JP5147604B2 - 分別機能付ヒンジキャップ - Google Patents
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Description
すなわち、本発明によれば、キャップ本体と上蓋とがヒンジ連結部を介して開閉自在に連結されており、前記キャップ本体は、天面と、該天面の周縁から垂下し容器口部に嵌合固定されるスカート壁とからなり、前記天面には、開口予定部と、該開口予定部を囲繞する注出筒が形成されており、該注出筒より外方に、外周面に前記上蓋を閉栓固定するための係止突条を有する外側壁が形成されており、前記上蓋は、天板と該天板の周縁から垂下する側壁とを有し、該側壁には前記ヒンジ連結部と反対側に開蓋用摘み部が形成されていると共に、前記天板から垂下し、前記キャップ本体の注出筒の内面に当接する環状のシールリングが形成されており、前記側壁の内周面には、前記キャップ本体の外側壁の係止突条と係止する被係止突条が形成されており、前記キャップ本体結部に対応した位置まで縦方向に破断可能な縦方向弱化部と、該縦方向弱化部の上端から周方向に延びる周方向弱化部とが形成されているヒンジキャップにおいて、
前記上蓋の少なくともヒンジを中心にした側壁の半周を超えた部位で、且つ前記開蓋用摘み部が存在する領域を除いた部位に、天板から下方に延び、上蓋の閉栓状態でその先端が外側壁上面に当接する弧状の垂下壁を形成したことを特徴とする分別機能付きヒンジキャップが提供される。
さらに、ヒンジ連結部と反対側に位置する注出筒の先端を、上蓋が開閉移動する際に、ヒンジ連結部と反対側の該上蓋の側壁下端内面の旋回軌跡A近傍に位置するように構成すれば、液状内容物をヒンジキャップを汚すことなく目的物に的確に注ぐことができるという効果があると共に弧状垂下壁をヒンジを中心にした側壁の半周を超えた部位で、且つ開蓋用摘み部が存在する領域を除いた部位に設けたため、上蓋の開閉蓋時に垂下壁が注出筒の先端と干渉することなく、しかも打栓時の周方向の弱化部の破断を防止することが出来る。
すなわち、上蓋3の天板31の内面に、上蓋3を閉めた時に、少なくとも周方向弱化部29上に位置する外側壁23上面に当接するように、弧状の垂下壁34を形成したことが重要な特徴であり、この弧状の垂下壁34は、上蓋3の少なくともヒンジ連結部4を中心にした側壁32の半周を越えた部位で、且つ開蓋用摘み部33が存在する領域を除いた部位に形成されることが重要である。
まず、キャップ本体2に上蓋3を嵌めた状態のヒンジキャップ1にし、容器2内に食用オイルなどの液状内容物を充填し、その後、容器5の口部5aにキャップ本体2のインナーリング20とスカート壁27がまたがった状態であてがい、上方から打栓することで、弱化部を破断させることなく容器5を密封する(図1参照)。その際、インナーリング20と上部スカート壁27aにより、容器口部5aの先端外周に当接して液密性を実現している。
上蓋3を開いた状態でヒンジ連結部4を起点にして縦方向弱化部28を中心として下方向に引っ張ると、応力が縦方向弱化部28の上端に集中して下端に向けて縦方向弱化部28が裂ける。更に上蓋3をつまんだままで周方向弱化部29を終端まで周方向に裂いて、続いて上蓋3や帯状になった下部スカート壁27cを上方に引き上げることにより、容器9の口部10からヒンジキャップ1を容易に取り外すことが出来て、ゴミの分別収集に寄与することができる。
2、52 キャップ本体
3、53 上蓋
4、54 ヒンジ連結部
5、50 容器
5a、51 口部
20 インナーリング
21 スコア
22 注出筒
22a 注出筒先端
23 外側壁
23a 係止突条
24 スコア引裂用タブ
24a すべり止め
25 開口予定部
26 天面
27 スカート壁
27a 上部スカート壁
27b 水平壁
27c 下部スカート壁
28 縦方向弱化部
29 周方向弱化部
31 天板
32 側壁
33 開蓋摘み部
34 垂下壁
35 リブ
36 シールリング
55 外筒
56 係止部
60 周方向弱化ライン
61 縦方向弱化線
Claims (3)
- キャップ本体と上蓋とがヒンジ連結部を介して開閉自在に連結されており、前記キャップ本体は、天面と、該天面の周縁から垂下し容器口部に嵌合固定されるスカート壁とからなり、前記天面には、開口予定部と、該開口予定部を囲繞する注出筒が形成されており、該注出筒より外方に、外周面に前記上蓋を閉栓固定するための係止突条を有する外側壁が形成されており、前記上蓋は、天板と該天板の周縁から垂下する側壁とを有し、該側壁には前記ヒンジ連結部と反対側に開蓋用摘み部が形成されていると共に、前記天板から垂下し、前記キャップ本体の注出筒の内面に当接する環状のシールリングが形成されており、前記側壁の内周面には、前記キャップ本体の外側壁の係止突条と係止する被係止突条が形成されており、前記キャップ本体の前記スカート壁には、ヒンジ連結部に近接した箇所に、該スカート壁の下端からヒンジ連結部に対応した位置まで縦方向に破断可能な縦方向弱化部と、該縦方向弱化部の上端から周方向に延びる周方向弱化部とが形成されているヒンジキャップにおいて、
前記上蓋の少なくともヒンジを中心にした側壁の半周を超えた部位で、且つ前記開蓋用摘み部が存在する領域を除いた部位に、天板から下方に延び、上蓋の閉栓状態でその先端が外側壁上面に当接する弧状の垂下壁を形成したことを特徴とする分別機能付きヒンジキャップ。 - 前記垂下壁は、前記側壁からリブを介して離間した状態で形成されてなる請求項1記載の分別機能付きヒンジキャップ。
- 前記ヒンジ連結部と反対側に位置する前記注出筒の先端が、前記上蓋が開閉移動する際に、該ヒンジ連結部と反対側の該上蓋の側壁下端内面の旋回軌跡A近傍に位置する請求項1または2記載の分別機能付きヒンジキャップ。
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JP2008217492A JP5147604B2 (ja) | 2008-08-27 | 2008-08-27 | 分別機能付ヒンジキャップ |
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JP2008217492A JP5147604B2 (ja) | 2008-08-27 | 2008-08-27 | 分別機能付ヒンジキャップ |
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Family Applications (1)
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JP2008217492A Active JP5147604B2 (ja) | 2008-08-27 | 2008-08-27 | 分別機能付ヒンジキャップ |
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Cited By (1)
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2008
- 2008-08-27 JP JP2008217492A patent/JP5147604B2/ja active Active
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