JPH08198297A - 液の飛散防止性の良好な容器蓋 - Google Patents

液の飛散防止性の良好な容器蓋

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JPH08198297A
JPH08198297A JP7006618A JP661895A JPH08198297A JP H08198297 A JPH08198297 A JP H08198297A JP 7006618 A JP7006618 A JP 7006618A JP 661895 A JP661895 A JP 661895A JP H08198297 A JPH08198297 A JP H08198297A
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錦治 渕江
Yoichi Tsujiguchi
洋一 辻口
Keiichi Takashi
敬一 高士
Yoshirou Mochino
義朗 茂知野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 内容液を注ぎ出し可能な容器蓋に関する。 【構成】 この容器蓋は、容器口部に装着されるキャッ
プ本体1と、キャップ本体1にヒンジ連結されて旋回可
能に設けられている上蓋2とから成り、キャップ本体1
における天井壁4の周状突起6と周縁部との間の部分に
は環状凸部10が形成され、上蓋2におけるスカート壁
21内面には、水平面10aと該水平面10aに連なる
周状垂直面10bとから成る周状凹部24が形成されて
おり、且つ該周状垂直面には、環状凸部10と係合し得
る係合突起が形成されていると共に、上蓋2が閉じられ
た状態において、前記周状垂直面10bに設けられた係
合突起と環状凸部10とが係合して上蓋2がキャップ本
体1に保持され、前記周状凹部24の水平面24aと環
状凸部10の上端とが当接し、且つ上蓋2のスカート壁
下端面21aは、キャップ本体1とは非接触の状態に保
持されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種液体を充填した容
器に使用される容器蓋に関するものであり、特に内容液
を注ぎ出し可能な容器蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液注ぎ出し用の容器蓋としては、
容器口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体に
ヒンジ連結されて旋回可能に設けられている上蓋とから
成るものが広く使用されている。この種の容器蓋におい
ては、前記キャップ本体は、筒状側壁と該筒状側壁の上
端部に形成されている天井壁とから構成され、該天井壁
の上面には、上端が外方に拡がった周状突起が形成され
ており、該周状突起で区画された天井壁内には、液注出
用開口を形成し得るスコアと該スコアを引き裂いて液注
出用開口を形成するための引裂用タブが設けられてお
り、また前記上蓋は、天面と天面周縁から垂下したスカ
ート壁とから成り、該スカート壁の下端部で前記天井壁
周縁部にヒンジ連結され、該上蓋を閉じた状態で、該ス
カート壁の下端面が天井壁周縁部の上面と当接する構造
となっている。
【0003】この種の容器蓋においては、上蓋を開けて
液の注ぎ出しを行った後に上蓋を閉じる際に、液の注ぎ
出し用案内となる前記周状突起の先端からの垂れ落ち等
により天井壁周縁部に付着した液が飛散し、使用者の衣
服等を汚してしまうという問題があった。即ち、上蓋が
閉じられると、そのスカート壁下端が天井壁周縁部に密
着するため、そこに付着している液がはじきとばされて
しまうのである。
【0004】このような問題が解決されたものとして、
例えば実開平63−144457号公報には、上蓋を閉
じた状態において、液の注ぎ出し用案内となる前記周状
突起(ノズル)の周囲に位置するような飛散防止壁を上
蓋の天面内面に設けた容器蓋が提案されている。
【0005】また、閉蓋時の上蓋の旋回スピードを殺す
ることにより、液の飛散を防止した容器蓋も知られてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、実開平6
3−144457号公報に開示されている容器蓋におい
ては、確かに液の飛散の程度はある程度抑制できるが、
前記飛散防止壁の外側の天井壁周縁部に流れ出た液の飛
散を防止することができず、未だ改善の余地が残されて
いる。また上蓋の旋回スピードを殺したタイプの容器蓋
では、閉蓋感がなく、商品価値が損なわれるという問題
がある。
【0007】従って本発明の課題は、閉蓋感を損なうこ
となく、上蓋を閉じた際に天井壁周縁部に流れ出た液の
飛散が有効に防止された容器蓋を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、容器口
部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジ
連結されて旋回可能に設けられている上蓋とから成り、
前記キャップ本体は、天井壁と、該天井壁の周縁部から
垂下している筒状側壁とから構成され、該天井壁の上面
には、上端が外方に拡がった液注出用案内の周状突起が
形成されており、該周状突起で区画された天井壁面に
は、液注出用開口を形成し得るスコアと該スコアを引き
裂いて液注出用開口を形成するための引裂用タブが設け
られており、前記上蓋は、天面と天面周縁から垂下した
スカート壁とから成り、該スカート壁の下端部で前記天
井壁周縁部にヒンジ連結されている容器蓋において、前
記キャップ本体における天井壁の周状突起と周縁部との
間の部分には環状凸部が形成され、前記上蓋におけるス
カート壁内面には、水平面と該水平面に連なる周状垂直
面とから成る周状凹部が形成されており、且つ該周状垂
直面には、環状凸部と係合し得る係合突起が形成されて
いると共に、上蓋が閉じられた状態において、前記周状
垂直面に設けられた係合突起と環状凸部とが係合して上
蓋がキャップ本体に保持され、前記周状凹部の水平面と
環状凸部の上端とが当接し、且つ上蓋のスカート壁下端
面は、ヒンジ連結部と反対側の少なくとも半周部分にわ
たってキャップ本体とは非接触の状態に保持されている
ことを特徴とする容器蓋が提供される。
【0009】
【作用】本発明においては、キャップ本体の天井壁周縁
において、上蓋とのヒンジ連結部とは反対側の部分(液
注出部に相当)を含む少なくとも半周部分にわたって、
上蓋のスカート壁下端面がキャップ本体とは非接触とな
るように設けられていることが重要な特徴である。即
ち、上蓋を閉じた場合、スカート壁内面に設けられた周
状凹部の周状垂直面に形成された係合突起と、キャップ
本体の環状凸部との係合により、上蓋の閉塞状態が保持
され、さらに周状凹部の水平面が環状凸部の上端に当接
することによって閉蓋感を与えるが、スカート壁下端面
がキャップ本体とは非接触であるため、液注ぎ出し用の
案内となる周状突起の周囲から液が垂れ落ちている状態
で上蓋を閉じたとしても、前記環状凸部からの液の飛び
散りはスカート壁の内面で遮断され、またキャップ本体
の天井壁周縁部に付着している液の飛び散りを生じるこ
ともない。
【0010】また周状凹部の水平面と環状凸部の上端と
の当接は、上蓋の閉蓋速度を遅くすることなく、通常の
速度で行うことができるので、閉蓋感を失うこともな
く、容器蓋の商品価値が損なわれることもない。
【0011】本発明においては、前記環状凸部は、液注
ぎ出し用の案内となる周状突起の外側根元部分に向かっ
て形成された水平面と、該水平面に連なる実質上の垂直
面とから形成されていることが好適である。このように
した場合、該周状突起の外側に注出液が垂れ落ちたとし
ても、この注出液が溜まることがないし、また注出液が
付着したとしても、容易に払拭することができるため、
衛生的な面で有利である。
【0012】さらに本発明では、前記環状凸部を、液注
出用案内の周状突起とは間隔を置いて形成された突起と
することもできる。この場合には、樹脂目付量を低減さ
せることができるので、コスト的に有利となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す具体例に基づ
いて詳細に説明する。図1は、本発明の好適例の容器蓋
の閉蓋状態を示す側断面図であり、図2は、該容器蓋の
側面図、図3は、図1の容器蓋の開放状態の平面図であ
り、図4は、図1の容器蓋の要部を拡大して示す断面
図、図5乃至図7は、本発明の他の例の容器蓋の要部を
拡大して示す断面図である。
【0014】図1乃至図4において、本発明の容器蓋
は、容器の口部(図示せず)に固定されるキャップ本体
1と、これにヒンジ連結(1a)された上蓋2とから成
っている。
【0015】キャップ本体1は、筒状側壁3と、筒状側
壁3の上端に形成されている天井壁4とから構成されて
いる。天井壁4の内面には、筒状側壁3と間隔を置いて
下方に延びている筒状突起5が形成されている。即ち、
筒状側壁3と筒状突起5との間に容器の口部が挿入し、
筒状側壁3の内面に形成された凸部によってキャップ本
体1が容器口部の顎部に固定されるものである。勿論、
このような凸部を形成せず、筒状側壁3の内面に螺子状
突起を設け、容器口部外面との螺子係合により、キャッ
プ本体1を容器口部に固定することも可能である。
【0016】また天井壁4の上面には、周状突起6が形
成されており、この周状突起6の上端部6aは外側に拡
がった状態となっている。周状突起6により区画された
天井壁4内には、液注出用開口を形成し得るスコア7と
スコア引裂用タブ8が設けられている。即ち、タブ8を
引っ張り上げることにより、スコア7が引き裂かれて液
注出用開口が形成される。従って、上記の周状突起6
は、容器内の液を注ぎだす時の注ぎ出し用案内として作
用するものであり、その上端部6aの外側への拡がりに
より、上端部6aからの液の垂れ落ちが可及的に防止さ
れる。
【0017】この液注ぎ出し用案内となる周状突起6
は、ヒンジ連結部1aと反対側の半周部分が高く、ヒン
ジ連結部1a側の半周部分が背の低いものとなってい
る。これは、上蓋を閉じる際に、後述する上蓋内面のイ
ンナーリング23が周状突起6内にスムーズに挿入され
るようにするためである。また、これにより、インナー
リング23を長いものとすることができ、容器を振盪さ
せた時に上蓋内に溜まった液を、速やかに容器内に戻す
ことができる。さらに液の注ぎ出しは、ヒンジ連結部1
aと反対側の半周部分で行われるため、ヒンジ連結部1
a側の半周部分が背の低いものであっても問題はない。
【0018】天井壁4の周縁部4aはフラットな面で構
成されており、周縁部4aと上記周状突起6の外側根本
部分との間には、環状凸部10が形成されている。特に
図1から明らかな通り、環状凸部10は、周状突起6の
外側根本部分に向かって形成されている水平面10a
と、前記周縁部4aに向かって延びている垂直面10b
とを有しており、垂直面10bの上方部分には周状の係
止突起10cが形成されている。この環状凸部10の機
能については後述する。
【0019】上蓋2は、天面20と、天面20の周縁か
ら垂下したスカート壁21とから成っている。このスカ
ート壁21は、その下端部でキャップ本体1の天井壁4
の周縁部4aにヒンジ1aで連結され、旋回可能に保持
されている。またヒンジ連結部1aと反対側に位置して
いるスカート壁21の部分には、閉じられた上蓋2を手
で持って容易に開けられる様に、摘まみ片22が設けら
れている。
【0020】また上記天面20の内面にはインナーリン
グ23が設けられている。このインナーリング23は、
図1から理解される様に、上蓋2を閉じた時にキャップ
本体に設けられている周状突起6内に挿入され、該突起
6の内面に密着してシールを形成するものである。
【0021】本発明において、上蓋2のスカート壁21
の内面には、周状凹部24が形成されており、この周状
凹部24が前記環状凸部10と当接し且つ係合すること
により、閉蓋感が与えられ、また上蓋2が閉じた状態に
保持されるのである。この状態において、スカート壁2
1の下端面21aは、キャップ本体1とは非接触の状態
にある。
【0022】上記容器蓋の要部を示す図4において、周
状凹部24は、水平面24aとこれに連なる垂直面24
bとから構成されており、垂直面24bには周状の係止
突起24cが形成されている。即ち、上蓋を閉じると、
上記突起24cが、キャップ本体1の環状凸部10に形
成されている係止突起10cを乗り越え、且つ水平面2
4aが、環状凸部10に形成されている水平面10aに
当接し、これにより、上蓋2は閉じた状態に保持され
る。この場合、一定の速度で旋回されてきた上蓋2が、
水平面24aと水平面10aとの面接により直ちに係止
されるため、はっきりとした閉蓋感を使用者に与える。
【0023】また本発明においては、上記のようにスカ
ート壁21の内面に設けられた周状凹部24を利用して
上蓋2の位置固定が行われるため、スカート壁21の下
端面21aは、キャップ本体1、即ち天井壁4の周縁部
4aとは非接触の状態に保持される。従って、液注ぎ出
し用案内となる周状突起6の上端から液が垂れ落ちて周
縁部4aに付着していた場合にも、この液が飛ばされる
おそれは全くない。
【0024】スカート壁21の下端面21aと天井壁4
の周縁部4aとの間隔dは、両者が接触していない限り
任意であるが、あまり接近しすぎると、周縁部4aに付
着した液の飛散を生じてしまうことがある。従って、通
常は、約0.4mm以上に設定される。また上蓋2とキャッ
プ本体1との隙間を外部から見えないようにして安定感
を与えるために、周縁部4aの最外側部分に対応させ
て、スカート壁21の下端面21aに、ヒンジ連結部分
を除いたほぼ全周にわたってカバー突起25を設けても
よい。この場合、カバー突起25と周縁部4aとの間隔
は、約0.1mm程度に設定しておけばよい。
【0025】上述した本発明の容器蓋においては、液注
ぎ出し用案内となる周状突起6の外側根元部分から天井
壁4の周縁部4aとの間には、窪んだ部分が全く形成さ
れていないため、周状突起6の上端から垂れ落ちた液が
貯溜することがなく、しかも付着した液を払拭により容
易に取り除くことができるという利点もある。
【0026】本発明は、上述した図1乃至4に示した態
様に限定されず、種々の変形が可能である。このような
他の態様の容器蓋の要部を図5乃至図7に示した。
【0027】例えば図5に示す容器蓋は、前述した環状
凸部10として、周状突起6の根元から間隔を置いて形
成した周状突起を利用したものである。この態様では、
周状突起6の外側根元部分に凹部30が形成されている
点で、図1乃至4の容器蓋と異なっている。即ち、図5
の容器蓋では、図1乃至4の容器蓋の周状突起6の外側
根元部分をくり抜いた構造となっているため、樹脂の目
付量を低減でき、コスト等の面で有利である。また凹部
30は、ヒンジ連結部1aと反対側の半周部分において
狭く、ヒンジ連結部1a側に近づくにしたがって広いも
のとすることができる。即ち、ヒンジ連結部1a側では
液の注出が実質的に行われないため、凹部30を大きく
しても、この部分から液が流出するおそれがなく、樹脂
の目付量をさらに低減することができるのである。
【0028】図6に示す容器蓋は、スカート壁21の下
端面21aのほぼ全周にわたって、キャップ本体1の筒
状側壁3とは間隔をおくようにして、下方に延びている
カバー突起31を設けたものである。即ち、このような
カバー突起31を設けることにより、液の飛散は一層確
実に防止されるとともに、上蓋2とキャップ本体1との
隙間も外部からは認識されないという利点がある。勿
論、このようなカバー突起31は、少なくともヒンジ連
結部1aと反対側の半周部分に設けておけばよく、必ず
しも全周にわたって設ける必要はない。
【0029】図7に示す容器蓋は、天井壁4の周縁部4
aから筒状側壁3にかけて、ヒンジ連結部1aを除く全
周にわたって、切欠き部32を形成したものである。こ
のような切欠き32を形成しておけば、キャップ本体1
に付着した液は、上記切欠き32を通って落下するた
め、注出された液がキャップ本体1に付着残存すること
が有効に防止されるため、閉蓋時における液の飛び散り
を一層確実に防止することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、上蓋を閉じた状態での
スカート壁とキャップ本体との当接及び係合は、スカー
ト壁内面に設けられた周状凹部で行われ、ヒンジ連結部
と反対側の少なくとも半周部分にわたって、上蓋のスカ
ート壁下端面がキャップ本体とは非接触となるように設
けられているため、液注ぎ出し用の案内となる周状突起
の周囲から液が垂れ落ちている状態で上蓋を閉じたとし
ても、前記係合部からの液の飛び散りはスカート壁の内
面で遮断され、またキャップ本体の天井壁周縁部に付着
している液の飛び散りを生じることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適例の容器蓋の一例を示す側断面
図。
【図2】図1の容器蓋の側面図。
【図3】図1の容器蓋の開放状態の平面図。
【図4】図1の容器蓋の要部を拡大して示す断面図。
【図5】本発明の他の例の容器蓋の要部を拡大して示す
断面図。
【図6】本発明の他の例の容器蓋の要部を拡大して示す
断面図。
【図7】本発明の他の例の容器蓋の要部を拡大して示す
断面図。
【符号の説明】
1:キャップ本体 1a:ヒンジ 2:
上蓋 3:筒状側壁 4:天井壁 4a:
天井壁周縁 5:筒状突起 6:周状突起 7:
スコア 8:スコア引裂用タブ 10:環状凸部 10a:
水平面 10b:垂直面 10c:係止突起 2
0:天面 21:スカート壁 21a:スカート壁下端面 22:摘まみ片 23:インナーリング 2
4:周状凹部 24a:水平面 24b:垂直面 2
4c:係止突起 25:カバー突起 30:凹部 3
1:カバー突起 32:切欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂知野 義朗 神奈川県平塚市長瀞2番12号 日本クラウ ンコルク株式会社平塚工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器口部に装着されるキャップ本体と、
    キャップ本体にヒンジ連結されて旋回可能に設けられて
    いる上蓋とから成り、 前記キャップ本体は、天井壁と、該天井壁の周縁部から
    垂下している筒状側壁とから構成され、該天井壁の上面
    には、上端が外方に拡がった液注出用案内の周状突起が
    形成されており、該周状突起で区画された天井壁面に
    は、液注出用開口を形成し得るスコアと該スコアを引き
    裂いて液注出用開口を形成するための引裂用タブが設け
    られており、 前記上蓋は、天面と天面周縁から垂下したスカート壁と
    から成り、該スカート壁の下端部で前記天井壁周縁部に
    ヒンジ連結されている容器蓋において、 前記キャップ本体における天井壁の周状突起と周縁部と
    の間の部分には環状凸部が形成され、 前記上蓋におけるスカート壁内面には、水平面と該水平
    面に連なる周状垂直面とから成る周状凹部が形成されて
    おり、且つ該周状垂直面には、環状凸部と係合し得る係
    合突起が形成されていると共に、 上蓋が閉じられた状態において、前記周状垂直面に設け
    られた係合突起と環状凸部とが係合して上蓋がキャップ
    本体に保持され、前記周状凹部の水平面と環状凸部の上
    端とが当接し、且つ上蓋のスカート壁下端面は、ヒンジ
    連結部と反対側の少なくとも半周部分にわたってキャッ
    プ本体とは非接触の状態に保持されていることを特徴と
    する容器蓋。
  2. 【請求項2】 前記環状凸部は、前記周状突起の外側根
    元部分に向かって形成された水平面と、天井壁周縁部に
    向かって延びている実質上の垂直面とを有している請求
    項1に記載の容器蓋。
  3. 【請求項3】 前記環状凸部は、液注出用案内の周状突
    起とは間隔を置いて形成された突起である請求項1に記
    載の容器蓋。
  4. 【請求項4】 前記突起の上端にはフラットな面が形成
    されている請求項3に記載の容器蓋。
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