JP2007320583A - ヒンジキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒンジキャップ上蓋の圧力上昇による開蓋、シャワー時の温水侵入を防止できるヒンジキャップを提供する。
【解決手段】 容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋からなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体は、注出口を開口する底壁と、注出筒と、容器の口筒部に嵌着される係合筒部とを具え、注出筒内周の所定位置から内方に向かい底壁の上面の外縁付近まで下方に傾斜する傾斜面が形成された傾斜壁部が設けられ、係合筒部の上部には、上蓋と係合する蓋係合部が設けられ、上蓋は、頂壁と外筒壁と、頂壁下面に垂設され、下端外周が、キャップ本体の注出筒の内周に係合し、打栓時に、キャップ本体の傾斜面に当接し、乗り上げて内方に変形する内筒壁とを具え、外筒壁下端内周には、閉蓋時に、キャップ本体の蓋係合部に係合し、打栓時に、キャップ本体の蓋係合部に対して僅かに変形し、間隙を形成する係合部が形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヒンジキャップ、とくに容器内に充填した加熱殺菌された内容液によりキャップの上蓋内の空気が加熱され、内圧が上昇してキャップの上蓋が開蓋することを防止したヒンジキャップに関するものである。
殺菌のため加熱された内容液を充填する容器のヒンジキャップにおいて、内容液充填後、ヒンジキャップを打栓した後、容器内部を殺菌し、次いで容器外部より温水シャワーで洗浄、冷却することは従来より行われている。
また、キャップ打栓後に、内容液の熱によりキャップ内の空気の内圧が上昇するためキャップの上蓋が開蓋することを防止するために、キャップ内の内圧が上昇すると、上蓋とキャップ本体の間に空気の流通路を形成し、キャップ内の空気を容器外に逃がし、キャップの上蓋内の内圧上昇を防止するようにしたキャップも従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−272648号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のヒンジキャップは、キャップ内の空気圧により空気の流通路を形成、または閉鎖しているので、キャップ内の空気圧が高く、空気の流通路が形成されているときに、容器外から温水シャワーで冷却すると、キャップ内の空気圧が低下し、空気の流通路が閉鎖される前に空気と一緒に温水までキャップ内に吸い込むという問題があった。
また、加熱により、キャップ内の空気圧が急激に上昇した場合、空気圧が上蓋(20)の側壁部(22)を押圧して外方に変形させ、側壁部(22)と中蓋(2)の係合凹部(9)との係合が外れ、上蓋(20)が開蓋することもあった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、加熱によるキャップ内の空気の圧力上昇を抑制し、ヒンジキャップの上蓋が圧力上昇によって開蓋することがなく、また、温水シャワー時に温水がキャップ内に侵入することを防止できるヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋からなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体は、注出口を開口する底壁と、注出筒と、容器の口筒部に嵌着される係合筒部とを具え、注出筒内周の所定位置から内方に向かい底壁の上面の外縁付近まで下方に傾斜する傾斜面が形成された傾斜壁部が設けられ、係合筒部の上部には、上蓋と係合する蓋係合部が設けられ、上蓋は、頂壁と外筒壁と、頂壁下面に垂設され、下端外周が、キャップ本体の注出筒の内周に係合し、打栓時に、キャップ本体の傾斜面に当接し、乗り上げて内方に変形する内筒壁とを具え、外筒壁下端内周には、閉蓋時に、キャップ本体の蓋係合部に係合し、打栓時に、キャップ本体の蓋係合部に対して僅かに変形し、間隙を形成する係合部が形成されていることを特徴とする構成を採用する。
キャップ本体の傾斜壁部の具体的な実施例として、キャップ本体の傾斜壁部の傾斜面の任意の個所に縦溝が配設されていることを特徴とする構成を採用する。
キャップ本体の傾斜壁部の変形実施例として、キャップ本体の傾斜壁部に変えて、傾斜面が形成された傾斜リブが注出方向に対して左右両側に設けられていることを特徴とする構成を採用する。
本発明の容器は、容器の口筒部に取着され、注出口を開口する底壁と注出筒と容器口筒部に嵌着される係合筒部とを具えたキャップ本体と、内筒壁と外筒壁とを具えた上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体には、注出筒の内周に傾斜面と、係合筒部の上部に蓋係合部を具え、上蓋には、外筒壁下端内周にキャップ本体の蓋係合部に係合する係合部を具えている。
そのことにより、加熱された内容液を充填した容器本体の口筒部にヒンジキャップを打栓した時に、上蓋の内筒壁の外周下端が、キャップ本体の注出筒の傾斜面に乗り上げ、内方に変形するとともに、上蓋の外筒壁が、外筒壁の係合部とキャップ本体の蓋係合部との係合により外方に変形させる。
そして、上蓋の内筒壁内方から内筒壁外方へ、および内筒壁外方から容器外部への空気の流通路を形成して空気を容器外に排出し、打栓終了時に、空気の流通路を速やかに閉鎖することができる。
容器内の空気を排出し、速やかに空気の流路を閉鎖することで、ヒンジキャップ内を僅かに負圧にし、加熱によりキャップ内の空気が圧力上昇しても、上蓋が開蓋するまでの圧力上昇が行われず、上蓋が開蓋することを防止できる。
次に、本発明のヒンジキャップについて、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器本体に打栓されるキャップ本体、Bはキャップ本体AにヒンジCを介して一体成形された上蓋である。
容器本体の口筒部1外周には、係合突条2が設けられている。
キャップ本体Aは、底壁5と、底壁5の周縁に連設される注出筒6と、注出筒6の下端外周よりリング状底壁7を介して連設される係合筒部8と、係合筒部8外周に一定の間隔をもって連設され、上端外周の所定の位置にヒンジCを連設する外周筒部9とからなっている。
底壁5には、薄肉に形成された弱化部10が設けられ、弱化部10を切り裂くことにより注出口11を開口するようになっており、弱化部10の区画内の上面には、注出口11の開口時に引上げるプルリング12が設けられている。
底壁5の外縁と注出筒6の内周との連設部には、注出筒6内周の所定位置から内方に向かい底壁5の上面の外縁付近まで下方に傾斜する傾斜面13aを設けた傾斜壁部13が形成されており、傾斜面13aの任意の個所には縦溝14が配設されている。
係合筒部8は、リング状の上壁15と、上壁15の内周縁に垂設され、内周がリング状底壁7外周縁と接続する内筒16と、上壁15の外周縁に垂設された外筒17と、上壁15の上部に立設され、上蓋Bと係合する蓋係合部18とからなっている。
外筒17の内周には、容器本体の口筒部1の係合突条2と係合する係合突条19が設けられており、係合筒部8は、打栓時に、内筒16外周と外筒17内周により、容器本体の口筒部1を挟持することで、キャップ本体Aが容器本体の口筒部1に装着される。
外筒17の下端外周と外周筒部9の下端内周は、外周筒部9のヒンジCの反対側に設けられた連結片20と、間隔をおいて複数配設された破断可能な弱化片21とを介して連設されている。
蓋係合部18の外周には、図1(b)に示すように、外筒17外周より縮径された縮径部25と、その上端部に縮径部25より拡径された膨出部26とが形成されており、膨出部26の最突部の下方周面は係合面26aとなっている。
上蓋Bは、頂壁30と、頂壁30の周縁から垂設された外筒壁31とからなり、頂壁30下面にはキャップ本体Aの注出筒6の内周に挿入される内筒壁32が垂設されている。
外筒壁31の内周下端は、拡径され、キャップ本体Aの係合筒部8の蓋係合部18と係合する係合部33が設けられており、外周下端の所定の位置に、ヒンジCが連設されている。
係合部33は、図1(b)に示すように、キャップ閉蓋時にキャップ本体Aの蓋係合部18の上端面に当接し、係合する上内面33aと、蓋係合部18の外周と係合する側内面33bとから形成されている。
上内面33aには空気溝34が配設され、側内面33bの下端には、キャップ本体Aの蓋係合部18の膨出部27と係合する係合突部35が設けられている。
上記空気溝34は、上内面33aと蓋係合部18との間で空気が流通すれば、ローレット、凹凸面、粗面などでもよく、また蓋係合部18の上面に設けてもよい。
係合突部35は、最突部の上方周面がキャップ本体Aの蓋係合部18の膨出部26の係合面26aに係合する係合面35aとなっている。
次に、本実施例のヒンジキャップの作用効果について説明する。
上蓋Bの係合部33とキャップ本体Aの蓋係合部18とを係合させ、上蓋Bをキャップ本体Aに閉蓋すると、図1に示すように、ヒンジキャップ内には、係合したキャップ本体Aの注出筒6と上蓋Bの内筒壁32より内側に空気室a、外側に空気室bが形成される。
次に、容器本体内に加熱された内容液を充填し、容器本体の口筒部1に、閉蓋したヒンジキャップを上方から打栓する。
打栓前のヒンジキャップ内は、キャップ本体Aの注出筒6内周面と、上蓋Bの内筒壁32外周との係合により、空気室aと空気室bとの空気の流通路が封鎖されている。
また、上蓋Bの外筒壁31の係合部33の係合突部35の係合面35aと、キャップ本体Aの係合筒部8の蓋係合部18の膨出部26の係合面26aとの係合により、空気室b内とヒンジキャップ外との空気の流通路が封鎖されている。
打栓時には、図2に示すように、ヒンジキャップの上蓋Bの上部より強い押圧力がかかり、上蓋Bがキャップ本体Aに対して押圧され、下降する。
上蓋Bが下降することにより、図3(b)に示すように、上蓋Bの内筒壁32の外周下端部が、キャップ本体Aの注出筒6内周面を摺動する。
さらに下降し、内筒壁32の外周下端部がキャップ本体Aの傾斜壁部13の傾斜面13aに当接し、乗り上げることで、内筒壁32が内方に変形し、上蓋Bの内筒壁32外周とキャップ本体Aの注出筒6内周との係合が外れ、間隙を形成する。
このことにより、上蓋Bがキャップ本体Aに対して下降し、押圧された空気室a内の空気が、傾斜壁部13の縦溝14を流通路とし、上蓋Bの内筒壁32外周とキャップ本体Aの注出筒6内周との間隙を通り、空気室b内に排出される。
また、上蓋Bがキャップ本体Aに対して押圧され、図3(a)に示すように、上蓋Bの外筒壁31の係合部33の上内面33aがキャップ本体Aの蓋係合部18の上端面の面上を摺動することにより、上蓋Bの外筒壁31の下方を、外方へ僅かに変形させる。
上蓋Bの外筒壁31が外方へ変形することにより、上蓋Bの係合突部35の係合面35aと、キャップ本体Aの蓋係合部18の膨出部26の係合面26aとの係合が外れ、間隙をつくる。
そして、上蓋Bがキャップ本体Aに対して下降し、押圧された空気室b内の空気は、上蓋Bの係合部33の上内面33aと、キャップ本体Aの蓋係合部18の上端面との係合部より、上内面33aに配設した空気溝34を通り、上蓋Bの係合突部35の係合面35aと、キャップ本体Aの膨出部26の係合面26aとの間隙を通り、キャップ本体Aの係合筒部8と外周筒部9と弱化片21同士の間を通り、容器外に排出される。
打栓終了後には、上蓋Bに対する押圧力が外され、上蓋Bの内筒壁32および外筒壁31の復元力により、内筒壁32の外周下端部がキャップ本体Aの傾斜壁部13の傾斜面13aを摺動して上蓋Bの内筒壁32を上昇させるとともに、外筒壁31を内方に向かって摺動させ、ヒンジキャップが速やかに元の状態に戻る。
このことで、図1に示すように、再び、キャップ本体Aの注出筒6内周面と、上蓋Bの内筒壁32外周下部との係合により、空気室aと空気室bとの空気の流通路が速やかに閉鎖されるため、空気室a内は僅かに負圧となる。
また、上蓋Bの外筒壁31の係合突部35の係合面35aと、キャップ本体Aの蓋係合部18の膨出部26の係合面26aとの係合により、空気室b内と容器外との空気の流通路が速やかに閉鎖されるため、空気室b内は僅かに負圧となる。
容器内の加熱された内容液、或いは、温水シャワーにより、ヒンジキャップ内の空気が加熱されても、キャップ内がもともと負圧となっているため、ヒンジキャップ内の内圧上昇を低く抑えることができる。
このため、ヒンジキャップ内の内圧が上昇したとしても、内圧上昇のためヒンジキャップの上蓋Bがキャップ本体Aに対して開蓋するということを防止することができる。
また、本発明のヒンジキャップは、ヒンジキャップ内の内圧上昇により上蓋Bがキャップ本体Aに対して開蓋することを防止することができるが、打栓時のヒンジキャップ内の負圧は僅かであるため、消費者が必要に応じて開蓋する際には、開蓋操作の障害にはならない。
本発明のヒンジキャップは、容器を廃棄する際は、まず、上蓋Bを開蓋し、上蓋Bを引張り上げると、ヒンジCを介してキャップ本体Aの外周筒部9が上昇し、外周筒部9と係合筒部8との間の弱化片21を切断する。
次に、外周筒部9と係合筒部8との間の連結片20を支点として、外周筒部9のヒンジC側が上昇し、さらに上蓋Bを引張ると、外周筒部9の連結片20側も上昇する。
最後は、連結片20を介して係合筒部8の外筒17の連設部側のみが引張られ、係合筒部8の外筒17が変形し、キャップ本体Aと容器本体の口筒部1との係合が外れるので、簡単にヒンジキャップを容器本体から外して、分別廃棄することができる。
本実施例のキャップ本体Aの傾斜壁部13の傾斜面13aの凹設して配設する縦溝14は、打栓時に、押圧された空気室a内の空気の流通路として機能することができればよいので、縦溝14の数は、一つでも複数でも構わない。
次に、第1実施例のキャップ本体の底壁および注出筒の形状を変えた第2実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示して詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図4、5において、Aaは容器本体に打栓されるキャップ本体、Bはキャップ本体AaにヒンジCを介して一体成形された上蓋である。
キャップ本体Aaは、底壁40と、底壁40の周縁に連設された注出筒41と、注出筒41の外周にリング状底壁7を介して連設される係合筒部8と、係合筒部8外周に一定の間隔をもって連設され、上端外周の所定の位置にヒンジCを連設する外周筒部9とからなっている。
底壁40には、薄肉に形成された弱化部42が設けられ、弱化部42を切り裂くことにより注出口43を開口するようになっており、弱化部42の区画内の上面には、注出口43の開口時に引上げるプルリング44が設けられている。
注出口43は、図4(b)に示すように、注出方向に対して前側部と後側部に突部43a、43bが形成された鍵穴の形に形成されている。
底壁40の外縁と注出筒41の内周との連設部には、注出方向に対して左右側部に、注出筒41内周の所定位置から内方に向かい底壁40の上面の外縁付近まで下方に傾斜する傾斜面45aを設けた二つの傾斜リブ45が配設されている。
次に、本実施例のヒンジキャップの作用効果について説明する。
打栓前のヒンジキャップ内は、キャップ本体Aaの注出筒41内周面と、上蓋Bの内筒壁32の外周下端部との係合により、空気室aと空気室bとの空気の流通路が封鎖されている。
ヒンジキャップの打栓時に、ヒンジキャップの上蓋Bの上部より強い押圧力がかかり、上蓋Bがキャップ本体Aaに対して押圧され、下降することにより、図6に示すように、上蓋Bの内筒壁32の外周下端部がキャップ本体Aaの注出筒41内周面を摺動し、注出筒41内周に配設した傾斜リブ45の傾斜面45aに当接し、乗り上げ、内筒壁32下端が内方に変形し、上蓋Bの内筒壁32外周とキャップ本体Aaの注出筒41内周との係合が外れ、間隙を形成する。
このことにより、上蓋Bがキャップ本体Aaに対して下降し、押圧された空気室a内の空気が、傾斜リブ45により形成された間隙を流通路とし、上蓋Bの内筒壁32外周とキャップ本体Aaの注出筒41内周との間隙を通り、空気室b内に排出することができる。
打栓終了後には、上蓋Bに対するの押圧力が外され、上蓋Bの内筒壁32の復元力により、内筒壁32の外周下端部がキャップ本体Aaの傾斜リブ45の傾斜面45aを摺動し、上蓋Bの内筒壁32を上昇させる。
その他の構成は、第1実施例と同一であり、同一の作用効果を得ることができる。
本発明は、ヒンジキャップにおいて、ヒンジキャップを容器へ打栓することで、ヒンジキャップ内を僅かに負圧にし、容器内の内容液、または、温水シャワーによりヒンジキャップ内の空気が加熱され、ヒンジキャップの上蓋が開蓋することを防止できるので、各種の加熱充填する内容液の容器のヒンジキャップとして、広く利用することができる。
本発明の第1実施例のヒンジキャップの説明図で、(a)は断面立面図、(b)は蓋係合部付近の要部拡大図である。 ヒンジキャップの打栓時の説明図である。 ヒンジキャップの打栓時の説明図で、(a)は蓋係合部付近、(b)は注出筒内の要部拡大図である。 本発明の第2実施例のヒンジキャップの説明図で、(a)は側面断面立面図、(b)は下面図である。 本発明の第2実施例のヒンジキャップの正面断面立面図である。 ヒンジキャップの打栓時の説明図で、(a)は側面断面立面図、(b)は正面断面立面図である。
符号の説明
A、Aa キャップ本体
B 上蓋
C ヒンジ
a、b 空気室
1 口筒部
2 係合突条
5、40 底壁
6、41 注出筒
7 リング状底壁
8 係合筒部
9 外周筒部
10、42 弱化部
11、43 注出口
12、44 プルリング
13 傾斜壁部
13a、45a 傾斜面
14 縦溝
15 上壁
16 内筒
17 外筒
18 蓋係合部
20 連結片
21 弱化片
25 縮径部
26 膨出部
26a、35a 係合面
30 頂壁
31 外筒壁
32 内筒壁
33 係合部
33a 上内面
33b 側内面
34 空気溝
35 係合突部
43a、43b 突部
45 傾斜リブ

Claims (3)

  1. 容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋からなるヒンジキャップにおいて、
    キャップ本体は、注出口を開口する底壁と、注出筒と、容器の口筒部に嵌着される係合筒部とを具え、
    注出筒内周の所定位置から内方に向かい底壁の上面の外縁付近まで下方に傾斜する傾斜面が形成された傾斜壁部が設けられ、
    係合筒部の上部には、上蓋と係合する蓋係合部が設けられ、
    上蓋は、頂壁と外筒壁と、頂壁下面に垂設され、下端外周が、キャップ本体の注出筒の内周に係合し、打栓時に、キャップ本体の傾斜面に当接し、乗り上げて内方に変形する内筒壁とを具え、
    外筒壁下端内周には、閉蓋時に、キャップ本体の蓋係合部に係合し、打栓時に、キャップ本体の蓋係合部に対して僅かに変形し、間隙を形成する係合部が形成されていることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. キャップ本体の傾斜壁部の傾斜面の任意の個所に縦溝が配設されていることを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。
  3. 請求項1のキャップ本体の傾斜壁部に変えて、傾斜面が形成された傾斜リブが注出方向に対して左右両側に設けられていることを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。
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