JP5101259B2 - キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、キャップ、とくに、廃棄時に、容器本体から簡単に分別できるようにしたキャップに関するものである。
内容液を充填した容器本体に打栓するキャップ本体と、キャップ本体を開閉する蓋体とからなるキャップにおいて、内容液を全て使用した後に、容器とキャップ本体を分別廃棄できるキャップは、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−49212号公報
上記特許文献1記載の従来のキャップでは、分別廃棄の際、キャップ本体を変形させるために、キャップ本体(蓋本体4)の外周筒(補強壁43)の一部に弱化部(主破断ライン432と補助破断ライン433)を配設し、外周筒の一部(把持部434)を引張り、弱化部(主に主破断ライン432)を切断した後、さらに引張ることでキャップ本体を変形させている。
しかしながら、弱化部を切断するためにはある程度の力が必要であり、さらに、切断した後も、係合筒の外筒(垂下壁42)の一部を変形させるために、ほぼ一周も外周筒の一部(把持部434)を引張り続けなくてはならず、簡単に分別廃棄できないという問題があった。
また、外周筒(補強壁43)に蓋体(上蓋6)を装着するため、外周筒(補強壁43)と外筒(垂下壁42)との間に保形性が求められ、接続部(幅狭接続部47)にある程度の強度が必要となり、分別廃棄の際、外周筒の一部(把持部434)を引張り、接続部(幅狭接続部47)を切断するのは簡単ではないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、キャップ本体と容器本体を分別廃棄する際に、弱い力で簡単に分別できるようにしたキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、キャップとして、容器の口筒部に取着され、キャップ本体と蓋体とからなるキャップにおいて、キャップ本体は、注出筒と容器口筒部に嵌着される係合筒部と外周筒とからなり、係合筒部は、上壁と内筒と外筒を具え、外周筒の下端内周と外筒の下端外周は、所定の位置に配設された連結片と、間隔をおいて複数配設された破断可能な弱化片とを介して連設され、外周筒の外周の連結片の反対側には、外周筒に二個所の上端から切込まれたスリットにより形成される引張り部が配設されていることを特徴とする構成を採用する。
キャップ本体と蓋体を螺着させるために、キャップ本体の係合筒部の内筒の上方外周にねじを螺設し、蓋体の係合筒に、前記ねじに螺合するねじを螺設したことを特徴とする構成を採用する。
容器の口筒部に取着され、キャップ本体と蓋体とからなるキャップにおいて、キャップ本体は、係合筒部と外周筒を具え、外周筒の下端内周と係合筒部の外筒の下端外周とは、所定の位置に配設された連結片と、間隔をおいて複数配設された破断可能な弱化片とを介して連設され、外周筒の外周の連結片の反対側には、引張り部が配設されており、引張り部を把持して引張ると、弱化片を切断しながら外周筒を変形させ、さらに外周筒を引張ることにより、連結片を介して係合筒部の外筒を変形させるので、容器本体の口筒部からキャップを簡単に取外し、分別廃棄することができる。
次に、本発明のキャップについて、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器に打栓されるキャップ本体、Bはキャップ本体Aに装着される蓋体であり、キャップは、キャップ本体Aに蓋体Bを螺着して加熱充填用の耐熱キャップとして使用される。
キャップ本体Aは、図1、2に示すように、注出筒1と、注出筒1の外側に連設される係合筒部2と、係合筒部2外周に連設される外周筒3とからなっている。
注出筒1の内周下部には、底壁4が設けられており、底壁4には、注出口を開口するための薄肉の弱化部5により区画され、上面の所定の位置にプルリングを立設した除去部6が設けられている。
係合筒部2は、注出筒1の外周の所定の位置に連設された環状壁7と、環状壁7の外周縁に垂設された内筒8と、内筒8の外周の所定の位置に連設されたリング状の上壁9と、上壁9の外周縁に内周が連設された外筒10とからなっている。
上壁9より上方の内筒8の外周には、蓋体Bに螺合するねじ11が配設されている。
外筒10の上壁9より上方の外周部には、蓋体Bに係合する係合部12が形成され、外筒10の内周下端部には、係合突条13が設けられている。
打栓時に、係合筒部2は、内筒8の外周、および外筒10内周により、容器の口筒部を挟持するとともに係合突条13が係合し、キャップ本体Aを容器の口筒部に装着させる。
外周筒3の下端内周と外筒10の下端外周は、所定の位置に配設された連結片14と、間隔をおいて複数配設された破断可能な弱化片15とを介して連設されている。
外周筒3の外周の連結片14の反対側には、二個所の上端から切込まれたスリット16により区画された引張り部17が形成されている。
また、図2に示すように、引張り部17の外周に滑り止めのための突部が設けられている。
蓋体Bは、頂壁20と、頂壁20の周縁に垂設された外周壁21とを具え、頂壁20下面には、キャップ本体Aの注出筒1の内周に挿入される密封筒22と、内周下部に係合筒部2の内筒8の上部外周のねじ11と螺合するねじ23が配設された係合筒24が垂設されている。
外周壁21の内周下端は、拡径され、キャップ本体Aの係合筒部2の係合部12と係合し、キャップ内を密閉する係合凹部25が設けられている。
また、図1に示すように、外周壁21の外周に滑り止めのためのローレットが設けられている。
次に、本発明のキャップの作用効果について説明する。
容器には、内容液が加熱充填され、本発明のキャップが被嵌される。
その際、蓋体Bの係合筒24が、キャップ本体Aの内筒8外周に螺着され、係合筒部2の係合部12が蓋体Bの係合凹部25に係合して、キャップ冷却時に、冷却水がキャップ内に吸引されることを阻止する。
キャップの使用にあたっては、蓋体Bを開蓋し、キャップ本体Aの除去部6を底壁4から除去して開口し、注出筒1から内容液を注出することができるとともに、蓋体Bを閉蓋すると、容器内を密封することができる。
内容液を全て使用した後、キャップ本体Aを容器から取外して分別廃棄する際には、まず、外周筒3の引張り部17と係合筒部2の外筒10との間に、上方から指などを差し込む。
引張り部17は、外周筒3にスリット16により区画されているため、指などを差し込むと、図3に示すように、外周筒部3に対して上部が外側に変形させられる。
変形した引張り部17の上部を指などで摘み、上方に持ち上げてゆくと、外周筒3の下端内周と外筒10の下端外周を連設する弱化片15が破断するとともに、外周筒3自体を連結片14の支点に反対側を上方に持ち上げてゆく。
ある程度、外周筒3を持ち上げた後、図4に示すように、外周筒3内周の引張り部17付近に指を掛け、引張る。
外周筒3をさらに持ち上げると、連結片14を介して係合筒部2の外筒10も引張られ、外筒10の連結片14側が変形し、係合筒部2と容器との係合を外し、キャップ本体Aを容器から簡単に外すことができる。
前記実施例では、キャップ本体Aと蓋体Bの開閉を、キャップ本体Aの係合筒部2の内筒8外周上部と、蓋体Bの係合筒24内周下端に、ねじ11、23を設けて螺着するようにしているが、例えば、キャップ本体Aの係合筒部2外周上部、および蓋体Bの係合筒24内周下端に、突部とそれに係合する凹部をいずれかに配設し、係合させて開閉するようにしてもよく、キャップ本体Aと蓋体Bの開閉の構成については、上記実施例に限定されない。
本発明は、キャップ本体の側周の一部に設けた引張り部を引張ることによって、簡単にキャップを容器口部から取外して、分別廃棄することができるので、各種の内容液の容器の分別廃棄可能のキャップとして、広く利用することができる。
本発明キャップの断面側面図である。 キャップ本体の説明図で、(a)は上面図、(b)は側面図である。 引張り部の変形時の説明図である。 外周筒を引張る時の説明図である。
符号の説明
A キャップ本体
B 蓋体
1 注出筒
2 係合筒部
3 外周筒
4 底壁
5 弱化部
6 除去部
7 環状壁
8 内筒
9 上壁
10 外筒
11、23 ねじ
12 係合部
13 係合突条
14 連結片
15 弱化片
16 スリット
17 引張り部
20 頂壁
21 外周壁
22 密封筒
24 係合筒
25 係合凹部

Claims (2)

  1. 容器の口筒部に取着され、キャップ本体と蓋体とからなるキャップにおいて、
    キャップ本体は、注出筒と容器口筒部に嵌着される係合筒部と外周筒とからなり、
    係合筒部は、上壁と内筒と外筒を具え、
    外周筒の下端内周と外筒の下端外周は、所定の位置に配設された連結片と、間隔をおいて複数配設された破断可能な弱化片とを介して連設され、
    外周筒の外周の連結片の反対側には、外周筒に二個所の上端から切込まれたスリットにより形成される引張り部が配設されていることを特徴とするキャップ。
  2. キャップ本体の係合筒部の内筒の上方外周にねじを螺設し、
    蓋体の係合筒に、前記ねじに螺合するねじを螺設したことを特徴とする請求項1記載のキャップ。
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