JP2014000975A - キャップ - Google Patents

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早川  茂
Kazuhito Kuwabara
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Abstract

【課題】キャップ本体の上面周縁部と蓋体の周壁下端面との間に、例えば、キャップ内の高圧空気を排出する通気路の一部としての隙間を設けたキャップであり、温水シャワーでの洗浄、冷却の後に、この隙間に溜まってしまう温水を簡単な操作で取り除くことができるキャップを提案する。
【解決手段】容器体Bに嵌着するキャップ本体A1と、該キャップ本体A1にヒンジ50を介して開閉可能に設けた蓋体A2とを備え、蓋体周壁30下面とキャップ本体A1上面周縁部との間に隙間dを備えた合成樹脂製のキャップであって、蓋体周壁30の下端外周にエアーの案内段部36を設けたことを特徴とする。エアーの案内段部36は、例えば、蓋体周壁30の下面周縁部で構成することができ、また、蓋体周壁外周下端部に突設した環状の突条下面で構成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明はキャップに関し、詳しくは、容器体に嵌着固定されるキャップ本体と、キャップ本体に対して開閉可能にヒンジ連結された蓋体とを備えたキャップに関する。
上記キャップ本体及び蓋体を備えたキャップであって、殺菌のため加熱された収容液を充填する容器体に対して、収容液充填後キャップを打栓して容器体内部を殺菌し、次いで容器体外部より温水シャワーで洗浄、冷却することは従来より行われている。
また、この様なキャップにおいて、キャップの打栓時に、上方から押圧することにより蓋体をキャップ本体に対して下降させるとともに、蓋体を変形させ、キャップ内から外部への空気の通気路を形成させて空気をキャップ外に排出し、キャップの打栓終了時に、蓋体の復元力で、蓋体をキャップ本体に対して上昇させることによりキャップ内から外部への空気の通気路が閉塞され、キャップ内が僅かに負圧になるようにしたキャップも提案されている。(例えば、特許文献1参照)
特許文献1に記載のキャップに於けるキャップ本体は、注出筒と、容器体口頸部に嵌着される係合筒部とを備え、係合筒部の上部には、上部外周に膨出部を設けた蓋係合部が突設されており、また、蓋体は、頂壁と内筒と周壁とを備え、周壁下端内周には、キャップ本体の蓋係合部の上面と外周に係合する上内面と側内面とから形成された係合部が設けられており、係合部の側内面下方には、蓋係合部の膨出部の下方周面と係合する係合突部が設けられている。
特開2007−099317号公報
上記した従来のキャップでは、キャップ本体の上面周縁部と蓋体の周壁下端面との間に、通気路の一部としての隙間を設けることも可能であり、この様な隙間の存在で空気の排出をより良好に行えるが、温水シャワーでの洗浄、冷却の後に、この隙間に温水が溜まってしまうという不都合が生じる虞がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、簡単な操作で溜まったシャワー水を取り除くことができるキャップを提案する。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、容器体Bに嵌着するキャップ本体A1と、該キャップ本体A1にヒンジ50を介して開閉可能に設けた蓋体A2とを備え、蓋体周壁30下面とキャップ本体A1上面周縁部との間に隙間dを備えた合成樹脂製のキャップであって、蓋体周壁30の下端外周にエアーの案内段部36を設けた。
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、隙間dが、容器体Bへの打栓時に蓋体A2内外を連通する通気路の一部を構成する。
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段又は第2の手段に於いて、キャップ本体A1が、容器体口頸部100外周に嵌合する装着筒10の上端より延設した頂板11中央部に注出筒13を立設し、注出筒13内の頂板11を除去可能に構成し、注出筒13外周に環状の係止突部20を立設してなり、蓋体A2が、キャップ本体A1の係止突部20の外周面に嵌合し、シールする係合部34を、周壁30の内周下端部に環状に凹設し、周壁30の上端より延設した頂壁31から、下端部を注出筒13の内周に嵌合させるシール筒部32を垂設してなる。
第4の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第2の手段又は第3の手段に於いて、通気路は、容器体Bへの打栓時に蓋体A2をキャップ本体A1に対して相対下降させ、係止突部20と係合部34とのシール部を変形させることで連通させてなる。
第5の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第3の手段又は第4の手段に於いて、係止突部20の上面或いは係止突部20の上面に嵌合当接する係合部34の頂面に、少なくとも一つの凹溝35を凹設した。
第6の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第5の手段のいずれかの手段に於いて、隙間dは、キャップ本体A1上面周縁部或いは蓋体周壁30下面に間隔をあけて複数突設した隙間形成用の凸部22により形成される。
第7の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第5の手段のいずれかの手段に於いて、隙間dは、キャップ本体A1の上面周縁部或いは蓋体周壁30の下面を、対向面側と離間するテーパ面として構成することで形成した。
第8の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第7の手段のいずれかの手段に於いて、エアーの案内段部36を蓋体周壁30の下面周縁部で構成した。
本発明によれば、蓋体周壁30下面とキャップ本体A1上面周縁部との間に隙間dを備えており、また、蓋体周壁30の下端外周にエアーの案内段部36を設けているので、殺菌のため加熱された収容液を充填した容器体Bに対して打栓した後、温水シャワー等により洗浄、冷却を行った際に隙間dにシャワー等が付着残存しても、送風によりそれらのシャワー液を取り除くことができるという特徴がある。この際、エアーの案内段部36の存在で、エアーの送風を効率よく、適所に送ることができ、シャワー液の吹き飛ばしをより確実に行える。
また、隙間dが、容器体Bへの打栓時に蓋体A2内外を連通する通気路の一部を構成する場合には、殺菌のため加熱された収容液を容器体Bに充填後キャップAを打栓した際に、加熱により内圧上昇した蓋体A2内の空気を通気路を介して外部へ排出することができ、蓋体A2がむやみに開いてしまうという虞はない。
また、キャップ本体A1が、容器体口頸部100外周に嵌合する装着筒10の上端より延設した頂板11中央部に注出筒13を立設し、注出筒13内の頂板11を除去可能に構成し、注出筒13外周に環状の係止突部20を立設してなり、蓋体A2が、キャップ本体A1の係止突部20の外周面に嵌合し、シールする係合部34を、周壁30の内周下端部に環状に凹設し、周壁30の上端より延設した頂壁31から、下端部を注出筒13の内周に嵌合させるシール筒部32を垂設してなる場合には、簡単な構造でキャップ内を密閉構造とすることができ、その開封操作も注出筒13内の頂板11の除去により簡単に行える利点がある。
通気路は、容器体Bへの打栓時に蓋体A2をキャップ本体A1に対して相対下降させ、係止突部20と係合部34とのシール部を変形させることで連通させてなる場合には、キャップAの打栓時に係止突部20と係合部34とのシール解除を容易に行えて通気路の連通を確実に行え、また、その後蓋体A2の弾性復元により蓋体A2内を速やかに密閉状態とすることができ、蓋体A2内への温水シャワーの浸入をより確実に防止できる利点があり、温水シャワーの付着を隙間d内に止めることができる。しかも、隙間d内に付着した温水シャワーは上記した如く容易に取り除くことが可能である。
係止突部20の上面或いは係止突部20の上面に嵌合当接する係合部34の頂面に、少なくとも一つの凹溝35を凹設した場合には、打栓時に於ける通気路の形成をより容易に行える利点がある。
隙間dは、キャップ本体A1上面周縁部或いは蓋体周壁30下面に間隔をあけて複数突設した隙間形成用の凸部22により形成される場合には、所定幅の隙間を確実に形成することができて、キャップ打栓時の蓋体A2内の空気の良好な排出が可能である。また、隙間dの存在で使用時にキャップ本体A1上面周縁部に付着した液が閉蓋時に周囲に飛び散ることを防止する効果もある。
隙間dは、キャップ本体A1の上面周縁部或いは蓋体周壁30の下面を、対向面側と離間するテーパ面として構成することで形成した場合には、同様に所定幅の隙間を確実に形成することができて、キャップ打栓時の蓋体A2内の空気の良好な排出が可能であり、また、同様に隙間dの存在で使用時にキャップ本体A1上面周縁部に付着した液が閉蓋時に周囲に飛び散ることを防止する効果もある。
エアーの案内段部36を蓋体周壁30の下面周縁部で構成した場合には、特別大きな構造の変化なく形成でき、外観上の変化も少なく構成できる利点がある。
キャップの前後方向中心線に沿う縦断面図である。(第1実施例) キャップの左右方向中心線に沿う縦断面図である。(第1実施例) キャップの開蓋状態の平面図である。(第1実施例) キャップの前後方向中心線に沿う縦断面図である。(第2実施例) キャップの左右方向中心線に沿う縦断面図である。(第2実施例)
以下、本発明の形態を図面を参照して説明する。
図1はキャップの第1実施例を示すもので、キャップAは、キャップ本体A1と、蓋体A2とを、ヒンジ50により連結して、全体を合成樹脂により一体に形成している。尚、説明の便宜上、図1に於ける左方を前部、右方を後部、手前を右部、奥部を左部として説明する。その他の図もこれに準じる。
キャップ本体A1は、装着筒10の上端縁より頂板11を延設した下端開口の有頂筒状をなし、装着筒10を容器体Bの口頸部100外周に嵌合させ、また、頂板11の裏面周縁部から垂設したシール筒12を口頸部100内周上端部に密嵌して、容器体Bに装着する。
また、頂板11の上面中央部に注出筒13を起立している。注出筒13内面の対向位置にはそれぞれ平行する一対の突条14を突設している。また、注出筒13内の頂板11は下方へドーム状に陥没しており、陥没部分の周縁部下面に薄肉の易切断部15を環状に凹設している。また、易切断部15内の頂板11上面には支柱を介してプルリング16を起立しており、使用に当たって、このプルリング16を掴んで引き上げる等することで、易切断部15を切断して注出筒13内の頂板11を開口し、容器体B内の液の注出を可能とする。
また、注出筒13の外方の頂板11上面周縁部に環状の係止突部20を起立している。係止突部20は下半部外周を大径部20aに、上半部外周を小径部20bにそれぞれ形成し、大径部20aと小径部20bとの間を、上昇するに従って縮径するテーパ面20cとして構成している。また、小径部20bの外周上端部には係止突条21を環状に突設している。この係止突部20は、蓋体A2を係止する役割を果たすとともに、蓋体A2の周壁とで蓋体A2内外をシールする。また、蓋体A2の後述する係合部とで、キャップAの打栓時に連通する通気路を形成する。
係止突部20外周の頂板11上面(キャップ本体A1の上面周縁部)には、隙間形成用の凸部22を突設しており、キャップ本体A1の上面周縁部と、該周縁部と対向位置の蓋体A2の周壁30下面との間に、前記通気路の一部を構成する隙間dを形成する。隙間形成用の凸部22は、図3に示す如く、等間隔に7箇所突設され、それぞれ平面視角形状をなしている。尚、この隙間形成用の凸部22はキャップ本体A1上面に設ける場合に限らず、蓋体A2の周壁30下面に設けることも可能である。
蓋体A2は、周壁30の上端縁より頂壁31を延設した下端開口の有頂筒状をなし、周壁30の後部下端部と、キャップ本体A1の装着筒10後部上端部とをヒンジ50を介して回動可能に連結している。
蓋体A2の頂壁31裏面中央部からは、注出筒13に嵌合させるシール筒部32を垂設している。シール筒部32は下端部を注出筒13の内周上端部に気密に嵌合させている。このシール筒部32は注出筒13の各突条14の上端より若干上方に、下端が位置する如く嵌合されており、キャップAを容器体Bに打栓する際にキャップ本体A1に対して蓋体A2が下降して、シール筒部32が各突条14に乗り上げ、注出筒13内外を連通する如く構成している。
また、周壁30の内周下端部に係合部34を設けている。係合部34は、キャップ本体A1の係止突部20の外周面に嵌合し、シールするもので、係止突部20の上面に当接嵌合する下向き段部形態の頂面と、係止突部20の外周面に嵌合する周面とを備えた環状の凹部形態をなす。図示例に於いて係合部34は、その周面が、係止突部20の大径部20a外周に気密に嵌合する大径凹部34aと、大径凹部34a上縁より上方に傾斜縮径するテーパ凹部34bと、テーパ凹部34bの上端縁より上方に延設し、係止突条21の先端縁を気密に当接する小径凹部34cとを備え、頂面は係止突部20の上面に当接嵌合している。また、小径凹部34cの内周下部に係止突条21に乗り越え係合する係合突条38を環状に突設している。また、係合部34の頂面は上記した如く、係止突部20の上面に当接嵌合しているが、この頂面の内外を連通する放射状の凹溝35を凹設しており、この部分での内外の通気が可能に構成している。また、周壁30の前面下部より前方へ指掛け用の突起37を突設している。尚、放射状の凹溝35は係合部34の頂面に代えて、係止突部20の上面に凹設することも可能である。
本発明では、蓋体周壁30の下端外周にエアーの案内段部36を設けている。図示例ではエアーの案内段部36は、蓋体周壁30の下端部をキャップ本体A1の装着筒10外周より外方へ突出することで、その下面外周縁に突設している。尚、このエアーの案内段部36は、図示例のものに限らず、蓋体周壁30の下端部外面に環状の突部を突設してその下面をエアーの案内段部としても良い。
上記の如く構成したキャップAは、例えば、殺菌用に加熱した収容液を充填した容器体Bに上方より打栓する。その際、口頸部100外周に装着筒10を嵌着し、シール筒12を口頸部100内周上端部に嵌着して固定されたキャップ本体A1に対して、蓋体A2が常態より下方へ移行した状態となり、シール筒部32が各突条14に乗り上げて注出筒13内外が連通する。また、係止突部20に対して係合部34が外方下方へずれた状態となり、ここに隙間が生じて連通し、キャップ本体A1上面周縁部と蓋体周壁30下端との隙間dを介して内外を連通する通気路が連通し、その結果、加熱による内圧上昇されたキャップA内の空気が通気路を介して外部に排出される。
次いで、蓋体A2の弾性復元力により蓋体A2が上昇して常態に復元し、係止突部20と係合部34が適正に嵌合してこの部分で内外がシールされる。次いで、温水シャワーにより容器を洗浄、冷却する。しかる後エアーを噴射して隙間d内に付着したシャワー水を取り除くことができる。
図4及び図5は第2実施例を示し、図1の例に於いて、係止突部20と係合部34との形態、隙間dの形態が相違する例を示す。本例では、係止突部20は上下外面が同径で外周上部に係止突条21を環状に突設している。また、係合部34は、周面下部に係止突条21に乗り越え係合する係合突条38を環状に突設した環状の凹部形態をなし、係合部34の頂面を係止突部20の上面に気密に当接している。また、隙間dは、キャップ本体A1の上面周縁部に、対向面側である蓋体周壁30下面と、外方に行くに従って離間するテーパ面として構成することで形成している。その他の構成は図1の例と同様であるため、説明を省略する。尚、この場合も、蓋体周壁30下面を、対向面側と、外方に行くに従って離間するテーパ面として構成することも可能である。
この場合も、例えば、殺菌用に加熱した収容液を充填した容器体Bに上方より打栓する。その際、口頸部100外周に装着筒10を嵌着し、シール筒12を口頸部100内周上端部に嵌着して固定されたキャップ本体A1に対して、蓋体A2が常態より下方へ移行した状態となり、シール筒部32が各突条14に乗り上げて注出筒13内外が連通する。また、係止突部20に対して係合部34が外方下方へずれた状態となり、ここに隙間が生じて連通し、キャップ本体A1上面周縁部と蓋体周壁30下端との隙間を介して内外を連通する通気路が連通し、その結果、加熱による内圧上昇されたキャップA内の空気が通気路を介して外部に排出される。
次いで、蓋体A2の弾性復元力により蓋体A2が上昇して常態に復元し、係止突部20と係合部34が適正に嵌合してこの部分で内外がシールされる。次いで、温水シャワーにより容器を洗浄、冷却する。しかる後エアーを噴射して隙間d内に付着したシャワー水を取り除くことができる。
A:キャップ
A1:キャップ本体
10…装着筒、11…頂板、12…シール筒、13…注出筒、14…突条、
15…易切断部、16…プルリング、20…係止突部、20a…大径部、
20b…小径部、20c…テーパ面、21…係止突条、22…隙間形成用の凸部、
d…隙間
A2:蓋体
30…周壁、31…頂壁、32…シール筒部、34…係合部、34a…大径凹部、
34b…テーパ凹部、34c…小径凹部、35…凹溝、
36…エアーの案内段部、37…指掛け用の突起、38…係合突条
50…ヒンジ
B:容器体
100…口頸部

Claims (8)

  1. 容器体(B)に嵌着するキャップ本体(A1)と、該キャップ本体(A1)にヒンジ(50)を介して開閉可能に設けた蓋体(A2)とを備え、蓋体周壁(30)下面とキャップ本体(A1)上面周縁部との間に隙間(d)を備えた合成樹脂製のキャップであって、蓋体周壁(30)の下端外周にエアーの案内段部(36)を設けたことを特徴とするキャップ。
  2. 隙間(d)が、容器体(B)への打栓時に蓋体(A2)内外を連通する通気路の一部を構成する請求項1記載のキャップ。
  3. キャップ本体(A1)が、容器体口頸部(100)外周に嵌合する装着筒(10)の上端より延設した頂板(11)中央部に注出筒(13)を立設し、注出筒(13)内の頂板(11)を除去可能に構成し、注出筒(13)外周に環状の係止突部(20)を立設してなり、蓋体(A2)が、キャップ本体(A1)の係止突部(20)の外周面に嵌合し、シールする係合部(34)を、周壁(30)の内周下端部に環状に凹設し、周壁(30)の上端より延設した頂壁(31)から、下端部を注出筒(13)の内周に嵌合させるシール筒部(32)を垂設してなる請求項1又は請求項2に記載のキャップ。
  4. 通気路は、容器体(B)への打栓時に蓋体(A2)をキャップ本体(A1)に対して相対下降させ、係止突部(20)と係合部(34)とのシール部を変形させることで連通させてなる請求項2又は請求項3に記載のキャップ。
  5. 係止突部(20)の上面或いは係止突部(20)の上面に嵌合当接する係合部(34)の頂面に、少なくとも一つの凹溝(35)を凹設した請求項3又は請求項4に記載のキャップ。
  6. 隙間(d)は、キャップ本体(A1)上面周縁部或いは蓋体周壁(30)下面に間隔をあけて複数突設した隙間形成用の凸部(22)により形成される請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のキャップ。
  7. 隙間(d)は、キャップ本体(A1)の上面周縁部或いは蓋体周壁(30)の下面を、対向面側と離間するテーパ面として構成することで形成した請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のキャップ。
  8. エアーの案内段部(36)を蓋体周壁(30)の下面周縁部で構成した請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のキャップ。
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