JP2020186024A - キャップ、中栓の製造方法、キャップの製造方法 - Google Patents

キャップ、中栓の製造方法、キャップの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】キャップの中栓に関して液垂れを防止すること。【解決手段】本発明のキャップは中栓と蓋とを備える。中栓は合成樹脂の射出成型品であり、容器本体の口部に装着する筒状の装着部と、装着部から上方へ突出すると共に液体を注ぎ出し可能な筒状の注出部とを備える。注出部は、装着部から上方へ突出すると共に筒状の注出胴部と、注出胴部の上端部からその口径方向外側へ向かって張り出す注出口部とを備える。注出口部は、注出胴部の外周面から筒状の口径方向外側へ向かって鍔状に張り出す鍔部と、鍔部の外周部から下方へ向かって延び出る口先部とを備える。蓋は閉鎖状態において、注出部の上方を覆う蓋天板部と、蓋天板部から垂下すると共に注出部の口先部の外周面に密接する密接壁部とを備える。このようにすれば、口先部を密接壁部の内周面の形状に近似したものにできる。【選択図】 図1

Description

本発明は、液体を注ぎ出し可能な合成樹脂製の中栓と、中栓を開閉可能な蓋とを備えるキャップ、並びに中栓の製造方法およびキャップの製造方法に関する。
合成樹脂製のキャップには液垂れを防止するものが存在する。たとえば特許文献1には中栓としての注出栓が開示されている。注出栓は、液体容器に装着するもので、液体を注ぎ出す注出筒を備えている。注出筒の先部の大まかな形状は液垂れを防止するために、筒の上側開口縁部を口径方向外側へ向かって張り出し、その張り出した先側を下方へ向かって延び出るようにしてある。
特開昭62−159457号公報
上記したような中栓の先部の形状は、液垂れを防止するには有効であるが、どのようにして製造するのかが問題になる。
特許文献1には成形方法についての記載がないが、たとえば上記した注出栓を射出成型で成形すると、注出筒の先部は口径方向外側へ向かって張り出しているので、いわゆるアンダーカット部となり、金型を型開きするときに邪魔になる。金型は、固定型と可動型とから構成される。そして可動型は、筒状の注出栓の内側を形作る柱状のコアと、注出栓の外側を形作る筒状の外型とから構成することが考えられる。また外型は、筒状の内周面にアンダーカット部を形作る凹部を備えるものとなる。このような金型であれば、型開きのときには、成形品としての注出筒からコアを先に抜き、その後に外型を開いて、注出筒の先部(アンダーカット部)から外型を無理に引き抜くことになる。このように無理に引き抜くので、形状が金型内の状態に対して僅かながら外側に開く。どの程度開くのかは設計段階では不明なので、金型内の形状(液垂れを防止するために有効と考える形状)とは僅かに異なるものとなる可能性がある。
また特許文献1は、液体を注いでいるときの傾斜状態から容器をテーブル等に立てて置く状態に変わるときに、液垂れがし難いことについては言及しているが、容器を立てて置いたときに注出筒の上端面に微量の滴が付着した場合について、その滴が何らかの拍子に注出筒の外に垂れ落ちることについては言及しておらず、全く考慮していないと考えられる。ちなみに特許文献1には、注出栓を開閉する蓋体について開示されている。この蓋体はいわゆるスクリューキャップであり、注出栓の上方を覆う天板と、注出栓の注出筒の内側に嵌合する内筒と、注出栓の外周面にねじ込む外筒とを備える。そして蓋体の閉鎖状態において、外筒と注出筒とは口径方向に離れている。そうすると、前述したように注出筒の上端面に微量の滴が付着した場合、滴が注出筒から垂れ落ちることになる。このような場合も本明細書では液垂れの概念に含まれるものとする。
本発明は上記実情を考慮して創作されたもので、その目的はキャップの中栓に関して液垂れを防止することである。
本発明のキャップは、容器本体に装着すると共に液体を注ぎ出し可能な中栓と、中栓を開閉可能な蓋とを備える。中栓は、容器本体の口部に装着する筒状の装着部と、装着部から上方へ突出すると共に液体を注ぎ出し可能な筒状の注出部とを備えると共に、合成樹脂の射出成型品である。注出部は、装着部から上方へ突出すると共に筒状の注出胴部と、注出胴部の上端部からその口径方向外側へ向かって張り出す注出口部とを備える。注出口部は、注出胴部の外周面から筒状の口径方向外側へ向かって鍔状に張り出す鍔部と、鍔部の外周部から下方へ向かって延び出る口先部とを備える。蓋は閉鎖状態において、注出部の上方を覆う蓋天板部と、蓋天板部から垂下すると共に注出部の口先部の外周面に密接する密接壁部とを備える。
蓋は閉鎖状態において、注出部の内周面側または外周面側を密閉するか否かを問わない。また容器本体と蓋とが一体化したものは容器である。そして容器が倒れたときに、液漏れをしないようにするには、注出部を蓋で密閉することが望ましい。具体的な一例としては次のものが挙げられる。
すなわち蓋は閉鎖状態において、蓋天板部から垂下すると共に注出部の内周面側を密閉する密閉部を備えるものである。
口先部の外周面の形状は問わないが、液垂れを防止するには次のようにすることが望ましい。
すなわち、口先部の外周面の形状は、注出部の上端を口径方向外側に延ばした水平線と、後述の外線とで形成される角度であって当該水平線に対して下側で且つ外線に対して口径方向外側に位置する角度を80度以上にしてある形状である。そして外線は、口先部の外周面の一部に対する接線および一部を延長した直線を想定した場合に、想定した直線のうち前記水平線に対する交差する角度が最も大きい角度となる直線である。
蓋の閉鎖状態において口先部と密接壁部とが密接すると、口先部によって密接壁部には口径方向外側に向かう力が発生し、密接壁部によって口先部には口径方向内側に向かう力が発生する。そしてこの密接状態が保持されることによって、密接壁部が無い場合に比べて、口先部の形状は口径方向内側に位置する形状になり、液垂れを防止し易くなる。
また密接壁部は筒状であるか否かを問わない。しかし口先部から受ける口径方向外側に向かう力に対抗して密接壁部を変形し難くして、口先部の形状を密接壁部に近似したものにするには、次のようにすることが望ましい。
すなわち密接壁部は筒状にすることである。
また蓋は、密接壁部に対し口径方向外側に、蓋天板部から垂下する蓋側壁部を有するか否かを問わないが、キャップとしての外観の良さを向上しつつ、液垂れを防止するは次のようにすることが望ましい。
すなわち蓋は閉鎖状態において、蓋天板部から垂下すると共に密接壁部を口径方向外側から包囲する蓋側壁部を備えることである。
また本発明のキャップは、中栓と蓋とが別々の部品であるか、一体の一部品であるかを問わない。具体的な一例としては、以下のものが挙げられる。
すなわちキャップは、中栓と蓋の他に、中栓に対して蓋を開閉自在に接合するヒンジとを備えるもの、つまりヒンジキャップであるものとする。この場合、鍔部と口先部とは、注出部の筒状の周方向に関してヒンジとは反対側に形成されている。
また注出口部に関して、鍔部と口先部とは環状であるか否かを問わないが、口先部の形状を密接壁部に密接する部分に関しては変形し易くしつつも、鍔部側(注出胴部側)に関しては意図しない変形を防ぐには、次のようにすることが望ましい。
すなわち鍔部は環状であり、注出胴部の筒状の周方向の全周に亘って形成されるものとする。そして口先部は、鍔部の周方向に関してヒンジとは反対側にのみ形成されていることにする。
上記した本発明のキャップのうち中栓の製造方法は、中栓が合成樹脂の射出成型品であり、当該中栓を射出成型により形成する中栓形成工程と、中栓の口先部をその外周面側から加圧する加圧工程と、加圧工程後の時間経過に伴って口先部を口径方向内側へ塑性変形させる変形工程とを備えるものである。
また上記した本発明のキャップの製造方法は、中栓を射出成型により形成する中栓形成工程と、蓋を射出成型により形成する蓋形成工程と、中栓に対して蓋を閉鎖することによって密接壁部が中栓の口先部をその外周面側から加圧する閉鎖工程と、閉鎖工程後の時間経過に伴って口先部を口径方向内側へ塑性変形させる変形工程とを備える。
本発明のキャップは、蓋の閉鎖状態では注出口部の口先部の外周面に密接壁部が密接するものなので、密接壁部が無い蓋に比べれば、口先部の形状が蓋の開放状態においても密接壁部の内周面の形状に近似したものとなり、口先部の形状を液垂れに対して有効な形状に確保でき、液垂れを防止することができる。しかも蓋の閉鎖状態において注出口部の上端面に付着した滴が口先部側に垂れ落ちてきたとしても、密接壁部と口先部とが密接した状態となって滴を受け止めることになり、密接壁部が無い蓋に比べれば、液垂れを防止できる。なお本発明のキャップは、注出部の先端が口先部であり、口先部が鍔部から下方に延び出ているので、例えば注出部の先端が鍔部である場合のキャップに比べれば、液垂れをより防止できる。
また本発明のキャップは、口先部の外周面の形状を、注出部の上端を口径方向外側に延ばした水平線と外線とで形成される角度を80度以上にしてある形状にしたものであれば、液垂れを防止するには望ましい。
また本発明のキャップは、鍔部を環状とし、口先部を鍔部の周方向に関してヒンジとは反対側にのみ形成されたものであれば、密接壁部と口先部とが密接するのは環状のうち全周の一部のみであるので、環状の全周に亘って密接壁部と口先部とが密接するものと比べれば、蓋を開閉するときの摩擦抵抗が小さくなり、蓋を開閉し易い。
また本発明の中栓の製造方法、およびキャップの製造方法は、中栓形成工程後の中栓の口先部をその外周面から加圧し、時間経過に伴って口先部を塑性変形させるものなので、口先部を液垂れに有効な形状に修正し易い。また本発明のキャップの製造方法は、蓋を閉鎖して時間が経過すれば、自然と口先部が塑性変形するので、容易に製造できる。
本発明の第一実施形態のキャップの閉鎖状態を示す断面図であり、一部を拡大してある。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 第一実施形態のキャップの開放状態を示す平面図である。 図4の正面図である。 図4のVI−VI線拡大断面図である。 図5のVII−VII線拡大断面図である。
本発明の第一実施形態のキャップ1は、合成樹脂製で且つ射出成型による一体成形品であって、ヒンジキャップである。またヒンジキャップは、図1〜3に示すように、容器本体(図示略)に装着すると共に液体を注ぎ出し可能な中栓2と、中栓2を開閉可能な蓋3と、中栓2と蓋3とを開閉自在に接合するヒンジ4とを備える。
容器本体は一例として底の有る筒状である。容器本体の口部は液体が通過する部位であり、筒状、より詳しく言えば円筒状となっている。容器本体の口部の貫通方向は、図示の例では上下方向である。また容器本体の口部を平面視すると、口部の中心点が概念として存在する。この中心点を通過する直線であって、口部の貫通方向に平行な直線を「中心線」と称する。また中心線に対して直交する方向を「口径方向」と称する。そして口径方向のうち中心線に向かう方向を「口径方向内側」と称する。口径方向のうち中心線から離れる方向を「口径方向外側」と称する。また中心線に対してヒンジ4の有る側を「ヒンジ側」、中心線に対してヒンジ4とは反対側を「反ヒンジ側」と称する。
以後の説明においてキャップ1は蓋3の閉鎖状態を基本形態とする。そして特に断りがない場合には、閉鎖状態について説明しているものとする。
中栓2は、容器本体の口部に装着する筒状の装着部10と、装着部10から上方へ突出すると共に液体を注ぎ出し可能な筒状の注出部20と、装着部10の内周側(装着部10に対して口径方向内側)を未使用時には閉鎖すると共に初回使用後には開口する閉鎖部30とを備える。
装着部10は容器本体の口部に嵌合する状態で装着する。また装着部10は、容器本体の口部の外周面を包囲する中栓側壁部11と、容器本体の口部の内周面を包囲する中栓内壁部12と、容器本体部の上面を覆うと共に中栓側壁部11と中栓内壁部12との上端部同士を接合する中栓天板部13と、中栓天板部13から上方に突出する中栓上壁部14とを備える。
中栓側壁部11と中栓内壁部12と中栓上壁部14とは、容器本体の口部の形状に対応するものである。また中栓側壁部11と中栓内壁部12とは何れも筒状、より詳しく言えば円筒状である。また中栓天板部13は環状、より詳しく言えば円環状である。ちなみに本実施形態では中栓側壁部11にはその下部に口径方向内側に向かって突出する突出部11aを備えている。この突出部11aが容器本体の口部に対し口径方向内側に嵌合することによって、容器本体と中栓2とが一体化される。
また中栓天板部13の上面には中栓上壁部14と注出部20とで口径方向の内外を包囲された溝15が上向きに開口する状態で形成される。この溝15は、注出部20から滴が落ちた場合には滴を収容可能となっている。
注出部20は、装着部10から、より詳しく言えば中栓天板部13の内周部から上方へ突出する注出胴部21と、注出胴部21の上端部から口径方向外側へ向かって張り出す注出口部22とを備える。
注出胴部21は筒状、より詳しく言えば円筒状である。
注出口部22は図4に示すように平面視すると、環状、より詳しく言えば円環状である。そして注出口部22は図1,6に示すように、注出胴部21の外周面の延長線L1に対して口径方向外側に張り出した部分であり、アンダーカット部である。また注出口部22は、注出胴部21の外周面から口径方向外側へ向かって張り出す鍔部23と、鍔部23の外周部から下方へ向かって延び出る口先部24とを備える。したがって注出口部22の先端(注出部20の先端)は口先部24によって形成される。
鍔部23は環状、より詳しく言えば平面視すると、円環状である。また鍔部23は上方に向かうにつれて口径方向外側に向かって張り出すように形成してある。より詳しく言えば、鍔部23のうち周方向に関してヒンジ側は、その内周面と外周面を上方に向かうにつれて円錐状に口径が大きくなるテーパーの斜面としてある。いっぽう鍔部23のうち周方向に関して反ヒンジ側はその内周面(下面)を上方に向かうにつれて口径が大きくなりながら断面円弧状に凹むように湾曲する湾曲面とし、その外周面(上面)を内周面に対応させた形状、つまり下方に向かうにつれて口径が大きくなりながら断面円弧状に膨らむように湾曲する湾曲面としてある。また鍔部23の上端は、本実施形態では注出部20の上端になっている。そして図5に示すように注出部20の上端20aは、図示の例ではヒンジ側を反ヒンジ側に比べて低くしてある。より詳しく言えば、注出部20の上端20aは、筒状のうち反ヒンジ側部20bを同じ高さにしてある。いっぽう筒状のうちヒンジ側部20cは、注出部20の上端20aの反ヒンジ側部20bに対して段差状に低くしてある。また注出部20の上端20aのうちヒンジ側部20cと反ヒンジ側部20bとの境界に位置する境界部20dは、ヒンジ4に接近するにつれて徐々に低くなる傾斜部としてある。図4に示すように注出部20を平面視したときに、注出部20の上端面20aは円環状であり、当該円環状の半周は反ヒンジ側部20bに相当する。また当該円環状の残りの半周は、両端部が境界部20dに相当し、両端部以外の部分(半周における中央部)がヒンジ側部20cに相当する。図1,6に示すようにこのような鍔部23に対してその外周部のうち反ヒンジ側には口先部24が形成される。
口先部24の上側には鍔部23が位置する。そして図1,6には鍔部23の下面のうち上端から口径方向外側に延ばした水平線L2が示されている。口先部24は当該水平線L2(鍔部23の下面のうち上端)に対して下方へ延び出る部分である。
口先部24の肉厚は先端(下端)に向かうにつれて薄くなっている。また口先部24の外周面の形状は図示の例では上下方向に延びる直線状となっている。但し口先部24の外周面の形状は図示の例に限らず、円弧状に膨らむ形状であっても良い。そして口先部24の外周面の一部に対する接線および一部を延長した直線を想定する。口先部24の外周面の形状が直線状であれば、想定する直線は一本になるが、当該外周面の形状が円弧状に膨らむ形状であれば、想定する直線は多数本になる。そして図6に示すように、想定した直線のうち注出部20の上端を口径方向外側に延ばした水平線L3に対して交差する角度が最も大きい角度となる直線を、外線L4と称することにする。外線L4と当該水平線L3とで形成される角度を80度以上にすることが、液垂れを防止するには望ましく、図示の例では直角である。なお外線L4と当該水平線L3とで形成される角度とは、詳しく言えば、当該水平線L3よりも下側で且つ外線L4よりも口径方向外側において、外線L4と当該水平線L3とで形成される角度のことである。そして口先部24を含む注出部20に液体が容器本体から向かうのを未使用時には阻止するのが、中栓内壁部12の内周側に形成される閉鎖部30である。
閉鎖部30は図1〜4に示すように、未使用時には中栓内壁部12に対して内周側を閉鎖すると共に初回使用時には中栓内壁部12から分離して開口を形成する閉鎖板部31と、閉鎖板部31から上方に突出すると共に初回使用時に開封操作で利用する開封操作部35とを備える。
閉鎖板部31は、中栓内壁部12から口径方向の内側へ向かって張り出すと共に初回使用後に残存する残存部32と、残存部32から口径方向の内側へ向かって張り出すと共に初回使用時に破損する破損部33と、破損部33に対して口径方向内側を閉鎖すると共に初回使用時に引き千切られる引き千切り部34とを備える。
残存部32は図4に示すように環状であり、中栓内壁部12の内周の全周に亘って形成される。また残存部32は、その内周部を口径方向内側に向かって徐々に薄くしてある。
破損部33は環状であり、残存部32の内周の全周に亘って形成される。また破損部33は、引き千切り部34の外周部と残存部32の内周部との双方に対して薄く、破損しやすくなっている。
引き千切り部34は板状である。そして引き千切り部34に対して上側には開封操作に利用する開封操作部35が設けられている。
開封操作部35は、引き千切り部34に対して上方に間隔をあけて配置されると共に指を通す指通し部36と、上下方向に離れた引き千切り部34と指通し部36とを接合すると共に上下方向に延びる接合部37とを備える。
指通し部36は環状であり、上下方向に貫通する。
また接合部37は指通し部36と引き千切り部34との双方における周方向の一部に形成される。図示の例では接合部37はヒンジ側に形成される。このような開放操作部35を含む装着部10に対してヒンジ4を介して蓋3が接合されている。
蓋3は、注出部20の上方を覆う蓋天板部41と、蓋天板部41から垂下すると共に注出部20の内周面側を密閉する密閉部42と、蓋天板部41から垂下すると共に注出部20の口先部24の外周面に密接する密接壁部43と、蓋天板部41から垂下すると共に密接壁部43に対し口径方向外側に配置される蓋側壁部44と、蓋側壁部44の反ヒンジ側から口径方向外側に突出する突起部45とを備える。したがって蓋3を平面視した場合に、蓋天板部41の中心部から口径方向外側に向かって順番に密閉部42と密接壁部43と蓋側壁部44が配置される。したがって密接壁部43は蓋側壁部44によって口径方向外側から包囲される。
蓋側壁部44は筒状であり、その外周面を中栓2の中栓側壁部11の外周面に対応する形状としてある。また蓋側壁部44の内周面は中栓上壁部14の外周面に対して口径方向外側に間隔をあけて配置されるようにしてある。また蓋側壁部44と中栓上壁部14には連結及び分離可能な連結部5が設けられる。
連結部5は口径方向に嵌り合う凹部51と凸部52である。凹部51と凸部52の一方は蓋側壁部44の内周面に設けられ、他方は中栓上壁部14の外周面に設けられる。本実施形態では凸部52は蓋側壁部44の内周面から口径方向内側に突出する。一方、凹部51は中栓上壁部14の外周面において口径方向内側に凹んでいる。また図2,6に示すように連結部5は反ヒンジ側に形成される。
密閉部42は筒状であり、その外周面を中栓2の注出部20(注出胴部21)の内周面に対応する形状としてある。したがって密閉部42は、注出部20のうち注出胴部21の内周面に対しその周方向の全周に亘って密接するものである。
密接壁部43は筒状であり、その内周面の全周のうち反ヒンジ側を、注出部20の口先部24の外周面に対しその周方向の全長に亘って密接させるものである。ちなみに前述したように口先部24は、注出部20の環状をなす鍔部23の外周部のうち反ヒンジ側にのみ形成されているので、密接壁部43はヒンジ側で口先部24とは離隔し、注出部20とも離隔している。また密接壁部43の厚みは口先部24よりも厚くしてある。したがって密接壁部43と口先部24とが密接した場合には、密接壁部43が口径方向外側に変形する量よりも口先部24が口径方向内側に変形する量の方が大きくなる。そして密接する時間経過により、口先部24は塑性変形する。
なお密接壁部43の下端は蓋側壁部44の下端および密閉部42の下端よりも上方に位置する。
ヒンジ4は図3〜5に示すように、蓋3の蓋側壁部44と中栓2の中栓側壁部11とを接合するものである。またヒンジ4は、蓋3を開閉するときの中心になるヒンジ本体部61と、ヒンジ本体部61に対して周方向の両側に隣り合わせに配置されると共に弾性変形時の復元力によって蓋3に開放状態を保持する力を付与する一対の弾性部62,62とを備える。
ヒンジ本体部61は蓋3の蓋側壁部44と中栓2の中栓側壁部11とを単に接合するもので、その全長の中間部で屈曲可能となっている。
弾性部62は、ヒンジ本体部61を中心にして蓋3が閉鎖状態から開放状態になる途中の状態で、蓋3の閉鎖状態の場合に比べて、全長が弾性変形によって伸長するもので、その伸長による復元力によって蓋3に開放状態を保持する力が付与される。
上記した本発明の第一実施形態のキャップ1は、蓋3の閉鎖状態では注出口部22の口先部24の外周面に密接壁部43が密接するものなので、密接壁部43が無い蓋に比べれば、口先部24の形状が蓋3の開放状態においても密接壁部43の内周面の形状に近似したものとなり、口先部24の形状を液垂れに対して有効な形状に確保でき、液垂れを防止することができる。しかも蓋3の閉鎖状態において注出口部22の上端面に付着した滴が口先部24側に垂れ落ちてきたとしても、密接壁部43と口先部24とが密接した状態となって滴を受け止めることになり、密接壁部43が無い蓋に比べれば、液垂れを防止できる。
また本発明の第一実施形態のキャップ1は、密接壁部43を筒状にしてあるので、密接壁部43が注出部20の筒状の周方向の全周に亘って形成されていることになり、例えば密接壁部43が注出部20の筒状の周方向の一部にのみ形成されているものに比べれば、密接壁部43が口径方向に弾性変形し難くなり、口先部24の形状を密接壁部43により近似したものとすることができ、液垂れに対して有効な形状を確保しやすくなる。なお本発明の第一実施形態のキャップは、注出部20の先端が口先部24であり、口先部24が鍔部23から下方に延び出ているので、例えば注出部の先端が鍔部である場合のキャップに比べれば、液垂れをより防止できる。しかも本発明の第一実施形態のキャップは、口先部24の外周面の一部に対する接線および一部を延長した直線を想定した場合に、注出部20の上端を口径方向外側に延ばした水平線L3と、外線L4(想定した直線のうち水平線L3に対して交差する角度が最も大きい角度となる直線)とで形成される角度を80度以上にしてあるので、液垂れを防止するには望ましい。
また本発明の第一実施形態のキャップ1は、閉鎖状態において蓋3が密接壁部43に対し口径方向外側に配置される蓋側壁部44を備えるので、蓋側壁部44のないものに比べれば、液垂れを防止する密接壁部43が見えなくなるので、外観の良さも保持できる。
また本発明の第一実施形態のキャップ1は、鍔部23を環状とし、口先部24を鍔部23の周方向に関して反ヒンジ側にのみ形成しているので、密接壁部43と口先部24とが密接するのは鍔部23のうち周方向の一部のみであり、密接壁部43がヒンジ側において注出部20とは離隔しており、鍔部23のうち周方向の全周に亘って密接壁部43と口先部24とが密接するものと比べれば、蓋3を開閉するときの摩擦抵抗が小さくなり、蓋3を開閉し易い。しかも本発明の第一実施形態のキャップは、密接壁部43の下端を密閉部42の下端よりも上方に位置するので、密接壁部43の下端を密閉部42の下端以下にしてあるものと比べれば、開閉時にヒンジ4を中心にして蓋3を回転させたときに、密接壁部43が中栓2の口先部24に密接する範囲が短くなり、蓋3を開閉し易い。
なお本発明の第一実施形態のキャップ1は、蓋3の閉鎖状態では密閉部42と注出胴部21とが密接することによって、容器本体内の液体の品質劣化を防止している。ちなみに上記した本発明の第一実施形態のキャップ1は、初回使用時には開封操作部35を引っ張って破損部33を破損させることにより、残存部32の口径方向内側に開口を形成する。そして初回使用後には残存部32の口径方向内側の開口から液体を注ぎ出す。また容器本体と蓋3とが一体化したものは容器である。そして容器が倒れた場合に、蓋3の閉鎖状態では密閉部42と注出胴部21とが密接することによって、液漏れを防止している。
上記した第一実施形態のキャップ1を製造対象物とする本発明の第一実施形態のキャップ1の製造方法は以下の通りである。
まず射出成型工程が行われる。射出成形工程では、キャップ1の基本的な形状を成形する。射出成形工程ではまず、型締めされた金型に熔融樹脂を射出することによって、中栓2と蓋3とヒンジ4とが一体成形されたキャップ1が形成される。金型内では図5,6に示すように、キャップ1は中栓2に対して蓋3がヒンジ4を中心にして180度回転した開放状態であり、中栓側壁部11や注出胴部21などの筒状物は上下方向を貫通方向とするようになっている。その後、金型を型開して、金型からキャップ1が取り出される。ちなみに型開き方向・型締め方向は上下方向である。このように射出成形工程は、中栓2を形成する中栓形成工程と、蓋3を形成する蓋形成工程と、ヒンジ4を形成するヒンジ形成工程とを一挙に行う。型開きしたときに、鍔部23と口先部24とは注出胴部21に対してアンダーカット部となっているので、金型内の状態から微妙に崩れ、口径方向外側に広がった状態になる。
次に射出成型工程において金型から取り出したキャップ1の蓋3を中栓2に対して閉鎖する閉鎖工程が行われる。閉鎖工程後では、蓋3を中栓2に対して閉鎖することによって、ヒンジ4を中心にして蓋3が中栓2に向かって回転し、蓋3の密閉部42が中栓2の注出胴部21の内部に嵌合し、蓋3の密接壁部43が中栓2の口先部24をその外周面側から加圧する。したがって閉鎖工程は加圧工程でもある。この状態でキャップ1は、中栓2の注出胴部21の内周面の全周に亘って蓋3の密閉部42が密接し、密接壁部43が中栓2の口先部24の外周面に密接する。
最後に、閉鎖工程後のキャップ1をそのままの状態で保管する。そうすると、蓋3の密接壁部43が中栓2の口先部24をその外周面側から加圧した状態が保たれ、時間経過に伴って口先部24が口径方向内側へ塑性変形する。つまり、閉鎖工程後のキャップ1をそのままの状態で保持することは、口先部24を口径方向内側へ塑性変形させる変形工程となる。なお上記した第一実施形態のキャップ1の製造方法の説明で図5,6を用いたが、図5,6は変形工程が済んだ後の状態を示すものであり、射出成形工程の説明において便宜上利用した。
また上記した本発明の第一実施形態のキャップの製造方法は、中栓の製造方法でもある。そして第一実施形態のキャップの製造方法は、中栓形成工程後の中栓2の口先部24をその外周面から加圧し、時間経過に伴って口先部24を塑性変形させるものなので、口先部24を液垂れに有効な形状に修正し易い。また第一実施形態のキャップの製造方法は、蓋3を閉鎖して時間が経過すれば、自然と口先部24が塑性変形するので、容易に製造できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、キャップは上記実施形態ではヒンジキャップであったが、本発明ではこれに限らず、スクリューキャップその他のキャップであっても良い。
また口先部24は本実施形態では反ヒンジ側にのみ形成されていたが、本発明ではこれに限らず、注出部20の全周に亘って形成されていても良い。そして密接壁部43は本実施形態では、注出部20の全周のうち反ヒンジ側にのみ密接するものであったが、本発明ではこれに限らず、注出部20の外周面の全周に亘って密接するものであっても良く、この場合、密接壁部43は密閉部42の役割を兼備するものとなるので、蓋3に密接壁部43とは別の密閉部42を設けなくても、容器が倒れたときの液漏れを防止できる。
またキャップは、容器が倒れたときの液漏れを防止するために、本実施形態では蓋3の密閉部42の内周面と注出部20の外周面とを周方向の全周に亘って密接させているが、本発明ではこれに限らず、例えばキャップとしてスクリューキャップを用いた場合、蓋天板部41の下面と注出部20の上端面とを周方向の全周に亘って密接させるものであっても良い。
1 キャップ
2 中栓
3 蓋
4 ヒンジ
5 連結部
10 装着部
11 中栓側壁部
12 中栓内壁部
13 中栓天板部
14 中栓上壁部
15 溝
20 注出部
21 注出胴部
20a 上端
20b 反ヒンジ側部
20c ヒンジ側部
20d 境界部
22 注出口部
23 鍔部
24 口先部
30 閉鎖部
31 閉鎖板部
32 残存部
33 破損部
34 引き千切り部
35 開封操作部
36 指通し部
37 接合部
41 蓋天板部
42 密閉部
43 密接壁部
44 蓋側壁部
45 突起部
51 凹部
52 凸部
61 ヒンジ本体部
62 弾性部
L1 外周面の延長線
L2 水平線
L3 水平線
L4 外線

Claims (5)

  1. 容器本体に装着すると共に液体を注ぎ出し可能な中栓と、中栓を開閉可能な蓋とを備え、
    中栓は合成樹脂の射出成型品であり、容器本体の口部に装着する筒状の装着部と、装着部から上方へ突出すると共に液体を注ぎ出し可能な筒状の注出部とを備え、
    注出部は、装着部から上方へ突出すると共に筒状の注出胴部と、注出胴部の上端部からその口径方向外側へ向かって張り出す注出口部とを備え、
    注出口部は、注出胴部の外周面から筒状の口径方向外側へ向かって鍔状に張り出す鍔部と、鍔部の外周部から下方へ向かって延び出る口先部とを備え、
    蓋は閉鎖状態において、注出部の上方を覆う蓋天板部と、蓋天板部から垂下すると共に注出部の口先部の外周面に密接する密接壁部とを備えることを特徴とするキャップ。
  2. 口先部の外周面の形状は、注出部の上端を口径方向外側に延ばした水平線と外線とで形成される角度であって当該水平線に対して下側で且つ外線に対して口径方向外側に位置する角度を80度以上にしてある形状であり、
    外線は、口先部の外周面の一部に対する接線および一部を延長した直線を想定した場合に、想定した直線のうち前記水平線に対する交差する角度が最も大きい角度となる直線であることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  3. 中栓と蓋の他に、中栓に対して蓋を開閉自在に接合するヒンジとを備え、
    鍔部は環状であり、注出胴部の筒状の周方向の全周に亘って形成され、
    口先部は、鍔部の周方向に関してヒンジとは反対側にのみ形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップ。
  4. 中栓が合成樹脂の射出成型品であり、容器本体の口部に装着する筒状の装着部と、装着部から上方へ突出すると共に液体を注ぎ出し可能な筒状の注出部とを備えるものであり、 注出部は、装着部から上方へ突出すると共に筒状の注出胴部と、注出胴部の上端部からその口径方向外側へ向かって張り出す注出口部とを備え、
    注出口部は、注出胴部の外周面から筒状の口径方向外側へ向かって鍔状に張り出す鍔部、鍔部の外周部から下方へ向かって延び出る口先部とを備えるものであり、
    当該中栓を射出成型により形成する中栓形成工程と、
    中栓の口先部をその外周面側から加圧する加圧工程と、
    加圧工程後の時間経過に伴って口先部を口径方向内側へ塑性変形させる変形工程とを備えることを特徴とする中栓の製造方法。
  5. 中栓が合成樹脂の射出成型品であり、容器本体の口部に装着する筒状の装着部と、装着部から上方へ突出すると共に液体を注ぎ出し可能な筒状の注出部とを備えるものであり、 当該中栓を射出成型により形成する中栓形成工程と、
    蓋が閉鎖状態において、注出部の上方を覆う蓋天板部と、蓋天板部から垂下すると共に注出部の口先部の外周面に密接する密接壁部とを備えるものであり、
    当該蓋を射出成型により形成する蓋形成工程と、
    中栓に対して蓋を閉鎖することによって密接壁部が中栓の口先部をその外周面側から加圧する閉鎖工程とを備え、
    閉鎖工程後の時間経過に伴って口先部を口径方向内側へ塑性変形させる変形工程とを備えることを特徴とするキャップの製造方法。
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