JP2008062981A - ボトルキャップ及びその組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】親キャップ、子キャップ及び底蓋の3部品の組み立てが容易で、自動組立装置の機構を簡素化でき、その設備費及びランニングコストを低減できるとともに、組み立て時間の短縮化が図れ、さらに、洗浄の容易性、洗浄ムラの解消、洗浄装置の簡素化も図れるようにする。
【解決手段】親キャップ1の外筒6に、その拡大弾性変形を許容するスリット6eを形成しておき、底蓋3にて子キャップ2の内筒9の下端開口を封止した後、該底蓋3を先にして内筒9を外筒6に挿入することにより底蓋3にて外筒6を押し広げ、内筒9の下端開口を封止している底蓋3を外筒6の下端外まで押し出す。
【選択図】図5

Description

本発明は、粉末状又は液状の原料を収容する原料収容部を有し、開栓操作に伴い原料収容部の底蓋を脱落させて原料をボトル内に放出するボトルキャップ、及びその組立方法に関する。
本発明者は、この種のボトルキャップとして、特開2005−88997号公報に開示されたものを既に提供している。
このボトルキャップは、ボトルの口部に挿入する外筒を備えた親キャップと、その外筒に挿入して原料収納部となる内筒を備えた子キャップと、その内筒の下端開口を封止する底蓋とからなり、親キャップをボトルの口部に被せるとともに、子キャップを親キャップの外筒に螺合させることにより、該外筒の上端開口とともにボトルの口部を封止でき、また、子キャップを親キャップの外筒に対し開く方向に回すことにより、底蓋が親キャップの外筒の下端によって内筒から脱落され、内筒内の原料がボトル内に放出されるようになっている。
この従来のボトルキャップでは、親キャップと子キャップと底蓋の組み立ては、子キャップの内筒を親キャップの外筒に挿入して、子キャップを親キャップの外筒に螺合させ、内筒の下端開口部が外筒の下端開口より突出するところまで、子キャップを親キャップに対してネジ込み、つまり、親キャップと子キャップとを完全に組み立てた後、原料収納部である内筒中に原料(粉末や顆粒)を充填し、次いで、内筒の下端開口を底蓋で封止する。この後、親キャップのキャップ本体をボトル口部に螺合して、内筒を外筒の一部と共にボトルの口部中の挿入し、本ボトルキャップをボトル口部に装着する。
しかし、このような組立構造では、内筒中に原料を充填してその下端開口を底蓋で封止する前に、親キャップと子キャップとを上記のような完全組立状態にしておかなければならず、組み立てが面倒で、自動組立装置の機構が複雑となり、設備が高価になるばかりでなく、組み立て所要時間が長くなるなどの問題があった。また、原料を内筒中に充填する際に、原料が内筒の外面に付着するばかりでなく、外筒の外面にも付着し、さらには内筒と外筒の間にまで浸入し、衛生上の観点から、原料充填後に本ボトルキャップの洗浄を行う際に、充分な洗浄を行えない問題があった。
また、従来のボトルキャップでは、親キャップのキャップ本体を、ボトル口部の外周のロック突部を越えるまでボトル口部に螺合させてあるものの、親キャップのキャップ本体を摘んで親キャップを回しながらボトル口部から強制的に外そうとすれば、外せなくはない。親キャップがボトル口部から外れてしまうと、ボトル口部が完全に開放してしまい、ボトル内に脱落した底蓋が、ボトル口部から抜け出て底蓋を誤飲する危険性があった。
特開2005−88997号公報
本発明の第1の課題は、子キャップの内筒中に原料を充填し、その下端開口を底蓋で封止した後に、子キャップを親キャップと組み立てることができ、親キャップ、子キャップ及び底蓋の3部品の組み立てが容易で、自動組立装置の機構を簡素化でき、その設備費及びランニングコストを低減できるとともに、組み立て時間の短縮化が図れ、さらに、洗浄の容易性、洗浄ムラの解消、洗浄装置の簡素化も図れるようにすることにある。
本発明の第2の課題は、親キャップを回しながらボトル口部から強制的に外そうとしても、それができない構造にすることにより、親キャップがボトル口部から外れてボトル口部が完全に開放してしまうような事態を回避し、ボトル内に脱落した底蓋が、ボトル口部から抜け出て底蓋を誤飲するようなことが起こらないようにすることにある。
請求項1に係る本発明は、ボトルの口部に挿入する外筒を備えた親キャップと、その外筒に挿入して原料収納部となる内筒を備えた子キャップと、その内筒の下端開口を封止する底蓋とからなり、親キャップのキャップ本体をボトルの口部に被せるとともに、子キャップを親キャップの外筒に螺合させることにより、該外筒の上端開口とともにボトルの口部を封止でき、また、子キャップを親キャップの外筒に対し開く方向に回すことにより、底蓋が親キャップの外筒の下端で内筒から脱落され、内筒内の原料がボトル内に放出されるボトルキャップであって、外筒に、その拡大弾性変形を許容するスリットが形成され、底蓋にて下端開口を封止された前記内筒を、底蓋を先にして外筒に挿入することにより、底蓋が外筒を押し広げて内筒の下端開口を封止したまま外筒の下端外へ抜け出るようになっている。
請求項2に係る発明は、上記において、スリットが、外筒の下端まで縦長に形成され、しかも、その複数が外筒の周方向に互いに間隔をおいて形成されている。
請求項3に係る発明は、外筒の内周面に、底蓋の外周面と摺接して外筒に拡大弾性変形を生じさせる傾斜面が形成されている。
請求項4に係る発明は、子キャップは、親キャップの外筒に螺合するキャップ本体部と、親キャップのキャップ本体を回転自在に覆うスカート部とを分離可能に形成し、子キャップを親キャップの外筒に対し開く方向に回すことにより、これらキャップ本体部とスカート部とが分離し、スカート部は、親キャップのキャップ本体の外周に空転状態で残るようになっている。
請求項5に係る本発明のボトルキャップの組立方法は、親キャップの外筒に、その拡大弾性変形を許容するスリットを形成しておき、底蓋にて子キャップの内筒の下端開口を封止した後、該底蓋を先にして内筒を外筒に挿入することにより底蓋にて外筒を押し広げ、内筒の下端開口を封止している底蓋を外筒の下端外まで押し出す。
請求項1及び5に係る本発明によれば、子キャップの内筒中に原料を充填し、その下端開口を底蓋で封止した後に、底蓋を先にして内筒を外筒に挿入することにより底蓋にて外筒を押し広げ、内筒の下端開口を封止している底蓋を外筒の下端外まで押し出すことにより、子キャップの開栓操作で底蓋を内筒から自動的に脱落させることができる組立状態となるので、親キャップ、子キャップ及び底蓋の3部品の組み立てが容易で、自動組立装置の機構を簡素化でき、その設備費及びランニングコストを低減できるとともに、組み立て時間の短縮化が図れる。また、子キャップを親キャップと組み合わせる前段階に、子キャップの内筒中に原料を充填し、その下端開口を底蓋で封止できるので、このような状態での洗浄は、従来のように、子キャップを親キャップと組み合わせから原料の充填、底蓋封止を行う場合に比べて格段に容易で、洗浄ムラの解消、洗浄装置の簡素化が図れる。
請求項2に係る装置によれば、スリットが、外筒の下端まで縦長に形成され、しかも、その複数が外筒の周方向に互いに間隔をおいて形成されているので、底蓋を外筒の下端外まで押し出す際に、外筒を無理なく拡大弾性変形させることができるとともに、内筒と外筒との隙間を、スリットによりボトル内と連通させ、この隙間が溜まり場となるのを回避できる。
請求項3に係る装置によれば、外筒の内周面に、底蓋の外周面と摺接して外筒に拡大弾性変形を生じさせる傾斜面が形成されているので、底蓋を外筒の下端外まで押し出す際に、外筒をスムーズに拡大弾性変形させることができる。
請求項4に係る発明によれば、子キャップのキャップ本体部とスカート部とに分離し、スカート部は、親キャップのキャップ本体の外周に空転状態で残るようになっているので、親キャップのキャップ本体を摘んで親キャップをボトル口部から強制的に外すことは不可能になる。従って、ボトル内に脱落した底蓋が、親キャップをボトル口部から外したために、ボトル口部から抜け出て底蓋を誤飲するような事態は起こらない。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
このボトルキャップも、図1に示すように、それぞれ樹脂成型された親キャップ1と子キャップ2と底蓋3とからなる。
親キャップ1は、ペットボトル等のボトル50(図7に鎖線で示す)の口部50aに被せるキャップ本体5に、上下両端が開口した外筒6を一体に設けている。外筒6は、キャップ本体5の頂部5aを上下に一体に貫通しており、頂部5aより上側に突出した上部は、上端が開口する口部6aとなり、また頂部5aより下側に突出した下部は、キャップ本体5の胴部5bとの間に間隙5fを形成しながらその下端よりも下方に垂下して下端が開口する垂下筒部6bとなっている。この垂下筒部6bは、中間部分が徐々に細くなってその内周面に傾斜面6dを形成しているとともに、この中間部分から下端に達する縦長の3つのスリット6eを、図4に示すように120度の間隔で形成し、さらに、この中間部分より下端までの外周面全周にローレット6fを形成している。また、頂部5aの下面には、先端縁(下端縁)が尖鋭な環状歯部5gが間隙5f内において一体に突出形成されている。
外筒6の口部6aの外周面には、雄ネジ6gが形成されているとともに、その終端と頂部5aとの間に、環状のスカート分離突部6hが一体に設けられている。
キャップ本体5の胴部5bの内周面の下端部には、円周方向に長い複数のロック突部5eが一体に突出形成されている。また、胴部5bの内周面には、ボトル50の口部50aの雄ネジ50bと螺合する雌ネジ5cが形成されている。
子キャップ2は、原料及び圧力気体充填部(カプセル)となる内筒9を、キャップ本体部8の頂部8aの下面から一体に突設するとともに、この内筒9の外周の至近位置において、肉薄の短い密閉リング10を頂部8aから下向きに一体に突設している。内筒9は、キャップ本体部8の胴部8bとの間に隙間を形成しながらそれよりもはるかに長く突出している。
このように下端のみ開口した内筒9は、親キャップ1の外筒6よりも径がやや小さく、図3に示すように、外筒6との間に僅かな隙間7を形成して挿入できるようになっているが、長さは外筒6よりも若干長くなっている。内筒9の下端は外側に膨らむ突縁9aとなっているとともに、この突縁9aに続くその上側の外周面に、浅い環状凹溝9bを形成している。
キャップ本体部8の胴部8bの内周面には、外筒6の口部6aの雄ネジ6dと螺合する雌ネジ8eが形成されている。一方、胴部8bの外周面には、指を掛けて開ける際の滑り止め用ローレット8fが刻設され、また頂部8aの上面には、開く方向と閉まる方向とを指示する矢印8gが浮き出し形成されている。
また、キャップ本体部8の胴部8bの下側には、これよりも内外径が大きいスカート部13が、小さな連結部であるブリッジ14で胴部8bと僅かに一体に連結させて、キャップ本体部8と一体に樹脂成型されている。これらキャップ本体部8とスカート部13とは、このブリッジ14が切断すると分離するようになっている。スカート部13は、図3に示すように、親キャップ1のキャップ本体5のほぼ全体を覆うことができる大きさになっている。
さらに、子キャップ2の胴部8bの下周縁には凹部15a、スカート部13の上周縁には凸部15bがそれぞれ複数個所に設けられ、これら凹部15aと凸部15bとは互いに嵌合している。なお、これら凹部15aと凸部15bがブリッジ14を兼ねるように、これらの嵌合部分で胴部8bとスカート部13とを一体に連結してもよい。また、スカート部13の内周面の上端には、その内径を上に向かって徐々に小さくする分離用突部15cが形成されている。
底蓋3は、上面が凸面、下面が凹面となる押込部3aと、この押込部3aの周縁とで断面逆Ω状の環状凹溝3bを形成する環状凹部3cと、押込部3aの凹面となっている下面の中央から下向きに突出する突起3dとを一体成型している。この突起3dの先端面(下端面)は円弧状に窪む凹面3gとなっている。
環状凹溝3b内の底面には、環状凹部3cよりも軟質な材質、例えばシリコンゴムやポリプロピレン等による環状の内側パッキン12Aが、環状凹部3cとの同時成形により一体的に設けられている。
また、環状凹部3cの環状の外周上縁3fは、内側に膨らむ突縁3eを有するとともに、外筒6の下端開口縁6gと同様に、内周から外周へ向かって下向きに傾斜している。そして、この外周上縁3fに、内側パッキン12Aと同じ材質の環状の外側パッキン12Bが、環状凹部3cとの同時成形により一体的に設けられている。
一方、図7に示すようにボトル50の口部50aの外周面には、雄ネジ50bと補強鍔部50cとの間においてロック鍔部50dが一体に突出形成されている。
このような構成とした本実施例のボトルキャップは、親キャップ1と子キャップ2と底蓋3の3つの部品を次のようにして組み立てる。
図2に示すように、子キャップ2の内筒9中に原料11を充填したら、子キャップ2と底蓋3とを先に組み立てる。すなわち、底蓋3の押込部3aを子キャップ2の内筒9中に押し込み、環状凹部3cの断面逆Ω状の環状凹溝3bと、子キャップ2の内筒9の下端の膨らんだ突縁9eとを強制的に嵌合させ、内筒9の下端開口縁9cで内側パッキン12Aを圧縮させる。そうすると、内筒6の下端開口縁9cが、内側パッキン12Aを圧縮させたまま、内筒9の突縁9aが断面逆Ω状の環状凹溝3に圧入した状態となるとともに、底蓋3の内側に膨らんだ突縁3eが、内筒9の外周面の環状凹溝9b内に一部を突入させて、内筒9の突縁9aと上下に圧接するので、内筒9の下端開口に対する底蓋3による閉塞は、シール性が非常に高く、内筒9に圧力気体が封入されても、その気密性を充分に確保できる。これに加えて、底蓋3の環状凹部3cの外周上縁3fの外側パッキン12Bも、内筒9の外周面の環状凹溝9bに圧接する。
従って、内筒9の下端開口と底蓋3の環状凹部3cとの間は、環状凹部3c内での内側パッキン12Aによるシールと、環状凹部3c外での外側パッキン12Bによるシールとで、内外二重にシールされることになる。
上記のように、原料11が充填された内筒9の下端開口を底蓋3で封止した後、子キャップ2と親キャップ1とを次のようにして組み立てる。
底蓋3を先頭にして内筒9を外筒6内に挿入すると、図5に示すように、底蓋3は、外筒6の垂下筒部6bの傾斜面6dに達したところから、この傾斜面6dに摺接しながら外筒6内をさらに下降し、スリット6eが形成された垂下筒部6bの下半部を内側から徐々に押し広げて拡大弾性変形させる。
子キャップ2を回しながらその雌ネジ8eを親キャップ1の雄ネジ6gに螺合させて、内筒9を外筒6内にさらに挿入していくと、底蓋3は、垂下筒部6bを拡大弾性変形させたままさらに下降し、外筒6の下端を越えてその下端開口から突出する。それと同時に、垂下筒部6bが元の大きさに復元する。
子キャップ2の雌ネジ8eを親キャップ1の雄ネジ6gに最後まで螺合させると、図3及び図6に示すように、底蓋3は、外筒6外でその下端から少し離れたところに位置し、また、子キャップ2のスカート部13の内周面上端の分離用突部15cが、親キャップ1のスカート分離突部6hを強制的に越えてその下側直近に位置し、スカート部13は親キャップ1のキャップ本体5のほぼ全体を覆う。また、子キャップ2の頂部8aが外筒6の上端に圧接するとともに、密閉リング10が外筒6の口部6a内に圧入して、子キャップ2の胴部8bの角部とで外筒6の口部6aを内外から挟持する状態となり、外筒6の口部6aが気密かつ水密に封止される。
上記のようにして組み立てた本実施例のボトルキャップを、図7に示すように、ペットボトル等のボトル50の口部50aに装着する場合、外筒6をボトル口部50a内に挿入し、親キャップ1を閉じる方向に回して、そのキャップ本体5の雌ネジ5cをボトル口部50aの雄ネジ50bに螺合させ、さらに、親キャップ1のキャップ本体5のロック突部5eがボトル口部50a側のロック鍔部50dを強制的に越えて、キャップ本体5の環状歯部5gがボトル口部50aの開口縁に食い込む状態となるまで、親キャップ1をさらに閉じる方向に回してボトル口部50aを封止する。
このボトルキャップを開栓するには、子キャップ2を親キャップ1に対し開く方向に回す。すると、子キャップ2は、親キャップ1の外筒6の口部6aに対して上側へ螺進して行くが、子キャップ2のスカート部13は、親キャップ1側のスカート分離突部6hにより上昇を規制されるため、キャップ本体部8との連結部であるブリッジ14が切断してスカート部13が分離し、さらに凹部15aと凸部15bとの嵌合も外れる。
子キャップ2をさらに回転させると、これに伴いその内筒9も回転しながら上昇するが、底蓋3cは、その上周縁が親キャップ1の外筒6の下端開口縁に当接して上昇を拘束されるのに対し、内筒9はさらに上昇していくので、底蓋3が内筒9から外れて脱落する。これが脱落すると、内筒9内の原料11が圧力気体と共に一気に噴出され、底蓋3はボトル50内の液中に沈降する。
子キャップ2を親キャップ1から外しても、分離したスカート部13は、親キャップ1のキャップ本体5の外周に残り、しかも、キャップ本体5に対して空転するので、キャップ本体5を摘んで回しながら親キャップ1をボトル口部50aから外そうとしても、それは不可能である。外筒6の垂下筒部6bは、底蓋3が脱落した後も、復元状態でボトル口部50a中に残ったままとなるので、底蓋3は、垂下筒部6bによりボトル口部50a外への通り抜けを防止される。
本発明の実施例のボトルキャップの分解図で、(A)はその斜視図、(B)は断面図である。 子キャップと底蓋とを組み立てた状態で、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 さらに親キャップと組み立てた状態で、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 親キャップの外筒の垂下筒部の拡大横断面図である。 底蓋を先頭にして子キャップの内筒を外筒内に挿入する状態の拡大断面図である。 親キャップと子キャップと底蓋との組み立て状態の拡大断面図である。 本ボトルキャップボトルに装着した状態の断面図である。 子キャップを開栓して底蓋が内筒から脱落した状態の拡大断面図である。
符号の説明
1 親キャップ
2 子キャップ
3 底蓋
3a 押込部
3b 環状凹溝
3c 環状凹部
3d 突起
3e 突縁
3f 外周上縁
3g 凹面
5 キャップ本体
5a 頂部
5b 胴部
5c 雌ネジ
5d ローレット
5e ロック突部
5f 間隙
5g 環状歯部
6 外筒
6a 口部
6b 垂下筒部
6d 雄ネジ
6e スリット
6f ローレット
6g 雄ネジ
6h スカート分離突部
7 間隙
8 キャップ本体
8a 頂部
8b 胴部
8e 雌ネジ
8f ローレット
8g 矢印
9 内筒
9a 突縁
9b 環状凹溝
9c 下端開口縁
11 原料
12A 内側パッキン
12B 外側パッキン
13 スカート部
14 ブリッジ
15a 凹部
15b 凸部
15c 分離用突部
50 ボトル
50a 口部
50b 雄ネジ
50c 補強鍔部
50d ロック鍔部

Claims (5)

  1. ボトルの口部に挿入する外筒を備えた親キャップと、その外筒に挿入して原料収納部となる内筒を備えた子キャップと、その内筒の下端開口を封止する底蓋とからなり、親キャップのキャップ本体をボトルの口部に被せるとともに、子キャップを親キャップの外筒に螺合させることにより、該外筒の上端開口とともにボトルの口部を封止でき、また、子キャップを親キャップの外筒に対し開く方向に回すことにより、底蓋が親キャップの外筒の下端で内筒から脱落され、内筒内の原料がボトル内に放出されるボトルキャップにおいて、
    前記外筒に、その拡大弾性変形を許容するスリットが形成され、前記底蓋にて下端開口を封止された前記内筒を、底蓋を先にして外筒に挿入することにより、底蓋が外筒を押し広げて内筒の下端開口を封止したまま外筒の下端外へ抜け出るようになっていることを特徴とするボトルキャップ。
  2. スリットは、外筒の下端まで縦長に形成され、しかも、その複数が外筒の周方向に互いに間隔をおいて形成されていることを特徴とする請求項1に記載のボトルキャップ。
  3. 外筒の内周面に、底蓋の外周面と摺接して外筒に拡大弾性変形を生じさせる傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のボトルキャップ。
  4. 子キャップは、親キャップの外筒に螺合するキャップ本体部と、親キャップのキャップ本体を回転自在に覆うスカート部とを分離可能に形成し、子キャップを親キャップの外筒に対し開く方向に回すことにより、これらキャップ本体部とスカート部とが分離し、スカート部は、親キャップのキャップ本体の外周に空転状態で残るようになっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のボトルキャップ。
  5. ボトルの口部に挿入する外筒を備えた親キャップと、その外筒に挿入して原料収納部となる内筒を備えた子キャップと、その内筒の下端開口を封止する底蓋とからなり、親キャップのキャップ本体をボトルの口部に被せるとともに、子キャップを親キャップの外筒に螺合させることにより、該外筒の上端開口とともにボトルの口部を封止でき、また、子キャップを親キャップの外筒に対し開く方向に回すことにより、底蓋が親キャップの外筒の下端で内筒から脱落され、内筒内の原料がボトル内に放出されるボトルキャップの組立方法であって、
    前記外筒に、その拡大弾性変形を許容するスリットを形成しておき、前記底蓋にて前記内筒の下端開口を封止した後、該底蓋を先にして内筒を外筒に挿入することにより底蓋にて外筒を押し広げ、内筒の下端開口を封止している底蓋を外筒の下端外まで押し出すことを特徴とするボトルキャップの組立方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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