JPH0243061Y2 - - Google Patents

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JPH0243061Y2
JPH0243061Y2 JP11349485U JP11349485U JPH0243061Y2 JP H0243061 Y2 JPH0243061 Y2 JP H0243061Y2 JP 11349485 U JP11349485 U JP 11349485U JP 11349485 U JP11349485 U JP 11349485U JP H0243061 Y2 JPH0243061 Y2 JP H0243061Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば自動車のターンシグナルの動作
をノブの回動により行いノブの回動復帰を電磁ソ
レノイドで行うノブスイツチ装置に関する。
[従来技術] 従来、例えば自動車のターンスイツチに用いら
れるノブスイツチで、ソレノイドによつてノブを
中立状態に戻すようにしたものは、ソレノイドが
ヒンジタイプのため大型でスペースも多くとり従
つて、スペース及び重量が制約されるスイツチに
ヒンジタイプのソレノイドを使用することは因難
であつた。一方、ソレノイドを比較的小形にでき
るプランジヤタイプのものは、プランジヤの動き
を被作動部材例えば復帰用カム体に伝達すること
が比較的困難な状況にあつた。
[考案の目的] 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、例えばターンキヤンセルの動作
をプランジヤタイプのソレノイドのプランジヤの
作動を伝達部材を介して復帰用カム体に伝達して
その復帰用カム体を作動させる構成にし、以つ
て、小形化を達成し得るようにしたノブスイツチ
装置を提供するにある。
[考案の要約] 本考案はスイツチケースに一端部にノブが取着
された回動体を設け、この回動体の外周部に外方
に向けて移動可能に支持された節度ピースを設
け、前記ノブの操作により回動体が中立位置から
一方又は他方に回動された時にその回動体を第1
の位置又は第2の位置に保持する節度用カム面を
前記節度ピースを受けるように設け、この節度用
カム面に突出時に前記回動体を前記第1の回動位
置又は第2の回動位置から中立位置に復帰移動さ
せる復帰用カム体を設け、前記スイツチケース内
に前記復帰用カム体の移動方向とは異なる方向に
吸引移動されるプランジヤを有する電磁ソレノイ
ドを設け、前記スイツチケース内に前記プランジ
ヤの吸引移動を前記復帰用カム体に伝達して前記
節度用カム体を前記節度ピースに向けて突出させ
る伝達部材を設けることを特徴とするものであ
る。
[実施例] 以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。1は後面部が開放した箱状のスイ
ツチケースで、これの前面部に矩形な凸部2が形
成され、該凸部2の略中央部に段付の貫通孔から
なる第1の支持部3が形成されている。4はスイ
ツチケース1内に挿入固着されたスイツチユニツ
トで、内部構成については後述するが、これに第
1の支持部3と対向する略筒状の第2の支持部5
が形成されている。6は中空状部7が前後に貫通
するように形成された回動体で、これの前端部は
第1の支持部3の内周部に回動可能に挿入されて
いる。8は回動体6の中空状部7に後方から嵌入
された軸部材で、これの後部が第2の支持部5の
内周部に回動可能に挿入されている。9は後端部
が回動体6の中空状部7内に挿入され且つ前端部
がスイツチケース1の前面から前方に向けて突出
された回動体で、これの外周部に突設された軸部
10,10が中空状部7の内周部に形成された縦
溝11,11の前端近傍に挿入されている。そし
て、上述の軸部材8には後方より縦溝11,11
内に挿入される凸条部8a,8aが一体に突設さ
れていて、縦溝11,11内に挿入された軸部1
0,10を後方から回動可能に受け支持するよう
にしている。12は回動体9の後端外周部に第3
図において右向きに突設された凸部で、ここに形
成された孔部12aに節度ピース13及びこの節
度ピース13を矢印A方向に付勢するコイルばね
14が挿入されている。15は節度ピース13の
先端と対向するように中空状部7の内周部に形成
された節度部で、これと節度ピース13及びコイ
ルばね14の作用によつて回動体9が常に矢印B
方向に付勢され、常には第3図に示す元位置に位
置される。16は連結孔16aを一端部に形成し
た操作ノブで、これの連結孔16aが回動体9の
前半部の外周部に嵌合され、ねじ17で固定され
ている。
一方、18は第1の回動体6の外周部に第3図
において、左方向に向けて突設された筒状部でこ
れの内周部に節度ピース19及びこの節度ピース
19を矢印C方向に付勢するコイルばね20が挿
入されている。21はスイツチケース1の内部に
節度ピース19の先端が当接するように形成され
た節度用カム面で、これは中央部にV字形の凹部
21aを有するとともに両端部に平面部21b,
21cを有していて、上述の節度ピース19と協
働して節度機構22を構成している。23は節度
用カム面21を左右に貫通するように穿設された
スリツト状のガイド孔で、ここに平板状の復帰用
カム体24が摺動によつて出没移動可能に挿入さ
れている。そして、このカム体24の右端面には
凹部21aの両端を延長した如き形状のV字形の
カム面24aが形成されている。25はスイツチ
ケース1内にスイツチユニツト4と隣接し且つ節
度機構22と対向させて配置された電磁ソレノイ
ドで、これのプランジヤ26の先端部には環状の
係合溝26aが形成されている。そして、プラン
ジヤ26の移動方向はカム体24の移動方向とは
略直角に向きが異つている。27はピン28を介
してスイツチケース1内に回動可能に支持された
断面が略L字形をなす伝達部材で、これの一端部
27aに設けたV字形の溝27cが係合溝26a
に係合され、他端部27bがカム体24の左端面
に当接されてる。29はピン28の外周部に巻装
されたねじりコイルばねで、これのばね力によつ
て伝達部材27に矢印D方向への回動力が常に付
与されている。
さて、スイツチユニツト4内にはターンスイツ
チを構成する第1のスイツチ30及びデイマ・パ
ツシングスイツチを構成する第2のスイツチ31
が夫々配設されている。32は回動体6の外周部
に突設された伝達腕で、これが第1のスイツチ3
0の可動コンタクトホルダ30aに設けた伝達溝
30bに挿入連結されている。33は回動体9の
凸部12に後方に向けて突設された伝達凸部で、
これに第2のスイツチ31の可動コンタクトホル
ダ31aに設けた伝達凸部31bの一面が対向し
ている。34は伝達凸部31bの他面とスイツチ
ユニツト4の内壁との間に配設したコイルばね
で、これにより可動コンタクトホルダ31aが矢
印E方向に付勢されている。
次に上記構成の作用につき説明する。通常状態
のときには、操作ノブ16が第1図〜第3図の状
態を呈しており、従つて、回動体6は第5図に示
す状態を呈し、回動体9は第3図に示す状態を呈
している。そして、このため第1のスイツチ30
は中立状態を呈しており、第2のスイツチ31は
オフ状態を呈している。そこで、操作ノブ16が
通常状態から矢印R方向に所定角度回動される
と、通常状態において節度用カム面21の凹部2
1aに嵌まり込んでいた節度ピース19の先端が
平面部21bに係合され、この状態即ち第1の回
動位置に保持される。すると復帰用カム体24が
矢印C方向に没する如く摺動変位され、伝達部材
27がねじりコイルばね29のばね力に抗して反
矢印D方向に回動変位され、電磁ソレノイド25
のプランジヤ26が通常状態よりも矢印F方向
(前方)に所定寸法d変位された状態を呈する
(第9図参照)。また、このように操作ノブ16が
矢印R方向に回動されると、伝達腕32も矢印R
方向に回動されるから、第1のスイツチ30の可
動コンタクトホルダ30aが矢印r方向に変位さ
れて該第1のスイツチ30が中立状態から右側の
ターンシグナルをオンする状態に変化され、以つ
て右側のターンシグナルランプが例えば点滅作動
される。
而して、図示はしないが、ステアリングホイー
ルにはそれの回転操作方向を検出する回転方向検
出スイツチ(図示せず)が設けられていて、上述
のように右側のターンシグナルランプが点滅作動
された状態でステアリングホイールが左方向に所
定角度回転された時に該検出スイツチがオンとな
つて電磁ソレノイド25が短時間だけ通電される
ようになつている。そして、このようにして電磁
ソレノイド25が通電されると、プランジヤ26
が反矢印F方向に吸引移動されるために伝達部材
27が矢印D方向に回動され、これにつれてカム
体24が反矢印C方向に摺動して節度用カム面2
1から節度ピース19に向けて突出されるから、
このカム体24のカム面24aによつて節度ピー
ス19がコイルばね20の弾発力に抗して反矢印
C方向に変位されることとなり、該節度ピース1
9の先端と平面部21bとの係合が外される。す
ると、節度ピース19はカム体24のカム面24
aの傾斜とコイルばね20の弾発力との協働作用
によつてカム面24aの中央に向けて摺動され、
以つて、回動体6が反矢印R方向に復帰回動され
て第5図に示す通常の中立状態に戻される。これ
により第1のスイツチ30が中立状態に戻されて
ターンシグナルランプがオフとなり、操作ノブ1
6も第1図に示す通常状態に戻される。
上述とは逆に操作ノブ16が通常状態から矢印
L方向に所定角度回動された場合には、節度ピー
ス19の先端が平面部21cに係合され、この状
態即ち第2の回動位置に保持され、これにより伝
達腕32が矢印L方向に回動されるから、第1の
スイツチ30の可動コンタクトホルダ30aが矢
印l方向に変位されて該第1のスイツチ30が中
立状態から左側のターンシグナルをオンする状態
に変化され、以つて左側のターンシグナルランプ
が例えば点滅作動される。この状態でステアリン
グホイールが右方向に所定角度回転された時に前
述した検出スイツチがオンとなつて電磁ソレノイ
ド25が短時間だけ通電されるから、上述と同様
にして伝達部材27を介してカム体24が反矢印
C方向に摺動して節度用カム面21から節度ピー
ス19に向けて突出される。すると、このカム体
24のカム面24aによつて節度ピース19の先
端と平面部21cとの係合が外されるから、上述
と同様の作用によつて第1の回動体6が反矢印L
方向に回動されて第5図に示す通常の中立状態に
戻され、これにより第1のスイツチ30が中立状
態に戻されてターンシグナルランプがオフとな
り、操作ノブ16も第1図に示す通常状態に戻さ
れる。
次に、操作ノブ16が矢印H方向に操作される
と、回動体9が軸部10を中心として反矢印B方
向に回動され、伝達凸部33が同方向に回動され
るから、該伝達凸部33によつて伝達凸部31b
を介して第2のスイツチ31の可動コンタクトホ
ルダ31aが反矢印E方向に変位されて第2のス
イツチ31がオン状態になされ、ライトスイツチ
がオフ状態の昼間時には例えばパツシングの動作
が行われ、また、ライトスイツチがオン状態の夜
時間にはデイマの動作が行われる。而して、回動
体9が反矢印B方向に回動されると、節度ピース
13が節度部15に案内されて反矢印A方向に変
位されてコイルばね14を収縮させるから、操作
ノブ16への操作力が除去されると、コイルばね
14に畜勢されたばね力と節度部15との案内作
用で回動体9が矢印B方向に直ちに復帰回動し、
第2のスイツチ31がオフ状態に戻される。
上記構成によれば、操作ノブ16を矢印R又は
L方向に操作すると、これにともなつて回動体6
が同方向に回動されてターンスイツチを構成する
第1のスイツチ30が作動され、また、操作ノブ
16を矢印H方向に操作すると、これにともなつ
て回動体6の回動位置とは無関係に該回動体6に
対して回動体9が反矢印B方向に回動されてデイ
マ・パツシングスイツチを構成する第2のスイツ
チ31が作動されるから、1個の操作ノブ16の
操作方向を変化させるだけで第1のスイツチ30
と第2のスイツチ31とを任意に操作することが
でき、優れた操作性が得られる。そして、上記構
成では、プランジヤタイプの電磁ソレノイド25
のプランジヤ26の動き方向を伝達部材27で方
向変換して復帰用カム体24に伝達する構成とし
たから、ヒンジタイプよりも小形なプランジヤタ
イプの電磁ソレノイド25を採用して全体の小形
化が達成できる。また、上記構成では第1のスイ
ツチ30及び第2のスイツチ31が1個のスイツ
チケース1内に集約されるから、設置スペースも
大巾に減少される。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、例え
ばターンキヤンセルの動作をプランジヤタイプの
ソレノイドのプランジヤの作動を伝達部材を介し
て復帰用カム体に伝達してその復帰用カム体を作
動させるようにしたから、ソレノイドを比較的制
約なく配置することが可能となり、以つて全体の
小形化を可能にしたノブスイツチ装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は正面図、第2図は上面図、第3図は横断面
図、第4図は第3図の−線に沿う縦断面図、
第5図は電磁ソレノイド及びスイツチユニツトを
取除いて示す背面図、第6図はスイツチユニツト
の上面図、第7図は分解斜視図、第8図は作用を
説明するための第5図相当図、第9図は異なる作
用状態を示す要部の横断面図である。 図面中、1はスイツチケース、4はスイツチユ
ニツト、6は回動体、9は回動体、16は操作ノ
ブ、18は筒状部、19は筒度ピース、21は節
度用カム面、22は節度機構、23はガイド孔、
24は復帰用カム体、25は電磁ソレノイド、2
6はプランジヤ、27は伝達部材、28はピン、
29はねじりコイルばね、30は第1のスイツ
チ、31は第2のスイツチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチケースに回動可能に設けられ一端部に
    ノブが取着された回動体と、この回動体の外周部
    に外方に向けて移動可能に支持された節度ピース
    と、前記スイツチケース内に前記節度ピースを受
    けるように設けられ前記回動体が前記ノブの操作
    により中立位置から一方又は他方に回動された時
    に該回動体を第1の回動位置又は第2の回動位置
    に保持する節度用カム面と、この節度用カム面に
    前記節度ピースに向けて出没移動可能に設けられ
    突出時に前記回動体を前記第1の回動位置又は第
    2の回動位置から中立位置に復帰移動させる復帰
    用カム体と、前記スイツチケース内に設けられ前
    記復帰用カム体の移動方向とは異なる方向に吸引
    移動されるプランジヤを有する電磁ソレノイド
    と、前記スイツチケース内に移動可能に設けられ
    前記プランジヤの吸引移動を前記復帰用カム体に
    伝達して前記節度用カム体を前記節度ピースに向
    けて突出させる伝達部材とを具備してなるノブス
    イツチ装置。
JP11349485U 1985-07-24 1985-07-24 Expired JPH0243061Y2 (ja)

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JPS6224443U JPS6224443U (ja) 1987-02-14
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