JP2001277892A - 車両用自動変速機の操作装置 - Google Patents
車両用自動変速機の操作装置Info
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Abstract
くでき、これに伴い運転席周りの空間を広くすることを
可能とする。 【解決手段】 エンジンの始動及び停止の制御を行うた
めのキーシリンダ4の外周部に、自動変速機を切り換え
操作するためのシフトダイヤル26を回動可能に設けた
構成とする。自動変速機操作用の操作手段を構成するシ
フトダイヤル26は、レバータイプのものとは違い、突
出量を小さくできる。シフトダイヤル26は、キーシリ
ンダ4の軸方向への移動が可能で、「P」位置以外のシ
フト位置では、前方へ突出する突出位置に位置され、キ
ーシリンダ4に差し込まれたキー8の摘み部8a部分を
囲む構成としている。
Description
換え操作するための操作手段を備えた車両用自動変速機
の操作装置に関する。
自動車において、その自動変速機を切り換え操作するた
めの操作手段としては、従来では、運転席横のフロア
や、ステアリングコラム部分に突出させた形態で設けら
れたレバ−タイプのものが一般的である。
動変速機操作用の操作手段がいずれもレバータイプであ
るため、その突出量が大きく、邪魔になりやすいという
欠点があった。
のであり、その目的は、自動変速機操作用の操作手段の
突出量を小さくでき、これに伴い運転席周りの空間を広
くすることを可能とする車両用自動変速機の操作装置を
提供するにある。
めに、請求項1の発明は、エンジンの始動及び停止の制
御を行うための操作部材の外周部に、自動変速機を切り
換え操作するためのシフトダイヤルを回動可能に設けた
ことを特徴としている。
の操作手段はシフトダイヤルであり、このシフトダイヤ
ルを、操作部材の外周部に回動可能に設けた構成として
いるから、レバータイプのものとは違い、操作手段の突
出量を小さくでき、邪魔になりにくくできる。
トダイヤルは、軸方向への移動が可能で、パーキング位
置以外のシフト位置では前方へ突出する突出位置に位置
され、操作部材の操作部部分を囲む構成とすることが好
ましい。
フトダイヤルは、パーキング位置以外のシフト位置にあ
り、突出位置に位置される。シフトダイヤルが突出位置
にある状態では、操作部材の操作部部分がそのシフトダ
イヤルの前部により囲まれるようになるので、操作部材
が不用意に操作されることを、そのシフトダイヤルによ
り極力防止することができる。
て図1ないし図4を参照して説明する。まず、図1ない
し図3において、ボデー1は、円筒状をなしていて、後
端部(図1において右側)がベース2にねじ3により固
定され、そのベース2を介して自動車の図示しない運転
席の近傍に取り付けられる。ボデー1内の前部(図1に
おいて左側)には、エンジンの始動及び停止の制御を行
うための操作部材を構成するキーシリンダ4が配設され
ている。このキーシリンダ4は、ロータケース5内にキ
ーロータ6を回動可能に収容した構成のもので、キーロ
ータ6に形成された軸方向に延びるキー挿入孔7に挿入
されたキー8の回動操作により、キーロータ6がロータ
ケース5に対して回動される構成となっている。従って
この場合、キー8の摘み部8aが、操作部材の操作部を
構成している。
の後方には、スイッチユニット9が配設されている。こ
のスイッチユニット9のケース10は、外周部に設けら
れた2個の弾性係合爪11を、ボデー1の周壁部に形成
された係合孔12に係合させることにより、ボデー1に
固定されている。ケース10の内部には、軸方向の中間
部に位置させて両面基板13が設けられ、また、ケース
10の前部には、イグニッションスイッチ用の第1のコ
ンタクトホルダ14がケース10に対して回動可能に設
けられている。
には、キー挿入溝15が形成されていて、このキー挿入
溝15に、上記キー挿入孔7に挿入されたキー8の先端
部が挿入されるようになっている。第1のコンタクトホ
ルダ14の裏面側(図1の右側の面)には、両面基板1
3の前面13aに対して摺動する可動コンタクト16が
設けられ、さらに、裏面の中央部には、両面基板13を
貫通する筒部17が後方に向けて突設されている。筒部
17には、軸方向に延びる複数本のスリット17aが形
成されている。両面基板13の前面13aには、図示は
しないが固定接点が設けられていて、この固定接点と、
これに対して接離する可動コンタクト16とにより、図
示しないエンジンの始動及び停止を行うイグニッション
スイッチ18を構成している。イグニッションスイッチ
18は、アクセサリスイッチの機能も有している。
シフトスイッチ用の第2のコンタクトホルダ20がケー
ス10に対して回動可能に設けられていて、この第2の
コンタクトホルダ20は、上記筒部17に対して遊嵌状
態に嵌合している。この第2のコンタクトホルダ20の
所定部位には孔21が形成され、また、前面側には、両
面基板13の後面13bに対して摺動する可動コンタク
ト22が設けられている。両面基板13の後面13bに
は、上記孔21と対応する部位に磁気抵抗素子23が設
けられていると共に、図示はしないが固定接点が設けら
れている。この固定接点と、これに対して接離する可動
コンタクト22と、磁気抵抗素子23と、これに対して
近接及び離間する後述する永久磁石24とによりシフト
スイッチ25を構成している。このシフトスイッチ25
は、自動変速機のシフト位置検出手段を構成する。
操作手段を構成する円筒状のシフトダイヤル26が、ボ
デー1に対して軸回り方向に回動が可能で、かつ軸方向
に移動可能に嵌合されている。シフトダイヤル26の外
周部には、これの操作をしやすくするために多数の凹部
27が形成されていると共に、シフトパターンを示す表
示部28が設けられている。
ト9の後方には、プレート29が配設されている。この
プレート29は、ボデー1に形成された2個のガイド孔
30に移動可能に挿入された状態で、長手方向の両端部
が、上記シフトダイヤル26の内周部に形成された溝3
1にそれぞれ挿入されていて、このシフトダイヤル26
と一体に移動するようになっている。プレート29の一
端部には、シフトダイヤル26への取付け時に、端部が
弾性変形しやすいようにするために開口部29aが形成
されている。
前記第2のコンタクトホルダ20の孔21に挿入可能な
凸部32が設けられていて、この凸部32の先端部に、
上記永久磁石24が取着されている。また、プレート2
9の前面側において、2個のガイド孔30と対応する部
位に位置させて節度用凸部33が設けられている。
は、プレート29の移動、ひいてはシフトダイヤル26
の移動をガイドするためのものである。このガイド孔3
0には、前部の一端部に規制用段部34が形成され、ま
た、前縁部の一端側と、規制用段部34の縁部には、上
記節度用凸部33と節度手段を構成する節度用凹部35
が形成されている。
36が取り付けられており、この電磁ソレノイド36も
ボデー1内に収容されている。この電磁ソレノイド36
の可動ロッド37は、ばね38により外方へ付勢されて
いて、電磁ソレノイド36の断電状態でその先端部が、
ボデー1に形成された孔39を貫通して外方へ突出する
ようになっている。図1の状態では、可動ロッド37の
先端部が、シフトダイヤル26の内周部に形成された凹
部40に挿入されていて、電磁ソレノイド36が通電さ
れると、可動ロッド37がばね38の付勢力に抗して二
点鎖線で示すように引き込まれ(図1の矢印A参照)、
その凹部40から抜け出るようになっている。この電磁
ソレノイド36と、上記プレート29の後面との間に
は、付勢手段を構成するばね41が配設されていて、こ
のばね41により、プレート29ひいてはシフトダイヤ
ル26を前方(図1の矢印B参照)へ付勢している。
(図3参照)及び前記スイッチユニット9のリード線4
2は、ボデー1内から、ベース2に形成された開口部4
3を通してベース2の外側に導出されている。ベース2
の裏側には、制御用のECU44が設けられている。こ
のECU44には、上記イグニッションスイッチ18、
シフトスイッチ25、図示しないブレーキスイッチなど
の信号が入力される。そして、ECU44は、これらの
入力信号及び予め有する制御プログラムに従って、エン
ジンの始動及び停止の制御や、自動変速機の切り換え制
御、電磁ソレノイド36の制御などを行う機能を備えて
いる。
1は、車両が駐車されていて、シフトダイヤル26が、
パーキング(「P」)位置にある状態が示されている。
この状態では、電磁ソレノイド36は断電状態で、これ
の可動ロッド37の先端部が、シフトダイヤル26の凹
部40に挿入されていて(図1の実線参照)、シフトダ
イヤル26は、後方の押し込み位置に保持されている。
このとき、シフトダイヤル26の先端部は、キーシリン
ダ4の前面より少し前方へ突出しているが、キー挿入孔
7に挿入されたキー8の摘み部8aの後端部とほぼ同じ
位置となっている。また、プレート29は、第2のコン
タクトホルダ20から後方へ離間していて、凸部32の
先端部は、第2のコンタクトホルダ20における孔21
の後方に位置している。
8により、キーシリンダ4におけるキーロータ6を回動
操作すると、第1のコンタクトホルダ14が回動操作さ
れ、この第1のコンタクトホルダ14の回動に伴いイグ
ニッションスイッチ18が操作され、これに基づきアク
セサリスイッチがオンされると共に、エンジンが始動さ
れる。このとき、上記凸部32の先端部の永久磁石24
は、磁気抵抗素子23から離間しており、ECU44
は、シフトダイヤル26が「P」位置にあることを認識
しており、自動変速機はパーキング状態となっている。
ルを踏み込むことに伴い、ブレーキスッチがオンされる
と、ECU44は電磁ソレノイド36を通電する。する
と、可動ロッド37がばね38の付勢力に抗して矢印A
方向に引き込まれ(二点鎖線参照)、当該可動ロッド3
7の先端部がシフトダイヤル26の凹部40から抜ける
と、ばね41の付勢力により、プレート29及びシフト
ダイヤル26は前方(矢印B)へ移動し、シフトダイヤ
ル26としては、図4の突出位置に位置されると共に、
ニュートラル(「N」)位置に位置されるようになる。
の先端部が、キーシリンダ4の前面より大きく突出し、
シフトダイヤル26の前部が、キー8の摘み部8aを囲
繞するような状態となる。また、プレート29の凸部3
2が、第2のコンタクトホルダ20の孔21に挿入さ
れ、凸部32の先端部の永久磁石24が磁気抵抗素子2
3に近接する状態となる。このような状態になると、磁
気抵抗素子23がこれを検出し、これに伴い、シフトス
イッチ25としては「N」状態となり、ECU44は、
シフトダイヤル26が「N」位置に位置されたことを認
識し、自動変速機をニュートラル状態に切り換える。
置からドライブ(「D」)位置へ位置させる場合には、
図2中矢印C1方向へ回動操作する。すると、その回動
に伴い、プレート29の凸部32を介して第2のコンタ
クトホルダ20が同方向へ回動され、シフトスイッチ2
5は「D」状態となり、ECU44は、シフトダイヤル
26が「D」位置に位置されたことを認識し、自動変速
機をドライブ状態に切り換える。このとき、プレート2
9の節度用凸部33がガイド孔30の節度用凹部35に
嵌合することにより、シフトダイヤル26は「D」位置
に保持されるようになる。
からリバース(「R」)位置へ位置させる場合には、シ
フトダイヤル26を、ばね41のばね力に抗して矢印B
とは反対方向に軽く押しながら矢印C2方向へ回動させ
る。すると、プレート29がガイド孔30における規制
用段部34を乗り越えながら、「R」位置に位置される
ようになる。シフトダイヤル26の矢印C2方向への回
動に伴い、プレート29の凸部32を介して第2のコン
タクトホルダ20が同方向へ回動され、シフトスイッチ
25は「R」状態となり、ECU44は、シフトダイヤ
ル26が「R」位置に位置されたことを認識し、自動変
速機をリバース状態に切り換える。このとき、プレート
29の節度用凸部33がガイド孔30の節度用凹部35
に嵌合することにより、シフトダイヤル26は「R」位
置に保持される。
合には、シフトダイヤル26を一旦「N」位置に位置さ
せた状態で、ブレーキペダルを踏み込み、ブレーキスス
ッチをオンさせた状態(電磁ソレノイド36を通電させ
た状態)で、シフトダイヤル26を矢印Bとは反対方向
へ強く押し込んで「P」位置に位置させる。そして、ブ
レーキペダルの踏み込みを解除し、ブレーキスッチがオ
フになると、電磁ソレノイド36が断電される。する
と、可動ロッド37がばね38の付勢力により突出方向
(矢印Aとは反対方向)へ移動し、当該可動ロッド37
の先端部が、シフトダイヤル26の凹部40に挿入さ
れ、シフトダイヤル26は図1に示す「P」位置に保持
されるようになる。これに伴い、プレート29の凸部3
2は、第2のコンタクトホルダ20の孔21から抜け出
し、永久磁石24は磁気抵抗素子23から後方へ大きく
離間した状態となり、ECU44は、シフトダイヤル2
6が「P」位置にあることを認識し、自動変速機をパー
キング状態に切り換える。
することに伴い、イグニッションスイッチ18がオフさ
れてエンジンが停止されると共に、アクセサリスイッチ
もオフされるようになる。
効果を得ることができる。まず、自動変速機操作用の操
作手段はシフトダイヤル26であり、このシフトダイヤ
ル26を、キーシリンダ4の外周部に回動可能に設けた
構成としているから、レバータイプのものとは違い、操
作手段の突出量を小さくでき、邪魔になりにくくでき
る。そして、これに伴い、運転席周りの空間を広くする
ことが可能となる。
ダ4の軸方向への移動が可能で、「P」位置以外のシフ
ト位置(「N」、「D」、及び「R」位置)では前方へ
突出する突出位置に位置され、キーシリンダ4に差し込
まれたキー8の摘み部8a部分を囲繞する構成となって
いる。このため、車両の走行時には、シフトダイヤル2
6の前部により、キーシリンダ4に差し込まれたキー8
の摘み部8a部分が隠された状態となるので、キー8が
不用意に操作されることを、そのシフトダイヤル26に
より極力防止できる。
は、最初にキーシリンダ4に差し込まれたキー8により
キーロータ6を回動操作してエンジンを始動させ、続い
てセレクトダイヤル26を操作して自動変速機のシフト
位置を選択するという順序を経るものであり、そのセレ
クトダイヤル26を、キーシリンダ4の外周部に設けた
ことで、一連の操作が一カ所でできることになる。これ
により、車両発進時の操作を容易になすことができる。
リンダ4の外周部に設けたことで、小形化もでき、特
に、それらはともに回動操作されるものであり、この回
動操作されるもの同士を組み合わせたことで、スペース
上の無駄が一層少なく、一層の小形化ができる。
フトダイヤル26の「P」位置と「N」位置の検出は、
磁気抵抗素子23と、これに対して近接及び離間する永
久磁石24とを利用して行っているが、これらを用いる
代わりに、ECU44において、種々の情報に基づき判
定する構成とすることも可能である。
したものであり、この第2実施例は、上記した第1実施
例とは次の点が異なっている。まず、シフトダイヤル2
6のシフトパターンが異なっている。シフトダイヤル2
6のシフトパターンを示す表示部28a(図5参照)
は、この場合、「D」と「N」と「R」とが、周方向に
一列に並んでいる。そして、ボデー1に、先端部に係止
凸部50aを有する弾性変形可能な係止片50(図6及
び図7参照)を設け、シフトダイヤル26に、その係止
片50を操作する押釦51を一体に設けている。
50の係止凸部50aが相対的に摺動可能なガイド溝5
2が形成されている。このガイド溝52は、シフトダイ
ヤル26が「P」と「N」と「D」との間で移動操作さ
れることは許容するが、「N」から「R」への移動は規
制するように、L字形状とされている。ガイド溝52の
横には、「R」位置用凹部53(図6参照)が形成され
ている。
ダイヤル26が「P」位置に位置された状態が示されて
いる。この状態では、係止片50の係止凸部50aが、
シフトダイヤル26のガイド溝52の前部に位置されて
いる。この状態から、キー8の回動操作によりエンジン
を始動させると共に、ブレーキスイッチがオンされるこ
とに伴い、シフトダイヤル26が前方の「N」位置へ移
動されると、係止片50の係止凸部50aは、相対的に
ガイド溝52の後部に位置されるようになる(図6の二
点鎖線参照)。
位置から矢印C1方向へ回動させ、「D」位置へ操作す
ることはできるが、シフトダイヤル26を「N」位置か
ら矢印C2方向へ回動させようとした場合には、係止片
50の係止凸部50aがガイド溝52の側面52a(図
6参照)に当たるために、それ以上矢印C2方向へは回
動させることができず、シフトダイヤル26を「R」位
置へは操作することはできない。
せる場合には、押釦51を、図7中矢印D方向へ押圧
し、係止片50を撓ませて係止凸部50aをガイド溝5
2から抜け出させ(図7の二点鎖線参照)、この状態で
シフトダイヤル26を矢印C2方向へ回動させて「R」
位置へ移動させる。そして、押釦51の押圧を解除する
と、係止片50の係止凸部50aは「R」位置用凹部5
3に係止する状態となる。
ら「N」位置へ移動させる場合には、押釦51を、図7
中矢印D方向へ押圧し、係止片50を撓ませて係止凸部
50aを「R」位置用凹部53から抜け出させ、この状
態でシフトダイヤル26を矢印C1方向へ回動させて
「N」位置へ移動させる。
におけるガイド孔30には、規制用段部34を設ける必
要はない。
たものであり、この第3実施例は上記した第1実施例と
は次の点が異なっている。まず、シフトダイヤル26の
シフトパターンが、第1及び第2実施例とは異なってい
て、シフトダイヤル26のシフトパターンを示す表示部
28bは、この場合、「P」と「R」との間、及び
「R」と「N」との間で、それぞれ軸方向に段差があ
り、「N」と「D」とは周方向に並んでいる。そして、
ボデー1に形成されたガイド孔55は、図9に示す形状
に形成されており、プレート29の移動をガイドするこ
とにより、シフトダイヤル26を、表示部28bに表示
されたシフトパターンでガイドする構成となっている。
れるものではなく、次のように変形または拡張すること
ができる。エンジンの始動及び停止の制御を行うための
操作部材としては、キー8により操作されるキーシリン
ダ4に限らず、回動操作タイプ或いは押釦タイプの操作
ノブを用いる構成とすることもできる。シフト位置検出
手段としては、摺動接点式のスイッチを用いることに代
えて、磁気などを利用した非接触のもので構成すること
もできる。
によれば次のような効果を得ることができる。請求項1
の発明によれば、自動変速機操作用の操作手段はシフト
ダイヤルであり、このシフトダイヤルを、エンジンの始
動及び停止の制御を行うための操作部材の外周部に回動
可能に設けた構成としているから、レバータイプのもの
とは違い、操作手段の突出量を小さくでき、邪魔になり
にくくできる。そして、これに伴い、運転席周りの空間
を広くすることが可能となる。
は、軸方向への移動が可能で、パーキング位置以外のシ
フト位置では前方へ突出する突出位置に位置され、操作
部材の操作部部分を囲む構成となっている。このため、
車両の走行時には、シフトダイヤルの前部により、操作
部材の操作部部分が隠された状態となるので、操作部材
が不用意に操作されることを、そのシフトダイヤルによ
り極力防止することができる。
ヤルが「P」位置に位置された状態での縦断側面図
での縦断側面図
8はキー(操作部材)、8aは摘み部(操作部)、9は
スイッチユニット、14は第1のコンタクトホルダ、1
8はイグニッションスイッチ、20は第2のコンタクト
ホルダ、23は磁気抵抗素子、24は永久磁石、25は
シフトスイッチ、26はシフトダイヤル、28,28
a,28bは表示部、30はガイド孔、29はプレー
ト、36は電磁ソレノイド、44はECU、50は係止
片、51は押釦、52はガイド溝、55はガイド孔を示
す。
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンの始動及び停止の制御を行うた
めの操作部材の外周部に、自動変速機を切り換え操作す
るためのシフトダイヤルを回動可能に設けたことを特徴
とする車両用自動変速機の操作装置。 - 【請求項2】 シフトダイヤルは、軸方向への移動が可
能で、パーキング位置以外のシフト位置では前方へ突出
する突出位置に位置され、操作部材の操作部部分を囲む
構成であることを特徴とする請求項1記載の車両用自動
変速機の操作装置。
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JP2000096887A JP4499242B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 車両用自動変速機の操作装置 |
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