JP2005067647A - 合成樹脂製ヒンジキャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャップ本体3と外蓋5とをヒンジ2結合し、該キャップ本体3には、その頂面7aに立設した係止筒9と、該本体の外面に形成した下係止部14とを備え、前記外蓋5のスカート4の内面には、閉蓋時、前記係止筒9に係合する上係合部9bと、前記下係止部14bに係合する下係合部19とを備えているヒンジキャップ1であって;前記スカート4の内面は、段状に連続する、前記上係合部10を有する厚肉部内面46aと、前記下係合部19を有する薄肉部内面47aと、を備えており、前記厚肉部の段部下端面に当接圧調整溝56を設けて可撓性リング58を形成し、該可撓性リング58の下端面の周方向弱化部対応部分に、補助押圧シール突部60を設ける。
【選択図】 図1
Description
(1):流通を阻止する遮断壁と、同心的に形成される注筒、容器の口部に圧接嵌合される嵌着部、および係合筒とを有する本体と、これと一体にヒンジを介して連結され閉蓋時には上記係合筒に係着する外蓋とを備えた合成樹脂製のヒンジキャップにおいて、閉蓋時における上記外蓋下端部に、その端面に開口する環状凹溝を設けることにより該環状凹溝よりも中心側に存在する上記外蓋下端部に可撓性リングを形成し、この可撓性リングの内周面を上記本体外周側に形成した環状凸条に弾性的に当接可能としたことを特徴とするヒンジキャップ。
(1):ヒンジキャップは、打栓装置を用いて容器口部に打栓装着されるが、この打栓装着の際、該外筒が拡径変形するとともに、係合筒が内側に倒れ込んでしまうので、該係合筒と環状突起との嵌合不良が発生する。
しかし、この方法では、容器口部の径寸法にバラツキがある場合には、該係合筒と環状突条との係合力が強くなり過ぎるので、キャップオープン力が大きくなり、円滑に開蓋できなくなる。
又、前記の様に肉厚にすると、成形時に使用する樹脂量が増加し不経済であると共に、ヒケの問題も発生する。
ヒンジキャプ1は、キャップ本体(中蓋)3と、該本体3に被着される外蓋5と、両者3,5を連結するヒンジとしてのスナップヒンジ2とを備えている。
該外筒15は、容器20の口部21に圧接嵌合されるが、該口部21は該外筒15と内筒23とにより挟持される。この外筒15の下部内面には、環状突条16bが設けられているが、この環状突条16bの配設位置は必要に応じて適宜選択され、例えば、鍔部16の内面が選ばれる。
天板50の内面には、インナーリング54とアウターリング55が同心状に立設されている。この両リング54,55は、閉蓋時に注筒6の先端部に圧接し、シール状態にする。
次に、めんつゆ等の内容物が充填されている、罎などの容器20にヒンジキャップ1を打栓装着する場合の動作について説明する。
図4に示すように、容器20の口部21に、閉蓋状態のヒンジキャップ1を被せ打栓すると、筒部8が該口部21に嵌着され、環状突条16bは口部21の係合凹部21aに圧接係合し、シール筒17は口部21の外周面に当接する。
打栓装着後、該容器のシャワー洗浄を行い、該容器に附着した液滴等の除去を行う。このとき、キャップ本体の係止部14と外蓋の係合部19とは密接しているので、シャワー水を吸い込むことはない。
容器20より内容物を取出すにあたり、予め、プルリング13に指を掛け、引張り上げることにより遮断壁11を除去しておく。
使用時には、外蓋5の摘み部59を指先にて押し上げることによって、キャップ本体3の係止部9b、14と外蓋5の係合部10、19との係合が解除されるとともに、バネヒンジ25のバネ力によって開口させるが、この実施例では、一対のばね作用を有する補助バンド38のバネ力によって開放角度が大きくなり、開口部の視認性が良くなる。
内容物の取出しを終り、外蓋5を閉じるとき、指先とバネヒンジ25のバネ力によって閉口するが、キャップ本体3の下係止部14が、有頂状突起19aとなっているので、外蓋5の下係合部19の突起部が前記突起19aの頂部を通過した後、急激に下降し、鍔部16の上面16aに当接する。そのため、「カチ」という閉蓋音が発生するので、聴覚により閉蓋を確認することができる。
内容物の使用後、開蓋状態にして上蓋5を掴み、下方に引っ張ると、スリット31と連続している縦方向弱化線37が切れる。更に該上蓋5を周方向に引っ張ると、シール筒17が鍔部16から一部の接続部分を残して周方向弱化線36から切れる。続けて、該シール筒17を上方に押し上げると、筒部8が容器の口部21から分離する。
2 ヒンジ
3 キップ本体
4 スカート
5 外蓋
7 頂壁
7a 頂面
7s 周方向弱化部対応部分
8 筒部
9 係止筒
15 外筒
46 厚肉部
46s 段部下端面
47 薄肉部
56 当接圧調整溝
58 可撓性リング
60 補助押圧シール突部
Claims (5)
- キャップ本体と外蓋とをヒンジ結合し、
該キャップ本体には、その頂面に立設した係止筒と、該本体の外面に設けた下係止部とを備え、該外蓋のスカートの内面には、閉蓋時、前記係止筒に係合する上係合部と、前記下係止部に係合する下係合部とを備えているヒンジキャップであって;
前記上係合部に対応する、前記スカートの肉厚部に当接圧調整溝を設けて可撓性リングを形成したことを特徴とするヒンジキャップ。 - キャップ本体と外蓋とをヒンジ結合し、
該キャップ本体には、その頂面に立設した係止筒と、該本体の外面に形成した下係止部とを備え、該外蓋のスカートの内面には、閉蓋時、前記係止筒に係合する上係合部と、前記下係止部に係合する下係合部とを備えているヒンジキャップであって;
前記スカートの内面は、段状に連続する、前記上係合部が位置する厚肉部内面と、前記下係止部が位置する薄肉部内面とを備えており、
前記厚肉部の段部下端面に当接圧調整溝を設けて可撓性リングを形成したことを特徴とする合成樹脂製ヒンジキャップ。 - キャップ本体と外蓋とをヒンジ結合し、
該キャップ本体には、その頂面に立設した係止筒と、該本体の外面に形成した下係止部と、該本体の筒部の内面に設けた環状突起と、前記本体のヒンジ固定部近傍に設けた周方向弱化部とを備え、該外蓋のスカートの内面には、閉蓋時、前記係止筒に係合する上係合部と、前記下係止部に係合する下係合部とを備えているヒンジキャップであって;
少なくとも前記頂面の前記周方向弱化部対応部分、又は、閉蓋時に、前記上係合部の段部下端面の周方向弱化部対応部分に、補助押圧シール突部を設けたことを特徴とする合成樹脂製ヒンジキャップ。 - キャップ本体と外蓋とをヒンジ結合し、
該キャップ本体には、その頂面に立設した係止筒と、該本体の外面に形成した下係止部とを備え、前記外蓋のスカートの内面には、閉蓋時、前記係止筒に係合する上係合部と、前記下係止部に係合する下係合部とを備えているヒンジキャップであって;
前記スカートの内面は、段状に連続する、前記上係合部を有する厚肉部内面と、前記下係止部を有する薄肉部内面と、からなり、
前記厚肉部の段部下端面に当接圧調整溝を設けて可撓性リングを形成し、
該可撓性リングの下端面の、少なくとも周方向弱化部対応部分に、補助押圧シール突部を設けたことを特徴とする合成樹脂製ヒンジキャップ。 - 下係止部が、外蓋の係合部を急激に変位させて閉蓋音を発生せしめる、有頂状係止部であることを特徴とする請求項1,2,3,又は、4記載の合成樹脂製ヒンジキャップ。
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-
2003
- 2003-08-22 JP JP2003298416A patent/JP2005067647A/ja active Pending
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