JP2009211792A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、MRAMにおいて、通常モード時における参照電流のようなバラツキを抑制でき、不良ビット判定試験を精度よく行うことができるようにする。
【解決手段】たとえば、テストモードにおいて、センスアンプSAの相補の入力ノードの一方には、ゲート端子に電圧VCLMPが印加される読み出し電圧制御用のn型MOSFET10aを介して、アドレス信号に応じて複数のメモリセルMCの内から選択される1つのメモリセルMCが接続される。また、コントローラ12の制御により、センスアンプSAの相補の入力ノードの他方には、ゲート端子に電圧VREFが印加される参照電圧制御用のn型MOSFET10bおよびスイッチ回路11を介して、基準電圧端子(VSS)が接続される構成となっている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体記憶装置に関するもので、たとえば、テスト回路を備えた抵抗変化メモリに関するものである。
半導体記憶装置として、メモリセルに抵抗変化素子を用いた抵抗変化メモリが知られている。この抵抗変化メモリの読み出し方法において、読み出し電圧を印加したメモリセルに流れる読み出し電流と、参照電圧を印加した参照セルに流れる参照電流とを、電流比較回路(電流センスアンプ)で比較することにより、メモリセルの抵抗状態を判別する方法がある。この方法は、メモリセルと同様な電気特性を有する参照セルを使用した差動増幅方式であるため、電源電圧変動および温度変動などの変化を補償することによって、動作範囲を広げられるという利点がある。しかし、参照セルの抵抗値にバラツキがあるため、参照電流にもバラツキが生じてしまう。
なお、上記した抵抗変化メモリの読出し方法に関連して、正規メモリセルと同様に構成されたダミーセルを用いてデータ読み出しを実行することが可能な薄膜磁性体記憶装置が、すでに提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
ところで、抵抗変化メモリには、少数不良ビットとして、抵抗変化素子の抵抗値が異常に大きいビット(オープンビット)、あるいは、異常に小さいビット(ショートビット)などがある。これらの少数不良ビットは、冗長ビットによる置換で救済することができる。そのためには、少数不良ビットを特定する必要がある。その方法としては、センスアンプを使用して、境界参照電流よりも抵抗値が小さいものをショートビット、大きいものをオープンビット、と判定する方法がある。しかしながら、上記の差動増幅方式の場合、参照電流の値にバラツキがあるため、精度のよい不良ビットの判定が困難であった。
特開2003−297072号公報
本発明は、通常モード時における参照電流のようなバラツキを抑制でき、不良ビット判定試験を精度よく行うことが可能な半導体記憶装置を提供する。
本願発明の一態様によれば、第1ノードと第2ノードとに流れる電流の大きさを比較するセンスアンプと、前記第1ノードにドレイン端子が接続される第1MOSFETと、前記第2ノードにドレイン端子が接続される第2MOSFETと、前記第1MOSFETのソース端子に接続されるメモリセルと、参照セルと、通常動作時には前記第2MOSFETのソース端子と前記参照セルとを接続し、テスト動作時には前記第2MOSFETのソース端子と基準電圧端子とを接続する接続制御回路とを具備したことを特徴とする半導体記憶装置が提供される。
また、本願発明の一態様によれば、第1ノードと第2ノードとに流れる電流の大きさを比較するセンスアンプと、前記第1ノードにドレイン端子が接続される第1MOSFETと、前記第2ノードにドレイン端子が接続される第2MOSFETと、前記第2MOSFETのソース端子に接続される参照セルと、メモリセルと、通常動作時には前記第1MOSFETのソース端子と前記メモリセルとを接続し、テスト動作時には前記第1MOSFETのソース端子と基準電圧端子とを接続する接続制御回路とを具備したことを特徴とする半導体記憶装置が提供される。
さらに、本願発明の一態様によれば、第1ノードと第2ノードとに流れる電流の大きさを比較するセンスアンプと、前記第1ノードにドレイン端子が接続される第1MOSFETと、前記第2ノードにドレイン端子が接続される第2MOSFETと、メモリセルと、参照セルと、通常動作時に、前記第1MOSFETのソース端子と前記メモリセルとを接続し、前記第2MOSFETのソース端子と前記参照セルとを接続する接続制御回路とを具備し、前記接続制御回路は、テスト動作時には、前記第1MOSFETのソース端子と前記メモリセルとを接続し、前記第2MOSFETのソース端子と基準電圧端子とを接続する、もしくは、前記第2MOSFETのソース端子と前記参照セルとを接続し、前記第1MOSFETのソース端子と基準電圧端子とを接続することを特徴とする半導体記憶装置が提供される。
本発明によれば、通常モード時における参照電流のようなバラツキを抑制でき、不良ビット判定試験を精度よく行うことが可能な半導体記憶装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、図面は模式的なものであり、各図面の寸法および比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係および/または比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。特に、以下に示すいくつかの実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための装置および方法を例示したものであって、構成部品の形状、構造、配置などによって、本発明の技術思想が特定されるものではない。この発明の技術思想は、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることができる。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがった半導体記憶装置の構成例を示すものである。なお、本実施形態では、メモリセルとして機能する磁気抵抗効果(MR)素子のテスト回路を備えた、抵抗変化メモリとしての磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)を例に、その主要部について説明する。
図1に示すように、メモリセルアレイには、メモリセルMCおよび参照セルRCが行列状に配置されている。メモリセルMCは、直列に接続された、MR(磁気抵抗効果)素子MRMと選択トランジスタTMとからなる。参照セルRCは、直列に接続された、MR素子MRRと選択トランジスタTRとからなる。選択トランジスタTM,TRは、たとえば、n型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)から構成される。
MR素子MRM,MRRは、内部の磁化状態に応じて、少なくとも2つの定常状態を取り得る抵抗変化素子である。より具体的には、MR素子MRM,MRRは、スピン偏極した電子の電子流(スピン偏極した電流)が、2つの端子の一端から他端、他端から一端に供給されることによって、低抵抗状態または高抵抗状態を取るように構成される。2つの抵抗状態の一方を“0”データ、他方を“1”データに対応させることによって、MR素子MRM,MRRは2値のデータを記憶できる。
参照セルRCのMR素子MRRは、メモリセルMCのMR素子MRMと同じ工程で形成される。このため、膜厚、材料などは同じである。しかしながら、MR素子MRRは、内部の磁化状態が実質的に変化しないように構成される。
ここで、図2を参照して、MR素子MRM,MRRについて説明する。図2は、MR素子MRM,MRRとして利用可能なMR素子MRの断面図である。MR素子MRは、最も典型的な例として、たとえば図2に示すように、順に積層された、強磁性材料からなる固定層103、非磁性材料からなる中間層102、強磁性材料からなる自由層(記録層)101を、少なくとも含んでいる。自由層101および(または)固定層103は、複数のサブレイヤーからなる積層構造とすることも可能である。
固定層103の磁化方向は固定される。これは、たとえば固定層103の、中間層102と反対の面上に反強磁性層(固着化機構)104を設けることにより実現できる。
一方、自由層101の磁化方向に関しては、このような固着化機構は設けられない。よって、自由層101の磁化方向は可変である。自由層101の磁化容易軸および固定層103の磁化方向は、自由層101、中間層102、固定層103が相互に接する面に沿った方向を向いている。すなわち、MR素子MRは、いわゆる面内磁化を有する。
さらに、自由層101の中間層102と反対の面上、反強磁性層104の固定層103と反対の面上には、それぞれ、電極105,106が設けられていてもよい。
固定層103の磁化方向に反平行な方向を向いた自由層101の磁化を反転させて、固定層103の磁化方向に平行な方向に向けるには、固定層103から自由層101に向けて電子流を流す。逆に、固定層103の磁化方向に平行な方向を向いた自由層101の磁化を反転させて、固定層103の磁化方向に反平行な方向に向けるには、自由層101から固定層103に向けて電子流を流す。
自由層101および固定層103の強磁性材料としては、たとえばCo、Fe、Ni、または、これらを含む合金を用いることができる。反強磁性層104の材料としては、たとえばFe−Mn、Pt−Mn、Pt−Cr−Mn、Ni−Mn、Pd−Mn、NiO、Fe2 O3 、磁性半導体などを用いることができる。
中間層102としては、非磁性金属、非磁性半導体、絶縁膜などを用いることができる。中間層102に非磁性金属を用いる場合には、たとえば、Au、Cu、Cr、Zn、Ga、Nb、Mo、Ru、Pd、Ag、Hf、Ta、W、Pt、Biのうちのいずれか、あるいは、これらのいずれか1種以上を含む合金が用いられる。また、中間層102をトンネルバリア層として機能させる場合には、Al2 O3 、SiO2 、MgO、AlNなどを用いることができる。
なお、MR素子MRとしては、図2の上下が反転した形のものであってもよい。また、自由層101および固定層103の磁化は、MR素子MRの各層を貫く方向に沿っていてもよい。すなわち、MR素子MRが、いわゆる垂直磁化を有していてもよい。
MRAMは、任意の1つのメモリセルMCのMR素子(セル用MR素子)MRMに、セル用MR素子MRMを低抵抗状態に設定する方向の電流と、高抵抗状態に設定する方向の電流と、を供給することが可能に構成される。このような電流を流すことは、様々な構成によって実現可能であり、この構成によって本発明は限定されない。以下に、一例について説明する。
たとえば図1に示すように、任意の列(図1では、例として第3列)が、参照セルRC用に割り当てられる。参照セルRCのMR素子MRRの自由層101は、磁化が反転しないように構成されており、たとえば固定される。
メモリセルMCおよび参照セルRCの各一端(たとえば、MR素子側)は、それぞれビット線BM1,BR1と接続されている。各ビット線BM1,BR1は、それぞれ、スイッチ回路SM1,SR1を介して、周辺回路P1と接続されている。周辺回路P1は、書き込み回路WCを含んでいる。
メモリセルMCおよび参照セルRCの各他端(たとえば、選択トランジスタ側)は、それぞれビット線BM2,BR2と接続されている。各ビット線BM2,BR2は、それぞれ、スイッチ回路SM2,SR2を介して、周辺回路P2と接続されている。周辺回路P2は、書き込み回路WCおよび読み出し回路RBを含んでいる。
スイッチ回路SM1,SM2は、アクセス対象のメモリセルMCを特定するアドレス信号に応じた信号にしたがってオン/オフする。また、スイッチ回路SR1,SR2は、読み出し時にオンされる。スイッチ回路SM1,SM2,SR1,SR2は、たとえばMOSFETによって構成される。そして、周辺回路P1,P2は、アクセス対象のメモリセルMCに接続されたビット線BM1,BM2と接続されたスイッチ回路SM1,SM2がオンされることにより、アクセス対象のメモリセルMCと電気的に接続される。
書き込み回路WCは、電流ソース/シンク回路を含んでいる。電流ソース/シンク回路は、接続されたビット線BM1,BM2に電流を供給する機能と、接続されたビット線BM1,BM2から電流を引き抜く機能とを有する。
第n(nは自然数)行目の選択トランジスタTM,TRのゲート端子(電極)は、ワード線WLnと接続されている。ワード線WLnは、ロウデコーダRDと接続されている。ロウデコーダRDは、MRAMの外部から供給されたアドレス信号によって指定されるワード線WLnを活性化する。
読み出し回路RBは、読み出し電流を供給するための供給回路およびセンスアンプなどを含んでいる。読み出し電流の供給回路は、読み出し時に、セル用MR素子MRMが、その磁化の状態に応じて保持するデータを検出することが可能な程度の大きさの電流を、セル用MR素子MRMに供給する。センスアンプは、MR素子MRM,MRRに流れる電流から、その抵抗状態を判別する。
図1の例では、書き込み回路WCが、メモリセルアレイの両端にそれぞれ配置されている。しかしながら、この例に限らず、上記のように任意のメモリセルMCに双方向の電流を流すことが可能な構成であれば、書き込み回路WCはどのように実現されても構わない。たとえば、1対の書き込み回路WCが、共にメモリセルアレイの上側または下側に配置されていてもよい。
同様に、図1の例では、読み出し回路RBは、ビット線BM2,BR2の上端に接続されているが、この例に限らない。セル用MR素子MRMに読み出し電流を流して、抵抗状態を判別することが可能な構成であれば、任意の形態で実現可能である。たとえば、ビット線BM2,BR2の下端と接続されていてもよいし、ビット線BM1,BR1と接続されていてもよい。
あるメモリセルMCにデータを書き込む際、この書き込み対象のメモリセルMC内の選択トランジスタTMがオンされ、この書き込み対象のメモリセルMCを含むメモリセル列のビット線BM1,BM2と接続されたスイッチ回路SM1,SM2がオンされる。そして、2つの書き込み回路WCのうちの書き込みデータに応じた一方が電流ソース回路として機能し、他方が電流シンク回路として機能する。この結果、書き込み回路WCの相互間を、スイッチ回路SM1、ビット線BM1、書き込み対象のメモリセルMC、ビット線BM2、スイッチ回路SM2を介して、書き込み電流が流れる。
図3は、テスト回路を含む、読み出し回路の構成例(機能ブロック)を示すものである。ここでは、主に、センスアンプSAとメモリセルMCおよび参照セルRCとを1つずつ取り出して示している。
図3において、センスアンプSAの相補の入力ノードの一方(第1ノードNM)には、メモリセルMCの読み出し電圧制御用のn型MOSFET10aのドレイン端子が接続されている。n型MOSFET10aのゲート端子には、電圧VCLMPが印加される。n型MOSFET10aのソース端子には、アドレス信号に応じて複数のメモリセルMCの内から選択される1つのメモリセルMCが接続されるようになっている。
これに対し、センスアンプSAの相補の入力ノードの他方(第2ノードNR)には、参照セルRCの参照電圧制御用のn型MOSFET10bのドレイン端子が接続されている。n型MOSFET10bのゲート端子には、電圧VREFが印加される。n型MOSFET10bのソース端子には、スイッチ回路11を介して、基準電圧端子(VSS)または複数の参照セルRCの内から選択される1つの参照セルRCが接続されるようになっている。
スイッチ回路11は、コントローラ12によって制御される。たとえば、通常モード(読み出し時)では、参照セルRCをn型MOSFET10bのソース端子に接続するように切り換えられ、テストモードでは、基準電圧端子(VSS)をn型MOSFET10bのソース端子に接続するように切り換えられる。
なお、図中に示すMUX13は、それぞれ、複数のメモリセルMCの内から選択される1つのメモリセルMCの、ビット線BM1,BM2およびワード線WLnなどとの接続を制御するための回路であり、スイッチ回路SM1,SM2を含む。また、複数の参照セルRCの内から選択される1つの参照セルRCの、ビット線BR1,BR2およびワード線WLnなどとの接続を制御するための回路であり、スイッチ回路SR1,SR2を含む。
また、コントローラ12およびn型MOSFET10a,10bのゲート端子(電圧VCLMP,電圧VREF)は、たとえば、外部のテスタ(図示していない)によって制御される。
本実施形態の場合、たとえば、スイッチ回路11およびコントローラ12によって接続制御回路が構成され、センスアンプSA、n型MOSFET10b、スイッチ回路11、コントローラ12、および、基準電圧端子(VSS)によって、テスト回路が構成されている。
このような構成において、まず、通常モードにおける動作について説明する。読み出し時、読み出し電圧は“VCLMP−n型MOSFET10aの閾値電圧”の近傍の値に調整され、参照電圧は“VREF−n型MOSFET10bの閾値電圧”の近傍の値に調整される。また、コントローラ12によってスイッチ回路11が制御されて、参照電圧制御用のn型MOSFET10bのソース端子が参照セルRCと接続される。これにより、メモリセルMCには読み出し電圧に応じた読み出し電流が流れ、参照セルRCには参照電圧に応じた参照電流(Iref)が流れる。
なお、参照電流の値は、メモリセルMCの“0”データに相当する電流値と“1”データに相当する電流値との中間値になるように、電圧VREFにより調整される。この場合、参照電圧制御用のn型MOSFET10bは参照電圧を制御するためのソースフォロワとして機能する。
ここで、複数のメモリセルMCの読み出し電流(Imin,Imax)および複数の参照セルRCの参照電流(Iref)は、たとえば図4に示すように、バラツキを持って分布する。これは、メモリセルMCの抵抗値および参照セルRCの抵抗値にバラツキが生じるためである。MRAMを、温度変動および電源電圧変動などの変化を生じやすい環境下において使用する場合を考慮すると、適度のバラツキを許してでも、それ以上に動作範囲を広げられる、参照セルを使用した差動増幅方式の方が都合がよい。しかしながら、このような参照電流Irefを用いて不良ビット判定試験を精度よく行うのは困難である。
次に、テストモードにおける動作について説明する。通常モードと異なる点は、参照電圧制御用のn型MOSFET10bのソース端子が基準電圧端子(VSS)と接続されることである。つまり、コントローラ12によって、スイッチ回路11が参照セルRC側から基準電圧端子(VSS)側へと切り換えられる。これにより、テストモードにおける参照電流(テスト電流Itest)は、参照セルによらず、電圧VREFのみによって調整される。この場合、参照電圧制御用のn型MOSFET10bは参照電流を供給するための定電流源として機能する。したがって、たとえば図5に示すように、テストモードにおける参照電流Itestは通常モードのようなバラツキを持たないため、不良ビット判定試験を精度よく行うことが可能となる。
図6は、テストモードにおける不良ビット判定試験の例を示すものである。たとえば、ショートビットを判定するためには、参照電流(テスト電流)Itest1が、正常な“1”データに相当する電流値の分布(Imin)よりも小さい値になるように、電圧VREFにより調整する。そして、この参照電流Itest1よりも小さい読み出し電流のビット(メモリセルMC)を、センスアンプSAによりショートビットと判定する。同様に、たとえばオープンビットを判定するためには、参照電流(テスト電流)Itest2が、正常な“0”データに相当する電流値の分布(Imax)よりも大きい値になるように、電圧VERFにより調整する。そして、この参照電流Itest2よりも大きい読み出し電流のビット(メモリセルMC)を、センスアンプSAによりオープンビットと判定する。
実際には、ショートビットおよびオープンビットとなるセンス出力をセンスアンプSA内に蓄積しておき、そのセンスアンプSAのセンス出力をもとに、図示せぬ外部のテスタにおいて、当該ビット(メモリセルMC)のショート/オープンの判定が行われる。
上記したように、テストモード時には、参照電圧制御用のn型MOSFETのソース端子が基準電圧端子(VSS)と接続されるようにしている。これにより、テストモードにおける参照電流を、通常モードのようなバラツキを持たないものとすることが可能となる。したがって、通常モードにおける参照電流のようなバラツキを抑制でき、メモリセルとして機能するMR素子の、不良ビット判定試験を精度よく行うことが可能となるものである。
[第2の実施形態]
図7は、本発明の第2の実施形態にしたがった半導体記憶装置の構成例を示すものである。本実施形態では、メモリセルおよび参照セルとして機能する磁気抵抗効果(MR)素子のテスト回路を備えた、抵抗変化メモリとしての磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)を例に、その主要部について説明する。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して、詳しい説明は割愛する。
図7に示すように、メモリセルアレイMCAの奇数カラムに対応するビット線BM1には、それぞれ、本体カラム選択トランジスタ21aを介して、データバス22aが接続されている。奇数カラムに対応するビット線BM2には、それぞれ、本体カラム選択トランジスタ23aを介して、バス24aが接続されている。また、メモリセルアレイMCAの偶数カラムに対応するビット線BM1には、それぞれ、本体カラム選択トランジスタ21bを介して、データバス22bが接続されている。偶数カラムに対応するビット線BM2には、それぞれ、本体カラム選択トランジスタ23bを介して、バス24bが接続されている。
本体カラム選択トランジスタ21a,23aは、カラムデコーダ(図示していない)より、ゲートに与えられる本体カラム選択信号CSL1によって、本体カラム選択トランジスタ21b,23bは、ゲートに与えられる本体カラム選択信号CSL0によって、それぞれ制御される。
一方、参照セルアレイRCAの奇数カラムに対応するビット線BR1には、参照カラム選択トランジスタ25aを介して、データバス22bが接続されている。奇数カラムに対応するビット線BR2には、参照カラム選択トランジスタ26aを介して、バス24aが接続されている。また、参照セルアレイRCAの偶数カラムに対応するビット線BR1には、参照カラム選択トランジスタ25bを介して、データバス22aが接続されている。偶数カラムに対応するビット線BR2には、参照カラム選択トランジスタ26bを介して、バス24bが接続されている。
参照カラム選択トランジスタ25a,26aは、カラムデコーダより、ゲートに与えられる参照カラム選択信号CSLR1によって、参照カラム選択トランジスタ25b,26bは、ゲートに与えられる参照カラム選択信号CSLR0によって、それぞれ制御される。
バス24aには、接続制御トランジスタ31aが接続され、バス24bには、接続制御トランジスタ31bが接続されている。接続制御トランジスタ31a,31bは、コントローラ(後述する)より、それぞれ、ゲートに与えられる接続制御信号V1a,V1bによって制御される。
データバス22aには、接続制御トランジスタ32a,33a,34aがそれぞれ接続され、データバス22bには、接続制御トランジスタ32b,33b,34bがそれぞれ接続されている。接続制御トランジスタ32a,32bは、コントローラより、それぞれ、ゲートに与えられる接続制御信号V2a,V2bによって制御される。接続制御トランジスタ33a,33bは、コントローラより、それぞれ、ゲートに与えられる接続制御信号V3a,V3bによって制御される。接続制御トランジスタ34a,34bは、コントローラより、それぞれ、ゲートに与えられる接続制御信号V4a,V4bによって制御される。接続制御トランジスタ32a,32bには、基準電圧端子(VSS)が接続されている。
接続制御トランジスタ33a,33bは、メモリセルMCの読み出し電圧制御用のn型MOSFET10aを介して、センスアンプSAの相補の入力ノードの一方に接続されている。接続制御トランジスタ34a,34bは、参照セルRCの参照電圧制御用のn型MOSFET10bを介して、センスアンプSAの相補の入力ノードの他方に接続されている。
このような構成において、たとえば、アクセス対象のメモリセル(選択メモリセル)MCが偶数カラムに位置するときは、対応する本体カラム選択信号CSL0が活性化(ハイレベル“H”)され、参照カラム選択信号CSLR0が活性化される。また、選択メモリセルMCが奇数カラムに位置するときは、対応する本体カラム選択信号CSL1が活性化され、参照カラム選択信号CSLR1が活性化される。
そして、通常モードにおいて、選択メモリセルMCが偶数カラムの場合は、接続制御信号V1b,V3b,V4aが“H”に設定され、接続制御信号V1a,V2a,V2b,V3a,V4bが非活性(ロウレベル“L”)に設定される。また、奇数カラムの場合は、接続制御信号V1a,V3a,V4bが“H”に設定され、接続制御信号V1b,V2a,V2b,V3b,V4aが“L”に設定される。
これに対し、テストモードにおいて、選択メモリセルMCが偶数カラムの場合は、接続制御信号V1b,V2a,V3b,V4aが“H”に設定され、接続制御信号V1a,V2b,V3a,V4bが“L”に設定される。また、奇数カラムの場合は、接続制御信号V1a,V2b,V3a,V4bが“H”に設定され、接続制御信号V1b,V2a,V3b,V4aが“L”に設定される。
すなわち、通常モードの場合、偶数カラムの選択メモリセルMCの読み出し電流は、アドレス信号に対応する本体カラム選択トランジスタ21b、データバス22b、接続制御トランジスタ33b、および、読み出し電圧制御用のn型MOSFET10aを介して、センスアンプSAの相補の入力ノードの一方に供給される。これにより、センスアンプSAにおいて、参照カラム選択トランジスタ25b、データバス22a、接続制御トランジスタ34a、および、参照電圧制御用のn型MOSFET10bを介して、センスアンプSAの相補の入力ノードの他方に供給される、偶数カラムの参照セルRCの参照電流と比較される。また、奇数カラムの選択メモリセルMCの読み出し電流は、アドレス信号に対応する本体カラム選択トランジスタ21a、データバス22a、接続制御トランジスタ33a、および、読み出し電圧制御用のn型MOSFET10aを介して、センスアンプSAの相補の入力ノードの一方に供給される。これにより、センスアンプSAにおいて、参照カラム選択トランジスタ25a、データバス22b、接続制御トランジスタ34b、および、参照電圧制御用のn型MOSFET10bを介して、センスアンプSAの相補の入力ノードの他方に供給される、奇数カラムの参照セルRCの参照電流と比較される。
テストモードの場合、センスアンプSAにおいて、上記と同様にして相補の入力ノードの一方に供給される偶数カラムの選択メモリセルMCの読み出し電流が、接続制御トランジスタ32a、データバス22a、接続制御トランジスタ34a、および、ソース端子が基準電圧端子(VSS)に接続された参照電圧制御用のn型MOSFET10bを介して、相補の入力ノードの他方に供給される参照電流と比較される。また、上記と同様にして相補の入力ノードの一方に供給される奇数カラムの選択メモリセルMCの読み出し電流が、接続制御トランジスタ32b、データバス22b、接続制御トランジスタ34b、および、ソース端子が基準電圧端子(VSS)に接続された参照電圧制御用のn型MOSFET10bを介して、相補の入力ノードの他方に供給される参照電流と比較される。こうして、メモリセルMCとして機能するMR素子MRMの、不良ビット判定試験を行うことが可能となっている。
さらに、テストモードの場合、センスアンプSAにおいて、上記と同様にして相補の入力ノードの他方に供給される偶数カラムの参照セルRCの参照電流が、接続制御トランジスタ32b、データバス22b、接続制御トランジスタ33b、および、ソース端子が基準電圧端子(VSS)に接続された読み出し電圧制御用のn型MOSFET10aを介して、相補の入力ノードの一方に供給される参照電流と比較される。また、上記と同様にして相補の入力ノードの他方に供給される奇数カラムの参照セルRCの参照電流が、接続制御トランジスタ32a、データバス22a、接続制御トランジスタ33a、および、ソース端子が基準電圧端子(VSS)に接続された読み出し電圧制御用のn型MOSFET10aを介して、相補の入力ノードの一方に供給される参照電流と比較される。こうして、参照セルRCとして機能するMR素子MRRの、不良ビット判定試験をも行うことが可能となっている。
図8は、テスト回路を含む、読み出し回路の構成例(機能ブロック)を示すものである。ここでは、主に、センスアンプSAとメモリセルMCおよび参照セルRCとを1つずつ取り出して示している。
図8において、センスアンプSAの相補の入力ノードの一方(第1ノードNM)には、メモリセルMCの読み出し電圧制御用のn型MOSFET10aのドレイン端子が接続されている。n型MOSFET10aのゲート端子には、電圧VCLMPが印加される。n型MOSFET10aのソース端子には、スイッチ回路41aを介して、基準電圧端子(VSS)またはアドレス信号に応じて複数のメモリセルMCの内から選択される1つのメモリセルMCが接続されるようになっている。
これに対し、センスアンプSAの相補の入力ノードの他方(第2ノードNR)には、参照セルRCの参照電圧制御用のn型MOSFET10bのドレイン端子が接続されている。n型MOSFET10bのゲート端子には、電圧VREFが印加される。n型MOSFET10bのソース端子には、スイッチ回路41bを介して、基準電圧端子(VSS)または複数の参照セルRCの内から選択される1つの参照セルRCが接続されるようになっている。
スイッチ回路41a,41bは、たとえば、上記接続制御トランジスタ32a,32b,33a,33b,34a,34bからなり、コントローラ12によって制御される。
なお、図中に示すMUX13は、それぞれ、複数のメモリセルMCの内から選択される1つのメモリセルMCの、ビット線BM1,BM2およびワード線WLnなどとの接続を制御するための回路であり、本体カラム選択トランジスタ21a,21b,23a,23bおよび接続制御トランジスタ31a,31bを含む。また、複数の参照セルRCの内から選択される1つの参照セルRCの、ビット線BR1,BR2およびワード線WLnなどとの接続を制御するための回路であり、参照カラム選択トランジスタ25a,25b,26a,26bおよび接続制御トランジスタ31a,31bを含む。
また、コントローラ12およびn型MOSFET10a,10bのゲート端子(電圧VCLMP,電圧VREF)は、たとえば、外部のテスタ(図示していない)によって制御される。
本実施形態の場合、たとえば、スイッチ回路41a,41bおよびコントローラ12によって接続制御回路が構成され、センスアンプSA、n型MOSFET10a,10b、スイッチ回路41a,41b、コントローラ12、および、基準電圧端子(VSS)によって、テスト回路が構成されている。
図9は、センスアンプSAの構成例を示すものである。本実施形態の場合、たとえば差動増幅方式の電流センスアンプが用いられる。
図9に示すように、p型MOSFET Qp11,Qp12の各一端は、電源電位端(VDD)と接続されている。トランジスタQp11,Qp12の各ゲート端子は相互に接続されるとともに、p型MOSFET Qp13のゲート端子と接続されている。トランジスタQp11,Qp12,Qp13のゲート端子には、それぞれ、制御信号SE1が供給される。
トランジスタQp13の一端は、トランジスタQp11の他端と接続されるとともに、センスアンプSAの第1出力端OUTとして機能する。トランジスタQp13の他端は、トランジスタQp12の他端と接続されるとともに、センスアンプSAの第2出力端/OUTとして機能する。第1出力端OUTの電位と第2出力端/OUTの電位は、相補の関係を有する。
電源電位端と共通電位端との間には、p型MOSFET Qp14と2つのn型MOSFET Qn21,Qn22とが直列に接続されている。トランジスタQp14およびトランジスタQn21の各ゲート端子は相互に接続されるとともに、第2出力端/OUTと接続されている。トランジスタQp14とトランジスタQn21との接続ノードは、第1出力端OUTと接続されている。
電源電位端と共通電位端との間には、p型MOSFET Qp15と2つのn型MOSFET Qn23,Qn24とが直列に接続されている。トランジスタQp15およびトランジスタQn23の各ゲート端子は相互に接続されるとともに、第1出力端OUTと接続されている。トランジスタQp15とトランジスタQn23との接続ノードは、第2出力端/OUTと接続されている。
トランジスタQn24のゲート端子は、トランジスタQn22のゲート端子と接続されるとともに、制御信号SE2が供給される。
トランジスタQn21とトランジスタQn22との接続ノードは、第1入力端IN1として機能する。第1入力端IN1は、メモリセルMCの読み出し電圧制御用のn型MOSFET10aと接続されている。トランジスタQn23とトランジスタQn24との接続ノードは、第2入力端IN2として機能する。第2入力端IN2は、参照セルRCの参照電圧制御用のn型MOSFET10bと接続されている。
このセンスアンプSAは電流差動増幅型(差動増幅方式)であり、以下に述べるように動作する。まず、動作に先立ち、第1,第2出力端OUT,/OUTが電源電位VDDへとプリチャージされる。そして、スイッチ回路41a,41bをメモリセルMCおよび参照セルRCとそれぞれ接続することによって、センスアンプSAにセル(読み出し)電流と参照電流とが供給される。この状態において、制御信号SE1をロウレベル(“L”)とすることによって、センス動作が開始される。その結果、第1,第2出力端OUT,/OUTに、メモリセルMCの保持するデータに応じた電位が現れる。そして、適当な時間を経過した後、制御信号SE2をハイレベルにすることによって、第1,第2出力端OUT,/OUTの電位が確定する。
図10は、テストモードにおける不良ビット判定試験の例を示すものである。メモリセルMCとして機能するMR素子MRMの不良ビット判定試験の方法は第1の実施形態に示した方法とほぼ同じなので、ここでは、参照セルRCをテスト対象とした場合についてのみ説明する。
テストモードでは、たとえば図8に示したように、メモリセルMCの読み出し電圧制御用のn型MOSFET10aのソース端子に基準電圧端子(VSS)が接続され、参照セルRCの参照電圧制御用のn型MOSFET10bのソース端子に参照セルRCが接続される。この場合、読み出し電圧制御用のn型MOSFET10aは電圧VCLMPにより制御される定電流源として機能し、参照電圧制御用のn型MOSFET10bは電圧VREFに応じて参照電圧を制御するソースフォロワとして機能する。
図10に示すように、たとえば、参照電流(Iref)分布の両端に存在する、参照電流(テスト電流)Itest1よりも小さい参照電流のビット、および、参照電流(テスト電流)Itest2よりも大きい参照電流のビットを、それぞれ不良の参照セルRC(Tail Bit)と判定する。この不良と判定された参照セルRCは、たとえば、同一アレイRCA内の、より参照電流分布の中心に近い冗長参照セルで置き換える。
このように、本実施形態では、参照セルRCをもテスト対象とすることができるため、ある参照セルによって参照電流を安定に生成できないような場合において、このテストモードを備える効果は大きい。
本実施形態の構成によれば、通常モードにおける参照電流のようなバラツキを抑制でき、メモリセルとして機能するMR素子の、不良ビット判定試験を精度よく行うことが可能となるとともに、参照セルとして機能するMR素子の不良ビット判定試験をも精度よく行うことが可能である。
なお、上記した各実施形態においては、いずれもMRAMを例に説明したが、これに限らず、たとえばPRAMおよびReRAMといった抵抗変化型の各種のメモリに同様に適用できる。
その他、本願発明は、上記(各)実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記(各)実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、(各)実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)が得られる場合には、その構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態にしたがった、半導体記憶装置(MRAM)の構成例を示す回路図。 MR素子の構成例を示す断面図。 テスト回路を示す構成図。 通常モードにおける、読み出し電流および参照電流の分布を示す図。 テストモードにおける、読み出し電流および参照電流の分布を示す図。 テストモードにおける不良ビット判定試験の方法について説明するために示す図。 本発明の第2の実施形態にしたがった、半導体記憶装置(MRAM)の構成例を示す回路図。 テスト回路を示す構成図。 センスアンプSAの構成例を示す回路図。 テストモードにおける不良ビット判定試験の方法について説明するために示す図。
符号の説明
10a,10b…n型MOSFET、11,41a,41b…スイッチ回路、12…コントローラ、SA…センスアンプ、MC…メモリセル、RC…参照セル,Itest,Itest1,Itest2…参照電流。

Claims (5)

  1. 第1ノードと第2ノードとに流れる電流の大きさを比較するセンスアンプと、
    前記第1ノードにドレイン端子が接続される第1MOSFETと、
    前記第2ノードにドレイン端子が接続される第2MOSFETと、
    前記第1MOSFETのソース端子に接続されるメモリセルと、
    参照セルと、
    通常動作時には前記第2MOSFETのソース端子と前記参照セルとを接続し、テスト動作時には前記第2MOSFETのソース端子と基準電圧端子とを接続する接続制御回路と
    を具備したことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 第1ノードと第2ノードとに流れる電流の大きさを比較するセンスアンプと、
    前記第1ノードにドレイン端子が接続される第1MOSFETと、
    前記第2ノードにドレイン端子が接続される第2MOSFETと、
    前記第2MOSFETのソース端子に接続される参照セルと、
    メモリセルと、
    通常動作時には前記第1MOSFETのソース端子と前記メモリセルとを接続し、テスト動作時には前記第1MOSFETのソース端子と基準電圧端子とを接続する接続制御回路と
    を具備したことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 第1ノードと第2ノードとに流れる電流の大きさを比較するセンスアンプと、
    前記第1ノードにドレイン端子が接続される第1MOSFETと、
    前記第2ノードにドレイン端子が接続される第2MOSFETと、
    メモリセルと、
    参照セルと、
    通常動作時に、前記第1MOSFETのソース端子と前記メモリセルとを接続し、前記第2MOSFETのソース端子と前記参照セルとを接続する接続制御回路と
    を具備し、
    前記接続制御回路は、
    テスト動作時には、前記第1MOSFETのソース端子と前記メモリセルとを接続し、前記第2MOSFETのソース端子と基準電圧端子とを接続する、もしくは、前記第2MOSFETのソース端子と前記参照セルとを接続し、前記第1MOSFETのソース端子と基準電圧端子とを接続することを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 前記接続制御回路は、
    前記第2MOSFETのソース端子に接続されるスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路の一方の接点に接続された前記参照セルと他方の接点に接続された前記基準電圧端子とを、前記通常動作時と前記テスト動作時とで切り換え制御する制御回路と
    を有することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記接続制御回路は、
    前記第1MOSFETのソース端子に接続されるスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路の一方の接点に接続された前記メモリセルと他方の接点に接続された前記基準電圧端子とを、前記通常動作時と前記テスト動作時とで切り換え制御する制御回路と
    を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の半導体記憶装置。
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