JP2007242534A - スイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スイッチ装置には、ライトスイッチノブがオート位置又はテール位置にある場合に、フォグスイッチノブ15が第2オフ位置からフロント位置へ操作されたとき、当該操作に連動してライトスイッチノブをヘッド位置へ移動させる移動機構を設けるようにした。このため、ライトスイッチノブがオート位置又はテール位置にある場合に、フォグランプを使用するためにフォグスイッチノブ15が第2オフ位置からフロント位置へ向けて回転操作されたとき、当該操作に連動する移動機構の作動によりライトスイッチノブのオート位置での保持状態が機械的に解除されて、当該ライトスイッチノブはヘッド位置へ移動する。
【選択図】図19
Description
請求項4に記載の発明は、請求項3のスイッチ装置において、前記退避機構は、前記可動節度山の前記フォグスイッチノブ側に突出するように設けられた突部と、前記可動節度山を前記フォグスイッチノブ側へ常時付勢する節度山付勢手段と、前記フォグスイッチノブの前記固定部材側の側面に設けられるとともに、前記可動節度山が前記ライトスイッチの係止手段を係止する通常位置に保持された状態で前記可動節度山の突部を摺動案内するカム部材とからなるカム機構を備え、前記カム部材には、前記可動節度山の突部を収容可能とした収容部を、前記フォグスイッチノブがオン位置に達するまでの間に前記可動節度山の突部と一致するように設け、前記フォグスイッチノブの回転操作に伴って、前記収容部が前記節度山の突部と一致する位置まで変位したとき、前記節度山付勢手段の付勢力により当該突部が収容部内に収容されることにより、当該可動節度山は前記ライトスイッチの係止手段を係止する通常位置から当該係止手段を係止不能となる退避位置へ変位するようにしたことをその要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載のスイッチ装置において、前記ベースは、車両のインストルメントパネルに設けた支持部材、又は車両のステアリングコラムに装着されるコンビネーションレバースイッチのレバー本体であることをその要旨とする。
まず、操作レバーの概要について説明する。操作レバーは、例えばステアリングコラムから側方へ突出するとともに、その基端部を支点として前後上下に傾動可能に設けられている。そして、操作レバーの操作方向に応じて、左右の方向指示器、ヘッドライト及びテールライト等の走行系ライトの点灯、並びにフロントフォグランプ及びリヤフォグランプ等のフォグ系ライトの点灯が行われるように構成されている。例えば、操作レバーを中立位置から手前(車両後方)に引いたときにはヘッドランプが点灯するとともに、手を離せば操作レバーは中立位置に自動復帰してヘッドランプは消灯する。また、操作レバーを中立位置から向こう(車両前方)に押したときにはヘッドランプの遠方照射がオンする。また、操作レバーを中立位置から上下方向へ操作することにより、左右の方向指示器が切り換え点滅する。さらに、操作レバーの先端部には、回転操作式のスイッチ装置が設けられるとともに、当該スイッチ装置を回転操作することにより、走行系ライト及びフォグ系ライトが切り換え点灯する。
次に、前記スイッチ装置について詳細に説明する。図1に示すように、スイッチ装置11は、操作レバーのレバー本体12の先端部に設けられている。スイッチ装置11は、レバー本体12に挿通されるレバー軸13、レバー本体12の先端部にフォグ系ランプスイッチ14を介して配設されるフォグスイッチノブ15、同じく固定部材16、同じくライトスイッチノブ17を備えている。
次に、レバー本体12について説明する。レバー本体12の基端部は、ステアリングコラム内に配設された図示しない走行系ランプスイッチに連結されるとともに、当該レバー本体12の先端部はステアリングコラムから突出している。前記走行系ランプスイッチは、ヘッドランプ及びテールランプを切り換え点灯するための接点構造を備えている。そして、図1に示すように、レバー本体12の先端部には開口部21が形成されるとともに、当該開口部21の周縁部には複数(本実施の形態では3つ)の係合爪22が周方向において等間隔に形成されている。また、レバー本体12にはその軸線方向へ延びる挿通孔23が形成されている。そして、図2及び図3に示されるように、当該挿通孔23にはレバー軸13が回転可能に挿通されている。
次に、フォグスイッチノブ15について説明する。フォグスイッチノブ15は、フォグ系ライトを点灯する際に回転操作される。図1に示すように、フォグスイッチノブ15は有底円筒状に形成されるとともに、当該フォグスイッチノブ15の底壁の中央部には、レバー軸13を挿通可能とした挿通孔31が形成されている。そして、図2及び図3に示されるように、この挿通孔31にはレバー軸13が回転可能に挿通されている。
次に、フォグ系ランプスイッチ14について説明する。図2に示すように、フォグ系ランプスイッチ14は、フォグスイッチノブ15とレバー本体12の開口部21の内底面との間に配設されている。フォグ系ランプスイッチ14は、レバー本体12の開口部21の内底面に配設された円盤状の固定電極部材51と、フォグスイッチノブ15の裏面に固定された円盤状の可動電極部材52とを備えている。固定電極部材51は複数個の固定接触子51aを、また可動電極部材52は複数個の可動接触子52aを備えている。そして、フォグスイッチノブ15の回転操作により、可動接触子52aと固定接触子51aとの接触状態が切り換わる。
次に、固定部材16について説明する。図1に示すように、固定部材16は有底円筒状に形成されるとともに、当該固定部材16の側壁外面には、レバー本体12の3つの係合爪22の先端部を係合可能とした図示しない係合部が、周方向において等間隔に凹設されている。また、固定部材16の内底面の中央部には、円柱状の内筒61が突設されている。図2に示されるように、当該内筒61の中央には、レバー軸13を挿通可能とした挿通孔62が形成されるとともに、当該挿通孔62には、フォグスイッチノブ15を貫通するレバー軸13が挿通されている。
図6に一点鎖線で示すように、固定部材16のフォグスイッチノブ15側の側面において、挿通孔62の周囲には、複数個(本実施の形態では、4個)のフォグスイッチ節度山63を1組とする2組のフォグスイッチ節度山63群が、挿通孔62を間に挟んで互いに反対側に位置するように設けられている。各フォグスイッチ節度山63は、フォグスイッチノブ15の回転操作方向に沿うように配設されている。そして、各組のフォグスイッチ節度山63群において、隣り合う2つのフォグスイッチ節度山63間には3つのフォグスイッチ凹部64が形成されている。即ち、2組のフォグスイッチ節度山63群により、合計6つのフォグスイッチ凹部64が形成されている。
図7(a)に示されるように、内筒61の先端面における挿通孔62の周囲には、複数個(本実施の形態では、5個)のライトスイッチ節度山71を1組とする2組のライトスイッチ節度山71群が挿通孔62を間に挟んで互いに反対側に位置するように設けられている。各ライトスイッチ節度山71は、ライトスイッチノブ17の回転操作方向に沿うように配設されている。そして、各組のライトスイッチ節度山71群において、隣り合う2つのライトスイッチ節度山71間には4つのライトスイッチ凹部72が形成されている。即ち、2組のライトスイッチ節度山71群により、合計8つのライトスイッチ凹部72が形成されている。
第4のライトスイッチ節度山71dは、レバー軸13の軸心方向において往復移動する可動節度山として構成されている。即ち、図2に示すように、内筒61のフォグスイッチノブ15側の側面において、挿通孔62の周囲には、円筒状の可動節度山取付け溝73が凹設されている。また、図3に併せて示すように、内筒61の外周面には、下部が開口した箱体状の2つの可動節度山ガイド部材74が互いに反対側に位置するように設けられるとともに、当該可動節度山ガイド部材74のフォグスイッチノブ15と反対側の側面には、ガイド孔75が形成されている。可動節度山ガイド部材74の内部と可動節度山取付け溝73とは、相互に連通している。そして、可動節度山取付け溝73には、コイルばね76を介して可動節度山本体81が収容されている。
2つのカム突部84のうち一方のカム突部84は、フォグスイッチノブ15に設けられた一方のカム部材39の先端面に対して摺動可能に当接するとともに、他方のカム突部84は他方のカム部材39の先端面に摺動可能に当接する。そして、図19(a)〜図19(e)に示されるように、フォグスイッチノブ15の回転操作に伴って、カム突部84がカム部材39の先端面に対して相対的に移動してV字状の切欠溝40に一致したとき、可動節度山本体81はコイルばね76の弾性力によりフォグスイッチノブ15側へ変位するとともに、当該カム突部84は切欠溝40内に落ち込む。このとき、図19(c)に示されるように、第4のライトスイッチ節度山71d(2つの節度山片87)の先端部が、節度ピース案内部材88の先端面から突出しないように、カム突部84の支持壁83のフォグスイッチノブ15側の側面からの突出高さ及び切欠溝40の切り込み深さが設定されている。本実施の形態では、カム突部84が切欠溝40内に落ち込んだとき、第4のライトスイッチ節度山71dの先端部が、節度ピース案内部材88の先端面(ライトスイッチノブ17側の側面)とほぼ面一となるように、カム突部84の支持壁83のフォグスイッチノブ15側の側面からの突出高さ及び切欠溝40の切り込み深さが設定されている。
次に、フォグスイッチノブ15をロック及びアンロックするロック機構について説明する。図7(a),(b)に示すように、固定部材16の内底面の周縁部には、カム収容部91が形成されている。カム収容部91の2つの内側面にはレバー軸13の軸心方向へ延びるガイド溝92,93が形成されるとともに、当該カム収容部91の内底面には係止孔94が形成されている。図7(b)に示されるように、この係止孔94には、フォグスイッチノブ15に設けられたストッパ35の係合突部36の先端部が当該フォグスイッチノブ15側から挿入されている。即ち、ストッパ35の係合突部36が係止孔94の内周面に係合することにより、フォグスイッチノブ15の固定部材16に対する相対回転は規制される。
次に、ライトスイッチノブ17について説明する。ライトスイッチノブ17は、ヘッドランプ及びテールランプ等の走行系ライトを点灯する際に操作されるとともに、その回転操作位置に応じて走行系ライトの各スイッチをオンオフする。
また、図3に示すように、ライトスイッチノブ17(正確には、ホルダ112)の固定部材16側の側面において、フォグリリースカム95に対応する位置には、ストッパ解除用レバー118が突設されている。ストッパ解除用レバー118は、フォグリリースカム95のライトスイッチノブ17側の側面、即ち、第1〜第3のカム面100に当接可能とされている。また、ストッパ解除用レバー118は、ライトスイッチノブ17の回転操作に伴って第1〜第3のカム面100を摺動可能とされている。
図3に示すように、ライトスイッチノブ17(正確には、ホルダ112)の固定部材16側の側面において、挿通孔113を間に挟んでストッパ解除用レバー118と反対側の位置には、連動用レバー119が突設されている。連動用レバー119は、レバー軸13の軸心方向に沿ってフォグスイッチノブ15側へ延出されている。連動用レバー119の先端部は、固定部材16のレバー挿通孔104を介してフォグスイッチノブ15の連動穴33内に挿入されている。
次に、ライトスイッチノブ17の操作位置と、ライトスイッチ節度ピース117の各ライトスイッチ凹部72に対する係合位置との関係について説明する。前述したように、ライトスイッチノブ17は、各ライトスイッチ凹部72にライトスイッチ節度ピース117が係合することにより、その時々の操作位置を保持する。
次に、フォグスイッチノブ15の操作位置と、フォグスイッチ節度ピース43の各フォグスイッチ凹部64に対する係合状態との関係について説明する。前述したように、フォグスイッチノブ15は、各フォグスイッチ凹部64にフォグスイッチ節度ピース43が係合することにより、その時々の操作位置を保持する。
次に、ライトスイッチノブ17とフォグスイッチノブ15との相対的な位置関係について図17を参照しつつ説明する。
前述したように、ライトスイッチノブ17がオフ位置に保持されている場合には、フォグスイッチノブ15のストッパ35と固定部材16の係止孔94とが係合することにより、フォグスイッチノブ15の第1オフ位置から第2オフ位置への回転操作が規制される。ライトスイッチノブ17がオフ位置からオート位置へ回転操作されることにより、フォグスイッチノブ15のストッパ35と固定部材16の係止孔94との係合が解除される。これにより、フォグスイッチ節度ピース43が節度ピース案内部材88の案内面88aを下り、フォグスイッチノブ15は第1オフ位置から第2オフ位置へ自動的に変位する。そして、図13に示されるように、ライトスイッチノブ17がオート位置に、フォグスイッチノブ15が第2オフ位置にある場合には、連動用レバー119はフォグスイッチノブ15の連動穴33の一方の内端面に係合し、これ以降、フォグスイッチノブ15のリヤ位置方向への回転操作に連動してライトスイッチノブ17はヘッド位置方向へ回転する。
一方、図16に示されるように、ライトスイッチノブ17がヘッド位置に、フォグスイッチノブ15がリヤ位置にある場合には、連動用レバー119は連動穴33の一方(消灯操作方向)の内端面に係合している。このため、ライトスイッチノブ17をヘッド位置からオフ位置側へ回転操作したときには、当該ライトスイッチノブ17の回転に連動してフォグスイッチノブ15は第1オフ位置方向(消灯操作方向)へ回転する。即ち、ライトスイッチノブ17がヘッド位置、テール位置、オート位置、オフ位置の順に戻し操作された場合、当該操作に連動してフォグスイッチノブ15は、リヤ位置、フロント位置、第2オフ位置、第1オフ位置の順に回転する。
次に、前述のように構成したスイッチ装置の作用を説明する。
<*走行系ランプ:点灯操作>
まず、ライトスイッチノブ17がオフ位置に、フォグスイッチノブ15が第1オフ位置に保持されている場合について説明する。この場合、ライトスイッチ節度ピース117が第1のライトスイッチ凹部72aに係合することにより、ライトスイッチノブ17は次回の回転操作が行われるまでオフ位置に保持される(図19(a)参照)。またこのとき、図7(a)に示されるように、ライトスイッチノブ17の連動用レバー119は、レバー挿通孔104及び連動穴33(図7(a)では図示略)の点灯操作方向(矢印Raと反対方向)と反対側の内端面に係合している。このため、ライトスイッチノブ17の点灯操作方向(矢印Ra方向)の回転操作は許容されている。一方、図7(b)に示されるように、ライトスイッチノブ17のストッパ解除用レバー118がフォグリリースカム95の第1のカム面98に当接するとともに、フォグスイッチノブ15のストッパ35は固定部材16の係止孔94に係合状態で保持されている。このため、フォグスイッチノブ15はその回転操作が規制されたロック状態に保持されている。また、レバー軸13のカム114により、ステアリングコラム内の走行系ランプスイッチがオフ位置に対応した接点状態に切り換え保持されている。このため、前記走行系ランプスイッチは、オフ位置に保持されている旨示すオフ操作信号を、図示しないランプ制御装置へ出力する。当該信号を受けて、前記ランプ制御装置は、走行系ランプ点灯モードを消灯モードとして、ヘッドランプ及びテールランプ等の走行系ランプを消灯する。
ところで、ライトスイッチノブ17がオフ位置からオート位置へ回転操作された際、当該ライトスイッチノブ17の回転に伴って、フォグリリースカム95の第1のカム面98に当接するストッパ解除用レバー118は、第3のカム面100を摺接状態で登って第2のカム面99に当接した状態となる。これにより、フォグリリースカム95は第1のカム面98と第2のカム面99との高低差の分だけフォグスイッチノブ15側へ移動するとともに、当該フォグリリースカム95により、ストッパ35はストッパ収容部34の奥方へ押圧される。その結果、ストッパ35は固定部材16の係止孔94から離脱してフォグスイッチノブ15の回転規制状態が解除される。このため、フォグスイッチノブ15の回動操作が可能となる。
次に、ライトスイッチノブ17をオフ位置側に戻し操作する場合、ライトスイッチノブ17がフォグスイッチノブ15と同一段となった以降は、連動用レバー119により連動穴33の点灯操作方向と反対側の内端面が押圧されることにより、フォグスイッチノブ15はライトスイッチノブ17に連動して同一方向へ回転する。
ここで、ライトスイッチノブ17がヘッド位置、テール位置及びオート位置のいずれかの操作位置にある場合に、フォグスイッチノブ15のみを単独で第2オフ位置から第1オフ位置へ向けて回転操作したときには、フォグスイッチ節度ピース43は第1のフォグスイッチ節度山63aの傾斜面65を登って一旦はその頂部に達する。しかし、このとき、ストッパ解除用レバー118は第2のカム面99に当接していることから、フォグスイッチノブ15は回転許容状態に保たれている。従って、一旦は傾斜面65の頂部に達したフォグスイッチ節度ピース43は、当該傾斜面65を再び転がり落ちて第1のフォグスイッチ凹部64aに係合する。これに伴い、フォグスイッチノブ15は第1オフ位置から第2オフ位置へ自動的に復帰する。
従って、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)スイッチ装置11には、ライトスイッチノブ17がオート位置又はテール位置にある場合に、フォグスイッチノブ15が第2オフ位置(オフ位置)からフロント位置(オン位置)へ操作されたとき、当該操作に連動してライトスイッチノブ17をヘッド位置へ移動させる移動機構γ(図3参照)を設けるようにした。
(7)スイッチ装置11は、本実施の形態に示されるように、車両のステアリングコラムに装着されるコンビネーションレバースイッチの操作レバー、具体的にはレバー本体12の先端部に好適に設けることが可能である。
なお、本実施の形態は、次のように変更して実施してもよい。
・本実施の形態では、スイッチ装置11をコンビネーションレバースイッチの操作レバー、具体的にはレバー本体12の先端部に設けるようにしたが、当該レバー本体12と分離して設けるようにしてもよい。例えば、スイッチ装置11を、インストメントパネル等に設けるようにしてもよい。この場合、図20に示すように、例えばインストメントパネル201にレバー本体12に相当する筒部材202を設けるとともに、当該筒部材202に対してスイッチ装置11をレバー軸13を介して支持する。
・節度ピース案内部材88を省略するようにしてもよい。このようにしても、ライトスイッチノブ17がオート位置又はテール位置にある場合に、フォグスイッチノブ15が第2オフ位置からフロント位置へ回転操作されたときに、当該操作に連動してライトスイッチ節度ピース117を第4のライトスイッチ凹部72dへ変位させることは可能である。
15…フォグスイッチノブ、16…固定部材、17…ライトスイッチノブ、39…カム部材、40…切欠溝(収容部)、63…フォグスイッチ節度山、64…フォグスイッチ凹部、
71…ライトスイッチ節度山、72…ライトスイッチ凹部、
76…コイルばね(節度山付勢手段)、84…カム突部、87…節度山片、
88…節度ピース案内部材(案内部材)、88a…案内面、
116…コイルばね(節度ピース付勢手段)、117…ライトスイッチ節度ピース、
201…インストルメントパネル、202…筒部材(支持部材)、α1…カム機構、
α2…退避機構、α3…解除機構、β…連動機構、γ…移動機構、δ…係止手段、
ε…保持機構。
Claims (7)
- 車両側に設けられたベースに軸を中心として個別に回転操作可能に設けられたライトスイッチノブ及びフォグスイッチノブを備え、
前記ライトスイッチノブは、回転操作されることにより、ヘッドランプ及びテールランプを消灯するオフ位置から車両の周囲照度条件に応じてヘッドランプ及びテールランプの点灯及び消灯を自動的に切り替えるオート位置、並びにテールランプを点灯するテール位置を経てヘッドランプを点灯するヘッド位置へ移行するとともに、
前記フォグスイッチノブは、前記ライトスイッチノブと同一方向へ回転させることによりフォグランプを消灯するオフ位置からフォグランプを点灯するオン位置へ移行するように設けるようにしたスイッチ装置であって、
前記ライトスイッチノブがオート位置又はテール位置にある場合に、前記フォグスイッチノブがオフ位置からオン位置へ操作されたとき、当該操作に連動して前記ライトスイッチノブを前記ヘッド位置へ移動させる移動機構を設けるようにしたスイッチ装置。 - 前記ライトスイッチノブと前記フォグスイッチノブとの間には、当該ライトスイッチノブをオフ位置、オート位置、テール位置及びヘッド位置に保持する保持機構を備え、
前記移動機構は、
前記ライトスイッチノブと前記フォグスイッチノブとを連動させる連動機構と、
前記ライトスイッチノブがオート位置又はテール位置に保持されている場合に、前記フォグスイッチノブがオフ位置からオン位置へ向けて回転操作されたとき、当該回転操作に連動して前記保持機構によるライトスイッチノブのテール位置における保持可能状態を解除する解除機構と、を備えた請求項1に記載のスイッチ装置。 - 請求項2に記載のスイッチ装置において、
前記保持機構は、
前記ライトスイッチノブと前記フォグスイッチノブとの間に設けられるとともに、当該フォグスイッチノブを前記ベースに対して相対回転可能に取り付ける固定部材と、
前記固定部材のライトスイッチノブ側の側面における前記軸の周囲に設けられた複数個の節度山と、
前記ライトスイッチノブの固定部材側の側面における前記軸の周囲に設けられるとともに、前記複数の節度山間に形成される凹部に係止することにより前記ライトスイッチノブの操作位置を保持する係止手段と、を備え、
前記解除機構は、
前記フォグスイッチノブのオフ位置からオン位置へ向けた回転操作に連動して、前記ライトスイッチノブをテール位置及びヘッド位置に保持する2つの凹部を構成する3つの節度山のうち、当該2つの凹部の構成要素として共用される単一の節度山を可動節度山としてフォグスイッチノブ側へ退避させる退避機構を備えたスイッチ装置。 - 請求項3のスイッチ装置において、
前記退避機構は、
前記可動節度山の前記フォグスイッチノブ側に突出するように設けられた突部と、
前記可動節度山を前記フォグスイッチノブ側へ常時付勢する節度山付勢手段と、
前記フォグスイッチノブの前記固定部材側の側面に設けられるとともに、前記可動節度山が前記ライトスイッチの係止手段を係止する通常位置に保持された状態で前記可動節度山の突部を摺動案内するカム部材とからなるカム機構を備え、
前記カム部材には、前記可動節度山の突部を収容可能とした収容部を、前記フォグスイッチノブがオン位置に達するまでの間に前記可動節度山の突部と一致するように設け、
前記フォグスイッチノブの回転操作に伴って、前記収容部が前記節度山の突部と一致する位置まで変位したとき、前記節度山付勢手段の付勢力により当該突部が収容部内に収容されることにより、当該可動節度山は前記ライトスイッチの係止手段を係止する通常位置から当該係止手段を係止不能となる退避位置へ変位するようにしたスイッチ装置。 - 請求項4に記載のスイッチ装置において、
前記係止手段は、前記複数の節度山間に形成される凹部に係止される節度ピースと、当該節度ピースを前記凹部側へ常時付勢する節度ピース付勢手段と、を備え、
前記ライトスイッチノブをテール位置及びヘッド位置に保持する2つの凹部を構成する3つの節度山のうち、当該2つの凹部の構成要素として共用される節度山の両隣の2つの節度山間には、前記ライトスイッチノブのオート位置又はテール位置からヘッド位置へ向けた回転操作方向に向かうにつれて下方へ傾斜する案内面を有する案内部材を設けるようにしたスイッチ装置。 - 請求項5に記載のスイッチ装置において、
前記可動節度山は、互いに対向する2つの節度山片として構成するようにし、
前記可動節度山の前記通常位置と前記退避位置との間の移動に伴って、2つの節度山片は前記案内部材を介在した状態で、前記案内面から突出する前記通常位置に対応する位置と、前記案内面から突出しない前記退避位置に対応する位置との間を変位するようにしたスイッチ装置。 - 請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載のスイッチ装置において、
前記ベースは、車両のインストルメントパネルに設けた支持部材、又は車両のステアリングコラムに装着されるコンビネーションレバースイッチのレバー本体であるスイッチ装置。
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