JPH0351871Y2 - - Google Patents

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JPH0351871Y2
JPH0351871Y2 JP15459683U JP15459683U JPH0351871Y2 JP H0351871 Y2 JPH0351871 Y2 JP H0351871Y2 JP 15459683 U JP15459683 U JP 15459683U JP 15459683 U JP15459683 U JP 15459683U JP H0351871 Y2 JPH0351871 Y2 JP H0351871Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は駆動子のストローク長が大きく、か
つ動作力が小さく、しかも小形に構成できるスイ
ツチに関する。
例えばビデオテープのカセツトに、内部のテー
プの状態を示すために、予め決められた位置に小
孔を設け、この小孔が開けられているか閉じられ
ているかを検出してそのカセツト内のテープの状
態を検知することが提案されている。このような
小孔の検出に当つて小形、軽動作、大ストローク
でしかも安価で更に信頼性が高いスイツチが望ま
れるが、従来のスイツチではこれらを同時に満足
するものはなかつた。
この考案の目的はストローク長が大、例えば2
mm以上で、しかも動作力が小さく、例えば20g以
下で、小形に構成でき、かつ安定性がよいスイツ
チを提供することにある。
この考案によれば導電性の弾性線状アームの一
端部に駆動子(アクチユエータ)を係合させ、こ
のアームを移動させると、クリツプに弾性的に接
触し、このクリツプと前記アームとにそれぞれ接
続された端子がそのアームを介して電気的に互に
接続される。この場合そのクリツプを端子構成体
でボデイに押えて安定に保持し、かつその保持手
段の一部にてクリツプと端子構成体との電気的接
触が良好になされるように構成される。
以下図面を参照してこの考案によるスイツチの
一例を説明しよう。
第1図に示すように絶縁材のボデイ11はほゞ
直方体をしており、本体12とその一面(図では
底面)を塞ぐ蓋13とよりなる。この例では3組
のスイツチを収容し、かつその3組のスイツチの
各一方の接点を共通の端子に接続した場合で、第
1図においてボデイ11の前面より3つの端子1
4,15,16が前方に突出し、これら端子14
〜16は図において本体12及び蓋13とに挾ま
れ、端子15を中央として左右に配列されてい
る。また共通端子17が中央の端子15と対向し
てボデイの前面より前方に突出している。ボデイ
11の端子導出面と隣接し、かつ端子14〜16
の配列面と平行した一面、図では上面より駆動子
21,22,23がボデイ11に出入自在に外部
に突出して設けられる。
ボデイ11内の端子14及び駆動子21間はス
イツチ収容部とされ、同様に端子15及び駆動子
22間、また端子16及び駆動子23間において
それぞれボデイ11内はスイツチ収容部とされ
る。スイツチ収容部は例えば第2図に示すよう
に、また本体12を第3図乃至第5図に示すよう
に、本体12の蓋13側の面に、前後に延長した
案内溝24が形成され、案内溝24の端子導出面
と反対側の端の一側に案内溝24と連続してコイ
ル部収容室25が形成される。案内溝24の端子
導出面側の端に第2図で上下方向に延長した駆動
子案内部26が形成される。これらコイル部収容
室25及び駆動子案内部26間において案内溝2
4は両側に広げられてクリツプ収容部27が形成
される。
第2図に示すように第6図に示す導電性ねじり
コイルばね28のコイル部がコイル部収容室25
内に収容され、ねじりコイルばね28の一端のア
ーム28aは案内溝24内に位置され、他端のア
ーム28bは蓋13の板面に沿わされ、アーム2
8aは蓋13の板面に傾斜し、これに沿うように
案内溝24の底面も斜面とされている。
ねじりコイルばね28の一方のアーム28aの
端部に駆動子21が係合され、駆動子21の駆動
操作によりアーム28aが他方のアーム28bに
近ずくようにされる。 駆動子21はこの例では
ピン状をしており、駆動子案内部26に内端が位
置し、駆動子案内部26と連通し、これより径の
小さい孔を通じて外部に突出している。駆動子2
1の内端部は径が大きいつば部21aとされ、こ
のつば部21aが駆動子案内部26の小径部の境
界段部と係合してボデイ11より駆動子21が抜
出ないようにされる。つば部21aの内端面にス
リツト29が形成され、そのスリツト29内にね
じりコイルばね28のアーム28aの一端部が配
されて駆動子21とアーム28aとが係合してい
る。従つて駆動子21がボデイ11内に押される
と、アーム28aはアーム28b側に押される。
駆動子のつば部21aの周面の一部がその軸と平
行に切落されて平面31にされ、これと対向する
案内部26の面も平面とされて、駆動子21は案
内部26に案内されてボデイ11に対して出入で
きるが、回動はしないようにされる。
第6図に示すようにねじりコイルばね28のコ
イル部と駆動子21との間において、クリツプ3
2が配される。クリツプ32は例えば弾性金属板
をU字状に折曲げて構成され、その端部(挾持
部)は互に弾性的に接触している。クリツプ32
は第2図乃至第5図に示したクリツプ収容部27
内に収容される。クリツプ収容部27は第4図に
示すように本体12に貫通孔として形成され、ク
リツプ32の両脚片32a,32bの端部による
挾持部はばね28のアーム28a,28bとの間
に位置し、かつ両脚片32a,32bの連結部3
2cは蓋13と反対側に位置し、両脚片32a,
32bの板面が案内溝24とほゞ平行している。
クリツプ32は共通端子17に電気的に接続さ
れ、アーム28aの他端、即ちアーム28bは端
子14に電気的に接続される。例えば第6図に示
すようにクリツプ32の連結部32cの両側より
互に反対方向に支持片30a,30bが一体に延
長され、その一方の支持片30bより接触部33
が脚片32a,32bと同一側に折曲げ延長され
る。一方共通端子17に、第1図及び第7図に示
すようにほゞT字状板部34が一体に形成され、
板部34がボデイ11の駆動子21〜23の突出
側の面に対接される。板部34のT字の垂直部の
端がボデイ11の端子導出面側とされ、この端が
端子導出面と平行に折曲げられて挿入片35とさ
れ、挿入片35の端縁中央部より端子17が前方
に折曲げ延長されている。板部34の挿入片35
と反対側の縁に挿入片36,37が同一方向に折
曲げ延長される。挿入片35〜37の各両側縁の
端部に小さい爪が突出され、挿入片35,36,
37をボデイ11に形成されている係合溝41,
42,43(第3図、第4図も参照)内にそれぞ
れ圧入して板部34をボデイ11に保持する。ク
リツプ32の接触部33も係合溝42内に挿入さ
れ、接触部33が挿入片36と弾性的に接触して
両者は電気的に接続される。この接触を良好にす
るため、接触部33をその端部が第6図に示すよ
うに脚片32a,32bから離れる方向に僅か傾
斜させて挿入片36と弾性的に接触するようにす
ることができる。またこの時、第2図に示すよう
にクリツプ収容部27の開口の両側に支持片30
a,30bが配され、支持片30a,30bが板
部34でボデイ本体12に押えられ、クリツプ3
2が安定に保持される。その支持片30aを確実
に押えるため、第7図に示すように挿入片36と
反対側に押え部34bが板部34と一体に突出形
成される。同様に挿入片35,37と反対側に板
部34と一体に押え部34a,34cが突出形成
される。端子17、板部34、挿入片35,3
6,37で端子構成体が構成される。必要に応じ
てボデイ11の板部34が位置する部分を、その
形状に合せて僅かくぼませておくこともできる。
第2図及び第8図に示すように、端子14に対
しても短冊状板体44が一体に形成される。板体
44の一端は駆動子突出側に折曲げ延長され、延
長部44aとされ、その延長部44aより更に端
子導出方向に折曲げ延長されて端子14が形成さ
れる。板体44の一側縁に挿入片45が、駆動子
突出方向に一体に折曲げ延長され、挿入片45の
端部両側に小さい爪が形成され、挿入片45を本
体12の係合溝66(第3図参照)内に圧入係合
させて、板体44を本体12の板面に押付けて保
持する。更に蓋13を本体12に、例えば本体の
突起46を蓋13の小孔に通してその突出端を加
熱溶して固定し、蓋13で板体44を本体12に
押える。蓋13の端子導出側の縁は駆動子突出側
に折曲げられて押え片13aが一体に形成され、
押え片13aで端子14を本体12の段部47に
押えると共に、本体12と押え片13aとにより
板体44の延長部44aを挾むようにされる。こ
の板体44に対し、これに沿つて延長されたばね
28のアーム28bが圧接されて互に電気的に接
続される。
端子15及び駆動子22、また端子16及び駆
動子23とそれぞれ対応してねじりコイルばね2
8、クリツプ32、板体44と同様のものが、そ
れぞれボデイ11内に案内溝24、コイル部収容
室25、駆動子案内部26、キヤツプ収容室27
と同様に形成された部分に収容される。対応する
収容部に同一番号に「′」「″」をそれぞれつけて
示す。端子15及び駆動子22に対応するコイル
部収容部25′、キヤツプ収容部27′、駆動子案
内部26′の配列順を、端子14及び駆動子21
に対するものと逆とされてある。
上述の構成において例えば駆動子21がボデイ
11内に押されると、ばねのアーム28aが案内
溝24に案内されてアーム28b側に移動し、ク
リツプ32の脚片32a,32bを押広げて第6
図の点線のようにこれら端部間に挿入される。従
つて端子14は板体44、ねじりコイルばね2
8、クリツプ32、接触部33、板部34を通じ
て端子17と電気的に接続される。この状態から
駆動子21に対する押す力を除去すると、ねじり
コイルばね28のばね力によりアーム28aはク
リツプの脚片32a,32bから抜け出てクリツ
プ32と非接触状態に復帰し、端子14及び17
間は不導通状態になる。ねじりコイルばね28の
代りに単なる導電性弾性線状アーム28aを用
い、その一端部を駆動子21と係合させ、他端部
を端子14に電気的に接続してもよい。
以上述べたようにこの考案によれば弾性線のア
ーム28aを接点部材とし、かつ駆動された後の
復帰ばねと兼用するものであつて小形化できる。
アーム28aを駆動し、そのばねに最も大きくエ
ネルギを蓄えた状態、つまりアーム28aの復帰
力が最も大きい状態でアーム28aはクリツプ脚
片32a,32b間に位置しているため、アーム
28a及び脚片32a,32b間の接触を良好に
するため適度の圧力をもつて脚片32a,32b
でアーム28aを挾むようにしても、その圧力と
脚片及びアーム間の摩擦によるアーム28aの復
帰を阻止する作用に影響されることなく、確実に
自動復帰させることができる。このため駆動子を
動作させる力を、その構造において接触力を最大
にした中で小さくすることができる。
駆動子をアーム28aの端部に作用させている
ため、小さい動作力で、駆動子の動作移動長(ス
トローク長)を大きくすることができる。
クリツプは駆動子が作用するアーム28aの中
間部に配しているため、駆動子によりアーム28
aを駆動する時の支点(コイル部分)に対する駆
動点までの長さが長く、小さい動作力で済み、し
かも、復帰時にはクリツプ32及び支点(コイル
部分)間の長さが短かく、その復帰力に対する負
荷は小さくなり、それだけ脚片32a,32b間
によるアーム28aに対する挾み接触圧を大とす
ることができる。
また接触部33、挿入片36は板部34とほゞ
直角で、かつ接触部33が挿入片36と弾性的に
接触しているため、仮りに板部34がボデイ11
から多少抜ける方向にずれても、接触部33、挿
入片36間の接触状態は良好に保持され、長期に
わたり安定性のよいものとなる。かつその接触部
33を得る構造の一部を利用し、支持片30bと
し、これと支持片30aとにより板部34でボデ
イ11に押えているため、クリツプ32が両側で
押え保持され、アーム28aをクリツプ32の脚
片32a,32b間に挿脱し、スイツチ作用を行
つた時に、クリツプ32に回転力が発生するおそ
れがなく、クリツプ32が安定に保持され、この
点からも安定性、信頼性のよいものが得られる。
またねじりコイルを用いる場合はその応力を小
さくすることができ、繰返し使用しても疲労し難
く、更にアーム28aが脚片32a,32bを摺
動するため、その接触面が良好に保持され、長寿
命のものが得られる。
駆動子としては第9図Aに示すようにスライド
形のものとしてもよく、第9図Bに示すようにト
グル形のものとしてもよい。共通端子17の代り
に各スイツチに各別の端子を設けてもよい。ボデ
イに収容するスイツチの数は3個に限らず1個で
もよい。この考案のスイツチは小孔の検出以外に
も使用できることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のスイツチの一例を示す外観
斜視図、第2図は第1図のAA線断面図、第3図
はボデイ本体12の底面図、第4図は第3図の
BB線断面図、第5図は第3図のCC線断面図、第
6図はボデイを外した要部の斜視図、第7図は端
子17部分の底面斜視図、第8図は端子14部分
の斜視図、第9図は駆動子の他の例を示す断面図
である。 11:ボデイ、14〜17:端子、21〜2
3:駆動子、28a:アーム、32:クリツプ、
30a,30b:支持片、33:接触部、34:
端子17の板部、35〜37:挿入片、41〜4
3:係合溝、44:端子14の板体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁材のボデイと、そのボデイ内に収容され、
    板状弾性導電材が折曲げられ、一対の脚片の端部
    が互に弾性的に接触されたU字状クリツプと、そ
    のクリツプの一対の脚片間に接触することなく配
    された弾性導電性の線状アームと、その線状アー
    ムの一端部と係合し、これを前記脚片の接触端部
    間に移動させることができるように移動自在に上
    記ボデイに保持された駆動子と、上記アームの他
    端と電気的に接続されて上記ボデイに固定された
    第1端子と、上記クリツプと電気的に接続され、
    上記ボデイに固定された第2端子とを有し、上記
    クリツプの中間部の両側より互に反対方向に一対
    の支持片が一体に延長され、これら支持片はその
    クリツプが収容されたボデイのクリツプ収容部の
    開口の両側に位置され、その一方の支持片の端部
    は接触部が脚片と同一側に折曲げ延長され、その
    接触部は上記ボデイの係合溝内に挿入され、上記
    クリツプの中央部及び支持片に端子構成体の板部
    が圧接され、その端子構成体に上記第2端子が一
    体に形成されると共に、複数の挿入片がほゞ直角
    に折曲げられて一体に構成され、これら挿入片は
    上記ボデイの係合溝に挿入されて係合保持され、
    その一つは上記接触部が挿入された係合溝に同時
    に挿入されてその挿入片と接触部とが弾性的に互
    に接触されてなるスイツチ。
JP15459683U 1983-10-05 1983-10-05 スイツチ Granted JPS6090737U (ja)

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JPS6090737U JPS6090737U (ja) 1985-06-21
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