JPH0215231Y2 - - Google Patents

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JPH0215231Y2
JPH0215231Y2 JP18911484U JP18911484U JPH0215231Y2 JP H0215231 Y2 JPH0215231 Y2 JP H0215231Y2 JP 18911484 U JP18911484 U JP 18911484U JP 18911484 U JP18911484 U JP 18911484U JP H0215231 Y2 JPH0215231 Y2 JP H0215231Y2
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movable
movable terminal
wafer
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JP18911484U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はスイツチ、主として電話機に使用され
るフツクスイツチにおけるクリツプ状をした可動
端子に関する。
〔考案の背景〕
従来、この種のフツクスイツチにおけるクリツ
プ状の可動端子は、操作レバーによつて摺動せし
められる摺動体に単に収容保持されているもの
で、可動接点の切替接触作業は、可動接点を有す
る挟持用突片の弾性に抗して固定端子の接触面に
摺接させるものとなつていた。
又、この可動端子のコモン端子との接触も他の
端子と同様に摺接しているものであつた。
そのため、可動端子の切替作業にあつて、時と
して摩れが生じる虞れがあり、信頼性が乏しくな
り、作動感も重くなつてしまう問題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記した従来技術の問題点を
解消し、信頼性が高く、又、作動力を軽いものと
して、製品寿命も長くすることができるフツクス
イツチの可動端子を提供することにある。
〔考案の概要〕
この目的を達成するために、本考案は、両端
に、各々内方に突出した接点を有する挟持突片を
有し、一方端の接点はコモン端子に穿設された支
持孔を挟持して回動支点となる支持接点とし、他
方端の接点は可動端子とするとともに、その可動
接点側の突片は外方に屈曲して延設された拡開ガ
イド部を備えていることを特徴とする。
〔考案の実施例〕
次に、本考案の実施の一例を図面を参照して説
明する。
図中1は、本考案に係るフツクスイツチの可動
端子であり、この可動端子1は連結体2を介して
前後にクリツプ3,4を一体的に有している。こ
のクリツプ3,4は各々固定端子の接触部を挟持
する一対の対向する挟持突片3a,4aを有して
おり、その挟持突片3a,4aには内方に向けて
突出した接点3b,4bが形成されている。
この接点3b,4bのうち、3bは後述するウ
エハーに植設されたコモン端子の接触面に穿設さ
れた支持孔を挟持して、可動端子1の回動支点と
なる支持接点とされ、4bはやはりウエハーに植
設されたノーマルオープン端子とノーマルクロー
ズ端子の各接触部との切替をなす可動接点となつ
ている。
又、可動接点となる接点4b,4bを形成した
挟持突片4a,4aの先端には、外方に屈曲して
一体的に延設された拡開ガイド部5が備えられて
いる。
ここで、この可動端子1のフツクスイツチへの
組み込み例を説明すると、図中6は上面開口とし
た函形のウエハーであり、このウエハー6の底面
に一対の、支持孔7aが穿設されたコモン端子
7,7と、ノーマルオープン端子8,8及びノー
マルクローズ端子9,9が下端を外部に突出して
植設されている。又、コモン端子7、ノーマルオ
ープン端子8、ノーマルクローズ端子9は垂直方
向の同一平面上に並設されており、ノーマルクロ
ーズ端子9の接触面は広めのギヤツプGを隔てて
ノーマルオープン端子8の接触面の上方に位置さ
れている。
更に、ノーマルクローズ端子9のノーマルオー
プン端子8側の縁部には合成樹脂等の絶縁体で形
成された、可動端子1の拡開ガイド部5,5と摺
接して、可動端子1の回動と接触切替をガイドす
るガイド柱10が備えられている。
又、ウエハー6内には回動体11が、その後端
寄りの両側面に突設された突起11a,11aを
ウエハー6の側壁内面に形成されたU字状の受部
12,12に支持された回動自在に枢支されてい
る。この回動体11の長手方向に沿つた左右には
下方開口とした可動端子保持部11b,11bが
形成されており、この可動端子保持部11bに前
記した可動端子1が収容保持されるものとなつて
おり、可動端子1は、この回動体11と共に回動
するものとなつている。
又、この回動体11の可動端子保持部11b,
11b間の上面には底面を弧状とした溝部11c
が形成され、この溝部11cに回動体の復帰用の
コイルスプリング13が収容されるものとなつて
いる。このコイルスプリング13は、その一端を
回動体11の先端上面に突設された突起11dに
係止され、他端はウエハー6に備えられた突起6
aに係止され、回動体11とウエハー6を連接す
るものとなつている。
更に、図中14はウエハー6の上面開口を閉塞
するカバーであり、このカバー14は端部に穿設
された角孔14aにウエハー6の突起6bを嵌合
し、爪体14bやフツク14cによつてウエハー
6へ素材の弾性によつて係合されるものとなつて
いる。
又、15は操作レバーであり、この操作レバー
15は一対のアーム15a,15aを有してお
り、そのアーム15aの先端内面に枢支突起15
bを一体的に備えており、この枢支突起15bを
ウエハー6の側面に形成されたU字状の切欠部6
cに係合するものとなつている。枢支突起15b
には操作子15cが備えられているもので、この
操作子15cが回動体11に備えられた受部11
eと係合し、操作レバー15に与えられた回動力
を回動体11に伝達するものとなつている。
本考案に係る可動端子1を採用したフツクスイ
ツチは上記の如く構成されているもので、操作レ
バー15を下方に作動させることで回動体11を
回動させ、共に可動端子1を回動させることで、
ノーマルオープン端子8とノーマルクローズ端子
9との切替がなされるものとなつている。
この際に、可動端子1は、その接点3bでコモ
ン端子7の支持孔7aを挟持係合して回転支点と
し、ノーマルクローズ端子9に備えられたガイド
柱に拡開ガイド部5を摺接するのでギヤツプGの
部分で接点4b,4bが閉じてしまうことを防止
でき、そのために可動端子1は作動上の抗力も小
さくて済むものとなつている。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案によれば、切替及び採
用した製品の信頼性が高く、作動力が軽くなり、
それに伴なつて製品寿命も長いものとなつてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る可動端子の平面図、第2
図は同正面図、第3図は同左側面図、第4図は同
右側面図、第5図は同可動端子を組み込んだフツ
クスイツチの分解斜視図、第6図は同カバーを外
した状態の平面図、第7図は同断面図である。 1……可動端子、3a,4a……挟持突片、3
b,4b……接点、5……拡開ガイド部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に、各々内方に突出した接点を有する挟持
    突片を有し、一方端の接点はコモン端子に穿設さ
    れた支持孔を挟持して回動支点となる支持接点と
    し、他方端の接点は可動接点とするとともに、そ
    の可動接点側の突片は外方に屈曲して延設された
    拡開ガイド部を備えていることを特徴とするスイ
    ツチの可動端子。
JP18911484U 1984-12-13 1984-12-13 Expired JPH0215231Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18911484U JPH0215231Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18911484U JPH0215231Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61103841U JPS61103841U (ja) 1986-07-02
JPH0215231Y2 true JPH0215231Y2 (ja) 1990-04-24

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ID=30746574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18911484U Expired JPH0215231Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

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JP (1) JPH0215231Y2 (ja)

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JPS61103841U (ja) 1986-07-02

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