JP2007076393A - エアバッグドア部付き車両用内装品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 枠部から延出する第1ヒンジ部がインストルメントパネル本体の裏面に直接溶着することを防ぎ、エアバッグの展開性能を向上させる。
【解決手段】 パネル構成部材本体3に破断予定部7でエアバッグドア部9を区画形成する。パネル構成部材本体3の裏面にエアバッグドア部9に対応して枠部11を設ける。枠部11のシューティング口17内でフラップ部21を支持するヒンジ部23を枠部11から延出する第1ヒンジ部25とこれに連続する第2ヒンジ部26とで構成する。フランジ部19及びフラップ部21をパネル構成部材本体3の裏面に多数の溶着突部27で振動溶着する。第1ヒンジ部25をエアバッグドア部9の裏面に溶着突部27より厚みの薄い薄肉突部29で振動溶着する。薄肉突部29の先端をエアバッグ15の膨出圧力で破断する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、車両衝突時にエアバッグ装置の作動で破断予定部が破断して開くエアバッグドア部を有するインストルメントパネル等のエアバッグドア部付き車両用内装品に関するものである。
特許文献1では、インストルメントパネル本体の裏面に、破断予定部で区画形成されたエアバッグドア部の外周を取り囲むように枠部が一体に形成され、枠部内にエアバッグ装置が収納されている。上記枠部のシューティング口外側にはフランジ部が一体に張り出し形成されており、該フランジ部は振動溶着により多数の溶着突部を介してインストルメントパネル本体の裏面に固定されている。また、上記枠部のシューティング口縁部にはヒンジ部が一体に連結されている。このヒンジ部は、シューティング口縁部よりインストルメントパネル本体側へ突出するように湾曲して延出する第1ヒンジ部と、該第1ヒンジ部よりインストルメントパネル本体側と逆方向へ突出するように湾曲して延出しフラップ部の基端に連結する第2ヒンジ部とで一体に構成されている。上記フラップ部は振動溶着により多数の溶着突部を介してエアバッグドア部の裏面に固定されてエアバッグドア部を補強している。このように構成されたエアバッグドア部が開くときには、第1及び第2ヒンジ部が共に伸長するため、第1ヒンジ部がない場合に比べて、エアバッグドア部が開きやすくなり、エアバッグの展開性能を向上させることができる。
特開2005−7984(段落0016欄、0017欄、0020欄、図2)
ところで、特許文献1では、第1ヒンジ部がインストルメントパネル本体側へ突出するように湾曲して延出しており、しかもフラップ部は第1及び第2ヒンジ部で枠部に片持支持されており、さらには、ヒンジ部は撓みやすい性質のものであることも加わって、フラップ部は不安定な状態で枠部に支持されている。このため、フランジ部及びフラップ部をインストルメントパネル本体の裏面に振動溶着する際、第1及び第2ヒンジ部が振動により変形し、この変形の影響で第1ヒンジ部が動いてインストルメントパネル本体の裏面に直接溶着してしまうことがある。この場合には、エアバッグドア部がフラップ部と共にヒンジ部回りに回動して開く動作の妨げとなり、エアバッグの展開性能を低下させてしまうことになる。また、第1ヒンジ部が振動溶着の際にインストルメントパネル本体の裏面に溶着されないまでも摩擦や接触によって傷つくことも懸念される。さらに、第1ヒンジ部が成形誤差によりインストルメントパネル本体の裏面側に偏在している場合には、第1ヒンジ部のインストルメントパネル本体の裏面への溶着頻度が高まる。
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第1ヒンジ部がインストルメントパネル本体の裏面に直接溶着することを防ぎ、エアバッグの展開性能を向上させたインストルメントパネル等の車両用内装品を提供することである。
上記の目的を達成するため、この発明は、エアバッグドア部の回動支点となるヒンジ部のうち、第2ヒンジ部と枠部との間の第1ヒンジ部に突部を設けるとともに、該突部の形状を工夫したことを特徴とする。
具体的には、この発明は、エアバッグドア部が破断予定部で区画形成された内装品本体と、該内装品本体の裏面に上記エアバッグドア部に対応して設けられた枠体とを備え、上記枠体は、シューティング口を有し内部に上記エアバッグ装置が収納される枠部と、該枠部のシューティング口外側に張り出してエアバッグドア部外周に多数の溶着突部で振動溶着されたフランジ部と、上記シューティング口を基端を除く3辺周りに間隙をあけて覆うようにエアバッグドア部に多数の溶着突部で振動溶着されたフラップ部と、上記枠部のシューティング口縁部より上記フランジ部と水平にもしくは内装品本体側へ突出するように湾曲して延出する第1ヒンジ部と、該第1ヒンジ部より内装品本体側と逆方向へ突出するように湾曲して延出しフラップ部の基端に連結する第2ヒンジ部とで一体に構成されたヒンジ部とからなり、車両衝突時に上記エアバッグ装置の作動により展開するエアバッグの膨出圧力で上記破断予定部を破断してエアバッグドア部がフラップ部と共にヒンジ部回りに回動して開くように構成されたエアバッグドア部付き車両用内装品を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、この発明は、上記第1ヒンジ部には、上記フランジ部及びフラップ部の溶着突部より厚みの薄い薄肉突部がヒンジ部に沿って連続して又は不連続に一体に突設され、該薄肉突部の先端はエアバッグの膨出圧力で破断可能なようにエアバッグドア部の裏面に振動溶着されていることを特徴とする。
この発明によれば、シューティング口縁部より延出する第1ヒンジ部に薄肉突部を一体に突設しているので、フランジ部及びフラップ部の溶着突部が内装品本体の裏面に振動溶着される際、第1ヒンジ部の薄肉突部も内装品本体の裏面に振動溶着される。したがって、振動により第2ヒンジ部が変形しても第1ヒンジ部は薄肉突部を介して内装品本体の裏面に保持されていて動かず、第1ヒンジ部が成形誤差により内装品本体の裏面側に偏在していても、第1ヒンジ部と内装品本体の裏面との間には空間が確保されて内装品本体の裏面に第1ヒンジ部が直接溶着することを防止することができる。しかも、薄肉突部の先端はエアバッグの膨出圧力で破断可能なようにフランジ部及びフラップ部の溶着突部より厚みが薄く設定されている。このため、エアバッグドア部がスムーズに開いてエアバッグの展開性能を確保することができる。また、摩擦や接触による第1ヒンジ部の傷つきも防止することができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1及び図2は車両用インストルメントパネルにおけるアッパパネルの右側半分を構成するパネル構成部材1を示し、このパネル構成部材1が本実施形態に係るエアバッグドア部付き車両用内装品である。このパネル構成部材1は、左ハンドル車用のもので運転席右隣の助手席側に配置され、例えばポリプロピレン(PP)等の汎用樹脂材で射出成形された単一材からなるパネル構成部材本体3を備えているが、該パネル構成部材本体3は表皮材が基材に一体に被着された2層構造であってもよい。
上記パネル構成部材本体3裏面の助手席対応箇所には、断面略V字状の破断溝部5が表面に達しないように型成形により平面視略日の字形に形成され、該破断溝部5に対応する薄肉部で破断予定部7がパネル構成部材本体3に形成されている。そして、該破断予定部7によって囲まれる領域により、車両衝突時に後述するエアバッグ装置13の作動で上記破断予定部7を破断して開くエアバッグドア部9がパネル構成部材本体3に区画形成されており、該エアバッグドア部9は車体前方上向きに開く前側ドア部9aと車体後方上向きに開く後側ドア部9bとで構成されて観音開きに開くようになっており、エアバッグ装置13が作動していない状態で上記破断溝部5がパネル構成部材本体3の表面から識別できない、いわゆるシームレスタイプに構成されている。
上記パネル構成部材本体3の裏面には、枠体10が上記エアバッグドア部9に対応して設けられている。該枠体10は、図3にも示すように、平面視略矩形状の枠部11を備え、該枠部11はエアバッグドア部9の外周を取り囲むように一体に突設され、内部にエアバッグ装置13が収納されている。上記枠部11は、車幅方向に延びる前壁部11a及び後壁部11bと、これら前壁部11a及び後壁部11bの両端同士を連結する車体前後方向に延びる両側壁部11cとからなり、そのうち前壁部11a及び後壁部11bには略矩形の係合孔11dが車幅方向に間隔をあけて5個形成されている。また、枠部11上端である開口端内側には、エアバッグ15が膨出する略矩形状のシューティング口17が形成され、該シューティング口17外側には、フランジ部19がエアバッグドア部9の外周を取り囲むように一体に張り出し形成されている。さらに、シューティング口縁部17aには、補強用のフラップ部21がエアバッグドア部9の前側ドア部9a及び後側ドア部9bの基端を除く3辺周りに、平面視略H字状に間隙をあけて上記シューティング口17を覆うようにヒンジ部23を介して一体に形成されている。上記ヒンジ部23は、上記枠部11のシューティング口縁部17aより上記フランジ部19及びフラップ部21と略水平に位置するようにシューティング口17内に延出する第1ヒンジ部25と、該第1ヒンジ部25よりパネル構成部材本体3側と逆方向へ突出するように略U字状に湾曲して延出しフラップ部21の基端に連結する第2ヒンジ部26とで一体に構成され、このヒンジ部23によりフラップ部21を片持支持している。そして、上記枠部11、フランジ部19、フラップ部21、ヒンジ部23により枠体10が構成されている。
上記フランジ部19及びフラップ部21の表面には、図3及び図4に示すように、多数の溶着突部27が格子状に連続して突設され、該溶着突部27の先端には、振動溶着の際に溶けやすくするために溝部27aが形成されている。上記第1ヒンジ部25には、この発明の特徴である薄肉突部29がヒンジ部23に沿って直線状に連続して一体に突設されている。該薄肉突部29の先端はエアバッグ15の膨出圧力で破断可能なように上記フランジ部19及びフラップ部21の溶着突部27より厚みが薄く設定されている。
上記枠体10はいわゆる二重インジェクション成形により成形される。その要領は、枠部11及びフランジ部19を予め成形しておき、この成形した枠部11及びフランジ部19を別の金型にセットしてフラップ部21及びヒンジ部23を上記枠部11及びフランジ部19に連続するように一体にモールド成形する。
このように成形された枠体10をパネル構成部材本体3裏面に振動溶着する要領を図5に基づいて説明する。まず、パネル構成部材本体3を下側の第1振動溶着治具31に裏面側が上を向くようにセットするとともに、枠体10を上側の第2振動溶着治具33に表面側が下を向くようにセットする。次いで、両第1及び第2振動溶着治具31,33でパネル構成部材本体3と上記枠体10を挟持し、この状態で第2振動溶着治具33を上方から第1振動溶着治具31に押し付けながら左右に振動させる。これにより、フランジ部19及びフラップ部21は、図6に拡大して示すように、溶着突部27を介してパネル構成部材本体3の裏面に振動溶着され、上記第1ヒンジ部25は薄肉突部29を介してエアバッグドア部9の裏面に振動溶着される。
この際、振動により第2ヒンジ部26が変形しても第1ヒンジ部25は薄肉突部29を介してパネル構成部材本体3の裏面に保持されていて動かず、第1ヒンジ部25とパネル構成部材本体3の裏面との間には空間が確保されてパネル構成部材本体3の裏面に第1ヒンジ部25が直接溶着することを防止することができる。また、摩擦や接触による第1ヒンジ部25の傷つきも防止することができる。上記フランジ部19、フラップ部21及び第1ヒンジ部25は略水平に位置するとともに、パネル構成部材本体3裏面と略同一幅の空間を保って保持されている。
上記枠部11内には、図2に示すように、車体前後方向からの衝撃から乗員を保護するためのエアバッグ15等からなるエアバッグ装置13が略上半部分を臨ませて配置されている。具体的には上記エアバッグ装置13は、エアバッグ15を折り畳んだ状態で収容したエアバッグケース35を備え、該エアバッグケース35側面の上記前壁部11a及び後壁部11b側には、フック37が5個(図2では1個のみ現れる)車幅方向に間隔をあけて形成され、エアバッグケース35の底面にはインフレータ39が装着されている。そして、上記フック37を上記前壁部11a及び後壁部11bに形成された各係合孔11dに挿入して、エアバッグ装置13作動時に各フック37を各係合孔11dに係合させてパネル構成部材本体3の押出方向への動きを規制するようにしている。上記インフレータ39の底面は、車幅方向に延びてインストルメントパネルを支持するインパネレインフォースメント45にブラケット47を介して連結され、これにより、上記エアバッグ装置13がインパネレインフォースメント45にブラケット47を介して連結支持されている。
上述の如く構成されたパネル構成部材1では、車両が衝突すると、エアバッグ装置13のエアバッグ15がインフレータ39の作動によって膨張して枠部11にガイドされながら展開し、図7に示すように、エアバッグ15の膨出圧力でエアバッグドア部9(前側ドア部9a,後側ドア部9b)が上方に押圧されて破断予定部7が破断すると同時に薄肉突部29の先端が破断し、エアバッグドア部9がフラップ部21と共にヒンジ部23回りに回動して、車体前方及び後方上向きにスムーズに開く。そして、展開したエアバッグ15で助手席の乗員を車体前後方向の衝撃から保護するようになっている。このようにエアバッグドア部9がスムーズに開くのは、薄肉突部29の先端がエアバッグ15の膨出圧力で破断可能なようにフランジ部19及びフラップ部21の溶着突部27より厚みが薄く設定され、エアバッグ15の展開性能を阻止しないようになっているからである。
なお、上記実施形態では、第1ヒンジ部25に突設した薄肉突部29がヒンジ部23に沿って直線状に連続した形状であったが、図8に示す第1変形例のように、略カマボコ形状の多数の薄肉突部49を厚み方向を車幅方向に向けてヒンジ部23に沿って車幅方向に間隔をあけて不連続に突設しても、上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記実施形態では、第1ヒンジ部25を枠部11のシューティング口縁部17aより上記フランジ部19及びフラップ部21と略水平に位置するようにシューティング口17内に延出させたが、図9に示す第2変形例のように、第1ヒンジ部25をパネル構成部材本体3側へ突出するように湾曲して延出させても、上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
さらに、上記実施形態では、型成形により破断予定部7を構成したが、レーザービームの照射や熱刃により構成してもよい。レーザービームの照射による場合には、破断予定部7は、パネル構成部材本体3裏面に線状に連続した多数の細孔からなる細孔群で形成された薄肉部でパネル構成部材本体3にその表面から識別できないように形成することになる。なお、破断予定部7はパネル構成部材本体3の表面に現れていてもかまわない。
さらにまた、上記実施形態では、エアバッグドア部9をパネル構成部材本体3と一体に形成したが、パネル構成部材本体3に開口部を形成し、この開口部に別途成形したエアバッグドア部9を有するパネル材を嵌め込んで、エアバッグドア部9をパネル構成部材本体3と別体に構成してもよく、エアバッグドア部9をインストルメントパネルに一体に形成してもよい。
加えて、上記実施形態では、内装品がインストルメントパネルのパネル構成部材1である場合を示したが、エアバッグドア部付ステアリングハンドルやエアバッグドア部付ドアトリム等であってもよい。
この発明は、車両衝突時にエアバッグ装置の作動で破断溝部が破断して開くエアバッグドア部を有するインストルメントパネル等のエアバッグドア部付き車両用内装品に適用可能である。
実施形態に係るパネル構成部材の斜視図である。 図1のII−II線に相当する断面図である。 実施形態における枠体の斜視図である。 実施形態における枠体のヒンジ部周りを拡大して示す斜視図である。 実施形態においてパネル構成部材本体裏面に枠体を振動溶着する説明図である。 (a)は図2のA部拡大図、(b)はB部拡大図である。 実施形態に係るパネル構成部材においてエアバッグドア部が開いた状態を示す図2相当図である。 第1変形例を示す図4相当図である。 第2変形例を示す図6(a)相当図である。
符号の説明
1 パネル構成部材(内装品)
3 パネル構成部材本体(内装品本体)
5 破断溝部
7 破断予定部
9 エアバッグドア部
10 枠体
11 枠部
13 エアバッグ装置
15 エアバッグ
17 シューティング口
17a シューティング口縁部
19 フランジ部
21 フラップ部
23 ヒンジ部
25 第1ヒンジ部
26 第2ヒンジ部
27 溶着突部
29,49 薄肉突部

Claims (1)

  1. エアバッグドア部が破断予定部で区画形成された内装品本体と、該内装品本体の裏面に上記エアバッグドア部に対応して設けられた枠体とを備え、
    上記枠体は、シューティング口を有し内部に上記エアバッグ装置が収納される枠部と、該枠部のシューティング口外側に張り出してエアバッグドア部外周に多数の溶着突部で振動溶着されたフランジ部と、上記シューティング口を基端を除く3辺周りに間隙をあけて覆うようにエアバッグドア部に多数の溶着突部で振動溶着されたフラップ部と、上記枠部のシューティング口縁部より上記フランジ部と水平にもしくは内装品本体側へ突出するように湾曲して延出する第1ヒンジ部と、該第1ヒンジ部より内装品本体側と逆方向へ突出するように湾曲して延出しフラップ部の基端に連結する第2ヒンジ部とで一体に構成されたヒンジ部とからなり、
    車両衝突時に上記エアバッグ装置の作動により展開するエアバッグの膨出圧力で上記破断予定部を破断してエアバッグドア部がフラップ部と共にヒンジ部回りに回動して開くように構成されたエアバッグドア部付き車両用内装品であって、
    上記第1ヒンジ部には、上記フランジ部及びフラップ部の溶着突部より厚みの薄い薄肉突部がヒンジ部に沿って連続して又は不連続に一体に突設され、該薄肉突部の先端はエアバッグの膨出圧力で破断可能なようにエアバッグドア部の裏面に振動溶着されていることを特徴とするエアバッグドア部付き車両用内装品。

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