JP2012221665A - スイッチ装置 - Google Patents
スイッチ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012221665A JP2012221665A JP2011084873A JP2011084873A JP2012221665A JP 2012221665 A JP2012221665 A JP 2012221665A JP 2011084873 A JP2011084873 A JP 2011084873A JP 2011084873 A JP2011084873 A JP 2011084873A JP 2012221665 A JP2012221665 A JP 2012221665A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knob
- operation knob
- fog
- switch
- slider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/14—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights having dimming means
- B60Q1/1446—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights having dimming means controlled by mechanically actuated switches
- B60Q1/1453—Hand actuated switches
- B60Q1/1461—Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights
- B60Q1/1469—Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights controlled by or attached to a single lever, e.g. steering column stalk switches
- B60Q1/1476—Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights controlled by or attached to a single lever, e.g. steering column stalk switches comprising switch controlling means located near the free end of the lever, e.g. press buttons, rotatable rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
- Switches With Compound Operations (AREA)
Abstract
【解決手段】ライトスイッチノブ20とフォグスイッチノブ60の間に節度山57を備えるスライダ50を設け、ライトスイッチノブがテールまたはヘッドライト位置のときはカム機構(32a、32b、59)によりスライダをフォグスイッチノブ側へ移動させ、節度山とボールホルダ64Aのクリックボール65と係合させることによりフォグスイッチノブの点灯位置を選択・保持でき、ライトスイッチノブをオフにするとスライダを逆方向に移動させてクリックボールから離間させて、固定ノブ40の傾斜カム面49とボールホルダ64Bのクリックボール65との当接による回転方向の付勢力によりフォグスイッチノブもオフへ戻す。フォグライトだけを点灯させて後刻消し忘れることがない。
【選択図】図15
Description
例えば、ヘッドライト、テールライトのライト種切り換え用ロータリスイッチノブと、フォグライトの点滅用のロータリースイッチノブが同軸上に配置される。
そして最近は、主として前方視界の補助として車体前部に設置するフロントフォグライトと自車存在表示として車体後部に設置するリアフォグライトの両方を備える車両が増加しており、フォグスイッチノブがフロントフォグライトのみ点灯させるフロントフォグポジションとフロントフォグライトおよびリアフォグライトの双方を点灯させるフロント・リアフォグポジションとを有するようになっている。
そこで以上の要求を満たすものとして、例えば特開2009−146767号公報に開示されたスイッチレバーが提案されている。
フォグスイッチノブは、スリット孔に対向し固定ノブ側へ別のスプリングで付勢された節度ピースを備え、スリット孔から突出した節度山と節度ピースが係合することによりクリック機構が形成されて、OFF以外のポジションを選択、保持可能となっている。
これにより、フォグスイッチノブがどのポジションにあってもヘッドライトやテールライトの消灯とともにフォグライトも消灯され、消し忘れがなくなる。
しかしながら、ライトスイッチノブがOFFされて節度山がスリット孔内に退避したあとは、節度ピースはスリット孔の開口縁に係合する。すなわち、節度ピースの先端の球面はスリット孔両側のテーパ面に対して当接せず、また節度ピース全体が棒状をなしており転動できないので、節度ピースはスリット孔のエッジと互いに擦り合いながら移動することになる。
このため、スリット孔のエッジは容易に磨耗し、節度ピースも球面の特定箇所のみがエッジとの擦れで線状に磨耗してしまい、滑らかな作動が短期間に失われてしまう。そして、磨耗の度合いによってはさらに、スリット孔開口のテーパが実質失われて、ライトスイッチノブをOFF位置に戻してもフォグスイッチノブがOFF位置まで戻れない事態に陥るおそれもある。
固定部と第2の操作ノブの一方に設けられ第1および第2の操作ノブの並び方向における高さが傾斜するカム面を有するカム部と、他方に保持され上記並び方向に付勢されて曲面をカム面上に押圧して移動可能な移動子とを備えて、第2の操作ノブをその第1のスイッチ位置に戻す操作ノブ戻し手段と、
第1の操作ノブがその第2のスイッチ位置にあるとき操作ノブ戻し手段を無効化する戻し無効化手段とを有し、
該戻し無効化手段は、並び方向に移動可能で第2の操作ノブと係合可能なスライダを備え、第1の操作ノブがその第2のスイッチ位置にあるときスライダを第2の操作ノブと係合させて、該第2の操作ノブを第2のスイッチ位置に保持するものであり、
第1の操作ノブがその第2のスイッチ位置にあるときのみ、戻し無効化手段により第2の操作ノブをその第2の位置に位置づけられるとともに、第2の操作ノブがその第2のスイッチ位置に位置づけられている状態で、第1の操作ノブがその第2のスイッチ位置から第1のスイッチ位置に戻されると、スライダと第2の操作ノブの係合が解放され、操作ノブ戻し手段により第2の操作ノブがその第1のスイッチ位置に戻るものとした。
したがって例えば、第1の操作ノブの第1のスイッチ位置をヘッドライトのオフ、第2のスイッチ位置を点灯位置とし、第2の操作ノブの第1のスイッチ位置をフォグライトのオフ、第2のスイッチ位置を点灯位置としたとき、フォグライトだけを点灯させて後刻消し忘れるような事態が生じず、またヘッドライトとフォグライト双方を点灯させた後、ヘッドライトは消灯させたのにフォグライトの方は消し忘れるということが防止される。
そして、とくに操作ノブ戻し手段は、固定部と第2の操作ノブの一方に設けたカム部のカム面上に他方に保持された移動子の曲面を押圧することにより移動子に付勢力を及ぼして第2の操作ノブをその第1のスイッチ位置へ戻すので、カム面と移動子の曲面との間の磨耗が抑制され、高い耐久性を有する。
図1は実施の形態の構成を示す縦断面図、図2は分解斜視図である。
操作レバー1は、第1レバー2と、その内側に順次第2レバー3および第3レバー4を備えた3重構造となっている。
第2レバー3はステアリングコラムに固定される不図示のスイッチケース側部材に支持される。
第1レバー2は、第2レバー3の結合部9における異形断面および爪5による係止構造を用いた公知の結合手段で、第2レバー3に一体に固定される。
なお、図1の軸線より上半部は後述する固定ノブ40のボールホルダ44を通る平面、下半部はフォグスイッチノブ60のボールホルダ64を通る平面でそれぞれ切った断面に相当する。
図1では第1レバー2よりスイッチケース側は省略している。
以下では、操作レバー1にそって、スイッチケース側部材に支持される側を根元方向、自由端(外方端)側を先端方向とする。
第2レバー3は第1レバー2の外方端から出て、後述の固定ノブの先端近傍まで延びている。
第3レバー4は第2レバー3を貫通して、スイッチケース側の一端は不図示の可動接点部材と係合し、他端は第2レバー3の外方端から出て、後述のライトスイッチノブ20内まで延びている。第3レバー4は第2レバー3に対して回動可能である。
これにより、操作レバー1の先端側から順次にライトスイッチノブ20、固定ノブ40、およびフォグスイッチノブ60が隣接して並ぶことになる。
ライトスイッチノブ20、固定ノブ40およびフォグスイッチノブ60の各軸心は互いに一致している。
本実施例ではライトスイッチノブ20の回動位置として、「オフ」(ヘッドライトおよびテールライトOFF)、「テール」(テールライトON)および「ヘッドライト」(ヘッドライトおよびテールライトON)の3位置が設定される。
これにより、フォグスイッチノブ60の回動に応じてフォグライトのON、OFFが切り換えられる。フォグスイッチノブ60の回動位置として、「フォグオフ」(フロントフォグライトおよびリアフォグライトOFF)および「フロントフォグ」(フロントフォグライトON)、「フロント・リアフォグ」(フロントフォグライトおよびリアフォグライトON)の3位置が設定されている。
本実施例ではライトスイッチノブ20における「オフ」、「テール」、「ヘッドライト」の3ポジションが例えば順次25°の回転角度位置に設定され、フォグスイッチノブ60における「フォグオフ」、「フロントフォグ」、「フロント・リアフォグ」の3ポジションも同じく順次25°の回転角度位置に設定されている。
図4は分解状態における固定ノブ40、フォグスイッチノブ60、および第2レバー3の先端部を根元側から見た斜視図、図5はフォグスイッチノブ60を先端側から見た斜視図である。
とくに図4に示すように、第2レバー3は結合部9より先端側に、先端から順に固定ノブ40を支持するための第1軸部6、フォグスイッチノブ60を支持するための第2軸部7、および第2軸部7より大径のランド部8を備えている。
第1軸部6は2面幅部を有し、固定ノブ40の軸穴に形成した2面幅部と整合して、固定ノブ40が不図示の爪を併用して第2レバー3に一体結合する。ここでは、2面幅部は第2軸部7まで延びている。
一方、フォグスイッチノブ60は第2軸部7に対して回転可能である。
ボールホルダ64A、64Bは軸心を通る直径線上に軸心を挟んで配置され、それぞれボス部61の根元側端から先端方向、すなわち固定ノブ40側へ延びている。
連結壁63は外筒62の軸方向中間に位置して、軸方向に対して垂直である。
外筒62からは軸方向固定ノブ40方向へストップレバー70が延びている。
ボス部61は連結壁63から先端方向に外筒62の軸方向長さの約1/4ほど延びており、第2レバー3の第2軸部7が貫通する軸穴71を有している。
フォグスイッチノブ60はボス部61がランド部8に当接するまで第2レバー3の第2軸部7に嵌挿される。
ボールホルダ64は、図6に拡大して示すように、スプリング66を収容するスプリング収容部67を備え、その先端の開口部にクリックボール65を保持する。開口には突起68が形成されてクリックボール65を抜け止めする。開口端には後述するスライダ50に形成された節度山57が通過可能な周方向のスリット69が形成されている。スリット69に進入している節度山57にクリックボール65を付勢することにより、フォグスイッチノブ60に対するクリック機構が形成される。
図7に示すように、固定ノブ40は主要部として、ボス部41と、ボス部41を中心とする外筒42と、ボス部41と外筒42をつなぐ連結壁43と、ボス部41の外周にそって連結壁43から軸方向に延びるボールホルダ44とからなる。
ボス部41は先端方向に開口した有底筒状で、底壁45に第2レバー3の第1軸部6に形成された2面幅部と整合する断面の軸穴46を有し、これにより固定ノブ40は第2レバー3に対して回転方向に固定されるとともに、不図示の爪により抜け止めされる。
ボス部41の軸方向長さは外筒42よりも短く、その底壁45は連結壁43よりもわずかに根元側に突出している(図4参照)。
底壁45は後述のコイルスプリング75の座面となる。
外筒42の根元側端の外周面は小径部42aとなっており、フォグスイッチノブ60の外筒62の内側に進入する(図1参照)。
ボールホルダ44のスリット69にはレバー/ノブ連結材25に形成された節度山31が通過可能で、スリット69に進入している節度山31にクリックボール65を付勢するカム部54(カム面57)とフォグスイッチノブ60のボールホルダ64Aとの対向することにより、ライトスイッチノブ20に対するクリック機構が形成される。
ボールホルダ44の横断面の基本外形は扇形である。連結壁43の周方向において上記2組のボールホルダ44に挟まれた領域の一方はボス部41から外筒42に至るまで切り欠かれて穴47となっている。穴47の周方向両端の側縁はボールホルダ44の扇形側辺を伸ばしており、したがって穴47も扇形をなしている。
ボス部41を挟んで穴47と反対側には、連結壁43から根元側へ立ち上がって端縁にカム面49を備えるカム部48が設けられている。
カム面49は連結壁43からの高さ(軸方向高さ)が周方向フォグスイッチノブ60の「フォグオフ」マークMF0側で高く、「フロント・リアフォグ」マークMF2側で低くなるように傾斜している。
スライダ50は、図7、図8に示すように、ボス部51の先端から径方向へフランジ壁53を延ばし、フランジ壁53の外周縁から軸方向根元側(フォグスイッチノブ60側)へカム部54を延ばしている。
ボス部51は、根元方向に開口した有底筒状で、底壁55に第2レバー3の第1軸部6に形成された2面幅部と対応する断面の軸穴56を有し、第2レバー3に対して回転方向が固定された状態でスライド可能となっている。
フランジ壁53は軸心を挟んで対称に2つが延び、軸方向から見たときそれぞれ扇形をなしている。
カム部54はその内径が固定ノブ40におけるボス部41の外径よりも大きく、第2レバー3上に組みつけられたとき固定ノブ40の穴47を通ってフォグスイッチノブ60側へ貫通し、図1、図10に示すように、先端(節度山57)がフォグスイッチノブ60の一方のボールホルダ64Aに保持されたクリックボール65と当接可能となっている。
2つのフランジ壁53の先端側壁面にはそれぞれ軸方向突起状のカムフォロワ59(図7参照)が設けられている。
端壁27で接続されたボス部26と外筒28からなり、固定ノブ40側に向いた端壁27にカム部30を備えている。
ボス部26は断面が第3レバー4先端の異形断面と整合する軸穴29を有するとともに、先端側から軸方向に延びる2本のスリットに挟まれ部分を根元側から延びる係止片35としてある。係止片35の自由端には内方に突出する爪36が形成されている。
外筒28は、径方向から見たとき、根元側から軸方向に延びる2本のスリットに挟まれ部分を先端側から延びる係止片37としてある。係止片37の自由端には外方に突出する爪38が形成されている。
開口する根元側端部の内壁に複数の結合ブロック22を備える。結合ブロック22は内径面がレバー/ノブ連結材25における外筒28の外周壁と整合する円筒面となっており、この内径面に係止凹部23が形成されている。
係止凹部23に係止片37の爪38を係止させることにより、ライトスイッチノブ20とレバー/ノブ連結材25は一体に結合される。
クリック用節度山31とスライダ用カム面32は、軸心を挟んで対称に2組設けてある。
クリック用節度山31は固定ノブ40のボールホルダ44に保持されたクリックボール65と当接する一方、スライダ用カム面32はスライダ50のカムフォロワ59先端と当接する。
クリック用節度山31は、ライトスイッチノブ20の「オフ」、「テール」および「ヘッドライト」に対応する位置が谷となり、それらの間が山となっており、スプリング66で付勢されたボールホルダ44のクリックボール65が谷に押し付けられることにより、ライトスイッチノブ20が「オフ」、「テール」または「ヘッドライト」位置に保持されるようになっている。各谷の間隔は25°である。
ライトスイッチノブ20が「テール」および「ヘッドライト」位置にあるときスライダ50のカムフォロワ59が高領域32cに当接し、ライトスイッチノブ10が「オフ」位置にあるときカムフォロワ59が低領域32aに当接するよう設定されている。
軸方向から見てスライダ50のフランジ壁53は扇形をなし、フランジ壁53を除くボス部51まわりは周方向において開放空間となっているので、スライダ50がレバー/ノブ連結材25と固定ノブ40の間に配置されていても、レバー/ノブ連結材25側から見て固定ノブ40のボールホルダ44に保持されたクリックボール65は露出しており、レバー/ノブ連結材25のクリック用節度山31に常時当接可能である。
なお、図13の(b)には、ライトスイッチノブ20の「オフ」位置におけるレバー/ノブ連結材25のクリック用節度山31とスライダ用カム面32を示している。
スライダ50の節度山57は、固定ノブ40の穴47を通してフォグスイッチノブ60のボールホルダ64Aに保持されたクリックボール65と対向する。
図14は「フォグオフ」位置にあるフォグスイッチノブ60を示しており、そのストップレバー70が仮想線で示した固定ノブ40の連結壁43に当接している。
図15は操作レバー1に組み付けた状態における、キャンセル機構の動作説明図である。
スライダ50はその底壁55と固定ノブ40のボス部41における底壁45の間に配置されたコイルスプリング75によりライトスイッチノブ20方向へ付勢される。
そして、前述のように、ボールホルダ64Bのスプリング66で付勢されたクリックボール65が常時固定ノブ40のカム部48の傾斜しているカム面49に当接しているから、スプリング66の付勢力によりカム面49の軸方向高さが低くなる側への横方向(回転方向)の力成分が生じてクリックボール65に作用し、フォグスイッチノブ60は「フォグオフ」位置方向へ付勢されている。
したがって、ライトスイッチノブ20が「オフ」位置にある間はフォグスイッチノブ60を操作してフロントフォグライトあるいはリアフォグライトを点灯させることはできない。
この間、ボールホルダ64Bのクリックボール65と固定ノブ40の傾斜しているカム面49との当接により「フォグオフ」位置方向への付勢力が作用しているが、カム面49の傾斜が節度山57の傾斜より緩やかであるため、節度山57による位置保持力の方が大きく「フォグオフ」位置に戻らない。
もちろん、「フロント・リアフォグ」から「フロントフォグ」、そして「フォグオフ」位置へ戻すことも任意に可能である。
したがって、ライトスイッチノブ20が「テール」または「ヘッドライト」位置にある間は、フォグスイッチノブ60を操作してフロントフォグライトあるいはリアフォグライトの点灯、消灯が可能である。
例えば、「フロント・リアフォグ」位置にあったフォグスイッチノブ60は、「フロントフォグ」をパスして一挙に「フォグオフ」位置へ戻されることになる。
なお、カム面49とクリックボール65の係合は常に平滑面と球面の接触であるから、エッジでの接触と異なり磨耗のおそれなく、クリックボール65が滑らかに回転してフォグスイッチノブ60は確実に「フォグオフ」位置へ戻される。
また、ライトスイッチノブの「オフ」が第1の操作ノブの第1のスイッチ位置に該当し、「テール」および「ヘッドライト」の点灯位置が第1の操作ノブの第2のスイッチ位置に相当する。
そして、フォグスイッチノブの「フォグオフ」が第2の操作ノブの第1のスイッチ位置に該当し、「フロントフォグ」および「フロント・リアフォグ」の点灯位置が第2の操作ノブの第2のスイッチ位置に相当する。
スライダ50のカム部48における軸方向の高さが周方向で傾斜するカム面49にフォグスイッチノブ60におけるボールホルダ64Bのスプリング66で付勢されたクリックボール65を押圧させることにより、クリックボールに周方向の力を作用させ、フォグスイッチノブ60をその「フォグオフ」方向に付勢する構造が、発明における操作ノブ戻し手段を構成し、とくに曲面として球面を有するボールホルダ64Bのクリックボール65が移動子に該当する。
ボールホルダ64Bが第2のボールホルダに該当して、ボールホルダ64B内のスプリング66が第3のスプリングに該当する。
ボールホルダ64Aが第1のボールホルダに該当し、ボールホルダ64A内のスプリング66が第2のスプリングに該当する。
そして、コイルスプリング75に抗してカム面32にしたがってスライダ50を軸方向に移動させてクリック機構を作動させる構造が、戻し無効化手段を構成している。
そして、従来の構成と比較して、固定ノブ40に設けたカム部48のカム面49上にフォグスイッチノブ60のボールホルダ64Bに保持されスプリング66で付勢されたクリックボール65を押圧することによりフォグスイッチノブ60を「フォグオフ」位置へ戻すので、カム面49とクリックボール65との間の磨耗が抑制され、高い耐久性を有する。
また、実施の形態では第1の操作ノブおよび第2の操作ノブとして、レバーの軸方向にそって配設されてそれぞれ回動操作されるライトスイッチノブ20とフォグスイッチノブ60を例として説明したが、本発明はこれに限定されず、スライドなど直線操作されるスイッチ等にも適用することができるものである。
2 第1レバー
3 第2レバー
4 第3レバー
6 第1軸部
7 第2軸部
8 ランド部
9 結合部
10、72 係止部
20 ライトスイッチノブ(第1の操作ノブ)
22 結合ブロック
23 係止凹部
25 レバー/ノブ連結材
26 ボス部
27 端壁
28 外筒
29 軸穴
30 カム部
31 節度山
32 カム面
32a 低領域
32b 傾斜面
32c 高領域
35、37 係止片
36、38 爪
40 固定ノブ
41 ボス部
42 外筒
42a 小径部
43 連結壁
44 ボールホルダ
45 底壁
46 軸穴
47 穴(軸方向貫通孔)
48 カム部
49 カム面
50 スライダ
51 ボス部
53 フランジ壁
54 カム部
55 底壁
56 軸穴
57 節度山(スライダ側係合部)
58 基本端面
59 カムフォロワ
60 フォグスイッチノブ(第2の操作ノブ)
61 ボス部
62 外筒
63 連結壁
64A ボールホルダ(第1のボールホルダ)
64B ボールホルダ(第2のボールホルダ)
65 クリックボール
66 スプリング
67 スプリング収容部
68 突起
69 スリット
70 ストップレバー
71 軸穴
73 トーションスプリング
73a、73b フック
75 コイルスプリング
ML0 「オフ」マーク
ML1 「テール」マーク
ML2 「ヘッドライト」マーク
MF0 「フォグオフ」マーク
MF1 「フロントフォグ」マーク
MF2 「フロント・リアフォグ」マーク
MS 指標
端壁27で接続されたボス部26と外筒28からなり、固定ノブ40側に向いた端壁27にカム部30を備えている。
ボス部26は断面が第3レバー4先端の異形断面と整合する軸穴29を有するとともに、先端側から軸方向に延びる2本のスリットに挟まれ部分を根元側から延びる係止片35としてある。係止片35の自由端には内方に突出する爪36が形成されている。
外筒28は、径方向から見たとき、根元側から軸方向に延びる2本のスリットに挟まれ部分を先端側から延びる係止片37としてある。係止片37の自由端には外方に突出する爪38が形成されている。
軸方向から見てスライダ50のフランジ壁53は扇形をなし、フランジ壁53を除くボス部51まわりは周方向において開放空間となっているので、スライダ50がレバー/ノブ連結材25と固定ノブ40の間に配置されていても、レバー/ノブ連結材25側から見て固定ノブ40のボールホルダ44に保持されたクリックボール65は露出しており、レバー/ノブ連結材25のクリック用節度山31に常時当接可能である。
なお、図13の(B)には、ライトスイッチノブ20の「オフ」位置におけるレバー/ノブ連結材25のクリック用節度山31とスライダ用カム面32を示している。
そして、前述のように、ボールホルダ64Bのスプリング66で付勢されたクリックボール65が常時固定ノブ40のカム部48の傾斜しているカム面49に当接しているから、スプリング66の付勢力によりカム面49の軸方向高さが低くなる側への横方向(回転方向)の力成分が生じてクリックボール65に作用し、フォグスイッチノブ60は「フォグオフ」位置方向へ付勢されている。
この間、ボールホルダ64Bのクリックボール65と固定ノブ40の傾斜しているカム面49との当接により「フォグオフ」位置方向への付勢力が作用しているが、カム面49の傾斜が節度山57の傾斜より緩やかであるため、節度山57による位置保持力の方が大きく「フォグオフ」位置に戻らない。
もちろん、「フロント・リアフォグ」から「フロントフォグ」、そして「フォグオフ」位置へ戻すことも任意に可能である。
したがって、ライトスイッチノブ20が「テール」または「ヘッドライト」位置にある間は、フォグスイッチノブ60を操作してフロントフォグライトあるいはリアフォグライトの点灯、消灯が可能である。
Claims (6)
- 固定部を挟んで配置された第1の操作ノブおよび第2の操作ノブを備え、第1の操作ノブと第2の操作ノブはそれぞれに第1のスイッチ位置と第2のスイッチ位置を有し、第1の操作ノブと第2の操作ノブをそれぞれ選択したスイッチ位置に位置づけることにより対応するスイッチ接点が切り換えられるスイッチ装置において、
固定部と第2の操作ノブの一方に設けられ第1および第2の操作ノブの並び方向における高さが傾斜するカム面を有するカム部と、固定部と第2の操作ノブの他方に保持され前記並び方向に付勢されて曲面を前記カム面上に押圧して移動可能な移動子とを備えて、第2の操作ノブをその前記第1のスイッチ位置に戻す操作ノブ戻し手段と、
第1の操作ノブがその前記第2のスイッチ位置にあるとき前記操作ノブ戻し手段を無効化する戻し無効化手段とを有し、
該戻し無効化手段は、前記並び方向に移動可能で第2の操作ノブと係合可能なスライダを備え、第1の操作ノブがその前記第2のスイッチ位置にあるとき前記スライダを第2の操作ノブと係合させて、該第2の操作ノブを前記第2のスイッチ位置に保持するものであり、
第1の操作ノブがその前記第2のスイッチ位置にあるときのみ、前記戻し無効化手段により第2の操作ノブをその前記第2の位置に位置づけられるとともに、第2の操作ノブがその前記第2のスイッチ位置に位置づけられている状態で、第1の操作ノブがその前記第2のスイッチ位置から第1のスイッチ位置に戻されると、前記スライダと第2の操作ノブの係合が解放され、前記操作ノブ戻し手段により第2の操作ノブがその前記第1のスイッチ位置に戻ることを特徴とするスイッチ装置。 - 第2の操作ノブはノブ側係合部を備え、前記スライダはスライダ側係合部を備え、
前記戻し無効化手段は、
前記スライダと固定部の間に前記スライダを第1の操作ノブ側へ付勢する第1のスプリングを設け、
第1の操作ノブと前記スライダの間に、第1の操作ノブがその前記第1のスイッチ位置にあるとき前記スライダを第1の操作ノブ寄りに位置させ、第1の操作ノブがその前記第2のスイッチ位置にあるとき前記スライダを第2の操作ノブ寄りに位置させるカム機構を備えて、
第1の操作ノブがその前記第1のスイッチ位置にあるとき前記ノブ側係合部とスライダ側係合部を離間させ、第1の操作ノブがその前記第2のスイッチ位置にあるとき前記ノブ側係合部とスライダ側係合部を係合させてクリック機構を形成するものであることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。 - 前記ノブ側係合部が第2の操作ノブに設けた第1のボールホルダに保持され第2のスプリングで付勢されたクリックボールであり、
前記スライダ側係合部が固定部に設けた軸方向貫通孔を通して前記クリックボールに軸方向に対向させた節度山であることを特徴とする請求項2に記載のスイッチ装置。 - 前記操作ノブ戻し手段のカム部が固定部に設けられ、
前記移動子が第2の操作ノブに設けた第2のボールホルダに保持され第3のスプリングで付勢されたクリックボールであることを特徴とする請求項3に記載のスイッチ装置。 - 第1の操作ノブおよび第2の操作ノブがレバーの軸方向にそって配設されてそれぞれ回動操作される第1の回動ノブおよび第2の回動ノブであり、固定部がその間に配された固定ノブであって、
前記第1のボールホルダと第2のボールホルダがそれぞれ保持する前記クリックボールを含めて同一構造であり、第2の回動ノブの軸心を挟んで対象位置に設けられ、
前記カム部が固定ノブの軸心を挟んで前記軸方向貫通孔と反対側に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のスイッチ装置。 - 第1の操作ノブが車両のヘッドライトにかかるものであり、第2の操作ノブが車両のフォグライトにかかるものであって、
第1の操作ノブの前記第1のスイッチ位置が「オフ」、前記第2のスイッチ位置が「テール」および「ヘッドライト」の点灯位置であり、
第2の操作ノブの前記第1のスイッチ位置が「フォグオフ」、前記第2のスイッチ位置が「フロントフォグ」および「フロント・リアフォグ」の点灯位置であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載のスイッチ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011084873A JP5732302B2 (ja) | 2011-04-06 | 2011-04-06 | スイッチ装置 |
FR1253049A FR2973933B1 (fr) | 2011-04-06 | 2012-04-03 | Dispositif d'interrupteur |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011084873A JP5732302B2 (ja) | 2011-04-06 | 2011-04-06 | スイッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012221665A true JP2012221665A (ja) | 2012-11-12 |
JP5732302B2 JP5732302B2 (ja) | 2015-06-10 |
Family
ID=46888775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011084873A Expired - Fee Related JP5732302B2 (ja) | 2011-04-06 | 2011-04-06 | スイッチ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5732302B2 (ja) |
FR (1) | FR2973933B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104465189A (zh) * | 2013-09-12 | 2015-03-25 | 矢崎总业株式会社 | 组合开关 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2921016T3 (es) * | 2018-04-24 | 2022-08-16 | Merit Poland Spolka Z Ograniczona Odpowiedzialnoscia | Conjunto de interruptor giratorio de retorno automático, en particular de un módulo integrado en la columna de dirección de un vehículo automóvil |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003086057A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-20 | Tokai Rika Co Ltd | 自動車用複合スイッチレバー |
JP2007242534A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Tokai Rika Co Ltd | スイッチ装置 |
-
2011
- 2011-04-06 JP JP2011084873A patent/JP5732302B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-04-03 FR FR1253049A patent/FR2973933B1/fr not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003086057A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-20 | Tokai Rika Co Ltd | 自動車用複合スイッチレバー |
JP2007242534A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Tokai Rika Co Ltd | スイッチ装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104465189A (zh) * | 2013-09-12 | 2015-03-25 | 矢崎总业株式会社 | 组合开关 |
DE102014218246A1 (de) | 2013-09-12 | 2015-03-26 | Yazaki Corp. | Kombinationsschalter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2973933A1 (fr) | 2012-10-12 |
FR2973933B1 (fr) | 2018-04-27 |
JP5732302B2 (ja) | 2015-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2492142B1 (en) | Turn signal switch device | |
JP2012195103A (ja) | ターンシグナルスイッチ装置 | |
JP4369937B2 (ja) | 回転型ライトスイッチ | |
JP5185314B2 (ja) | スイッチ装置 | |
JP5732302B2 (ja) | スイッチ装置 | |
JP5809999B2 (ja) | 車載用レバースイッチ装置 | |
JP4746530B2 (ja) | レバースイッチのノブ回動ロック構造 | |
JP5789539B2 (ja) | 車載用レバースイッチ装置 | |
US20030147312A1 (en) | Portable timepiece | |
US7572992B2 (en) | Lever switch | |
KR100601362B1 (ko) | 복합필기구 | |
JP5675430B2 (ja) | 回転型電気部品 | |
JPH0447874Y2 (ja) | ||
JP2010282875A (ja) | レバースイッチのノブ回動ロック構造 | |
JPH0736338Y2 (ja) | カメラのレンズ鏡筒 | |
JP4481784B2 (ja) | 車両用レバースイッチ装置 | |
JP4629276B2 (ja) | レバースイッチ | |
JP2007106367A (ja) | 車両用レバースイッチ装置 | |
JP2007118790A (ja) | ダイヤル構造 | |
JP2005170128A (ja) | 車両用方向指示装置 | |
JPH0243061Y2 (ja) | ||
JP6243670B2 (ja) | コンビネーションスイッチ | |
JP4792435B2 (ja) | シリンダ錠装置 | |
JP2009140709A (ja) | ターンシグナルスイッチ装置 | |
JP2007273337A (ja) | レバー・スイッチ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20131226 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140326 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150407 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150413 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5732302 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |