JP4689491B2 - サーバ、利用者端末、処理システム及びプログラム - Google Patents

サーバ、利用者端末、処理システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子ペンを利用した申込受付業務の効率化に関する。
従来、所定の申込において、自書・捺印した上で郵送した申込書は、受付の際に内容確認が行われる。しかし、その際、いつ誰が受付をして、申込が現在どのような段階にあるか等は細かく管理されておらず、一部台帳などで管理されているにすぎない。なお、Web上の電子フォームによる申込書を取り出す場合、サーバ側から発番されたユニークな申込番号が当該申込書に付与され、当該申込番号を使用して管理が行われていることが多い。
また、上述のような電子フォームによる申込書であっても、結果的に自書・捺印が必要であるため、サーバ側に入力したデータを送信しないことが多い。即ち、利用者は、電子フォームを印刷した紙媒体の申込書に自書・捺印をした後、サービス提供会社に当該申込書を郵送することになる。この場合、サービス提供会社側は、郵送された申込書を見て、電子フォームへの入力内容を改めてパンチ入力するといった余計な手間が生じていた。さらに、申込番号で管理する場合、入力内容がパンチ入力されるまでデジタル的に誰の申込書であるかの管理はなされていない。そのため、申込者から自分の申込がどの段階にあるのか等の問い合わせがあった場合であっても、パンチ入力による入力内容及び申込番号の登録が完了するまでは手作業に頼らざるを得ないといった問題が生じていた。
一方、近年、「電子ペン」、「デジタルペン」などと呼ばれるペン型入力デバイスが登場しており(以下、本明細書では「電子ペン」と呼ぶ。)、その代表的なものとしてスウェーデンのAnoto社が開発した「アノトペン(Anoto pen)」が知られている。アノトペンは、所定のドットパターンが印刷された専用紙(以下、「専用ペーパー」とも呼ぶ。)とペアで使用される。アノトペンは、通常のインクタイプのペン先部に加えて、専用紙上のドットパターンを読み取るための小型カメラと、データ通信ユニットを搭載している。利用者が専用紙上にアノトペンで文字などを書いたり、専用紙上に図案化されている画像をチェックしたりすると、ペンの移動に伴って小型カメラが専用紙上のドットパターンを検出し、利用者が書き込んだ文字、画像などの記入情報(「ストロークデータ」ともいう)が取得される。この記入情報が、データ通信ユニットによりアノトペンから近くのパーソナルコンピュータや携帯電話などの端末装置に送信される。このアノトペンを利用したシステムは、キーボードに代わる入力デバイスとして利用することが可能であり、上述のパーソナルコンピュータやキーボードの使用に抵抗がある利用者にとっては非常に使いやすい。そのため、現在、このような電子ペンを利用したシステムが普及しつつある(例えば、特許文献1)。
そこで、Web上で配信される電子フォームによる申込書に関し、電子ペンを利用することで、郵送される申込書の受付作業を合理化することができれば便利である。
特開2004−153612号公報
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、電子フォームによる申込書に関し、所定の内容を入力して紙媒体に印刷する際に、特殊でユニークな電子ペン用のドットパターンを発生させることで、郵送される申込書の受付作業を合理化することができる処理システムを提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、ネットワークを介して利用者端末と通信可能に接続されたサーバであって、申込処理のため、前記利用者端末からの申込の要求に応じた電子フォームを取得する電子フォーム取得手段と、前記利用者端末からの申込の要求を識別する申込番号を発番する申込番号発番手段と、電子ペンにより認識可能であって、前記申込番号に対応付けされたドットパターンを取得するドットパターン取得手段と、前記電子フォーム、前記申込番号及び前記ドットパターンを有するフォーム情報を作成するフォーム情報作成手段と、前記フォーム情報を前記利用者端末へ送信するフォーム情報送信手段と、登録処理のため、前記申込の受付状況に関する記入を行う受付状況エリアに前記フォーム情報に含まれるドットパターンが印刷された電子ペン用帳票が有するコードを読み取ることにより得られる、当該フォーム情報に含まれる電子フォームに入力された入力情報及び当該フォーム情報に含まれる申込番号を有する申込情報を取得する申込情報取得手段と、前記申込情報を記憶する申込情報記憶手段と、前記受付状況エリアに前記電子ペンを使用して記入された記入情報を取得する記入情報取得手段と、前記記入情報に基づいて、前記ドットパターンに対応付けられた申込番号を特定する申込番号特定手段と、前記記入情報に基づいて、前記電子ペン用帳票への記入日時を特定する記入日時特定手段と、前記記入情報から、前記電子ペン用帳票への記入に関する画像データを取得する画像データ取得手段と、特定した前記申込番号に対応付けて、前記記入日時及び前記画像データを受付情報として記憶する受付情報記憶手段と、確認処理のため、前記利用者端末から申込番号を取得する申込番号取得手段と、前記申込番号に基づいて、前記申込情報記憶手段から対応する申込情報を抽出する申込情報抽出手段と、前記申込番号に基づいて、前記受付情報記憶手段から対応する受付情報を抽出する受付情報抽出手段と、前記申込情報及び前記受付情報に基づいて、前記申込の受付状況を確認する確認画面を前記記入日時とともに表示するための画面情報を作成する画面情報作成手段と、前記画面情報を前記利用者端末へ送信する画面情報送信手段と、を備える。
上記のように構成されたサーバは、ネットワークを介して利用者端末と通信可能な状態で接続されている。ここで、サーバは、申込に関する情報を集中管理している。一方、利用者端末は、申込を行う利用者が使用するPC(Personal Computer)等の端末装置である。利用者が、所定の申込を行う場合、まず、Web上の電子フォームによる申込書をダウンロード等により取得する。このとき、利用者端末は、サーバに対して申込の要求を行う。申込の要求を取得したサーバは、まず、要求に応じた電子フォームを取得する。また、サーバは、申込の要求を識別する申込番号を発番する。さらに、サーバは、発番した申込番号に対応付けされたドットパターンを取得する。そして、サーバは、電子フォーム、申込番号及びドットパターンを有するフォーム情報を作成し、利用者端末へ送信する。利用者端末は、取得したフォーム情報に基づいて電子フォームを表示することができる。また、利用者端末は、電子フォームに入力された入力情報等に基づいて、プリンタ印刷をすることにより紙媒体の申込書を作成することができる。このとき、利用者端末は、入力情報やフォーム情報に基づいて任意の情報を申込書に印刷することができる。また、利用者端末は、電子ペンが認識可能なドットパターンを申込書に印刷することができる。よって、サーバは、申込書に基づいて、種々の情報を認識することが可能となり、受付業務の合理化を図ることができる。なお、申込書は、ドットパターンが印刷されているため、電子ペン用帳票ともいえる。
また、サーバと通信可能に接続された利用者端末は、フォーム情報に基づいて電子フォームを表示し、所定の事項を入力する。そして、利用者端末は、電子フォームへの入力内容である入力情報と、フォーム情報に含まれる申込番号とを有する申込情報を作成し、変換することで二次元バーコード等のコードを作成する。さらに、利用者端末は、プリンタにより入力情報等に基づいて申込書を作成する。このとき、フォーム情報に含まれるドットパターンと、申込情報を変換することで作成したコードとを申込書に印刷する。そのため、サーバは、申込書に印刷されたコードを所定の機器で読み取ることにより、容易に申込情報をデータとして取得し、記憶することができる。これによれば、サーバを管理するサービス提供会社は、申込書を見て内容をパンチ入力するといった人的な手間を大幅に削減することができる。
また、サーバは、電子ペンから記入情報を取得する。具体的に、サービス提供会社の受付担当者は、電子ペンを使用して電子ペン用帳票の受付状況エリアに受付状況に関する記入を行う。そして、サーバは、取得した記入情報に含まれるドットパターンに基づいて、対応付けされた申込番号を特定する。また、サーバは、取得した記入情報に含まれる時間情報に基づいて、電子ペン用帳票への記入日時を特定する。また、サーバは、取得した記入情報から、受付担当者による記入に関する画像データを取得する。例えば、受付担当者のサインに関する画像データ等である。さらに、サーバは、申込番号に対応付けて、特定した記入日時及び取得した画像データを受付情報として記憶する。これによれば、サーバは、電子ペンを使用して受付情報を容易に取得することができる。また、サーバは、申込番号をキーとして受付情報を記憶しておくことで、データの形で申込の段階を管理することができる。
さらに、サーバは、利用者端末から取得した申込番号に基づいて、申込情報及び受付情報を抽出する。さらに、サーバは、抽出した申込情報及び受付情報に基づいて、申込の受付状況を確認することができる確認画面を表示するために必要な画面情報を作成する。そして、サーバは、作成した画面情報を利用者端末に送信する。利用者端末は、取得した画面情報に基づいて、確認画面を表示することができる。よって、利用者は、確認画面を閲覧することにより、容易に申込の受付状況を確認することができる。
本発明の別の観点では、ネットワークを介してサーバと通信可能に接続され、利用者によって使用される利用者端末であって、申込処理のため、前記サーバから、前記利用者による申込の要求に応じた電子フォームと、前記申込の要求を識別する申込番号と、前記申込番号に対応付けされたドットパターンとを有するフォーム情報を取得するフォーム情報取得手段と、前記フォーム情報に基づいて、前記電子フォームを画面上に表示する電子フォーム表示手段と、前記電子フォームに入力手段により入力された個人情報を入力情報として取得する入力情報取得手段と、前記入力情報と、前記フォーム情報に含まれる申込番号とを有する申込情報を作成する申込情報作成手段と、前記申込情報を変換することによりコードを作成するコード作成手段と、前記電子フォームのフォーマットと、前記フォーム情報に含まれるドットパターンと、前記入力情報と、前記コードとを紙媒体に印刷することにより電子ペン用帳票を作成する電子ペン用帳票作成手段と、を備える。
利用者端末は、サーバから利用者による申込の要求に応じたフォーム情報を取得する。すると、利用者端末は、取得したフォーム情報に基づいて電子フォームを表示する。利用者は、利用者端末の入力手段を使用して、電子フォームに個人情報を入力する。このとき、利用者端末は、電子フォームに入力手段により入力された個人情報を入力情報として取得する。そして、利用者端末は、取得した入力情報と、フォーム情報に含まれる申込番号とを有する申込情報を作成し、変換することで、二次元バーコードといったコードを作成する。なお、コードは二次元バーコードに限定されるものではなく、任意の形式とすることができる。さらに、利用者端末は、プリンタを利用して、電子フォームのフォーマットと、フォーム情報に含まれるドットパターンと、入力情報と、コードとを紙媒体に印刷することにより電子ペン用帳票を作成する。これによれば、申込に関する情報を管理するサーバは、コードを所定の機器で読み取ることにより容易に申込情報をデータとして取得することができる。また、電子ペンを使用してドットパターン上に記入を行うことで、容易に申込番号を特定することができる。
上記利用者端末の一態様では、前記電子ペン用帳票作成手段は、前記申込の受付状況に関する記入が行われる受付状況エリアを前記紙媒体に設け、前記ドットパターンを前記受付状況エリアに印刷する。これによれば、受付状況を記入する受付状況エリアが、紙媒体上に設けられる。例えば、電子フォームのフォーマットに受付状況エリアが予め設けられていること等が考えられる。そして、利用者端末は、紙媒体において当該受付状況エリアにドットパターンを印刷する。これによれば、受付担当者等が電子ペンを使用して受付状況エリアに受付状況を記入した場合、記入情報に含まれるドットパターンに基づいて容易に申込番号を特定することができる。そのため、サーバは、申込番号をキーとして、受付状況に関する記入情報を記憶・管理することができる。
上記利用者端末の他の一態様では、確認処理のため、前記申込番号を前記サーバへ送信する申込番号送信手段と、前記サーバから、前記申込の受付状況を確認する確認画面を表示するための画面情報を取得する画面情報取得手段と、前記画面情報に基づいて前記確認画面を表示する確認画面表示手段と、を備える。これによれば、利用者端末は、サーバから取得する画面情報に基づいて、受付状況を確認するための確認画面を表示することができる。よって、利用者は、確認画面を閲覧することにより、容易に申込の受付状況を確認することができる。
上記利用者端末のさらに他の一態様では、前記画面情報は、前記申込番号に対応する申込情報及び受付情報に基づいて作成されたものであって、前記受付情報は、前記申込番号に対応するドットパターンが印刷された受付状況エリアに記入された記入情報に基づいて作成されたものである。これによれば、確認画面は、申込情報に基づいて表示されるため、利用者は電子フォームに入力した内容を再確認することができる。また、確認画面は、受付状況エリアに記入された受付情報に基づいて表示されるため、利用者は受付状況を的確に認識することができる。
本発明の別の観点では、ネットワークを介して通信可能な利用者端末及びサーバから構成された処理システムであって、前記サーバは、申込処理のため、前記利用者端末からの申込の要求に応じた電子フォームを取得する電子フォーム取得手段と、前記利用者端末からの申込の要求を識別する申込番号を発番する申込番号発番手段と、電子ペンにより認識可能であって、前記申込番号に対応付けされたドットパターンを取得するドットパターン取得手段と、前記電子フォーム、前記申込番号及び前記ドットパターンを有するフォーム情報を作成するフォーム情報作成手段と、前記フォーム情報を前記利用者端末へ送信するフォーム情報送信手段と、を備え、前記利用者端末は、申込処理のため、前記サーバから、前記フォーム情報を取得するフォーム情報取得手段と、前記フォーム情報に基づいて、前記電子フォームを画面上に表示する電子フォーム表示手段と、前記電子フォームに入力手段により入力された個人情報を入力情報として取得する入力情報取得手段と、前記入力情報と、前記フォーム情報に含まれる申込番号とを有する申込情報を作成する申込情報作成手段と、前記申込情報を変換したコードを作成するコード作成手段と、前記電子フォームのフォーマットと、前記フォーム情報に含まれるドットパターンと、前記入力情報と、前記コードとを紙媒体に印刷することにより電子ペン用帳票を作成する電子ペン用帳票作成手段と、を備える。
上記のように構成された処理システムにおいて、利用者は、所定の申込を行う場合、まず、Web上の電子フォームによる申込書をダウンロード等により取得する。このとき、利用者端末は、サーバに対して申込の要求を行う。申込の要求を取得したサーバは、まず、要求に応じた電子フォームを取得する。また、サーバは、申込の要求を識別する申込番号を発番する。さらに、サーバは、発番した申込番号に対応付けされたドットパターンを取得する。そして、サーバは、電子フォーム、申込番号及びドットパターンを有するフォーム情報を作成し、利用者端末へ送信する。利用者端末は、取得したフォーム情報に基づいて電子フォームを表示することができる。また、利用者端末は、電子フォームに入力された入力情報を取得する。さらに、利用者端末は、当該入力情報と、フォーム情報に含まれる申込番号とを有する申込情報を作成し、変換することで、コードを作成する。そして、利用者端末は、電子フォームのフォーマットと、フォーム情報に含まれるドットパターンと、入力情報と、コードとを紙媒体にプリンタ印刷することにより、申込書に対応する電子ペン用帳票を作成する。これによれば、サーバは、電子ペン用帳票に基づいて、種々の情報を認識することが可能となり、受付業務の合理化を図ることができる。
上記処理システムの一態様では、前記サーバは、登録処理のため、前記電子ペン用帳票に印刷されたコードを読み取ることにより、前記申込情報を取得する申込情報取得手段と、前記申込情報を記憶する申込情報記憶手段と、をさらに備える。これによれば、サーバを管理するサービス提供会社は、申込書を見て内容をパンチ入力するといった人的な手間を大幅に削減することができる。
上記処理システムの他の一態様では、前記電子ペン用帳票作成手段は、前記紙媒体に前記申込の受付状況に関する記入が行われる受付状況エリアを設け、前記ドットパターンを前記受付状況エリアに印刷するものであって、前記サーバは、登録処理のため、前記受付状況エリアに前記電子ペンを使用して記入された記入情報を取得する記入情報取得手段と、前記記入情報に基づいて、前記ドットパターンに対応付けられた申込番号を特定する申込番号特定手段と、前記記入情報に基づいて、前記電子ペン用帳票への記入日時を特定する記入日時特定手段と、前記記入情報から、前記電子ペン用帳票への記入に関する画像データを取得する画像データ取得手段と、前記申込番号に対応付けて、前記記入日時及び前記画像データを受付情報として記憶する受付情報記憶手段と、をさらに備える。これによれば、サーバは、電子ペンを使用して受付情報を容易に取得することができる。また、サーバは、申込番号をキーとして受付情報を記憶しておくことで、データの形で申込の段階を管理することができる。
上記処理システムの他の一態様では、前記サーバは、確認処理のため、前記利用者端末から申込番号を取得する申込番号取得手段と、前記申込番号に基づいて、前記申込情報記憶手段から対応する申込情報を抽出する申込情報抽出手段と、前記申込番号に基づいて、前記受付情報記憶手段から対応する受付情報を抽出する受付情報抽出手段と、前記申込情報及び前記受付情報に基づいて、当該申込の受付状況を確認する確認画面を前記記入日時とともに表示するための画面情報を作成する画面情報作成手段と、前記画面情報を前記利用者端末へ送信する画面情報送信手段と、をさらに備え、前記利用者端末は、確認処理のため、前記申込番号を前記サーバへ送信する申込番号送信手段と、前記サーバから前記画面情報を取得する画面情報取得手段と、前記画面情報に基づいて前記確認画面を表示する確認画面表示手段と、をさらに備える。これによれば、利用者は、確認画面を閲覧することにより、容易に申込の受付状況等を確認することができる。
本発明の別の観点では、ネットワークを介して利用者端末と通信可能に接続されたコンピュータにより実行されるプログラムであって、申込処理のため、前記利用者端末からの申込の要求に応じた電子フォームを取得する電子フォーム取得手段、前記利用者端末からの申込の要求を識別する申込番号を発番する申込番号発番手段、電子ペンにより認識可能であって、前記申込番号に対応付けされたドットパターンを取得するドットパターン取得手段、前記電子フォーム、前記申込番号及び前記ドットパターンを有するフォーム情報を作成するフォーム情報作成手段、前記フォーム情報を前記利用者端末へ送信するフォーム情報送信手段、登録処理のため、前記申込の受付状況に関する記入を行う受付状況エリアに前記フォーム情報に含まれるドットパターンが印刷された電子ペン用帳票が有するコードを読み取ることにより得られる、当該フォーム情報に含まれる電子フォームに入力された入力情報及び当該フォーム情報に含まれる申込番号を有する申込情報を取得する申込情報取得手段、前記申込情報を記憶する申込情報記憶手段、前記受付状況エリアに前記電子ペンを使用して記入された記入情報を取得する記入情報取得手段、前記記入情報に基づいて、前記ドットパターンに対応付けられた申込番号を特定する申込番号特定手段、前記記入情報に基づいて、前記電子ペン用帳票への記入日時を特定する記入日時特定手段、前記記入情報から、前記電子ペン用帳票への記入に関する画像データを取得する画像データ取得手段、特定した前記申込番号に対応付けて、前記記入日時及び前記画像データを受付情報として記憶する受付情報記憶手段、確認処理のため、前記利用者端末から申込番号を取得する申込番号取得手段、前記申込番号に基づいて、前記申込情報記憶手段から対応する申込情報を抽出する申込情報抽出手段、前記申込番号に基づいて、前記受付情報記憶手段から対応する受付情報を抽出する受付情報抽出手段、前記申込情報及び前記受付情報に基づいて、前記申込の受付状況を確認する確認画面を前記記入日時とともに表示するための画面情報を作成する画面情報作成手段、前記画面情報を前記利用者端末へ送信する画面情報送信手段、して前記コンピュータを機能させる。
上記プログラムをコンピュータにより実行することにより、上述のサーバを実現することができる。また、上述のサーバの各態様も同様に実現することができる。
本発明の別の観点では、ネットワークを介してサーバと通信可能に接続され、利用者によって使用されるコンピュータにより実行されるプログラムであって、申込処理のため、前記サーバから、前記利用者による申込の要求に応じた電子フォームと、前記申込の要求を識別する申込番号と、前記申込番号に対応付けされたドットパターンとを有するフォーム情報を取得するフォーム情報取得手段、前記フォーム情報に基づいて、前記電子フォームを画面上に表示する電子フォーム表示手段、前記電子フォームに入力手段により入力された個人情報を入力情報として取得する入力情報取得手段、前記入力情報と、前記フォーム情報に含まれる申込番号とを有する申込情報を作成する申込情報作成手段、前記申込情報を変換することによりコードを作成するコード作成手段、前記電子フォームのフォーマットと、前記フォーム情報に含まれるドットパターンと、前記入力情報と、前記コードとを紙媒体に印刷することにより電子ペン用帳票を作成する電子ペン用帳票作成手段、として前記コンピュータを機能させる。
上記プログラムをコンピュータにより実行することにより、上述のサーバを実現することができる。また、上述のサーバの各態様も同様に実現することができる。
本発明は、電子フォームによる申込書に関し、所定の内容を入力して紙媒体に印刷する際に、特殊でユニークな電子ペン用のドットパターンを発生させることで、郵送される申込書の受付作業を合理化することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。まず、本実施形態のシステムにおいて入力デバイスとして使用される電子ペンの概要について説明する。
[電子ペン]
図1は電子ペンの使用形態を模式的に示す図であり、図2は電子ペンの構造を示す機能ブロック図である。図1に示すように、電子ペン10は、ドットパターンが印刷された専用ペーパー20と組み合わせて使用される。電子ペン10は、通常のインクペンと同様のペン先部17を備えており、利用者は通常のインクペンと同様に専用ペーパー20上に文字などを書くことになる。
図2に示すように、電子ペン10は、その内部にプロセッサ11、メモリ12、データ通信ユニット13、バッテリー14、LED15、カメラ16及び圧力センサ18を備える。また、電子ペン10は通常のインクペンと同様の構成要素としてインクカートリッジ(図示せず)などを有する。
電子ペン10は、ペン先部17により専用ペーパー20上に描かれたインクの軌跡をデータ化するのではなく、専用ペーパー20上で電子ペン10が移動した軌跡座標をデータ化する。LED15が専用ペーパー20上のペン先部17近傍を照明しつつ、カメラ16が専用ペーパー20に印刷されているドットパターンを読み取り、データ化する。つまり、電子ペン10は専用ペーパー20上で利用者が電子ペン10を移動させることにより生じるストロークを画像データ又はベクトルデータとして取得することができる。
圧力センサ18は、利用者が電子ペン10により専用ペーパー上に文字などを書く際にペン先部17に与えられる圧力、即ち筆圧を検出し、プロセッサ11へ供給する。プロセッサ11は、圧力センサ18から与えられる筆圧データに基づいて、LED15及びカメラ16のスイッチオン/オフの切換を行う。即ち、利用者が電子ペン10で専用ペーパー20上に文字などを書くと、ペン先部17には筆圧がかかる。よって、所定値以上の筆圧が検出されたときに、利用者が記述を開始したと判定して、LED15及びカメラ16を作動する。
カメラ16は専用ペーパー20上のドットパターンを読み取り、そのパターンデータをプロセッサ11に供給する。プロセッサ11は、供給されたドットパターンから、専用ペーパー20上でのXY座標を算出する。
プロセッサ11は、利用者の記述が行われる間に、筆圧の配列データ及びXY座標データを取得し、タイムスタンプ(時間情報)と関連付けてメモリ12に記憶していく。よって、メモリ12内には利用者の記述内容に対応するデータが時系列で記憶されていく。メモリ12の容量は例えば1Mバイト程度とすることができる。
利用者により送信指示がなされるまでは、取得された全てのデータはメモリ12内に保持される。そして、利用者が送信指示を行うと、データ通信ユニット13により、電子ペン10と所定距離内にある端末装置25へメモリ12内のデータが送信される。基本的には、一度送信指示がなされると、電子ペン10はメモリ12内に記憶していた全てのデータを端末装置25へ送信するため、メモリ12内はクリアされる。よって、送信後にもう一度同じ情報を端末装置25へ送信したい場合には、利用者は専用ペーパー20上に再度記述を行う必要がある。なお、この場合、利用者は専用ペーパー20上にインクペンで書かれた文字などをなぞればよいことになる。
電子ペン10は、送信指示その他の指示を、利用者が専用ペーパー20上の所定位置に設けられた専用ボックスを電子ペン10でチェックすることにより実行する。専用ボックスの位置座標には、予め送信指示が対応付けられており、プロセッサ11は専用ボックスの位置座標を受信すると、データ通信ユニット13にメモリ12内のデータを供給し、端末装置25への送信を行わせる。なお、電子ペン10は、データの送信完了を電子ペンの振動により示すことができる。
バッテリー14は電子ペン10内の各要素に電源供給するためのものであり、例えば電子ペンのキャップ(図示せず)により電子ペン10自体の電源のオン/オフを行うことができる。
このように、電子ペン10は利用者が専用ペーパー20上に記述した文字などに対応する座標データ及び筆圧データを取得して近傍の端末装置25へ送信する機能を有するが、電子ペン10のペン先部17は通常のインクペンとなっているため、専用ペーパー20上に記述した内容はオリジナルの原本として残るという特徴がある。即ち、紙の原本に対して記述するのと同時に、その内容を座標データなどの形態でリアルタイムに電子化することができる。
なお、電子ペン10の標準機能によれば、電子ペン10により得られるデータは、原則として座標データ又はベクトルデータの形態であり、テキストデータではない。但し、電子ペン10は標準機能として、専用ペーパー20上に設けられた専用エリアに記述することにより、英数字に限りテキスト化する機能は備えている。
また、電子ペン10内には、ペン自体及びその所有者に関するプロパティ情報(ペン情報及びペン所有者情報)を保持することができ、アプリケーションから参照することができる。ペン情報としては、バッテリーレベル、ペンID、ペン製造者番号、ペンソフトウェアのバージョン、サブスクリプションプロバイダのIDなどを保持できる。また、ペン所有者情報としては、国籍、言語、タイムゾーン、emailアドレス、空きメモリ容量、名称、住所、ファックス/電話番号、携帯電話番号などを保持することができる。
なお、上記の例におけるデータ通信ユニット13では、Bluetooth(登録商標)の無線伝送、USBケーブルを使用した有線伝送、端子などの接触によるデータ伝送など、各種の方法によって電子ペン10から端末装置25へのデータ送信を行うことが考えられる。
次に、電子ペンにより利用者が記述した内容のXY座標データを取得する方法について説明する。前述のように専用ペーパー20には、所定のドットパターンが印刷されている。電子ペン10のカメラ16は、利用者が専用ペーパー20上に記述したインクの軌跡を読み取るのではなく、専用ペーパー20上のドットパターンを読み取る。実際、図1に示すように、LED15による照明エリア及びカメラ16の撮影エリア(照明エリア内に位置する)は、ペン先部17が専用ペーパー20に接触する位置とはずれている。
ドットパターンはカーボンを含む専用インキなどで印刷されており、カメラ16はその専用インキによるパターンのみを認識することができる。専用インキ以外のインキ(カーボンを含まない)により、専用ペーパー上に罫線や枠などを印刷しても、電子ペンはそれらを認識することはない。よって、専用ペーパーを利用して各種申込書などの帳票を作成する際は、専用インキ以外のインキで入力枠や罫線、注意書きなどを印刷する。
ドットパターンは、図3に例示するように、各ドットの位置がデータに対応付けされている。図3の例では、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右にシフトすることにより、0〜3の2ビット情報を表示した例である。このようにして表現された情報の組合せにより、専用ペーパー上の位置座標が決定される。図4(a)に例示するように、縦横2mmの範囲内に36個のドットが格子状に配置され、これらのドットにより示されるデータの配列(図4(b))が、その専用ペーパー上の位置座標と対応付けされている。よって、電子ペン10のカメラ16が図4(a)に示すようなドットパターンを撮影すると、プロセッサ11はカメラ16から入力されるドットパターンのデータに基づいて図4(b)に示すデータ配列を取得し、それに対応する専用ペーパー上の位置座標(即ち、そのドットパターンがその専用ペーパー上のどの位置にあるのか)をリアルタイムで算出する。なお、ドットパターンを認識する最小単位は2mm×2mmであり、カメラ16は毎秒100回程度の撮影を行う。
次に、専用ペーパーについて説明する。専用ペーパーの構造の一例を図5に示す。図示のように、専用ペーパー20は、台紙30上にドットパターン32が印刷され、その上に罫線などの図案34が印刷されている。台紙30は通常は紙であり、ドットパターン32は前述のようにカーボンを含んだ専用インキにより印刷される。また、通常のインキなどにより図案34が印刷される。ドットパターンと図案とは同時に印刷してもよいし、いずれかを先に印刷してもよい。
図案34の例を図6に示す。図6は、ある申込書36の例であり、複数の記入欄38や送信ボックス39が印刷されている。図6には明確に図示されておらず、詳細は後述するが、実際にはドットパターンが申込書36の全面に印刷されており、その上に記入欄38や送信ボックス39が通常のインキにより印刷されている。利用者は、ドットパターンを意識することなく、従来からある申込書と同様に、電子ペン10を使用して必要事項を申込書36の各記入欄38に記入すればよい。
専用ペーパー20上のエリアは大きく2種類のエリアに分けることができる。1つは記入エリアであり、電子ペン10による記述内容をそのまま情報として取り扱うエリアである。図6の例では複数の記入欄38がこれに該当する。もう1つは機能エレメントであり、対応するエリア内を電子ペン10でチェックした際に、予めそのエリアに対して定義されているアクション、指示などを実行するようになっている。図6の例における送信ボックス39がこれに該当する。
送信ボックス39は前述したように電子ペン10内に記憶されているデータを近傍の端末装置25へ送信するための指示を行う際に使用される。利用者が送信ボックス39内に電子ペン10でチェックを入れると、電子ペン10が送信ボックス内のドットパターンを読み取る。当該パターンは送信指示に対応付けられており、電子ペン10内のプロセッサ11はデータ通信ユニット13にメモリ12内の記憶データの送信命令を発する。
なお、利用者が電子ペン10で申込書36に必要事項を入力すると、その入力事項がその申込書のどの項目に対するものであるかを、申込書上の座標データから特定することが可能である。
このように、ドットパターンを印刷した専用ペーパー上に所定の図案を印刷することにより、専用ペーパーを利用した各種申込書が作成できる。利用者は電子ペン10を使用して通常の要領で必要事項を記入すれば、その電子データが自動的に取得される。
上記の例では、ドットパターンは専用ペーパー上にカーボンを含むインキにより印刷されているが、プリンタ及びカーボンを含むインクを使用してドットパターンを通常の紙上にプリントすることも可能である。さらに、専用ペーパー上の図案も印刷ではなく、プリンタにより形成することも可能である。ドットパターンをプリンタにより紙上に形成する場合には、1枚1枚に異なるドットパターンを形成することが可能である。よって、形成されたドットパターンの違いにより、それらの用紙1枚1枚を識別し、区別することが可能となる。
なお、本明細書においては、「印刷」の語は、通常の印刷のみならず、プリンタによるプリントも含む概念とする。また、本明細書においては、通常の「オフセット印刷」は行わず、プリンタによる「プリンタ印刷」を行うものとする。
次に、電子ペンにより取得したデータの送信処理について図2を参照して説明する。電子ペン10が取得したデータは、主として利用者が入力した事項のデータであるが、通常はそのデータの送信先であるサービスサーバがどこであるかの情報は含まれていない。その代わりに、その専用ペーパーに関するアプリケーションやサービスを特定する情報が専用ペーパー上のドットパターンに含まれており、利用者の入力作業中に専用ペーパーからその情報が取得されている。よって、電子ペン10から、専用ペーパーへの記入情報を受け取った端末装置25は、まず、問い合わせサーバ26に対して、その専用ペーパーに対して入力されたデータをどのサービスサーバ27へ送信すべきかの問い合わせを行う。問い合わせサーバ26は、専用ペーパー毎に、対応するサービスサーバの情報を有しており、端末装置25からの問い合わせに応じて、当該専用ペーパーに関するサービスなどを行うサービスサーバ27の情報(URLなど)を端末装置25へ回答する。それから、端末装置25は、電子ペンから取得した記入情報をそのサービスサーバ27へ送信することになる。
なお、上記の例では端末装置25、問い合わせサーバ26及びサービスサーバ27が別個に構成されているが、これらの幾つか又は全てを1つの装置として構成することも可能である。本実施形態において、サーバ6は、上述の問い合わせサーバ26及びサービスサーバ27を兼ねているものとする。
[処理システム]
次に、本実施形態の処理システムについて説明する。図7に処理システム100の概略構成を示す。図7に示す処理システム100は、所定の内容を入力した電子フォームを印刷して申込書3を作成する際に、電子ペン用のドットパターンを併せて印刷することで、郵送される申込書3の受付作業を合理化するシステムである。ここで、電子フォームとは、PDF(Portable Document Format)等任意の形式とすることができる。また、申込書3とは、一部に電子ペン10が認識可能なドットパターンが印刷された専用ペーパーであり、種々の申込書3を総称して電子ペン用帳票とも呼ぶ。
図7に示すように、処理システム100は、ネットワーク2を介して、利用者端末5、サーバ6及び受付端末7が通信可能に接続されることにより構成される。サーバ5は、利用者による申込の要求に応じて、申込書3を作成するためのフォーム情報を利用者端末に送信するサーバである。また、サーバ6は、郵送された申込書3から申込情報を取得すると共に、電子ペン10により申込書3に記入された記入情報に基づいて受付状況に関する受付情報を取得するサーバである。さらに、サーバ5は、利用者からの要求に応じて申込の受付状況を確認する確認画面を表示するための画面情報を利用者端末に送信するサーバである。なお、サーバ6は、フォームデータベース(以下、「DB」と呼ぶ。)51、ドットパターンDB52、管理情報DB53、受付情報DB54及び申込情報DB55に接続されている。
一方、利用者端末5は、利用者が使用する端末装置であって、サーバ6から取得したフォーム情報に基づいて、接続されたプリンタ70により申込書3をプリンタ印刷する端末である。さらに、利用者端末5は、確認画面を要求し、表示する端末である。また、受付端末7は、サーバ6を管理するサービス提供会社の受付担当者等が使用する端末であって、申込書3上でドットパターンが印刷されたエリアに記入された記入情報を電子ペン10から取得し、サーバ6へ送信する端末である。なお、利用者端末5及び受付端末7は、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と呼ぶ。)等ネットワーク2を介してデータの授受が可能な端末である。
[申込書の作成]
ここで、図8及び図9を参照し、本システムにおける申込書3の作成方法の概要を説明する。図8は、電子フォームの例であり、図9は、申込書の例である。
所定の申込を行う場合、利用者は、まず、利用者端末5を使用して、図8(a)に示すような、当該申込に対応するWeb上の電子フォームをダウンロード等により取得する。このとき、利用者端末5は、サーバ6に対して当該電子フォームの要求を行う。サーバ6は、フォームDB51から要求された電子フォームを取得すると共に、当該要求を識別する申込番号を発番する。また、これと同時に、サーバ6は、発番した申込番号に対応付けられたドットパターンをドットパターンDB52から取得する。具体的に、サーバ6は、発番した申込番号と、ドットパターンの座標データとを対応付けた管理情報を作成し、管理情報DB53に記憶する。そして、サーバ6は、発番した申込番号と、取得した電子フォーム及びドットパターンとを有するフォーム情報を作成し、利用者端末5へ送信する。
利用者端末5は、サーバ6から取得したフォーム情報に基づいて、電子フォームを画面上に表示する。利用者は、図8(b)に示すよう、表示された電子フォームに申込のため入力手段により必要な所定の事項(氏名、住所等の個人情報)を入力する。電子フォームへの入力が完了すると、利用者端末5は、入力内容に対応する入力情報と、フォーム情報に含まれる申込番号とを有する申込情報を作成する。さらに、利用者端末5は、作成した申込情報を2次元コード等の機械読取可能なコードに変換する。そして、利用者端末5は、利用者により印刷ボタン60が押下されたタイミングで、プリンタ70を使用して、電子フォームのフォーマットと、入力情報と、変換したコードと、フォーム情報に含まれるドットパターンとを紙媒体にプリンタ印刷することにより、図9に示すような申込書3を作成する。
なお、本実施形態では、入力情報及び申込番号を有する申込情報を変換してコードを作成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、氏名、住所、生年月日等の基本情報の他、サービスの申込内容など申込受付に必要な任意の情報を変換してコードを作成することができる。また、コードは二次元バーコードに限定されるものではなく、任意の形式とすることができる。
図9に示すように、申込書3は、申込情報が変換されたコード62が印刷される。本実施形態において、コード62は、二次元バーコードであるものとする。また、フォーム情報に含まれるドットパターンは、申込書3上に設けられた受付状況エリアに印刷される。受付状況エリアとは、申込の受付状況に関するエリアであって、サービス提供会社の担当者が電子ペン10を使用して記入するエリアである。なお、本実施形態において受付状況エリアは、受付項目64、照合項目66及び登録項目68から構成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意に設定することができる。
このように、サーバ6は、利用者端末5からの要求に応じて、所定の申込に対応する電子フォーム、申込番号及びドットパターンを有するフォーム情報を作成し、当該利用者端末5へ送信する。一方、利用者端末5は、取得したフォーム情報に基づいて表示した電子フォームに入力を行った後、電子フォームのフォーマットと、入力情報と、申込情報を変換したコードと、ドットパターンとを印刷することで申込書を作成する。このように作成された申込書3は、サービス提供会社に郵送により送付される。
なお、二次元バーコードであるコード62は、申込書の任意の位置に印刷することができる。
[申込情報の登録]
次に、図10乃至図13を参照し、本システムにおける申込情報の登録方法の概要を説明する。図10は、申込情報DBのデータ構造を模式的に示す図である。また、図11は、受付状況エリアの記入例である。図12は、管理情報DB53のデータ構造を模式的に示す図である。図13は、受付情報DB54のデータ構造を模式的に示す図である。
サービス提供会社は、図9に示すような申込書3を利用者からの郵送により取得する。そして、受付担当者が申込書3に印刷されたコード62を所定の機器で読み取ることで、サーバ6は、申込情報をデータとして容易に取得することができる。取得した申込情報は、申込情報DB55に記憶される。
ここで、申込情報DB55について図10を参照して説明する。図10に示すように、申込情報DB55は、申込番号、氏名、変更前住所、変更後住所、登録等の項目により構成される。なお、本実施形態において申込情報DB55は、図示のような構成となっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、申込情報DB55を構成する項目は任意に設定することができる。申込番号は、申込情報に含まれる申込番号のことである。氏名、変更前住所及び変更後住所は、申込情報に含まれる入力情報に基づいて特定した、電子フォームに入力された氏名、変更前住所及び変更後住所である。登録項目には、申込情報の登録が完了したか否かを示す情報が記憶される。本実施形態において申込情報の登録は、後述する登録担当者によるチェックが完了した場合に行われるものであって、登録が完了した申込情報は業務システムにより、申込内容の審査等所定の処理が行われるものとする。具体的に登録項目は、図示のように、登録が完了していない場合「未登録」が記憶され、登録が完了した場合「登録済」が記憶される。よって、上述のように、コード62を読み取ることで取得した申込情報を記憶した段階では、登録担当者によるチェックが行われていないため、「未登録」と記憶される。
受付担当者は、郵送された申込書3に基づいて、所定の事項を確認することにより受付チェックを行う。受付チェックとは、書類の過不足や印鑑の不備、訂正印の有無といった形式的事項のチェックのことである。受付チェックが完了すると、受付担当者は、電子ペン10を使用して、図11(a)に示すように受付項目64に自身の氏名を記入する。電子ペン10は、自身に搭載された送信機能により記入情報を、受付端末7を介してサーバ6へ送信する。
なお、本実施形態では、電子ペン10に搭載された送信機能により記入情報をサーバ6へ送信することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、送信ボックス39を使用して記入情報をサーバ6へ送信することとしてもよい。図に示す申込書3には、上述の送信ボックス39が図示されていないが、申込書3に送信コマンドに対応するドットパターンを印刷することで、送信ボックス39を設けることができる。
サーバ6は、記入情報を取得し、管理情報DB53を参照することにより、記入が行われた項目を特定する。具体的に、記入情報が、受付項目64に記入された情報である場合、当該記入情報を受付記入情報と特定する。また、サーバ6は、取得した記入情報に基づいて申込番号を特定する。
ここで、管理情報DB53について図12を参照し、詳しく説明する。図示のように、管理情報DB53は、申込番号、項目ID、項目名及び座標データの項目により構成される。申込番号とは、利用者からの要求を識別する申込番号である。項目IDは、各項目の識別情報であって、本実施形態では、受付項目64の項目IDを「K01」、照合項目66の項目IDを「K02」、登録項目68の項目IDを「K03」とする。項目名は、各項目の名称である。座標データは、各項目に印刷されたドットパターン上の位置座標を示す情報である。このことから、サーバ6は、記入情報に含まれるドットパターン上の位置座標に基づいて管理情報DB53を参照することにより、申込番号、項目ID及び項目名を容易に特定することができる。よって、サーバ6は、取得した記入情報が受付項目64に記入された受付記入情報であると特定することができる。
さらに、サーバ6は、受付記入情報に含まれる時間情報に基づいて、受付項目64への記入日及び記入時刻を特定する。受付項目64に記入された記入日及び記入時刻を受付記入日時と呼ぶ。また、サーバ6は、受付記入情報に基づいて、OCR(Optical Character Reader)を使用した文字認識をすることにより、受付項目64に記入された受付担当者の氏名を特定する。また、サーバ6は、受付記入情報から、受付担当者が記入した氏名の画像データを取得する。これによれば、受付担当者の氏名と画像データの筆跡を取得することができる。受付担当者が記入した氏名の画像データを受付画像データと呼ぶ。そして、サーバ6は、図13に示すような受付情報DB54に、特定した申込番号をキーとして受付日時、受付担当者及び受付画像データを記憶する。
一方、受付チェックが完了すると、照合担当者は、郵送された申込書3に基づいて、所定の事項を確認することにより照合チェックを行う。照合チェックとは、本人確認やロジックチェック、銀行の場合における印鑑照合等である。照合チェックが完了すると、照合担当者は、電子ペン10を使用して、図11(b)に示すように照合項目66に自身の氏名を記入する。電子ペン10は、自身に搭載された送信機能により記入情報を、受付端末7を介してサーバ6へ送信する。
サーバ6は、記入情報を取得し、管理情報DB53を参照することにより、記入が行われた項目を特定する。つまり、サーバ6は、取得した記入情報が照合項目66に記入された照合記入情報であると特定する。さらに、サーバ6は、照合記入情報に基づいて、照合項目66への記入日及び記入時刻を特定する。照合項目66に記入された記入日及び記入時刻を照合記入日時と呼ぶ。また、サーバ6は、照合記入情報に基づいて、OCRを使用した文字認識をすることにより、照合項目66に記入された照合担当者の氏名を特定する。また、サーバ6は、照合記入情報から、照合担当者が記入した氏名の画像データを取得する。これによれば、照合担当者の氏名と画像データの筆跡を取得することができる。照合担当者が記入した氏名の画像データを照合画像データと呼ぶ。そして、サーバ6は、図13に示すような受付情報DB54に、特定した申込番号をキーとして照合日時、照合担当者及び照合画像データを記憶する。
一方、照合チェックが完了すると、登録担当者は、郵送された申込書3に基づいて、所定の事項を確認することにより登録チェックを行う。登録チェックとは、登録してもよいか否かの最終確認のことである。登録チェックが完了すると、登録担当者は、電子ペン10を使用して、図11(c)に示すように登録項目68に自身の氏名を記入する。電子ペン10は、自身に搭載された送信機能により記入情報を、受付端末7を介してサーバ6へ送信する。
サーバ6は、記入情報を取得し、管理情報DB53を参照することにより、記入が行われた項目を特定する。つまり、サーバ6は、取得した記入情報が登録項目68に記入された登録記入情報であると特定する。さらに、サーバ6は、登録記入情報に基づいて、登録項目68への記入日及び記入時刻を特定する。登録項目68に記入された記入日及び記入時刻を登録記入日時と呼ぶ。また、サーバ6は、登録記入情報に基づいて、OCRを使用した文字認識をすることにより、登録項目68に記入された登録担当者の氏名を特定する。また、サーバ6は、登録記入情報から、登録担当者が記入した氏名の画像データを取得する。これによれば、登録担当者の氏名と画像データの筆跡を取得することができる。登録担当者が記入した氏名の画像データを登録画像データと呼ぶ。そして、サーバ6は、図13に示すような受付情報DB54に、特定した申込番号をキーとして登録日時、登録担当者及び登録画像データを記憶する。
また、登録項目68に記入された登録記入情報を取得したサーバ6は、登録チェックが完了したと判断し、申込情報DB55の登録項目において「未登録」を削除し、「登録済」を新たに記憶する。これにより、申込情報の登録が完了する。
なお、本実施形態では、受付状況エリアが受付項目64、照合項目66及び登録項目67から構成されることとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、チェック内容や項目は任意に設定することができる。
[受付状況の確認]
次に、図14及び図15を参照し、本システムにおける受付状況の確認方法の概要を説明する。図14は、受付状況を確認する際のデータの流れを説明する図である。図15は、受付状況の確認画面例である。
利用者は、申込の受付状況を確認する場合、利用者端末5を使用して所定の操作を行い、確認画面の要求を行う。具体的に、利用者端末5は、図14に示すように、フォーム情報に含まれる申込番号をサーバ6へ送信する。サーバ6は、取得した受付番号に基づいて、受付情報DB56から対応する受付情報を抽出する。また、サーバ6は、取得した申込番号に基づいて、申込情報DB55から対応する申込情報を抽出する。さらに、サーバ6は、受付情報及び申込情報に基づいて、図15に示すような確認画面を表示するために必要な画面情報を作成する。つまり、画面情報には、受付情報及び申込情報が含まれている。
そして、サーバ6は、作成した画面情報を利用者端末5へ送信する。利用者端末5は、取得した画面情報に基づいて、図15に示すような確認画面を表示する。確認画面には、図示のように、画面情報に含まれる申込情報に基づいて利用者が申込時に入力した内容が表示される。さらに、確認画面において受付状況エリアの各項目には、図示のように、担当者の氏名が画面情報に含まれる受付情報が有する画像データにより表示される。具体的に、受付項目64には、受付担当者の氏名が受付画像データにより表示される。また、確認画面において受付状況エリアの各項目には、図示のように、各項目への記入日時が、画面情報に含まれる受付情報が有する記入日時により表示される。具体的に、受付項目64には、受付記入日時が表示される。
これにより、利用者は、申込時に自身が入力した内容を確認画面により改めて確認することができる。また、利用者は、申込がどの段階まで進んでいるかといった受付状況を確認画面により容易に認識することができる。例えば、図15に示すような確認画面が表示された場合、利用者は、受付チェック及び照合チェックは完了しているが、登録チェックが完了しておらず申込情報が登録されていないことを認識することができる。一方、サービス提供者側も、サーバ6が申込番号に基づいて自動的に画面情報を作成するため、手作業による確認が不要となり、受付状況の確認業務を効率的に行うことができる。
[利用者端末]
次に、図16を参照し、利用者端末5について詳しく説明する。図16は、処理システム100における、利用者端末5の内部構成を示す。
図示のように、利用者端末5は、端末処理プログラム101、フォーム情報取得機能102、フォーム表示機能103、入力情報取得機能104、申込情報作成機能105、コード作成機能106、申込書作成機能107、確認画面要求送信機能108、画面情報取得機能109及び確認画面表示機能110を有する。なお、各機能は、利用者端末5が有するCPUが予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
端末処理プログラム101は、利用者が要求する申込に関するフォーム情報を取得して電子フォームを表示すると共に、当該電子フォームへの入力に基づいて申込書を作成するプログラムである。また、端末処理プログラム101は、画面情報を取得して、利用者が要求する確認画面を表示するプログラムである。
フォーム情報取得機能102は、端末処理プログラム101を実行することにより、利用者が要求する申込に対応するフォーム情報をサーバ6から取得する機能である。フォーム情報には、申込に対応する電子フォーム、申込の要求を識別する申込番号及び申込番号に対応するドットパターンが含まれている。
フォーム表示機能103は、フォーム情報取得機能102が取得したフォーム情報に含まれる電子フォームを画面上に表示する機能である。
入力情報取得機能104は、フォーム表示機能103が表示した電子フォームに入力された内容を入力情報として取得する機能である。
申込情報作成機能105は、入力情報取得機能104が取得した入力情報と、フォーム情報取得機能102が取得したフォーム情報に含まれる申込番号とを有する申込情報を作成する機能である。
コード作成機能106は、申込情報作成機能105が作成した申込情報を変換することによりコードを作成する機能である。
申込書作成機能107は、電子フォームのフォーマットと、入力情報取得機能104が取得した入力情報と、コード作成機能106が作成したコードと、フォーム情報取得機能102が取得したフォーム情報に含まれるドットパターンとを紙媒体にプリンタ印刷することで、申込書3を作成する機能である。このとき、ドットパターンは、受付状況エリアに対応する箇所に印刷される。
確認画面要求送信機能108は、申込の受付状況を確認するための確認画面をサーバ6へ要求する機能である。具体的に、確認画面要求送信機能108は、フォーム情報取得機能102が取得したフォーム情報に含まれる申込番号を確認画面要求としてサーバ6へ送信する。
画面情報取得機能109は、確認画面を表示するために必要な画面情報をサーバ6から取得する機能である。
確認画面表示機能110は、画面情報取得機能109が取得した画面情報に基づいて、画面上に確認画面を表示する機能である。
[サーバ]
次に、図16を参照し、サーバ6について詳しく説明する。図16は、処理システム100におけるサーバ6の内部構成を示す。
図示のように、サーバ5は、サーバ処理プログラム201、申込番号発番機能202、フォーム取得機能203、ドットパターン取得機能204、管理情報記憶機能205、フォーム情報作成機能206、申込情報記憶機能207、記入情報取得機能208、受付情報記憶機能209、申込情報登録機能210、確認画面要求取得機能211及び画面情報作成機能212を有する。なお、各機能は、サーバ6が有するCPUが予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
サーバ処理プログラム201は、利用者の要求に応じたフォーム情報を作成し、利用者端末5に送信するプログラムである。また、サーバ処理プログラム201は、申込書3に印刷されたコード62に基づいて申込情報を取得すると共に、申込書3に記入された記入情報に基づいて受付情報を取得するプログラムである。また、サーバ処理プログラム201は、利用者の要求に応じて、確認画面を表示するための画面情報を作成し、送信するプログラムである。
申込番号発番機能202は、サーバ処理プログラム201を実行することにより、利用者端末5から取得した申込の要求を識別する申込番号を発番する機能である。
フォーム取得機能203は、サーバ処理プログラム201を実行することにより、利用者端末5から取得した申込に対応する電子フォームをフォームDB51から取得する機能である。ここで、フォームDB51について、図17を参照して説明する。図17は、フォームDB51のデータ構造を模式的に示す図である。フォームDB51は、図示のように、フォームID及び電子フォームの項目から構成されている。フォームIDとは、各種申込に対応する電子フォームを識別する情報である。電子フォームとは、フォームIDに対応する電子フォームであり、所定の端末装置の画面上に表示するために必要なフォーマット等を含むデータである。本実施形態において、利用者端末5から取得する申込の要求にはフォームIDが含まれており、サーバ6は、当該フォームIDに基づいてフォームDB51から適切な電子フォームを取得するものとする。
ドットパターン取得機能204は、申込番号発番機能202が発番した申込番号に対応付けされたドットパターンをドットパターンDB52から取得する機能である。ドットパターンDB52には、電子ペン10が認識可能なドットパターンが記憶されている。
管理情報記憶機能205は、申込番号発番機能202が発番した申込番号と、フォーム取得機能203が取得した電子フォーム上の受付状況エリアを構成する各項目と、ドットパターン取得機能204が取得したドットパターンとを対応付けた管理情報を管理情報DB53に記憶する機能である。なお、管理情報DB53については、図12を参照して上述したため、便宜上説明は省略する。
フォーム情報作成機能206は、申込番号発番機能202が発番した申込番号と、フォーム取得機能203が取得した電子フォームと、ドットパターン取得機能204が取得したドットパターンとを有するフォーム情報を作成し、利用者端末5へ送信する機能である。
申込情報記憶機能207は、申込書3に印刷されたコード62を読み取ることにより、申込書3に対応する電子フォームに入力された入力情報及び申込番号を有する申込情報を取得する機能である。また、申込情報記憶機能207は、取得した申込番号に基づいて当該申込情報を申込情報DB55に記憶する機能である。このとき、申込情報DB55の登録項目には「未登録」と記憶される。なお、申込情報DB55については、図10を参照して上述したため、便宜上説明は省略する。
記入情報取得機能208は、受付担当者、照合担当者及び登録担当者が申込書3上の受付項目64、照合項目66及び登録項目68にそれぞれ電子ペン10を使用して記入した記入情報を、受付端末7を介して取得する機能である。また、記入情報取得機能208は、管理情報DB53を参照することにより、取得した記入情報が、受付記入情報、照合記入情報及び登録記入情報のいずれであるかを特定する機能である。
受付情報記憶機能209は、記入情報取得機能208が取得した受付記入情報に基づいて、申込番号、受付日時、受付担当者及び受付画像データを特定し、受付情報DB54に記憶する機能である。また、受付情報記憶機能209は、記入情報取得機能208が取得した照合記入情報に基づいて、申込番号、照合日時、照合担当者及び照合画像データを特定し、受付情報DB54に記憶する機能である。また、受付情報記憶機能209は、記入情報取得機能208が取得した登録記入情報に基づいて、申込番号、登録日時、登録担当者及び登録画像データを特定し、受付情報DB54に記憶する機能である。なお、受付情報DB54については、図13を参照して上述したため、便宜上説明は省略する。
申込情報登録機能210は、記入情報取得機能208が、取得した記入情報が登録記入情報であると特定した場合に、申込情報DB55の登録項目を「登録済」に書き換えることで、申込情報を正式に登録する機能である。
確認画面要求取得機能211は、利用者端末5から申込番号を含む確認画面要求を取得する機能である。
画面情報作成機能212は、確認画面要求取得機能211が取得した確認画面要求に含まれる申込番号に基づいて、受付情報DB54から対応する受付情報を、申込情報DB55から対応する申込情報を抽出する機能である。また、画面情報作成機能212は、抽出した受付情報及び申込情報に基づいて、確認画面を表示するために必要な画面情報を作成する機能である。
[申込処理]
次に、上記処理システム100により実行される申込処理について説明する。図18は、申込処理のフローチャートである。
まず、利用者は、所定の申込を行う場合、利用者端末5を使用してWeb上の当該申込に対応する電子フォームをダウンロードする。具体的に、利用者端末5は、当該申込に対応する電子フォームのフォームIDを申込の要求としてサーバ6へ送信する。要求を取得したサーバ6は、当該要求を識別する申込番号を発番する(ステップS1)。さらに、サーバ6は、要求に含まれるフォームIDに基づいて、フォームDB51から対応する電子フォームを取得する(ステップS2)。また、サーバ6は、ドットパターンDB52から、発番した申込番号に対応付けるドットパターンを取得する(ステップS3)。そして、サーバ6は、申込番号、電子フォームに設けられた受付状況エリア及びドットパターンを対応付けた管理情報を作成し、管理情報DB53に記憶する(ステップS4)。また、サーバ6は、電子フォーム、申込番号及びドットパターンを有するフォーム情報を作成する(ステップS5)。そして、サーバ6は、作成したフォーム情報を、申込の要求を行った利用者端末5へ送信する(ステップS6)。
利用者端末5は、サーバ6からフォーム情報を取得し(ステップS7)、当該フォーム情報に基づいて画面上に電子フォームを表示する(ステップS8)。利用者は、利用者端末5を使用して、表示された電子フォームに所定の事項を入力する。このとき、利用者端末5は、電子フォームに入力された内容を入力情報として取得する(ステップS9)。さらに、利用者端末5は、フォーム情報に含まれる申込番号と、取得した入力情報とを有する申込情報を作成する(ステップS10)。また、利用者端末5は、作成した申込情報を変換することにより、二次元バーコード等のコード62を作成する(ステップS11)。そして、利用者端末5は、プリンタ70を使用して、電子フォームのフォーマット、入力情報、コード62及びフォーム情報に含まれるドットパターンを紙媒体にプリンタ印刷することで申込書3を作成する(ステップS12)。このとき、ドットパターンは、電子フォームの受付状況エリアに対応する箇所に印刷される。これにより、申込処理は完了する。
[登録処理]
次に、上記処理システム100により実行される登録処理について説明する。図19は、登録処理のフローチャートである。
利用者は、申込処理により作成した申込書3に所定の自署・捺印等を行った後、当該申込書3を、サーバ6を管理するサービス提供会社に郵送する。サービス提供会社の受付担当者は、取得した申込書3に印刷されたコード62を所定の機器で読み取る。これにより、サーバ6は、申込情報をデータとして取得することができる(ステップS21)。そして、サーバ6は、取得した申込情報を申込情報DB55に記憶する。このとき、申込情報DB55の登録項目には「未登録」と記憶する。
また、受付担当者は、申込書3に基づいて受付チェックを行う。受付チェックが完了すると、受付担当者は、電子ペン10を使用して受付項目64に自分の氏名を記入した後、送信機能を実行する。すると、電子ペン10は、記入情報を、受付端末7を介してサーバ6へ送信する。サーバ6は、記入情報を取得し、管理情報DB54を参照することで、当該記入情報が受付記入情報であると特定すると共に、申込番号を特定する(ステップS22)。また、サーバ6は、受付記入情報に基づいて、受付日時及び受付担当者を特定する。さらに、サーバ6は、受付記入情報から、受付項目64に記入された氏名の画像データを受付画像データとして取得する。そして、サーバ6は、申込番号をキーとして、受付日時、受付担当者及び受付画像データを受付情報として記憶する(ステップS23)。
受付チェックが完了すると、照合担当者は、申込書3に基づいて照合チェックを行う。照合チェックが完了すると、照合担当者は、電子ペン10を使用して照合項目66に自分の氏名を記入した後、送信機能を実行する。すると、電子ペン10は、記入情報を、受付端末7を介してサーバ6へ送信する。サーバ6は、記入情報を取得し、管理情報DB54を参照することで、当該記入情報が照合記入情報であると特定すると共に、申込番号を特定する(ステップS24)。また、サーバ6は、照合記入情報に基づいて、照合日時及び照合担当者を特定する。さらに、サーバ6は、照合記入情報から、照合項目66に記入された氏名の画像データを照合画像データとして取得する。そして、サーバ6は、申込番号をキーとして、照合日時、照合担当者及び照合画像データを照合情報として記憶する(ステップS25)。
照合チェックが完了すると、登録担当者は、申込書3に基づいて登録チェックを行う。登録チェックが完了すると、登録担当者は、電子ペン10を使用して登録項目68に自分の氏名を記入した後、送信機能を実行する。すると、電子ペン10は、記入情報を、受付端末7を介してサーバ6へ送信する。サーバ6は、記入情報を取得し、管理情報DB54を参照することで、当該記入情報が登録記入情報であると特定すると共に、申込番号を特定する(ステップS26)。また、サーバ6は、登録記入情報に基づいて、登録日時及び登録担当者を特定する。さらに、サーバ6は、登録記入情報から、登録項目68に記入された氏名の画像データを登録画像データとして取得する。そして、サーバ6は、申込番号をキーとして、登録日時、登録担当者及び登録画像データを登録情報として記憶する(ステップS27)。
また、サーバ6は、登録記入情報を取得すると、登録チェックが完了したと判断し、申込情報の登録を行う(ステップS28)。具体的に、サーバ6は、申込情報DB55の登録項目を「登録済」に書き換える。これにより、申込処理は完了する。なお、本実施形態では、申込情報の登録が完了した後、業務システムにより当該申込情報を使用した所定の処理を行うことが可能となる。つまり、申込情報DB55の登録項目が「未登録」の場合、業務システムにより申込情報を使用した所定の処理を行うことができない。
[確認処理]
次に、上記処理システム100により実行される確認処理について説明する。図20は、確認処理のフローチャートである。
利用者は、申込の受付状況を確認する場合、利用者端末5を使用してサーバ6に対し確認画面の要求を行う。具体的に、利用者端末5は、フォーム情報に含まれる申込番号を有する確認画面要求を作成する(ステップS31)。そして、利用者端末5は、作成した確認画面要求をサーバ6へ送信する(ステップS32)。
サーバ6は、利用者端末5から確認画面要求を取得する(ステップS33)。そして、サーバ6は、取得した確認画面要求に含まれる申込番号に基づいて、申込情報DB55から対応する申込情報を取得する(ステップS34)。また、サーバ6は、取得した確認画面要求に含まれる申込番号に基づいて、受付情報DB54から対応する受付情報を取得する(ステップS35)。さらに、サーバ6は、取得した申込情報及び受付情報に基づき、確認画面を表示するために必要な画面情報を作成する(ステップS36)。そして、サーバ6は、作成した画面情報を、確認画面要求を行った利用者端末5へ送信する(ステップS37)。
利用者端末5は、サーバ6から画面情報を取得し(ステップS38)、当該画面情報に基づいて確認画面を表示する(ステップS39)。これにより、確認処理は完了する。利用者は、利用者端末5の画面上に表示された確認画面により、申込書3に印刷された内容と、申込の受付状況とを容易に確認することができる。
なお、本実施形態では、サーバ6が確認画面要求に基づいて申込番号を自動的に特定しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、サービス提供会社の社員が、所定の方法で利用者が確認したい申込に対応する申込番号を取得し、パンチ入力等により申込番号をサーバ6へ入力することとしてもよい。
また、本実施形態では、電子フォーム及び申込書3の構成を、図8及び図9に示すようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意に設定することができる。よって、各種DBのデータ構造も任意に設定することができる。
また、本実施形態では、説明の便宜上、図16に示すようにサーバ処理プログラム201を有するサーバ6が各機能をまとめて有することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、各機能を複数のサーバが分担して有することとしてもよい。さらに、本実施形態では、説明の便宜上、図16に示すように利用者端末6が端末処理プログラム101及び各種機能を有することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、サーバ6から取得する電子フォームを電子フォームモジュールとして取得し、当該電子フォームモジュールが端末処理プログラム101及び各種機能を有することとしてもよい。
このように、本発明によれば、申込書3を郵送により取得した直後から申込情報をデータの形で管理することができる。また、電子ペン10を使用することで容易に、当該申込情報が受付処理の度の段階にあるかを判別することが可能となる。
本発明は、サービスの申込書等を電子配信する全ての業界で利用できるが、特に自署・捺印を必要とする金融業界で有用である。
[変形例]
上記実施形態においてサーバ6は、郵送により申込書3を取得したらすぐに、コード62を読み取ることで申込情報を取得し、申込情報DB55に記憶している。そして、サーバ6は、登録チェックが完了すると、申込情報DB55の登録項目を「未登録」から「登録済」に書き換えることとしている。このように、登録項目が「登録済」になって初めて、業務システムは申込情報を使用して所定の処理を行うことが可能となる。
しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、受付チェック及び照合チェックが完了した後に、コード62を読み取ることにより申込情報を取得し、申込情報DB55に記憶することとしてもよい。この場合、登録チェックとは、申込情報を申込情報DB55に記憶したか否か、即ち登録が完了したか否かのチェックとなる。そのため、登録担当者は、申込情報を申込情報DB55に記憶した時点で、電子ペン10を使用して登録項目68への記入情報をサーバ6へ送信する。
このように、受付チェック及び照合チェックが完了するまで申込情報を申込情報DB55に記憶しないこととすると、受付チェック及び照合チェックが完了していない段階では、確認画面として申込情報を表示することができない。そのため、確認画面としては、図15に示す受付状況エリアの部分のみが表示されることとなる。
本発明は、電子フォームによる申込書に関し、所定の内容を入力して紙媒体に印刷する際に、特殊でユニークな電子ペン用のドットパターンを発生させることで、合理的に受付作業を行うことができる電子ペン用帳票として利用することができる。
電子ペンの使用形態を模式的に示す図である。 電子ペンの構造を示す機能ブロック図である。 専用ペーパーに印刷されたドットパターンによる情報の表現方法を説明する図である。 ドットパターン及びそれに対応する情報の例である。 専用ペーパーにより構成される帳票の構造を示す。 電子ペン用帳票の例を示す。 処理システムの概略構成を示す。 電子フォームの例である。 申込書の例である。 申込情報DBのデータ構造を模式的に示す図である。 受付状況エリアの記入例である。 管理情報DBのデータ構造を模式的に示す図である。 受付情報DBのデータ構造を模式的に示す図である。 受付状況を確認する際のデータの流れを説明する図である。 受付状況の確認画面例である。 図7に示す処理システムに含まれる利用者端末及びサーバの機能ブロック図である。 フォームDBのデータ構造を模式的に示す図である。 申込処理のフローチャートである。 登録処理のフローチャートである。 確認処理のフローチャートである。
符号の説明
2…ネットワーク
10…電子ペン
11…プロセッサ
12…メモリ
13…データ通信ユニット
14…バッテリー
25…端末装置
26…問い合わせサーバ
27…サービスサーバ
100…処理システム

Claims (11)

  1. ネットワークを介して利用者端末と通信可能に接続されたサーバであって、
    申込処理のため、
    前記利用者端末からの申込の要求に応じた電子フォームを取得する電子フォーム取得手段と、
    前記利用者端末からの申込の要求を識別する申込番号を発番する申込番号発番手段と、
    電子ペンにより認識可能であって、前記申込番号に対応付けされたドットパターンを取得するドットパターン取得手段と、
    前記電子フォーム、前記申込番号及び前記ドットパターンを有するフォーム情報を作成するフォーム情報作成手段と、
    前記フォーム情報を前記利用者端末へ送信するフォーム情報送信手段と、
    登録処理のため、
    前記申込の受付状況に関する記入を行う受付状況エリアに前記フォーム情報に含まれるドットパターンが印刷された電子ペン用帳票が有するコードを読み取ることにより得られる、当該フォーム情報に含まれる電子フォームに入力された入力情報及び当該フォーム情報に含まれる申込番号を有する申込情報を取得する申込情報取得手段と、
    前記申込情報を記憶する申込情報記憶手段と、
    前記受付状況エリアに前記電子ペンを使用して記入された記入情報を取得する記入情報取得手段と、
    前記記入情報に基づいて、前記ドットパターンに対応付けられた申込番号を特定する申込番号特定手段と、
    前記記入情報に基づいて、前記電子ペン用帳票への記入日時を特定する記入日時特定手段と、
    前記記入情報から、前記電子ペン用帳票への記入に関する画像データを取得する画像データ取得手段と、
    特定した前記申込番号に対応付けて、前記記入日時及び前記画像データを受付情報として記憶する受付情報記憶手段と、
    確認処理のため、
    前記利用者端末から申込番号を取得する申込番号取得手段と、
    前記申込番号に基づいて、前記申込情報記憶手段から対応する申込情報を抽出する申込情報抽出手段と、
    前記申込番号に基づいて、前記受付情報記憶手段から対応する受付情報を抽出する受付情報抽出手段と、
    前記申込情報及び前記受付情報に基づいて、前記申込の受付状況を確認する確認画面を前記記入日時とともに表示するための画面情報を作成する画面情報作成手段と、
    前記画面情報を前記利用者端末へ送信する画面情報送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  2. ネットワークを介してサーバと通信可能に接続され、利用者によって使用される利用者端末であって、
    申込処理のため、
    前記サーバから、前記利用者による申込の要求に応じた電子フォームと、前記申込の要求を識別する申込番号と、前記申込番号に対応付けされたドットパターンとを有するフォーム情報を取得するフォーム情報取得手段と、
    前記フォーム情報に基づいて、前記電子フォームを画面上に表示する電子フォーム表示手段と、
    前記電子フォームに入力手段により入力された個人情報を入力情報として取得する入力情報取得手段と、
    前記入力情報と、前記フォーム情報に含まれる申込番号とを有する申込情報を作成する申込情報作成手段と、
    前記申込情報を変換することによりコードを作成するコード作成手段と、
    前記電子フォームのフォーマットと、前記フォーム情報に含まれるドットパターンと、前記入力情報と、前記コードとを紙媒体に印刷することにより電子ペン用帳票を作成する電子ペン用帳票作成手段と、を備えることを特徴とする利用者端末。
  3. 前記電子ペン用帳票作成手段は、前記申込の受付状況に関する記入が行われる受付状況エリアを前記紙媒体に設け、前記ドットパターンを前記受付状況エリアに印刷することを特徴とする請求項2に記載の利用者端末。
  4. 確認処理のため、
    前記申込番号を前記サーバへ送信する申込番号送信手段と、
    前記サーバから、前記申込の受付状況を確認する確認画面を表示するための画面情報を取得する画面情報取得手段と、
    前記画面情報に基づいて前記確認画面を表示する確認画面表示手段と、を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の利用者端末。
  5. 前記画面情報は、前記申込番号に対応する申込情報及び受付情報に基づいて作成されたものであって、
    前記受付情報は、前記申込番号に対応するドットパターンが印刷された受付状況エリアに記入された記入情報に基づいて作成されたものであることを特徴とする請求項4に記載の利用者端末。
  6. ネットワークを介して通信可能な利用者端末及びサーバから構成された処理システムであって、
    前記サーバは、
    申込処理のため、
    前記利用者端末からの申込の要求に応じた電子フォームを取得する電子フォーム取得手段と、
    前記利用者端末からの申込の要求を識別する申込番号を発番する申込番号発番手段と、
    電子ペンにより認識可能であって、前記申込番号に対応付けされたドットパターンを取得するドットパターン取得手段と、
    前記電子フォーム、前記申込番号及び前記ドットパターンを有するフォーム情報を作成するフォーム情報作成手段と、
    前記フォーム情報を前記利用者端末へ送信するフォーム情報送信手段と、を備え、
    前記利用者端末は、
    申込処理のため、
    前記サーバから、前記フォーム情報を取得するフォーム情報取得手段と、
    前記フォーム情報に基づいて、前記電子フォームを画面上に表示する電子フォーム表示手段と、
    前記電子フォームに入力手段により入力された個人情報を入力情報として取得する入力情報取得手段と、
    前記入力情報と、前記フォーム情報に含まれる申込番号とを有する申込情報を作成する申込情報作成手段と、
    前記申込情報を変換したコードを作成するコード作成手段と、
    前記電子フォームのフォーマットと、前記フォーム情報に含まれるドットパターンと、前記入力情報と、前記コードとを紙媒体に印刷することにより電子ペン用帳票を作成する電子ペン用帳票作成手段と、
    を備えることを特徴とする処理システム。
  7. 前記サーバは、
    登録処理のため、
    前記電子ペン用帳票に印刷されたコードを読み取ることにより得られる、前記申込情報を取得する申込情報取得手段と、
    前記申込情報を記憶する申込情報記憶手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の処理システム。
  8. 前記電子ペン用帳票作成手段は、前記紙媒体に前記申込の受付状況に関する記入が行われる受付状況エリアを設け、前記ドットパターンを前記受付状況エリアに印刷するものであって、
    前記サーバは、
    登録処理のため、
    前記受付状況エリアに前記電子ペンを使用して記入された記入情報を取得する記入情報取得手段と、
    前記記入情報に基づいて、前記ドットパターンに対応付けられた申込番号を特定する申込番号特定手段と、
    前記記入情報に基づいて、前記電子ペン用帳票への記入日時を特定する記入日時特定手段と、
    前記記入情報から、前記電子ペン用帳票への記入に関する画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記申込番号に対応付けて、前記記入日時及び前記画像データを受付情報として記憶する受付情報記憶手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の処理システム。
  9. 前記サーバは、
    確認処理のため、
    前記利用者端末から申込番号を取得する申込番号取得手段と、
    前記申込番号に基づいて、前記申込情報記憶手段から対応する申込情報を抽出する申込情報抽出手段と、
    前記申込番号に基づいて、前記受付情報記憶手段から対応する受付情報を抽出する受付情報抽出手段と、
    前記申込情報及び前記受付情報に基づいて、当該申込の受付状況を確認する確認画面を前記記入日時とともに表示するための画面情報を作成する画面情報作成手段と、
    前記画面情報を前記利用者端末へ送信する画面情報送信手段と、をさらに備え、
    前記利用者端末は、
    確認処理のため、
    前記申込番号を前記サーバへ送信する申込番号送信手段と、
    前記サーバから前記画面情報を取得する画面情報取得手段と、
    前記画面情報に基づいて前記確認画面を表示する確認画面表示手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の処理システム。
  10. ネットワークを介して利用者端末と通信可能に接続されたコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    申込処理のため、
    前記利用者端末からの申込の要求に応じた電子フォームを取得する電子フォーム取得手段、
    前記利用者端末からの申込の要求を識別する申込番号を発番する申込番号発番手段、
    電子ペンにより認識可能であって、前記申込番号に対応付けされたドットパターンを取得するドットパターン取得手段、
    前記電子フォーム、前記申込番号及び前記ドットパターンを有するフォーム情報を作成するフォーム情報作成手段、
    前記フォーム情報を前記利用者端末へ送信するフォーム情報送信手段、
    登録処理のため、
    前記申込の受付状況に関する記入を行う受付状況エリアに前記フォーム情報に含まれるドットパターンが印刷された電子ペン用帳票が有するコードを読み取ることにより得られる、当該フォーム情報に含まれる電子フォームに入力された入力情報及び当該フォーム情報に含まれる申込番号を有する申込情報を取得する申込情報取得手段、
    前記申込情報を記憶する申込情報記憶手段、
    前記受付状況エリアに前記電子ペンを使用して記入された記入情報を取得する記入情報取得手段、
    前記記入情報に基づいて、前記ドットパターンに対応付けられた申込番号を特定する申込番号特定手段、
    前記記入情報に基づいて、前記電子ペン用帳票への記入日時を特定する記入日時特定手段、
    前記記入情報から、前記電子ペン用帳票への記入に関する画像データを取得する画像データ取得手段、
    特定した前記申込番号に対応付けて、前記記入日時及び前記画像データを受付情報として記憶する受付情報記憶手段、
    確認処理のため、
    前記利用者端末から申込番号を取得する申込番号取得手段、
    前記申込番号に基づいて、前記申込情報記憶手段から対応する申込情報を抽出する申込情報抽出手段、
    前記申込番号に基づいて、前記受付情報記憶手段から対応する受付情報を抽出する受付情報抽出手段、
    前記申込情報及び前記受付情報に基づいて、前記申込の受付状況を確認する確認画面を前記記入日時とともに表示するための画面情報を作成する画面情報作成手段、
    前記画面情報を前記利用者端末へ送信する画面情報送信手段、
    として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  11. ネットワークを介してサーバと通信可能に接続され、利用者によって使用されるコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    申込処理のため、
    前記サーバから、前記利用者による申込の要求に応じた電子フォームと、前記申込の要求を識別する申込番号と、前記申込番号に対応付けされたドットパターンとを有するフォーム情報を取得するフォーム情報取得手段、
    前記フォーム情報に基づいて、前記電子フォームを画面上に表示する電子フォーム表示手段、
    前記電子フォームに入力手段により入力された個人情報を入力情報として取得する入力情報取得手段、
    前記入力情報と、前記フォーム情報に含まれる申込番号とを有する申込情報を作成する申込情報作成手段、
    前記申込情報を変換することによりコードを作成するコード作成手段、
    前記電子フォームのフォーマットと、前記フォーム情報に含まれるドットパターンと、前記入力情報と、前記コードとを紙媒体に印刷することにより電子ペン用帳票を作成する電子ペン用帳票作成手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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