JP2007317732A - 熱処理板の温度制御方法、プログラム及び熱処理板の温度制御装置 - Google Patents

熱処理板の温度制御方法、プログラム及び熱処理板の温度制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】専用の反り測定装置を用いずに、ウェハの反りに応じて熱板の温度制御を適正に行う。
【解決手段】PEB装置において、ウェハが熱板に載置された際の各熱板領域の温度降下量を検出して、ウェハの反り状態を検出する。各熱板領域の温度降下量から、各熱板領域の設定温度の補正値を算出する。この各熱板領域の設定温度の補正値の算出は、予め求められた相関を用いて、各熱板領域の温度降下量から、その熱板上で熱処理されるウェハ面内の定常温度を推定する。そして、その推定したウェハ面内の定常温度と熱板領域の温度降下量から、各熱板領域の設定温度の補正値を算出する。そして、この設定温度の補正値により、熱板領域の温度設定を変更する。
【選択図】図15

Description

本発明は、基板を載置する熱処理板の温度制御方法、プログラム及び熱処理板の温度制御装置に関する。
例えば半導体デバイスの製造におけるフォトリソグラフィー工程では,例えばウェハ上にレジスト液を塗布しレジスト膜を形成するレジスト塗布処理,レジスト膜を所定のパターンに露光する露光処理,露光後にレジスト膜内の化学反応を促進させる加熱処理(ポストエクスポージャーベーキング),露光されたレジスト膜を現像する現像処理などが順次行われ,ウェハ上に所定のレジストパターンが形成される。これらの一連の処理は、上記各種処理を行う多数の処理装置が搭載された塗布現像処理システムにおいて連続的に行われている。
例えば上述のポストエクスポージャーベーキングなどの加熱処理は,通常加熱処理装置で行われている。加熱処理装置は,ウェハを載置して加熱する熱板を備えている。熱板には,例えば給電により発熱するヒータが内蔵されており,このヒータによる発熱により熱板は所望の温度に調整されている。
上述の加熱処理におけるウェハの処理温度は,最終的にウェハ上に形成されるレジストパターンの線幅に大きな影響を与える。そこで,加熱時のウェハ面内の温度を厳格に制御するために,上述の加熱処理装置の熱板は,複数の領域に分割され,各領域毎に独立したヒータが内蔵され,各領域毎に温度調整されている(特許文献1参照)。
特開2001-143850号公報
ところで,熱板上で処理されるウェハには,成膜やエッチングなどの前処理の影響により反りが生じているものがある。反りのあるウェハは,熱処理時に熱板の熱がウェハに均一に伝達されず,ウェハが部分的に適正な温度で加熱されなくなる。かかる場合,最終的にウェハ上に形成されるレジストパターンの線幅がばらつくことになる。そこで,例えば塗布現像処理システムに、レーザ変位計を有する専用の反り測定装置を搭載し、反り測定装置を用いてウェハの反り量を測定し、その反り量に応じて、熱板の各領域の温度を調整することが考えられる。
しかしながら,この場合ある程度の線幅の均一性の向上は期待できるが、さらに線幅の均一性の向上を図るには、実際にウェハが熱板上に載置されたときのウェハの反り状態を正確に把握する必要がある。しかし、例えば反り測定装置のレーザ変位計を加熱中の熱板上に実装することは技術的に困難である。また、専用の反り測定装置を塗布現像処理システムに搭載すること自体、その分広いスペースが必要になり、またコストも高くなる。
本発明は,かかる点に鑑みてなされたものであり,専用の反り測定装置を用いずに、ウェハなどの基板の反りに応じて熱板などの熱処理板の温度制御を適正に行うことをその目的とする。
上記目的を達成する本発明は、基板を載置して熱処理する熱処理板の温度制御方法であって、熱処理板は、複数の領域に区画され、当該領域毎に温度制御可能であり、基板を熱処理板に載置した際の熱処理板面内の温度降下量を検出して、基板の反り状態を検出する工程と、前記基板の反り状態に基づいて、熱処理板の各領域の温度を制御する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、専用の反り測定装置を用いる必要がないので、コストの低減が図られる。また、実際に熱処理板上に基板が載置された際の基板の反り状態に基づいて熱処理板面内の温度を厳格に制御できるので、基板面内の熱処理をより均一に行うことができ、これによって基板の最終的な処理結果の面内均一性を向上できる。
前記熱処理板面内の温度降下量から前記熱処理板の各領域の設定温度の補正値を算出し、その補正値により各領域の設定温度を補正するようにしてもよい。
基板を載置した際の熱処理板の温度降下量と当該熱処理板上で熱処理されたときの基板の定常温度との相関を予め求めておき、前記検出された熱処理板面内の温度降下量から前記相関を用いて基板面内の定常温度を推定し、その推定した基板面内の定常温度から前記各領域の設定温度の補正値を算出するようにしてもよい。
前記熱処理板の温度降下量と前記熱処理板上の基板の定常温度との相関は、熱処理板の温度降下量と基板の反り量との相関と、基板の反り量と熱処理板上の基板の定常温度との相関から求められるようにしてもよい。
前記熱処理板の各領域の温度制御において、前記検出された熱処理板面内の温度降下量に基づいて、基板が熱処理板に載置されてから基板が定常温度になるまでの基板面内の過渡温度を制御するようにしてもよい。
前記熱処理板に載置された基板の蓄積熱量が基板面内で均一化されるように、前記各領域の温度制御を行うようにしてもよい。
前記熱処理板で行われる熱処理において、一の基板が熱処理板に載置された直後に当該熱処理板面内の温度降下量を検出して前記一の基板の反り状態を検出し、前記一の基板の反り状態に基づいて当該熱処理板の各領域の温度を制御し、その後当該熱処理板上で前記一の基板を熱処理するようにしてもよい。
熱処理板の温度制御が行われる一の熱処理の前に他の熱処理を有する一連の基板処理において、基板が前記他の熱処理の熱処理板に載置された際に、当該熱処理板の温度降下量を検出して前記基板の反り状態を検出し、その基板の反り状態に基づいて前記一の熱処理の熱処理板の各領域の温度を制御するようにしてもよい。
別の観点よる本発明によれば、上記熱処理板の温度制御方法を、コンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
別の観点による本発明は、基板を載置して熱処理する熱処理板の温度制御装置であって、熱処理板は、複数の領域に区画され、当該領域毎に温度制御可能であり、基板を熱処理板に載置した際の熱処理板面内の温度降下量を検出して、基板の反り状態を検出する検出部と、前記基板の反り状態に基づいて、熱処理板の各領域の温度を制御する制御部と、を有することを特徴とする。
前記制御部は、前記熱処理板面内の温度降下量から前記熱処理板の各領域の設定温度の補正値を算出し、その補正値により各領域の設定温度を補正するようにしてもよい。
前記制御部は、基板を載置した際の熱処理板の温度降下量と当該熱処理板上で熱処理されたときの基板の定常温度との相関を用いて、前記熱処理板面内の温度降下量から前記相関を用いて基板面内の定常温度を推定し、その推定した基板面内の定常温度から前記各領域の設定温度の補正値を算出するようにしてもよい。
上記熱処理板の温度制御装置において、前記熱処理板の温度降下量と前記熱処理板上の基板の定常温度との相関は、熱処理板の温度降下量と基板の反り量との相関と、基板の反り量と熱処理板上の基板の定常温度との相関から求められるようにしてもよい。
前記制御部は、前記熱処理板の各領域の温度制御において、前記検出された熱処理板面内の温度降下量に基づいて、基板が熱処理板に載置されてから基板が定常温度になるまでの基板面内の過渡温度を制御するようにしてもよい。
前記制御部は、前記熱処理板に載置された基板の蓄積熱量が基板面内で均一化されるように、前記各領域の温度制御を行うようにしてもよい。
上記熱処理板の温度制御装置は、前記熱処理板で行われる熱処理において、一の基板が熱処理板に載置された直後に当該熱処理板面内の温度降下量を検出して前記一の基板の反り状態を検出し、前記一の基板の反り状態に基づいて当該熱処理板の各領域の温度を制御し、その後当該熱処理板上で前記一の基板を熱処理するようにしてもよい。
上記熱処理板の温度制御装置は、熱処理板の温度制御が行われる一の熱処理の前に他の熱処理を有する一連の基板処理において、基板が前記他の熱処理の熱処理板に載置された際に、当該熱処理板の温度降下量を検出して前記基板の反り状態を検出し、その基板の反り状態に基づいて前記一の熱処理の熱処理板の各領域の温度を制御するようにしてもよい。
本発明によれば、専用の反り測定装置を用いる必要がないので、コストを低減できる。また、熱処理板面内の温度制御を適正に行うことができるので、基板処理の面内均一性を向上でき、歩留まりを向上できる。
以下,本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は,本実施の形態にかかる熱処理板の温度制御装置が備えられた塗布現像処理システム1の構成の概略を示す平面図であり,図2は,塗布現像処理システム1の正面図であり,図3は,塗布現像処理システム1の背面図である。
塗布現像処理システム1は,図1に示すように例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部から塗布現像処理システム1に対して搬入出したり,カセットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットステーション2と,フォトリソグラフィー工程の中で枚葉式に所定の処理を施す複数の各種処理装置を多段に配置している処理ステーション3と,この処理ステーション3に隣接して設けられている図示しない露光装置との間でウェハWの受け渡しをするインターフェイス部4とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション2には,カセット載置台5が設けられ,当該カセット載置台5は,複数のカセットUをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在になっている。カセットステーション2には,搬送路6上をX方向に向かって移動可能なウェハ搬送体7が設けられている。ウェハ搬送体7は,カセットUに収容されたウェハWのウェハ配列方向(Z方向;鉛直方向)にも移動自在であり,X方向に配列された各カセットU内のウェハWに対して選択的にアクセスできる。
ウェハ搬送体7は,Z軸周りのθ方向に回転可能であり,後述する処理ステーション3側の第3の処理装置群G3に属する温調装置60やトランジション装置61に対してもアクセスできる。
カセットステーション2に隣接する処理ステーション3は,複数の処理装置が多段に配置された,例えば5つの処理装置群G1〜G5を備えている。処理ステーション3のX方向負方向(図1中の下方向)側には,カセットステーション2側から第1の処理装置群G1,第2の処理装置群G2が順に配置されている。処理ステーション3のX方向正方向(図1中の上方向)側には,カセットステーション2側から第3の処理装置群G3,第4の処理装置群G4及び第5の処理装置群G5が順に配置されている。第3の処理装置群G3と第4の処理装置群G4の間には,第1の搬送装置10が設けられている。第1の搬送装置10は,第1の処理装置群G1,第3の処理装置群G3及び第4の処理装置群G4内の各処理装置に選択的にアクセスしてウェハWを搬送できる。第4の処理装置群G4と第5の処理装置群G5の間には,第2の搬送装置11が設けられている。第2の搬送装置11は,第2の処理装置群G2,第4の処理装置群G4及び第5の処理装置群G5内の各処理装置に選択的にアクセスしてウェハWを搬送できる。
図2に示すように第1の処理装置群G1には,ウェハWに所定の液体を供給して処理を行う液処理装置,例えばウェハWにレジスト液を塗布するレジスト塗布装置20,21,22,露光処理時の光の反射を防止する反射防止膜を形成するボトムコーティング装置23,24が下から順に5段に重ねられている。第2の処理装置群G2には,液処理装置,例えばウェハWに現像液を供給して現像処理する現像処理装置30〜34が下から順に5段に重ねられている。また,第1の処理装置群G1及び第2の処理装置群G2の最下段には,各処理装置群G1,G2内の液処理装置に各種処理液を供給するためのケミカル室40,41がそれぞれ設けられている。
例えば図3に示すように第3の処理装置群G3には,温調装置60,ウェハWの受け渡しを行うためのトランジション装置61,精度の高い温度管理下でウェハWを温度調節する高精度温調装置62〜64及びウェハWを高温で加熱処理する高温度熱処理装置65〜68が下から順に9段に重ねられている。
第4の処理装置群G4では,例えば高精度温調装置70,レジスト塗布処理後のウェハWを加熱処理するプリベーキング装置71〜74及び現像処理後のウェハWを加熱処理するポストベーキング装置75〜79が下から順に10段に重ねられている。
第5の処理装置群G5では,ウェハWを熱処理する複数の熱処理装置,例えば高精度温調装置80〜83,露光後で現像前のウェハWの加熱処理を行う複数のポストエクスポージャーベーキング装置(以下「PEB装置」とする。)84〜89が下から順に10段に重ねられている。
図1に示すように第1の搬送装置10のX方向正方向側には,複数の処理装置が配置されており,例えば図3に示すようにウェハWを疎水化処理するためのアドヒージョン装置90,91,ウェハWを加熱する加熱処理装置92,93が下から順に4段に重ねられている。図1に示すように第2の搬送装置11のX方向正方向側には,例えばウェハWのエッジ部のみを選択的に露光する周辺露光装置94が配置されている。
インターフェイス部4には,例えば図1に示すようにX方向に向けて延びる搬送路100上を移動するウェハ搬送体101と,バッファカセット102が設けられている。ウェハ搬送体101は,上下移動可能でかつθ方向にも回転可能であり,インターフェイス部4に隣接した図示しない露光装置と,バッファカセット102及び第5の処理装置群G5に対してアクセスしてウェハWを搬送できる。
この塗布現像処理システム1では,例えば次のようなフォトリソグラフィー工程のウェハ処理が行われる。先ず,ウェハ搬送体7によって,カセット載置台5上のカセットUから未処理のウェハWが一枚ずつ取り出され,第3の処理装置群G3の温調装置60に搬送される。温調装置60に搬送されたウェハWは,所定温度に温度調節され,その後第1の搬送装置10によってボトムコーティング装置23に搬送され,反射防止膜が形成される。反射防止膜が形成されたウェハWは,第1の搬送装置10によって加熱処理装置92,高温度熱処理装置65,高精度温調装置70に順次搬送され,各装置で所定の処理が施される。その後ウェハWは,レジスト塗布装置20に搬送され,ウェハW上にレジスト膜が形成された後,第1の搬送装置10によってプリベーキング装置71に搬送されプリベーキング処理が施される。続いてウェハWは,第2の搬送装置11によって周辺露光装置94,高精度温調装置83に順次搬送されて,各装置において所定の処理が施される。その後,ウェハWは,インターフェイス部4のウェハ搬送体101によって図示しない露光装置に搬送され,露光される。露光処理の終了したウェハWは,ウェハ搬送体101によって例えばPEB装置84に搬送され,ポストエクスポージャーベーキング処理が施された後,第2の搬送装置11によって高精度温調装置81に搬送されて温度調節される。その後,現像処理装置30に搬送され,ウェハW上のレジスト膜が現像される。その後ウェハWは,第2の搬送装置11によってポストベーキング装置75に搬送されポストベーキングが施される。その後,ウェハWは,高精度温調装置63に搬送され温度調節される。そしてウェハWは,第1の搬送装置10によってトランジション装置61に搬送され,ウェハ搬送体7によってカセットUに戻されて,一連のウェハ処理が終了する。
次に,上述したPEB装置84の構成について説明する。PEB装置84は,図4及び図5に示すように筐体120内に,ウェハWを加熱処理する加熱部121と,ウェハWを冷却処理する冷却部122を備えている。
加熱部121は,図4に示すように上側に位置して上下動自在な蓋体130と,下側に位置してその蓋体130と一体となって処理室Sを形成する熱板収容部131を備えている。
蓋体130は,中心部に向かって次第に高くなる略円錐状の形態を有し,頂上部には,排気部130aが設けられている。処理室S内の雰囲気は,排気部130aから均一に排気される。
熱板収容部131の中央には,ウェハWを載置して加熱する熱処理板としての熱板140が設けられている。熱板140は,厚みのある略円盤形状を有している。
熱板140は,図6に示すように複数,例えば5つの熱板領域R,R,R,R,Rに区画されている。熱板140は,例えば平面から見て中心部に位置して円形の熱板領域Rと,その周囲を円弧状に4等分した熱板領域R〜Rに区画されている。
熱板140の各熱板領域R〜Rには,給電により発熱するヒータ141が個別に内蔵され,各熱板領域R〜R毎に加熱できる。各熱板領域R〜Rのヒータ141の発熱量は,例えばヒータ制御装置142により調整されている。ヒータ制御装置142は,各ヒータ141の発熱量を調整して,各熱板領域R〜Rを所定の温度に制御できる。ヒータ制御装置142における温度制御は,例えば後述する温度制御装置190の制御部191により行われる。
熱板140の各熱板領域R〜Rの裏面側には、図7に示すように各領域の温度を検出する検出部としての温度センサ145がそれぞれ設けられている。この温度センサ145により、ウェハWが熱板140に載置された際の後述する各熱板領域R〜Rの温度降下量を検出できる。温度センサ145による温度検出結果は、例えば温度制御装置190の制御部191に出力できる。
図4に示すように熱板140の下方には,ウェハWを下方から支持して昇降させるための第1の昇降ピン150が設けられている。第1の昇降ピン150は,昇降駆動機構151により上下動できる。熱板140の中央部付近には,熱板140を厚み方向に貫通する貫通孔152が形成されている。第1の昇降ピン150は,熱板140の下方から上昇して貫通孔152を通過し,熱板140の上方に突出してウェハWを支持できる。
熱板収容部131は,熱板140を収容して熱板140の外周部を保持する環状の保持部材160と,その保持部材160の外周を囲む略筒状のサポートリング161を有している。サポートリング161の上面には,処理室S内に向けて例えば不活性ガスを噴出する吹き出し口161aが形成されている。この吹き出し口161aから不活性ガスを噴出することにより,処理室S内をパージすることができる。また,サポートリング161の外方には,熱板収容部131の外周となる円筒状のケース162が設けられている。
加熱部121に隣接する冷却部122には,例えばウェハWを載置して冷却する冷却板170が設けられている。冷却板170は,例えば図5に示すように略方形の平板形状を有し,加熱部121側の端面が円弧状に湾曲している。図4に示すように冷却板170の内部には,例えばペルチェ素子などの冷却部材170aが内蔵されており,冷却板170を所定の設定温度に調整できる。
冷却板170は,加熱部121側に向かって延伸するレール171に取付けられている。冷却板170は,駆動部172によりレール171上を移動し,加熱部121側の熱板140の上方まで移動できる。
冷却板170には,例えば図5に示すようにX方向に沿った2本のスリット173が形成されている。スリット173は,冷却板170の加熱部121側の端面から冷却板170の中央部付近まで形成されている。このスリット173により,加熱部121側に移動した冷却板170と熱板140上に突出した第1の昇降ピン150との干渉が防止される。図4に示すように冷却部122内の冷却板170の下方には,第2の昇降ピン174が設けられている。第2の昇降ピン174は,昇降駆動部175によって昇降できる。第2の昇降ピン174は,冷却板170の下方から上昇してスリット173を通過し,冷却板170の上方に突出して,ウェハWを支持できる。
図5に示すように冷却板170を挟んだ筐体120の両側面には,ウェハWを搬入出するための搬入出口180が形成されている。
このPEB装置84では,先ず,搬入出口180からウェハWが搬入され,冷却板170上に載置される。続いて冷却板170が移動して,ウェハWが熱板140の上方に移動される。第1の昇降ピン150によって,ウェハWが熱板140上に載置されて,ウェハWが加熱される。そして,所定時間経過後,ウェハWが再び熱板140から冷却板170に受け渡され冷却され,当該冷却板170から搬入出口180を通じてPEB装置84の外部に搬出されて一連の熱処理が終了する。
次に,上記PEB装置84の熱板140の温度制御を行う温度制御装置190の構成について説明する。本実施の形態において温度制御装置190は、例えば図7に示す温度センサ145と制御部191により構成されている。例えば制御部191は,例えばCPUやメモリなどを備えた汎用コンピュータにより構成され,熱板140のヒータ制御装置142に接続されている。
制御部191は,例えば図8に示すように各種プログラムを実行する演算部200と,例えば温度制御のための各種情報を入力する入力部201と,温度制御のための各種情報を格納するデータ格納部202と,温度制御のための各種プログラムを格納するプログラム格納部203と,熱板140の温度制御の設定を変更するためにヒータ制御装置142と通信する通信部204などを備えている。
例えばデータ格納部202には、図9に示すような例えばウェハWが載置された際の熱板140の温度降下量とその熱板140上で加熱されたときのウェハWの定常温度との相関Iが記憶されている。なお、定常温度とは、図10に示すように熱板140上に載置されたウェハWの温度が熱板140の熱により上昇し安定した安定期間H1の温度Tfである。
図8に示すプログラム格納部203には,熱板140にウェハWが載置された際の各熱板領域R〜Rの温度降下量からその加熱時のウェハ面内の定常温度分布を推定し、そのウェハ面内の定常温度分布から各熱板領域R〜Rの設定温度の補正値を算出するプログラムP1が格納されている。
また、プログラム格納部203には,例えば算出された設定温度の補正値に基づいて,ヒータ制御装置142の既存の設定温度を変更するプログラムP2が格納されている。なお,制御部191の機能を実現するための各種プログラムは,コンピュータ読み取り可能な記録媒体により制御部191にインストールされたものであってもよい。
ここで、上述のプログラムP1について詳しく説明する。
ウェハWが熱板140表面に載置された際には、図11に示すように低温のウェハWに一時的に熱板140の熱が奪われ、熱板140の温度が降下する。ウェハWと熱板140との距離が近いほど多くの熱が奪われるので、各熱板領域R〜Rの温度降下量ΔT〜ΔTを検出することにより、各熱板領域R〜RとウェハWとの距離、つまり、ウェハWの反り状態を検出できる。例えばウェハWの中心部に対応する熱板領域Rの温度降下量ΔTが大きく、ウェハWの外周部に対応する熱板領域R〜Rの温度降下量ΔT〜ΔTが小さい場合、図12(a)に示すようにウェハWの中心部が外周部側に比べて熱板140に近いので、ウェハWの反り形状が下に凸に湾曲した凹型になっている。一方、熱板領域Rの温度降下量ΔTが小さく、熱板領域R〜Rの温度降下量ΔT〜ΔTが大きい場合、図12(b)に示すようにウェハWの中心部が外周部側に比べて熱板140から遠いので、ウェハWの反り形状が上に凸に湾曲した凸型になっている。
プログラムP1は、ウェハWの反り状態を示す熱板面内の温度降下量ΔT〜ΔTから、相関Iを用いて熱板140上の各ウェハ領域W〜Wの定常温度(ウェハ面内の定常温度分布)を推定できる。各ウェハ領域W〜Wは、ウェハWが熱板140に載置された際に各熱板領域R〜Rにそれぞれ対応する領域である。
相関Iは、図13に示すように熱板140の温度降下量とウェハWの反り量(ウェハWと熱板140との距離)との相関Iaと、ウェハWの反り量とウェハWの定常温度との相関Ibから求められる。相関Ia、Ibは、予め行われた実験などにより求められる。
プログラムP1は、相関Iを用いて推定された各ウェハ領域W〜Wの定常温度から、例えばそれらの定常温度のばらつきが無くなるように各熱板領域R〜Rの設定温度の補正値を算出できる。具体的には、例えば熱板140の温度降下量とウェハWの定常温度の相関Iを逆関数化することにより、図14に示すような熱板140の温度降下量と設定温度の補正値との相関IIを求めることができ、この相関IIを用いて各熱板領域R〜Rの設定温度の補正値を算出できる。
次に、以上のように構成された温度制御装置190を用いた、PEB装置84における熱板140の温度制御プロセスについて説明する。図15は、かかる温度制御プロセスを示すフロー図である。
先ず,例えば塗布現像処理システム1において露光処理が終了したウェハWがPEB装置84に搬入され、熱板140に載置されたときに、温度センサ145により熱板140の各熱板領域R〜Rの温度降下量ΔT〜ΔTが検出される。これにより、ウェハWの反り状態が検出される(図15の工程Q1)。
各熱板領域R〜Rの温度降下量ΔT〜ΔTのデータは,制御部191に出力される。制御部191では,各熱板領域R〜Rの温度降下量ΔT〜ΔTから、相関Iを用いて各ウェハ領域W〜Wの定常温度Tf〜Tfが推定される(図15の工程Q2)。次に制御部191では、そのウェハ面内の定常温度分布と熱板面内の温度降下量から、例えば相関IIを用いて各熱板領域R〜Rの設定温度Tsの補正値ΔTs〜ΔTsが算出される(図15の工程Q3)。この補正値ΔTs〜ΔTsは、定常温度Tf〜Tfのばらつきがなくなるように算出される。
その後,各補正値ΔTs〜ΔTsの情報が通信部204からヒータ制御装置142に出力され,ヒータ制御装置142により熱板140の各熱板領域R〜Rの設定温度Tsの補正値ΔTs〜ΔTsが変更され,各熱板領域R〜Rに新たな設定温度Tsが設定される(図15の工程Q4)。これにより、例えば図16に示すようにウェハWの反りにより、ウェハWと熱板140との距離が遠くなる領域Rの設定温度Tsが、近くなる領域Rの設定温度Tsよりも高くなる。例えばウェハWの反りが凹型の場合には、熱板領域R〜Rの設定温度Tsが熱板領域Rよりも高くなり、ウェハWの反りが凸型の場合には、熱板領域Rの設定温度Tsが熱板領域R〜Rよりも高くなる。
この新たな温度設定は、PEB装置84においてウェハWが熱板140に載置された直後であってウェハWが定常温度になる前に行われ、ウェハWは、変更後の新たな温度設定により熱処理される。
以上の実施の形態によれば、ウェハWが載置された熱板140の各領域R〜Rの温度降下量ΔT〜ΔTによりウェハWの反り状態を検出できるので、専用の反り測定装置を用いる必要がなく、その分コストを低減できる。また、塗布現像処理システム1の装置搭載スペースが反り測定装置が無い分広くなるので、そこに他の処理装置を搭載し、例えばウェハ処理のスループットを向上できる。さらに、実際に熱板140に載置された際のウェハWの反りを検出できるので、別途反り測定装置を用いた場合に比べて、反りが正確に検出され、その反りに応じた設定温度の補正値ΔTsも正確に算出される。この結果、熱板140の各熱板領域R〜Rの温度制御が適正に行われる。そして、加熱処理時のウェハ面内で定常温度Tfが揃えられるので、線幅に影響を与えるウェハ面内の蓄積熱量が均一化され、ウェハ面内の処理状態、例えば線幅の均一性が向上する。
さらに、本実施の形態では、ウェハWが熱板140に載置された直後に、設定温度の補正値ΔTsを算出し、新たな設定温度に設定して、そのウェハWの熱処理を行ったので、各ウェハ固有の反り状態に対応した温度制御を行って各ウェハWを熱処理することができる。したがって、ウェハ面内の線幅の均一性をさらに向上できる。
以上の実施の形態では、ウェハWが熱板140に載置された際の熱板領域R〜Rの温度降下量ΔT〜ΔTに基づいて、各熱板領域R〜Rの設定温度Tsを制御していたが、熱板領域R〜Rの温度降下量ΔT〜ΔTに基づいて、ウェハWの過渡温度を制御してもよい。図10に示すように過渡温度Tiは、低温のウェハWが熱板140に載置されてから定常温度Tfに安定するまでの温度変動期間H2の温度である。
かかる場合、例えばウェハWが熱板140に載置された際の熱板140の温度降下量とウェハWの過渡温度Tiとの相関IIIを求めておく。この相関IIIは、例えば熱板140の温度降下量とウェハWの反り量との相関と、ウェハWの反り量とウェハWの過渡温度Tiとの相関から求められる。
図17は、かかる場合の温度制御プロセスを示すフロー図である。ウェハWがPEB装置84に搬入され、熱板140上に載置された際に、各熱板領域R〜Rの温度降下量ΔT〜ΔTが検出され、ウェハWの反り状態が検出される(図17の工程P1)その温度降下量ΔT〜ΔTから、相関IIIを用いて各ウェハ領域W〜Wの過渡温度Ti〜Ti(ウェハ面内の過渡温度)が推定される(図17の工程P2)。そして、図18に示すようにその推定された各ウェハ領域W〜Wの過渡温度Ti〜Tiのずれがなくなるような各熱板領域R〜Rのヒータ141の出力制御の補正値が算出される(図17の工程P3)。具体的には、例えば熱板140の温度降下量とウェハWの過渡温度Tiとの相関IIIの逆関数を求め、その逆関数により温度降下量ΔT〜ΔTから各領域R〜Rのヒータ出力制御の補正値を求めることができる。この温度降下量ΔT〜ΔTからヒータ出力制御の補正値の算出は、例えば制御部191のプログラム格納部203に格納されたプログラムにより行われる。
算出された各熱板領域R〜Rのヒータ出力制御の補正値の情報は、ヒータ制御装置142に出力され、ヒータ141の出力制御の設定が変更され、新たな出力制御に設定される(図17の工程P4)。こうして、熱板140上で加熱されるウェハWの各領域W〜Wの過渡温度Tiが揃えられる。
かかる場合、ウェハ面内で過渡温度Tiを揃えることにより、線幅に影響を与えるウェハ面内の蓄積熱量が均一化されるので、ウェハ面内の均一性を向上できる。なお、熱板領域R〜Rの温度降下量ΔT〜ΔTに基づいて、ウェハWの設定温度Ts、又は過渡温度Tiのいずれかを制御してもよいし、両方を制御してもよい。両方を制御することにより、熱処理時のウェハ面内の蓄積熱量がさらに均一化され、ウェハ面内の線幅の均一性が向上する。
また、以上の実施の形態では、PEB装置84において熱板領域R〜Rの温度降下量を検出し、その後直ちに新たな設定温度を設定して、ウェハWを熱処理していたが、その熱処理より前の熱処理を行う他の熱処理装置の熱処理板において温度降下量を検出しウェハWの反りを検出して、PEB装置84の熱板140の温度制御を行ってもよい。
例えば、ボトムコーティング後の熱処理を行う熱処理装置や、レジスト塗布後の熱処理を行うプリベーキング装置において行ってもよい。この場合の熱処理装置やプリベーキング装置は、PEB装置84と同様の構成を有し、各装置の熱板の各熱板領域には温度センサが設けられる。そして、一連のフォトリソグラフィー工程において、ウェハWが例えばプリベーキング装置に搬送され、熱板上に載置された際に各熱板領域の温度降下量が検出される。このデータが制御部191に出力され、例えば上記実施の形態と同様に相関I等を用いてPEB装置84の各熱板領域R〜Rの温度補正値が算出される。そして、PEB装置84の熱板140の温度設定が変更され、その温度設定でウェハWが熱処理される。
かかる場合も反り測定装置を用いる必要がなく、装置コストを低減できる。また、実際の熱板に載置されたときの温度降下量からウェハWの反りが検出され、その反りに応じた温度制御が行われるので、ウェハ面内の線幅の均一性を向上できる。なお、一連のフォトリソグラフィー工程において、レジスト膜が形成された後に、レジスト膜の上部に反射防止膜などの膜を形成するトップコーティングを行い、その後に加熱処理を行う場合には、その加熱処理において熱板の各領域の温度降下量を検出してもよい。また、温度降下量の検出は、塗布現像処理システム1に搭載された、温度降下量を検出する専用の熱処理装置の熱板を用いて行ってもよい。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において,各種の変更例または修正例に相到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、以上の実施の形態では、一枚のウェハW毎に反りを検出し、熱板140の温度制御を行っていたが、複数枚のウェハからなるロット毎に、熱板140の温度制御を行ってもよい。
例えば上記実施の形態において,温度制御される熱板140は,5つの領域に分割されていたが,その数は任意に選択できる。また,熱板140の分割領域の形状も任意に選択できる。
上記実施の形態では,PEB装置84の熱板140の温度制御を行う例であったが,プリベーキング装置やポストベーキング装置などにある他の熱処理を行う熱板の温度制御や,ウェハWを冷却する冷却処理装置の冷却板の温度制御を行う場合にも本発明は適用できる。また,以上の実施の形態では,最終的にウェハ面内の線幅が均一になるように熱板の温度制御を行っていたが,ウェハ面内の線幅以外の他の処理状態,例えばレジストパターンの溝の側壁の角度(サイドウォールアングル)やレジストパターンの膜厚がウェハ面内で均一になるようにPEB装置,プリベーキング装置,ポストベーキング装置などの熱処理板の温度制御を行うようにしてもよい。さらに,以上の実施の形態では,フォトリソグラフィー工程後であって,エッチング工程前のパターンの線幅が均一になるように熱板の温度制御を行っていたが,エッチング工程後のパターンの線幅やサイドウォールアングルが均一になるように各熱処理板の温度制御を行ってもよい。さらに,本発明は,ウェハ以外の例えばFPD(フラットパネルディスプレイ),フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板を熱処理する熱処理板の温度制御にも適用できる。
本発明によれば、基板が均一に熱処理されるように熱処理板を温度制御する際に有用である。
本実施の形態における塗布現像処理システムの構成の概略を示す平面図である。 図1の塗布現像処理システムの正面図である。 図1の塗布現像処理システムの背面図である。 PEB装置の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 PEB装置の構成の概略を示す横断面の説明図である。 PEB装置の熱板の構成を示す平面図である。 温度センサが配置された熱板の裏面図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 ウェハの定常温度と熱板の温度降下量との相関を示すグラフである。 加熱処理時のウェハの温度変動を示すグラフである。 加熱処理時の熱板の温度変動を示すグラフである。 (a)は、熱板上のウェハが凹型に反った様子を示す説明図であり、(b)は、熱板上のウェハが凸型に反った様子を示す説明図である。 ウェハの定常温度と熱板の温度降下量との相関の算出例を示す説明図である。 熱板の設定温度の補正値と熱板の温度降下量との相関を示すグラフである。 温度制御プロセスのフロー図である。 新たな温度設定における熱処理時の熱板の温度変動を示すグラフである。 過渡温度を制御する温度制御プロセスのフロー図である。 過渡温度の設定を変更した場合の加熱処理時のウェハの温度変動を示すグラフである。
符号の説明
1 塗布現像処理システム
84 PEB装置
140 熱板
141 ヒータ
145 温度センサ
190 温度制御装置
191 制御部
R1〜R5 熱板領域
W ウェハ

Claims (17)

  1. 基板を載置して熱処理する熱処理板の温度制御方法であって、
    熱処理板は、複数の領域に区画され、当該領域毎に温度制御可能であり、
    基板を熱処理板に載置した際の熱処理板面内の温度降下量を検出して、基板の反り状態を検出する工程と、
    前記基板の反り状態に基づいて、熱処理板の各領域の温度を制御する工程と、を有することを特徴とする、熱処理板の温度制御方法。
  2. 前記熱処理板面内の温度降下量から前記熱処理板の各領域の設定温度の補正値を算出し、その補正値により各領域の設定温度を補正することを特徴とする、請求項1に記載の熱処理板の温度制御方法。
  3. 基板を載置した際の熱処理板の温度降下量と当該熱処理板上で熱処理されたときの基板の定常温度との相関を予め求めておき、
    前記検出された熱処理板面内の温度降下量から前記相関を用いて基板面内の定常温度を推定し、その推定した基板面内の定常温度から前記各領域の設定温度の補正値を算出することを特徴とする、請求項2に記載の熱処理板の温度制御方法。
  4. 前記熱処理板の温度降下量と前記熱処理板上の基板の定常温度との相関は、熱処理板の温度降下量と基板の反り量との相関と、基板の反り量と熱処理板上の基板の定常温度との相関から求められることを特徴とする、請求項3に記載の熱処理板の温度制御方法。
  5. 前記熱処理板の各領域の温度制御において、前記検出された熱処理板面内の温度降下量に基づいて、基板が熱処理板に載置されてから基板が定常温度になるまでの基板面内の過渡温度を制御することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の熱処理板の温度制御方法。
  6. 前記熱処理板に載置された基板の蓄積熱量が基板面内で均一になるように、前記各領域の温度制御を行うことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の熱処理板の温度制御方法。
  7. 前記熱処理板で行われる熱処理において、
    一の基板が熱処理板に載置された直後に当該熱処理板面内の温度降下量を検出して前記一の基板の反り状態を検出し、前記一の基板の反り状態に基づいて当該熱処理板の各領域の温度を制御し、その後当該熱処理板上で前記一の基板を熱処理することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の熱処理板の温度制御方法。
  8. 熱処理板の温度制御が行われる一の熱処理の前に他の熱処理を有する一連の基板処理において、
    基板が前記他の熱処理の熱処理板に載置された際に、当該熱処理板の温度降下量を検出して前記基板の反り状態を検出し、その基板の反り状態に基づいて前記一の熱処理の熱処理板の各領域の温度を制御することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の熱処理板の温度制御方法。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の熱処理板の温度制御方法を、コンピュータに実現させるためのプログラム。
  10. 基板を載置して熱処理する熱処理板の温度制御装置であって、
    熱処理板は、複数の領域に区画され、当該領域毎に温度制御可能であり、
    基板を熱処理板に載置した際の熱処理板面内の温度降下量を検出して、基板の反り状態を検出する検出部と、
    前記基板の反り状態に基づいて、熱処理板の各領域の温度を制御する制御部と、を有することを特徴とする、熱処理板の温度制御装置。
  11. 前記制御部は、前記熱処理板面内の温度降下量から前記熱処理板の各領域の設定温度の補正値を算出し、その補正値により各領域の設定温度を補正することを特徴とする、請求項10に記載の熱処理板の温度制御装置。
  12. 前記制御部は、基板を載置した際の熱処理板の温度降下量と当該熱処理板上で熱処理されたときの基板の定常温度との相関を用いて、前記熱処理板面内の温度降下量から前記相関を用いて基板面内の定常温度を推定し、その推定した基板面内の定常温度から前記各領域の設定温度の補正値を算出することを特徴とする、請求項11に記載の熱処理板の温度制御装置。
  13. 前記熱処理板の温度降下量と前記熱処理板上の基板の定常温度との相関は、熱処理板の温度降下量と基板の反り量との相関と、基板の反り量と熱処理板上の基板の定常温度との相関から求められることを特徴とする、請求項12に記載の熱処理板の温度制御装置。
  14. 前記制御部は、前記熱処理板の各領域の温度制御において、前記検出された熱処理板面内の温度降下量に基づいて、基板が熱処理板に載置されてから基板が定常温度になるまでの基板面内の過渡温度を制御することを特徴とする、請求項10〜13のいずれかに記載の熱処理板の温度制御装置。
  15. 前記制御部は、前記熱処理板に載置された基板の蓄積熱量が基板面内で均一化されるように、前記各領域の温度制御を行うことを特徴とする、請求項10〜14のいずれかに記載の熱処理板の温度制御装置。
  16. 前記熱処理板で行われる熱処理において、
    一の基板が熱処理板に載置された直後に当該熱処理板面内の温度降下量を検出して前記一の基板の反り状態を検出し、前記一の基板の反り状態に基づいて当該熱処理板の各領域の温度を制御し、その後当該熱処理板上で前記一の基板を熱処理することを特徴とする、請求項10〜15のいずれかに記載の熱処理板の温度制御装置。
  17. 熱処理板の温度制御が行われる一の熱処理の前に他の熱処理を有する一連の基板処理において、
    基板が前記他の熱処理の熱処理板に載置された際に、当該熱処理板の温度降下量を検出して前記基板の反り状態を検出し、その基板の反り状態に基づいて前記一の熱処理の熱処理板の各領域の温度を制御することを特徴とする、請求項10〜15のいずれかに記載の熱処理板の温度制御装置。
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