JP2009262997A - ヒンジキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 内容液の使用後に、上蓋を引張ってキャップを容器より簡単に取り外し、分別廃棄することができるヒンジキャップにおいて、容器の形状によって美観を損なうことなく、また、不正行為を防止することのできるヒンジキャップを提供すること。
【解決手段】 容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋からなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体は、注出筒と、注出筒の外周に連設される上壁と、上壁の外縁に垂設される係合筒と、係合筒外周に一定の間隔をおいて連設され、上端外周にヒンジを連設する外周筒とからなり、係合筒の下端外周と外周筒の内周の間は、ヒンジの反対側に設けられた連結片と、間隔をおいて複数配設された破断可能な弱化片とを介して連設され、外周筒は、連結片および弱化片より下方に延びるカバー筒部が形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヒンジキャップ、とくに容器の口筒部から簡単に取り外して、分別廃棄可能としたヒンジキャップに関するものである。
内容液を充填した容器の口筒部に打栓されるヒンジキャップにおいて、内容液の使用後に、上蓋を引張ることで、キャップを容器より簡単に取り外し、分別廃棄することができるものは、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−246338号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の従来のヒンジキャップは、リング体(3)が外筒(5)の側周と同じ高さで配設されており、ネックリングが口筒部に設けられている容器の場合はいいが、ネックリングを形成しないガラス製の瓶などの容器の場合は、容器の肩部との間の口筒部の形状により美観を損なうという問題があった。
また、ネックリングを形成しない容器の場合、口筒部と外筒(5)との間から棒状物等を入れ外筒(5)を変形させ、キャップを取り外した後、容器内に異物を混入させるなどをし、再びキャップを被嵌するという故意による不正行為をしても、ヒンジキャップに痕跡が残らず、わからないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、内容液の使用後に、上蓋を引張ってキャップを容器より簡単に取り外し、分別廃棄することができるヒンジキャップにおいて、容器の形状によって美観を損なうことなく、また、不正行為を防止することのできるヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋からなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体は、注出筒と、注出筒の外周に連設される上壁と、上壁の外縁に垂設される係合筒と、係合筒外周に一定の間隔をおいて連設され、上端外周にヒンジを連設する外周筒とからなり、係合筒の下端外周と外周筒の内周の間は、ヒンジの反対側に設けられた連結片と、間隔をおいて複数配設された破断可能な弱化片とを介して連設され、外周筒は、連結片および弱化片より下方に延びるカバー筒部が形成されていることを特徴とする構成を採用する。
外周筒の実施例として、容器の口筒部の外周上部には、縮径された係合部が形成されており、係合部の上端には、拡径された係合突条が設けられ、カバー筒部は、打栓時に容器の係合部より下方に延びるように形成されていることを特徴とする構成を採用する。
上蓋を引張ることにより、キャップを容器より取り外し、分別廃棄することができるヒンジキャップにおいて、キャップ本体が、容器口筒部に係合する係合筒と、該係合筒に連設される外周筒とを具え、外周筒に、下端が係合筒の下端より下方に延びるカバー筒部が形成されているので、容器口筒部の美観を損なうことなく、また、係合筒との連設部を保護し、不正行為を防止することができる。
さらにまた、キャップの分別廃棄時に、カバー筒部下端が弱化片の接続点より下方にあるので、弱化片が切断しやすくなっている。
次に、本発明のヒンジキャップについて、図面を参照して説明する。
図1において、Aはガラス、またはPETやその他の合成樹脂などで形成された容器、Bは容器Aに打栓されるキャップ本体、Cはキャップ本体BにヒンジDを介して一体成形された上蓋である。
容器Aの口筒部1の外周上部には、縮径された係合部2が形成されており、係合部2の上端には、拡径された係合突条3が設けられている。
キャップ本体Bは、注出筒5と、注出筒5内周に連設される隔壁6と、注出筒5の外周に連設されるリング状の上壁7と、上壁7の外縁に垂設される係合筒8と、係合筒8外周に一定の間隔をおいて連設され、上端外周にヒンジDを連設する外周筒9とからなっている。
注出筒5の上壁7より下方の外周面5aは、容器Aの口筒部1内周に挿入されるように形成されている。
隔壁6には、注出口を開口する薄肉の弱化部10によって区画される除去部11が設けられており、除去部11の上面には、開口時に除去部11を引上げるプルリング12が設けられている。
上壁7の上部外縁には、上蓋Cと係合する蓋係合部13が立設されている。
係合筒8の内周下端には、内周上部が容器Aの係合突条3の外周下部に係合する係合突条14が設けられている。
係合筒8の下端外周と外周筒9の内周の間は、外周筒9のヒンジDの反対側に設けられた連結片15と、間隔をおいて複数配設された破断可能な弱化片16とを介して連設されている。
外周筒9は、連結片15および弱化片16より下方に延び、打栓時に容器Aの係合部2より下方に延びて容器Aの口筒部1をカバーするカバー筒部17が形成されている。
上蓋Cは、頂壁20と、頂壁20の周縁に垂設された外筒壁21とからなり、頂壁20下面には、キャップ本体Bの注出筒5の内周に挿入され、注出筒5を密封する密封リング22が垂設されている。
外筒壁21の内周下端は、拡径され、キャップ本体Bの上壁7の蓋係合部13外周と係合する係合部23が設けられており、外周下端の所定の位置には、ヒンジDが連設されている。
次に、本発明のヒンジキャップの作用効果について説明する。
ヒンジキャップの閉蓋にあたっては、上蓋Cの係合部23とキャップ本体Bの蓋係合部13とを係合させ、閉蓋する。
閉蓋したヒンジキャップを、加熱された内容液を充填した容器Aの口筒部1に、上方から打栓する。
その際、キャップ本体Bの注出筒5の外周面5aと係合筒8内周が、容器Aの口筒部1内周と係合部2係合突条3外周と係合し、容器Aの口筒部1を挟持し、キャップ本体Bを容器Aに装着するとともに、係合筒8内周の係合突条14が容器Aの係合突条3と係合し、キャップ本体Bが容器Aから抜け落ちることを防いでいる。
内容液を使い終わり、容器を廃棄する際には、上蓋Cを引張り上げることにより、ヒンジDを介してキャップ本体Bの外周筒9が引張られ、外周筒9と係合筒8との間の弱化片16を切断していくとともに、連結片15を支点として、外周筒9のヒンジD側が上昇する。
その際、外周筒9下方のカバー筒部17は、弱化片16より下方にあるので、弱化片16が伸びることを少なくし、切断が容易となっている。
さらに上蓋Cを引張ると、連結片15を介して係合筒8の連設部側のみが引張られるので、係合筒8が変形してキャップ本体Bと容器Aの口筒部1との係合が外れ、簡単にヒンジキャップを容器から取り外して、分別廃棄することができる。
本発明のヒンジキャップは、打栓後にキャップ本体Bの外周筒9のカバー筒部17が容器Aの口筒部1の係合部2を覆い隠すことができるとともに、容器Aの係合部2より下方の形状に合わせて、カバー筒部17を伸ばして形成することによって打栓した容器としての美観を損なうことがない。
また、キャップ本体Bの係合筒8の高さを、容器Aの係合突条3と係合する最低限の高さで形成することによって、容器としての美観を損ねることなく、キャップ本体Bを打栓することができる。
従来のヒンジキャップでは、不正行為防止のために、容器Aにネックリングを設け、ヒンジキャップの下端と容器との間に隙間ができないようにしていたが、本発明のヒンジキャップでは、ネックリングを設けなくてもキャップ本体Bのカバー筒部17が容器Aの外周と係合し、隙間ができることを防止することができる。
また、無理に、キャップ本体Bのカバー筒部17を持ち上げようとすると、係合筒8とともに外周筒9も持ち上がり、外周筒9と係合筒8との間の弱化片16を切断してしまい、痕跡が残るため、不正行為を防止することができる。
本発明は、容器と分別廃棄するヒンジキャップにおいて、容器に装着される係合筒より下方に延びるカバー筒部を具えた外周筒を連設することによって、容器の形状による美観を損ねることなく、不正行為を防止することができるヒンジキャップとして、広く利用することができる。
本発明のヒンジキャップの説明図で、(a)は断面立面図、(b)は下面図である。
符号の説明
A 容器
B キャップ本体
C 上蓋
D ヒンジ
1 口筒部
2 係合部
3、14 係合突条
5 注出筒
5a 外周面
6 隔壁
7 上壁
8 係合筒
9 外周筒
10 弱化部
11 除去部
12 プルリング
13 蓋係合部
15 連結片
16 弱化片
17 カバー筒部
20 頂壁
21 外筒壁
22 密封リング
23 係合部

Claims (2)

  1. 容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋からなるヒンジキャップにおいて、
    キャップ本体は、注出筒と、注出筒の外周に連設される上壁と、上壁の外縁に垂設される係合筒と、係合筒外周に一定の間隔をおいて連設され、上端外周にヒンジを連設する外周筒とからなり、
    係合筒の下端外周と外周筒の内周の間は、ヒンジの反対側に設けられた連結片と、間隔をおいて複数配設された破断可能な弱化片とを介して連設され、
    外周筒は、連結片および弱化片より下方に延びるカバー筒部が形成されていることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 容器の口筒部の外周上部には、縮径された係合部が形成されており、係合部の上端には、拡径された係合突条が設けられ、
    カバー筒部は、打栓時に容器の係合部より下方に延びるように形成されていることを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。
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