JP2006323487A - サーバ、プログラム及び電子ペン用複写帳票 - Google Patents
サーバ、プログラム及び電子ペン用複写帳票 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】集約システム100において、利用者は、まず、電子ペン10を使用して複数の複写帳票に記入を行う。電子ペン10により記入した情報は、1セットの複写帳票に記入されたひとまとまりの情報である記入情報としてサーバ5に取得される。サーバ5は、まず、取得した記入情報から枚目記入情報を抽出する。さらに、サーバ5は、枚目記入情報から項目記入情報を抽出する。そして、サーバ5は、抽出した項目記入情報に基づいて、文字認識等を行うことにより、利用者が複写帳票に記入したセット識別情報を特定し、当該セット識別情報に基づいて、枚目記入情報を集約する。
【選択図】図13
Description
図1は電子ペンの使用形態を模式的に示す図であり、図2は電子ペンの構造を示す機能ブロック図である。図1に示すように、電子ペン10は、ドットパターンが印刷された専用ペーパー20と組み合わせて使用される。電子ペン10は、通常のインクペンと同様のペン先部17を備えており、利用者は通常のインクペンと同様に専用ペーパー20上に文字などを書くことになる。
次に、本発明の集約システムについて説明する。図7に集約システム100の概略構成を示す。図7に示す集約システム100は、上記専用ペーパーであり、且つ、複写用紙である電子ペン用複写帳票(以下、「複写帳票」と呼ぶ。)を使用する。集約システム100は、複数の当該複写帳票に記入された情報を、一連の繋がりに基づいて容易に集約するものである。なお、詳細は後述するが、複数の複写帳票から1セットの複写帳票が構成されているものとする。
次に、図8乃至図12を参照し、複写帳票3について詳しく説明する。図8は、3枚の複写帳票から構成される1セットの複写帳票の例を示す。図9は、1セットを構成する各枚目の複写帳票の例を示す。図10は、1セットの複写帳票に印刷されるドットパターンを模式的に示す図である。図11は、記入後の1セットの複写帳票の例を示す。図12は、記入後の各枚目の複写帳票の例を示す。
次に、サーバ5について詳しく説明する。図13は、集約システム100における、特にサーバ5の内部構成を示す。図示のように、サーバ5は、集約プログラム101、記入情報取得機能102、座標テーブル103、枚目記入情報抽出機能104、項目記入情報抽出機能105、セットID特定機能106、枚目記入情報集約機能105及び記入DB記憶機能106から構成されている。なお、各機能は、サーバ5が有するCPUが予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
次に、集約システム100により実行される集約処理について説明する。図16は、集約処理を示すフローチャートである。
上記実施形態では、複写項目にはドットパターンが印刷されておらず、複写項目に記入された情報はサーバ5が認識しないものとしている。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、複写項目にもドットパターンが印刷されており、複写項目に記入された情報をサーバ5が認識することとしてもよい。この場合、同一セットの複写帳票3における同一項目に2つ以上の情報が記入されることになる。そのため、サーバ5は、複写項目に記入された情報を訂正された情報として取り扱う。即ち、複写項目を訂正欄として利用する。
10…電子ペン
11…プロセッサ
12…メモリ
13…データ通信ユニット
14…バッテリー
25…端末装置
26…問い合わせサーバ
27…サービスサーバ
100…集約システム
Claims (20)
- 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷されており、複写用紙である電子ペン用複写帳票に記入された情報を集約するサーバであって、
前記複写帳票は、1つのエリアから分割されたドットパターンがそれぞれ印刷された複数の前記複写帳票から1セットが構成されており、各セットを識別する情報であるセット識別情報及び所定の処理に必要な情報が記入される複数の項目を有するものであって、
前記電子ペンにより、複数枚の前記複写帳票にそれぞれ記入された前記セット識別情報及び前記所定の処理に必要な情報を記入情報として取得する記入情報取得手段と、
取得した前記記入情報から、1枚の前記複写帳票に記入された情報を枚目記入情報として抽出する枚目記入情報抽出手段と、
抽出した前記枚目記入情報から、前記複写帳票が有する各項目に記入された情報を項目記入情報として抽出する項目記入情報抽出手段と、
抽出した前記項目記入情報に基づいて、前記セット識別情報を特定するセット識別情報特定手段と、
特定した前記セット識別情報に基づいて、同じセット識別情報が記入された前記複写帳票に対応する枚目記入情報を集約する集約手段と、を備えることを特徴とするサーバ。 - 1セットを構成する各複写帳票の大きさは、全て異なるものであって、各枚目を示す数字の大きさと比例することを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
- 1セットを構成する複写帳票の一部は切り離し可能に加工されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ。
- 前記複写帳票は、1セットを構成する複数枚の前記複写帳票にそれぞれ記入された情報を、ひとまとまりの記入情報として送信するために必要な完了ボックスを有するものであって、
前記完了ボックスは、1セットを構成する複数枚の複写帳票の中の1枚が有しており、
前記記入情報取得手段は、前記電子ペンにより、複数枚の前記複写帳票にそれぞれ記入された前記セット識別情報及び前記所定の処理に必要な情報を、1セットの前記複写帳票に記入された記入情報として取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のサーバ。 - 前記完了ボックスは、枚目を示す数字が最も大きい前記複写帳票が有することを特徴とする請求項4に記載のサーバ。
- 前記項目は、直接前記電子ペンにより記入が行われる記入項目と、前記複写帳票により前記記入項目に記入された情報が複写される複写項目とを有しており、
前記複写項目にはドットパターンが印刷されていないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のサーバ。 - 前記項目は、直接前記電子ペンにより記入が行われる記入項目と、前記複写帳票により前記記入項目に記入された情報が複写される複写項目とを有しており、
前記複写項目に直接前記電子ペンにより記入が行われた場合、前記記入項目に記入された情報を削除し、前記複写項目に記入された情報を前記記入項目に記入された情報として取り扱うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のサーバ。 - 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷されており、複写用紙である電子ペン用複写帳票に記入された情報を集約するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
前記複写帳票は、1つのエリアから分割されたドットパターンがそれぞれ印刷された複数の前記複写帳票から1セットが構成されており、各セットを識別する情報であるセット識別情報及び所定の処理に必要な情報が記入される複数の項目を有するものであって、
前記電子ペンにより、複数枚の前記複写帳票にそれぞれ記入された前記セット識別情報及び前記所定の処理に必要な情報を記入情報として取得する記入情報取得手段、
取得した前記記入情報から、1枚の前記複写帳票に記入された情報を枚目記入情報として抽出する枚目記入情報抽出手段、
抽出した前記枚目記入情報から、前記複写帳票が有する各項目に記入された情報を項目記入情報として抽出する項目記入情報抽出手段、
抽出した前記項目記入情報に基づいて、前記セット識別情報を特定するセット識別情報特定手段、
特定した前記セット識別情報に基づいて、同じセット識別情報が記入された前記複写帳票に対応する枚目記入情報を集約する集約手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 1セットを構成する各複写帳票の大きさは、全て異なるものであって、各枚目を示す数字の大きさと比例することを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
- 1セットを構成する複写帳票の一部は切り離し可能に加工されていることを特徴とする請求項8又は9に記載のプログラム。
- 前記複写帳票は、1セットを構成する複数枚の前記複写帳票にそれぞれ記入された情報を、ひとまとまりの記入情報として送信するために必要な完了ボックスを有するものであって、
前記完了ボックスは、1セットを構成する複数枚の複写帳票の中の1枚が有しており、
前記記入情報取得手段は、前記電子ペンにより、複数枚の前記複写帳票にそれぞれ記入された前記セット識別情報及び前記所定の処理に必要な情報を、1セットの前記複写帳票に記入された記入情報として取得することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記完了ボックスは、枚目を示す数字が最も大きい前記複写帳票が有することを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
- 前記項目は、直接前記電子ペンにより記入が行われる記入項目と、前記複写帳票により前記記入項目に記入された情報が複写される複写項目とを有しており、
前記複写項目にはドットパターンが印刷されていないことを特徴とする請求項8乃至12のいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記項目は、直接前記電子ペンにより記入が行われる記入項目と、前記複写帳票により前記記入項目に記入された情報が複写される複写項目とを有しており、
前記複写項目に直接前記電子ペンにより記入が行われた場合、前記記入項目に記入された情報を削除し、前記複写項目に記入された情報を前記記入項目に記入された情報として取り扱うことを特徴とする請求項8乃至12のいずれか一項に記載のプログラム。 - インクペンユニット及び光学的にドットパターンを読み取る読取ユニットを備える電子ペンにより記入され、複写用紙である電子ペン用複写帳票であって、
前記複写帳票は、1つのエリアから分割されたドットパターンが印刷された複数枚の前記複写帳票から1セットが構成されており、
各セットを識別する情報であるセット識別情報及び所定の処理に必要な情報が記入される複数の項目を有することを特徴とする電子ペン用複写帳票。 - 1セットを構成する各複写帳票の大きさは、全て異なるものであって、各枚目を示す数字の大きさと比例することを特徴とする請求項15に記載の電子ペン用複写帳票。
- 1セットを構成する複写帳票の一部は切り離し可能に加工されていることを特徴とする請求項15又は16に記載の電子ペン用複写帳票。
- 前記複写帳票は、1セットを構成する複数枚の前記複写帳票にそれぞれ記入された情報を、ひとまとまりの記入情報として送信するために必要な完了ボックスを有するものであって、
前記完了ボックスは、1セットを構成する複数枚の複写帳票の中の1枚が有することを特徴とする請求項15乃至17のいずれか一項に記載の電子ペン用複写帳票。 - 前記完了ボックスは、枚目を示す数字が最も大きい前記複写帳票が有することを特徴とする請求項18に記載の電子ペン用複写帳票。
- 前記項目は、直接前記電子ペンにより記入が行われる記入項目と、前記複写帳票により前記記入項目に記入された情報が複写される複写項目とを有しており、
前記複写項目にはドットパターンが印刷されていないことを特徴とする請求項15乃至19のいずれか一項に記載の電子ペン用複写帳票。
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