JP2007253719A - リテーナ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロアパネルに対して、リテーナを確実に取り付けること。
【解決手段】リテーナ取付構造1は、乗員の膝部近傍に配置されるロアパネル10と、面部材21と、面部材21に傾斜した状態で立設され、内側にニーエアバッグが収納される側壁部材22と、を有するリテーナ20と、を備えている。ロアパネル10の背面11に対して、リテーナ20の面部材21が接着又は溶着により取り付けられている。面圧差減少手段は、リテーナ20の面部材21とロアパネル10の背面11との間の面圧において、面部材21に対して押圧される押圧治具30が接触する接触部位21cに対応する面圧と、面部材21に対して押圧される押圧治具30が接触しない非接触部位21dに対応する面圧と、の差を減少させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、ニーエアバッグを保持し、ロアパネルに取付られるリテーナの取付構造に関する。
従来、車両運転席の乗員の膝部の前方に位置するロアパネルの背面に配設されたニーエアバッグ装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。エアバッグ本体は、リテーナ(取付部)により保持され、このリテーナは、ロアパネルの背面に取り付けられている。
特開平11−240411号公報
しかしながら、上記従来のニーエアバッグ装置において、例えば、リテーナがロアパネルの背面に振動溶着により取り付けられる。この場合、リテーナの側壁部は、ニーエアバッグ装置の展開方向に沿って配設され、側壁部は、ロアパネルとリテーナとが振動溶着される溶着面に対して、傾斜した状態となる。この為、溶着治具をリテーナに押圧し振動溶着を行う際に、溶着治具は傾斜した側壁部との接触を回避して押圧を行う必要が生じる。したがって、溶着治具が押圧を行う端面を、リテーナの溶着面の全域に対して接触させて、押圧を行うことが困難となる。すなわち、溶着治具によって、溶着面に対して、均一に圧力を掛けることが困難となり、リテーナの取り付けに不具合が生じる虞がある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、ロアパネルに対して、リテーナを確実に取り付けることを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、
乗員の膝部近傍に配置されるロアパネルと、
面部材と、該面部材に傾斜した状態で立設され、内側にニーエアバッグが収納される側壁部材と、を有するリテーナと、を備え、
前記ロアパネルの背面に対して、前記リテーナの面部材が接着又は溶着により取り付けられるリテーナ取付構造であって、
前記リテーナの面部材と前記ロアパネルの背面との間の面圧において、
前記面部材に対して押圧される押圧治具が接触する接触部位に対応する前記面圧と、前記面部材に対して押圧される前記押圧治具が接触しない非接触部位に対応する前記面圧と、の差を減少させる面圧差減少手段が設けられる、ことを特徴とするリテーナ取付構造である。
この一態様によれば、押圧治具が面部材に接触する接触部位に対応する接触面圧と、押圧治具が面部材に接触しない非接触部位に対応する接触面圧と、の差を減少させることができる。したがって、ロアパネルに対して、リテーナを確実に取り付けることができる。
この一態様において、前記面圧差減少手段は、前記リテーナの面部材の押圧面上に、前記接触部位から前記非接触部位に延びる凸状の補強リブであってもよい。補強リブにより、接触部位から非接触部位に押圧力を効果的に伝達することができる。
この一態様において、前記ロアパネルの背面に対して、前記リテーナの面部材が、振動溶着により取り付けられてもよい。これにより、溶着品質を向上させ、ロアパネルに対して、リテーナを確実に取り付けることができる。
この一態様において、前記面圧差減少手段は、前記リテーナの面部材の取付面に形成され、車両幅方向へ延在する凸状部であり、
該凸状部は、前記接触部位から遠くなるに従って、突出量及び/又は車両上下方向の幅が増加してもよい。これにより、押圧治具が面部材に接触する接触部位に対応する接触面圧と、押圧治具が面部材に接触しない非接触部位に対応する接触面圧と、の差を減少させることができる。
この一態様において、前記面圧差減少手段は、前記リテーナの面部材の取付面に形成され、車両幅方向へ延在する凸状部であり、
該凸状部の先端部に形成される曲面は、前記接触部位から遠くなるに従って、曲率半径が増加してもよい。これにより、押圧治具が面部材に接触する接触部位に対応する接触面圧と、押圧治具が面部材に接触しない非接触部位に対応する接触面圧と、の差を減少させることができる。
この一態様によれば、前記リテーナの側壁部材の車両下方側の壁面の方向が、前記エアバッグの展開方向と略一致し、
前記側壁部材の車両上方側の壁面の方向が、前記押圧治具の押圧方向と略一致していてもよい。これにより、押圧治具が面部材に接触する接触部位に対応する接触面圧と、押圧治具が面部材に接触しない非接触部位に対応する接触面圧と、の差を減少させることができる。
この一態様において、前記押圧治具は、断面が略E字状に形成され、
前記略E字状の端面が、前記リテーナの面部材の押圧面に押圧されてもよい。
本発明によれば、ロアパネルに対して、リテーナを確実に取り付けることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るリテーナ取付構造のインストルメントロアパネルを示す図である。図2は、本発明の一実施例に係るリテーナ取付構造を示す断面図であり、図1に示すインストルメントロアパネルを直線A−A’で切断した際の拡大断面図である。
本実施例に係るリテーナ取付構造1は、運転席又は助手席に着座する乗員の膝部の前方に位置するインストルメントロアパネル(以下、ロアパネルと称す)10を備えている。
ロアパネル10の背面11には、リテーナ20が取り付けられている。リテーナ20は、略H字状又はコ字状のスリット21eが形成された面部材21と、面部材21に傾斜した状態で立設され、内側にニーエアバッグ装置100が収納される側壁部材22と、を有している。また、ロアパネル10の背面11には、スリット21e及び後述のヒンジ部23と対応する位置に、開裂溝11a、及びヒンジ溝11bが形成されている。
なお、側壁部材22の内側には、乗員の膝部を保護するニーエアバッグ装置100が収納されている。ニーエアバッグ装置100は、主要な構成として、衝突の衝撃が検知されるとガスを発生させるインフレータと、インフレータから発生したガスが内部に導入され、膨張するニーエアバッグと、これらを収納するエアバッグケースと、を有している。エアバックケースは、例えば、リテーナ20の側壁部材22に固定されている。
リテーナ20の側壁部材22は、4つの側壁面22aからなり、略直方体状に形成されている。また、車両上方に位置する上側壁面22a及び車両下方に位置する下側壁面22bは、ニーエアバッグの展開方向と平行となるように、面部材21に立設されている。
面部材21は、車両幅方向へ延び、位置決めする為の位置決め溝21bが、車両上方側及び車両下方側に1つずつ、夫々形成されている。一方、ロアパネル10の背面11には、リテーナ20の面部材21の位置決め溝21bに対応する位置に、車両幅方向へ延在する凸状の位置決めリブ12が形成されている。
ロアパネル10の位置決めリブ12に、リテーナ20の面部材21の位置決め溝21bを嵌合させることで、ロアパネル10に対する、リテーナ20の位置を容易に位置決めできる。これにより、組付け工数の低減に繋がる。
なお、ロアパネル10の位置決めリブ12及びリテーナ20の面部材21の位置決め溝21bは、車両上方側及び車両下方側に1つずつ、夫々形成されているが、形成される位置及び数は任意でよい。また、ロアパネル10側に位置決め溝が形成され、リテーナ20の面部材21に位置決めリブが形成される構成であってもよい。
また、面部材21の車両上方側および車両下方側には、屈曲する一対のヒンジ部23が形成されている。ニーエアバッグが膨張したとき、その膨張力により、面部材21の略H字状のスリット21eが両開きに開裂し、ニーエアバッグが膨出し、乗員を保護する。
リテーナ20の面部材21の取付面24には、車両幅方向に延在し、凸状に形成された複数の溶着リブ25が形成されている。この溶着リブ25は、例えば、面部材21の取付面24上において、略等間隔で相互に略並列に設けられている。
リテーナ20の面部材21は、ロアパネル10の背面11に対して、例えば振動溶着により、取り付けられる。図3に示す如く、例えば、リテーナ20の面部材21を溶着治具(押圧治具)30により、斜面に固定されたロアパネル10の背面11に対して、所定の押圧力Fで押圧しつつ、100〜200Hzの高周波振動を加えることで、溶着リブ25を加熱し、ロアパネル10の背面11に対して溶着させる。
なお、溶着治具30は断面が略E字状に形成されており、また押圧を行う略矩形状3つの端面31、32、33を有している。溶着治具30は、これら3つの端面31、32、33により、リテーナ20の側壁部材22を跨ぐようにして、面部材21の押圧面21aを押圧する。
すなわち、溶着治具30の上部の上端面31は、リテーナ20の面部材21の上部(側壁部材外側)の上押圧面21aを押圧する。また、中部の中端面32は、リテーナ20の面部材21の中部(側壁部材内側)の中押圧面21aを押圧する。さらに、下部の下端面33は、リテーナ20の面部材21の下部(側壁部材外側)の下押圧面21aを押圧する。これにより、リテーナ20の面部材21の押圧面21aにおいて、上部、中部、下部に対して、均等に押圧力Fを付加することができる。
また、リテーナ20が押圧される際に、溶着治具30がリテーナ20の側壁部材22に接触しないように、各端面31、32、33の幅が形成されている。例えば、溶着治具30の下端面33は、リテーナ20の側壁部材22の下側壁面22bの端部との接触を回避するように、比較的に幅が狭く形成される。この為、下端面33は下押圧面21aの下方側のみ接触する。また、溶着治具30の中端面32は、リテーナ20の側壁部材22の上側壁面22aの端部との接触を回避するように、幅が形成される。この為、中端面32は中押圧面21aの上側の一部と非接触となる。このように、溶着治具30によりリテーナ20の押圧面21aが押圧される際に、押圧面21aにおいて、溶着治具30の各端面31、32、33と接触する接触部位21cと、各端面31、32、33と接触しない非接触部位21dと、が存在する。
さらに、リテーナ20の面部材21の押圧面21a上には、車両上下方向に延在し、凸状に形成された補強リブ2が複数(例えば、等間隔で4つ)、設けられている。複数の補強リブ2は、面部材21の上側のヒンジ部23近傍からスリット21e近傍まで延在し、相互に略平行となるように形成されている。また、複数の補強リブ2は、下押圧面21aの上端から下端まで車両上下方向に延在し、相互に略平行となるように形成されている。
次に、上述したリテーナ取付構造1の製造方法について説明する。
まず、リテーナ20の面部材21の押圧面21a上において、車両上下方向へ延びる凸状の補強リブ(面圧差減少部)2が形成される(形成工程)。次に、リテーナ20の面部材21の押圧面21aが溶着治具30により押圧されることで、リテーナ20の面部材21がロアパネル10の背面11に対して、押圧されて、上述の振動溶着が行われる(振動溶着工程)。
ところで、上述の如く、溶着治具30によりリテーナ20の面部材21の押圧面21aを押圧する際に、面部材21の押圧面21aにおいて、溶着治具30の端面31、32、33が接触する接触部位21cと、溶着治具30の端面31、32、33が接触しない非接触部位21dと、が存在する。
従来、ロアパネルの背面とリテーナの取付面との間の接触面圧において、接触部位に対応する接触面圧が、非接触部位に対応する接触面圧よりも高くなり、接触面圧の不均一が発生している。この場合、接触面圧が低くなる部位において、溶着が不十分となり、溶着品質の低下を招く虞がある。
そこで、本実施例に係るリテーナ取付構造1において、上述の如く、リテーナ20の面部材21の押圧面21a上には、車両上下方向に延在し、凸状に形成された補強リブ2が複数、設けられている。これにより、溶着治具30の端面31、32、33から加わる押圧力Fが、補強リブ2を介して、押圧面21aの接触部位21cから非接触部位21dまで、効果的に伝達される。したがって、接触部位21cに対応する接触面圧と非接触部位21dに対応する接触面圧との差を減少させ、リテーナ20の面部材21の取付面24とロアパネル10の背面11との接触面圧を均一にすることができる。これにより、溶着品質を向上させ、ロアパネル10に対して、リテーナ20を確実に取り付けることができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について一実施例を用いて説明したが、本発明はこうした一実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述した一実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上記一実施例において、リテーナ20の面部材21の押圧面21a上には、補強リブ2が設けられているが、凸状に形成された溶着リブ3の突出量(ラップ量)h1、h2、h3を、接触部位21cから遠くなるに従って、増加(h1<h2<h3)させてもよい(図4)。
これにより、リテーナ20の面部材21の接触部位21cに対応する接触面圧と非接触部位21dに対応する接触面圧との差を減少させ、リテーナ20の面部材21の取付面24とロアパネル10の背面11との接触面圧を均一にすることができる。
また、上記一実施例において、リテーナ20の面部材21の押圧面21a上には、補強リブ2が設けられているが、凸状に形成された溶着リブ4の車両上下方向の幅d1、d2、d3を、接触部位21cから遠くなるに従って、増加(d1<d2<d3)させてもよい(図5)。
これにより、上記同様に、リテーナ20の面部材21の取付面24とロアパネル10の背面11との接触面圧を均一にすることができる。
さらに、上記一実施例において、リテーナ20の面部材21の押圧面21a上には、補強リブ2が設けられているが、凸状に形成された溶着リブ5の先端部が曲面により形成されていてもよい(図6)。
この場合、溶着リブ5の先端部の曲率半径r1、r2、r3、r4は、接触部位21cから遠くなるに従って、増加(r1<r2<r3<r4)する。これにより、上記同様に、リテーナ20の面部材21の取付面24とロアパネル10の背面11との接触面圧を均一にすることができる。
なお、上記一実施例において、上述した、補強リブ2、溶着リブ3、4、5の突出量h1〜h3及び車両上下方向の幅d1〜d3、先端部の曲率半径r1〜r4を任意に組み合わせて、リテーナ20の面部材21の取付面24とロアパネル10の背面11との接触面圧を均一にするようにしてもよい。
上記一実施例において、ロアパネル10の背面11に補強リブ2又は溶着リブ3、4、5が設けられている構成であってもよい。
上記一実施例において、リテーナ40の側壁部材45の下側壁面41の方向が、ニーエアバッグの展開方向と略一致し、側壁部材45の上側壁面42の方向が、溶着治具30の押圧方向と略一致するように構成されていてもよい(図7)。
これにより、リテーナ40の面部材43の中押圧面43aの略全域に対して、溶着治具30の中端面32を、接触させ、押圧することができる。したがって、リテーナ40の面部材43の取付面とロアパネル10の背面11との接触面圧をより均一にすることができる。なお、ニーエアバックの展開方向は、リテーナの金型抜き方向と一致している。また、この構成において、側壁部材45の内部には、エアバッグケースがエアバック展開方向に一致するように、取付金具46を介して固定される。
上記一実施例において、リテーナ20は、振動溶着により、ロアパネル10に取付けられているが、超音波溶着、赤外線溶着、レーザ溶着等の任意の溶着方法、接着剤による接着により取付けられてもよい。
本発明は、例えば、ニーエアバック装置を収納するリテーナを、ロアパネルに取付けるリテーナ取付構造に利用できる。搭載される車両の外観、重量、サイズ、走行性能等は問わない。
本発明の一実施例に係るリテーナ取付構造のインストルメントロアパネルを示す図である。 本発明の一実施例に係るリテーナ取付構造を示す断面図であり、図1に示すインストルメントロアパネルを直線A−A’で切断した際の拡大断面図である。 溶着治具により、リテーナの面部材を斜面に固定されたロアパネルの背面に対して、所定の押圧力Fで押圧する状態を示す図である。 凸状に形成された溶着リブの突出量を、接触部位から遠くなるに従って、増加させた一態様を示す図である。 凸状に形成された溶着リブの車両上下方向の幅を、接触部位から遠くなるに従って、増加させた一態様を示す図である。 溶着リブの先端部の曲率半径を、接触部位から遠くなるに従って、増加させた一態様を示す図である。 リテーナの側壁部材の下側壁面の方向が、ニーエアバッグの展開方向と略一致し、側壁部材の上側壁面の方向が、溶着治具の押圧方向と略一致する一態様を示す図である。
符号の説明
1 リテーナ取付構造
2 補強リブ
10 ロアパネル
11 背面
20 リテーナ
21 面部材
21c 接触部位
21d 非接触部位
21e スリット
22 側壁部材
24 取付面
25 溶着リブ(凸状部)
30 溶着治具(押圧治具)

Claims (7)

  1. 乗員の膝部近傍に配置されるロアパネルと、
    面部材と、該面部材に傾斜した状態で立設され、内側にニーエアバッグが収納される側壁部材と、を有するリテーナと、を備え、
    前記ロアパネルの背面に対して、前記リテーナの面部材が接着又は溶着により取り付けられるリテーナ取付構造であって、
    前記リテーナの面部材と前記ロアパネルの背面との間の面圧において、
    前記面部材に対して押圧される押圧治具が接触する接触部位に対応する前記面圧と、前記面部材に対して押圧される前記押圧治具が接触しない非接触部位に対応する前記面圧と、の差を減少させる面圧差減少手段が設けられる、ことを特徴とするリテーナ取付構造。
  2. 請求項1記載のリテーナ取付構造であって、
    前記面圧差減少手段は、前記リテーナの面部材の押圧面上に、前記接触部位から前記非接触部位に延びる凸状の補強リブである、ことを特徴とするリテーナ取付構造。
  3. 請求項1記載のリテーナ取付構造であって、
    前記ロアパネルの背面に対して、前記リテーナの面部材が、振動溶着により取り付けられる、ことを特徴とするリテーナ取付構造。
  4. 請求項1記載のリテーナ取付構造であって、
    前記面圧差減少手段は、前記リテーナの面部材の取付面に形成され、車両幅方向へ延在する凸状部であり、
    該凸状部は、前記接触部位から遠くなるに従って、突出量及び/又は車両上下方向の幅が増加する、ことを特徴とするリテーナ取付構造。
  5. 請求項1記載のリテーナ取付構造であって、
    前記面圧差減少手段は、前記リテーナの面部材の取付面に形成され、車両幅方向へ延在する凸状部であり、
    該凸状部の先端部に形成される曲面は、前記接触部位から遠くなるに従って、曲率半径が増加する、ことを特徴とするリテーナ取付構造。
  6. 請求項1記載のリテーナ取付構造であって、
    前記リテーナの側壁部材の車両下方側の壁面の方向が、前記エアバッグの展開方向と略一致し、
    前記側壁部材の車両上方側の壁面の方向が、前記押圧治具の押圧方向と略一致している、ことを特徴とするリテーナ取付構造。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれか1項記載のリテーナ取付構造であって、
    前記押圧治具は、断面が略E字状に形成され、
    前記略E字状の端面が、前記リテーナの面部材の押圧面に押圧される、ことを特徴とするリテーナ取付構造。
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