JP2003331575A - 高速ランダムアクセス可能な不揮発性メモリの制御回路 - Google Patents

高速ランダムアクセス可能な不揮発性メモリの制御回路

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JP2003331575A
JP2003331575A JP2002140045A JP2002140045A JP2003331575A JP 2003331575 A JP2003331575 A JP 2003331575A JP 2002140045 A JP2002140045 A JP 2002140045A JP 2002140045 A JP2002140045 A JP 2002140045A JP 2003331575 A JP2003331575 A JP 2003331575A
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control circuit
rom
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Shusaku Nagashima
秀策 長嶋
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速ランダムアクセス可能な不揮発性メモリ
をROM的に使用し、またRAM的に使用する場合に現
状のROMやRAMの優位性を持たせること。 【解決手段】 電流源と、書込ワード線2に書き込み時
に電流が供給される状態にする書込モードと書込ワード
線2に常時電流が流れない状態にする通常モードとを選
択するROMCNTと、不揮発性メモリとしての使用時
では電流源から書込ワード線2に常時電流が供給できる
状態に設定し、ROMとしての使用時では電流源の制御
をROMCNTに委ねるSW47,SW50と、ROM
としての使用時に任意メモリ領域において書込ワード線
2およびビット線に流す電流を制御し書き込みを実行す
るROMWRと、書込ワード線2およびビット線への電
流供給制御を不揮発性メモリとしての使用時ではMRA
MCNTに委ね、ROMとしての使用時ではROMWR
に委ねるSW48,49,51,52とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばMRAM
(Magnetic Random Access Memory)のような高速ランダ
ムアクセス可能な不揮発性メモリの制御回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】新しい半導体メモリであるMRAMは、
不揮発性、低電圧駆動、非破壊読み出し、5ns以上の
早い書き込み、書き込み回数が1015以上であるなど、
今現在存在する半導体メモリに対して多くの点で優れた
特徴を持っている。したがって、現在使用されているR
OMやRAMをMRAMに置き換えることが可能であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、MRAMをそ
のままROMとして使用した場合には、プログラムの暴
走などで書き換えられるおそれがある。また、RAMと
して使用した場合には、電源オフ時でもデータが残るの
で、容易に内容が他人に見られてしまうおそれがある。
このように、MRAMには、ROMやRAMとして使用
した場合にセキュリティの点で脆さを併せ持っている。
【0004】この発明は、上記に鑑みてなされたもの
で、高速ランダムアクセス可能な不揮発性メモリをRO
M的に使用し、またRAM的に使用する場合に現状のR
OMやRAMの優位性を持たせることができる高速ラン
ダムアクセス可能な不揮発性メモリの制御回路を得るこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明にかかる高速ランダムアクセス可能な不揮
発性メモリの制御回路は、ビット線には一方向の電流を
流し、書込ワード線には流す電流の向きを変えること
で、選択したメモリセルへのビット情報の書き込みを実
行するメモリ書込制御回路を備える高速ランダムアクセ
ス可能な不揮発性メモリにおいて、前記書込ワード線に
書き込み時に電流が供給される状態にする書込モードと
前記書込ワード線に常時電流が流れない状態にする通常
モードとを選択するROM制御回路と、電流源と、不揮
発性メモリとしての使用時では前記電流源から前記書込
ワード線に常時電流が供給できる状態に設定し、ROM
としての使用時では前記電流源の制御を前記ROM制御
回路に委ねる第1セレクタと、ROMとしての使用時に
任意メモリ領域において前記書込ワード線およびビット
線に流す電流を制御し書き込みを実行するROM書込制
御回路と、前記書込ワード線およびビット線への電流供
給制御を、不揮発性メモリとしての使用時では前記メモ
リ書込制御回路に委ね、ROMとしての使用時では前記
ROM書込制御回路に委ねる第2セレクタとを備えたこ
とを特徴とする。
【0006】この発明によれば、ビット線には一方向の
電流を流し、書込ワード線には流す電流の向きを変える
ことで、選択したメモリセルへのビット情報の書き込み
を実行するメモリ書込制御回路を備える高速ランダムア
クセス可能な不揮発性メモリにおいて、不揮発性メモリ
としての使用時では、第1セレクタが、電流源から前記
書込ワード線に常時電流が供給できる状態に設定する。
また、第2セレクタが、前記書込ワード線およびビット
線への電流供給制御を前記メモリ書込制御回路に委ね
る。その結果、メモリ書込制御回路による不揮発性メモ
リとしての書き込みが実行される。一方、ROMとして
の使用時では、第1セレクタが、前記電流源の制御をR
OM制御回路に委ねる。また第2セレクタが、前記書込
ワード線およびビット線への電流供給制御をROM書込
制御回路に委ねる。そこで、ROM制御回路が、前記書
込ワード線に書き込み時に電流が供給される状態にする
書込モードを選択すると、ROM書込制御回路が任意メ
モリ領域において前記書込ワード線およびビット線に流
す電流を制御しROMとしての書き込みを実行する。一
方、ROM制御回路が、前記書込ワード線に常時電流が
流れない状態にする通常モードを選択すると、ROMと
して使用する任意メモリ領域が書き換え不能に保持され
る。書込ワード線に電流が流れなくとも読み出しには影
響を与えないので、通常のROMとしての使用が確保さ
れる。
【0007】つぎの発明にかかる高速ランダムアクセス
可能な不揮発性メモリの制御回路は、ビット線には一方
向の電流を流し、書込ワード線には流す電流の向きを変
えることで、選択したメモリセルへのビット情報の書き
込みを実行するメモリ書込制御回路を備える高速ランダ
ムアクセス可能な不揮発性メモリにおいて、RAMとし
ての使用時に、トリガが入力されるまでは、RAMとし
て使用する任意メモリ領域における前記書込ワード線お
よびビット線への電流供給制御を前記メモリ書込制御回
路に委ね、トリガが入力されると、RAMとして使用す
る前記任意メモリ領域における全ての前記書込ワード線
およびビット線に同一方向の電流が流れるように切り換
えるセレクタを備えたことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、ビット線には一方向の
電流を流し、書込ワード線には流す電流の向きを変える
ことで、選択したメモリセルへのビット情報の書き込み
を実行するメモリ書込制御回路を備える高速ランダムア
クセス可能な不揮発性メモリにおいて、RAMとしての
使用時では、セレクタが、トリガが入力されるまでは、
前記メモリ書込制御回路にRAMとして使用する任意メ
モリ領域における前記書込ワード線およびビット線への
電流供給制御を行わせ、トリガが入力されると、RAM
として使用する前記任意メモリ領域における全ての前記
書込ワード線およびビット線に同一方向の電流が流れる
ように切り換える。その結果、RAMとして使用する前
記任意メモリ領域に全て“1”または全て“0”が書き
込まれる。
【0009】つぎの発明にかかる高速ランダムアクセス
可能な不揮発性メモリの制御回路は、上記の発明におい
て、前記第2セレクタは、前記書込ワード線およびビッ
ト線への電流供給制御を、不揮発性メモリとしての使用
時では前記メモリ書込制御回路に委ね、ROMとしての
使用時では前記ROM書込制御回路に委ね、かつRAM
としての使用時では、トリガが入力されるまでは、RA
Mとして使用する任意メモリ領域における前記書込ワー
ド線およびビット線への電流供給制御を前記メモリ書込
制御回路に委ね、トリガが入力されると、RAMとして
使用する前記任意メモリ領域における全ての前記書込ワ
ード線およびビット線に同一方向の電流が流れるように
切り換える手段を備えたことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、上記の発明において、
不揮発性メモリとしての使用時では、第2セレクタが、
前記書込ワード線およびビット線への電流供給制御を前
記メモリ書込制御回路に委ねる。また、ROMとしての
使用時では、第2セレクタが、前記書込ワード線および
ビット線への電流供給制御をROM書込制御回路に委ね
る。そして、前記第2セレクタは、RAMとしての使用
時では、トリガが入力されるまでは、前記メモリ書込制
御回路にRAMとして使用する任意メモリ領域における
前記書込ワード線およびビット線への電流供給制御を行
わせ、トリガが入力されると、RAMとして使用する前
記任意メモリ領域における全ての前記書込ワード線およ
びビット線に同一方向の電流が流れるように切り換え
る。その結果、RAMとして使用する前記任意メモリ領
域に全て“1”または全て“0”が書き込まれる。
【0011】つぎの発明にかかる高速ランダムアクセス
可能な不揮発性メモリの制御回路は、上記の発明におい
て、前記ROM書込制御回路は、特定のコマンドが入力
されたときにROMとして使用する任意メモリ領域に書
き込みを実行する手段を備えたことを特徴とする。
【0012】この発明によれば、上記の発明において、
前記ROM書込制御回路では、特定のコマンドが入力さ
れたときにROMとして使用する任意メモリ領域に書き
込みが実行される。
【0013】つぎの発明にかかる高速ランダムアクセス
可能な不揮発性メモリの制御回路は、上記の発明におい
て、前記ROM書込制御回路は、ROMとして使用する
任意メモリ領域における全ての前記書込ワード線および
全ての前記ビット線に同一方向の電流を流す手段を備え
たことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、上記の発明において、
前記ROM書込制御回路では、ROMとして使用する任
意メモリ領域における全ての前記書込ワード線および全
ての前記ビット線に同一方向の電流を流す。すなわち、
ROMとして使用する任意メモリ領域に全て“1”また
は全て“0”が書き込まれる。
【0015】つぎの発明にかかる高速ランダムアクセス
可能な不揮発性メモリの制御回路は、上記の発明におい
て、前記ROM書込制御回路は、前記ROM制御回路に
対しプロテクト信号を出力する手段を備え、前記ROM
制御回路は、前記書込モード時に前記プロテクト信号が
入力されたときは、無条件に前記通常モードに移行する
手段を備えたことを特徴とする。
【0016】この発明によれば、上記の発明において、
前記ROM書込制御回路が前記ROM制御回路に対しプ
ロテクト信号を出力すると、前記ROM制御回路は、無
条件に前記通常モードに移行する。その結果、ROMと
して使用する任意メモリ領域が書き換え不能に保持され
る。
【0017】つぎの発明にかかる高速ランダムアクセス
可能な不揮発性メモリの制御回路は、上記の発明におい
て、前記任意メモリ領域は、ハードウエア的に予め固定
的に設定されたメモリ領域である、またはソフトウエア
的に指定されたメモリ領域であることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、上記の発明において、
前記任意メモリ領域は、ハードウエア的に予め固定的に
設定される、またはソフトウエア的に指定される。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の説明に先
立ち、図1〜図3を参照して高速ランダムアクセス可能
な不揮発性メモリとして現在提案されているMRAMの
書込制御ついて概略説明する。なお、図1は、現在提案
されているMRAMの書込動作を説明するためのMRA
Mセルの配置図である。図2は、図1に示す書込ワード
線を駆動する制御回路の概略構成を示す回路図である。
図3は、図1に示すビット線を駆動する制御回路の概略
構成を示す回路図である。
【0020】図1に示すように、MRAMでは、マトリ
クス配置されたMRAMセル1に対し、横方向の選択線
である書込ワード線2と、縦方向の選択線であるビット
線3とが設けられ、1つの書込ワード線2およびビット
線3の交点位置に在るMRAMセル1に書き込みが行わ
れる。
【0021】MRAMセル1としては、一般にTMR素
子(tunneling magnetoresistive)が用いられる。TMR
素子は、図1に示すように、2枚の磁性薄膜11,12
で絶縁膜13を挟んだ構造の磁気抵抗素子である。下部
の磁性薄膜12の磁化方向は変化しないようになってい
る。書込ワード線2には流す電流の向きを変え、ビット
線3には一方向にのみ電流を流すことによって、上部の
磁性薄膜11の磁化方向が下部の磁性薄膜12の磁化方
向と一致した状態と逆向きの状態とを形成することで、
“1”“0”のビット情報が書き込まれる。
【0022】書込ワード線2を駆動する制御回路は、図
2に示すように、MRAM書込制御回路(以下「MRA
MCNT」と略記する)21,22,23,24と、P
MOSトランジスタ25,26と、NMOSトランジス
タ27,28とを備えている。
【0023】MRAMCNT21の出力端は、PMOS
トランジスタ25のゲート電極に接続されている。PM
OSトランジスタ25のソース電極は、電源29に接続
され、ドレイン電極は、NMOSトランジスタ27のド
レイン電極に接続されている。
【0024】MRAMCNT22の出力端は、NMOS
トランジスタ27のゲート電極に接続されている。NM
OSトランジスタ27のソース電極は接地(GND)に
接続されている。
【0025】MRAMCNT23の出力端は、PMOS
トランジスタ26のゲート電極に接続されている。PM
OSトランジスタ26のソース電極は、電源30に接続
され、ドレイン電極は、NMOSトランジスタ28のド
レイン電極に接続されている。
【0026】MRAMCNT24の出力端は、NMOS
トランジスタ28のゲート電極に接続されている。NM
OSトランジスタ28のソース電極は接地(GND)に
接続されている。
【0027】そして、PMOSトランジスタ25のドレ
イン電極とNMOSトランジスタ27のドレイン電極と
の接続端と、PMOSトランジスタ26のドレイン電極
とNMOSトランジスタ28のドレイン電極との接続端
とは、書込ワード線2を介して接続されている。
【0028】MRAMCNT21〜24は、書き込みの
イネーブル信号と値およびアドレス信号に基づき、電流
を流す書込ワード線2を選択し、その選択した書込ワー
ド線2に流す電流の方向を制御する。図2の構成で言え
ば、PMOSトランジスタ25とNMOSトランジスタ
28とをON動作させるか、PMOSトランジスタ26
とNMOSトランジスタ27とをON動作させるかによ
って、書込ワード線2に流す電流の向きが制御される。
【0029】また、ビット線3を駆動する制御回路は、
図3に示すように、MRAMCNT31,32と、PM
OSトランジスタ33と、NMOSトランジスタ34と
を備えている。MRAMCNT31の出力端は、PMO
Sトランジスタ33のゲート電極に接続されている。P
MOSトランジスタ33のソース電極は、電源35に接
続され、ドレイン電極は、NMOSトランジスタ34の
ドレイン電極に接続されている。
【0030】MRAMCNT32の出力端は、NMOS
トランジスタ34のゲート電極に接続されている。NM
OSトランジスタ34のソース電極は接地(GND)に
接続されている。そして、PMOSトランジスタ33の
ドレイン電極とNMOSトランジスタ34のドレイン電
極との接続線は、ビット線3となっている。
【0031】MRAMCNT31,32は、書き込みの
イネーブル信号と値およびアドレス信号に基づき、電流
を流すビット線3を選択し、その選択したビット線3に
一方向の電流を流す制御を行う。図3の構成で言えば、
PMOSトランジスタ33とNMOSトランジスタ34
とをON動作させることで、ビット線3に一方向の電流
を流す制御が行われる。
【0032】さて、以下に添付図面を参照して、この発
明にかかる高速ランダムアクセス可能な不揮発性メモリ
の制御回路の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0033】実施の形態1.図4は、この発明の実施の
形態1である高速ランダムアクセス可能な不揮発性メモ
リの制御回路として書込ワード線を駆動する制御回路の
概略構成を示す回路図である。図5は、この発明の実施
の形態1である高速ランダムアクセス可能な不揮発性メ
モリの制御回路としてビット線を駆動する制御回路の概
略構成を示す回路図である。なお、図4と図5では、図
3と図4に示した構成と同一ないは同等である構成部分
には、同一の符号が付されている。ここでは、この実施
の形態1に関わる部分を中心に説明する。
【0034】この実施の形態1では、高速ランダムアク
セス可能な不揮発性メモリとしてMRAMを例に挙げ
て、その任意メモリ領域をROMとして使用する場合の
構成例が示されている。
【0035】図4では、図3に示した構成において、R
OM制御回路(以下「ROMCNT」と略記する)4
1,42と、ROM書込回路(以下「ROMWR」と略
記する)43,44,45,46と、2入力1出力のセ
レクタ(以下「SW」と略記する)47,48,49,
50,51,52と、PMOSトランジスタ53,54
とが追加されている。
【0036】PMOSトランジスタ53は、電源29と
PMOSトランジスタ25のソース電極との間に設けら
れ、PMOSトランジスタ54は、電源30とPMOS
トランジスタ26のソース電極との間に設けられてい
る。すなわち、これらのトランジスタは、電流源を構成
している。
【0037】PMOSトランジスタ53のゲート電極に
は、SW47の切換出力端が接続されている。SW47
の一方の切換入力端は、接地(GND)に接続され、他
方の切換入力端は、ROMCNT41の出力端に接続さ
れている。SW47は、MRAMとして使用するとき
は、PMOSトランジスタ53のゲート電極と接地(G
ND)とを接続し、ROMとして使用するときは、PM
OSトランジスタ53のゲート電極とROMCNT41
の出力端とを接続するようになっている。
【0038】PMOSトランジスタ25のゲート電極に
は、SW48の切換出力端が接続されている。SW48
の一方の切換入力端は、ROMWR43の一方の出力端
に接続され、他方の切換入力端は、MRAMCNT21
の出力端に接続されている。ROMWR43の他方の出
力端は、ROMCNT41の入力端に接続されている。
SW48は、MRAMとして使用するときは、PMOS
トランジスタ25のゲート電極とMRAMCNT21の
出力端とを接続し、ROMとして使用するときは、PM
OSトランジスタ25のゲート電極とROMWR43の
一方の出力端とを接続するようになっている。
【0039】NMOSトランジスタ27のゲート電極に
は、SW49の切換出力端が接続されている。SW49
の一方の切換入力端は、MRAMCNT22の出力端に
接続され、他方の切換入力端は、ROMWR44の出力
端に接続されている。SW49は、MRAMとして使用
するときは、NMOSトランジスタ27のゲート電極と
MRAMCNT22の出力端とを接続し、ROMとして
使用するときは、NMOSトランジスタ27のゲート電
極とROMWR44の出力端とを接続するようになって
いる。
【0040】PMOSトランジスタ54のゲート電極に
は、SW50の切換出力端が接続されている。SW50
の一方の切換入力端は、接地(GND)に接続され、他
方の切換入力端は、ROMCNT42の出力端に接続さ
れている。SW50は、MRAMとして使用するとき
は、PMOSトランジスタ54のゲート電極と接地(G
ND)とを接続し、ROMとして使用するときは、PM
OSトランジスタ54のゲート電極とROMCNT42
の出力端とを接続するようになっている。
【0041】PMOSトランジスタ26のゲート電極に
は、SW51の切換出力端が接続されている。SW51
の一方の切換入力端は、ROMWR45の一方の出力端
に接続され、他方の切換入力端は、MRAMCNT23
の出力端に接続されている。ROMWR45の他方の出
力端は、ROMCNT42の入力端に接続されている。
SW51は、MRAMとして使用するときは、PMOS
トランジスタ26のゲート電極とMRAMCNT23の
出力端とを接続し、ROMとして使用するときは、PM
OSトランジスタ26のゲート電極とROMWR45の
一方の出力端とを接続するようになっている。
【0042】NMOSトランジスタ28のゲート電極に
は、SW52の切換出力端が接続されている。SW52
の一方の切換入力端は、MRAMCNT24の出力端に
接続され、他方の切換入力端は、ROMWR46の出力
端に接続されている。SW52は、MRAMとして使用
するときは、NMOSトランジスタ28のゲート電極と
MRAMCNT24の出力端とを接続し、ROMとして
使用するときは、NMOSトランジスタ28のゲート電
極とROMWR46の出力端とを接続するようになって
いる。
【0043】また、図5では、図4に示した構成におい
て、ROMWR55,56と、SW57,58とが追加
されている。
【0044】PMOSトランジスタ33のゲート電極に
は、SW57の切換出力端が接続されている。SW57
の一方の切換入力端は、MRAMCNT31の出力端に
接続され、他方の切換入力端は、ROMWR55の出力
端に接続されている。SW57は、MRAMとして使用
するときは、PMOSトランジスタ33のゲート電極と
MRAMCNT31の出力端とを接続し、ROMとして
使用するときは、PMOSトランジスタ33のゲート電
極とROMWR55の出力端とを接続するようになって
いる。
【0045】NMOSトランジスタ34のゲート電極に
は、SW58の切換出力端が接続されている。SW58
の一方の切換入力端は、MRAMCNT32の出力端に
接続され、他方の切換入力端は、ROMWR56の出力
端に接続されている。SW58は、MRAMとして使用
するときは、NMOSトランジスタ34のゲート電極と
MRAMCNT32の出力端とを接続し、ROMとして
使用するときは、NMOSトランジスタ34のゲート電
極とROMWR56の出力端とを接続するようになって
いる。
【0046】以上の構成において、MRAMの任意メモ
リ領域をROMとして使用する場合の動作について説明
する。すなわち、図4において、SW47がROMCN
T41を選択し、SW48がROMWR43を選択し、
SW49がROMWR44を選択し、SW50がROM
CNT42を選択し、SW51がROMWR45を選択
し、SW52がROMWR46を選択した場合である。
また、図5において、SW57がROMWR55を選択
し、SW58がROMWR56を選択した場合である。
【0047】ROMCNT41,42は、書き込みを行
わない通常モードと、書き込みを行う書込モードの2つ
のモードをそれぞれ独立に制御できるようになってい
る。ROMCNT41,42には、これらのモードを設
定する端子が設けられ、その設定に従って電流源である
PMOSトランジスタ53,54をON/OFF制御す
るモード信号を出力する。
【0048】具体的には、通常モードでは、ROMCN
T41,42は、共に出力を高レベルにする。その結
果、PMOSトランジスタ53,54は、OFF動作状
態になる。これは、書込ワード線2には電流が流れず、
書き込みが行われない状態である。書込ワード線2に電
流が流れなくとも、読み出しには影響を与えないので問
題は生じない。
【0049】一方、書込モードでは、ROMCNT4
1,42は、共に出力を低レベルにする。その結果、P
MOSトランジスタ53,54は、ON動作状態にな
る。これは、ROMWR43,44,45,46が書込
ワード線2への電流供給を制御し、書き込みが行える状
態である。
【0050】書き込みでは、ROMWR43がPMOS
トランジスタ25をON動作させ、ROMWR46がN
MOSトランジスタ28をON動作させる場合と、RO
MWR45がPMOSトランジスタ26をON動作さ
せ、ROMWR44がNMOSトランジスタ27をON
動作させる場合とが行われる。また、図5においては、
ROMWR55がPMOSトランジスタ33をON動作
させ、ROMWR56がNMOSトランジスタ34をO
N動作させることが行われる。
【0051】ここで、ROMWR43,44,45,4
6、55,56は、ROMCNT41,42が書込モー
ドであるときに、ROMとして使用する領域に関わる全
ての書込ワード線2に同一方向の電流を流し、かつ全て
のビット線3に電流を流すことで、一括して消去を行う
ことができる。
【0052】また、コマンドによって消去、書き込み等
が実行できる。つまり、ROMCNT41,42が書込
モードであるときに、コマンドを受けて、指定された書
込ワード線2に同一方向の電流を流し、ビット線3に電
流を流すことで、消去を行うことができる。また、RO
MCNT41,42が書込モードであるときに、コマン
ドを受けて、ROMとして使用する領域において、指定
された書込ワード線2に流す電流の向きを制御して書き
込みを行うことができる。これによって、よく知られた
フラッシュメモリのような用い方が行える。
【0053】さらに、ROMCNT41,42が書込モ
ードであるときに、ROMWR43からROMCNT4
1にプロテクト信号を出力し、ROMWR45からRO
MCNT42にプロテクト信号を出力することによっ
て、ROMCNT41,42を通常モードに強制的に移
行させ、電流源であるPMOSトランジスタ53,54
をOFF動作状態に制御させることで、不用意な書き込
みに対するプロテクトも可能となる。
【0054】このように、実施の形態1によれば、高速
ランダムアクセス可能な不揮発性メモリとしてのMRA
Mの任意メモリ領域に対し、書き込みを行う状態と書き
込みを行わない状態(読み取りのみが可能な状態)とを
設定できるようにしたので、MRAMの任意メモリ領域
をROM的に使用することができるようになる。そのと
き、プログラムの暴走等があっても書き換えの起きるこ
とをなくすことができるので、セキュリティの確保も可
能となる。
【0055】実施の形態2.図6は、この発明の実施の
形態2である高速ランダムアクセス可能な不揮発性メモ
リの制御回路として書込ワード線を駆動する制御回路の
概略構成を示す回路図である。図7は、この発明の実施
の形態2である高速ランダムアクセス可能な不揮発性メ
モリの制御回路としてビット線を駆動する制御回路の概
略構成を示す回路図である。なお、図6と図7では、図
3と図4に示した構成と同一ないは同等である構成部分
には、同一の符号が付されている。ここでは、この実施
の形態2に関わる部分を中心に説明する。
【0056】この実施の形態2では、高速ランダムアク
セス可能な不揮発性メモリとしてMRAMを例に挙げ
て、その任意メモリ領域をRAMとして使用する場合の
構成例が示されている。
【0057】図6では、図3に示した構成において、2
入力1出力のSW61,62,63,64が追加されて
いる。
【0058】PMOSトランジスタ25のゲート電極に
は、SW61の切換出力端が接続されている。SW61
の一方の切換入力端は、MRAMCNT21の出力端に
接続され、他方の切換入力端は、接地(GND)に接続
されている。SW61は、通常、PMOSトランジスタ
25のゲート電極とMRAMCNT21の出力端とを接
続しているが、外部からトリガが入力されたとき、PM
OSトランジスタ25のゲート電極と接地(GND)と
を接続するようになっている。
【0059】NMOSトランジスタ27のゲート電極に
は、SW62の切換出力端が接続されている。SW62
の一方の切換入力端は、MRAMCNT22の出力端に
接続され、他方の切換入力端は、接地(GND)に接続
されている。SW62は、通常、NMOSトランジスタ
27のゲート電極とMRAMCNT22の出力端とを接
続しているが、外部からトリガが入力されたとき、NM
OSトランジスタ27のゲート電極と接地(GND)と
を接続するようになっている。
【0060】PMOSトランジスタ26のゲート電極に
は、SW63の切換出力端が接続されている。SW63
の一方の切換入力端は、MRAMCNT23の出力端に
接続され、他方の切換入力端は、電源65に接続されて
いる。SW63は、通常、PMOSトランジスタ26の
ゲート電極とMRAMCNT23の出力端とを接続して
いるが、外部からトリガが入力されたとき、PMOSト
ランジスタ26のゲート電極と電源65とを接続するよ
うになっている。
【0061】NMOSトランジスタ28のゲート電極に
は、SW64の切換出力端が接続されている。SW64
の一方の切換入力端は、MRAMCNT24の出力端に
接続され、他方の切換入力端は、電源66に接続されて
いる。SW64は、通常、NMOSトランジスタ28の
ゲート電極とMRAMCNT24の出力端とを接続して
いるが、外部からトリガが入力されたとき、NMOSト
ランジスタ28のゲート電極と電源66とを接続するよ
うになっている。
【0062】また、図7では、図4に示した構成におい
て、2入力1出力のSW71,72が追加されている。
【0063】PMOSトランジスタ33のゲート電極に
は、SW71の切換出力端が接続されている。SW71
の一方の切換入力端は、MRAMCNT31の出力端に
接続され、他方の切換入力端は、接地(GND)に接続
されている。SW71は、通常、PMOSトランジスタ
33のゲート電極とMRAMCNT31の出力端とを接
続しているが、外部からトリガが入力されたとき、PM
OSトランジスタ33のゲート電極と接地(GND)と
を接続するようになっている。
【0064】NMOSトランジスタ34のゲート電極に
は、SW72の切換出力端が接続されている。SW72
の一方の切換入力端は、MRAMCNT32の出力端に
接続され、他方の切換入力端は、電源73に接続されて
いる。SW72は、通常、NMOSトランジスタ34の
ゲート電極とMRAMCNT32の出力端とを接続して
いるが、外部からトリガが入力されたとき、NMOSト
ランジスタ34のゲート電極と電源73とを接続するよ
うになっている。
【0065】以上の構成において、MRAMの任意メモ
リ領域をRAMとして使用する場合の動作について説明
する。
【0066】図6において、通常、SW61はMRAM
CNT21を選択し、SW62はMRAMCNT22を
選択し、SW63はMRAMCNT23を選択し、SW
64はMRAMCNT24を選択している。また、図7
において、通常、SW71はMRAMCNT31を選択
し、SW72はMRAMCNT32を選択している。つ
まり、MRAMの任意メモリ領域に対しRAMとしての
通常の書き込みを行う場合には、MRAMの機能を利用
して書き込みが行われる。
【0067】そして、外部からトリガが入力されると、
SW61〜64,71,72を切替制御して、RAMと
して使用する任意メモリ領域に関わる全ての書込ワード
線2に一方向の電流を流し、同時に全てのビット線3に
電流を流し、その任意メモリ領域に全て“1”または全
て“0”を書き込むことで、RAMの電源オフ時にデー
タが消去される状態を実現する。
【0068】図6の例で言えば、RAMとして使用する
任意メモリ領域において、SW61,62が接地(GN
D)を選択し、SW63が電源65を選択し、SW64
が電源66を選択する。これによって、RAMとして使
用する任意メモリ領域に関わる全ての書込ワード線2に
一方向(図6の例では左から右に向かう方向)の電流が
流れる。
【0069】また、図7の例で言えば、RAMとして使
用する任意メモリ領域において、SW71が接地(GN
D)を選択し、SW72が電源75を選択することで、
RAMとして使用する任意メモリ領域に関わる全てのビ
ット線3に電流が流れる。
【0070】ここで、トリガとしては、リセット信号の
他、専用端子、ソフトウエア、電圧レベル等で判定され
た信号を使用することができる。具体的には、リセット
端子の他に、プログラムによって消去コマンドが入力で
きる専用端子を設け、各モジュールの動作中にでも一括
消去ができるようにする。また、ソフトウエアとして、
例えばリセット信号発生用のプログラムを用意すると
か、所定のレジスタに消去コマンドを書き込めるように
しておくことを挙げることができる。さらに、電源電圧
の検出機能を利用して降下電圧が所定電圧レベルである
ときに一括消去が実行できるようにする。この方法は、
リセットを掛けないで直接電源をオフする場合に有効で
ある。これらの信号を用いることによってフレキシブル
な一括消去が可能となる。そして、ソフトウエアによっ
て、上記した各トリガの有効化と無効化を設定できるよ
うにすれば、一層フレキシブルになる。
【0071】このように、実施の形態2によれば、MR
AMの任意メモリ領域をRAM的に使用する場合に、ト
リガを用いて電源オフ時の状態を実現することができる
ので、他人に不用意に読まれてしまう危険性をなくすこ
とができ、セキュリティの確保が可能となる。
【0072】実施の形態3.図8は、この発明の実施の
形態3である高速ランダムアクセス可能な不揮発性メモ
リの制御回路として書込ワード線を駆動する制御回路の
概略構成を示す回路図である。図9は、この発明の実施
の形態3である高速ランダムアクセス可能な不揮発性メ
モリの制御回路としてビット線を駆動する制御回路の概
略構成を示す回路図である。なお、図8と図9では、図
4と図5に示した構成と同一ないは同等である構成部分
には、同一の符号が付されている。ここでは、この実施
の形態3に関わる部分を中心に説明する。
【0073】この実施の形態3では、高速ランダムアク
セス可能な不揮発性メモリとしてMRAMを例に挙げ
て、その任意メモリ領域をROM、RAMおよびMRA
Mとして使用する場合の構成例が示されている。
【0074】図8では、図4に示した構成において、2
入力1出力のSW48,49,51,52に代えて3入
力1出力のSW81,82,83,84が設けられてい
る。
【0075】SW81の3入力は、ROMWR43と接
地(GND)とMRAMCNT21とからなる。SW8
2の3入力は、MRAMCNT22と接地(GND)と
ROMWR44とからなる。SW83の3入力は、RO
MWR45と電源85とMRAMCNT23とからな
る。SW84の3入力は、MRAMCNT24と電源8
6とROMWR46とからなる。
【0076】また、図9では、図5に示した構成におい
て、2入力1出力のSW57,58に代えて3入力1出
力のSW91,92が設けられている。
【0077】SW91の3入力は、MRAMCNT31
と接地(GND)とROMWR55とからなる。SW9
2の3入力は、MRAMCNT32と電源93とROM
WR56とからなる。
【0078】以上の構成において、MRAMの任意メモ
リ領域をMRAM、ROM、RAMとして使用する場合
の動作について説明する。
【0079】MRAMとして使用する場合には、図8に
おいて、SW47,50に接地(GND)を選択させ、
PMOSトランジスタ53,54を常時導通状態にす
る。この状態で、SW81にMRAMCNT21を選択
させ、SW82にMRAMCNT22を選択させ、SW
83にMRAMCNT23を選択させ、SW84にMR
AMCNT24を選択させる。また、図9において、S
W91にMRAMCNT31を選択させ、SW92にM
RAMCNT32を選択させる。これによって、MRA
MCNT21〜24,31,32が前述(図2と図3)
したように動作するので、MRAMとして通常通り使用
することができる。
【0080】ROMとして使用する場合には、図8にお
いて、SW47にROMCNT41を選択させ、SW5
0にROMCNT42を選択させる。ROMCNT4
1,42は、実施の形態1にて説明したように、モード
信号によって、電流源であるPMOSトランジスタ5
3,54を、通常モード時は非導通状態に設定し、書込
モード時は導通状態に設定する制御を行うようになって
いる。
【0081】そして、SW81にROMWR43を選択
させ、SW82にROMWR44を選択させ、SW83
にROMWR45を選択させ、SW84にROMWR4
6を選択させる。また、図9において、SW91にRO
MWR55を選択させ、SW92にROMWR56を選
択させる。これによって、ROMWR43〜46,5
5,56が実施の形態1にて説明したように動作するの
で、ROMとして使用することができる。また、一括消
去も実施の形態1で説明したように、ROMWR43〜
46,55,56が実行することができる。
【0082】また、RAMとして使用する場合には、図
8において、SW47,50に接地(GND)を選択さ
せ、PMOSトランジスタ53,54を常時導通状態に
する。この状態で、トリガが入力されるまでは、SW8
1にMRAMCNT21を選択させ、SW82にMRA
MCNT22を選択させ、SW83にMRAMCNT2
3を選択させ、SW84にMRAMCNT24を選択さ
せる。また、図9において、SW91にMRAMCNT
31を選択させ、SW92にMRAMCNT32を選択
させる。
【0083】そして、トリガが入力されると、図8にお
いて、SW81,82に接地(GND)を選択させ、S
W83に電源85を選択させ、SW84に電源86を選
択させる。また、図9において、SW91に接地(GN
D)を選択させ、SW92に電源93を選択させる。こ
れによって、実施の形態2にて説明した消去動作が行わ
れるので、RAMとして使用することができる。但し、
当初からMRAMとして使用している場合には、トリガ
が入力されても以上説明した一括消去の動作は行われな
い。
【0084】このように、実施の形態3によれば、高速
ランダムアクセス可能な不揮発性メモリとしてのMRA
MをROM、RAM、MRAMのいずれかとして選択使
用することができるので、使用者は用途に合わせてフレ
キシブルにメモリ領域を使い分けることができる。
【0085】実施の形態4.この実施の形態4では、高
速ランダムアクセス可能な不揮発性メモリとしてMRA
Mを例に挙げて、ROMやRAMとして使用する任意メ
モリ領域の設定を実現する方法について説明する。
【0086】実施の形態3(図8、図9)で説明した例
で言えば、トリガ信号で一括消去時に接地(GND)や
電源を選択するRAM制御機能をもつSW81〜84,
91,92を用意する。そして、ユーザの仕様で決まる
任意メモリ領域は、ハードウエア的に、またはソフトウ
エア的に設定する。
【0087】ハードウエア的に設定する方法では、配線
の繋ぎ替えで各メモリの使用領域の割り当てが行えるよ
うに回路を形成しておき、後でマスクを変えることで部
分的な配線の繋ぎ替えが行えるようにしておく。また
は、マスクを変えるのではなく、ヒューズを使ってアセ
ンブリ工程前にカットするなどの方法が採用できる。
【0088】ソフトウエア的に設定する方法では、SW
47,50,81〜84,91,92の切替操作がCP
Uのプログラム制御や端子設定によって行えるようにす
る方法が採用できる。この方法では、ユーザが任意に各
メモリ領域をMRAM、ROM、RAMとして割り当て
ることができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ビット線には一方向の電流を流し、書込ワード線に
は流す電流の向きを変えることで、選択したメモリセル
へのビット情報の書き込みを実行するメモリ書込制御回
路を備える高速ランダムアクセス可能な不揮発性メモリ
において、不揮発性メモリとしての使用時では、第1セ
レクタが、電流源から前記書込ワード線に常時電流が供
給できる状態に設定する。また、第2セレクタが、前記
書込ワード線およびビット線への電流供給制御を前記メ
モリ書込制御回路に委ねる。その結果、メモリ書込制御
回路による不揮発性メモリとしての書き込みが実行され
る。一方、ROMとしての使用時では、第1セレクタ
が、前記電流源の制御をROM制御回路に委ねる。また
第2セレクタが、前記書込ワード線およびビット線への
電流供給制御をROM書込制御回路に委ねる。そこで、
ROM制御回路が、前記書込ワード線に書き込み時に電
流が供給される状態にする書込モードを選択すると、R
OM書込制御回路が任意メモリ領域において前記書込ワ
ード線およびビット線に流す電流を制御しROMとして
の書き込みを実行する。一方、ROM制御回路が、前記
書込ワード線に常時電流が流れない状態にする通常モー
ドを選択すると、ROMとして使用する任意メモリ領域
が書き換え不能に保持される。書込ワード線に電流が流
れなくとも読み出しには影響を与えないので、通常のR
OMとしての使用が確保される。したがって、不揮発性
メモリを、そのまま不揮発性メモリとして、あるいは、
ROMとして使用することができる。ROMとして使用
するときは、通常モードに設定することによってプログ
ラム暴走などがあっても不用意な書き換えが行われない
ようにすることができる。
【0090】つぎの発明によれば、ビット線には一方向
の電流を流し、書込ワード線には流す電流の向きを変え
ることで、選択したメモリセルへのビット情報の書き込
みを実行するメモリ書込制御回路を備える高速ランダム
アクセス可能な不揮発性メモリにおいて、RAMとして
の使用時では、セレクタが、トリガが入力されるまで
は、前記メモリ書込制御回路にRAMとして使用する任
意メモリ領域における前記書込ワード線およびビット線
への電流供給制御を行わせ、トリガが入力されると、R
AMとして使用する前記任意メモリ領域における全ての
前記書込ワード線およびビット線に同一方向の電流が流
れるように切り換える。その結果、RAMとして使用す
る前記任意メモリ領域に全て“1”または全て“0”が
書き込まれる。これは、電源オフ時にデータが消失する
のと等価の状態である。したがって、RAMとして使用
するときは、他人に読まれる危険性をなくすことができ
る。
【0091】つぎの発明によれば、上記の発明におい
て、不揮発性メモリとしての使用時では、第2セレクタ
が、前記書込ワード線およびビット線への電流供給制御
を前記メモリ書込制御回路に委ねる。また、ROMとし
ての使用時では、第2セレクタが、前記書込ワード線お
よびビット線への電流供給制御をROM書込制御回路に
委ねる。そして、前記第2セレクタは、RAMとしての
使用時では、トリガが入力されるまでは、前記メモリ書
込制御回路にRAMとして使用する任意メモリ領域にお
ける前記書込ワード線およびビット線への電流供給制御
を行わせ、トリガが入力されると、RAMとして使用す
る前記任意メモリ領域における全ての前記書込ワード線
およびビット線に同一方向の電流が流れるように切り換
える。その結果、RAMとして使用する前記任意メモリ
領域に全て“1”または全て“0”が書き込まれる。す
なわち、不揮発性メモリを、そのまま不揮発性メモリと
して、あるいは、ROM、RAMとして選択して使用す
ることができる。
【0092】つぎの発明によれば、上記の発明におい
て、前記ROM書込制御回路では、特定のコマンドが入
力されたときにROMとして使用する任意メモリ領域に
書き込みが実行される。したがって、コマンドによって
消去や書き込みが行えるフラッシュメモリと同等の使用
が可能となる。
【0093】つぎの発明によれば、上記の発明におい
て、前記ROM書込制御回路では、ROMとして使用す
る任意メモリ領域における全ての前記書込ワード線およ
び全ての前記ビット線に同一方向の電流を流す。すなわ
ち、ROMとして使用する任意メモリ領域に全て“1”
または全て“0”が書き込まれる。つまり、一括消去が
必要なときはそれを実行することができる。
【0094】つぎの発明によれば、上記の発明におい
て、前記ROM書込制御回路が前記ROM制御回路に対
しプロテクト信号を出力すると、前記ROM制御回路
は、無条件に前記通常モードに移行する。その結果、R
OMとして使用する任意メモリ領域が書き換え不能に保
持されるので、プログラムの暴走があっても書き換えが
起こることはなくセキュリティの向上が図れる。
【0095】つぎの発明によれば、上記の発明におい
て、前記任意メモリ領域は、ハードウエア的に予め固定
的に設定することができ、またはソフトウエア的に指定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 現在提案されているMRAMの書き込み動作
を説明するためのMRAMセルの配置図である。
【図2】 図1に示す書込ワード線を駆動する制御回路
の概略構成を示す回路図である。
【図3】 図1に示すビット線を駆動する制御回路の概
略構成を示す回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態1である高速ランダム
アクセス可能な不揮発性メモリの制御回路として書込ワ
ード線を駆動する制御回路の概略構成を示す回路図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態1である高速ランダム
アクセス可能な不揮発性メモリの制御回路としてビット
線を駆動する制御回路の概略構成を示す回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態2である高速ランダム
アクセス可能な不揮発性メモリの制御回路として書込ワ
ード線を駆動する制御回路の概略構成を示す回路図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態2である高速ランダム
アクセス可能な不揮発性メモリの制御回路としてビット
線を駆動する制御回路の概略構成を示す回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態3である高速ランダム
アクセス可能な不揮発性メモリの制御回路として書込ワ
ード線を駆動する制御回路の概略構成を示す回路図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態3である高速ランダム
アクセス可能な不揮発性メモリの制御回路としてビット
線を駆動する制御回路の概略構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 MRAMセル(TMR素子)、2 書込ワード線、
3 ビット線、11,12 磁性薄膜、13 絶縁膜、
21,22,23,24,31,32 MRAM書込制
御回路(MRAMCNT)、25,26,33,53,
54 PMOSトランジスタ、27,28,34 NM
OSトランジスタ、41,42 ROM制御回路(RO
MCNT)、43,44,45,46,55,56 R
OM書込回路(ROMWR)、47,48,49,5
0,51,52,57,58,61,62,63,6
4,71,72,81,82,83,84,91,92
セレクタ(SW)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット線には一方向の電流を流し、書込
    ワード線には流す電流の向きを変えることで、選択した
    メモリセルへのビット情報の書き込みを実行するメモリ
    書込制御回路を備える高速ランダムアクセス可能な不揮
    発性メモリにおいて、 前記書込ワード線に書き込み時に電流が供給される状態
    にする書込モードと前記書込ワード線に常時電流が流れ
    ない状態にする通常モードとを選択するROM制御回路
    と、 電流源と、 不揮発性メモリとしての使用時では前記電流源から前記
    書込ワード線に常時電流が供給できる状態に設定し、R
    OMとしての使用時では前記電流源の制御を前記ROM
    制御回路に委ねる第1セレクタと、 ROMとしての使用時に任意メモリ領域において前記書
    込ワード線およびビット線に流す電流を制御し書き込み
    を実行するROM書込制御回路と、 前記書込ワード線およびビット線への電流供給制御を、
    不揮発性メモリとしての使用時では前記メモリ書込制御
    回路に委ね、ROMとしての使用時では前記ROM書込
    制御回路に委ねる第2セレクタと、 を備えたことを特徴とする高速ランダムアクセス可能な
    不揮発性メモリの制御回路。
  2. 【請求項2】 ビット線には一方向の電流を流し、書込
    ワード線には流す電流の向きを変えることで、選択した
    メモリセルへのビット情報の書き込みを実行するメモリ
    書込制御回路を備える高速ランダムアクセス可能な不揮
    発性メモリにおいて、 RAMとしての使用時に、トリガが入力されるまでは、
    RAMとして使用する任意メモリ領域における前記書込
    ワード線およびビット線への電流供給制御を前記メモリ
    書込制御回路に委ね、トリガが入力されると、RAMと
    して使用する前記任意メモリ領域における全ての前記書
    込ワード線およびビット線に同一方向の電流が流れるよ
    うに切り換えるセレクタ、 を備えたことを特徴とする高速ランダムアクセス可能な
    不揮発性メモリの制御回路。
  3. 【請求項3】 前記第2セレクタは、 前記書込ワード線およびビット線への電流供給制御を、
    不揮発性メモリとしての使用時では前記メモリ書込制御
    回路に委ね、ROMとしての使用時では前記ROM書込
    制御回路に委ね、かつRAMとしての使用時では、トリ
    ガが入力されるまでは、RAMとして使用する任意メモ
    リ領域における前記書込ワード線およびビット線への電
    流供給制御を前記メモリ書込制御回路に委ね、トリガが
    入力されると、RAMとして使用する前記任意メモリ領
    域における全ての前記書込ワード線およびビット線に同
    一方向の電流が流れるように切り換える手段、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の高速ランダ
    ムアクセス可能な不揮発性メモリの制御回路。
  4. 【請求項4】 前記ROM書込制御回路は、 特定のコマンドが入力されたときにROMとして使用す
    る任意メモリ領域に書き込みを実行する手段、 を備えたことを特徴とする請求項1または3に記載の高
    速ランダムアクセス可能な不揮発性メモリの制御回路。
  5. 【請求項5】 前記ROM書込制御回路は、 ROMとして使用する任意メモリ領域における全ての前
    記書込ワード線および全ての前記ビット線に同一方向の
    電流を流す手段、 を備えたことを特徴とする請求項1、3、4のいずれか
    一つに記載の高速ランダムアクセス可能な不揮発性メモ
    リの制御回路。
  6. 【請求項6】 前記ROM書込制御回路は、 前記ROM制御回路に対しプロテクト信号を出力する手
    段、を備え、 前記ROM制御回路は、 前記書込モード時に前記プロテクト信号が入力されたと
    きは、無条件に前記通常モードに移行する手段、 を備えたことを特徴とする請求項1、3〜5のいずれか
    一つに記載の高速ランダムアクセス可能な不揮発性メモ
    リの制御回路。
  7. 【請求項7】 前記任意メモリ領域は、 ハードウエア的に予め固定的に設定されたメモリ領域で
    ある、またはソフトウエア的に指定されたメモリ領域で
    ある、 ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の
    高速ランダムアクセス可能な不揮発性メモリの制御回
    路。
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