JP2009126527A - ボトルキャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】底蓋3が、子キャップ2の内筒9の下端開口を、それらに形成されたねじ3eと9aを螺合させて封止する。子キャップ2を開く方向に回していく過程で底蓋3の底蓋開封歯3fが外筒6の底蓋開封歯6iと噛み合うことにより底蓋3の回転が阻止され、互いのねじ3e・9aの螺合が外れることにより、底蓋3が内筒9から分離する。分離した底蓋3は、これに延設した連結舌片3xが外筒6のストッパ溝6gに挿入されていて抜け止めされることにより、外筒6に保持されてボトル50内への落下を防止される。
【選択図】図11
Description
これらに記載のボトルキャップは、ボトルの口部に挿入する外筒を備えた親キャップと、その外筒に挿入して原料収納部となる内筒を備えた子キャップと、その内筒の下端開口を封止する底蓋とからなり、親キャップのキャップ本体部をボトルの口部に被せて緊締するとともに、子キャップを親キャップの外筒に螺合させることにより、この外筒の上端開口とともにボトルの口部を封止でき、また、子キャップを親キャップの外筒に対し開く方向に回すことにより、底蓋が親キャップの外筒の下端により内筒から脱落され、内筒内の原料がボトル内に放出されるようになっている。
しかし、このような嵌合では、内筒と底蓋の互いの接触圧をいくら強くしても、シール性の向上には限界がある。
底蓋3が、内筒9の下端開口を、それらに形成されたねじ3e・9aを螺合させて封止し、底蓋3と外筒6とに互いに噛み合う底蓋開封歯3f・6iが形成されており、子キャップ2を開く方向に回していく過程で底蓋3の底蓋開封歯3fが外筒6の底蓋開封歯6iと噛み合うことにより底蓋3の回転が阻止され、底蓋3と内筒9との互いのねじ3e・9aの螺合が外れることにより、底蓋3が内筒9から分離するようになっており、また、外筒6にストッパ溝6gが形成され、底蓋3には、弾性を有する連結舌片3xが延設され、この連結舌片3xが、ストッパ溝6gに挿入して抜け止めされることにより、内筒9から分離した底蓋3が外筒6に保持されてボトル50内への落下を防止されることを特徴とする。
(1)底蓋が、内筒の下端開口をねじを螺合させて封止するねじ蓋となっているので、シール性が高い。底蓋をねじ蓋とすると、底蓋と内筒とを相対回転させないと、底蓋を内筒から分離させて開封することができないが、底蓋と外筒とに互いに噛み合う底蓋開封歯を形成し、子キャップを開く方向に回していく過程で底蓋の底蓋開封歯が外筒の底蓋開封歯と噛み合うことにより底蓋の回転が阻止され、底蓋と内筒との互いのねじの螺合が外れるようになっているので、部品の追加や特殊な構造にすることなく、子キャップを開くと同時に底蓋も開封できる。
(2)子キャップの内筒から分離した底蓋を、親キャップの外筒に保持してボトル内に落下するのを防止するので、底蓋の誤飲を防止できるとともに、廃棄処分するときに親キャップをボトルから外せば、底蓋もボトル内に残らないため、底蓋がボトルの再生処理の障害にならない。
(3)底蓋に一体に延設された弾性を有する連結舌片を、外筒に形成されたストッパ溝に挿入して抜け止めすることにより、内筒から分離した底蓋が外筒に保持されるので、その保持構造が単純で、成型及び組み立てが容易である。
図9に示すように、親キャップ1及び子キャップ2を逆さにし、窒素ガス等の圧力気体雰囲気内で子キャップ2の内筒9内に原料12を入れておいてから、底蓋3を治具51の凹部51aに嵌合させて連結舌片3xを底蓋3の外周壁3cに沿って曲げ、外周壁3cの高さを越える状態にしておいて、親キャップ2の外筒9のストッパ溝6gに押し込み、治具51を回すことで底蓋3も回しながら、底蓋3側のねじ3eを子キャップ2の内筒9側のねじ9aに螺合させる。このとき、ストッパ溝6gに押し込んだ連結舌片3xはストッパ溝6gがリング状であることにより、その内面を摺接する。このようにして螺合させると、図10に拡大して示してあるように、内筒9の先端部(下端部)が、環状凹溝3dに圧入した状態で、しかも、両者のねじ9aと3eとが螺合しているうえに、底蓋3の内側シール用リング突部3iが内筒9の内側シール用リング溝9bに嵌合することにより、原料12を圧力気体と共に内筒9内に封入した状態で、内筒9の先端開口(下端開口)は高いシール性をもって封止される。
2 子キャップ
3 底蓋
3a 中央凸部
3b 内周壁
3c 外周壁
3d 環状凹溝
3e ねじ
3f 底蓋開封歯
3g リブ
3i 内側シール用リング突部
3x 連結舌片
3y 抜け止め突部
3z 凸部
5 キャップ本体部
5a 頂部
5b 胴部
5c 間隙
5d 環状歯部
5e 抜け止め用突部
5f 緊締用突部
5g 補強用鍔部
5h ローレット
6 外筒
6a 口部
6b 垂下筒部
6d シール用突部
6e 雄ねじ
6f 子キャップロック用鍔部
6g ストッパ溝
6h 下端開口
6i 底蓋開封歯
6j 舌片抜け止め用突部
6k 凹部
7 間隙
8 キャップ本体部
8a 頂部
8b 胴部
8c 隙間
8d 雌ねじ
8e ローレット
8f ブリッジ
8g 凹部
9 内筒
9a ねじ
9b 内側シール用リング溝
10 密閉リング
11 ロック用分離リング
11a 分離用突部
12 原料
50 ボトル
50a 口部
50b 雄ねじ
50c 補強用鍔部
50d ロック用鍔部
51 治具
51a 凹部
Claims (7)
- 外筒を有し、この外筒をボトルの口部に挿入させて該口部に固定される親キャップと、その外筒に挿入して原料収納部となる内筒を有するとともに、外筒の上端開口をボトルの口部と共に開閉する子キャップと、その内筒の下端開口を封止する底蓋とからなり、子キャップを開く方向に回すことにより、底蓋が内筒から分離され、内筒内の原料がボトル内に放出されるボトルキャップにおいて、
前記底蓋が、前記内筒の下端開口を、それらに形成されたねじを螺合させて封止し、底蓋と外筒とに互いに噛み合う底蓋開封歯が形成されており、子キャップを開く方向に回していく過程で底蓋の底蓋開封歯が外筒の底蓋開封歯と噛み合うことにより底蓋の回転が阻止され、底蓋と内筒との互いのねじの螺合が外れることにより、底蓋が内筒から分離するようになっており、また、前記外筒にストッパ溝が形成され、底蓋には、弾性を有する連結舌片が延設され、この連結舌片が、前記ストッパ溝に挿入して抜け止めされることにより、内筒から分離した底蓋が外筒に保持されてボトル内への落下を防止されることを特徴とするボトルキャップ。 - 外筒の底蓋開封歯は外筒の下端縁、底蓋の底蓋開封歯は底蓋の上周縁に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のボトルキャップ。
- 連結舌片が弾性変形させた状態でストッパ溝に挿入され、内筒から分離した後の底蓋が、連結舌片の弾性による復元力により内筒の下端開口の外方へ移動されることを特徴とする請求項1又は2に記載のボトルキャップ。
- ストッパ溝が外筒の下端縁にリング状に形成され、その内面に、連結舌片との間で隙間を形成するための凹凸面が形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のボトルキャップ。
- 底蓋に形成された環状凹溝に内筒の下端部が嵌合し、その嵌合部分に形成された互いのねじを螺合させて底蓋が内筒の下端開口を封止するようになっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のボトルキャップ。
- 内筒の内周面と底蓋の外周面に、底蓋の環状凹溝よりも上側において互いに嵌合するシール用リング溝とシール用リング突部とが形成されていることを特徴とする請求項5に記載のボトルキャップ。
- 親キャップが、ボトルの口部に被せるキャップ本体部を有するとともに、外筒の上部がキャップ本体部よりも上側に突出して外筒の口部となり、この口部に、子キャップの雌ねじと螺合する雄ねじが形成され、また、キャップ本体部の内周面には、ボトルの口部の雄ねじと噛み合ってキャップ本体部を緊締する緊締用突部が形成されているとともに、この緊締用突部から離れたその下側に抜け止め用突部が形成され、その距離は、緊締用突部をボトルの口部の雄ねじに噛み合わせてキャップ本体部を緊締したときには、該雄ねじよりも下側においてボトルの口部の外周面に形成されたロック用鍔部を抜け止め用突部が強制的に乗り越えてその下方に位置し、緊締用突部がボトルの口部の雄ねじの上端から外れるところまでキャップ本体部を緩めても、抜け止め用突部がロック用鍔部の下方に位置した状態を維持する距離としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のボトルキャップ。
Priority Applications (1)
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JP2007300913A JP2009126527A (ja) | 2007-11-20 | 2007-11-20 | ボトルキャップ |
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Family Applications (1)
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JP2007300913A Pending JP2009126527A (ja) | 2007-11-20 | 2007-11-20 | ボトルキャップ |
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JP (1) | JP2009126527A (ja) |
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- 2007-11-20 JP JP2007300913A patent/JP2009126527A/ja active Pending
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