機システム10−1〜10−3のリソースが連携して特定の処理を実行していたとする。その後、計算機システム10−1のリソース不足を解消するために、図12(B)に示すように、計算機システム10−1が他の計算機システム10−4からリソースの融通を受けたとする。この場合、計算機システム10−1が特定の処理を実行する形態として、自計算機システム10−1自身のリソースを利用する形態と、計算機システム10−4から借り受けたリソースを利用する形態とが考えられる。
計算機システム10−1が計算機システム10−4からリソースの融通を受けた際、計算機システム10−1あるいは計算機システム10−4またはリソース融通を制御する図示しない他の計算機から計算機40に対して、計算機システム10−4がリソースの貸し手、計算機システム10−1がリソースの借り手であることをそれらの識別情報を用いて明確に記述したメッセージが送信される。計算機40の更新部35Eは、このメッセージを受信して解析し、リソースの借り手となる計算機システム10−1の識別情報が第1の識別情報34Aに記憶されていれば、リソースの貸し手となる計算機システム10−4の識別情報を特定の処理に関与するリソースを有する計算機システムの識別情報として第1の識別情報34Aに追加登録する処理を実施する。これにより、計算機システム10−4から収集されるリソースの性能データも選別の対象に組み入れられる。
上記では計算機システム間のリソース融通について説明したが、ネットワークシステム間のリソース融通についても同様である。
このように本実施形態によれば、上述したような機能を有する更新部35Eを有するため、リソース融通後に漏れの無い選別を効率良く実施することが可能となる。
なお、本実施形態では、第2の識別情報34Bの更新については触れていない。しかし、本発明では、第2の識別情報34Bは常に固定されている必要はなく、検出対象とする特定の処理の変更にあわせて、或いは特定の処理自体に変更がなくてもその特定の処理に関連する識別情報の変化(例えばユーザ識別情報やサービス識別情報の変更など)に応じて、第2の識別情報34Bを動的に変更する手段を有していてもよい。
[第4の実施形態]
図13を参照すると、本発明の第4の実施形態は、それぞれが計算機システムまたはネットワークシステムで構成される複数のシステム1と、性能データを収集し選別する機能を有し、複数のシステム1にネットワーク2を通じて接続される計算機3と、システム間のリソース融通を制御する機能を有し、複数のシステム1にネットワーク7を通じて接続されると共に計算機3にネットワーク9を通じて接続される計算機6とから構成される。
それぞれのシステム1は、1以上のリソース4と計算機5とを有する。リソース1は、計算機システムにあっては、サーバ計算機やストレージ装置、あるいはサーバ計算機上のプロセスなどである。またネットワークシステムにあっては、リソース4は、ルータやL2〜L4スイッチなどである。
計算機5は、自システム1上のリソース4に関わる性能データを採取し、ネットワーク2を通じて計算機3に送信する機能を有する。この機能は、図1に示される採取部14と同様の機能である。
また計算機5は、自システム1がリソースの借り手となる場合、借り要求メッセージを計算機6へ送信する機能を有する。借り要求メッセージは、借りたいリソースの種別とそのリソースの条件とを含む。また計算機5は、自システム1がリソースの貸し手となる場合、事前にあるいは計算機6からの要求時、貸したいリソースの種別とそのリソースの条件とを含む貸し要求メッセージを計算機6へ送信する機能を有する。
リソースの条件は、例えば性能の条件を含む。性能の条件は、リソースの仕様、性能、容量などに関する条件である。性能条件は、例えば、サーバの場合はCPUの種類やクロック周波数、HDD容量、OSの種類など、ストレージの場合には記憶容量やRAIDレベルなどから構成される。リソースの条件は、性能の条件の他に、貸し借りの期間に関する条件、貸し借りの価格に関する条件が含まれていてもよい。
計算機6は、複数のシステム1の計算機5とネットワーク7を通じて接続され、何れかのシステム1の計算機5から受信した借り要求メッセージ中のリソース条件に適合するリソースを他のシステム1から検索する機能を有する。具体的には、計算機6は、貸したいリソースの種別とそのリソースの条件とを含む貸し要求メッセージを計算機6へ送信したシステム1の中から、借り要求メッセージ中のリソース種別と同じ種別で且つ借り要求メッセージ中のリソース条件に適合するリソース条件を有する貸しリソースを少なくとも1つ検索する。そして、検索に成功すると、計算機6は、検索結果のリソースのうちの一つのリソースを融通対象とするリソースに決定する。そして、計算機6は、決定したリソースに関して、借り手のシステム1の計算機5に対してリソース確保要求メッセージを送信し、貸し手のシステム1に対してリソース解放要求メッセージを送信する。リソース確保要求メッセージは、貸し手のシステム1および貸しリソースの識別情報を含む。また、リソース解放要求メッセージは、借り手のシステム1および貸しリソースの識別情報を含む。さらに、計算機6は、リソースの貸し手のシステム1およびリソースの借り手のシステム1の識別情報を含むリソース融通通知メッセージをネットワーク9を通じて、計算機3へ送信する。
計算機3は、図11の計算機40と同様の機能を有する。すなわち、計算機3は、複数のシステム1からリソースの性能データを収集して選別する機能を有する。また、計算機3は、システム1間でリソースの融通が行われた旨のリソース融通通知メッセージを計算機6からネットワーク9を通じて受信すると、そのメッセージを解析し、リソースの借り手となるシステムの識別情報が第1の識別情報34A中の組み合わせ中に存在すれば、リソースの貸し手となるシステム1の識別情報を特定の処理に関与するリソースを有するシステムの識別情報として第1の識別情報34Aの上記組み合わせに追加登録する機能を有する。但し、リソースの貸し手となるシステム1の識別情報が既に第1の識別情報34Aに存在すれば、追加登録は不要である。
なお、本発明は、日本国にて2011年8月4日に特許出願された特願2011−170770の特許出願に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願に記載された内容は、全て本明細書に含まれるものとする。
本発明は、クラウドコンピューティングシステム、グリッドコンピューティングシステム、およびデータセンターシステムなどの複数の計算機システムおよびネットワークシステムからリソースの性能データを収集して分析する処理全般に利用できる。
10…システム
11…ネットワーク
12…計算機
13…リソース
14…採取部
15…収集蓄積部
16…収集データ記憶部
17…第1の識別情報記憶部
18…第2の識別情報記憶部
19…抽出部
20…選別データ記憶部

Claims (15)

  1. 計算機資源およびネットワーク資源をリソースと呼ぶとき、それぞれが1以上のリソースを有する計算機システムまたはネットワークシステムである複数のシステムに接続される計算機であって、
    前記複数のシステムのうち特定の処理に関与するリソースを有する1以上のシステムの識別情報の組み合わせを記憶する第1の識別情報記憶手段と、
    前記特定の処理に関与するリソースの性能データに含まれる識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段と、
    前記システムの識別情報に対応する収集データ記憶手段と、
    前記複数のシステムからリソースの性能データを収集し、前記システムの識別情報に対応する前記収集データ記憶手段に蓄積する収集蓄積手段と、
    前記第1の識別情報記憶手段に記憶された前記システムの識別情報の組み合わせ中のそれぞれの識別情報に対応する前記収集データ記憶手段に蓄積された性能データの中から、前記第2の識別情報記憶手段に記憶された識別情報を含むリソースの性能データを抽出する抽出手段と
    を有する計算機。
  2. リソースの貸し手となるシステムの識別情報とリソースの借り手となるシステムの識別情報とを含み、システム間でリソースの融通が行われた旨を記述するメッセージを受信して解析し、リソースの借り手となるシステムの識別情報が前記第1の識別情報記憶手段に記憶されている前記システムの識別情報の組み合わせ中に存在すれば、リソースの貸し手となるシステムの識別情報を当該システムの識別情報の組み合わせに追加する更新手段
    をさらに有する請求項1に記載の計算機。
  3. 前記更新手段は、前記複数のシステムに接続される他の計算機であって、前記複数のシステムのうちの何れかのシステムで必要になった前記リソースを他の前記システムから検索する機能を有する前記他の計算機から前記メッセージを受信する
    請求項2に記載の計算機。
  4. 前記リソースの性能データは、前記リソースの識別情報と1以上の性能に関するデータとを有し、
    前記抽出手段は、前記リソースの識別情報が前記第2の識別情報記憶手段に記憶された識別情報と一致する前記リソースの性能データを抽出する
    請求項1乃至3の何れかに記載の計算機。
  5. 前記性能に関するデータは、性能項目と性能値とを有し、
    前記抽出手段は、前記第2の識別情報記憶手段に記憶された識別情報と一致する識別情報を含む前記性能値を有する前記リソースの性能データを抽出する
    請求項4に記載の計算機。
  6. 計算機資源およびネットワーク資源をリソースと呼ぶとき、それぞれが1以上のリソースを有する計算機システムまたはネットワークシステムである複数のシステムに接続され、前記複数のシステムのうち特定の処理に関与するリソースを有する1以上のシステムの識別情報の組み合わせを記憶する第1の識別情報記憶手段と、前記特定の処理に関与するリソースの性能データに含まれる識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段と、前記システムの識別情報に対応する収集データ記憶手段と、収集蓄積手段と、抽出手段とを有する計算機が実行する性能データ収集方法であって、
    前記収集蓄積手段が、前記複数のシステムからリソースの性能データを収集し、前記システムの識別情報に対応する前記収集データ記憶手段に蓄積し、
    前記抽出手段が、前記第1の識別情報記憶手段に記憶された前記システムの識別情報の組み合わせ中のそれぞれの識別情報に対応する前記収集データ記憶手段に蓄積された性能データの中から、前記第2の識別情報記憶手段に記憶された識別情報を含むリソースの性能データを抽出する
    性能データ収集方法。
  7. 前記計算機が、さらに更新手段を有し、
    前記更新手段が、リソースの貸し手となるシステムの識別情報とリソースの借り手となるシステムの識別情報とを含み、システム間でリソースの融通が行われた旨を記述するメッセージを他の計算機から受信して解析し、リソースの借り手となるシステムの識別情報が前記第1の識別情報記憶手段に記憶されている前記システムの識別情報の組み合わせ中に存在すれば、リソースの貸し手となるシステムの識別情報を当該システムの識別情報の組み合わせに追加する
    請求項6に記載の性能データ収集方法。
  8. 前記更新手段は、前記複数のシステムに接続される他の計算機であって、前記複数のシステムのうちの何れかのシステムで必要になった前記リソースを他の前記システムから検索する機能を有する前記他の計算機から前記メッセージを受信する
    請求項7に記載の性能データ収集方法。
  9. 前記リソースの性能データは、前記リソースの識別情報と1以上の性能に関するデータとを有し、
    前記抽出手段は、前記リソースの識別情報が前記第2の識別情報記憶手段に記憶された識別情報と一致する前記リソースの性能データを抽出する
    請求項6乃至8の何れかに記載の性能データ収集方法。
  10. 前記性能に関するデータは、性能項目と性能値とを有し、
    前記抽出手段は、前記第2の識別情報記憶手段に記憶された識別情報と一致する識別情報を含む前記性能値を有する前記リソースの性能データを抽出する
    請求項9に記載の性能データ収集方法。
  11. 計算機資源およびネットワーク資源をリソースと呼ぶとき、それぞれが1以上のリソースを有する計算機システムまたはネットワークシステムである複数のシステムに接続され、前記複数のシステムのうち特定の処理に関与するリソースを有する1以上のシステムの識別情報の組み合わせを記憶する第1の識別情報記憶手段と、前記特定の処理に関与するリソースの性能データに含まれる識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段と、前記システムの識別情報に対応する収集データ記憶手段とを有する計算機を、
    前記複数のシステムからリソースの性能データを収集し、前記システムの識別情報に対応する前記収集データ記憶手段に蓄積する収集蓄積手段と、
    前記第1の識別情報記憶手段に記憶された前記システムの識別情報の組み合わせ中のそれぞれの識別情報に対応する前記収集データ記憶手段に蓄積された性能データの中から、前記第2の識別情報記憶手段に記憶された識別情報を含むリソースの性能データを抽出する抽出手段と
    して機能させるためのプログラム。
  12. 前記計算機を、さらに、
    リソースの貸し手となるシステムの識別情報とリソースの借り手となるシステムの識別情報とを含み、システム間でリソースの融通が行われた旨を記述するメッセージを他の計算機から受信して解析し、リソースの借り手となるシステムの識別情報が前記第1の識別情報記憶手段に記憶されている前記システムの識別情報の組み合わせ中に存在すれば、リソースの貸し手となるシステムの識別情報を当該システムの識別情報の組み合わせに追加する更新手段
    として機能させるための請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記更新手段は、前記複数のシステムに接続される他の計算機であって、前記複数のシステムのうちの何れかのシステムで必要になった前記リソースを他の前記システムから検索する機能を有する前記他の計算機から前記メッセージを受信する
    請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記リソースの性能データは、前記リソースの識別情報と1以上の性能に関するデータとを有し、
    前記抽出手段は、前記リソースの識別情報が前記第2の識別情報記憶手段に記憶された識別情報と一致する前記リソースの性能データを抽出する
    請求項12または13に記載のプログラム。
  15. 前記性能に関するデータは、性能項目と性能値とを有し、
    前記抽出手段は、前記第2の識別情報記憶手段に記憶された識別情報と一致する識別情報を含む前記性能値を有する前記リソースの性能データを抽出する
    請求項14に記載のプログラム。
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