JPH0341387Y2 - - Google Patents

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JPH0341387Y2
JPH0341387Y2 JP1983162569U JP16256983U JPH0341387Y2 JP H0341387 Y2 JPH0341387 Y2 JP H0341387Y2 JP 1983162569 U JP1983162569 U JP 1983162569U JP 16256983 U JP16256983 U JP 16256983U JP H0341387 Y2 JPH0341387 Y2 JP H0341387Y2
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JP
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movable contact
switch
contact holder
turn signal
knob
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JP1983162569U
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【考案の詳細な説明】 本考案は左用及び右用の2個の独立したターン
シグナルスイツチをバーハンドルの左右握り部の
近傍に配設した二輪車用ターンシグナルスイツチ
に関する。
従来のこの種ターンシグナルスイツチは、操作
ノブを押込操作している時のみオン状態となり、
押込操作をやめると自動的にオフとなる方式のも
の及び操作ノブを押すとロツクしてオン状態にな
り、操作ノブの別の位置を押すとロツク解除して
オフとなる方式の二種類があるが、前者の方式は
レーンチエンジ等短時間作動させる時には便利で
あるが、交差点の右折時のようにブレーキ等の他
の操作を併せて行う時にターンシグナルの操作が
面倒であり、また、後者の方式は一旦押込操作す
ればロツクされるから、ターンシグナルの作動中
でもブレーキ・クラツチのレバー操作が容易にで
きるが、レーンチエンジ等の場合には、操作ノブ
のロツク及びロツク解除を短時間内に続けて行わ
ねばならず操作が面倒である。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、操作ノブの押込量が少ない時に
は該操作ノブが押込解除とともに自動復帰し、操
作ノブの押込量が大である時には該操作ノブが押
込位置にてロツクされて再度の押込によりロツク
解除されるようにし、前記操作ノブの押込量が大
小いずれの場合もスイツチ部がオンとなつてター
ンシグナルが作動され、以つて、レーンチエンジ
等の短時間の操作及び交差点での右折のような他
の操作を併せて行う場合のいずれの場合にも操作
が容易にできる二輪車用ターンシグナルスイツチ
を提供するにある。
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。1は二輪車のバーハンドルで、こ
れの左右のグリツプ2,3の近傍にスイツチアツ
センブリ4,5が設けられており、各スイツチア
ツセンブリ4,5に左用及び右用のターンシグナ
ルスイツチ6及び7とホーンスイツチ8、スター
タスイツチ9等が設けられている。以下、右用の
ターンシグナルスイツチ7について詳述する。1
0はスイツチケースで、下面側にスイツチアツセ
ンブリ5に固着するための腕部11が突設され、
上面に軸部12aを有する突片12が設けられて
いる。13は軸部12aに回動可能に支持された
操作ノブで、これに先端に軸部14aを有する腕
部14が突設されている。そして、この腕部14
はスイツチケース10上面の切欠部10aを介し
て該スイツチケース10内に挿入され、軸部14
aがスイツチケース10内に直線的に摺動可能に
配設された可動コンタクトホルダ15の溝15a
に回動可能に嵌入されている。即ち、操作ノブ1
3が一方向たる矢印A方向に押込操作されると、
これに連動して可動コンタクトホルダ15が一方
向たる矢印B方向直線移動されるようになつてい
る。16はスイツチケース10の右側内側面と可
動コンタクトホルダ15との間に配設された圧縮
コイルばねで、これにより可動コンタクトホルダ
15は他方向たる反矢印B方向に常に付勢されて
いる。17は2個の固定コンタクト18,18が
所定間隔を存して配設されたスイツチケース10
の一部をなすインシユレータで、これの両端に突
設した爪部17a,17aをスイツチケース10
に設けた係合孔10b,10bに係合させること
によつてスイツチケース10の前面開口部を閉塞
している。19は圧縮コイルばね20を介して可
動コンタクトホルダ15に配設された可動コンタ
クトで、これはインシユレータ17と対向し、且
つ固定コンタクト18,18と協働してスイツチ
部21を構成しており、可動コンタクトホルダ1
5が圧縮コイルばね16の付勢力で反矢印B方向
に最大に移動された第2図乃至第4図に示す状態
ではスイツチ部21はオフ状態を呈している。2
2は節度装置で、これについて詳述すると、23
は可動コンタクトホルダ15に形成した横孔で、
ここに圧縮コイルばね24を介してボール25が
挿入されている。26はボール25と対向するよ
うにスイツチケース10の内面に形成された略矩
形状の凹部であり、これの左端部に弧状の傾斜部
26aを形成しており、また、可動コンタクトホ
ルダ15が第3図に示すよう反矢印B方向に移動
された状態ではボール25が凹部26の右端近傍
に位置されている。27はロツク機構で、これに
ついて詳述すると、28は軸部28aの上端に矩
形状の鍔部28bを一体成形してなるセツトピー
スで、これはスイツチケース10の左端部内面に
おいて、該スイツチケース10の上面板及び該上
面板と所定間隔を存して突設された支持凸部29
との間に配設され、軸部28aの下端が該支持凸
部29に設けた溝29aに嵌合保持されている。
30はコイル部30aをセツトピース28の軸部
28aの外周に巻回したばね線材からなるねじり
コイルばねで、これの一端部はスイツチケース1
0の左内壁に当接され、また他端部は右方向に指
向されてその先端部分に可動コンタクトホルダ1
5方向に指向する係合部30bが折曲形成されて
おり、該係合部30bはコイル部30aの弾発力
によつて常に矢印C方向に回動付勢されている。
31は可動コンタクトホルダ15の上面に形成さ
れた凹段部で、ここにハート形のカム凸部32及
び該カム凸部32の周縁に接して該カム凸部32
よりも突出量が小の段差部33が夫々突設され、
段差部33は片側が斜面部34によつて凹段部3
1に連らなつており、ねじりコイルばね30の係
合部30bはカム凸部32の周縁に弾性的に係合
状態を呈している。以上が右用ターンシグナルス
イツチ7の構成であるが左用ターンシグナルスイ
ツチ6は右用ターンシグナルスイツチ7と左右対
称な形状であるから詳細説明は省略する。
次に上記構成の作用について説明する。可動コ
ンタクトホルダ15が圧縮コイルばね16の付勢
力で反矢印B方向に最大に移動された第2図乃至
第4図に示す状態では、可動コンタクト19が固
定コンタクト18,18から離間し、スイツチ部
21がオフ状態を呈しており、この時、ねじりコ
イルばね30の係合部30bは第3図に示すよう
にカム凸部32より左方向に所定間隔を存してい
る。この状態から操作ノブ13が押込操作されて
矢印A方向に回動されると、腕部14を介して可
動コンタクトホルダ15が圧縮コイルばね16に
抗して矢印B方向に直線的に摺動移動される。そ
して、操作ノブ13の押込操作によつて可動コン
タクトホルダ15が矢印A方向に所定ストローク
移動されると、節度装置22のボール25が凹部
26の傾斜部26aに当接するようになつて操作
ノブ13に節度感が与えられる(第5図参照)。
この節度感が得られた状態で操作ノブ13の押込
を止めその状態に保持すると、可動コンタクト1
9は第7図に示すように固定タンタクト18,1
8の双方に接触してスイツチ部21をオン状態に
するから右側のターンシグナルランプ(図示せ
ず)を点滅動作させる。この時、ねじりコイルば
ね30の係合部30bはカム凸部32の下縁部に
接触してロツク機構27が不作動状態であるか
ら、操作ノブ13に対する押込保持を解除する
と、圧縮コイルばね16の付勢力で可動コンタク
トホルダ15が反矢印B方向に復帰し且つ操作ノ
ブ13が反矢印A方向に復帰して第2図乃至第4
図に示す状態に戻り、スイツチ部21がオフ状態
になる。而して、操作ノブ13の押込によつて節
度装置22による節度感が得られた上述の状態か
ら更に操作ノブ13を押込操作すると、ボール2
5が傾斜部26aを乗り越えるようになつて凹部
26から外れるから節度装置22による節度が消
滅し、操作ノブ13の矢印A方向への押込に応じ
て可動コンタクトホルダ15は更に矢印B方向に
直線的に摺動される。すると、可動コンタクトホ
ルダ15の矢印B方向への移動にともなつてねじ
りコイルばね30の係合部30bがカム凸部32
の周縁に沿つて矢印aで示すように移動されるよ
うになり、従つて、操作ノブ13の押込によつて
可動コンタクトホルダ15が矢印B方向に最大に
移動された後に該操作ノブ13に対する押込が解
除されて可動コンタクトホルダ15が反矢印B方
向に若干戻された時に、ねじりコイルばね30の
係合部30bがカム凸部32に係合してロツク機
構27によつて可動コンタクトホルダ15の移動
がロツクされるようになり(第6図参照)、この
時、可動コンタクト19が固定コンタクト18,
18に接触してスイツチ部21をオン状態にして
いるから(第8図参照)、操作ノブ13に対する
押込が解除された後も継続してターンシグナルラ
ンプが点滅作動される。そして、この状態から操
作ノブ13が再度押込操作されて可動コンタクト
ホルダ15が矢印B方向に最大に移動されると、
ねじりコイルばね30の係合部30bがカム凸部
32の周縁に沿つて矢印bで示すように移動して
該カム凸部32から離脱するようになるから、ロ
ツク機構27がロツク解除するようになり、従つ
て操作ノブ13に対する押込が解除されると、該
操作ノブ13及び可動コンタクトホルダ15が
夫々第2図乃至第4図に示す元の状態に戻され、
スイツチ部21がオフ状態に復帰される。
上記構成によれば、操作ノブ13の押込を節度
装置22による節度感が得られた状態で止めれ
ば、操作ノブ13を押込んでいる時のみスイツチ
部21がオン状態を呈し、該操作ノブ13に対す
る押込を解除すると直ちにスイツチ部21がオフ
となるから、レーンチエンジ等の短時間のターン
シグナルランプの点滅動作を、単純に操作ノブ1
3を押込んで離すという動作で達成できる。ま
た、操作ノブ13を最大に押込むとロツク機構2
7によつて可動コンタクトホルダ15がロツクさ
れて該操作ノブ13に対する押込を続けなくても
スイツチ部21が継続的にオン状態を呈するか
ら、交差点の右左折のように同時にブレーキ及び
クラツチ等の他の操作を行う時には操作ノブ13
に対する押込を続けなくてもターンシグナルラン
プの点滅を継続して行うことができ、以上述べた
二種の作動が操作ノブ13に対する押込量を大小
変化させるだけで選択でき、操作が容易にでき
る。
本考案は以上の説明から明らかなように、レー
ンチエンジ等の短時間の操作及び交差点での右折
のような他の操作を併せて行う場合のいずれの場
合にも操作が容易にできる二輪車用ターンシグナ
ルスイツチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は正面図、第2図はインシユレータを取除い
て示す側面図、第3図は第2図の−線に沿う
断面図、第4図は第2図の−線に沿う断面
図、第5図及び第6図は夫々異なる作用状態を示
す第3図相当図、第7図及び第8図は夫々異なる
作用状態を示す第4図相当図、第9図はロツク機
構の拡大斜視図である。 図面中、1はバーハンドル、6,7はターンシ
グナルスイツチ、10はスイツチケース、13は
操作ノブ、15は可動コンタクトホルダ、16は
圧縮コイルばね、18は固定コンタクト、19は
可動コンタクト、21はスイツチ部、22は節度
装置、25はボール、27はロツク機構、30は
ねじりコイルばね、32はカム凸部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左用及び右用の2個の独立したターンシグナル
    スイツチをバーハンドルの左右握り部の近傍に配
    設するようにしたものにおいて、前記ターンシグ
    ナルスイツチを、スイツチケースに設けられ押込
    操作によつて一方向回動される操作ノブと、この
    操作ノブの一方向回動によつて一方向に直線移動
    され、ばねにより他方向に付勢された可動コンタ
    クトホルダと、前記操作ノブの押込により前記可
    動コンタクトホルダが一方向に所定ストローク移
    動された時にその移動に節度を与える節度装置
    と、前記操作ノブの押込により前記可動コンタク
    トホルダが前記節度装置による節度を越えて更に
    所定ストローク一方向に押込まれた時に該可動コ
    ンタクトホルダをその押込位置にロツクし且つ斯
    様にロツクされた可動コンタクトホルダが前記操
    作ノブの再度の押込によりロツク解除されるロツ
    ク機構と、前記スイツチケースに設けられた固定
    コンタクト及び前記可動コンタクトホルダに設け
    られた可動コンタクトからなり前記操作ノブの押
    込により該可動コンタクトホルダが前記節度装置
    により節度を与えられる位置及び前記ロツク装置
    によりロツクされた位置の双方にてオン状態とな
    るスイツチ部とから構成したことを特徴とする二
    輪車用ターンシグナルスイツチ。
JP16256983U 1983-10-19 1983-10-19 二輪車用タ−ンシグナルスイツチ Granted JPS6069439U (ja)

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JP16256983U JPS6069439U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 二輪車用タ−ンシグナルスイツチ

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JP16256983U JPS6069439U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 二輪車用タ−ンシグナルスイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS6069439U JPS6069439U (ja) 1985-05-16
JPH0341387Y2 true JPH0341387Y2 (ja) 1991-08-30

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ID=30356953

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JP16256983U Granted JPS6069439U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 二輪車用タ−ンシグナルスイツチ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0345404Y2 (ja) * 1986-02-04 1991-09-25
JPH0326603Y2 (ja) * 1986-11-17 1991-06-10

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851533B2 (ja) * 1980-06-21 1983-11-17 旭化成株式会社 嵩高扁平糸条体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851533U (ja) * 1981-10-05 1983-04-07 株式会社ユ−シン ハ−トカム式スイツチの組付構造
JPS58187923U (ja) * 1982-06-09 1983-12-14 松下電器産業株式会社 スイツチ

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JPS5851533B2 (ja) * 1980-06-21 1983-11-17 旭化成株式会社 嵩高扁平糸条体

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JPS6069439U (ja) 1985-05-16

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