JP2008007169A - ヒンジキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヒンジキャップの音出し部を簡単な構造で形成するとともに、蓋体の開閉が抵抗なく容易に行われ、簡単な操作でクリック音を発生させるようにしたヒンジキャップを提供すること
【解決手段】 ヒンジキャップとして、キャップ基体とヒンジ部と蓋体とからなるヒンジキャップであって、キャップ基体は、頂壁と側周壁を具え、頂壁のヒンジ部側に音出し部を設け、音出し部は、頂壁上面から立設した突出板と、突出板上端部から内方、または外方に延びる弾性変形可能な音出し板とからなっており、蓋体は、側周壁と頂壁を具え、頂壁下面には、キャップ基体の頂壁の音出し板の先端部に係合する係合突部を突設した係合板が設けられており、蓋体の開閉時に、音出し部が弾性変形してクリック音を発生させることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、容器の口部に装着されるヒンジキャップ、とくに蓋体の開閉によりクリック音を発生させるヒンジキャップに関するものである。
キャップ基体とヒンジ部と蓋体とからなり、容器の口部に装着されるヒンジキャップにおいて、高齢者や目の不自由な使用者のために、蓋体の開閉時に、クリック音を発生させて蓋体の開閉を使用者に感知させるようにしたヒンジキャップは、従来より知られている(例えば、特許文献1参照 )。
特開2004−142768号
上記特許文献1記載のヒンジキャップでは、蓋の開蓋を維持するようになっているため、使用者が閉蓋の際に、ある一定の角度まで閉蓋すると、振動部材と加振部材とが当接して閉蓋の抵抗となり、なかなか閉まらないということがあった。
また、振動部材と加振部材がヒンジの近辺にあるため、音発生効果が有効でないという問題があった。
開蓋の際にも、振動部材と加振部材との係合を外すために、ある程度強い力で開蓋を行わなくてはならず、蓋体の開閉が容易でないという問題があった。
さらに、ヒンジキャップの開閉に関して、キャップ基体に蓋体の開閉をガイドするガイド部が必要であり、ヒンジキャップの構造が簡単ではないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題として、ヒンジキャップの音出し部を簡単な構造で形成するとともに、蓋体の開閉が抵抗なく容易に行われ、簡単な操作でクリック音を発生させるようにしたヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、キャップ基体とヒンジ部と蓋体とからなるヒンジキャップであって、キャップ基体は、頂壁と側周壁を具え、頂壁のヒンジ部側に音出し部を設け、音出し部は、頂壁上面から立設した突出板と、突出板上端部から内方、または外方に延びる弾性変形可能な音出し板とからなっており、蓋体は、側周壁と頂壁を具え、頂壁下面には、キャップ基体の頂壁の音出し板の先端部に係合する係合突部を突設した係合板が設けられており、蓋体の開閉時に、音出し部が弾性変形してクリック音を発生させることを特徴とする構成を採用する。
ヒンジキャップの別実施例として、キャップ基体とヒンジ部と蓋体とからなるヒンジキャップであって、キャップ基体は、頂壁と側周壁を具え、頂壁上面に内方、または外方に向かい突出した係合突部を設けた係合板が設けられており、蓋体は、側周壁と頂壁を具え、頂壁のヒンジ部側に音出し部を設け、音出し部は、頂壁下面から垂設した突出板と、突出板下端部から外方、または内方に延び、先端がキャップ基体の頂壁の係合板に係合する弾性変形可能な音出し板とが設けられており、蓋体の開閉時に、音出し部が弾性変形してクリック音を発生させることを特徴とする構成を採用する。
また、別の実施例として、キャップ基体とヒンジ部と蓋体とからなるヒンジキャップであって、キャップ基体は、頂壁と上部側周壁と、上部側周壁の外周下端から連設されるフランジと、フランジの外縁に垂設される下部側周壁とを具え、上部側周壁のヒンジ部の反対側に外方に延びる弾性変形可能な音出し板を設け、蓋体は、側周壁と頂壁を具え、側周壁の内周にキャップ基体の音出し板に係合する係合突部を設け、蓋体の開閉時に、音出し板が弾性変形してクリック音を発生させることを特徴とする構成を採用する。
また、別の実施例として、キャップ基体とヒンジ部と蓋体とからなるヒンジキャップであって、キャップ基体は、注出筒を立設した頂壁と側周壁とを具え、注出筒の外周に、弾性変形可能な音出し板を連設し、蓋体は、側周壁と頂壁を具え、側周壁の内周に、注出筒に設けた音出し板と係合する係合突部を設け、蓋体の開閉時に、音出し板が弾性変形してクリック音を発生させることを特徴とする構成を採用する。
開閉蓋を定位置に保持するために、ヒンジ部は、一対のヒンジと、ヒンジの間に設けた中間部が屈曲された弾性アーム板とからなり、開蓋時に、弾性アーム板のキャップ基体側の屈曲腕部が、キャップ基体の側周壁に係止され、蓋体の開状態を保持可能としたことを特徴とする構成を付加する。
本発明のヒンジキャップは、キャップ基体、または蓋体の片方に、弾性変形可能な音出し板を具えた音出し部を設け、他方に音出し部に係合する係合部を設けることで、蓋体の開閉が抵抗がなく、開閉に際して、クリック音を容易に発生させることができるようになった。
また、クリック音を発生できるヒンジキャップを、簡単な構造でできるようになった。
次に、本発明のヒンジキャップについて、図面を参照して説明する。
本発明のヒンジキャップは、内容物として、シャンプー、リンス、化粧料、薬剤等の液状、またはクリーム状内容物等が充填されたボトル、チューブ等に被着されるもので、以下実施例をあげて説明する。
図1に示すように、本実施例のヒンジキャップは、容器本体の口筒部に装着されるキャップ基体Aとヒンジ部B、および蓋体Cとから構成されている。
図1、2に示すように、キャップ基体Aは、頂壁1と、頂壁1の外縁に係合段部2を形成して連設される側周壁3とを具えている。
頂壁1の中心よりヒンジ部Bの反対側には、注出口4が穿設された注出筒5が立設され、ヒンジ部B側には、弾性変形可能な音出し部6が配設されている。
音出し部6は、頂壁1の上面から立設される突出板7と、突出板7の上端から中心方向に延びる音出し板8とからなっている。
側周壁3の内周には、容器本体の口筒部外周に係合し、キャップ基体Aを容器本体に装着させる係合部9が設けられている。
側周壁3の外周のヒンジ部B側には、ヒンジ連設部10が設けられている。
ヒンジ連設部10の外側には、蓋体Cに連結される中央部11を薄肉とした一対のヒンジ12a、12bが上部に連設され、ヒンジ12a、12bの間には、側周壁3の上端から切り込まれ、下端に弾性アーム板13を連設した上部切欠部14と、下端から切り込まれ、弾性アーム板13と同巾の下部切欠部15が設けられている。
下部切欠部15の上端中央には、先端を鈎状に形成した突起16が突設されている。
ヒンジ部Bは、前記一対のヒンジ12a、12bと、弾性アーム板13によって構成されており、それぞれの端部は、蓋体Cに連結されている。
弾性アーム板13は、中間部で屈曲されて二つの屈曲腕部13a、13bとからなり、キャップ基体A側の屈曲腕部13aには、開蓋時にキャップ基体Aの突起16が嵌挿される嵌合孔17が穿孔されている。
蓋体Cは、ヒンジキャップの閉蓋時に、内周下部および下端面がキャップ基体Aの係合段部2に係合する側周壁18と、頂壁19とからなっている。
側周壁18の外周には、ヒンジ部Bの反対側の下端につまみ部20が突設され、ヒンジ部B側の下端には、ヒンジ12a、12bが連設されるヒンジ連設部21が設けられている。
ヒンジ12の間のヒンジ連設部21と側周壁18と頂壁19には、弾性アーム板13とほぼ一致する切欠け22が刻設されており、切欠け22の頂壁19の端部22aは、弾性アーム板13の接続部となっている。
頂壁19の中心よりヒンジ部Bの反対側には、ヒンジキャップの閉蓋時に、キャップ基体Aの注出筒5内周に挿入され、注出口4を閉鎖する密封リング23が垂設され、ヒンジ部B側には、キャップ基体Aの音出し部6と係合する係合板24が配設されている。
係合板24の外周側下端には、音出し部6の音出し板8の先端下部と係合する係合突部25が突設されている。
次に、本実施例ヒンジキャップの作用効果について説明する。
ヒンジキャップの開蓋にあたっては、蓋体Cのつまみ部20を上方に持ち上げ、キャップ基体Aからヒンジ部Bを支点に廻動させると、蓋体Cの側周壁18とキャップ基体Aの係合段部2との係合、および蓋体Cの密封リング23とキャップ基体Aの注出筒5との係合が外れ、開蓋が行われる。
その際、蓋体Cの係合板24の外周側と、キャップ基体Aの音出し部6の音出し板8の先端は係合しており、開蓋が進むごとに、図3に示すように、係合板24の係合突部25が上昇し、音出し板8の先端が徐々に持ち上げられて、音出し板8自体が変形していく。
そして、蓋体Cのある程度の廻動で、音出し部6の弾性により、音出し板8の先端下部が、係合板24の係合突部25を乗り越え、係合が外れ、振動することによって、クリック音が発生する。
さらに、蓋体Cを開蓋し、弾性アーム板13のキャップ基体A側の屈曲腕部13aをキャップ基体Aのヒンジ連設部10に押付けると、屈曲腕部13aは、図4に示すように、ヒンジ連設部10の下部切欠部15に嵌合され、突起16が嵌合孔17に嵌挿されて弾性アーム板13が係止され、蓋体Cが保持される。
容器本体を押圧し、内容物をキャップ基体Aの注出筒5から注出させて内容物を使用する。
ヒンジキャップの閉蓋にあたっては、蓋体Cをキャップ基体Aとの保持を外し、つまみ部20側を廻動させて閉蓋する。
その際、閉蓋が進み、蓋体Cがある角度まで廻動されると、蓋体Cの係合板24の係合突部25の下部がキャップ基体Aの音出し部6の音出し板8の先端上部に当接する。
さらに閉蓋が進むと、係合突部25の下部が、音出し板8の先端上部を押し下げ、音出し板8が変形されるとともに、音出し板8の弾性により、音出し板8の先端が蓋体Cの係合突部25を乗り越え、振動し、クリック音を発生させ、ヒンジキャップは閉蓋状態となる。
本実施例のキャップ基体Aの音出し部6は、蓋体Cの係合板24と係合することにより、ヒンジキャップの開閉の際にクリック音を発生させるとともに、クリック感を発生させるので、容器利用者は、ヒンジキャップの安定した開閉感覚を得ることができる。
さらに、開閉蓋として、閉蓋の際に、蓋体Cの係合板24とキャップ基体Aの音出し部6とが係合することにより、閉蓋状態の強度を上げることができる。
上記実施例では、音出し部6をヒンジ部側に設け、音出し板8を突出板7より内方に延びるように連設しているが、音出し部6を内方に設け、注出筒に近接して突出板7を立設し、その上端部から音出し板8を外方に延びるように連設し、蓋体Cの係合板24に音出し板8に係合する係合突起を注出筒側に突設してもよい、
次に、第2実施例について説明する。
本実施例は、第1実施例の音出し部の構成を変更したもので、同一の構成については同じ符号を付して説明を省略し、以下相違点を中心に説明する。
図5に示すように、本実施例のヒンジキャップは、容器本体の口筒部に装着されるキャップ基体Aaとヒンジ部Ba、および蓋体Caとから構成されている。
キャップ基体Aaは、頂壁1と、頂壁1の外縁に係合段部2を形成して連設される側周壁3とを具えている。
頂壁1のヒンジ部Ba側には、係合板30が立設され、係合板30の内周側上端には、係合突部31が突設されている。
蓋体Caは、ヒンジキャップの閉蓋時に、内周下部がキャップ基体Aaの係合段部2に係合する側周壁18と頂壁19とからなっており、頂壁19下面のヒンジ部Ba側には、弾性変形可能な音出し部32が配設されている。
音出し部32は、頂壁19下面に垂設される突出板33と、突出板33の外周下端から上方に向かって延び、ヒンジキャップ閉蓋時に、先端上部がキャップ基体Aaの係合板30の係合突部31下部に係合する音出し板34とからなっている。
次に、本実施例ヒンジキャップの作用効果について説明する。
ヒンジキャップの開蓋にあたっては、蓋体Caの音出し部32の音出し板34の先端が、蓋体Caの係合板30と係合しており、開蓋が進むごとに、図6に示すように、音出し部32の上昇により、音出し板34の先端が係合板30の係合突部31に引っ張られ、音出し板34自体が変形していく。
そして、蓋体Caのある程度の廻動で、音出し部32の弾性により、音出し板34の先端上部が、係合板30の係合突部31を乗り越え、係合が外れ、振動することにより、クリック音が発生する。
ヒンジキャップの閉蓋にあたっては、蓋体Caの廻動が進むと、蓋体Caの音出し部32音出し板34の先端下部が、キャップ基体Aaの係合板30の係合突部31の上部に当接する。
さらに閉蓋が進むと、係合突部31の上部が音出し板34の先端下部を押し上げ、音出し板34を変形させるとともに、音出し板34の弾性により、音出し板34の先端が蓋体Caの係合突部31を乗り越え、振動し、クリック音が発生し、ヒンジキャップは閉蓋状態となる。
本実施例の蓋体Caの音出し部32は、キャップ基体Aの係合板30と係合し、ヒンジキャップの開閉の際にクリック音を発生させるとともに、クリック感を発生させるので、容器利用者は、ヒンジキャップの安定した開閉感覚を得ることができる。
さらに開閉蓋として、閉蓋の際に蓋体Caの音出し部32とキャップ基体Aaの係合板30とが係合することによって、閉蓋状態の強度を上げることができる。
その他の構成は、第1実施例と同一であり、同一の作用効果を得ることができる。
上記実施例では、音出し板34を突出板33からヒンジ側に延びるように連設したが、突出板33を注出筒5に向かって内方に延びるように連設し、キャップ基体Aaの頂壁1に立設した係合板30を注出筒5近くに立設し、係合板30の係合突起31をヒンジ側に突出するようにしてもよい。
その際、係合突条31を大きく突出させ、突出板30の先端部との引かかりをおおきくすれば効果的である。
次に、第3実施例について説明する。
本実施例は、第1実施例の音出し部の構成を変更したもので、同一の構成については同じ符号で付して説明を省略し、以下相違点を中心に説明する。
図7に示すように、本実施例のヒンジキャップは、容器本体の口筒部に装着されるキャップ基体Abとヒンジ部Bb、および蓋体Cbとから構成されている。
キャップ基体Abは、頂壁35と、頂壁35の外縁に垂設される上部側周壁36と、上部側周壁36の外周下端に連設されるフランジ37と、フランジ37の外縁に係合段部38を形成して連設される下部側周壁39とを具えている。
上部側周壁36のヒンジ部Bbの反対側の外周上部には、弾性変形可能な音出し板40が配設されている。
蓋体Cbは、ヒンジキャップの閉蓋時に、内周下部および下端面がキャップ基体Abの外縁の係合段部38に係合する側周壁41と、頂壁42とからなっている。
側周壁41のヒンジ部Bbの反対側の内周には、キャップ基体Abの上部側周壁36の音出し板40の先端下部に上部が係合する係合突部43が配設されている。
次に、本実施例ヒンジキャップの作用効果について説明する。
ヒンジキャップの開蓋にあたっては、蓋体Cbの側周壁41の係合突部43が、キャップ基体Abの上部側周壁36の音出し板40と係合しており、開蓋が進むごとに、図8に示すように、係合突部43の上昇により、音出し板40の先端が徐々に持ち上げられて、音出し板40自体が変形していく。
そして、蓋体Cbのある程度の廻動で、音出し板40の先端下部が弾性により係合突部43を乗り越え、係合が外れ、振動することによって、クリック音が発生する。
ヒンジキャップの閉蓋にあたっては、蓋体Cbの廻動が進むと、蓋体Cbの係合突部43下部が、キャップ基体Abの音出し板40の先端上部に当接する。
さらに閉蓋が進むと、係合突部43が音出し板40の先端を押し下げ、音出し板40を変形させるとともに、音出し板40の弾性により、音出し板40の先端が係合突部43を乗り越え、振動し、クリック音を発生させ、ヒンジキャップは閉蓋状態となる。
本実施例のキャップ基体Abの音出し板40は、蓋体Cbの側周壁41の係合突部43と係合することで、ヒンジキャップの開閉の際に、クリック音を発生させるとともに、クリック感を発生させるので、容器利用者は、ヒンジキャップの安定した開閉感覚を得ることができる。
さらに開閉蓋として、閉蓋の際に、蓋体Cbの係合突部43と、キャップ基体Aの音出し板40とが係合することで、閉蓋状態の強度を上げることができる。
その他の構成は、第1実施例と同一であり、同一の作用効果を得ることができる。
次に、上記第3実施例の変形例について説明する。
上記実施例では、第1実施例におけるキャップ基体の頂壁の上部に頂壁35、上部側周壁36を設け、上部側周壁36に音出し板40を配設したが、本変形例は、図9に示すように、音出し板40を注出筒5の外周面に配設するようにしたものである。
注出筒5は、前記第1実施例と同じくキャップ基体Acの頂壁1のヒンジ部Bcの反対側に配設されており、注出筒5の中間位置には、ヒンジ部Bcとは反対側の方向に延びる音出し板45が連設されている。
蓋体Ccの側周壁41には、音出し板45の先端に係合する係合突部43が設けられている。
蓋体Ccの開閉に応じて、側周壁41の係合突部43が音出し板45と係合して、上記第3実施例と同様の作用効果を得ることができる。
また、前記第3実施例において、音出し板40を注出筒5より外方に連設してもよく、さらにまた、第3実施例、変形実施例では、音出し板40、45を注出筒より外方に連設したが、注出筒5の内方に連設し、蓋体の頂壁42から音出し板40、45先端部に係合する係合突起を設けた係合板を垂設するようにしてもよい。
本発明は、蓋体の開閉に際して、容器利用者にクリック音とともにクリック感を付与することができればよいので、蓋体とキャップ基体を連設するヒンジ部の構成は、どのようなものでもよい。
ヒンジ部、およびそれに係わる蓋体とキャップ基体の構成は、上記各実施例の構成に限定されない。
ヒンジキャップのキャップ基体、または蓋体に、音出し板を配設し、ヒンジキャップの開閉時に音出し板がクリック音を発生することで、容器利用者は、ヒンジキャップの安定した開閉感覚を得ることができる。
また、音出し板が、蓋体またはキャップ基体に係合するので、閉蓋状態の強度を上げることができるヒンジキャップとして、クリーム状の内容物、または、液状の内容物を収容した容器のヒンジキャップとして広く利用できる。
本発明第1実施例のヒンジキャップを容器に装着した縦断立面図である。 ヒンジキャップ開蓋時の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面立面図である。 ヒンジキャップの開蓋開始時の状態を示す縦断立面図である。 蓋体の開蓋係止時の状態を示す縦断立面図である。 第2実施例のヒンジキャップの縦断立面図である。 ヒンジキャップの開蓋開始時の状態を示す縦断立面図である。 第3実施例のヒンジキャップの縦断立面図である。 ヒンジキャップの開蓋開始時の状態を示す縦断立面図である。 変形実施例のヒンジキャップの縦断立面図である。
符号の説明
A、Aa、Ab キャップ基体
B、Ba、Bb ヒンジ部
C、Ca、Cb 蓋体
1、19、35、42 頂壁
2、38 係合段部
3、18、41 側周壁
4 注出口
5 注出筒
6、32 音出し部
7、33 突出板
8、34、40、45 音出し板
9 係合部
10、21 ヒンジ連設部
11 中央部
12a、12b ヒンジ
13 弾性アーム板
13a、13b 屈曲腕部
14 上部切欠部
15 下部切欠部
16 突起
17 嵌合孔
20 つまみ部
22 切欠け
22a 端部
23 密封リング
24、30 係合板
25、31、43 係合突部
36 上部側周壁
37 フランジ
39 下部側周壁

Claims (5)

  1. キャップ基体とヒンジ部と蓋体とからなるヒンジキャップであって、
    キャップ基体は、頂壁と側周壁を具え、頂壁のヒンジ部側に音出し部を設け、
    音出し部は、頂壁上面から立設した突出板と、突出板上端部から内方、または外方に延びる弾性変形可能な音出し板とからなっており、
    蓋体は、側周壁と頂壁を具え、頂壁下面には、キャップ基体の頂壁の音出し板の先端部に係合する係合突部を突設した係合板が設けられており、
    蓋体の開閉時に、音出し部が弾性変形してクリック音を発生させることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. キャップ基体とヒンジ部と蓋体とからなるヒンジキャップであって、
    キャップ基体は、頂壁と側周壁を具え、頂壁上面に内方、または外方に向かい突出した係合突部を設けた係合板が設けられており、
    蓋体は、側周壁と頂壁を具え、頂壁のヒンジ部側に音出し部を設け、
    音出し部は、頂壁下面から垂設した突出板と、突出板下端部から外方、または内方に延び、先端がキャップ基体の頂壁の係合板に係合する弾性変形可能な音出し板とが設けられており、
    蓋体の開閉時に、音出し部が弾性変形してクリック音を発生させることを特徴とするヒンジキャップ。
  3. キャップ基体とヒンジ部と蓋体とからなるヒンジキャップであって、
    キャップ基体は、頂壁と上部側周壁と、上部側周壁の外周下端から連設されるフランジと、フランジの外縁に垂設される下部側周壁とを具え、
    上部側周壁のヒンジ部の反対側に外方に延びる弾性変形可能な音出し板を設け、
    蓋体は、側周壁と頂壁を具え、側周壁の内周にキャップ基体の音出し板に係合する係合突部を設け、
    蓋体の開閉時に、音出し板が弾性変形してクリック音を発生させることを特徴とするヒンジキャップ。
  4. キャップ基体とヒンジ部と蓋体とからなるヒンジキャップであって、
    キャップ基体は、注出筒を立設した頂壁と側周壁とを具え、
    注出筒の外周に、弾性変形可能な音出し板を連設し、
    蓋体は、側周壁と頂壁を具え、側周壁の内周に、注出筒に設けた音出し板と係合する係合突部を設け、
    蓋体の開閉時に、音出し板が弾性変形してクリック音を発生させることを特徴とするヒンジキャップ。
  5. ヒンジ部は、一対のヒンジと、ヒンジの間に設けた中間部が屈曲された弾性アーム板とからなり、
    開蓋時に、弾性アーム板のキャップ基体側の屈曲腕部が、キャップ基体の側周壁に係止され、蓋体の開状態を保持可能としたことを特徴とする請求項1〜4記載のヒンジキャップ。
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