JP2007264715A - 電子ペン用帳票製造システム、サーバ、プログラム及び特定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子ペン用帳票製造システム80は、予め各帳票に利用者及びフォームを設定し、帳票1枚毎にそれぞれ異なるドットパターンを配置してプリンタ印刷する。そして、各帳票に配置されたドットパターンと、各帳票の図案とをプリンタにより紙媒体の帳票に印刷することで電子ペン用帳票62を製造する。このとき、各帳票に設定された利用者IDと、各帳票に設定されたフォームIDと、各帳票に配置されたドットパターンの座標データとを対応付けて関連付DB50に記憶する。
【選択図】図9
Description
図1は電子ペンの使用形態を模式的に示す図であり、図2は電子ペンの構造を示す機能ブロック図である。図1に示すように、電子ペン10は、ドットパターンが印刷された専用ペーパー20と組み合わせて使用される。電子ペン10は、通常のインクペンと同様のペン先部17を備えており、利用者は通常のインクペンと同様に専用ペーパー20上に文字などを書くことになる。
次に、図7及び図8を参照し、電子ペン用帳票製造方法の概略について説明する。図7は、電子ペン用帳票製造方法を模式的に説明する図である。また、図8は、全ての帳票に異なるドットパターンが印刷された電子ペン用帳票の例である。
このように、ドットパターンを物理的な帳票1枚毎に異なるものとすることで、電子ペン10は各電子ペン用帳票をそれぞれ別のものとして認識することができる。即ち、各電子ペン用帳票を個別識別することが可能となる。換言すると、予め各電子ペン用帳票に印刷されたドットパターンと、利用者及びフォームとを関連付けておくことで、記入された情報に基づいて、利用者及びフォームを容易に特定することが可能となる。つまり、利用者が電子ペン10を使用して電子ペン用帳票の任意の場所に記入を行うだけで、「利用者」と「フォーム」等2種類の情報を同時に特定することができる。これは、病院のカルテのようにデータの混在が許されないアプリケーションや、電子ペン用帳票に記入されたデータと利用者との関連付けに多大な労力を要しているアプリケーションにとって非常に大きなメリットとなる。
次に、図9乃至図11を参照し、本発明の電子ペン用帳票製造システム80について説明する。図9は、電子ペン用帳票製造システム80の概略構成を示す図である。また、図10及び図11は、各種データベース(以下、「DB」と呼ぶ。)のデータ構造を模式的に示す図である。図9に示す電子ペン用帳票製造システム80は、ドットパターンをIDとして利用し、当該ドットパターンの座標データ及び利用者を関連付けしながら電子ペン用帳票を製造するシステムである。
次に、本発明の特定システム100について説明する。図12に特定システム100の概略構成を示す。図12に示す特定システム100は、利用者が電子ペン10を使用して電子ペン用帳票に記入した情報に基づいて、容易に利用者やフォームを特定することができるものである。
次に、本発明の特定システム100を利用した第1実施形態について、図13及び図14を参照して詳細に説明する。図13は、第1実施形態における電子ペン用帳票の例であり、図14は、特定システム100による特定処理のフローチャートである。
次に、本発明の特定システム100を利用した第2実施形態について、図14及び図15を参照して詳細に説明する。図14は、特定システム100による特定処理のフローチャートであり、図15は、第2実施形態における電子ペン用帳票の例である。
次に、本発明の特定システム100を利用した第3実施形態について、図14及び図16を参照して説明する。図14は、特定システム80による特定処理のフローチャートであり、図16は、第3実施形態における電子ペン用帳票の例である。
10…電子ペン
11…プロセッサ
12…メモリ
13…データ通信ユニット
14…バッテリー
25…端末装置
26…問い合わせサーバ
27…サービスサーバ
80…電子ペン用帳票製造システム
100…特定システム
Claims (15)
- 帳票に電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を製造する電子ペン用帳票製造システムであって、
フォーム識別情報に対応付けて、各フォームに関するフォーム情報を記憶するフォーム情報記憶手段と、
各帳票に、利用者及びフォームを設定する設定手段と、
オリジナルドットパターンエリアから、重複しないように帳票毎にドットパターンを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定されたドットパターンを、前記帳票1枚毎にそれぞれ配置する配置手段と、
前記設定手段による設定に対応するフォーム情報を、前記フォーム情報記憶手段から抽出するフォーム情報抽出手段と、
抽出したフォーム情報と、前記配置手段が配置したドットパターンとを前記帳票にプリンタ印刷するプリンタ印刷手段と、
前記設定手段により設定された利用者の利用者識別情報と、前記設定手段により設定されたフォームのフォーム識別情報と、前記決定手段により決定されたドットパターンの座標データとを対応づけて、関連付情報として記憶する関連付情報記憶手段と、を備えることを特徴とする電子ペン用帳票製造システム。 - 前記フォーム情報記憶手段は、前記フォーム識別情報に対応付けて、各フォームの図案に関するデザインデータと、各フォームを構成する部品データとをフォーム情報として記憶し、
前記関連付情報記憶手段は、前記部品データ毎に、前記配置手段が配置したドットパターンの座標データを記憶することを特徴とする請求項1に記載の電子ペン用帳票製造システム。 - 前記利用者識別情報に対応付けて、利用者に関する利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
前記設定手段による設定に対応する利用者情報を、前記利用者情報記憶手段から抽出する利用者情報抽出手段と、をさらに備え、
前記プリンタ印刷手段は、抽出した利用者情報をさらに前記帳票に印刷することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子ペン用帳票製造システム。 - 帳票に電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を製造するコンピュータにより実行可能なプログラムであって、
フォーム識別情報に対応付けて、各フォームに関するフォーム情報を記憶するフォーム情報記憶手段、
各帳票に、利用者及びフォームを設定する設定手段、
オリジナルドットパターンエリアから、重複しないように帳票毎にドットパターンを決定する決定手段、
前記決定手段により決定されたドットパターンを、前記帳票1枚毎にそれぞれ配置する配置手段、
前記設定手段による設定に対応するフォーム情報を、前記フォーム情報記憶手段から抽出するフォーム情報抽出手段、
抽出したフォーム情報と、前記配置手段が配置したドットパターンとを前記帳票にプリンタ印刷するプリンタ印刷手段、
前記設定手段により設定された利用者の利用者識別情報と、前記設定手段により設定されたフォームのフォーム識別情報と、前記決定手段により決定されたドットパターンの座標データとを対応づけて、関連付情報として記憶する関連付情報記憶手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 前記フォーム情報記憶手段は、前記フォーム識別情報に対応付けて、各フォームの図案に関するデザインデータと、各フォームを構成する部品データとをフォーム情報として記憶し、
前記関連付情報記憶手段は、前記部品データ毎に、前記配置手段が配置したドットパターンの座標データを記憶することを特徴とする請求項4に記載のプログラム。 - 前記利用者識別情報に対応付けて、利用者に関する利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段、
前記設定手段による設定に対応する利用者情報を、前記利用者情報記憶手段から抽出する利用者情報抽出手段、としてさらに前記コンピュータを機能させ、
前記プリンタ印刷手段は、抽出した利用者情報をさらに前記帳票に印刷することを特徴とする請求項4又は5に記載のプログラム。 - フォーム識別情報に対応付けて、各フォームに関するフォーム情報を記憶するフォーム情報記憶部と、
各帳票に、利用者及びフォームを設定する設定工程と、
電子ペンにより認識可能なオリジナルドットパターンエリアから、重複しないように帳票毎にドットパターンを決定する決定工程と、
前記決定工程により決定されたドットパターンを、前記帳票1枚毎にそれぞれ配置する配置工程と、
前記設定工程による設定に対応するフォーム情報を、前記フォーム情報記憶部から抽出するフォーム情報抽出工程と、
抽出したフォーム情報と、前記配置工程が配置したドットパターンとをプリンタによって前記帳票に印刷するプリンタ印刷工程と、
前記設定工程により設定された利用者の利用者識別情報と、前記設定工程により設定されたフォームのフォーム識別情報と、前記決定工程により決定されたドットパターンの座標データとを対応づけて、関連付情報として記憶する関連付情報記憶部と、を有することを特徴とする電子ペン用帳票製造方法。 - 前記フォーム情報記憶部は、前記フォーム識別情報に対応付けて、各フォームの図案に関するデザインデータと、各フォームを構成する部品データとをフォーム情報として記憶し、
前記関連付情報記憶部は、前記部品データ毎に、前記配置工程が配置したドットパターンの座標データを記憶することを特徴とする請求項7に記載の電子ペン用帳票製造方法。 - 前記利用者識別情報に対応付けて、利用者に関する利用者情報を記憶する利用者情報記憶部と、
前記設定工程による設定に対応する利用者情報を、前記利用者情報記憶部から抽出する利用者情報抽出工程と、をさらに有し、
前記プリンタ印刷工程は、抽出した利用者情報をさらに前記帳票に印刷することを特徴とする請求項7又は8に記載の電子ペン用帳票製造方法。 - 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票に記入された情報を処理するサーバであって、
前記電子ペン用帳票に印刷されたドットパターンの座標データと、前記電子ペン用帳票に対応する利用者の利用者識別情報とを対応付けた関連付情報を記憶する関連付情報記憶手段と、
前記利用者が前記電子ペンにより前記電子ペン用帳票に記入した記入情報を取得する記入情報取得手段と、
前記記入情報に含まれる座標データに基づいて、前記関連付情報を参照することにより、前記電子ペン用帳票に対応する利用者の利用者識別情報を特定する利用者特定手段と、を備えることを特徴とするサーバ。 - 前記電子ペン用帳票は、複数のフォームを有するものであって、
前記関連付情報記憶手段は、前記電子ペン用帳票に印刷されたドットパターンの座標データと、前記電子ペン用帳票に対応する利用者の利用者識別情報と、さらに前記電子ペン用帳票に対応するフォームのフォーム識別情報とを対応付けて記憶しており、
前記記入情報に含まれる座標データに基づいて、前記関連付情報を参照することにより、前記電子ペン用帳票に対応するフォームのフォーム識別情報を特定するフォーム特定手段を備えることを特徴とする請求項10に記載のサーバ。 - 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票に記入された情報を処理するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
前記電子ペン用帳票に印刷されたドットパターンの座標データと、前記電子ペン用帳票に対応する利用者の利用者識別情報とを対応付けた関連付情報を記憶する関連付情報記憶手段、
前記利用者が前記電子ペンにより前記電子ペン用帳票に記入した記入情報を取得する記入情報取得手段、
前記記入情報に含まれる座標データに基づいて、前記関連付情報を参照することにより、前記電子ペン用帳票に対応する利用者の利用者識別情報を特定する利用者特定手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 前記電子ペン用帳票は、複数のフォームを有するものであって、
前記関連付情報記憶手段は、前記電子ペン用帳票に印刷されたドットパターンの座標データと、前記電子ペン用帳票に対応する利用者の利用者識別情報と、さらに前記電子ペン用帳票に対応するフォームのフォーム識別情報とを対応付けて記憶しており、
前記記入情報に含まれる座標データに基づいて、前記関連付情報を参照することにより、前記電子ペン用帳票に対応するフォームのフォーム識別情報を特定するフォーム特定手段としてさらに前記コンピュータを機能させることを特徴とする請求項12に記載のプログラム。 - 電子ペン用帳票に印刷された電子ペンにより認識可能なドットパターンの座標データと、前記電子ペン用帳票に対応する利用者の利用者識別情報とを対応付けた関連付情報を記憶する関連付情報記憶部と、
前記利用者が前記電子ペンにより前記電子ペン用帳票に記入した記入情報を取得する記入情報取得工程と、
前記記入情報に含まれる座標データに基づいて、前記関連付情報を参照することにより、前記電子ペン用帳票に対応する利用者の利用者識別情報を特定する利用者特定工程と、を有することを特徴とする特定方法。 - 前記電子ペン用帳票は、複数のフォームを有するものであって、
前記関連付情報記憶部は、前記電子ペン用帳票に印刷されたドットパターンの座標データと、前記電子ペン用帳票に対応する利用者の利用者識別情報と、さらに前記電子ペン用帳票に対応するフォームのフォーム識別情報とを対応付けて記憶しており、
前記記入情報に含まれる座標データに基づいて、前記関連付情報を参照することにより、前記電子ペン用帳票に対応するフォームのフォーム識別情報を特定するフォーム特定手段工程をさらに有することを特徴とする請求項14に記載の特定方法。
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