JPH0743904Y2 - 車両用ライティングスイッチの自動復帰機構 - Google Patents

車両用ライティングスイッチの自動復帰機構

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JPH0743904Y2
JPH0743904Y2 JP14924389U JP14924389U JPH0743904Y2 JP H0743904 Y2 JPH0743904 Y2 JP H0743904Y2 JP 14924389 U JP14924389 U JP 14924389U JP 14924389 U JP14924389 U JP 14924389U JP H0743904 Y2 JPH0743904 Y2 JP H0743904Y2
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JP
Japan
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moderation
lighting switch
switch knob
spring
plate
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JP14924389U
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JPH0388239U (ja
Inventor
栄 大熊
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ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車用方向指示器の操作レバーの先端に設
置される車両用ライティングスイッチの自動復帰機構に
関する。
〔従来の技術〕
従来から自動車用ライティングスイッチは、例えば、実
開昭63−99733号公報に開示されているように、レバー
スイッチを操作する場合、ライトスイッチをOFF位置か
らAUTO位置に、そしてスモールランプON位置、ヘッドラ
ンプON位置へと順次操作ノブを回動して、ヘッドランプ
を点灯している。そして、ヘッドランプを消灯する場合
は、ヘッドランプON位置から、スモールランプON位置、
AUTO位置、ライトスイッチのOFF位置へと順次元の位置
まで操作ノブを逆回動する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述した従来の技術に於ける自動車ライティングスイッ
チは、ヘッドランプを点灯した状態から消灯する場合、
操作ノブをヘッドランプON位置からスモールランプON位
置、AUTO位置、ライトスイッチをOFF位置へと順次に逆
回転操作しなければならず操作性が悪いものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る車両用ライティングスイッチの自動復帰機
構は、方向指示器用スイッチ機構の操作レバーと、該操
作レバーに圧接するスプリングと、該スプリングに付勢
された節度板と、該節度板の節溝に係止し、かつライテ
ィングスイッチノブに弾挿される節度ピンと、一端を前
記節度板に係止し、他端をライティングスイッチノブに
係止した復帰用ばねと、前記操作レバーに挿入されたシ
ャフトと、該シャフトの先端に固着された前記ライティ
ングスイッチノブと、該ライティングスイッチノブを介
して前記節度板に係止するキャンセル釦とから構成する
ことにより前述した従来技術の問題点を解消するもので
ある。
〔作用〕
ヘッドランプを点灯する場合は、ライティングスイッチ
ノブをヘッドランプON位置まで回動させる。節度ピン
は、節度板の複数の節度溝を越えヘッドランプオン位置
に相当する節度溝にて係止する。復帰用ばねは、係止し
た他端のライティングスイッチノブが回動するため、更
に弾性力を増す。シャフトは、一端に固着したライティ
ングスイッチノブと同一方向に回転し、他端に配置され
た可動盤を移動させてヘッドランプが点灯する。
ヘッドランプ点灯した状態から一つの動作でライトスイ
ッチをOFF位置にする場合は、キャンセル釦を指で押圧
する。するとキャンセル釦は、節度板を軸線方向に移動
させる。節度板に圧接していた節度ピンは、節度板と同
一移動する。このため、節度ピンは、該節度ピンにかか
る節度スプリングの押圧力が減少する。節度ピンが節度
板の節度溝に圧接することによりヘッドランプON位置に
係止していたライティングスイッチノブは、節度ピンの
押圧力の減少により、復帰用ばねの弾力が打ち勝ち、該
ライティングスイッチノブがヘッドランプON位置からス
モールランプON位置を越えて、一斉にライトスイッチの
OFF位置まで戻る。キャンセル釦から指を放すと、該キ
ャンセル釦、節度板、及び節度ピンは、操作レバーと節
度板との間に介在されたスプリングにより元の位置に復
帰する。
〔実施例〕
以下、第1図、第2図、及び第3図に基づき本考案に係
る車両用ライティングスイッチの自動復帰機構の一実施
例を詳述する。
1は、方向指示器用スイッチ機構の操作レバーであり、
前後に移動する。1aは、操作レバー1の軸心に穿設され
た孔であり、段差状のスプリング支持部1bと節度板支持
部1cを形成している。2は、該操作レバー1の孔1aに挿
入されるシャフトであり、一端部にライティングスイッ
チの可動盤(図示せず)を移動させるためのガイド部
(図示せず)を有する。該シャフト2は、スプリング
3、節度板4、復帰用ばね5、及びライティングスイッ
チノブ6を挿入し、止め輪7にて保持している。スプリ
ング3は、節度板4を押圧するためのコイルばねであ
り、操作レバー1のスプリング支持部1bに挿入される。
節度板4は、操作レバー1の節度板支持部1cに進退自在
に挿入されている。該節度板4は、ライティングスイッ
チノブ6側の表面に節度溝部4aを形成している。該節度
溝部4aは、ライティングスイッチノブ6をライトスイッ
チのOFF位置、スモールランプON位置、ヘッドランプON
位置に係止するための3つの節度溝4e,4f,4gから成る。
節度溝4eは、節度ピン8に係合することにより、ライテ
ィングスイッチノブ6をライトスイッチのOFF位置に係
止させるための溝である。節度溝4fは、節度ピン8に係
合することにより、ライティングスイッチノブ6をスモ
ールランプON位置に係止させる溝である。節度溝4gは、
節度ピン8に係合することにより、ライティングスイッ
チノブ6をヘッドランプON位置に係止させる溝である。
復帰用ばね5は、一端部5aを節度板4の孔4bに、他端部
5bを孔6aに挿入して、ライティングスイッチノブ6を矢
印B方向に復帰するばねである。ライティングスイッチ
ノブ6は、止め輪7により、シャフト2に固定される。
ライティングスイッチノブ6は、節度板4側の表面に節
度ピン8及び節度スプリング9を挿入するための盲孔6a
を穿設している。尚、該ライティングスイッチノブ6の
回動範囲は、シャフト2の先端箇所に配設された可動盤
の移動範囲と同じである。節度ピン8は、節度板4の節
度溝部4aに圧接することにより、ライティングスイッチ
ノブ6をライトスイッチのOFF位置、スモールランプON
位置、及びヘッドランプON位置に係止させる部材であ
る。10は、キャンセル釦であり、節度板4の孔4c,4dに
嵌着する突片10a,10bと、ライティングスイッチノブ6
に進退自在に係止するための爪10c,10dを形成してい
る。突片10a,10bは、ライティングスイッチノブ6の貫
通孔6b,6cに回動自在に挿通される。爪10c,10dは、ライ
ティングスイッチノブ6の段差を有する係止孔6d,6eに
回動自在、かつ進退自在に係止する。
本考案に係る車両用ライティングスイッチの自動復帰機
構は、以上のような構成であり、次に動作を詳述する。
キャンセル釦10を押圧してない場合、節度板4は、スプ
リング3に押圧されてライティングスイッチノブ6に圧
接している。該節度板4に固着されたキャンセル釦は、
スプリング3によりライティングスイッチノブ6から突
出している状態にある。スモールランプを点灯する場合
は、ライティングスイッチノブ6をライトスイッチのOF
F位置からスモールランプON位置まで回動する。このと
き、節度ピン8は、ライトスイッチのOFF位置の節度溝4
eからスモールランプON位置の節度溝4fに移動して、該
節度溝4fに係合する。
例えば、ヘッドランプを点灯する場合は、ライティング
スイッチノブ6をヘッドランプON位置まで回動させる。
このとき、節度ピン8は、節度溝部4aの各節度溝を越
え、ヘッドランプON位置の節度溝4gにて係止する。復帰
用ばね5は、係止したライティングスイッチノブ6が回
動するため、更に弾性力を増す。シャフト2は、一端に
固着したライティングスイッチノブ6と同一方向に回転
し、他端に固着したガイド部を揺動させる。該ガイド部
は、可動盤を移動させて、接点がONし、ヘッドランプが
点灯する。
ヘッドランプを点灯した状態から一つの動作でライトス
イッチのOFF位置にする場合は、キャンセル釦10を押圧
する。するとキャンセル釦10は、節度板4を矢印C方向
に移動させる。節度板4の移動により該節度板4に圧接
していた節度ピン8は、節度スプリング9の弾性により
矢印C方向に移動する。このため、節度ピン8は、該節
度ピン8の移動により、節度スプリング9の押圧力が減
少する。そして、節度ピン8が節度溝部4aの節度溝4gに
圧接することによりヘッドランプON位置に係止していた
ライティングスイッチノブ6は、節度ピン8の押圧力の
減少によって、復帰ばね5の弾力が打ち勝ち、該ライテ
ィングスイッチノブ6がヘッドランプON位置からスモー
ルランプON位置を越えて一斉にライトスイッチのOFF位
置まで復帰する。このとき、節度ピン8は、ヘッドラン
プON位置の節度溝4gから節度溝4fを越えてライトスイッ
チのOFF位置の節度溝4eへ一斉に摺動する。そして、キ
ャンセル釦10から操作者の指を放すと、該キャンセル釦
10、節度板4、及び節度ピン8は、スプリング3により
矢印D方向に移動し、元の状態に復帰する。
ヘッドランプを点灯した状態からスモールランプON位
置、ライトスイッチのOFF位置へと段階的に消灯する場
合は、ライティングスイッチノブ6を矢印B方向に回動
することによりヘッドランプを消灯することができる。
尚、本考案は、叙上のように車両ライティングスイッチ
の自動復帰機構として詳述したが、操作レバー1をスイ
ッチケースとする回動スイッチのノブの自動復帰機構と
して応用することも可能である。
〔考案の効果〕
本考案に係る車両用ライティングスイッチの自動復帰機
構は、ライティングスイッチノブをヘッドランプON位置
からライトスイッチのOFF位置へキャンセル釦をプッシ
ュ操作することにより該ライティングスイッチノブを自
動復帰できるため、操作性が良好であり、かつ便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、及び第3図は、車両用ライティングス
イッチの自動復帰機構の一実施例を示す図面であり、第
1図は分解斜視図、第2図は要部拡大断面図、第3図は
節度板の拡大斜視図である。 1……操作レバー、2……シャフト、3……スプリン
グ、4……節度板、4a……節度溝部、5……復帰用ば
ね、6……ライティングスイッチノブ、8……節度ピ
ン、10……キャンセル釦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方向指示器用スイッチ機構の操作レバー
    と、該操作レバーに圧接するスプリングと、該スプリン
    グに付勢された節度板と、該節度板の節溝に係止し、か
    つライティングスイッチノブに弾挿される節度ピンと、
    一端を前記節度板に係止し、他端をライティングスイッ
    チノブに係止した復帰用ばねと、前記操作レバーに挿入
    されたシャフトと、該シャフトの先端に固着された前記
    ライティングスイッチノブと、該ライティングスイッチ
    ノブを介して前記節度板に係止するキャンセル釦とから
    構成される車両用ライティングスイッチの自動復帰機
    構。
JP14924389U 1989-12-25 1989-12-25 車両用ライティングスイッチの自動復帰機構 Expired - Lifetime JPH0743904Y2 (ja)

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JP14924389U JPH0743904Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 車両用ライティングスイッチの自動復帰機構

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JP14924389U JPH0743904Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 車両用ライティングスイッチの自動復帰機構

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Publication Number Publication Date
JPH0388239U JPH0388239U (ja) 1991-09-10
JPH0743904Y2 true JPH0743904Y2 (ja) 1995-10-09

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JP14924389U Expired - Lifetime JPH0743904Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 車両用ライティングスイッチの自動復帰機構

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