JP2000213634A - ゲ―ト式自動変速機操作装置のシフトロック機構 - Google Patents
ゲ―ト式自動変速機操作装置のシフトロック機構Info
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- JP2000213634A JP2000213634A JP11017792A JP1779299A JP2000213634A JP 2000213634 A JP2000213634 A JP 2000213634A JP 11017792 A JP11017792 A JP 11017792A JP 1779299 A JP1779299 A JP 1779299A JP 2000213634 A JP2000213634 A JP 2000213634A
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- lever
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- shift lever
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パークロック及びリバースインヒビットが行
える、構造的に改良されたゲート式自動変速機操作装置
を提供する。 【解決手段】 筺体１の側壁１ａにロックユニット１０
を固定する。ロックユニット１０にはＰレバー１３ａと
Ｒレバー１３ｂとを一体成形したロックレバー１３が回
動可能にコイルばね１５で回転付勢してシャフト１４で
ユニットベース１１に軸支され、両レバー１３ａ，１３
ｂは常に開口部１１ａ，１ａから筺体１内に回り込ませ
てある。ロックレバー１３の反付勢方向への回動を阻止
するロック体１７を、アクチュエータ２２のプランジャ
２３でユニットベース１１上を往復移動可能に設ける。
筺体１内でＰレバー１３ａとＲレバー１３ｂには連結部
３２を嵌着して一体化する。シフトレバー６のシフトレ
バー挿着部４にはロックレバー１３の弧面３１と当接す
るテーパー面９を形成した突起部８を設けた構成とし
た。
える、構造的に改良されたゲート式自動変速機操作装置
を提供する。 【解決手段】 筺体１の側壁１ａにロックユニット１０
を固定する。ロックユニット１０にはＰレバー１３ａと
Ｒレバー１３ｂとを一体成形したロックレバー１３が回
動可能にコイルばね１５で回転付勢してシャフト１４で
ユニットベース１１に軸支され、両レバー１３ａ，１３
ｂは常に開口部１１ａ，１ａから筺体１内に回り込ませ
てある。ロックレバー１３の反付勢方向への回動を阻止
するロック体１７を、アクチュエータ２２のプランジャ
２３でユニットベース１１上を往復移動可能に設ける。
筺体１内でＰレバー１３ａとＲレバー１３ｂには連結部
３２を嵌着して一体化する。シフトレバー６のシフトレ
バー挿着部４にはロックレバー１３の弧面３１と当接す
るテーパー面９を形成した突起部８を設けた構成とし
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車のゲート式
自動変速機操作装置に関するもので、特に、Ｐポジショ
ンでのシフトロックと、Ｎポジションでのリバースイン
ヒビットの機能を有するシフトレバー装置に関する。
自動変速機操作装置に関するもので、特に、Ｐポジショ
ンでのシフトロックと、Ｎポジションでのリバースイン
ヒビットの機能を有するシフトレバー装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近時における自動変速機の多段変速仕様
化は、当然に変速機操作装置（シフトレバー装置）の改
良を強いることとなり、そのために、シフトレバーを車
体前後方向と左右方向へジグザグ操作する所謂ゲート式
のものが提供されている。
化は、当然に変速機操作装置（シフトレバー装置）の改
良を強いることとなり、そのために、シフトレバーを車
体前後方向と左右方向へジグザグ操作する所謂ゲート式
のものが提供されている。
【０００３】このようなゲート式自動変速機操作装置の
シフトロック装置は、シフトレバーとその支持棒との間
にロックレバーを挟み込むことでシフトレバーの左右方
向の動きを規制する構造のシフトロック装置が提供され
ている（特許第２６５７３３０号参照）。また、このよ
うなゲート式自動変速機操作装置では、シフトレバーへ
の斜め前方への入力で簡単に、例えばＮポジションから
Ｒポジションへのシフトができるため、これを何等かの
方法で制限することが必要となり、その解決をすべく、
ロックレバーにＮ係止部を設ける一方、シフトレバーが
ＮポジションにあるときそのＮ係止部がシフトレバーに
係合する位置にロックレバーをソレノイドにて回動可能
に設けて、Ｎポジションでのリバース（Ｒ）インヒビッ
ト（Ｎロック）を行うシフトロック装置が提供されてい
る（特開平７−１１９８１３号公報参照）。
シフトロック装置は、シフトレバーとその支持棒との間
にロックレバーを挟み込むことでシフトレバーの左右方
向の動きを規制する構造のシフトロック装置が提供され
ている（特許第２６５７３３０号参照）。また、このよ
うなゲート式自動変速機操作装置では、シフトレバーへ
の斜め前方への入力で簡単に、例えばＮポジションから
Ｒポジションへのシフトができるため、これを何等かの
方法で制限することが必要となり、その解決をすべく、
ロックレバーにＮ係止部を設ける一方、シフトレバーが
ＮポジションにあるときそのＮ係止部がシフトレバーに
係合する位置にロックレバーをソレノイドにて回動可能
に設けて、Ｎポジションでのリバース（Ｒ）インヒビッ
ト（Ｎロック）を行うシフトロック装置が提供されてい
る（特開平７−１１９８１３号公報参照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の発明によれば、ロックレバーをシフトレバーと
支持枠側面で挟み込んでシフトレバーの左右方向の動き
を規制する構造であるから、この構造では、支持枠の内
壁にロックレバー及び位置切換装置（ソレノイド）を取
り付けているため、組付け性が非常に悪いと言う不都合
がある。また、位置切換装置を支持枠の外側に配置する
例も記載されているが、それでもなお、組付け時におい
てソレノイドプランジャとロックレバーとの嵌め合わせ
作業が困難である。
報記載の発明によれば、ロックレバーをシフトレバーと
支持枠側面で挟み込んでシフトレバーの左右方向の動き
を規制する構造であるから、この構造では、支持枠の内
壁にロックレバー及び位置切換装置（ソレノイド）を取
り付けているため、組付け性が非常に悪いと言う不都合
がある。また、位置切換装置を支持枠の外側に配置する
例も記載されているが、それでもなお、組付け時におい
てソレノイドプランジャとロックレバーとの嵌め合わせ
作業が困難である。
【０００５】また、上記公報記載の発明によれば、シフ
トロックはレバー基部がロックレバーに当接し、ロック
レバーが支持枠の内側壁に摺接することにより、内側壁
がシフトロック時の耐力部材として作用する構造である
から、支持枠の内側壁の強度を高くする必要に迫られ、
それにより支持枠が大型化し、又は、構造及び材質の格
別の選定が必要となり、総じてコスト上昇をもたらす。
トロックはレバー基部がロックレバーに当接し、ロック
レバーが支持枠の内側壁に摺接することにより、内側壁
がシフトロック時の耐力部材として作用する構造である
から、支持枠の内側壁の強度を高くする必要に迫られ、
それにより支持枠が大型化し、又は、構造及び材質の格
別の選定が必要となり、総じてコスト上昇をもたらす。
【０００６】そこで、この発明は上記事情に鑑み、組付
け性を向上させると共に、シフトロック時の耐力構造を
改良したゲート式自動変速機操作装置を提供する。
け性を向上させると共に、シフトロック時の耐力構造を
改良したゲート式自動変速機操作装置を提供する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるゲート
式自動変速機操作装置は、車体に固定する筺体にシフト
レバーを車体前後方向及び左右方向へ揺動可能に支持す
るとともに、該シフトレバーがＰポジションにあるとき
はパークロック、及び、Ｎポジションにあるときはリバ
ースインヒビットが行えるようにしたゲート式自動変速
機操作装置であって、前記シフトレバーに車体幅方向へ
傾斜したテーパー面を有する突起部を形成するととも
に、該テーパー面に当接可能な弧面を有する一対のロッ
クレバーをＰポジションとＮポジションにそれぞれ対応
して筺体側面に開設した開口部からそれぞれ常に筺体内
方へ回動可能に付勢して軸支したロックユニットを筺体
側面に固定し、該ロックユニットは前記シフトレバーが
Ｐポジションにあるとき動作するアクチュエータにより
摺動して前記ロックレバーの反付勢方向への回動を阻止
するロック体を有し、かつ、前記ロックレバーは筺体内
部において弧面を有する連結部で一体に結合されている
ことを特徴とする。
式自動変速機操作装置は、車体に固定する筺体にシフト
レバーを車体前後方向及び左右方向へ揺動可能に支持す
るとともに、該シフトレバーがＰポジションにあるとき
はパークロック、及び、Ｎポジションにあるときはリバ
ースインヒビットが行えるようにしたゲート式自動変速
機操作装置であって、前記シフトレバーに車体幅方向へ
傾斜したテーパー面を有する突起部を形成するととも
に、該テーパー面に当接可能な弧面を有する一対のロッ
クレバーをＰポジションとＮポジションにそれぞれ対応
して筺体側面に開設した開口部からそれぞれ常に筺体内
方へ回動可能に付勢して軸支したロックユニットを筺体
側面に固定し、該ロックユニットは前記シフトレバーが
Ｐポジションにあるとき動作するアクチュエータにより
摺動して前記ロックレバーの反付勢方向への回動を阻止
するロック体を有し、かつ、前記ロックレバーは筺体内
部において弧面を有する連結部で一体に結合されている
ことを特徴とする。
【０００８】したがって、ロックレバーはその付勢力で
常に筺体内方に回り込むようにしているので、パークロ
ック及びリバースインヒビットは、アクチュエータにて
スライドするロック体をそのロックレバーに係合させて
反付勢方向へ回動不能にするものである。一方、そのロ
ック体とロックレバーとの係合を解けば、ロックレバー
は付勢力に抗して筺体外方へ回動できることとなる。そ
こで、シフトレバーを他のポジションへ移動するとき
は、アクチュエータへの通電によりロック体が元の状態
に戻った後、シフトレバーの突起部をロックレバーの弧
面及びその連結部３２に当接させてロックレバーを反付
勢方向へ回動させ、Ｐ，Ｒ，Ｎのポジションではロック
レバーが筺体外方に回動した状態を保持させるのであ
る。
常に筺体内方に回り込むようにしているので、パークロ
ック及びリバースインヒビットは、アクチュエータにて
スライドするロック体をそのロックレバーに係合させて
反付勢方向へ回動不能にするものである。一方、そのロ
ック体とロックレバーとの係合を解けば、ロックレバー
は付勢力に抗して筺体外方へ回動できることとなる。そ
こで、シフトレバーを他のポジションへ移動するとき
は、アクチュエータへの通電によりロック体が元の状態
に戻った後、シフトレバーの突起部をロックレバーの弧
面及びその連結部３２に当接させてロックレバーを反付
勢方向へ回動させ、Ｐ，Ｒ，Ｎのポジションではロック
レバーが筺体外方に回動した状態を保持させるのであ
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づき説明する。図１及び図２に示すように、車体に
固定する合成樹脂からなる筺体１に、シャフト２を介し
てシフトレバー基部３が車体前後方向へ回動可能に軸支
され、このシフトレバー基部３にはシフトレバー挿着部
４がシャフト５を介して右の車体幅方向へ揺動可能に支
持されている。シフトレバー挿着部４にはシフトレバー
６が軸方向へ挿入されて一体的に結合している。シフト
レバー６は筺体１の上面に形成された多段式のゲート開
口７を経て上方へ突出し、その上端部には図示しないノ
ブが装着されている。シフトレバー挿着部４の上端部に
は突起部８が一体成形され、この突起部８の上部は車体
幅方向へ向いて傾斜したテーパー面９が形成されてい
る。筺体１の側面にはロックユニット１０が適宜固定さ
れている。
に基づき説明する。図１及び図２に示すように、車体に
固定する合成樹脂からなる筺体１に、シャフト２を介し
てシフトレバー基部３が車体前後方向へ回動可能に軸支
され、このシフトレバー基部３にはシフトレバー挿着部
４がシャフト５を介して右の車体幅方向へ揺動可能に支
持されている。シフトレバー挿着部４にはシフトレバー
６が軸方向へ挿入されて一体的に結合している。シフト
レバー６は筺体１の上面に形成された多段式のゲート開
口７を経て上方へ突出し、その上端部には図示しないノ
ブが装着されている。シフトレバー挿着部４の上端部に
は突起部８が一体成形され、この突起部８の上部は車体
幅方向へ向いて傾斜したテーパー面９が形成されてい
る。筺体１の側面にはロックユニット１０が適宜固定さ
れている。
【００１０】ロックユニット１０は、図３及び図４に示
すように、筺体１の側壁１ａに重ねる略方形等のユニッ
トベース１１に、一対のブラケット部１２，１２を一体
成形し、それらのブラケット部１２間にロックレバー１
３を挟持してシャフト１４にて揺動可能に軸支し、か
つ、ロックレバー１３とユニットベース１１との間にコ
イルバネ１５を介在させてロックレバー１３を常にユニ
ットベース１１側へ回り込むように付勢し、さらに、こ
のロックレバー１３の回動基部１６に係脱可能にユニッ
トベース１１上をスライドするロック体１７が設けら
れ、このロック体１７の一端部はユニットベース１１に
軸１８で揺動可能に軸支されたレバー１９にピン２０と
長孔２１を介して連結され、このレバー１９にはユニッ
トベース１１に固定したソレノイド等のアクチュエータ
２２のプランジャ２３が長孔２４を介し連結されてな
る。
すように、筺体１の側壁１ａに重ねる略方形等のユニッ
トベース１１に、一対のブラケット部１２，１２を一体
成形し、それらのブラケット部１２間にロックレバー１
３を挟持してシャフト１４にて揺動可能に軸支し、か
つ、ロックレバー１３とユニットベース１１との間にコ
イルバネ１５を介在させてロックレバー１３を常にユニ
ットベース１１側へ回り込むように付勢し、さらに、こ
のロックレバー１３の回動基部１６に係脱可能にユニッ
トベース１１上をスライドするロック体１７が設けら
れ、このロック体１７の一端部はユニットベース１１に
軸１８で揺動可能に軸支されたレバー１９にピン２０と
長孔２１を介して連結され、このレバー１９にはユニッ
トベース１１に固定したソレノイド等のアクチュエータ
２２のプランジャ２３が長孔２４を介し連結されてな
る。
【００１１】レバー１９は、図１、図３及び図５に示す
ように、軸１８の上部側にＬ字形に延伸する端部２７を
有し、その端部２７に揺動して一端部が当接可能なレバ
ー２８がユニットベース１１に軸２９で軸支され、その
レバー２８の他端部には筺体１の上面から挿入されたロ
ッド３０が当接可能に筺体１の上部外側から挿入されて
緊急時におけるシフトロック解除機構を形成している。
したがって、ロッド３０を押し込むと、レバー２８が軸
２９を中心に反時計回りへ回動してレバー１９をその軸
１８を中心に時計回りに回動させ、ロック体１７を左方
へ引き寄せることにより、ロックレバー１３との係合を
解除する。ロック体１７はＰレバー１３ａとＲレバー１
３ｂのそれぞれの回動基部端３４，３５に係脱する凸部
３６，３７を有する板状体であり、ユニットベース１１
にはそれをスライド可能に挟持するガイド部２５，２６
を一体成形してある。
ように、軸１８の上部側にＬ字形に延伸する端部２７を
有し、その端部２７に揺動して一端部が当接可能なレバ
ー２８がユニットベース１１に軸２９で軸支され、その
レバー２８の他端部には筺体１の上面から挿入されたロ
ッド３０が当接可能に筺体１の上部外側から挿入されて
緊急時におけるシフトロック解除機構を形成している。
したがって、ロッド３０を押し込むと、レバー２８が軸
２９を中心に反時計回りへ回動してレバー１９をその軸
１８を中心に時計回りに回動させ、ロック体１７を左方
へ引き寄せることにより、ロックレバー１３との係合を
解除する。ロック体１７はＰレバー１３ａとＲレバー１
３ｂのそれぞれの回動基部端３４，３５に係脱する凸部
３６，３７を有する板状体であり、ユニットベース１１
にはそれをスライド可能に挟持するガイド部２５，２６
を一体成形してある。
【００１２】ロックレバー１３は、図２，図３，図４，
図６及び図７に示すように、略Ｌ形をしてシフトレバー
６のパークロックをなすＰレバー１３ａと、リバースイ
ンヒビットをなすＲレバー１３ｂとの一対を回動基部１
６に一体形成してなり、両レバー１３ａ，１３ｂはユニ
ットベース１１及び筺体１の側面に開設された開口部１
１ａ，１ｂから筺体内方へ進退できる。開口部１１ａは
上部が開放して略Ｅ字形をしているが、開口部１ｂは略
ロ字形の窓孔である。Ｐレバー１３ａとＲレバー１３ｂ
の端部には、連結部３２が一体形成されている。連結部
３２は弧面３１と同じ弧面３３を有する。ゲート開口７
の形状により、Ｒレバー１３ｂはＰレバー１３ａよりも
長く、それぞれの一端部は弧面３１が形成されており、
この弧面３１は前記テーパー面９と当接可能である。
図６及び図７に示すように、略Ｌ形をしてシフトレバー
６のパークロックをなすＰレバー１３ａと、リバースイ
ンヒビットをなすＲレバー１３ｂとの一対を回動基部１
６に一体形成してなり、両レバー１３ａ，１３ｂはユニ
ットベース１１及び筺体１の側面に開設された開口部１
１ａ，１ｂから筺体内方へ進退できる。開口部１１ａは
上部が開放して略Ｅ字形をしているが、開口部１ｂは略
ロ字形の窓孔である。Ｐレバー１３ａとＲレバー１３ｂ
の端部には、連結部３２が一体形成されている。連結部
３２は弧面３１と同じ弧面３３を有する。ゲート開口７
の形状により、Ｒレバー１３ｂはＰレバー１３ａよりも
長く、それぞれの一端部は弧面３１が形成されており、
この弧面３１は前記テーパー面９と当接可能である。
【００１３】次に上記構成の作用を説明すると、パーク
ロックにあっては、シフトレバー６はＰポジションに移
動し、ロックレバー１３は付勢するコイルバネ１５の力
で開口部１ａから筺体１内に回り込んでいるので、シフ
トレバー６の突起部８が当接してその移動を阻止し、ロ
ック体１７はアクチュエータ２２の通電解除によるプラ
ンジャ２３の突出動作でガイド部２５，２６に沿いスラ
イドしてその凸部３６，３７がＰレバー１３ａとＲレバ
ー１３ｂの回動基部３４，３５にそれぞれ当接する。し
たがって、ロックレバー１３は付勢力に抗してシャフト
１４を中心として筺体１の外方へ回り込むことは不可能
な状態である。
ロックにあっては、シフトレバー６はＰポジションに移
動し、ロックレバー１３は付勢するコイルバネ１５の力
で開口部１ａから筺体１内に回り込んでいるので、シフ
トレバー６の突起部８が当接してその移動を阻止し、ロ
ック体１７はアクチュエータ２２の通電解除によるプラ
ンジャ２３の突出動作でガイド部２５，２６に沿いスラ
イドしてその凸部３６，３７がＰレバー１３ａとＲレバ
ー１３ｂの回動基部３４，３５にそれぞれ当接する。し
たがって、ロックレバー１３は付勢力に抗してシャフト
１４を中心として筺体１の外方へ回り込むことは不可能
な状態である。
【００１４】そこで、車両走行に際してブレーキペダル
を踏み込むことでアクチュエータ２２に通電されてプラ
ンジャ２３が引き込まれ、ロック体１７がスライドして
凸部３６，３７がロックレバー１３の回動基部３４，３
５から離れると、ロックレバー１３は付勢力に抗して筺
体１の外方へ回動可能な状態となる。そこで、シフトレ
バー６を車体幅方向へ傾動させると、突起部８のテーパ
ー面９がＰレバー１３ａの弧面３１に当接してロックレ
バー１３を筺体１外へ回動させ、シフトレバー６をＲポ
ジションへ移動させるのを許容する。その後、突起部８
は連結部３２を摺接することでロックレバー１３の筺体
１内への回動を阻止している。
を踏み込むことでアクチュエータ２２に通電されてプラ
ンジャ２３が引き込まれ、ロック体１７がスライドして
凸部３６，３７がロックレバー１３の回動基部３４，３
５から離れると、ロックレバー１３は付勢力に抗して筺
体１の外方へ回動可能な状態となる。そこで、シフトレ
バー６を車体幅方向へ傾動させると、突起部８のテーパ
ー面９がＰレバー１３ａの弧面３１に当接してロックレ
バー１３を筺体１外へ回動させ、シフトレバー６をＲポ
ジションへ移動させるのを許容する。その後、突起部８
は連結部３２を摺接することでロックレバー１３の筺体
１内への回動を阻止している。
【００１５】Ｒポジションからシフトレバー６をＮポジ
ションに移動させると、突起部８と連結部３２との接触
が絶たれ、ロックレバー１３はその付勢力で筺体１内へ
再び回り込むために、不注意でシフトレバー６をＲポジ
ションに移動させようとしてもＲレバー１３ｂがその移
動を阻止してリバースインヒビットが達成される。
ションに移動させると、突起部８と連結部３２との接触
が絶たれ、ロックレバー１３はその付勢力で筺体１内へ
再び回り込むために、不注意でシフトレバー６をＲポジ
ションに移動させようとしてもＲレバー１３ｂがその移
動を阻止してリバースインヒビットが達成される。
【００１６】このリバースインヒビットの解除には、車
速スイッチが用いられ、車速がゼロの時、アクチュエー
タ２２に通電してプランジャ２３が引き込まれ、ロック
体１７がスライドして凸部３６，３７がロックレバー１
３の回動基部３４，３５から離れてロックレバー１３の
回動を許容するように構成されている。したがって、シ
フトレバー６のＲポジションへの移動は車の停止状態で
のみ行われる。
速スイッチが用いられ、車速がゼロの時、アクチュエー
タ２２に通電してプランジャ２３が引き込まれ、ロック
体１７がスライドして凸部３６，３７がロックレバー１
３の回動基部３４，３５から離れてロックレバー１３の
回動を許容するように構成されている。したがって、シ
フトレバー６のＲポジションへの移動は車の停止状態で
のみ行われる。
【００１７】走行後に駐車するとき、Ｎポジションにお
いてシフトレバー６を車体幅方向へ傾動させることによ
り、ロックレバー１３はその付勢力に抗して回動し、Ｒ
ポジションにおいてシフトレバー６の突起部８がロック
レバー１３の連結部３２に摺接しながらロックレバー１
３の筺体外方への回動を維持し、最後にシフトレバー６
がＰポジションに移動しきると、ロックレバー１３はそ
の付勢力で再び筺体１内方へ回り込むから、シフトレバ
ー６はＰポジションに拘束される。そこで、キースイッ
チを抜くと、アクチュエータ２２への通電が絶たれてプ
ランジャ２３が内蔵するバネの力で突出し、ロック体１
７の凸部３６，３７がロックレバー１３の回動基部３
４，３５に係合しロックレバー１３の回動を阻止して当
初のパークロックとなる。
いてシフトレバー６を車体幅方向へ傾動させることによ
り、ロックレバー１３はその付勢力に抗して回動し、Ｒ
ポジションにおいてシフトレバー６の突起部８がロック
レバー１３の連結部３２に摺接しながらロックレバー１
３の筺体外方への回動を維持し、最後にシフトレバー６
がＰポジションに移動しきると、ロックレバー１３はそ
の付勢力で再び筺体１内方へ回り込むから、シフトレバ
ー６はＰポジションに拘束される。そこで、キースイッ
チを抜くと、アクチュエータ２２への通電が絶たれてプ
ランジャ２３が内蔵するバネの力で突出し、ロック体１
７の凸部３６，３７がロックレバー１３の回動基部３
４，３５に係合しロックレバー１３の回動を阻止して当
初のパークロックとなる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、パーク
ロックとリバースインヒビットの可能なシフトロック機
構が簡単な構造で達成できるのは勿論のこと、ロックユ
ニットを筺体側面に固定してロックレバーを筺体内方へ
回り込ませればよいから、組付け性の簡便容易かつ迅速
性が達成されるとともに、パークロック時にシフトレバ
ーを動かしてロックレバーにかかる荷重入力は、ロック
ユニットを介して筺体側面へ負荷されることとなるの
で、筺体の格別の補強の必要性がない。
ロックとリバースインヒビットの可能なシフトロック機
構が簡単な構造で達成できるのは勿論のこと、ロックユ
ニットを筺体側面に固定してロックレバーを筺体内方へ
回り込ませればよいから、組付け性の簡便容易かつ迅速
性が達成されるとともに、パークロック時にシフトレバ
ーを動かしてロックレバーにかかる荷重入力は、ロック
ユニットを介して筺体側面へ負荷されることとなるの
で、筺体の格別の補強の必要性がない。
【図１】この発明の実施の形態を示す一部破断正面図で
ある。
ある。
【図２】図１の要部平面図である。
【図３】ロックユニットの一部破断斜視図である。
【図４】ロックユニットの一部省略斜視図である。
【図５】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図６】図１のＢ−Ｂ断面図である。
【図７】図１のＣ−Ｃ断面図である。
１…筺体 １ａ…側壁 １ｂ…開口部 ２，５…シャフト ３…シフトレバー基部 ４…シフトレバー挿着部 ６…シフトレバー ７…ゲート開口 ８…突起部 ９…テーパー面 １０…ロックユニット １１…ユニットベース １２…ブラケット部 １３…ロックレバー １３ａ…Ｐレバー １３ｂ…Ｒレバー １４…シャフト １５…コイルバネ １６…回動基部 １７…ロック体 １９…レバー ２２…アクチュエータ ２３…プランジャ ３１，３３…弧面 ３２…連結部 ３４，３５…回動基部端 ３６，３７…凸部
Claims (2)
- 【請求項１】 車体に固定する筺体にシフトレバーを車
体前後方向及び左右方向へ揺動可能に支持するととも
に、該シフトレバーがＰポジションにあるときはパーク
ロック、及び、Ｎポジションにあるときはリバースイン
ヒビットが行えるようにしたゲート式自動変速機操作装
置であって、前記シフトレバーに車体幅方向へ傾斜した
テーパー面を有する突起部を形成するとともに、該テー
パー面に当接可能な弧面を有する一対のロックレバーを
ＰポジションとＮポジションにそれぞれ対応して筺体側
面に開設した開口部からそれぞれ常に筺体内方へ回動可
能に付勢して軸支したロックユニットを筺体側面に固定
し、該ロックユニットは前記シフトレバーがＰポジショ
ン又はＮポジションにあるとき動作するアクチュエータ
により摺動して前記ロックレバーの反付勢方向への回動
を阻止するロック体を有し、かつ、前記ロックレバーは
筺体内部において弧面を有する連結部で一体に結合され
ていることを特徴とするゲート式自動変速機操作装置の
シフトロック機構。 - 【請求項２】 ロック体はロックレバーの回動基部と係
脱する凸凹部を有することを特徴とする請求項１記載の
ゲート式自動変速機操作装置のシフトロック機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11017792A JP2000213634A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | ゲ―ト式自動変速機操作装置のシフトロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11017792A JP2000213634A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | ゲ―ト式自動変速機操作装置のシフトロック機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000213634A true JP2000213634A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11953574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11017792A Pending JP2000213634A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | ゲ―ト式自動変速機操作装置のシフトロック機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000213634A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100494788B1 (ko) * | 2002-10-24 | 2005-06-13 | 현대자동차주식회사 | 쉬프트레버의 쉬프트록 장치 |
| KR100512841B1 (ko) * | 2001-10-22 | 2005-09-07 | 후지키코 가부시키가이샤 | 시프트 레버 장치 |
| JP2006264544A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Fuji Kiko Co Ltd | シフトレバー装置 |
| JP2014114004A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-26 | Tsuda Industries Co Ltd | シフトロック装置 |
-
1999
- 1999-01-27 JP JP11017792A patent/JP2000213634A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100512841B1 (ko) * | 2001-10-22 | 2005-09-07 | 후지키코 가부시키가이샤 | 시프트 레버 장치 |
| KR100494788B1 (ko) * | 2002-10-24 | 2005-06-13 | 현대자동차주식회사 | 쉬프트레버의 쉬프트록 장치 |
| JP2006264544A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Fuji Kiko Co Ltd | シフトレバー装置 |
| JP4690086B2 (ja) * | 2005-03-24 | 2011-06-01 | 富士機工株式会社 | シフトレバー装置 |
| JP2014114004A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-26 | Tsuda Industries Co Ltd | シフトロック装置 |
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