JP2019051867A - シフト装置 - Google Patents

シフト装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019051867A
JP2019051867A JP2017178090A JP2017178090A JP2019051867A JP 2019051867 A JP2019051867 A JP 2019051867A JP 2017178090 A JP2017178090 A JP 2017178090A JP 2017178090 A JP2017178090 A JP 2017178090A JP 2019051867 A JP2019051867 A JP 2019051867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
shift
rotor cam
gear
rotated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017178090A
Other languages
English (en)
Inventor
山本 誠
Makoto Yamamoto
山本  誠
今井 浩二
Koji Imai
浩二 今井
寿治 片桐
Toshiharu Katagiri
寿治 片桐
瑞穂 丸山
Mizuho Maruyama
瑞穂 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2017178090A priority Critical patent/JP2019051867A/ja
Priority to PCT/JP2018/031199 priority patent/WO2019054153A1/ja
Publication of JP2019051867A publication Critical patent/JP2019051867A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K20/00Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles
    • B60K20/02Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles of initiating means
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/08Controlling members for hand actuation by rotary movement, e.g. hand wheels
    • G05G1/10Details, e.g. of discs, knobs, wheels or handles
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G25/00Other details or appurtenances of control mechanisms, e.g. supporting intermediate members elastically
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G5/00Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G5/00Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member
    • G05G5/03Means for enhancing the operator's awareness of arrival of the controlling member at a command or datum position; Providing feel, e.g. means for creating a counterforce

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

【課題】付勢体の移動とは別にシフト体を回転させる。【解決手段】シフト装置10では、第1ロータカム26が回転されて節度体20を下側に移動させることで、ノブ14への節度体20による付勢力の作用が解除される。さらに、第2ロータカムが回転されてノブ14を回転させることで、ノブ14が「P」位置に配置される。このため、第1ロータカム26による節度体20の下側への移動とは別に第2ロータカムによってノブ14を回転させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、シフト体が回転されてシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のシフト装置では、係止ピンが操作要素の係止輪郭にバネ力により係合されて、操作要素が付勢されており、調整リングが回転されて、調整リングの制御カムが係止ピンを移動させることで、係止ピンによる操作要素の付勢が解除される。さらに、調整リングが回転されて、調整リングのノーズが操作要素のストッパ要素を回転させることで、操作要素が回転される。
ここで、このシフト装置では、上述の如く、調整リングが回転されて、係止ピンが移動されると共に、操作要素が回転される。
特表2016−537232号公報
本発明は、上記事実を考慮し、付勢体の移動とは別にシフト体を回転させることができるシフト装置を得ることが目的である。
本発明の第1態様のシフト装置は、回転されてシフト位置が変更されるシフト体と、前記シフト体を付勢する付勢体と、回転されて前記付勢体が移動されることで前記付勢体による前記シフト体の付勢が解除される第1回転体と、回転されて前記シフト体が回転される第2回転体と、を備える。
本発明の第2態様のシフト装置は、本発明の第1態様のシフト装置において、前記第1回転体の軸方向側に前記第2回転体が配置される。
本発明の第3態様のシフト装置は、本発明の第1態様又は第2態様のシフト装置において、前記第1回転体の径方向側に前記第2回転体が配置される。
本発明の第4態様のシフト装置は、本発明の第1態様〜第3態様の何れか1つのシフト装置において、前記第2回転体が回転されて前記シフト体の回転位置が検出される。
本発明の第1態様のシフト装置では、シフト体が回転されて、シフト位置が変更される。また、付勢体がシフト体を付勢しており、付勢体が移動されることで、付勢体によるシフト体の付勢が解除される。
ここで、第1回転体が回転されて、付勢体が移動されると共に、第2回転体が回転されて、シフト体が回転される。このため、付勢体の移動とは別にシフト体を回転させることができる。
本発明の第2態様のシフト装置では、第1回転体の軸方向側に第2回転体が配置される。このため、シフト装置を第1回転体の径方向において小型化できる。
本発明の第3態様のシフト装置では、第1回転体の径方向側に第2回転体が配置される。このため、シフト装置を第1回転体の軸方向において小型化できる。
本発明の第4態様のシフト装置では、第2回転体が回転されて、シフト体の回転位置が検出される。このため、第2回転体の回転によるシフト体の回転位置の精度を高くできる。
本発明の第1実施形態に係るシフト装置の主要部を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシフト装置の主要部を示す斜視図である。 (A)及び(B)は、本発明の第2実施形態に係るシフト装置の主要部を示す図であり、(A)は、上方から見た平面図であり、(B)は、(A)の3B−3B線断面図である。 本発明の第3実施形態に係るシフト装置の主要部を示す上方から見た平面図である。
[第1実施形態]
図1には、本発明の第1実施形態に係るシフト装置10の主要部が分解斜視図にて示されており、図2には、シフト装置10の主要部が斜視図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係るシフト装置10は、車両(自動車)のコンソール(図示省略)に設置されて、車両の運転席(図示省略)の車両前側かつ車幅方向内側に配置されており、シフト装置10の上方は、車両の上方に向けられている。
図1及び図2に示す如く、シフト装置10には、車体側としてのプレート12が設けられており、プレート12は、コンソール内に固定されている。
プレート12の上側には、シフト体(操作体)としての略有底円筒状のノブ14が支持されており、ノブ14は、内部が下側に開放されると共に、上下方向周りに回転(移動)可能にされている。ノブ14は、所定範囲で一方向(図1等の矢印Aの方向)及び他方向(図1等の矢印Bの方向)に回転可能にされており、ノブ14は、他方向側から一方向側に向けて、例えば、シフト位置としての「P」位置(パーキング位置)、「R」位置(リバース位置)、「N」位置(ニュートラル位置)及び「D」位置(ドライブ位置)にこの順番で配置可能にされている。ノブ14は、コンソールを回転可能に貫通されて、車室内に突出されており、乗員によって、ノブ14が回転操作される。
ノブ14の下端部の内周側には、節度機構を構成する係合部としての節度面16が形成されており、節度面16は、下側に向けられると共に、ノブ14の周方向(回転周方向)に延伸されている。節度面16には、凹部16Aが複数設けられており、複数の凹部16Aは、ノブ14の周方向において連続して配置されると共に、凹部16A間の部分は、ノブ14の周方向において湾曲されている。
ノブ14の下端部の内周側には、節度面16より下側において、被回転部としての回転突起14Aが一体に設けられており、回転突起14Aは、ノブ14の径方向(回転径方向)内側に突出されている。
ノブ14の下部の外周側には、シフト検出部としてのシフトギヤ18が噛合されており、シフトギヤ18は、プレート12の上側に回転可能に支持されている。シフトギヤ18は、ノブ14が回転されることで、回転可能にされており、シフトギヤ18の回転位置が検出されることで、ノブ14の回転位置が検出されて、ノブ14のシフト位置が検出される。
ノブ14の下側には、節度機構を構成する付勢体としての略円環状の節度体20が設けられており、節度体20は、ノブ14内に同軸上に配置されると共に、プレート12の上側に上下方向に移動可能にかつ回転不能に支持されている。節度体20には、付勢部としての略円柱状の節度ピン22が一対一体に設けられており、一対の節度ピン22は、節度体20の中心軸線を挟んで互いに対向されている。節度ピン22は、上側に突出されており、節度ピン22の上面は、上側に凸状に湾曲されている。節度ピン22内には、円柱状の支持孔22Aが同軸上に形成されており、支持孔22Aは、下側に開放されている。
節度体20の各節度ピン22における下側には、節度機構を構成する付勢手段としてのスプリング24(圧縮コイルスプリング)が設けられており、スプリング24は、節度ピン22の支持孔22A内に嵌合されている。スプリング24は、プレート12と節度ピン22の支持孔22A底面(上面)との間に掛渡されており、スプリング24は、節度体20を上側に付勢している。ノブ14が各シフト位置に配置される際には、スプリング24の付勢力により、節度ピン22がノブ14の節度面16の凹部16Aに挿入(係合)されて、ノブ14が各シフト位置に保持される。ノブ14がシフト位置間を回転操作される際には、スプリング24の付勢力に抗して節度ピン22が凹部16Aから離脱された(凹部16Aへの係合を解除された)後に、スプリング24の付勢力により節度ピン22が凹部16Aに挿入されて、ノブ14の回転操作に節度感が付与される。
節度体20の径方向外側部分には、節度ピン22間の各周方向位置において、移動部としての傾斜面20Aが形成されており、傾斜面20Aは、一方向側へ向かうに従い下側へ向かう方向に傾斜されている。節度体20には、各傾斜面20Aより一方向側において、動作部としての動作面20Bが形成されており、動作面20Bは、傾斜面20Aの下端の上下方向位置において、傾斜面20Aの下端から一方向側に延伸されている。節度体20には、各傾斜面20Aの他方向側において、解除部としての解除面20Cが形成されており、解除面20Cは、傾斜面20Aの上端の上下方向位置において、傾斜面20Aの上端から他方向側に延伸されている。
ノブ14の下側には、第1回転体としての略円環状の第1ロータカム26が設けられており、第1ロータカム26は、プレート12の上側に回転可能に支持されると共に、節度体20の径方向外側においてノブ14と同軸上に配置されている。第1ロータカム26には、駆動部としての略矩形板状の駆動突起26Aが一対一体に設けられており、一対の駆動突起26Aは、第1ロータカム26の中心軸線を挟んで互いに対向されると共に、それぞれ第1ロータカム26の径方向内側に突出されている。第1ロータカム26の回転位置は、第1基準位置(第1スタート位置)に配置されており、駆動突起26Aの先端側部分は、節度体20の動作面20B(傾斜面20Aの一方向側近傍)の上側に配置されている。
第1ロータカム26の下側には、第2回転体としての略円環状の第2ロータカム28が設けられており、第2ロータカム28は、プレート12の上側に回転可能に支持されている。第2ロータカム28は、第1ロータカム26と同軸上に配置されており、第2ロータカム28の径寸法は、第1ロータカム26の径寸法に比し小さくされている。第2ロータカム28には、回転部としての回転柱28Aが一体に設けられており、回転柱28Aは、上側に突出されている。第2ロータカム28の回転位置は、第2基準位置(第2スタート位置)に配置されており、回転柱28Aは、ノブ14の回転突起14Aに対し一方向側に離間されて、ノブ14が「P」位置と「D」位置との間を回転されても回転突起14Aが当接不能にされている。
第1ロータカム26及び第2ロータカム28には、駆動機構30が機械的に接続されており、駆動機構30には、駆動体としての駆動ギヤ32が設けられている。駆動ギヤ32は、プレート12の上側に回転可能に支持されており、駆動ギヤ32は、第1ロータカム26及び第2ロータカム28の径方向外側に配置されている。駆動ギヤ32の上側部分には、第1駆動部としての第1ギヤ32Aが同軸上に設けられており、第1ギヤ32Aは、第1ロータカム26の外周側に噛合されている。駆動ギヤ32の下側部分には、第2駆動部としての第2ギヤ32Bが同軸上に設けられており、第2ギヤ32Bは、第2ロータカム28の外周側に噛合されている。第1ギヤ32Aと第2ギヤ32Bとは、一体回転可能に結合されており、第2ギヤ32Bの径寸法は、第1ギヤ32Aの径寸法に比し大きくされている。駆動機構30が駆動された際には、駆動ギヤ32(第1ギヤ32A及び第2ギヤ32B)が正方向(図2の矢印Cの方向)及び逆方向(図2の矢印Dの方向)に回転されて、第1ロータカム26及び第2ロータカム28がそれぞれ一方向及び他方向に回転される。また、第2ロータカム28の回転角速度は、第1ロータカム26の回転角速度に比し大きくされる。
駆動ギヤ32(第1ギヤ32A又は第2ギヤ32B)には、回転検出部としての回転ギヤ34(図3の(A)及び(B)参照)が噛合されており、回転ギヤ34は、駆動ギヤ32の第1ロータカム26及び第2ロータカム28とは反対側において、プレート12の上側に回転可能に支持されている。回転ギヤ34は、駆動ギヤ32が回転されることで、回転可能にされており、回転ギヤ34の回転位置が検出されることで、駆動ギヤ32の回転位置が検出されて、第1ロータカム26及び第2ロータカム28の回転位置が検出される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、ノブ14が各シフト位置に配置される際に、スプリング24の付勢力により、節度体20の節度ピン22がノブ14の節度面16の凹部16Aに挿入されて、ノブ14が各シフト位置に保持される。ノブ14がシフト位置間を回転操作される際には、スプリング24の付勢力に抗して節度ピン22が凹部16Aから離脱された後に、スプリング24の付勢力により節度ピン22が凹部16Aに挿入されて、ノブ14の回転操作に節度感が付与される。
ノブ14が「P」位置(所定シフト位置)以外に配置された状態(ノブ14が「P」位置以外に配置されることがシフトギヤ18によって検出された状態)で車両のエンジンがOFFにされた場合(所定の機会)には、駆動機構30が逆駆動されて、駆動ギヤ32(第1ギヤ32A及び第2ギヤ32B)が逆方向に回転されることで、第1ロータカム26及び第2ロータカム28がそれぞれ第1基準位置及び第2基準位置から他方向に回転される。
このため、第1ロータカム26の駆動突起26Aが、節度体20の動作面20Bから傾斜面20Aを介して解除面20Cの上側に移動されて、節度体20をスプリング24の付勢力に抗して下側に移動させることで、節度ピン22の凹部16Aへの挿入が解除されて、スプリング24の付勢力のノブ14への作用が解除される。その後、第2ロータカム28の回転柱28Aが、ノブ14の回転突起14Aに当接されて、回転突起14Aを他方向に回転させることで、ノブ14が、他方向に回転されて、「P」位置に配置される。このため、ノブ14が第2ロータカム28によって回転される際には、ノブ14がスプリング24の付勢力を作用されない状態で回転される。
ノブ14が「P」位置に配置された際(ノブ14が「P」位置に配置されたことがシフトギヤ18によって検出された際)には、駆動機構30が正駆動されて、駆動ギヤ32(第1ギヤ32A及び第2ギヤ32B)が正方向に回転されることで、第1ロータカム26及び第2ロータカム28が、一方向に回転されて、それぞれ第1基準位置及び第2基準位置に配置(復帰)される。第1ロータカム26及び第2ロータカム28がそれぞれ第1基準位置及び第2基準位置に配置された際(第1ロータカム26及び第2ロータカム28がそれぞれ第1基準位置及び第2基準位置に配置されたことが回転ギヤ34によって検出された際)には、駆動機構30の正駆動が停止される。
このため、第1ロータカム26の駆動突起26Aが節度体20の解除面20Cから傾斜面20Aを介して動作面20Bの上側に移動されて、節度体20がスプリング24の付勢力により上側に移動されることで、節度ピン22が凹部16Aに挿入されて、スプリング24の付勢力によりノブ14が「P」位置に保持される。さらに、第2ロータカム28の回転柱28Aがノブ14の回転突起14Aに対し一方向側に離間されることで、ノブ14が「P」位置と「D」位置との間を回転されても回転突起14Aが回転柱28Aに当接不能にされる。
ここで、第1ロータカム26(駆動突起26A)が回転されて、節度体20が下側に移動されると共に、第2ロータカム28(回転柱28A)が回転されて、ノブ14(回転突起14A)が回転される。このため、第1ロータカム26による節度体20の下側への移動とは別に第2ロータカム28によってノブ14を回転させることができる。
さらに、第2ロータカム28の回転角速度が第1ロータカム26の回転角速度に比し大きくされる。このため、ノブ14の「P」位置への回転角速度を大きくできて、ノブ14を「P」位置に回転させる動作時間を短くできる。しかも、第1ロータカム26の回転角速度が小さいことで、ノブ14を「P」位置に回転させる際における第1ロータカム26の他方向への回転量を小さくでき、節度体20の解除面20Cの周方向寸法を小さくできて、節度体20の構成の自由度を向上できる。
また、第1ロータカム26の軸方向(回転軸方向)下側に第2ロータカム28が配置されている。このため、シフト装置10を第1ロータカム26及び第2ロータカム28の径方向(回転径方向)において小型化できる。
[第2実施形態]
図3(A)には、本発明の第2実施形態に係るシフト装置50の主要部が上方から見た平面図にて示されており、図3(B)には、図3(A)の3B−3B線断面図が示されている。
本実施形態に係るシフト装置50は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
本実施形態に係るシフト装置50では、節度体20の傾斜面20Aが他方向側へ向かうに従い下側へ向かう方向に傾斜されており、節度体20の動作面20Bは、傾斜面20Aより他方向側に配置されると共に、節度体20の解除面20Cは、傾斜面20Aより一方向側に配置されている。
図3の(A)及び(B)に示す如く、第2ロータカム28の径寸法は、第1ロータカム26の径寸法に比し大きくされており、第2ロータカム28は、第1ロータカム26の径方向外側に同軸上に配置されると共に、第1ロータカム26の上下方向位置に配置されている。
駆動機構30の駆動ギヤ32は、2つのギヤ(第1ギヤ32A及び第2ギヤ32B)が設けられずに、1つのギヤにされており、駆動ギヤ32は、第1ロータカム26と第2ロータカム28との間に配置されて、第1ロータカム26の外周側と第2ロータカム28の内周側とに噛合されている。駆動機構30が駆動された際には、駆動ギヤ32が正方向(図3(A)の矢印Cの方向)及び逆方向(図3(A)の矢印Dの方向)に回転されて、それぞれ、第1ロータカム26が一方向及び他方向に回転されると共に、第2ロータカム28が他方向及び一方向に回転される。また、第2ロータカム28の回転角速度は、第1ロータカム26の回転角速度に比し小さくされる。
回転ギヤ34は、駆動ギヤ32の第1ロータカム26とは反対側に配置されて、第2ロータカム28の下側に配置されている。
ところで、ノブ14が「P」位置(所定シフト位置)以外に配置された状態(ノブ14が「P」位置以外に配置されることがシフトギヤ18によって検出された状態)で車両のエンジンがOFFにされた場合(所定の機会)には、駆動機構30が正駆動されて、駆動ギヤ32が正方向に回転されることで、第1ロータカム26が第1基準位置から一方向に回転されると共に、第2ロータカム28が第2基準位置から他方向に回転される。
このため、第1ロータカム26の駆動突起26Aが、節度体20の動作面20Bから傾斜面20Aを介して解除面20Cの上側に移動されて、節度体20をスプリング24の付勢力に抗して下側に移動させることで、節度ピン22の凹部16Aへの挿入が解除されて、スプリング24の付勢力のノブ14への作用が解除される。その後、第2ロータカム28の回転柱28Aが、ノブ14の回転突起14Aに当接されて、回転突起14Aを他方向に回転させることで、ノブ14が、他方向に回転されて、「P」位置に配置される。このため、ノブ14が第2ロータカム28によって回転される際には、ノブ14がスプリング24の付勢力を作用されない状態で回転される。
ノブ14が「P」位置に配置された際(ノブ14が「P」位置に配置されたことがシフトギヤ18によって検出された際)には、駆動機構30が逆駆動されて、駆動ギヤ32が逆方向に回転されることで、第1ロータカム26及び第2ロータカム28が、それぞれ、他方向及び一方向に回転されて、第1基準位置及び第2基準位置に配置(復帰)される。第1ロータカム26及び第2ロータカム28がそれぞれ第1基準位置及び第2基準位置に配置された際(第1ロータカム26及び第2ロータカム28がそれぞれ第1基準位置及び第2基準位置に配置されたことが回転ギヤ34によって検出された際)には、駆動機構30の正駆動が停止される。
このため、第1ロータカム26の駆動突起26Aが節度体20の解除面20Cから傾斜面20Aを介して動作面20Bの上側に移動されて、節度体20がスプリング24の付勢力により上側に移動されることで、節度ピン22が凹部16Aに挿入されて、スプリング24の付勢力によりノブ14が「P」位置に保持される。さらに、第2ロータカム28の回転柱28Aがノブ14の回転突起14Aに対し一方向側に離間されることで、ノブ14が「P」位置と「D」位置との間を回転されても回転突起14Aが回転柱28Aに当接不能にされる。
ここで、第1ロータカム26(駆動突起26A)が回転されて、節度体20が下側に移動されると共に、第2ロータカム28(回転柱28A)が回転されて、ノブ14(回転突起14A)が回転される。このため、第1ロータカム26による節度体20の下側への移動とは別に第2ロータカム28によってノブ14を回転させることができる。
さらに、第2ロータカム28の回転角速度が第1ロータカム26の回転角速度に比し小さくされる。このため、第2ロータカム28の回転柱28Aがノブ14の回転突起14Aに当接する当接音を小さくできて、ノブ14を「P」位置に回転させる動作の静音性を向上できる。
また、第1ロータカム26の径方向(回転径方向)外側に第2ロータカム28が配置されている。このため、シフト装置50を第1ロータカム26及び第2ロータカム28の軸方向(回転軸方向)において小型化できる。
[第3実施形態]
図4には、本発明の第3実施形態に係るシフト装置60の主要部が上方から見た平面図にて示されている。
本実施形態に係るシフト装置60は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
本実施形態に係るシフト装置60では、上記第1実施形態の第2ロータカム28が設けられておらず、シフトギヤ18が第2回転体として機能する。シフトギヤ18の外周には、被回転部としての移動突起18Aが一体に設けられており、移動突起18Aは、シフトギヤ18の径方向(回転径方向)外側に突出されている。シフトギヤ18は、ノブ14が一方向に回転されて第1方向(図4の矢印Eの方向)に回転されると共に、ノブ14が他方向に回転されて第2方向(図4の矢印Fの方向)に回転される。
駆動機構30の駆動ギヤ32は、2つのギヤ(第1ギヤ32A及び第2ギヤ32B)が設けられずに、1つのギヤにされており、駆動ギヤ32は、第1ロータカム26の外周側及び回転ギヤ34に噛合されている。また、回転ギヤ34は、駆動機構30を構成している。
駆動機構30には、作動体としての略円環状の作動ギヤ62が設けられており、作動ギヤ62は、プレート12の上側に回転可能に支持されている。作動ギヤ62は、回転ギヤ34に噛合されており、回転ギヤ34の回転位置が検出されることで、作動ギヤ62の回転位置が検出される。作動ギヤ62の径寸法は、シフトギヤ18の径寸法に比し大きくされており、作動ギヤ62は、シフトギヤ18の径方向外側に同軸上に配置されると共に、シフトギヤ18の上下方向位置に配置されている。作動ギヤ62の径寸法及び回転ギヤ34の径寸法は、第1ロータカム26の径寸法に比し小さくされており、作動ギヤ62の回転角速度は、第1ロータカム26の回転角速度に比し大きくされる。
作動ギヤ62の内周には、回転部としての作動突起62Aが一体に設けられており、作動突起62Aは、作動ギヤ62の径方向(回転径方向)内側に突出されている。作動ギヤ62の回転位置は、第3基準位置(第3スタート位置)に配置されており、作動突起62Aは、シフトギヤ18の移動突起18Aに対し第1方向側に離間されて、ノブ14が「P」位置と「D」位置との間を回転されてシフトギヤ18が回転されても移動突起18Aが当接不能にされている。
ところで、ノブ14が「P」位置(所定シフト位置)以外に配置された状態(ノブ14が「P」位置以外に配置されることがシフトギヤ18によって検出された状態)で車両のエンジンがOFFにされた場合(所定の機会)には、駆動機構30が逆駆動されて、駆動ギヤ32が逆方向に回転されることで、第1ロータカム26が第1基準位置から他方向に回転されると共に、回転ギヤ34を介して作動ギヤ62が第3基準位置から第2方向に回転される。
このため、第1ロータカム26の駆動突起26Aが、節度体20の動作面20Bから傾斜面20Aを介して解除面20Cの上側に移動されて、節度体20をスプリング24の付勢力に抗して下側に移動させることで、節度ピン22の凹部16Aへの挿入が解除されて、スプリング24の付勢力のノブ14への作用が解除される。その後、作動ギヤ62の作動突起62Aが、シフトギヤ18の移動突起18Aに当接されて、移動突起18Aを第2方向に回転させることで、ノブ14が、シフトギヤ18によって他方向に回転されて、「P」位置に配置される。このため、ノブ14がシフトギヤ18によって回転される際には、ノブ14がスプリング24の付勢力を作用されない状態で回転される。
ノブ14が「P」位置に配置された際(ノブ14が「P」位置に配置されたことがシフトギヤ18によって検出された際)には、駆動機構30が正駆動されて、駆動ギヤ32が正方向に回転されることで、第1ロータカム26が一方向に回転されて第1基準位置に配置(復帰)されると共に、回転ギヤ34を介して作動ギヤ62が第1方向に回転されて第3基準位置に配置(復帰)される。第1ロータカム26及び作動ギヤ62がそれぞれ第1基準位置及び第3基準位置に配置された際(第1ロータカム26及び作動ギヤ62がそれぞれ第1基準位置及び第3基準位置に配置されたことが回転ギヤ34によって検出された際)には、駆動機構30の正駆動が停止される。
このため、第1ロータカム26の駆動突起26Aが節度体20の解除面20Cから傾斜面20Aを介して動作面20Bの上側に移動されて、節度体20がスプリング24の付勢力により上側に移動されることで、節度ピン22が凹部16Aに挿入されて、スプリング24の付勢力によりノブ14が「P」位置に保持される。さらに、作動ギヤ62の作動突起62Aがシフトギヤ18の移動突起18Aに対し第1方向側に離間されることで、ノブ14が「P」位置と「D」位置との間を回転されてシフトギヤ18が回転されても移動突起18Aが作動突起62Aに当接不能にされる。
ここで、第1ロータカム26(駆動突起26A)が回転されて、節度体20が下側に移動されると共に、シフトギヤ18が回転されて、ノブ14が回転される。このため、第1ロータカム26による節度体20の下側への移動とは別にシフトギヤ18によってノブ14を回転させることができる。
さらに、シフトギヤ18の回転角速度が第1ロータカム26の回転角速度に比し大きくされる。このため、ノブ14の「P」位置への回転角速度を大きくできて、ノブ14を「P」位置に回転させる動作時間を短くできる。しかも、第1ロータカム26の回転角速度が小さいことで、ノブ14を「P」位置に回転させる際における第1ロータカム26の他方向への回転量を小さくでき、節度体20の解除面20Cの周方向寸法を小さくできて、節度体20の構成の自由度を向上できる。
また、第1ロータカム26の径方向(回転径方向)外側にシフトギヤ18が配置されている。このため、シフト装置60を第1ロータカム26及びシフトギヤ18の軸方向(回転軸方向)において小型化できる。
さらに、シフトギヤ18が、ノブ14の回転位置を検出すると共に、ノブ14を回転させる。このため、ノブ14の回転位置を検出する部材とノブ14を回転させる部材とが同一のシフトギヤ18にされることで、シフトギヤ18によるノブ14の回転位置の精度を高くできる。
なお、上記第1実施形態〜第3実施形態では、駆動機構30が駆動されてノブ14が「P」位置に回転される。しかしながら、駆動機構30が駆動されてノブ14が「P」位置以外のシフト位置に回転されてもよい。
さらに、上記第1実施形態〜第3実施形態では、ノブ14の軸方向(回転軸方向)において節度ピン22が凹部16Aに挿入される。しかしながら、例えばノブ14の径方向(回転径方向)において節度ピン22が凹部16Aに挿入されてもよい。
また、上記第1実施形態〜第3実施形態では、ノブ14に節度面16(凹部16A)を設けると共に、プレート12(車体側)に節度体20(節度ピン22)を設けた。しかしながら、ノブ14に節度体20(節度ピン22)を設けると共に、プレート12(車体側)に節度面16(凹部16A)を設けてもよい。
さらに、上記第1実施形態〜第3実施形態では、ノブ14が回転操作される。しかしながら、ノブ14に径方向に延出させて操作部を一体回転可能に設けることで、操作部が回動操作されて、ノブ14が回転されてもよい。
また、上記第1実施形態〜第3実施形態では、シフト装置10、50、60をコンソールに設置した。しかしながら、シフト装置10、50、60をインストルメントパネルやコラムカバーに設置してもよい。
10 シフト装置
14 ノブ(シフト体)
18 シフトギヤ(第2回転体)
20 節度体(付勢体)
26 第1ロータカム(第1回転体)
28 第2ロータカム(第2回転体)
50 シフト装置
60 シフト装置

Claims (4)

  1. 回転されてシフト位置が変更されるシフト体と、
    前記シフト体を付勢する付勢体と、
    回転されて前記付勢体が移動されることで前記付勢体による前記シフト体の付勢が解除される第1回転体と、
    回転されて前記シフト体が回転される第2回転体と、
    を備えるシフト装置。
  2. 前記第1回転体の軸方向側に前記第2回転体が配置される請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記第1回転体の径方向側に前記第2回転体が配置される請求項1又は請求項2記載のシフト装置。
  4. 前記第2回転体が回転されて前記シフト体の回転位置が検出される請求項1〜請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
JP2017178090A 2017-09-15 2017-09-15 シフト装置 Pending JP2019051867A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017178090A JP2019051867A (ja) 2017-09-15 2017-09-15 シフト装置
PCT/JP2018/031199 WO2019054153A1 (ja) 2017-09-15 2018-08-23 シフト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017178090A JP2019051867A (ja) 2017-09-15 2017-09-15 シフト装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019051867A true JP2019051867A (ja) 2019-04-04

Family

ID=65723587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017178090A Pending JP2019051867A (ja) 2017-09-15 2017-09-15 シフト装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2019051867A (ja)
WO (1) WO2019054153A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111791665A (zh) * 2019-06-06 2020-10-20 上海兴致汽车科技有限公司 一种可溃缩式手动空调控制器
CN111766915A (zh) * 2019-06-06 2020-10-13 上海兴致汽车科技有限公司 一种模块化的空调控制器旋钮

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6246183B2 (ja) * 2015-12-21 2017-12-13 株式会社東海理化電機製作所 シフト装置
JP2017114177A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 株式会社東海理化電機製作所 シフト装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019054153A1 (ja) 2019-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10677344B2 (en) Auto return to park rotary shifter
JP6246183B2 (ja) シフト装置
JP6943759B2 (ja) シフト装置
JP6778167B2 (ja) シフト装置
JP2014156153A (ja) シフト装置
JP7125196B2 (ja) シフト装置
JP6576838B2 (ja) シフト装置
JP2019051867A (ja) シフト装置
JP2017114178A (ja) シフト装置
JP2005306276A (ja) 二方向回動検出装置及びシフトレバー装置
WO2020145054A1 (ja) シフト装置
JP2018062254A (ja) シフト装置
WO2019176364A1 (ja) シフト装置
WO2017110592A1 (ja) シフト装置
JP5185314B2 (ja) スイッチ装置
JP2020172172A (ja) シフト装置
WO2019087740A1 (ja) シフト装置
JP7020751B2 (ja) シフト装置
JP5120626B2 (ja) ダイアル式操作装置
WO2018230188A1 (ja) 回転検知装置
JP2020082796A (ja) パークロック装置
JP7336317B2 (ja) スロットルグリップ装置
WO2020044972A1 (ja) シフト装置
WO2019069667A1 (ja) シフト装置
JP2020111155A (ja) シフト装置