JPH088490Y2 - スイッチ構造 - Google Patents

スイッチ構造

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JPH088490Y2
JPH088490Y2 JP1989150211U JP15021189U JPH088490Y2 JP H088490 Y2 JPH088490 Y2 JP H088490Y2 JP 1989150211 U JP1989150211 U JP 1989150211U JP 15021189 U JP15021189 U JP 15021189U JP H088490 Y2 JPH088490 Y2 JP H088490Y2
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cam
lever
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switch
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真人 小林
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【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は中立スイッチのようなスイッチ構造に関する
ものである。
《従来の技術》 従来のこの種のスイッチ構造は、第12図に示すように
ケース1を備えており、このケース1にはカバー2が着
脱可能に取り付けてあって、これらでスイッチ筐体3を
構成している。このスイッチ筐体3の一端部は開口して
おり、またスイッチ筐体3の左右側部には取付ブラケッ
ト4が設けてある。スイッチ本体3内にはスイッチ本体
5が収容固着してある。スイッチ筐体3の開口部6内に
は、枢支軸7とこの枢支軸7を挟んだ左右に位置したば
ね受部8とがケース1に突設されて設けてある。そし
て、枢支軸7には、レバー9の基部10が、この基部10に
設けたボス部14の部分で枢支されており、この基部10の
外周部にはカム11が形成されていて、このカム11は円状
カム部12の中央に凹形の円弧状カム部13を形成して成
る。また、レバー9の基部10の面部の左右には突起13が
突設してある。そして、前記ボス部14には捩じりばね15
が装着してあり、この捩じりばね15の両端部15a,15bは
前記ばね受部8に係止してある。そして、前記レバー9
が捩じりばね15の付勢力により中立位置にあるとき、カ
ム11の凹形の円弧状カム部16内にスイッチ本体5の作動
子5aが位置していて、スイッチ本体5はオフ状態にあ
る。
そして、前記レバー9を左右に倒すことでカム11の円
状カム部12で作動子5aを作動してスイッチ本体5をオン
作動する。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記した従来技術にあっては、レバー
9の基部10に、このレバー9と一体にしてカム11が形成
してあるために、スイッチ本体5がオンした角度(レバ
ー9の倒れ角度)とオフした角度が一致していてヒステ
リシスがなく、レバー9を操作する相手側のアクチュエ
ーターにクリアランス(ガタ)が発生した場合、このク
リアランスを吸収することが出来ず、スイッチ本体5が
オフ作動するという問題点があった。
本考案は上記の問題点に着目して成されたものであっ
て、その目的とするところは、スイッチ本体をオン作動
した状態で、レバーを操作する相手側のアクチュエータ
ーにクリアランス(ガタ)が発生した場合、このクリア
ランスを吸収することができて、スイッチ本体がオフ作
動するという不具合を無くすことができるばかりか、イ
ナーシャ機構によって、スイッチ本体がオン作動した瞬
間に、カムに今まで移動してきた方向にイナーシャを発
生させて、レバーを倒したままにしなくても、カムがス
イッチ本体の作動子を確実に押さえこむことができて、
接触不良、接触不安定領域の発生がないし、また、スイ
ッチ本体がオンした瞬間でも確実に信号が切り替わりチ
ャタリングの発生が防止できるスイッチ構造を提供する
ことにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は、一端部が開口
(26)したケース(21)にカバー(22)を着脱可能に取
り付けてスイッチ筐体(23)を構成し、該スイッチ筐体
(23)内にスイッチ本体(25)を収容固着し、且つ、前
記ケース21に枢支軸(27)を突設して、該枢支軸(27)
を中心として前記ケース(21)に円弧状の案内溝(28,2
9)を形成し、又、前記カバー(22)には、前記枢支軸
(27)を止めるための軸孔(43)を形成すると共に、該
軸孔(43)を中心とした半円弧状の案内溝(44)が形成
してあり、更に、前記開口部(26)を挟んだカバー(2
2)の両端縁部にばね受部(57,58)が形成され、カバー
(22)の内面部に、前記軸孔(43)を通る中央線(ハ)
を中心に両側に前記案内溝(44)に沿うように一対の突
起(46,47)が互いに離間して形成され、且つ前記枢支
軸(27)には、基部(31)の両側に位置させた一対のカ
ム押圧部(32,33)が形成されたレバー(30)のボス部
(32a)部分を枢支し、該レバー(30)のレバー本体(3
5)を前記開口部(26)より前記スイッチ筐体(23)外
に突出させており、又、前記カム押圧部(32,33)は互
いに前記レバー本体(35)の軸線(イ)に直角で且つ前
記ボス部(32a)の中心を通る線(ロ)に対して角度
(θ)を有する前記基部(31)を要とした扇状の斜面に
成されて、前記ボス部(32a)に捩じりばね(36)を外
装し、該捩じりばね(36)の両端部(36a,36b)は、前
記レバー本体(35)の軸線(イ)に対して直角方向に沿
うよう形成されたばね押圧部34に当接すると共に前記ば
ね受部(57,58)に係止されて前記レバー(30)を常時
は直立させており、更に、前記スイッチ筐体(23)内に
は、前記案内溝(28,29,44)に摺動可能に保持されたカ
ム(37)が設けられ、該カム(37)は、半円状カム部
(38)を有すると共に、前記レバー(30)の回動時前記
カム押圧部(32,33)が当接する当接面部(40a、40b)
が形成されており、この当接面部(40a、40b)は、前記
ボス部(32a)の中心を通る線(ロ)に相当する線
(ロ′)に一致し、且つ前記カム押圧部(32、33)とク
リアランス(a)が設定されており、また、前記半円状
カム部(38)の中央には、前記スイッチ本体(25)の作
動子(25a)が位置して前記スイッチ本体(25)のオフ
状態を維持させる凹状カム部(39)を形成して成ると共
に、前記カム(37)の両面にそれぞれ前記凹状カム部
(39)を挟んだ両側には、円弧状ガイド突起(45,45お
よび41,42)が突設してあり、更に、前記カム(37)に
は、前記カバー(22)に開口するばね収容孔(49)が形
成され、該ばね収容孔(49)には、ばね(50)に押圧さ
れたボール(51)が挿入され、該ボール(51)は、前記
カバー(22)の内面に当接すると共に該カバー(22)に
互いに離間して形成した突起部(46,47)に押圧されて
前記ばね収容孔(49)内に引っ込むように成してイナー
シャ機構(48)を構成しており、該イナーシャ機構(4
8)は、前記レバー(30)を捩じりばね(36)に抗して
傾動させて該レバー(30)の前記カム押圧部(32,33)
により前記カム(37)を作動させて円弧状ガイド突起
(45,45および41,42)が前記作動子(25a)を押圧して
スイッチ本体(25)をオン状態にしたとき、前記ボール
(51)が前記突起部(46又は47)を乗り越え係合して前
記スイッチ本体(25)のオン状態を維持させるようにし
たことを特徴とするものである。
《作用》 レバー(30)を倒すと、レバー(30)のカム押圧部
(32又は33)でカム(37)の当接面部(40a又は40b)を
押してカム(37)を移動させ、このカム(37)の半円状
カム部38で作動子(25a)を作動させてスイッチ本体(2
5)をオン作動させる。このとき、イナーシャ機構(4
8)のボール51が突起部(46又は47)を乗り上げて、乗
り越えて、カム(37)が瞬間的に移動して、スイッチ本
体(25)の作動子(25a)を作動させてイナーシャが発
生する。このために、レバー(30)を倒したままにしな
くとも、カム(37)がスイッチ本体(25)の作動子(25
a)を押さえ込むこととなり、接触不良、接触不安定領
域の発生がないし、また、スイッチ本体(25)がオンし
た瞬間でも確実に信号が切り替わっているチャタリング
の発生はない。
《実施例》 以下本考案の一実施例を第1図乃至第11図に基づいて
説明する。
第1図は本考案に係わるスイッチ構造の一部破断した
正面図、第2図はケースの内面図、第3図はカバーの内
面図である。スイッチ構造は、ケース21を備えており、
このケース21にはカバー22が着脱可能に取り付けてあっ
て、これらでスイッチ筐体23を構成している。このスイ
ッチ筐体23の一端部は開口しており、またスイッチ筐体
23の左右側部には取付ブラケット24が設けてある。スイ
ッチ筐体23内にはスイッチ本体25が収容固着してある。
スイッチ筐体23の開口部26側において、ケース21には枢
支軸27が突設してあり、また、ケース21には、第2図に
示すように、この枢支軸27を中心とした円弧状の案内溝
28、29が形成してある。また、カバー22には、第3図に
示すように、前記枢支軸27を止めるための軸孔43が設け
てあり、カバー22の内面部には軸孔43を中心とした半円
弧状の案内溝44が形成してある。また、カバー22の端縁
部には前記開口部26となる切り欠き26aを挟んだ左右に
位置させてばね受部57、38が形成してある。さらに、カ
バー22の内面部には、前記軸孔43を通る中央線ハを中心
とした左右に前記案内溝44に沿うようにして突起部46、
47が互いに離間して形成してある。枢支軸27にはレバー
30が、その基部31のボス部32aの部分で枢支してあり、
この基部31には左右に位置させてカム押圧部32、33が形
成してある。そして、これらカム押圧部32、33は、第4
図に示すように、レバー30のレバー本体35の軸線イに対
して直角で且つボス部32aの中心を通る線ロに対して角
度θを有する基部31を要とする扇状の斜面に成されてい
る。また、基部31にはボス部32aよりレバー本体35側に
位置させてこのレバー本体35の軸線イに対して直角方向
に沿うばね押圧部34が形成してある。そして、前記ボス
部32aには捩じりばね36が外装してあり、この捩じりば
ね36の両端部36a、36bは、前記スイッチ筐体23の開口部
26を挟んだ左右に設けられたばね受部57、58に係止して
レバー30を常時は直立させており、捩じりばね36の両端
部36a、36bに、前記ばね押圧部34が当接している。前記
スイッチ筐体23内には、案内溝28、29、44に摺動可能に
保持されてカム37が設けてある。すなわち、このカム37
は第6図乃至第8図に示すように半円状カム部38の中央
に凹状カム部39を形成して成り、半円状カム部38の両端
面部が当接面部40a、40bに成されている。また、カム37
の表面には凹状カム部39を挟んだ左右に円弧状のガイド
突起45が、また、裏面には円弧状のガイド突起41、42が
それぞれ突設してある。さらに、カム37の表面には、第
9図で示すようにカバー22側に開口するばね収容孔49が
形成してあり、このばね収容孔49にばね50に押圧された
ボール51とが挿入してある。
そして、これらのガイド突起45を案内溝44に、ガイド
突起41、42を案内溝28、29にそれぞれ摺動可能に挿入し
て、カム37がケースに取り付けてある。この場合、前記
ボール51はカバー22の内面に当接しており、このボール
51、ばね50および突起部46、47でイナーシャ機構48を構
成している。
そして、前記レバー30が捩じりばね36の付勢力により
中立位置にあるとき、カム37の凹状カム部39内にスイッ
チ本体25の作動子25aが位置し、また、イナーシャ機構4
8のボール51は突起部46、47間に位置していて、スイッ
チ本体25はオフ状態にある。この場合、カム37には、レ
バー30の回動時にカム押圧部32、33が当接する当接面部
40a、40bが形成されおり、当接面部40a、40bは前記線ロ
(第4図)に相当する線ロ′(第1図)に一致し、これ
ら当接面部40a、40bとレバー30のカム押圧部32、33とは
角度差(クリアランス)aが設定されていて、この角度
差aがヒステリシスになっている。
次に、作用を説明する。
前記レバー30を左もしくは右に倒すことで、レバー30
のカム押圧部32(33)でカム37の当接面部40a(40b)を
押してカム37を移動させ、このカム37の半円状カム部38
で作動子25aを作動させスイッチ本体25をオン作動させ
る。
このような動作において、イナーシャ機構48では、第
10図に示す状態から第11図に示す状態になる。すなわ
ち、第10図の状態ではボール51は突起部46、47間にあっ
て、自由状態であり、この状態でレバー30が倒されてカ
ム37が移動すると、ボール51は、カム37と共に移動して
このボール51が第11図のように突起部46に乗り上げる。
この時点は、スイッチ本体25がオン作動する直前であ
る。ボール51が突起部46を乗り越えると、カム37は瞬間
的に左に移動するため、カム37が確実にスイッチ本体25
の作動子25aを作動させイナーシャが発生する。このた
めに、レバー30を倒したままにしなくても、カム37がス
イッチ本体25の作動子25aを確実に押さえこむ。このよ
うに、スイッチ本体25がオンした瞬間、カム37が作動子
25aを確実に押さえこむので、接触不良、接触不安定領
域の発生がない。また、スイッチ本体25がオンした瞬間
でも確実に信号が切り替わっているためチャタリングの
発生はない。
さらに、レバー30を操作する相手側のアクチュエータ
ーにクリアランス(ガタ)が発生した場合、このクリア
ランスは、上記したヒステリシスによって吸収すること
ができ、スイッチ本体25がオフ作動するということはな
い。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案は、一端部が開口(26)
したケース(21)にカバー(22)を着脱可能に取り付け
てスイッチ筐体(23)を構成し、該スイッチ筐体(23)
内にスイッチ本体(25)を収容固着し、且つ、前記ケー
ス(21)に枢支軸(27)を突設して、該枢支軸(27)を
中心として前記ケース(21)に円弧状の案内溝(28,2
9)を形成し、又、前記カバー(22)には、前記枢支軸
(27)を止めるための軸孔(43)を形成すると共に、該
軸孔(43)を中心とした半円弧状の案内溝(44)が形成
してあり、更に、前記開口部(26)を挟んだカバー(2
2)の両端縁部にばね受部(57,58)が形成され、カバー
(22)の内面部に、前記軸孔(43)を通る中央線(ハ)
を中心に両側に前記案内溝(44)に沿うように一対の突
起(46,47)が互いに離間して形成され、且つ前記枢支
軸(27)には、基部(31)の両側に位置させた一対のカ
ム押圧部(32,33)が形成されたレバー(30)のボス部
(32a)部分を枢支し、該レバー(30)のレバー本体(3
5)を前記開口部26より前記スイッチ筐体(23)外に突
出させており、又、前記カム押圧部(32,33)は互いに
前記レバー本体(35)の軸線(イ)に直角で且つ前記ボ
ス部(32a)の中心を通る線(ロ)に対して角度(θ)
を有する前記基部(31)を要とした扇状の斜面に成され
て、前記ボス部(32a)に捩じりばね(36)を外装し、
該捩じりばね(36)の両端部(36a,36b)は、前記レバ
ー本体(35)の軸線(イ)に対して直角方向に沿うよう
形成されたばね押圧部(34)に当接すると共に前記バネ
受部(57,58)に係止されて前記レバー(30)を常時は
直立させており、更に、前記スイッチ筐体(23)内に
は、前記案内溝(28,29,44)に摺動可能に保持されたカ
ム(37)が設けられ、該カム(37)は、半円状カム部
(38)を有すると共に、前記レバー(30)の回動時前記
カム押圧部(32,33)が当接する当接面部(40a、40b)
が形成されており、この当接面部(40a、40b)は、前記
ボス部32aの中心を通る線(ロ)に相当する線(ロ′)
に一致し、且つ前記カム押圧部(32、33)とクリアラン
ス(a)が設定されており、また、前記半円状カム部
(38)の中央には、前記スイッチ本体(25)の作動子
(25a)が位置して前記スイッチ本体(25)のオフ状態
を維持させる凹状カム部(39)を形成して成ると共に、
前記カム(37)の両面にそれぞれ前記凹状カム部(39)
を挟んだ両側には、円弧状ガイド突起(45,45および41,
42)が突設してあり、更に、前記カム(37)には、前記
カバー(22)に開口するばね収容孔(49)が形成され、
該ばね収容孔(49)には、ばね(50)に押圧されたボー
ル(51)が挿入され、該ボール(51)は、前記カバー
(22)の内面に当接すると共に該カバー(22)に互いに
離間して形成した突起部(46,47)に押圧されて前記ば
ね収容孔(49)内に引っ込むように成してイナーシャ機
構(48)を構成しており、該イナーシャ機構(48)は、
前記レバー(30)を捩じりばね(36)に抗して傾動させ
て該レバー(30)の前記カム押圧部(32,33)により前
記カム(37)を作動させて円弧状ガイド突起(45,45お
よび41,42)が前記作動子(25a)を押圧してスイッチ本
体(25)をオン状態にしたとき、前記ボール(51)が前
記突起部(46又は47)を乗り越え係合して前記スイッチ
本体(25)のオン状態を維持させるように構成したか
ら、レバーを左もしくは右に倒すことで、カムを作動
し、このカムで作動子を作動してスイッチ本体をオン作
動した状態で、レバーを操作する相手側のアクチュエー
ターにクリアランス(ガタ)が発生した場合、このクリ
アランスは、上記したヒステリシスによって吸収するこ
とができ、スイッチ本体がオフ作動するという不具合を
無くすことができる。また、イナーシャ機構によって、
スイッチ本体がオン作動した瞬間に、カムに今まで移動
してきた方向にイナーシャを発生させることができるの
で、レバーを倒したままにしなくても、カムがスイッチ
本体の作動子を確実に押さえこむことができる。このた
めに、接触不良、接触不安定領域の発生がないし、ま
た、スイッチ本体がオンした瞬間でも確実に信号が切り
替わっているためチャタリングの発生はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わるスイッチ構造の一部破断した正
面図、第2図はケースの内面図、第3図はカバーの内面
図、第4図はレバーの正面図、第5図は同側面図、第6
図はカムの側面図、第7図は第6図VII方向からの矢視
図、第8図は第6図VIII方向からの矢視図、第9図は第
1図IX-IX線に沿う断面図、第10図、第11図はイナーシ
ャ機構の作用説明図、第12図は従来のスイッチ構造の一
部破断した正面図である。 23……スイッチ筐体、25……スイッチ本体、30……レバ
ー、37……カム、48……イナーシャ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端部が開口(26)したケース(21)にカ
    バー(22)を着脱可能に取り付けてスイッチ筐体(23)
    を構成し、該スイッチ筐体(23)内にスイッチ本体(2
    5)を収容固着し、且つ、前記ケース(21)に枢支軸(2
    7)を突設して、該枢支軸(27)を中心として前記ケー
    ス(21)に円弧状の案内溝(28,29)を形成し、又、前
    記カバー(22)には、前記枢支軸(27)を止めるための
    軸孔(43)を形成すると共に、該軸孔(43)を中心とし
    た半円弧状の案内溝(44)が形成してあり、更に、前記
    開口部(26)を挟んだカバー(22)の両端縁部にばね受
    部(57,58)が形成され、カバー(22)の内面部に、前
    記軸孔(43)を通る中央線(ハ)を中心に両側に前記案
    内溝(44)に沿うように一対の突起(46,47)が互いに
    離間して形成され、且つ前記枢支軸(27)には、基部
    (31)の両側に位置させた一対のカム押圧部(32,33)
    が形成されたレバー(30)のボス部(32a)部分を枢支
    し、該レバー(30)のレバー本体(35)を前記開口部
    (26)より前記スイッチ筐体(23)外に突出させてお
    り、又、前記カム押圧部(32,33)は互いに前記レバー
    本体(35)の軸線(イ)に直角で且つ前記ボス部(32
    a)の中心を通る線(ロ)に対して角度(θ)を有する
    前記基部(31)を要とした扇状の斜面に成されて、前記
    ボス部(32a)に捩じりばね(36)を外装し、該捩じり
    ばね(36)の両端部(36a,36b)は、前記レバー本体(3
    5)の軸線(イ)に対して直角方向に沿うよう形成され
    たばね押圧部(34)に当接すると共に前記ばね受部(5
    7,58)に係止されて前記レバー(30)を常時は直立させ
    ており、更に、前記スイッチ筐体(23)内には、前記案
    内溝(28,29,44)に摺動可能に保持されたカム(37)が
    設けられ、該カム(37)は、半円状カム部(38)を有す
    ると共に、前記レバー(30)の回動時前記カム押圧部
    (32,33)が当接する当接面部(40a、40b)が形成され
    ており、この当接面部(40a、40b)は、前記ボス部(32
    a)の中心を通る線(ロ)に相当する線(ロ′)に一致
    し、且つ前記カム押圧部(32、33)とクリアランス
    (a)が設定されており、また、前記半円状カム部(3
    8)の中央には、前記スイッチ本体(25)の作動子(25
    a)が位置して前記スイッチ本体(25)のオフ状態を維
    持させる凹状カム部(39)を形成して成ると共に、前記
    カム(37)の両面にそれぞれ前記凹状カム部(39)を挟
    んだ両側には、円弧状ガイド突起(45,45および41,42)
    が突設してあり、更に、前記カム(37)には、前記カバ
    ー(22)に開口するばね収容孔(49)が形成され、該ば
    ね収容孔(49)には、ばね(50)に押圧されたボール
    (51)が挿入され、該ボール(51)は、前記カバー(2
    2)の内面に当接すると共に該カバー(22)に互いに離
    間して形成した突起部(46,47)に押圧されて前記ばね
    収容孔(49)内に引っ込むように成してイナーシャ機構
    (48)を構成しており、該イナーシャ機構(48)は、前
    記レバー(30)を捩じりばね(36)に抗して傾動させて
    該レバー(30)の前記カム押圧部(32,33)により前記
    カム(37)を作動させて円弧状ガイド突起(45,45およ
    び41,42)が前記作動子(25a)を押圧してスイッチ本体
    (25)をオン状態にしたとき、前記ボール(51)が前記
    突起部(46又は47)を乗り越え係合して前記スイッチ本
    体(25)のオン状態を維持させるようにしたことを特徴
    とするスイッチ構造。
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