JP2018167820A - エアバッグ取付用内装品及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
第1実施形態のエアバッグ取付用内装品は、車両用ニーエアバッグ装置9に適用される内装製品である。車両用ニーエアバッグ装置9は、図5に示す如く、リテーナ2が車室の前部に設けられたインストルメントロアパネル基材1と一体になるように、設けられている。
インストルメントロアパネル:
図1及び図4に示す如く、インストルメントロアパネルは、インストルメントロアパネル基材1と、該インストルメントロアパネル基材1の後方側に接合されたクッション層7と表皮8を備え、該インストルメントロアパネル基材1には、後記のリテーナ2の後方に向かう蓋21のフラップ22、23の境界と対応する位置に形成される「日」字形のティアライン15、16、17、18、19により、画定される二つのドア12、13から成る開成部11及び、該開成部11を囲む外周部14を有する。
図2に示す如く、リテーナ2は、開成部11の裏面と平行して設けられる蓋21と、前方へ突出する枠部24と、枠部24の外周側に延び、前記インストルメントロアパネルと平行して設けられるフランジ部27により構成される。
前記インストルメントロアパネルの前方側と、前記固定板部28の後方側との間(少なくとも、前記開成部11の前方側と前記蓋21の後方側との間)に、車幅方向に延設され、前記開成部11の前方側から前方に突出し、端部をその突出方向に直交する方向に広がる垂直面とされた第1の溶着リブ群10と、前記蓋21の後方側から後方に突出し、端部をその突出方向に直交する方向に広がる垂直面とされて、前記第1の溶着リブ群10に対応して溶着可能な第2の溶着リブ群20を設けられる。
ケース3は、前記リテーナ2の蓋21の前方側に設けられており、図示していない固定部品を介して車体に固定されている。このケース3は、図3に示す如く、箱状に形成された本体部31を有している。この本体部31は、ドア12,13側に開口31Hを有すると共に、この開口31Hと反対側に底部31Bを有している。
インフレータ4は、固定部材5によりケース3の中に、固定されている。また、このインフレータ4は、図示しない制御装置から出力された信号が入力された場合には、エアバッグ6が膨張展開されるように、このエアバッグ6の内部にガスを供給する構成とされている。
エアバッグ6は、ケース3の内側に折畳みの状態で収容されており、その基端部6Eは、底部31Bに固定されている。
前記インストルメントロアパネル基材1の後方側の相応位置に、順にクッション層7、表皮8を取り付け、インストルメントロアパネルを形成する。
次に、本発明の前記実施形態の動作及び効果について説明する。
第2実施形態のエアバッグ取付用内装品100は、車両用エアバッグ装置に適用される内装製品である。エアバッグ取付用内装品100は、エアバッグ101を保持すると共に、エアバッグ101の展開時に開裂するパネル部材である。エアバッグ取付用内装品100は、図6に示す如く、ケース110と、リテーナ120と、インストルメントパネル130と、を備えている。
まず、エアバッグ101が収容されるケース110の収容空間112のエアバッグ101が展開する側を画成する基部121及び蓋部123を有するリテーナ120を用意すると共に、そのリテーナ120に溶着されるインストルメントパネル130のパネル基材131を用意する。そして、それらのリテーナ120及びパネル基材131のリブ120b,131cの先端部を赤外線溶着機で所定温度まで昇温させて溶融する。次に、治具を用いて、それぞれ先端部が溶融されたリテーナ120及びパネル基材131を互いに近づく水平方向(加圧方向)に相対移動させることで、リブ120b,131cの溶着端面120c,131d同士をその溶着端面120c,131dに垂直な方向に当接させて加圧する。この手法でリテーナ120及びインストルメントパネル130のリブ120b,131c同士が赤外線溶着されたエアバッグ取付用内装品100を製造する。
エアバッグ取付用内装品100において、エアバッグ101がインフレータ102からのガス供給により膨張展開すると、まず、リテーナ120の蓋部123が裏面側から表面側に向けて押圧されることで開くように回動する。そして、この蓋部123の回動が生じると、その回動によりインストルメントパネル130がパネル基材131のティアライン131aに沿って開裂されることで、その開裂した隙間からエアバッグ101が車室内側に膨出する。これにより、車室内側に膨出したエアバッグ101により車両乗員を保護することができる。
Claims (6)
- エアバッグが収容されるケースが取り付けられ、前記エアバッグに対して展開側に配置された第1壁部を有するリテーナと、
前記リテーナの前記第1壁部に対して前記エアバッグの展開側に対向して配置された第2壁部を有し、前記リテーナに溶着されるパネルと、
を備えるエアバッグ取付用内装品であって、
前記第1壁部及び前記第2壁部はそれぞれ、前記リテーナと前記パネルとが溶着のための組み付け時に相対移動される加圧方向に対して傾斜した傾斜面を有し、
前記リテーナは、前記第1壁部の前記傾斜面から前記パネル側へ前記加圧方向に沿って突出する第1リブを有し、
前記パネルは、前記第2壁部の前記傾斜面から前記リテーナ側へ前記加圧方向に沿って突出する、前記第1リブに溶着される第2リブを有し、
前記第1リブ及び前記第2リブはそれぞれ、互いに平行に対面する方向が前記加圧方向に一致する溶着端面を有する、エアバッグ取付用内装品。 - 2枚のフラップから成る蓋を有するリテーナと、
前記リテーナに取付けられるケースと、
前記リテーナと前記ケースにより画定された空間に収納されたエアバッグと、
前記エアバッグに膨張ガスを供給するインフレータと、
前記フラップの後方側に位置し、前記フラップの境界と対応する位置に設けられたティアラインで画定された領域から成る二つのドアを含む開成部を有し、前記フラップに溶着されたパネルと、
からなるエアバッグ取付用内装品であって、
前記ティアラインで画定された前記開成部の前記パネルの前方側の面から溶着のための組み付け時の押圧方向に沿った前方に向かって突出し、車幅方向に延設され、その端部が前記押圧方向と直交する方向に広がる垂直面とされた第1の溶着リブ群と、
前記各フラップの後方側の面から前記押圧方向に沿った後方に向かって突出し、車幅方向に延設され、その端部が前記垂直面とされるとともに前記第1の溶着リブ群の端部に溶着された第2の溶着リブ群とを有する、エアバッグ取付用内装品。 - 前記パネルは、前記垂直面に対して傾斜している、請求項2に記載されたエアバッグ取付用内装品。
- 前記リテーナは、前記フラップから前記押圧方向に沿った前方に伸びる枠部を有する、請求項3に記載されたエアバッグ取付用内装品。
- 前記リテーナと前記パネルとは、赤外線溶着により互いに接合される、請求項1乃至4の何れか一項に記載されたエアバッグ取付用内装品。
- 請求項1に記載されたエアバッグ取付用内装品の前記リテーナと前記パネルとを組み付ける製造方法であって、
前記リテーナの前記第1リブ及び前記パネルの前記第2リブそれぞれの先端部を赤外線溶着機で溶融する第1工程と、
治具を用いて、前記リテーナと前記パネルとを互いに近づく前記加圧方向に相対移動させることで、前記第1リブと前記第2リブとを前記溶着端面に垂直な方向に当接させて加圧する第2工程と、
を備える、エアバッグ取付用内装品の製造方法。
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