JPS6224898Y2 - - Google Patents

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JPS6224898Y2
JPS6224898Y2 JP18090479U JP18090479U JPS6224898Y2 JP S6224898 Y2 JPS6224898 Y2 JP S6224898Y2 JP 18090479 U JP18090479 U JP 18090479U JP 18090479 U JP18090479 U JP 18090479U JP S6224898 Y2 JPS6224898 Y2 JP S6224898Y2
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JP
Japan
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movable contact
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coil spring
driver
frame
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JP18090479U
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JPS5697827U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスイツチ、特にシーソー接点構造をも
つスイツチの構造に係り、その目的とするところ
は軽作動力であり、切換え操作感触の良好なもの
で、自動組立てに適した構造のものを提供するに
ある。
従来のこの種のスイツチの構造を第1図により
説明すると、21は合成樹脂からなる枠体、該枠
体21の底部中央には支持端子22が植設されて
おり、該支持端子22の両側には固定接点23,
24を固着してある固定端子25,26が植設し
てある。
27は両端部に可動接点28,29を固着して
ある可動接点板で、該可動接点板27は支持端子
22により揺動可能に支持されている。30は合
成樹脂より成る操作体で、該操作体30の中央上
面にはハートカム溝31、後方底面にはコイルば
ね収納穴32を設けてある。該収納穴32にはコ
イルばね34と駆動子35とが収納されており、
駆動子35は常にコイルばね34により可動接点
板27に当接されている。36は枠体21の開口
部を覆う蓋板、37は操作体30を一方向へ付勢
している復帰用ばね、38はハートカム溝31内
に一端を位置させた駆動ピンである。
上述した構造のスイツチの動作を説明すると、
先ず、スイツチの操作体30を復帰用ばね37の
力に抗して押圧すると、操作体30は矢印A方向
に移動し、操作体30の収納穴32内にある駆動
子35もいつしよに移動する。駆動子35はコイ
ルばね34により可動接点板27へ当接した状態
で傾斜した可動接点板27の背面を矢印A方向へ
移動し、駆動子35が支持端子22上を通過する
と可動接点板27はコイルばね34の付勢力によ
つて揺動し、可動接点28と固定接点23とは開
離し、可動接点29と固定接点24とが閉接す
る。
このような切換え動作において、操作体30は
コイルばね34の働きにより常に蓋板36に圧接
されているためにどうしても切換え動作が重くな
り、滑らかな切換え感触が全く得られないために
操作体30と蓋板36との間にグリースを塗つた
りしていた。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、駆動
子を付勢するコイルばねが操作体を付勢すること
がないような構造として前記欠点を解消したもの
である。
以下、本考案の実施例を図面により説明する
と、1は合成樹脂を成形した操作体で、該操作体
1には後述する駆動ピン5の一端5aが位置する
ハート型カム溝1aと他端5bが挿入される摺動
孔1bと復帰用コイルばね2が収納される凹部1
cと上方に向つて広がつている貫通穴1dとを形
成してある。3は合成樹脂から形成した枠体、該
枠体3の底部中央には支持端子6が植設され、該
支持端子6の両側には固定接点7,8を固着して
ある固定端子9,10が植設してある。それか
ら、枠体3には駆動ピン5の一端5bを挿入係止
する孔3aを設けた突部3bと切欠部3c,3d
と切欠部3e,3fとを形成してある。4は駆動
子で、該駆動子4にはその上部に横方向へ突出す
る一組の突起4a,4aを形成してあり、コイル
ばね11の一端側を収納する孔4bと突出部4c
とを形成してある。5は略コ字型に線材を折り曲
げて形成した駆動ピン、16はその両端部が枠体
3の切欠部3c,3dに位置して駆動ピン5を押
える押え板である。12は金属板を打抜き折曲げ
して形成した蓋板である。13は一対の可動接点
14,15を持つ可動接点板である。
次に本考案に係るスイツチの組立てを説明する
と、先ず、支持端子6、固定端子9,10を植設
した枠体3内に可動接点板13を挿入し、支持端
子6上に可動接点板13を揺動自在に載置する。
次に操作体1の操作側を枠体3外へ突出させて、
操作体1の凹部1c内に枠体3の突部3bを位置
させ、且つ、突起1e,1eを枠体3上面の凹部
3g,3gに位置させて操作体1を枠体3へ載置
する。次に、駆動子4を操作体1の貫通穴1d内
に挿入して突出部4cを可動接点板13に当接さ
せると共に一組の突起4a,4aを枠体3の切欠
部3e,3f内に位置させ、それから孔4b内に
コイルばね11を収納する。次に駆動ピン5の一
端5aをハートカム溝1a内に位置させ、他端1
bを操作体1の摺動孔1bを挿通して枠体3の突
部3bの孔3aに位置させる。
次に押え板16を駆動ピン5に直交させて載
せ、両端部を枠体3の切欠部3c,3dに位置さ
せる。次に、枠体3に蓋板12を被せて、脚12
a,12aをめなどにより取付ける。そして、
最後に復帰用コイルばね2を操作体1の凹部1c
内へ収納することにより組立ては終る。
次に、本考案のスイツチの切換え動作について
説明すると、先ず第2図の状態から操作体1を復
帰用コイルばね2の力に抗して押圧すると、操作
体1の貫通穴1dの下端縁1fに駆動子4が当接
しているので、駆動子4は一組の突起4a,4a
を支軸として回動される。駆動子4の先端にある
突出部4cが可動接点板13上を摺動し、該突出
部4cが支持端子6上に達するとコイルばね11
は最大に圧縮された状態となり、この状態を過ぎ
るとコイルばね11の付勢力の作用線方向が変わ
り、可動接点板13が急激に反転する。そして、
第2図の可動接点14と固定接点7とが開離し、
可動接点15と固定接点8とが接触して回路が切
換えられる。同時に駆動ピン5とハートカム溝1
aとの作用によりその状態にロツクされることに
なる。もう一度操作体1を押圧すると駆動ピン5
のロツクが解除され、押圧をやめると操作体1と
駆動子4とは復帰用コイルばね2の働きにより前
記工程とは逆の工程を経て元の状態(第2図)へ
戻る。
叙上の通り、本考案のスイツチは駆動子を枠体
に回動可能に軸支し、駆動子と蓋板との間にコイ
ルばねを装着したので操作体自体にはスイツチ切
換え時に何等影響を与えることがなく、従来のも
のに比べてきわめて少ない作動力で操作すること
ができ、切換え操作感触が良好となる。また、本
考案のスイツチは組立て作業において各部品を一
方向から挿入して組立てができる構成としたの
で、組立ての自動化を可能とし安価に提供できる
等の実用上顕著な作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスイツチの構造を示す要部断側
面図、第2図は本考案のスイツチを示す要部断側
面図、第3図は本考案のスイツチの分解斜視図で
ある。 1…操作体、1a…ハート型カム溝、1b…揺
動孔、1c…凹部、1d…貫通穴、1e…突起、
1f…下端縁、2…復帰用コイルばね、3…枠
体、3a…孔、3b…突部、3g…凹部、3c,
3d,3e,3f…切欠部、4…駆動子、4a…
突起、4b…孔、4c…突出部、5…駆動ピン、
6…支持端子、7,8…固定接点、9,10…固
定端子、11…コイルバネ、12…蓋体、13…
可動接点板、14,15…可動接点、16…押え
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体と蓋体とよりなるケースと、該ケースの切
    欠部に上下動自在でかつ回動自在に支持された駆
    動子と、該駆動子と前記ケースとの間に蓄設され
    たコイルばねと、前記ケースに摺動自在に装着さ
    れるとともに前記駆動子に係合して駆動子を揺動
    させる操作体と、前記駆動子がコイルばねにより
    付勢された方向に配設されて駆動子の一端が圧接
    された可動接点板と、該可動接点板を揺動可能に
    支持する支持端子とを具備したことを特徴とする
    スイツチ。
JP18090479U 1979-12-26 1979-12-26 Expired JPS6224898Y2 (ja)

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JP18090479U JPS6224898Y2 (ja) 1979-12-26 1979-12-26

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Publication Number Publication Date
JPS5697827U JPS5697827U (ja) 1981-08-03
JPS6224898Y2 true JPS6224898Y2 (ja) 1987-06-25

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ID=29691305

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