JPH07266908A - シフトレバー装置 - Google Patents
シフトレバー装置Info
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- JPH07266908A JPH07266908A JP6063480A JP6348094A JPH07266908A JP H07266908 A JPH07266908 A JP H07266908A JP 6063480 A JP6063480 A JP 6063480A JP 6348094 A JP6348094 A JP 6348094A JP H07266908 A JPH07266908 A JP H07266908A
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- Japan
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- shift lever
- lock
- core pin
- machine frame
- pin
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/22—Locking of the control input devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/08—Range selector apparatus
- F16H59/10—Range selector apparatus comprising levers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/22—Locking of the control input devices
- F16H2061/223—Electrical gear shift lock, e.g. locking of lever in park or neutral position by electric means if brake is not applied; Key interlock, i.e. locking the key if lever is not in park position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/22—Locking of the control input devices
- F16H2061/226—Manual distress release of the locking means for shift levers, e.g. to allow towing of vehicle in case of breakdown
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/50—Inputs being a function of the status of the machine, e.g. position of doors or safety belts
- F16H59/54—Inputs being a function of the status of the machine, e.g. position of doors or safety belts dependent on signals from the brakes, e.g. parking brakes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20012—Multiple controlled elements
- Y10T74/20018—Transmission control
- Y10T74/20085—Restriction of shift, gear selection, or gear engagement
- Y10T74/20098—Separate actuator to disengage restrictor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20207—Multiple controlling elements for single controlled element
- Y10T74/20238—Interlocked
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、ロック部材の手動による操作を
特定の工具なしでは行えないようにしたシフトレバー装
置を提供することを目的としている。 【構成】 この発明に係るシフトレバー装置Ｅは、機枠
２０に摺動可能に配置されロック部材３０をロック解除
方向に作動させる解除部材５１と、この解除部材５１に
弾発力を付与する付勢手段５２と、解除部材５１と相対
向せしめて機枠２０側に着脱可能に取付けられ工具の操
作によりロック位置及びアンロック位置に回動可能なコ
アーピン５３と、このコアーピン５３を覆うよう機枠２
０側に着脱可能に取付られた蓋部材５４とから構成され
た手動ロック解除機構５０を設けたことを特徴としてい
る。
特定の工具なしでは行えないようにしたシフトレバー装
置を提供することを目的としている。 【構成】 この発明に係るシフトレバー装置Ｅは、機枠
２０に摺動可能に配置されロック部材３０をロック解除
方向に作動させる解除部材５１と、この解除部材５１に
弾発力を付与する付勢手段５２と、解除部材５１と相対
向せしめて機枠２０側に着脱可能に取付けられ工具の操
作によりロック位置及びアンロック位置に回動可能なコ
アーピン５３と、このコアーピン５３を覆うよう機枠２
０側に着脱可能に取付られた蓋部材５４とから構成され
た手動ロック解除機構５０を設けたことを特徴としてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はシフトレバー装置、特
に、車両用自動変速機のシフトレバー装置に関する。
に、車両用自動変速機のシフトレバー装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の車両用自動変速機のシフトレバー
装置としては、例えば図１４に示すものがある（１９８
９年日産自動車株式会社発行のサービス周報第６６２号
Ｒ３２−１「Ｒ３２型系車の紹介」Ｃ３９〜４１頁参
照）。
装置としては、例えば図１４に示すものがある（１９８
９年日産自動車株式会社発行のサービス周報第６６２号
Ｒ３２−１「Ｒ３２型系車の紹介」Ｃ３９〜４１頁参
照）。
【０００３】この図１４はシフトレバー装置の要部を示
す概略斜視説明図で、シフトレバー装置は、シフトレバ
ー１０１の下部に設けられたロック部材１０３と、電磁
アクチュエータとしてのソレノイド１０５とにより概ね
構成されている。
す概略斜視説明図で、シフトレバー装置は、シフトレバ
ー１０１の下部に設けられたロック部材１０３と、電磁
アクチュエータとしてのソレノイド１０５とにより概ね
構成されている。
【０００４】ロック部材１０３は、ポジションピン１０
７の下側に設けられ、ロック位置とロック解除位置とへ
回転可能に支持されている。このロック部材１０３には
スリット部１０３ａが設けられている。このスリット部
１０３ａはロック部材１０３のロック解除位置でシフト
レバー１０１にポジションピン１０７の下降を許容する
ものである。
７の下側に設けられ、ロック位置とロック解除位置とへ
回転可能に支持されている。このロック部材１０３には
スリット部１０３ａが設けられている。このスリット部
１０３ａはロック部材１０３のロック解除位置でシフト
レバー１０１にポジションピン１０７の下降を許容する
ものである。
【０００５】またロック部材１０３は、ソレノイド１０
５のソレノイドロッド１０５ａに連結され、このソレノ
イドロッド１０５ａは図示しない圧縮ばねによって突出
方向（矢印Ａ方向）へ付勢されている。そして、シフト
レバー１０１がパーキングポジションにシフトされてい
るとき、ソレノイド１０５はＯＦＦとなっており、ソレ
ノイドロッド１０５ａは圧縮ばねのばね力で押し出され
るため、ロック部材１０３は、矢印の方向に回動して図
示のロック位置となる。このためポジションピン１０７
とロック部材１０３のスリット部１０３ａとが合致せ
ず、ポジションピン１０７の下降が不能となる。従っ
て、ノブ１０９のノブボタン１１１を押してもポジショ
ンピン１０７を植設したコンプレッションロッド１１３
は下降することができず、シフトレバー１０１のパーキ
ングポジションから他のポジションへのシフト操作が不
可能となる。
５のソレノイドロッド１０５ａに連結され、このソレノ
イドロッド１０５ａは図示しない圧縮ばねによって突出
方向（矢印Ａ方向）へ付勢されている。そして、シフト
レバー１０１がパーキングポジションにシフトされてい
るとき、ソレノイド１０５はＯＦＦとなっており、ソレ
ノイドロッド１０５ａは圧縮ばねのばね力で押し出され
るため、ロック部材１０３は、矢印の方向に回動して図
示のロック位置となる。このためポジションピン１０７
とロック部材１０３のスリット部１０３ａとが合致せ
ず、ポジションピン１０７の下降が不能となる。従っ
て、ノブ１０９のノブボタン１１１を押してもポジショ
ンピン１０７を植設したコンプレッションロッド１１３
は下降することができず、シフトレバー１０１のパーキ
ングポジションから他のポジションへのシフト操作が不
可能となる。
【０００６】このロック状態でブレーキペダルを踏圧す
ると、ソレノイド１０５がＯＮとなり、ソレノイドロッ
ド１０５ａは吸引される。これによってロック部材１０
３がロック解除位置へ回転し、そのスリット部１０３ａ
がポジションピン１０７と合致した状態となる。このロ
ック解除によってポジションピン１０７の下降が可能と
なり、ポジションプレート１１５のパーキングポジショ
ン溝１１５ａからポジションピン１０７を離脱させてシ
フトレバー１０１のシフト操作を可能とする。
ると、ソレノイド１０５がＯＮとなり、ソレノイドロッ
ド１０５ａは吸引される。これによってロック部材１０
３がロック解除位置へ回転し、そのスリット部１０３ａ
がポジションピン１０７と合致した状態となる。このロ
ック解除によってポジションピン１０７の下降が可能と
なり、ポジションプレート１１５のパーキングポジショ
ン溝１１５ａからポジションピン１０７を離脱させてシ
フトレバー１０１のシフト操作を可能とする。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
装置において、例えばソレノイド１０５の電気的な作動
ができなくなると、シフトレバー１０１がパーキングポ
ジションにロックされたままとなり、自動車の走行がで
きなくなる恐れがある。このため、図１５に示すような
手動ロック解除機構を図１４のシフトレバー装置に付設
している。この手動ロック解除機構は、解除レバー１２
１と、解除ノブ１２３を備えている。
装置において、例えばソレノイド１０５の電気的な作動
ができなくなると、シフトレバー１０１がパーキングポ
ジションにロックされたままとなり、自動車の走行がで
きなくなる恐れがある。このため、図１５に示すような
手動ロック解除機構を図１４のシフトレバー装置に付設
している。この手動ロック解除機構は、解除レバー１２
１と、解除ノブ１２３を備えている。
【０００８】解除レバー１２１はベルクランク状に形成
され、基端部１２１ａがシフトレバー１０１側に回動可
能に支持され、先端部１２１ｂがロック部材１０３の当
接壁１０３ｂに対向している。また、解除レバー１２１
は捩りコイルばね１２５によって非解除方向（矢印Ｂ方
向）へ付勢されている。さらに、解除レバー１２３は、
その下端が解除レバー１２１に連結され、上部はシフト
レバー１０１と共に車室内へ突出している。
され、基端部１２１ａがシフトレバー１０１側に回動可
能に支持され、先端部１２１ｂがロック部材１０３の当
接壁１０３ｂに対向している。また、解除レバー１２１
は捩りコイルばね１２５によって非解除方向（矢印Ｂ方
向）へ付勢されている。さらに、解除レバー１２３は、
その下端が解除レバー１２１に連結され、上部はシフト
レバー１０１と共に車室内へ突出している。
【０００９】そして、シフトレバー１０１がパーキング
ポジションにシフトされている状態において、ソレノイ
ド１０５の電気系統が故障した場合、ブレーキペダルを
踏み込んでもソレノイド１０５が作動しないので、ロッ
ク部材１０３が回動せず、このためシフトレバー１０１
のパーキングポジションから他のポジションへのシフト
操作が不可能となる。このような場合、図１５（ａ）の
ロック状態で解除ノブ１２３を押すと、解除レバー１２
１がスプリング１２５の付勢力に抗して図１５（ｂ）に
示すように矢印Ｃ方向へ回転し、先端部１２１ｂがロッ
ク部材１０３の当接壁１０３ｂを押してロック部材１０
３をロック解除位置へ強制的に回動させる。これによっ
て、シフトレバー１０１のパーキングポジションから他
のポジションへのシフト操作が可能となる。
ポジションにシフトされている状態において、ソレノイ
ド１０５の電気系統が故障した場合、ブレーキペダルを
踏み込んでもソレノイド１０５が作動しないので、ロッ
ク部材１０３が回動せず、このためシフトレバー１０１
のパーキングポジションから他のポジションへのシフト
操作が不可能となる。このような場合、図１５（ａ）の
ロック状態で解除ノブ１２３を押すと、解除レバー１２
１がスプリング１２５の付勢力に抗して図１５（ｂ）に
示すように矢印Ｃ方向へ回転し、先端部１２１ｂがロッ
ク部材１０３の当接壁１０３ｂを押してロック部材１０
３をロック解除位置へ強制的に回動させる。これによっ
て、シフトレバー１０１のパーキングポジションから他
のポジションへのシフト操作が可能となる。
【００１０】しかしながら、上記シフトレバー装置にお
いて、手動ロック解除機構の解除ノブ１２３の操作は、
格別な工具なしで操作でき、シフトレバー１０１のパー
キングポジションから他のポジションへのシフト操作を
乗員の意思に反して不用意に行うことができるため、そ
の改善が望まれていた。
いて、手動ロック解除機構の解除ノブ１２３の操作は、
格別な工具なしで操作でき、シフトレバー１０１のパー
キングポジションから他のポジションへのシフト操作を
乗員の意思に反して不用意に行うことができるため、そ
の改善が望まれていた。
【００１１】この発明は、ロック部材の手動による操作
を工具なしでは行えないようにしたシフトレバー装置を
提供することを目的としている。
を工具なしでは行えないようにしたシフトレバー装置を
提供することを目的としている。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、下方にポジションピンを有するシフト
レバーを機枠に軸着し、このシフトレバーのパーキング
ポジションで前記ポジションピンの下降を阻止するロッ
ク部材を前記機枠に軸着し、さらに、このロック部材を
駆動する電磁アクチュエータを備えたシフトレバー装置
であって、前記機枠に摺動可能に配置され前記ロック部
材をロック解除方向に作動させる解除部材と、この解除
部材に弾発力を付与する付勢手段と、前記解除部材と相
対向せしめて前記機枠側に着脱可能に取付けられ工具の
操作によりロック位置及びアンロック位置に回動可能な
コアーピンと、このコアーピンを覆うよう前記機枠に着
脱可能に取付けられた蓋部材とから構成された手動ロッ
ク解除機構を設けたことを特徴としている。
め、この発明は、下方にポジションピンを有するシフト
レバーを機枠に軸着し、このシフトレバーのパーキング
ポジションで前記ポジションピンの下降を阻止するロッ
ク部材を前記機枠に軸着し、さらに、このロック部材を
駆動する電磁アクチュエータを備えたシフトレバー装置
であって、前記機枠に摺動可能に配置され前記ロック部
材をロック解除方向に作動させる解除部材と、この解除
部材に弾発力を付与する付勢手段と、前記解除部材と相
対向せしめて前記機枠側に着脱可能に取付けられ工具の
操作によりロック位置及びアンロック位置に回動可能な
コアーピンと、このコアーピンを覆うよう前記機枠に着
脱可能に取付けられた蓋部材とから構成された手動ロッ
ク解除機構を設けたことを特徴としている。
【００１３】
【作用】上記構成によれば、ロック位置にあるロック部
材を手動でロック解除位置へ駆動するに際しては、まず
蓋部材を外し、コアーピンを露出させる。ついで、この
コアーピンを特定の工具によって取り外した後、解除部
材を操作する。この解除部材の手動操作によってロック
部材をロック解除位置へ回動させることができ、シフト
レバーのパーキングポジションから他のポジションへの
シフト操作が可能となる。このように、ロック部材を手
動によりロック解除するときは、必ず特定の工具が必要
となるので、シフトレバーがパーキングポジションにロ
ックされているときの不用意なロック解除を防ぐことが
できる。
材を手動でロック解除位置へ駆動するに際しては、まず
蓋部材を外し、コアーピンを露出させる。ついで、この
コアーピンを特定の工具によって取り外した後、解除部
材を操作する。この解除部材の手動操作によってロック
部材をロック解除位置へ回動させることができ、シフト
レバーのパーキングポジションから他のポジションへの
シフト操作が可能となる。このように、ロック部材を手
動によりロック解除するときは、必ず特定の工具が必要
となるので、シフトレバーがパーキングポジションにロ
ックされているときの不用意なロック解除を防ぐことが
できる。
【００１４】また、コアーピンをワンタッチ操作でロッ
ク位置とアンロック位置に切替えることができるので、
操作性を向上させることができる。さらに、コアーピン
にねじ部が設けられていないので、コアーピンを合成樹
脂で成形した場合における成形性が良好となり、コスト
の低減を図ることができると共に、成形の自動化を図る
ことができる。
ク位置とアンロック位置に切替えることができるので、
操作性を向上させることができる。さらに、コアーピン
にねじ部が設けられていないので、コアーピンを合成樹
脂で成形した場合における成形性が良好となり、コスト
の低減を図ることができると共に、成形の自動化を図る
ことができる。
【００１５】また、蓋部材によってコアーピンが被覆さ
れているので、コアーピンの部分に塵埃などが溜るのを
防止することができ、メンテナンスを容易に行うことが
できる。
れているので、コアーピンの部分に塵埃などが溜るのを
防止することができ、メンテナンスを容易に行うことが
できる。
【００１６】
【実施例】以下、この発明に係るシフトレバー装置を図
面に示す実施例に基づいて説明する。
面に示す実施例に基づいて説明する。
【００１７】図１はこの発明に係る車両用自動変速機の
シフトレバー装置を一部破断して示す正面視説明図、図
２は図１のＤ部拡大断面説明図、図３はインジケータの
断面説明図、図４は図３のＩＶ−ＩＶ矢視断面説明図、
図５は蓋部材の斜視説明図、図６はコアーピンの平面視
説明図、図７は図６のＶＩＩ−ＶＩＩ矢視断面説明図、
図８は図６のＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ矢視断面説明図、図９
はコアーピンの斜視説明図、図１０はロック時における
シフトレバー装置の状態を示す説明図、図１１は電磁ア
クチュエータによりロック解除したときのシフトレバー
装置の状態を示す説明図、図１２はシフトレバーを走行
ポジションにシフトしたときのシフトレバー装置の状態
を示す説明図、図１３は手動ロック解除機構によりロッ
ク解除したときのシフトレバー装置の状態を示す説明図
である。
シフトレバー装置を一部破断して示す正面視説明図、図
２は図１のＤ部拡大断面説明図、図３はインジケータの
断面説明図、図４は図３のＩＶ−ＩＶ矢視断面説明図、
図５は蓋部材の斜視説明図、図６はコアーピンの平面視
説明図、図７は図６のＶＩＩ−ＶＩＩ矢視断面説明図、
図８は図６のＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ矢視断面説明図、図９
はコアーピンの斜視説明図、図１０はロック時における
シフトレバー装置の状態を示す説明図、図１１は電磁ア
クチュエータによりロック解除したときのシフトレバー
装置の状態を示す説明図、図１２はシフトレバーを走行
ポジションにシフトしたときのシフトレバー装置の状態
を示す説明図、図１３は手動ロック解除機構によりロッ
ク解除したときのシフトレバー装置の状態を示す説明図
である。
【００１８】図において、Ｅは車両用自動変速機のシフ
トレバー装置で、下方にポジションピン１１を有するシ
フトレバー１０を機枠２０に軸着し、このシフトレバー
１０のパーキングポジションでポジションピン１１の下
降を阻止するロック部材３０を機枠２０に軸着し、さら
に、このロック部材３０を駆動する電磁アクチュエータ
４０を備えている。
トレバー装置で、下方にポジションピン１１を有するシ
フトレバー１０を機枠２０に軸着し、このシフトレバー
１０のパーキングポジションでポジションピン１１の下
降を阻止するロック部材３０を機枠２０に軸着し、さら
に、このロック部材３０を駆動する電磁アクチュエータ
４０を備えている。
【００１９】そして、この発明は、特に、機枠２０に摺
動可能に配置されロック部材３０をロック解除方向に作
動させる解除部材５１と、この解除部材５１に弾発力を
付与する付勢手段５２と、解除部材５１と相対向せしめ
て機枠２０側に着脱可能に取付けられ工具の操作により
ロック位置及びアンロック位置に回動可能なコアーピン
５３と、このコアーピン５３を覆うよう機枠２０側に着
脱可能に取付けられた蓋部材５４とから構成された手動
ロック解除機構５０を設けたことを特徴としている。
動可能に配置されロック部材３０をロック解除方向に作
動させる解除部材５１と、この解除部材５１に弾発力を
付与する付勢手段５２と、解除部材５１と相対向せしめ
て機枠２０側に着脱可能に取付けられ工具の操作により
ロック位置及びアンロック位置に回動可能なコアーピン
５３と、このコアーピン５３を覆うよう機枠２０側に着
脱可能に取付けられた蓋部材５４とから構成された手動
ロック解除機構５０を設けたことを特徴としている。
【００２０】さらに、この発明の構造を詳細に説明す
る。機枠２０は合成樹脂製で、車体に固定されており、
中間部にポジション溝２０ａが切欠いて形成されてい
る。このポジション溝２０ａには、パーキング、リバー
ス、ニュートラル、ドライブ、２速及び１速の各シフト
ポジションに相当する位置にそれぞれ溝が形成されてお
り、図１において、最右方のポジション溝２０ａがパー
キングポジションＰである。
る。機枠２０は合成樹脂製で、車体に固定されており、
中間部にポジション溝２０ａが切欠いて形成されてい
る。このポジション溝２０ａには、パーキング、リバー
ス、ニュートラル、ドライブ、２速及び１速の各シフト
ポジションに相当する位置にそれぞれ溝が形成されてお
り、図１において、最右方のポジション溝２０ａがパー
キングポジションＰである。
【００２１】なお、以下パーキングポジションＰ及びニ
ュートラル以外の各シフトポジションを走行ポジション
と総称する。シフトレバー１０はパイプ状で、基部を枢
軸１２により機枠２０に軸着されている。また、ポジシ
ョンピン１１は、シフトレバー１０内に軸線方向に沿っ
て摺動可能に挿入されたコンプレッションロッド（図示
せず）に植設されており、このコンプレッションロッド
は図示しない圧縮ばねにより常時上方に付勢されてい
る。
ュートラル以外の各シフトポジションを走行ポジション
と総称する。シフトレバー１０はパイプ状で、基部を枢
軸１２により機枠２０に軸着されている。また、ポジシ
ョンピン１１は、シフトレバー１０内に軸線方向に沿っ
て摺動可能に挿入されたコンプレッションロッド（図示
せず）に植設されており、このコンプレッションロッド
は図示しない圧縮ばねにより常時上方に付勢されてい
る。
【００２２】シフトレバー１０の上部には、ノブ１３が
固定されている。このノブ１３内には、一部を外部に突
出させたノブボタン１４が摺動可能に設けられており、
このノブボタン１４を上記圧縮ばねのばね力に抗して押
圧することによりポジション溝２０ａに係合しているポ
ジションピン１１を下方に移動させポジション溝２０ａ
から離脱させるように構成されている。
固定されている。このノブ１３内には、一部を外部に突
出させたノブボタン１４が摺動可能に設けられており、
このノブボタン１４を上記圧縮ばねのばね力に抗して押
圧することによりポジション溝２０ａに係合しているポ
ジションピン１１を下方に移動させポジション溝２０ａ
から離脱させるように構成されている。
【００２３】ロック部材３０は合成樹脂製で、ベルクラ
ンク状に形成され、基部３０ａを、機枠２０に取付けら
れた合成樹脂製の取付ブラケット３１に植設した枢軸３
２に軸着しており、基部３０ａから上方に延出した一方
の腕部３０ｂ頂面には、枢軸３２の軸心を中心とする円
弧状のロック部３０ｃが形成されている。基部３０ａか
ら右側方に延出した他方の腕部３０ｄは、解除部材５１
の下端と相対向する位置に配置されている。また、ロッ
ク部材３０の時計方向の回動は、取付ブラケット３１に
植設されたストッパピン３３により規制されている。
ンク状に形成され、基部３０ａを、機枠２０に取付けら
れた合成樹脂製の取付ブラケット３１に植設した枢軸３
２に軸着しており、基部３０ａから上方に延出した一方
の腕部３０ｂ頂面には、枢軸３２の軸心を中心とする円
弧状のロック部３０ｃが形成されている。基部３０ａか
ら右側方に延出した他方の腕部３０ｄは、解除部材５１
の下端と相対向する位置に配置されている。また、ロッ
ク部材３０の時計方向の回動は、取付ブラケット３１に
植設されたストッパピン３３により規制されている。
【００２４】電磁アクチュエータとしてのソレノイド４
０は取付ブラケット３１と一体成形されたソレノイドケ
ース４１内に収容されており、圧縮ばね（図示せず）に
より外方に突出するように付勢されたソレノイドロッド
４２が摺動可能に内蔵されている。また、ソレノイドロ
ッド４２の先端に形成されたフック部４２ａはロック部
材３０の基部３０ａに突設した腕部３０ｅに形成された
長孔３０ｆに係合されている。
０は取付ブラケット３１と一体成形されたソレノイドケ
ース４１内に収容されており、圧縮ばね（図示せず）に
より外方に突出するように付勢されたソレノイドロッド
４２が摺動可能に内蔵されている。また、ソレノイドロ
ッド４２の先端に形成されたフック部４２ａはロック部
材３０の基部３０ａに突設した腕部３０ｅに形成された
長孔３０ｆに係合されている。
【００２５】また、ソレノイド４０は、シフトレバー１
０のパーキングポジションＰでブレーキペダルを踏み込
むと、ソレノイド４０は励磁状態、すなわちＯＮ状態と
なり、ソレノイドロッド４２が圧縮ばねのばね力に抗し
て内方に吸引される。これにより、ロック部材３０は時
計方向に回動し、そのロック部３０ｃをパーキングポジ
ションＰにあるときのポジションピン１１の移動軌跡外
に退避させるように構成されている。
０のパーキングポジションＰでブレーキペダルを踏み込
むと、ソレノイド４０は励磁状態、すなわちＯＮ状態と
なり、ソレノイドロッド４２が圧縮ばねのばね力に抗し
て内方に吸引される。これにより、ロック部材３０は時
計方向に回動し、そのロック部３０ｃをパーキングポジ
ションＰにあるときのポジションピン１１の移動軌跡外
に退避させるように構成されている。
【００２６】さらに、取付ブラケット３１には、中間部
を枢軸３５により軸着したスイッチレバー３４が設けら
れており、このスイッチレバー３４は図示しないばねに
より反時計方向に回動するよう付勢されている。また、
スイッチレバー３４の一端部３４ａは、パーキングポジ
ションＰにあるときのポジションピン１１に係合してい
る。そして、図１１に示すように、スイッチレバー３４
の一端部３４ａとポジションピン１１との係合が解かれ
ると、スイッチレバー３４は、図示しないピンに当接す
るまで反時計方向に回動し、ソレノイド４０と電源との
接続を遮断するように設定されている。
を枢軸３５により軸着したスイッチレバー３４が設けら
れており、このスイッチレバー３４は図示しないばねに
より反時計方向に回動するよう付勢されている。また、
スイッチレバー３４の一端部３４ａは、パーキングポジ
ションＰにあるときのポジションピン１１に係合してい
る。そして、図１１に示すように、スイッチレバー３４
の一端部３４ａとポジションピン１１との係合が解かれ
ると、スイッチレバー３４は、図示しないピンに当接す
るまで反時計方向に回動し、ソレノイド４０と電源との
接続を遮断するように設定されている。
【００２７】手動ロック解除機構５０は、解除部材５１
と、付勢手段５２と、コアーピン５３と、蓋部材５４と
から構成されている。
と、付勢手段５２と、コアーピン５３と、蓋部材５４と
から構成されている。
【００２８】解除部材５１は合成樹脂製で、摺動部５１
ａと、この摺動部５１ａの下端から折曲して形成された
作動部５１ｂとからなっている。摺動部５１ａは取付ブ
ラケット３１と一体成形されたガイド部３１ａに摺動可
能に嵌挿されており、作動部５１ｂの下端は、ロック部
材３０の他方の腕部３０ｄと対向する位置に配置されて
いる。また、解除部材５１は、付勢手段としての圧縮ば
ね５２により上方に付勢されている。
ａと、この摺動部５１ａの下端から折曲して形成された
作動部５１ｂとからなっている。摺動部５１ａは取付ブ
ラケット３１と一体成形されたガイド部３１ａに摺動可
能に嵌挿されており、作動部５１ｂの下端は、ロック部
材３０の他方の腕部３０ｄと対向する位置に配置されて
いる。また、解除部材５１は、付勢手段としての圧縮ば
ね５２により上方に付勢されている。
【００２９】コアーピン５３と蓋部材５４は、図２に示
すように機枠２０の頂部に、その開口部を覆うように取
付けられたインジケータ６０に着脱可能に取付けられて
いる。このインジケータ６０には、シフトレバー１０の
各シフト位置を印した目盛カバー（図示せず）が設けら
れており、解除部材５１の上端と対向する位置に、図３
に示すように、円形の蓋部材取付部６０ｂを有する凹部
６０ａが上方を開口して形成されている。また、蓋部材
取付部６０ｂの下面には、図４に示すように、切欠溝６
０ｃが形成されており、この切欠溝６０ｃは円形部６０
ｄと、この円形部６０ｄに、例えば１８０°の間隔をお
いて形成された一対の凹溝６０ｅとからなっている。
すように機枠２０の頂部に、その開口部を覆うように取
付けられたインジケータ６０に着脱可能に取付けられて
いる。このインジケータ６０には、シフトレバー１０の
各シフト位置を印した目盛カバー（図示せず）が設けら
れており、解除部材５１の上端と対向する位置に、図３
に示すように、円形の蓋部材取付部６０ｂを有する凹部
６０ａが上方を開口して形成されている。また、蓋部材
取付部６０ｂの下面には、図４に示すように、切欠溝６
０ｃが形成されており、この切欠溝６０ｃは円形部６０
ｄと、この円形部６０ｄに、例えば１８０°の間隔をお
いて形成された一対の凹溝６０ｅとからなっている。
【００３０】コアーピン５３は図６〜図９に示すように
合成樹脂製で、円筒部５３ａと、この円筒部５３ａの中
間部に略全周にわたって形成されたフランジ部５３ｂ
と、円筒部５３ａの下端部に１８０°の間隔をおいて形
成された一対の凸部５３ｃと、円筒部５３ａの下面から
軸線方向に沿って突設した突起部５３ｄとからなってい
る。また円筒部５３ａ内に、その上面から所定の間隔を
おいて十字溝５３ｅが形成されており、この十字溝５３
ｅに特定の工具を係合させてコアーピン５３を回動する
ように構成されている。
合成樹脂製で、円筒部５３ａと、この円筒部５３ａの中
間部に略全周にわたって形成されたフランジ部５３ｂ
と、円筒部５３ａの下端部に１８０°の間隔をおいて形
成された一対の凸部５３ｃと、円筒部５３ａの下面から
軸線方向に沿って突設した突起部５３ｄとからなってい
る。また円筒部５３ａ内に、その上面から所定の間隔を
おいて十字溝５３ｅが形成されており、この十字溝５３
ｅに特定の工具を係合させてコアーピン５３を回動する
ように構成されている。
【００３１】円筒部５３ａの直径は、インジケータ６０
の切欠溝６０ｃの円形部６０ｄとの直径と同一に設定さ
れており、フランジ部５３ｂの直径は、蓋部材取付部６
０ｂの直径と同一に設定されている。また、凸部５３ｃ
の大きさは、凹溝６０ｅの大きさより少許小さく設定さ
れている。さらに、突起部５３ｄは解除部材５１の上端
と当接し得る位置に配置されている。
の切欠溝６０ｃの円形部６０ｄとの直径と同一に設定さ
れており、フランジ部５３ｂの直径は、蓋部材取付部６
０ｂの直径と同一に設定されている。また、凸部５３ｃ
の大きさは、凹溝６０ｅの大きさより少許小さく設定さ
れている。さらに、突起部５３ｄは解除部材５１の上端
と当接し得る位置に配置されている。
【００３２】なお、フランジ部５３ｂには、一対の凸部
５３ｃと対向する位置に、この凸部５３ｃより少許大き
い切欠溝５３ｆが形成されている。
５３ｃと対向する位置に、この凸部５３ｃより少許大き
い切欠溝５３ｆが形成されている。
【００３３】蓋部材５４は図５に示すように合成樹脂製
で略円筒状に形成されており、その外周面は蓋部材取付
部６０ｂに、その内周面はコアーピン５３の円筒部５３
ａにそれぞれ嵌合するように設定されている。また、蓋
部材５４の外周面にはスリット５４ａが、頂面には取外
し用の鍔５４ｂがそれぞれ設けられている。そして、ス
リット５４ａを若干撓めるようにして蓋部材５４を蓋部
材取付部６０ｂに押圧嵌合させる。このとき、鍔部５４
ｂが凹部６０ａに入り込んで蓋部材５４の頂面とインジ
ケータ６０の頂面とは略同一面となるように設定されて
いる。
で略円筒状に形成されており、その外周面は蓋部材取付
部６０ｂに、その内周面はコアーピン５３の円筒部５３
ａにそれぞれ嵌合するように設定されている。また、蓋
部材５４の外周面にはスリット５４ａが、頂面には取外
し用の鍔５４ｂがそれぞれ設けられている。そして、ス
リット５４ａを若干撓めるようにして蓋部材５４を蓋部
材取付部６０ｂに押圧嵌合させる。このとき、鍔部５４
ｂが凹部６０ａに入り込んで蓋部材５４の頂面とインジ
ケータ６０の頂面とは略同一面となるように設定されて
いる。
【００３４】つぎに、この発明の実施例の作用を説明す
る。図１及び図１０に示すように、シフトレバー１３を
パーキングポジションＰにシフトしたときは、ソレノイ
ド４０はＯＦＦになっており、ロック部材３０を、その
ロック部３０ｃがポジションピン１１と対向する位置ま
で回動させている。
る。図１及び図１０に示すように、シフトレバー１３を
パーキングポジションＰにシフトしたときは、ソレノイ
ド４０はＯＦＦになっており、ロック部材３０を、その
ロック部３０ｃがポジションピン１１と対向する位置ま
で回動させている。
【００３５】この状態で、ノブボタン１４を押してポジ
ションピン１１を下方へ移動させようとしても、その移
動はロック部材３０のロック部３０ｃにポジションピン
１１が当接することによって規制される。これによっ
て、シフトレバー１３のパーキングポジションＰから走
行ポジションへのシフトを防ぐことができる。
ションピン１１を下方へ移動させようとしても、その移
動はロック部材３０のロック部３０ｃにポジションピン
１１が当接することによって規制される。これによっ
て、シフトレバー１３のパーキングポジションＰから走
行ポジションへのシフトを防ぐことができる。
【００３６】シフトレバー１３をパーキングポジション
Ｐから走行ポジションにシフトさせるには、まず、エン
ジンをかけブレーキペダルを踏圧する。すると、ソレノ
イド４０はＯＮとなり、図１１に示すようにソレノイド
ロッド４２が矢印Ｍ方向に吸引され、ロック部材３０
は、その腕部３０ｄがストッパピン３３に当接するまで
時計方向に回動する。これによってロック部材３０のロ
ック部３０ｃをポジションピン１１の移動軌跡外に退避
させることができる。
Ｐから走行ポジションにシフトさせるには、まず、エン
ジンをかけブレーキペダルを踏圧する。すると、ソレノ
イド４０はＯＮとなり、図１１に示すようにソレノイド
ロッド４２が矢印Ｍ方向に吸引され、ロック部材３０
は、その腕部３０ｄがストッパピン３３に当接するまで
時計方向に回動する。これによってロック部材３０のロ
ック部３０ｃをポジションピン１１の移動軌跡外に退避
させることができる。
【００３７】この状態で、ノブボタン１４を押圧してポ
ジションピン１１をパーキングポジションＰから離脱さ
せることによって、図１２に示すようにポジションピン
１１を走行ポジションにシフトすることができる。この
際スイッチレバー３４が図１２に示すように、ばね力に
よって反時計方向に回動し、ソレノイド４０と電源との
接続が遮断され、ソレノイド４０がＯＦＦとなり、ロッ
ク部材３０は図１０に示す状態に復帰する。
ジションピン１１をパーキングポジションＰから離脱さ
せることによって、図１２に示すようにポジションピン
１１を走行ポジションにシフトすることができる。この
際スイッチレバー３４が図１２に示すように、ばね力に
よって反時計方向に回動し、ソレノイド４０と電源との
接続が遮断され、ソレノイド４０がＯＦＦとなり、ロッ
ク部材３０は図１０に示す状態に復帰する。
【００３８】ここで、シフトレバー１３がパーキングポ
ジションＰにシフトされている状態において、電気系統
の故障などにより、ソレノイド４０が作動ができなくな
った場合、手動ロック解除機構５０により次の手順でロ
ック解除する。
ジションＰにシフトされている状態において、電気系統
の故障などにより、ソレノイド４０が作動ができなくな
った場合、手動ロック解除機構５０により次の手順でロ
ック解除する。
【００３９】まず、蓋部材５４の鍔５４ｂに工具又は指
などを引掛けて鍔５４ｂをインジケータ６０の凹部６０
ａから浮かせ、そのまま蓋部材５４を蓋部材取付部６０
ｂから離脱させる。これによって、コアーピン５３が露
出し、このコアーピン５３の十字溝５３ｅに特定の工具
の先端を係合させ、コアーピン５３を回動させる。そし
て、コアーピン５３の凸部５３ｃがインジケータ６０の
切欠溝６０ｃの凹溝６０ｅに合致すると、コアーピン５
３は圧縮ばね５２のばね力により上方に突出し、これに
よって、コアーピン５３をインジケータ６０から容易に
取り出すことができる。この状態で、図１３に示すよう
に、インジケータ６０の凹部６０ａから解除部材５１の
上端部を工具で矢印Ｎ方向に押圧すると、解除部材５１
は圧縮ばね５２のばね力に抗して下降し、作動部５１ｂ
の下端部によりロック部材３０が押圧され、その腕部３
０ｄがストッパピン３３に当接するまで回動する。これ
によって、ロック部材３０のロック部３０ｃをパーキン
グポジションＰにあるポジションピン１１の移動軌跡外
に退避させることができ、シフトレバー１０をパーキン
グポジションＰから走行ポジションにシフト操作するこ
とができる。
などを引掛けて鍔５４ｂをインジケータ６０の凹部６０
ａから浮かせ、そのまま蓋部材５４を蓋部材取付部６０
ｂから離脱させる。これによって、コアーピン５３が露
出し、このコアーピン５３の十字溝５３ｅに特定の工具
の先端を係合させ、コアーピン５３を回動させる。そし
て、コアーピン５３の凸部５３ｃがインジケータ６０の
切欠溝６０ｃの凹溝６０ｅに合致すると、コアーピン５
３は圧縮ばね５２のばね力により上方に突出し、これに
よって、コアーピン５３をインジケータ６０から容易に
取り出すことができる。この状態で、図１３に示すよう
に、インジケータ６０の凹部６０ａから解除部材５１の
上端部を工具で矢印Ｎ方向に押圧すると、解除部材５１
は圧縮ばね５２のばね力に抗して下降し、作動部５１ｂ
の下端部によりロック部材３０が押圧され、その腕部３
０ｄがストッパピン３３に当接するまで回動する。これ
によって、ロック部材３０のロック部３０ｃをパーキン
グポジションＰにあるポジションピン１１の移動軌跡外
に退避させることができ、シフトレバー１０をパーキン
グポジションＰから走行ポジションにシフト操作するこ
とができる。
【００４０】工具による解除部材５１の押圧を解除すれ
ば圧縮ばね５２のばね力により上端部がインジケータ６
０の凹部６０ａに臨む位置まで上昇する。ここで、コア
ーピン５３を凹部６０ａに挿入し、十字溝５３ｅに工具
を係合させる。そして、コアーピン５３の凸部５３ｃを
インジケータ６０の切欠溝６０ｃの凹溝６０ｅに挿入し
た後、コアーピン５３を回動させることによってコアー
ピン５３はインジケータ６０にロックされる。これによ
って、解除部材５１の上端部はコアーピン５３の突起部
５３ｄによって押圧され、解除部材５１は図１に示す状
態に保持される。
ば圧縮ばね５２のばね力により上端部がインジケータ６
０の凹部６０ａに臨む位置まで上昇する。ここで、コア
ーピン５３を凹部６０ａに挿入し、十字溝５３ｅに工具
を係合させる。そして、コアーピン５３の凸部５３ｃを
インジケータ６０の切欠溝６０ｃの凹溝６０ｅに挿入し
た後、コアーピン５３を回動させることによってコアー
ピン５３はインジケータ６０にロックされる。これによ
って、解除部材５１の上端部はコアーピン５３の突起部
５３ｄによって押圧され、解除部材５１は図１に示す状
態に保持される。
【００４１】このように、この発明のシフトレバー装置
Ｅによれば、特定の工具を用いなければ手動によるロッ
ク解除を行うことができない。すなわち、特定の工具を
用いなければ、シフトレバー１０をパーキングポジショ
ンＰから走行ポジションへ手動によってシフト操作する
ことができない。従って、不用意なロック解除を防ぐこ
とができる。
Ｅによれば、特定の工具を用いなければ手動によるロッ
ク解除を行うことができない。すなわち、特定の工具を
用いなければ、シフトレバー１０をパーキングポジショ
ンＰから走行ポジションへ手動によってシフト操作する
ことができない。従って、不用意なロック解除を防ぐこ
とができる。
【００４２】また、コアーピン５３を工具によるワンタ
ッチ操作でロック位置とアンロック位置に切り替えるこ
とができると共に、アンロック位置に切り替えたとき付
勢手段としての圧縮ばね５２によりコアーピン５３が上
方に突出するので、手動によるロック解除の操作性を向
上させることができる。
ッチ操作でロック位置とアンロック位置に切り替えるこ
とができると共に、アンロック位置に切り替えたとき付
勢手段としての圧縮ばね５２によりコアーピン５３が上
方に突出するので、手動によるロック解除の操作性を向
上させることができる。
【００４３】さらに、コアーピン５３にねじ部が設けら
れていないので、コアーピン５３を合成樹脂で成形した
場合における成形性が良好となり、コストの低減を図る
ことができると共に、成形の自動化を図ることができ
る。
れていないので、コアーピン５３を合成樹脂で成形した
場合における成形性が良好となり、コストの低減を図る
ことができると共に、成形の自動化を図ることができ
る。
【００４４】また、蓋部材５４によってコアーピン５３
が被覆されているので、コアーピン５３の部分に塵埃な
どが溜るのを防止することができ、メンテナンスを容易
に行うことができる。
が被覆されているので、コアーピン５３の部分に塵埃な
どが溜るのを防止することができ、メンテナンスを容易
に行うことができる。
【００４５】
【発明の効果】上述した通り、この発明に係るシフトレ
バー装置によれば、ロック部材を手動によりロック解除
するときは、必ず特定の工具が必要となるので、シフト
レバーがパーキングポジションにロックされているとき
の不用意なロック解除を防ぐことができる。
バー装置によれば、ロック部材を手動によりロック解除
するときは、必ず特定の工具が必要となるので、シフト
レバーがパーキングポジションにロックされているとき
の不用意なロック解除を防ぐことができる。
【００４６】また、コアーピンをワンタッチ操作でロッ
ク位置とアンロック位置に切り替えることができると共
に、アンロック位置に切り替えたとき付勢手段により上
方に突出するので、手動によるロック解除の操作性を向
上させることができる。
ク位置とアンロック位置に切り替えることができると共
に、アンロック位置に切り替えたとき付勢手段により上
方に突出するので、手動によるロック解除の操作性を向
上させることができる。
【００４７】さらに、コアーピンにねじ部が設けられて
いないので、コアーピンを合成樹脂で成形した場合にお
ける成形性が良好となり、コストの低減を図ることがで
きると共に、成形の自動化を図ることができる。
いないので、コアーピンを合成樹脂で成形した場合にお
ける成形性が良好となり、コストの低減を図ることがで
きると共に、成形の自動化を図ることができる。
【００４８】また、蓋部材によってコアーピンが被覆さ
れているので、コアーピンの部分に塵埃などが溜るのを
防止することができ、メンテナンスを容易に行うことが
できる。
れているので、コアーピンの部分に塵埃などが溜るのを
防止することができ、メンテナンスを容易に行うことが
できる。
【図１】この発明に係る車両用自動変速機のシフトレバ
ー装置を一部破断して示す正面視説明図である。
ー装置を一部破断して示す正面視説明図である。
【図２】図１のＤ部拡大断面説明図である。
【図３】インジケータの断面説明図である。
【図４】図３のＩＶ−ＩＶ矢視断面説明図である。
【図５】蓋部材の斜視説明図である。
【図６】コアーピンの平面視説明図である。
【図７】図６のＶＩＩ−ＶＩＩ矢視断面説明図である。
【図８】図６のＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ矢視断面説明図であ
る。
る。
【図９】コアーピンの斜視説明図である。
【図１０】ロック時におけるシフトレバー装置の状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図１１】電磁アクチュエータによりロック解除したと
きのシフトレバー装置の状態を示す説明図である。
きのシフトレバー装置の状態を示す説明図である。
【図１２】シフトレバーを走行ポジションにシフトした
ときのシフトレバー装置の状態を示す説明図である。
ときのシフトレバー装置の状態を示す説明図である。
【図１３】手動ロック解除機構によりロック解除したと
きのシフトレバー装置の状態を示す説明図である。
きのシフトレバー装置の状態を示す説明図である。
【図１４】従来例に係るシフトレバー装置の要部を示す
斜視説明図である。
斜視説明図である。
【図１５】図１４に示すシフトレバー装置の動作説明図
である。
である。
１０ シフトレバー １１ ポジションピン ２０ 機枠 ２０ａ ポジション溝 ３０ ロック部材 ３０ｃ ロック部 ４０ 電磁アクチュエータ（ソレノイド） ４２ ソレノイドロッド ５０ 手動ロック解除機構 ５１ 解除部材 ５２ 付勢手段（圧縮ばね） ５３ コアーピン ５４ 蓋部材 ６０ インジケータ Ｅ 車両用自動変速機のシフトレバー装置
Claims (1)
- 【請求項１】 下方にポジションピンを有するシフトレ
バーを機枠に軸着し、このシフトレバーのパーキングポ
ジションで前記ポジションピンの下降を阻止するロック
部材を前記機枠に軸着し、さらに、このロック部材を駆
動する電磁アクチュエータを備えたシフトレバー装置で
あって、前記機枠に摺動可能に配置され前記ロック部材
をロック解除方向に作動させる解除部材と、この解除部
材に弾発力を付与する付勢手段と、前記解除部材と相対
向せしめて前記機枠側に着脱可能に取付けられ工具の操
作によりロック位置及びアンロック位置に回動可能なコ
アーピンと、このコアーピンを覆うよう前記機枠に着脱
可能に取付けられた蓋部材とから構成された手動ロック
解除機構を設けたことを特徴とするシフトレバー装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6063480A JPH07266908A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | シフトレバー装置 |
| US08/403,058 US5588330A (en) | 1994-03-31 | 1995-03-13 | Gear shifting device with locking disengageable mechanism manually operated by a tool |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6063480A JPH07266908A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | シフトレバー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07266908A true JPH07266908A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13230452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6063480A Pending JPH07266908A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | シフトレバー装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5588330A (ja) |
| JP (1) | JPH07266908A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5980423A (en) * | 1996-10-16 | 1999-11-09 | Fuji Kiko Co., Ltd. | Shift-lever devices |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2743762B1 (fr) * | 1996-01-19 | 1998-03-20 | Peugeot | Vehicule automobile a boite de vitesses equipe d'une logique de commande a fonction de verrouillage du levier de vitesses en position parking et fonction de verrouillage de la clef de contact |
| US5791197A (en) * | 1996-07-24 | 1998-08-11 | Grand Haven Stamped Products | Automatic transmission shifter with manual shift mode |
| US6082217A (en) * | 1998-08-11 | 2000-07-04 | Teleflex Incorporated | Brake transmission shift interlock assembly |
| DE10140164A1 (de) * | 2001-08-22 | 2003-03-13 | Zf Lemfoerder Metallwaren Ag | Steuereinheit für die Gang- oder Schaltprogrammwahl eines automatischen Kraftfahrzeuggetriebes |
| DE10150718B4 (de) * | 2001-10-13 | 2006-05-04 | Kai Schmidt | Sperreinrichtung für einen schwenkbaren Wählhebel eines Automatikgetriebes sowie Verfahren zum Sperren eines Wählhebels |
| JP3889951B2 (ja) * | 2001-10-22 | 2007-03-07 | 富士機工株式会社 | 多段自動変速機操作装置 |
| JP4445241B2 (ja) * | 2003-10-16 | 2010-04-07 | 本田技研工業株式会社 | シフトレバー装置 |
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