JP2563428Y2 - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

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JP2563428Y2
JP2563428Y2 JP7480192U JP7480192U JP2563428Y2 JP 2563428 Y2 JP2563428 Y2 JP 2563428Y2 JP 7480192 U JP7480192 U JP 7480192U JP 7480192 U JP7480192 U JP 7480192U JP 2563428 Y2 JP2563428 Y2 JP 2563428Y2
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JP
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shift lever
shift
stopper
engagement
plate
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JPH0636937U (ja
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正夫 洞口
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Kojima Industries Corp
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Kojima Industries Corp
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、オートマチックトラン
スミッション(A/T)を搭載したA/T車の走行レン
ジを選択するシフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、A/T車の走行レンジを選択す
るシフトレバー装置を示す斜視図である。
【0003】シフトレバー装置10は、運転席に隣接し
て設けられたシフトレバー装置本体12を有しており、
シフトレバー装置本体12の上部には、アッパーハウジ
ング14が固定されている。そして、アッパーハウジン
グ14には、シフトレバー16を挿通する長穴14aが
開設されており、シフトレバー16はシフトレバー装置
本体12により前後方向に移動自在に支持されている。
更に、長穴14a内には、シフトレバー16を挿通する
穴18aが穿設されたスライドカバー18が前後方向へ
摺動自在に装着されており、これによりシフトレバー1
6は、スライドカバー18と共に長穴14aに沿って前
後方向に移動し得るようになっている。更に、長穴14
aの近傍にはシフトレバー16のドライビングポジショ
ン(P、R、N、D、2、L)を示すポジションインジ
ケータ20が設けられており、ポジションインジケータ
20には、夜間においてセレクトされたポジションが発
光する照明装置(図示せず)が設けられている。シフト
レバー16は、誤操作を防ぐために、揺動可能な範囲が
予め定められている。たとえば、前進走行中にRレンジ
に入らないように、その揺動角が規制されている。この
規制を解除するためにシフトレバー握り部にボタン17
が設けられている。シフトレバー16の軸部28には、
ロッド50が軸方向に納められており、ロッド50の下
端付近には、図7の紙面に直交する方向にピン36が固
定されている。このピン36は、ディテントプレートの
カム面38に係合し、このカム面38の形状によって、
ピン36の移動範囲が規制されている。よって、シフト
レバー16の揺動範囲も規制されている。ボタン17を
押すと、これに伴ってロッド50が押し下げられ、カム
面38の規制範囲を越えてピン36が移動することがで
きるようになる。なお、60はシフトロックを解除する
解除ボタンである。
【0004】図7は、シフトロック手段22を示す側面
断面図である。シフトロック手段22は、シフトロック
コントローラからの信号により駆動するシフトロックソ
レノイド48と、シフトロックソレノイド48にスプリ
ング50を介して接続されているリンク52と、リンク
52と係合すると共にシフトレバー装置本体12により
揺動自在に支持されたストッパ54と、シフトレバー1
がPレンジにあるときピン36の動きに応じて上下動
するシフトロックプレート56と、シフトロックプレー
ト56の位置によりパーキング位置を検出するパーキン
グ位置検出スイッチ58とにより構成されている。シフ
トロックプレート56にはピン保持溝56aが設けられ
ており、シフトレバー16がPレンジに位置するとき
に、ピン38を溝内に保持する。さらに、シフトロック
プレート56にはストッパ当接部56bが設けられてお
り、ストッパ54の頭部がここに当接したときには、シ
フトロックプレートの上下の動きが規制される。
【0005】図8は、図7のA−A断面図である。シフ
トレバー装置本体12にはボス部12aが形成されてお
り、ボス部12aには、ストッパ54のリング状部分が
外嵌されており、ストッパ54は、鉄板プレート26及
びワッシャ27と共にタッピングスクリュウ30により
ボス部12aへ揺動自在に装着されている。そして、シ
フトロックソレノイド48をオンすると、ストッパ54
は、反時計方向に回動してシフトロックプレート56か
ら離間し、シフトロックは解除されるようになってお
り、シフトロックソレノイド48をオフすると、スプリ
ング50によりシフトロックソレノイド48は初期位置
に復帰するようになっている。
【0006】なお、図8中のS1、S2、S3の3面に
おいて、それぞれ相手物に対して所定隙間を確保すると
共にグリスアップすることにより、その回転摺動抵抗を
減じており、またストッパ54のD方向へのガタツキを
抑えるには、S2面のすきを詰めると回転摺動抵抗が増
加するため、a寸法を大きく取っている。
【0007】次に動作について説明する。イグニッショ
ンキーをオンすると、シフトロックコントローラ等へ電
力が供給され、シフトロックコントローラは、シフトレ
バー16がパーキング位置に位置し、パーキング位置検
出スイッチ58がシフトレバー16の移動により揺動す
るシフトロックプレート56の位置によりパーキング位
置を検出し、イグニッションキースイッチがオン、かつ
ブレーキが踏まれた状態ではシフトレバー16のシフト
ロックを解除するようにシフトロックソレノイド48を
オンする。
【0008】すると、シフトロックソレノイド48の鉄
心が移動し、これによりリンク52も移動する。更に、
リンク52の移動によりリンク52に係合しているスト
ッパ54は反時計方向に揺動し、ストッパ54をシフト
ロックプレート56から離間する。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】従来のシフトレバー装
置は、以上のように構成されているので、ストッパ54
の抜け止めのために鉄板プレート26、ワッシャ27及
びタッピングスクリュ30を必要とし、部品点数及び組
み付け工数低減の障害となっており、またストッパ54
の鉄板プレート26、ボス部12aとの摺動面積が多い
ため摺動抵抗が大きく、グリス塗布範囲が大きくなりそ
の手間が煩雑であるとう問題点があった。更に、樹脂材
からなる装置本体12へのタッピングスクリュウ30の
捩じ込みは温度変化によりトルクダウンが大きく信頼性
にかけるという問題点があった。また、ストッパ54の
D方向へのガタツキを抑えるために、ボス部の高さaを
大きく取ると、占有スペースが大きくなり、小型化に逆
行するという問題点があった。
【0010】この考案は、上記のような課題を解消する
ためになされたものであって、鉄板プレート、ワッシャ
及びタッピングスクリュを必要とせず、部品点数及び組
み付け工数を低減して摺動抵抗を減少し得る小型化に適
したシフトレバー装置を提供することを目的とするもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の課題を
解決するためになされたものであり、本考案に係るシフ
トレバー装置は、以下の構成を有している。すなわち、
装置本体には、これと一体に形成された係合プレート
と、前記係合プレートから突出して設けられた円筒状の
ボス部と、が設けられ、前記係合プレートは、前記ボス
周囲の一部に、係合開口部を有している。一方、前記ス
トッパは、前記ボス部に外嵌する円筒状の基部と、前記
基部に、当該基部の円筒半径方向に突設された複数の係
合片を有している。そして、前記係合片のうち前記係合
開口部より嵌入されたものと、これ以外の係合片とによ
り、前記係合プレートを挟持し、これによって前記スト
ッパを前記ボス部を軸として揺動自在に保持している
【0012】
【作用】上述構成に基づき、本考案におけるシフトレバ
ー装置は、複数の係合片の内の一部を前記係合プレート
開口部に嵌入して回動することにより一部の係合片と開
口部に嵌入していない他の係合片とで係合プレートを挟
持することによりストッパをボス部に対して揺動自在に
保持し、鉄板プレート、ワッシャ及びタッピングスクリ
ュを必要とせず、部品点数及び組み付け工数を低減し、
摺動面積を低減して摺動抵抗を減少し、更にボス部の高
さa寸法を大きく取る必要がなくなり、占有スペースを
減少して、小型化を図れる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図を用いて説明す
る。図5は、本考案に係るシフトレバー装置のシフトロ
ック手段示す組み付け図である。
【0014】シフトロック手段22は、シフトロックコ
ントローラからの信号により駆動するシフトロックソレ
ノイド48と、シフトロックソレノイド48にスプリン
グ50を介して接続されているリンク52と、リンク5
2と係合すると共にシフトレバー装置本体12により揺
動自在に支持されたストッパ54と、シフトレバー16
がPレンジにあるときピン36の動きに応じて上下動
るシフトロックプレート56と、シフトロックプレート
56の位置によりパーキング位置を検出するパーキング
位置検出スイッチ58とにより構成されている。シフト
ロックプレート56にはピン保持溝56aが設けられて
おり、シフトレバー16がPレンジに位置するときに、
ピン38を溝内に保持する。さらに、シフトロックプレ
ート56にはストッパ当接部56bが設けられており、
ストッパ54の頭部がここに当接したときには、シフト
ロックプレートの上下の動きが規制される。
【0015】図1は、本考案に係るストッパを示す側面
図であり、図2は、本考案に係るボス部及び係合プレー
トを示す側面図であり、図3は、ストッパをボス部に装
着した状態を示す図2のB−B断面図である。
【0016】ストッパ54は、嵌合部としての基部54
aが円筒状をしており、基部54aより半径方向に揺動
部54bが形成されている。そして、揺動部54bに
は、突起54cが突設されており、突起54cは、リン
ク52に設けられた穴に挿入されている。また、基部5
4aには、半径方向のそれぞれ異なる方向へ3つの係合
片54d、54e、54fが突設されており、係合片5
4d、54e、54fは、ストッパ54の回動軸方向の
異なった位置に設けられている。
【0017】また、装置本体12には係合プレート12
dと円筒状のボス部12aが一体に形成されており、ボ
ス部12aに隣接する係合プレート12dには、半径方
向に段差を有する2つの開口部12b、12cが穿設さ
れている。
【0018】従って、係合片54dを開口部12bに挿
入すると共に係合片54fを開口部12cに挿入し、ス
トッパ54を時計方向へ所定角度だけ回動すると、図3
及び図4に示すように、係合片54d、54fと開口部
に嵌入していない係合片54eとで装置本体12のボス
部12aに隣接する部分を挟持してストッパ54をボス
部12aに対して揺動自在に保持し、特別な保持手段を
必要とせず、部品点数及び組み付け工数を低減し、摺動
面積を低減して摺動抵抗を減少し、更にボス部の高さa
寸法を大きく取る必要がなくなり、占有スペースを減少
して、小型化を図れる。
【0019】次に、本実施例の作用について説明する。
シフトレバー16をPレンジに入れると、ピン36はカ
ム面38のPレンジ溝38aに係合し、同時にシフトロ
ックプレート56のピン保持溝56a内に保持される。
そして、イグニッションキーがオフされると、ストッパ
54が時計回りに回動し、ストッパ54がシフトロック
プレート56のストッパ当接部56bに当接し、シフト
ロックプレート56の下方向の動きが規制される。これ
によって、ボタン17を押しても、ピン36が下方向に
移動できないので、ピン36はPレンジ溝38aから動
くことができず、よってシフト位置はPレンジに固定さ
れる。これがシフトロック状態である。
【0020】イグニッションキーをオンすると、シフト
ロックコントローラ等へ電力が供給され、シフトロック
コントローラは、シフトレバー16がパーキング位置に
あることをパーキング位置検出スイッチ58により検出
し、イグニッションがオン、かつブレーキが踏まれる
と、シフトレバー16のシフトロックを解除するように
シフトロック手段22を駆動する。すなわち、シフトロ
ックソレノイド48がが通電状態となり、シフトロック
ソレノイド48の鉄心が移動し、これによりリンク52
も移動する。そして、リンク52の移動によりリンク5
2に係合しているストッパ54は反時計方向に揺動し、
ストッパ54をシフトロックプレート56より離間す
る。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
複数の係合片の内の一部を複数の穴に嵌入して回動する
ことにより一部の係合片と穴に嵌入していない他の係合
片とで装置本体のボス部に隣接する部分を挟持すること
によりストッパをボス部に対して揺動自在に保持するよ
うに構成したので、鉄板プレート、ワッシャ及びタッピ
ングスクリュを必要とせず、部品点数及び組み付け工数
を低減することができ、またストッパの摺動面積を低減
して摺動抵抗を減少することができ、更にボス部の高さ
を大きく取る必要がなくなり、占有スペースを減少し
て、小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るストッパを示す側面図である。
【図2】本考案に係るシフトレバー装置本体のボス部を
示す側面図である。
【図3】本考案に係るシフトレバー装置の要部を示す正
面断面図である。
【図4】本考案に係るシフトレバー装置の要部を示す側
面図である。
【図5】本考案に係るシフトロック手段を示す組み付け
図である。
【図6】一般的なシフトレバー装置を示す斜視図であ
る。
【図7】従来のシフトレバー装置を示す側面断面図であ
る。
【図8】従来のシフトレバー装置の要部を示す正面断面
図である。
【符号の説明】
10 シフトレバー装置 12 シフトレバー装置本体 12a ボス部 12b,12c 開口部 54 ストッパ 54d,54e,54f 係合片 56 シフトロックプレート

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーに備えられ、当該シフトレ
    バー握り部のボタン操作によって当該シフトレバーの軸
    方向に沿って移動するピンと、装置本体へ揺動自在に支
    持されかつ前記ピンの移動に従って昇降するシフトロッ
    クプレートと、シフトレバーがパーキング位置に位置す
    る場合に、シフトロックプレートの位置をロックするこ
    とにより前記ピンの移動を規制してシフトレバーをシフ
    トロックするロック位置、及びシフトロックプレートか
    ら離間して移動を許容する非ロック位置に揺動し得るス
    トッパを備えるシフトレバー装置において、装置本体には、これと一体に形成された係合プレート
    と、前記係合プレートから突出して設けられた 円筒状の
    ボス部と、が設けられ、前記係合プレートは、前記ボス
    周囲の少なくとも一部に、係合開口部を有し、 前記ストッパは、前記ボス部に外嵌する円筒状の基部
    と、前記基部に、当該基部の円筒半径方向に突設された
    複数の係合片を有し、 前記係合片のうち前記係合開口部より嵌入されたもの
    と、これ以外の係合片とにより、前記係合プレートを挟
    持し、これによって前記ストッパを前記ボス部を軸とし
    て揺動自在に保持するようにした、 シフトレバー装置。
JP7480192U 1992-10-27 1992-10-27 シフトレバー装置 Expired - Lifetime JP2563428Y2 (ja)

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JPH0636937U JPH0636937U (ja) 1994-05-17
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