JP2007287193A - 磁気記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スピン注入書き込み方式に適した構成を有する磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】 磁気抵抗素子2は、第1端および第2端を有し、第1端から第2端に向かう電流を供給されることにより第1データを書き込まれ、第2端から第1端に向かう電流を供給されることにより第2データを書き込まれる。第1p型MOSFET13は、一端を第1端と接続される。第2p型MOSFET14は、一端を第2端と接続される。第1n型MOSFET15は、一端を第1端と接続される。第2n型MOSFET16は、一端を第2端と接続される。第1電流ソース回路21は、第1、第2p型MOSFETの各他端と接続され、電流を供給する。第1電流シンク回路24は、第1、第2n型MOSFETの各他端と接続され、電流を引き抜く。
【選択図】 図2

Description

本発明は、磁気記憶装置に関し、例えば、スピン注入書き込み方式の磁気記憶装置に関する。
抵抗変化型の不揮発性記憶素子の1つとして、磁気抵抗素子が知られている。磁気抵抗素子は、磁性体である自由層と固定層と、それらの間に挟まれた非磁性層とを含み、自由層の磁化の向きにより異なる抵抗状態になる。この抵抗状態の違いを情報の記憶に用いた磁気記憶装置として、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)がある。
情報の読み出しは、磁気抵抗素子に読み出し電流を流して、抵抗値を電流値あるいは電圧値に変換し、参照値と比較することによって行なわれる。情報の書き込みは、メモリセルで直交する2本の書き込み線を流れる電流により発生させた磁場が自由層の磁化を反転させることによって行われる。
磁気記憶装置の微細化に伴い、書き込み線および磁気抵抗素子の大きさおよび各要素の相互間の距離が狭まる。このため、書き込み電流が流れる書き込み線からの磁場が、この書き込み線近傍の書き込み対象でないメモリセルへも誤って情報を書き込むおそれが強い。この傾向は、磁気記憶装置の微細化に伴い、一層強くなる。
また、磁気抵抗素子の形状が小さくなると、書き込みに必要な磁場が大きくなる。このため、十分な電流磁場を発生させるために大きな書き込み電流が必要となり、磁気記憶装置の消費電力を小さくするのが難しい。
この磁場書き込み方式の磁気記憶装置に対して、いわゆるスピン注入書き込み方式の磁気記憶装置が提案されている(特許文献1)。スピン注入書き込みでは、磁気抵抗素子の自由層に、固定層の磁気モーメントによりスピン偏極させた電子の電子流が供給される。この電子流の向きに応じて自由層の磁化の向きが変化することにより、磁気抵抗素子に特定のデータが書き込まれる。この書き込み方式は、磁場書き込み方式と比べて、より直接的な作用を及ぼすことが可能である。そのため、隣接メモリセルへの誤書き込みが生じない。また、セルサイズが小さくなるに従って書き込みに必要な電流量が減少するという利点もある。
スピン注入書き込み方式では、書き込みデータに応じて、磁気抵抗素子の一端から他端、他端から一端の両方向に電流が供給されることが必要である。よって、磁気記憶装置は、それを可能とする構成を有することが求められる。このような構成は、磁場書き込み方式では求められていないため、磁場書き込み方式で用いられた構成をスピン注入書き込み方式に転用することはできず、スピン注入書き込み方式に適した構成が求められる。
米国特許第5,695,864号明細書 特開2004-325100号公報
本発明は、スピン注入書き込み方式に適した構成を有する磁気記憶装置を提供しようとするものである。
本発明の第1の視点による磁気記憶装置は、第1端および第2端を有し、前記第1端から前記第2端に向かう電流を供給されることにより第1データを書き込まれ、前記第2端から前記第1端に向かう電流を供給されることにより第2データを書き込まれる、第1磁気抵抗素子と、一端を前記第1端と接続された第1p型MOSFETと、一端を前記第2端と接続された第2p型MOSFETと、一端を前記第1端と接続された第1n型MOSFETと、一端を前記第2端と接続された第2n型MOSFETと、前記第1、第2p型MOSFETの各他端と接続され、電流を供給する第1電流ソース回路と、前記第1、第2n型MOSFETの各他端と接続され、電流を引き抜く第1電流シンク回路と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、スピン注入書き込み方式に適した構成を有する磁気記憶装置を提供できる。
本発明者等は、本発明の開発の過程において、スピン注入書き込み方式に適した磁気記憶装置について研究した。その結果、本発明者等は、以下に述べるような知見を得た。
上記のように、スピン注入書き込み方式では、書き込みデータに応じて、磁気抵抗素子に2方向の電流が供給される構成が求められる。このような構成を他の設計要因を特に考慮せずに実現するとすると、図1のような構成が一般的であると考えられる。
図1に示すように、直列接続された磁気抵抗素子と選択トランジスタからなる複数のメモリセル101が設けられる。同じ列(または行)の複数のメモリセル101の各一端(例えば右側)は接続線102と接続される。各接続線102は、トランジスタ等のスイッチ回路103を介して電流ソース/シンク回路106と接続される。
同様に、同じ列(または行)の複数のメモリセルの各他端(例えば左側)は接続線104と接続される。各接続線104は、トランジスタ等のスイッチ回路105を介して電流ソース/シンク回路107と接続される。
電流ソース/シンク回路106、107は、接続された接続線102または103に電流を供給する機能と、接続線102または103から電流を引き抜く機能とを有する。
あるメモリセルに情報を書き込む場合、このメモリセル101の選択トランジスタがオンとされ、このメモリセル101を含むメモリセル列のアクセス線102、103と接続されたスイッチ回路103、105がオンとされる。そして、書き込みデータに応じて、電流ソース/シンク回路106、107の一方が電流ソース回路として機能し、他方が電流シンク回路として機能する。この結果、図1に示すように、書き込み電流が、電流ソース/シンク回路106、107間を、スイッチ回路103、接続線102、メモリセル101、接続線104、スイッチ回路105を介して流れる。
この構成では、各メモリセルに関して、書き込み電流が流れる経路は書き込みデータによらずに同じであり、また、スイッチ回路103、105は、書き込みデータに応じて、電流ソース回路、電流シンク回路の両方と接続され得る。このため、いわゆる閾値落ちが発生することによって以下の問題が生じる。閾値落ちとは、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の導電型と印加電位によって、トランジスタの両端で閾値電圧程度の電圧降下が生じる現象である。
例えば、n型MOSFET(以下、単にトランジスタと記載する場合がある)のドレイン電極に電位Vddが印加されている場合にゲート電極に電位Vddを印加してトランジスタをオンする場合を例に取る。このトランジスタは、ゲート・ソース間電圧をVgs(ゲート電位Vg−ソース電位Vs)、トランジスタの閾値電圧をVthをとすると、
Vgs=Vg−Vs=Vdd−Vs>Vth
を満たすとオンする。このときのソース電位Vsは、
Vs<Vdd−Vth
となり、Vddより小さくなる。
スイッチ103、105をn型MOSFETで実現すると、電流ソース回路と接続されるトランジスタ103、105のメモリセルとの接続ノードの電位が、電源電位Vdd−トランジスタ103(または105)の閾値電圧となる。この結果、メモリセルに印加される電圧が減少し、メモリセルを流れる電流が減少してしまう。
代わりに、スイッチ回路103、105をp型MOSFETで実現した場合も同様である。すなわち、電流シンク回路と接続されるスイッチ回路103、105のメモリセルとの接続ノードの電位が、接地電位Vss+トランジスタ103(または105)の閾値電圧の絶対値となり、やはりメモリセルを流れる書き込み電流が減少してしまう。
さらに、スイッチ回路103、105の一方をp型MOSFETで実現し、他方をn型MOSFETで実現することも考えられる。この方法では、各選択メモリセルに関して、電流ソース回路から選択メモリセルを経て電流シンク回路に至る経路は書き込みデータによらずに同じである。このため、p型MOSFETが電流ソース回路と接続され且つn型MOSFETが電流シンク回路と接続される状態(第1状態)と、p型MOSFETが電流シンク回路と接続され且つn型MOSFETが電流ソース回路と接続される状態(第2状態)とが、起こり得る。
第1状態では、p型MOSFETの一端が電源電位Vddと接続され、n型MOSFETの一端が接地電位Vssと接続されるので、いずれのMOSFETも閾値落ちは発生しない。しかしながら、第2状態では、p型MOSFETの一端が接地電位と接続され、n型MOSFETの一端が電源電位と接続される。このため、2つのMOSFETの両方によって閾値落ちが発生し、メモリセルに印加される電圧は大きく低下する。このため、この手法は採用できない。
以下に、このような知見に基づいて構成された本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
(第1実施形態)
図2は、本発明の第1実施形態に係る磁気記憶装置(MRAM)の回路構成を示している。図2に示すように、複数のメモリセル1が行列状に配置されている。各メモリセル1は、直列接続された磁気抵抗素子2と選択トランジスタ3とから構成される。
磁気抵抗素子2は、スピン偏極した電子の電子流(スピン偏極した電流)を、2つの端子の一端から他端、他端から一端に供給されることによって、2つの定常状態の一方を取るように構成された素子である。各定常状態を、“0”データ、“1”データに対応させることによって、磁気抵抗素子2は2値のデータを記憶できる。
磁気抵抗素子2は、最も典型的な例として、例えば、図3に示すように、少なくとも順に積層された、強磁性材料からなる固定層103、非磁性材料からなる中間層102、強磁性材料からなる自由層(記録層)101を含む。
なお、自由層101および(または)固定層103は、複数のサブレイヤーからなる積層構造とすることも可能である。固定層103の磁化方向は固定されている。これは、例えば、固定層103の、非磁性層と反対の面上に反強磁性層104を設けることにより行うことができる。
一方、自由層101の磁化方向に関しては、このような固着化機構を設けない。よって、自由層101の磁化方向は可変である。
中間層102は、非磁性金属、非磁性半導体、絶縁膜等から構成される。
さらに、自由層101の非磁性層102と反対の面上、反強磁性層104の固定層103と反対の面上には、それぞれ、電極105、106が設けられていても良い。
固定層103の磁化方向に反平行な方向を向いた自由層101の磁化を反転させて、固定層103の磁化方向に平行な方向に向けるには、固定層103から自由層101に向けて電子流を流す。一般に、ある磁性体を通過する電子流のうちの多くは、この磁性体の磁化方向と平行なスピンを有しているため、固定層103を通過した電子流のうちの多くは、固定層103の磁化方向と平行なスピンを有する。この電子流が、自由層101の磁化に対して働くトルクに主要な寄与をする。なお、残りの電子流は、固定層103の磁化方向と反平行なスピンを有する。
逆に、固定層103の磁化方向に平行な方向を向いた自由層101の磁化を反転させて、固定層103の磁化方向に反平行な方向に向けるには、自由層101から固定層103に向けて電子流を流す。この電子流は、自由層101を透過し、このうちの固定層103の磁化方向に反平行なスピンを有する電子の多くは、固定層103により反射されて自由層101に戻ってくる。そして、自由層101に再度流入し、固定層103の磁化方向に反平行なスピンを有する電子が、自由層101の磁化に対して働くトルクに主要な寄与をする。なお、自由層101を透過した、固定層103の磁化方向に反平行なスピンを有する電子の一部は、少数であるが、固定層103を透過する。
自由層101、固定層103に用いる強磁性材料として、例えばCo、Fe、Ni、またはこれらを含む合金を用いることができる。反強磁性層104の材料としては、Fe−Mn、Pt−Mn、Pt−Cr−Mn、Ni−Mn、Pd−Mn、NiO、Fe23、磁性半導体などを用いることができる。
中間層102として非磁性金属を用いる場合には、Au、Cu、Cr、Zn、Ga、Nb、Mo、Ru、Pd、Ag、Hf、Ta、W、Pt、Biのうちのいずれか、あるいは、これらのいずれか1種以上を含む合金を用いることができる。また、中間層102をトンネルバリア層として機能させる場合には、Al23、SiO2、MgO、AlNなどを用いることができる。
図2に示すように、同じ行の各選択トランジスタ3のゲート電極は、1つの選択線4と接続され、各選択線4はロウデコーダ5に接続される。書き込みまたは読み出しの際に、ロウデコーダ5にはアドレス信号が供給され、このアドレス信号により特定されるアドレスのメモリセル1と接続された選択線4が活性化される。
同じ列の各メモリセル1は、磁気抵抗素子2側で接続線11と接続され、選択トランジスタ3側で接続線12と接続される。各接続線11、12の各一端は、p型のMOSFET13、14の一端とそれぞれ接続される。各接続線11、12の他端は、n型のMOSFET15、16の各一端とそれぞれ接続される。
トランジスタ13、14の他端は共通線17と接続される。トランジスタ15、16の他端は、共通線18と接続される。
共通線17は、電流ソース回路21と接続される。電流ソース回路21は、書き込みの際に共通線17に書き込み電流を供給する機能を有しており、例えば、直列接続された定電流源22とトランジスタ等のスイッチ回路23とから構成される。スイッチ回路23の、定電流源21と反対の端部が共通線17と接続される。
共通線18は、電流シンク回路24と接続される。電流シンク回路24は、書き込みの際に共通線18から書き込み電流を引き抜く機能を有しており、例えば、共通線18を接地(共通電位端)に接続する構造を有する。
トランジスタ13乃至16のゲート電極は、図4に示すように、制御回路6と接続される。制御回路6は、外部から供給されるアドレス信号に応じて、トランジスタ13乃至16のオン、オフを制御する。
次に、図2の磁気記憶装置の動作について、図5、図6を参照して説明する。図5、図6は、互いに異なるデータが書き込まれる場合の状態を示している。図5は、図2の磁気抵抗素子2から選択トランジスタ3の方向に書き込み電流が流れる(例えば“0”データ書き込み)場合を示している。図6は、図2の選択トランジスタ3から磁気抵抗素子2の方向に書き込み電流が流れる(例えば“1”データ書き込み)場合を示している。図5、図6において、オンとされるトランジスタは破線により囲まれている。なお、スタンバイ時は、図2に示すように、選択トランジスタ3、トランジスタ13乃至16はオフとされている。
図5に示すように、書き込み対象のメモリセル1(選択メモリセル)の選択トランジスタ3aのゲート電極と接続された選択線4aが活性化されることにより、選択トランジスタ3aがオンとされる。次に、選択メモリセル1を含んだ列において、トランジスタ13、16がオンとされる。トランジスタ14、15はオフを維持する。また、選択メモリセルを含んだ列以外の列のトランジスタ13乃至16はオフを維持している。
この状態で、電流ソース回路21、電流シンク回路24が駆動される。すなわち、電流ソース回路21内のトランジスタ23がオンとされる。この結果、電流ソース回路21から選択メモリセル1を介して電流シンク回路24に至る電流経路が形成されて書き込み電流が流れる。書き込み電流は、選択メモリセル1の磁気抵抗素子(選択磁気抵抗素子)2aを第1方向(磁気抵抗素子2から選択トランジスタ3に向かう方向)に流れて、メモリセル1が保持し得る2つのデータのうちの一方(例えば“0”データ)が書き込まれる。
同様に、図6に示すように、選択メモリセル1の選択トランジスタ3aがオンとされ、選択メモリセル1を含んだ列において、トランジスタ14、15がオンとされる。トランジスタ13、16はオフを維持している。選択メモリセルを含んだ列以外の列のトランジスタ13乃至16はオフを維持している。この状態で、電流ソース回路21、電流シンク回路24が駆動されることにより、選択磁気抵抗素子2aを第1方向と反対の第2方向(選択トランジスタ3から磁気抵抗素子2に向かう方向)に書き込み電流が流れる。この結果、メモリセル1が保持し得る2つのデータのうちの他方(例えば“1”データ)が書き込まれる。
以上の構成および書き込み動作により、各書き込みデータの書き込みに対して専用の書き込み電流経路が設けられる。このため、書き込みデータによらずに、p型MOSFET13、14のソース電極は電流ソース回路21と接続され、n型MOSFET15、16のソース電極は電流シンク回路24と接続される。よって、閾値落ちが発生しない。
次に、図7を参照して、トランジスタ13乃至16の制御の変形例について説明する。図7は、第1実施形態の変形例を示しており、スタンバイ時の状態を示している。図7に示すように、スタンバイ時、トランジスタ13、14は、図2と同様に全てオフとされている。一方、トランジスタ15、16は全てオンとされている。こうすることによって、メモリセル1の両端子は、書き込み動作および読み出し動作後に常に接地電位に設定される。このため、書き込み時に各メモリセルの電位変動の開始点が統一されて、書き込み動作が安定する。
書き込み時には、図5、図6の状態と同じになるように、選択メモリセルを含む列のトランジスタ15、またはトランジスタ16をオンに維持したまま、残りのトランジスタ15、16がオフとされる。
以上述べたように、本発明の第1実施形態に係る磁気記憶装置によれば、閾値落ちが発生しない。このため、メモリセル1への印加電圧が、閾値落ちがない場合よりもトランジスタ13乃至16の閾値電圧による降下分、低下することを回避できる。
一方、第1実施形態によれば、上記のように、各書き込みデータの書き込みに対して専用の書き込み電流経路が設けられているので、閾値落ちによるメモリセル1への印加電圧の低下は生じない。この結果、動作マージンが大きく、効率的にメモリセルに書き込み電流を供給可能な磁気記憶装置を実現できる。
なお、特許文献2には、直列接続されたトランジスタQ1、Q3の接続ノードをコイルL1の一端に接続し、直列接続されたトランジスタQ2、Q4の接続ノードをコイルL2の他端に接続することにより、コイルL2に2方向の電流を供給可能な構成が開示されている。
しかしながら、特許文献2が開示するのは単に電流を2方向に流すことを可能にする構成であり、各トランジスタQ1乃至Q4は全て同じ導電型(n型)のMOSFETである。このため、p型、n型のMOSFETを併用して、閾値落ちによる電圧降下を回避できる第1実施形態とは大きく異なる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、隣接する2つのメモリセルアレイが電流ソース回路を共用する構成に関する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る磁気記憶装置の回路構成を示している。図8に示すように、図2に示すように相互に接続された、行列状のメモリセル1からなるメモリセルアレイ、選択線4、ロウデコーダ5、接続線11、12、トランジスタ13乃至16、共通線18、電流シンク回路24からなる組が、1つの共通線17に対して、2組設けられている。共通線17には、電流ソース回路21が接続されている。
スタンバイ時、トランジスタ13乃至16は全てオフとされている。書き込み時、選択メモリセル1を含む列のトランジスタ13とトランジスタ16、またはトランジスタ14とトランジスタ15が、図5、図6のように、オンとされる。その他のトランジスタ13乃至16はオフを維持する。
なお、スタンバイ時、図7と同じく、トランジスタ15、16をオンにしておくことによって、メモリセル1の両端の端子を接地電位に固定することもできる。この制御の場合、書き込み時、図7に関して記載した説明のように、選択メモリセル1を含む列のトランジスタ15、16の一方と、選択メモリセル1を含む列以外の列のトランジスタ15、16はオフとされる。
本発明の第2実施形態に係る磁気記憶装置によれば、第1実施形態と同じく、各書き込みデータの書き込みに対して専用の書き込み電流経路が設けられ、書き込みデータによらずに、p型MOSFET13、14のソースは電流ソース回路21と接続され、n型MOSFET15、16のソースは電流シンク回路24と接続される。このため、閾値落ちは発生せず、第1実施形態と同じ効果を得られる。
さらに、第2実施形態によれば、2つのメモリセルアレイが1つの電流ソース回路21を共用する。このため、各メモリセルアレイに1組の電流ソース回路21、電流シンク回路24が設けられる場合よりも磁気記憶装置の平面面積を小さくすることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、隣接する2つのメモリセルアレイが電流シンク回路を共用する構成に関する。
図9は、本発明の第3実施形態に係る磁気記憶装置の回路構成を示している。図9に示すように、図2に示すように相互に接続された、行列状のメモリセル1からなるメモリセルアレイ、選択線4、ロウデコーダ5、接続線11、12、トランジスタ13乃至16、共通線17、電流ソース回路21からなる組が、1つの共通線18に対して、2組設けられている。共通線18には、電流シンク回路24が接続されている。
スタンバイ時、トランジスタ13乃至16は全てオフとされている。書き込み時、選択メモリセル1を含む列のトランジスタ13とトランジスタ16、またはトランジスタ14とトランジスタ15が、図5、図6のように、オンとされる。その他のトランジスタ13乃至16はオフを維持する。
なお、スタンバイ時、図7と同じく、トランジスタ15、16をオンとすることによって、メモリセル1の両端の端子を接地電位に固定することもできる。この制御の場合、書き込み時、図7に関して記載した説明のように、選択メモリセルを含む列のトランジスタ15、16の一方と、選択メモリセル1を含む列以外の列のトランジスタ15、16はオフとされる。
本発明の第3実施形態に係る磁気記憶装置によれば、第1実施形態と同じく、各書き込みデータの書き込みに対して専用の書き込み電流経路が設けられ、書き込みデータによらずに、p型MOSFET13、14のソースは電流ソース回路21と接続され、n型MOSFET15、16のソースは電流シンク回路24と接続される。このため、閾値落ちは発生せず、第1実施形態と同じ効果を得られる。
さらに、第3実施形態によれば、2つのメモリセルアレイが1つの電流シンク回路24を共用する。このため、各メモリセルアレイに1組の電流ソース回路21、電流シンク回路24が設けられる場合よりも磁気記憶装置の平面面積を小さくすることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態は、トランジスタ13乃至16のオン、オフを制御するための構成(制御回路6)に関する。
図10は、本発明の第4実施形態に係る磁気記憶装置の回路構成を示している。図10に示すように、各トランジスタ13に対してナンド回路31が設けられる。ナンド回路31の出力は、対応するトランジスタ13のゲート電極に供給される。
各トランジスタ14に対してナンド回路32が設けられる。ナンド回路32の出力は、対応するトランジスタ14のゲート電極に供給される。
各トランジスタ15に対して、直列接続されたナンド回路33およびインバータ回路35が設けられる。インバータ回路35の出力は、対応するトランジスタ15のゲート電極に供給される。
各トランジスタ16に対して、直列接続されたナンド回路34およびインバータ回路36が設けられる。インバータ回路36の出力は、対応するトランジスタ16のゲート電極に供給される。
ナンド回路31乃至34、インバータ回路35、36は、図4の制御回路6の一部を構成する。
第1列(図10の左側の列)のナンド回路31乃至34の各第1入力端には、第1列を選択するための列選択信号CSL0が供給される。第2列(図10の右側の列)のナンド回路31乃至34の各第1入力端には、第2列を選択するための列選択信号CSL1が供給される。
各列のナンド回路31の第2入力端には、データ決定信号LSELTが供給される。各列のナンド回路32の第2入力端には、データ決定信号HSELTが供給される。各列のナンド回路33の第2入力端には、データ決定信号HSELBが供給される。各列のナンド回路34の第2入力端には、データ決定信号LSELBが供給される。
上記した以外の構成については、第1実施形態(図2)と同じである。
書き込みの際、第1列のメモリセル1を選択するには、列選択信号CSL0がハイレベルとされる。第2列のメモリセル1を選択するには、列選択信号CSL1がハイレベルとされる。列選択信号CSL0、CSL1の一方がハイレベルとされた状態で、第1データ(例えば“0”データ)を書き込むには、データ決定信号LSELT、LSELBがともにハイレベルとされる。この制御により、選択メモリセル1を含む列において、トランジスタ13、16がオンとされる。また、選択メモリセル1の選択トランジスタ3がオンとされ、電流ソース回路21が駆動されることにより、選択メモリセル1に第1データが書き込まれる。
一方、第2データ(例えば“1”データ)を書き込むには、列選択信号CSL0、CSL1の一方がハイレベルとされた状態で、データ決定信号HSELTと、HSELBがともにハイレベルとされる。この制御により、選択メモリセル1を含む列において、トランジスタ14、15がオンとされる。この後、選択メモリセル1の選択トランジスタ3がオンとされ、電流ソース回路21が駆動される。
トランジスタ13乃至16を制御するための構成を、第1実施形態に関してのみ説明したが、第2、第3実施形態のトランジスタ13乃至16の制御も、全く同様の方法によって可能である。
なお、図10では、図の簡略化のために2列のみを示している。3列以上の構成も、選択的にハイレベルとされる列選択線を列と同数設けることにより、実現できる。電流ソース回路21、電流シンク回路24は、各列によって共用される。
本発明の第4実施形態に係る磁気記憶装置によれば、第1実施形態と同じ効果を得られる。
(第5実施形態)
第5実施形態は、第1実施形態のトランジスタ13乃至16のオン、オフを制御するための構成(制御回路6)に関する。
図11は、本発明の第5実施形態に係る磁気記憶装置の回路構成を示している。図11に示すように、第1列(図11の左側の列)のトランジスタ13、14の各他端は共通線17(17a)を介して電流ソース回路21(21a)と接続されている。第2列(図11の左側の列)のトランジスタ13、14の各他端は共通線17(17b)を介して電流ソース回路21(21b)と接続されている。
2列のトランジスタ13に対して1つのナンド回路41が設けられる。ナンド回路41の出力は、各トランジスタ13のゲート電極に供給される。
2列のトランジスタ14に対して1つのナンド回路42が設けられる。ナンド回路42の出力は、各トランジスタ14のゲート電極に供給される。
2列のトランジスタ15に対して、1組の直列接続されたナンド回路43およびインバータ回路45が設けられる。インバータ回路45の出力は、各トランジスタ15のゲート電極に供給される。
2列のトランジスタ16に対して、1組の直列接続されたナンド回路44およびインバータ回路46が設けられる。インバータ回路46の出力は、各トランジスタ16のゲート電極に供給される。
ナンド回路41乃至44、インバータ回路45、46は、図4の制御回路6の一部を構成する。
ナンド回路41乃至44の第1入力端には、第1列および第2列を選択するための列選択信号CSL0が供給される。ナンド回路41の第2入力端には、データ決定信号LSELTが供給される。ナンド回路42の第2入力端には、データ決定信号HSELTが供給される。ナンド回路43の第2入力端には、データ決定信号HSELBが供給される。ナンド回路44の第2入力端には、データ決定信号LSELBが供給される。
上記した以外の構成については、第1実施形態(図2)と同じである。
第1列または第2列のメモリセル1に第1データ(例えば“0”データ)を書き込むには、列選択信号CSL0がハイレベルの状態で、データ決定信号LSELT、LSELBがともにハイレベルとされる。この制御により、第1、第2列において、トランジスタ13、16がオンとされる。次に、選択メモリセル1の選択トランジスタ3がオンとされる。この状態で、選択メモリセル1が第1列にある場合、第1列と接続された電流ソース回路21aが駆動され、第2列にある場合第2列と接続された電流ソース回路21bが駆動される。
一方、第2データ(例えば“1”データ)を書き込むには、列選択信号CSL0がハイレベルの状態で、データ決定信号HSELT、HSELBがともにハイレベルとされる。この制御により、第1、第2列において、トランジスタ14、15がオンとされる。次に、選択メモリセル1の選択トランジスタ3がオンとされる。この状態で、選択メモリセル1が第1列にある場合、第1列と接続された電流ソース回路21aが駆動され、第2列にある場合第2列と接続された電流ソース回路21bが駆動される。
トランジスタ13乃至16を制御するための構成を、第1実施形態に関してのみ説明したが、第2、第3実施形態のトランジスタ13乃至16の制御も、全く同様の方法によって可能である。
なお、図11では、図の簡略化のために2列のみを示している。4列、6列等の2n(nは自然数)の構成も、図11に示される2列の構成を複数個設け、選択的にハイレベルとされる複数の列選択信号を各2列に対して設けることにより実現できる。電流ソース回路21aは各2列の一方の列によって共用され、電流シンク回路21bは各2列の他方の列によって共用される。電流シンク回路24は、各列によって共用される。
本発明の第5実施形態に係る磁気記憶装置によれば、第1実施形態と同じ効果を得られる。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
一般に考えられるスピン注入方式の磁気記憶装置の回路図。 第1実施形態に係る磁気記憶装置の回路図。 磁気抵抗素子の側面図。 磁気記憶装置の制御回路を示す図。 磁気記憶装置の書き込み状態を示す図。 磁気記憶装置の書き込み状態を示す図。 第1実施形態の変形例を示す。 第2実施形態に係る磁気記憶装置の回路図。 第3実施形態に係る磁気記憶装置の回路図。 第4実施形態に係る磁気記憶装置の回路図。 第5実施形態に係る磁気記憶装置の回路図。
符号の説明
1…メモリセル、2…磁気抵抗素子、3…選択トランジスタ、4…選択線、5…ロウデコーダ、6…制御回路、11、12…接続線、13、14…pMOSFET、15、16…nMOSFET、17、18…共通線、21…電流ソース回路、24…電流シンク回路。

Claims (5)

  1. 第1端および第2端を有し、前記第1端から前記第2端に向かう電流を供給されることにより第1データを書き込まれ、前記第2端から前記第1端に向かう電流を供給されることにより第2データを書き込まれる、第1磁気抵抗素子と、
    一端を前記第1端と接続された第1p型MOSFETと、
    一端を前記第2端と接続された第2p型MOSFETと、
    一端を前記第1端と接続された第1n型MOSFETと、
    一端を前記第2端と接続された第2n型MOSFETと、
    前記第1、第2p型MOSFETの各他端と接続され、電流を供給する第1電流ソース回路と、
    前記第1、第2n型MOSFETの各他端と接続され、電流を引き抜く第1電流シンク回路と、
    を具備することを特徴とする磁気記憶装置。
  2. 前記第1磁気抵抗素子に前記第1データが書き込まれる際、前記第1p型MOSFETと前記第2n型MOSFETとがオンとされ、前記第2p型MOSFETと前記第1n型MOSFETとがオフとされ、
    前記第1磁気抵抗素子に前記第2データが書き込まれる際、前記第2p型MOSFETと前記第1n型MOSFETとがオンとされ、前記第1p型MOSFETと前記第2n型MOSFETとがオフとされる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
  3. 前記第1、第2n型MOSFETが、スタンバイ時にオンとされていることを特徴とする請求項2に記載の磁気記憶装置。
  4. 第3端および第4端を有し、前記第3端から前記第4端に向かう電流または前記第3端から前記第4端に向かう電流を供給されることによりデータを書き込まれる、第2磁気抵抗素子と、
    前記第3端と前記第1電流ソース回路との間に接続された第3p型MOSFETと、
    前記第4端と前記第1電流ソース回路との間に接続された第4p型MOSFETと、
    一端を前記第3端と接続された第3n型MOSFETと、
    一端を前記第4端と接続された第4n型MOSFETと、
    前記第3、第4n型MOSFETの各他端と接続され、電流を引き抜く第2電流シンク回路と、
    をさらに具備する請求項1に記載の磁気記憶装置。
  5. 第3端および第4端を有し、前記第3端から前記第4端に向かう電流または前記第3端から前記第4端に向かう電流を供給されることによりデータを書き込まれる、第2磁気抵抗素子と、
    前記第3端と前記第1電流シンク回路との間に接続された第3n型MOSFETと、
    前記第4端と前記第1電流シンク回路との間に接続された第4n型MOSFETと、
    一端を前記第3端と接続された第3p型MOSFETと、
    一端を前記第4端と接続された第4p型MOSFETと、
    前記第3、第4p型MOSFETの各他端と接続され、電流を供給する第2電流ソース回路と、
    をさらに具備する請求項1に記載の磁気記憶装置。
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