JP2549508Y2 - トリガ−スイッチ構造 - Google Patents

トリガ−スイッチ構造

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JP2549508Y2
JP2549508Y2 JP2713391U JP2713391U JP2549508Y2 JP 2549508 Y2 JP2549508 Y2 JP 2549508Y2 JP 2713391 U JP2713391 U JP 2713391U JP 2713391 U JP2713391 U JP 2713391U JP 2549508 Y2 JP2549508 Y2 JP 2549508Y2
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順良 成相
正之 笹野
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はDC変換トリガ−スイッ
チ構造に係わり、特にメインスイッチの改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のトリガ−スイッチ構造に
おいて、メインスイッチは図4に示すように操作体70
を備えており、この操作体70の側面には前後方向に沿
う凹溝71が形成してあり、この凹溝71の中央部には
スライダ−挿入孔72が設けてあり、このスライダ−挿
入孔72にはスライダ−73が挿入してあり、スライダ
−73はばね74により外側に付勢されていて可動接触
片75を保持し、この可動接触片75を端子接点76、
77に押し付けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
にあっては、ばね74に付勢されたスライダ−73で可
動接触片75を保持しているために、可動接触片75に
良好な接点圧力を付与することができず、この可動接触
片75を端子接点76、77に確実に摺接させることが
できなかったし、また、スライダ−73とばね74とを
使用していて部品点数が多くスイッチの組立性に悪いと
いう問題点があった。
【0004】本考案は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、可動接触片
部に良好な接点圧力を付与することができ、この可動接
触片部を端子接点に確実に摺接させることができ、しか
もスイッチの組立性を向上させコストダウンを図ること
ができるトリガ−スイッチ構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、操作体に設けられてこの操作体の移動
により複数の端子接点に摺接する可動接触体を可動接触
片部と板ばねとで構成し、板ばねの中央部に凹嵌部を形
成し、板ばねの両端部を、可動接触片部の両端の折曲げ
部に形成した係止孔に係止し、可動接触体を、その板ば
ねの凹嵌部に操作体の支軸を当て、この板ばねを圧縮し
た状態で可動接触片部を端子接点に接触させたことを特
徴とする。
【0006】
【作用】かかる構成により、板ばねの撓みが可動接触片
部に良好な接点圧力を付与することができ、この可動接
触片部を端子接点に確実に摺接させることができるし、
部品点数が少なくてスイッチの組立性を向上させコスト
ダウンを図ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本考案に係わるトリガ−スイッチ構造の
斜視図、図2は同分解斜視図である。
【0008】本考案に係わるトリガースイッチ構造は、
ベ−ス1とカバ−13と基板60とを備えており、これ
らでケ−ス本体14を構成している。ベ−ス1の面部1
aには前後方向に長い開口部2と、窓3、4、5、6
と、これらの窓3、4、5、6の上下に設けられた係止
孔3a、4a、5a、6aと孔61とが設けられてい
る。また、ベ−ス1の上部には受け部7が設けてあり、
この受け部7には支軸8が立設してある。また、ベ−ス
1の面部1aの上部内側には仕切り9a、9bが形成し
てあり、ベ−ス1の隅角部には取り付け座10が形成し
てある。さらに、ベ−ス1の前面部1bには切欠部11
が形成してあり、この切欠部11の上下及び側部には断
面コ字形状のシ−ル部材保持溝12が形成してある。
【0009】前記ベ−ス1の内面には第1、第2、第
3、第4の端子20、21、22、23が、これらの係
止片20a、21a、22a、23aを係止孔3a、4
a,5a,6aに挿入係止して取り付けてあり、これら
の端子20、21、22、23は端子接点20b、21
b、22b、23bを備えており、第1の端子20は窓
3から、第2の端子21は窓4から、第3の端子22が
窓5から、第4の端子23は窓6からそれぞれ表出して
いる。第2の端子21は、その端子接点21bに突条2
1cを、上部に接触部24をそれぞれ備えており、第4
の端子(電源端子)23は、その下方に伸びる接続部2
5を備えており、また、第5の端子(電源端子)26が
第2の端子21に対向して配置されていて、この端子2
6は、その上部に接触部27を、その下部に接続部28
をそれぞれ備えている。
【0010】切替スイッチBは切替部材36を備えてお
り、この切替部材36は、その中央部の支承孔36aを
支軸8に回転可能に支承されて第2の端子21の接触部
24と第5の端子23の接触部27との間に設けてあ
る。この切替部材36の前後には切替接点37、38が
ばね39、40により外方に付勢された状態で設けてあ
り、中立状態では切替接点37、38は後述する接触部
34、35の凹部34a、35aに嵌入接触している。
この切替部材36にはレバ−41が取り付けてあり、こ
のレバ−41の先部はクランク状に屈曲されていて、こ
のレバ−41の先部にはハンドル42が取り付けてあ
る。
【0011】また、ベ−ス1内の第1〜第4の端子20
〜23と第5の端子23との間には、メインスイッチA
の操作軸ユニット43が設けてあり、この操作軸ユニッ
ト43はブロック状の操作体44を備えており、この操
作体44の右側面にはプラグ装着部45と前後方向に沿
う凹溝46が形成してあり、この凹溝46の中央部には
支軸47が設けてある。また、操作体44の後面部には
ばね受孔48が形成してあり、操作体44の前面部には
操作軸49が設けてある。そして、ばね受孔48にはコ
イルばね50が設けてあって、このコイルばね50の後
端部はベ−ス1の後面部1cに衝接しており、このコイ
ルばね50の付勢力により、操作軸49は切欠部11か
ら前方に突出しており、操作軸49の端部はトリガ−4
2aに結合している。また、プラグ装着部45にはプラ
グ51が装着してあり、このプラグ51はベ−ス1の開
口部2から突出している。
【0012】操作体44の凹溝46には可動接触体52
が設けてある。すなわち、この可動接触体52は平面コ
字形状の可動接触片部53と板ばね54とより成り、板
ばね54の中央部には凹嵌部55が形成してあり、板ば
ね54の両端部は内側に湾曲していて、これらの端部5
4a、54bは、可動接触片部53の左右の折曲げ部5
5、56に形成した係止孔55a、56aに外側から内
側に向かって差し込まれて係止されている。そして、可
動接触体52は、その板ばね54の凹嵌部55に支軸4
7を当て、この板ばね54を圧縮した状態で可動接触片
部53の面部53aを端子接点20b、突条21cに接
触させている。
【0013】シ−ル部材保持溝12にはスポンジ状のシ
−ル部材68の右半分が嵌め込まれており、このシ−ル
部材68にはスリット69と孔57とが形成してある。
そして、スリット69をレバ−41が貫通しており、孔
57を操作軸49が貫通している。
【0014】カバ−13は、一方の側面部が解放された
箱形状を成しており、このカバ−13の上面部13aに
は端子挿入孔16a、16bが設けてある。また、カバ
−13の前面部13bには切欠部17が形成してあり、
この切欠部17の上下及び側部には断面コ字形状のシ−
ル部材保持溝18が形成してある。ケ−ス1の隅角部に
は係止ピン19が形成してある。
【0015】そして、カバ−13の上面部13aの内部
には接続部30、31を端子挿入孔6a、6bに挿入し
てモーター端子32、33が装着してあり、これらの端
子32、33は、その下部にそれぞれ接触部34、35
を備えており、これらの接触部34、35に中間部には
凹部34a、35aが形成してある。
【0016】そして、カバ−13の係止ピン19をベ−
ス1の取り付け座10に係止して、カバ−13にベ−ス
1を組み付けると、第2の端子21の接触部24と第5
の端子26の接触部27とが相対向し、モ−タ−端子3
2、33の接触部34、35とが相対向する。そして、
隣り合う端子21、32、23、33の接触部24、3
4、27、35間が接点部に成されている。そして、シ
−ル部材68の左半分がシ−ル部材保持溝18に嵌め込
まれている。
【0017】また、ケ−ス13にはベ−ス1に重ねて基
板60が係止ピン19により取り付けてあり、この基板
60の摺動抵抗62aにプラグ51が摺接しており、ま
た、第1〜第4の端子20〜23は接触片62、63、
64、65を介して基板60に接触している。また、第
5の端子23と基板60の間にコイルばね66が介装し
てある。また、67は電界効果トランジスタ(FET)
であり、これは基板60の制御回路に接続してある。
【0018】したがって、指でトリガ−42aを引くこ
とにより、操作体44をコイルばね50に抗して移動
し、可動接触体52を移動させる。この可動接触体52
の可動接触片部53が第2の端子接点21bと第3の端
子接点23bとを短絡させると電流は電界効果トランジ
スタ67を経てモ−タ−端子32、33からモ−タ−
(図示せず)に流れてこのモ−タ−回転数の変速制御を
可能にする。さらに、指でトリガ−42bを引くと、可
動接触体52の可動接触片部53が第2の端子接点21
bと第4の端子接点23bとを短絡させ、電流は電界効
果トランジスタ67を経ることなくモ−タ−端子32、
33からモ−タ−に流れてこのモ−タ−回転数を一定に
する。
【0019】上記の実施例によれば、操作体44に設け
られてこの操作体44の移動により複数の端子接点に摺
接する可動接触体52を可動接触片部53と板ばね54
とで構成し、板ばね54の中央部に凹嵌部55を形成
し、板ばね54の両端部を内側に湾曲して、これらの端
部54a、54bを、可動接触片部53の左右の折曲げ
部55、56に形成した係止孔55a、56aに外側か
ら内側に向かって差し込んで折曲げ部55、56に形成
した係止孔54a、55aに係止し、可動接触体52
を、その板ばね54の凹嵌部55に操作体44の支軸4
7を当て、この板ばね54を圧縮した状態で可動接触片
部53の面部を端子接点に接触させたので、板ばね54
の撓みが可動接触片部53に良好な接点圧力を付与する
ことができ、この可動接触片部53を端子接点に確実に
摺接させることができてスイッチの組立性を向上させコ
ストダウンを図ることができる。
【0020】また、図5に示すように可動接触体52を
可動接触片部53と板ばね54とで構成し、板ばね54
の中央部に凹嵌部55を形成し、板ばね54の両端部5
4a、54bを、可動接触片部53の左右の折曲げ部5
6に形成した係止孔56aに内側から差し込んで係止
し、可動接触体52を、その板ばね54の凹嵌部55に
操作体44の支軸47を当て、この板ばね54を圧縮し
た状態で可動接触片部53の面部を端子接点に接触させ
てもよい。
【0021】この場合も、板ばね54の撓みが可動接触
片部53に良好な接点圧力を付与することができ、この
可動接触片部53を端子接点に確実に摺接させることが
できてスイッチの組立性を向上させコストダウンを図る
ことができる。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、操作体
に設けられてこの操作体の移動により複数の端子接点に
摺接する可動接触体を可動接触片部と板ばねとで構成
し、板ばねの中央部に凹嵌部を形成し、板ばねの両端部
を、可動接触片部の両端の折曲げ部に形成した係止孔に
係止し、可動接触体を、その板ばねの凹嵌部に操作体の
支軸を当て、この板ばねを圧縮した状態で可動接触片部
を端子接点に接触させたから、板ばねの撓みが可動接触
片部に良好な接点圧力を付与することができ、この可動
接触片部を端子に確実に摺接させることができる。しか
も部品点数が少なくなってスイッチの組立性を向上させ
コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わるトリガ−スイッチ構
造の斜視図である。
【図2】(イ)は同トリガ−スイッチ構造の分解斜視図
である。 (ロ)は可動接触体の平面図である。
【図3】同トリガ−スイッチ構造の横断面図である。
【図4】同縦断面図である。
【図5】本考案の他の実施例に係わるトリガ−スイッチ
構造の横断面図である。
【図6】従来のトリガ−スイッチ構造の可動接触体の平
面図である。
【符号の説明】
44 操作体 47 支軸 52 可動接触体 53 可動接触片部 54 板ばね

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作体に設けられてこの操作体の移動に
    より複数の端子接点に摺接する可動接触体を可動接触片
    部と板ばねとで構成し、板ばねの中央部に凹嵌部を形成
    し、板ばねの両端部を、可動接触片部の両端の折曲げ部
    に形成した係止孔に係止し、可動接触体を、その板ばね
    の凹嵌部に操作体の支軸を当て、この板ばねを圧縮した
    状態で可動接触片部を端子接点に接触させたことを特徴
    とするトリガ−スイッチ構造。
JP2713391U 1991-03-29 1991-03-29 トリガ−スイッチ構造 Expired - Lifetime JP2549508Y2 (ja)

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JPH04116332U JPH04116332U (ja) 1992-10-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008073779A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Omron Corp トリガスイッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008073779A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Omron Corp トリガスイッチ

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JPH04116332U (ja) 1992-10-16

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