JPH04116332U - トリガ−スイツチ構造 - Google Patents

トリガ−スイツチ構造

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JPH04116332U
JPH04116332U JP2713391U JP2713391U JPH04116332U JP H04116332 U JPH04116332 U JP H04116332U JP 2713391 U JP2713391 U JP 2713391U JP 2713391 U JP2713391 U JP 2713391U JP H04116332 U JPH04116332 U JP H04116332U
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leaf spring
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contact
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順良 成相
正之 笹野
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オムロン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動接触片部に良好な接点圧力を付与するこ
とができ、この可動接触片部を端子接点に確実に摺接さ
せることができ、しかもスイッチの組立性を向上させコ
ストダウンを図ることができるトリガ−スイッチ構造を
提供することにある。 【構成】 操作体44に設けられてこの操作体44の移
動により複数の端子接点に摺接する可動接触体52を可
動接触片部53と板ばね54とで構成し、板ばね54の
中央部に凹嵌部55を形成し、板ばね54の両端部を、
可動接触片部53の両端の折曲げ部55、56に形成し
た係止孔55a、56aに係止し、可動接触体52を、
その板ばね54の凹嵌部55に操作体の支軸47を当
て、この板ばね54を圧縮した状態で可動接触片部53
を端子接点に接触させたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はDC変換トリガ−スイッチ構造に係わり、特にメインスイッチの改良 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のトリガ−スイッチ構造において、メインスイッチは図4に示す ように操作体70を備えており、この操作体70の側面には前後方向に沿う凹溝 71が形成してあり、この凹溝71の中央部にはスライダ−挿入孔72が設けて あり、このスライダ−挿入孔72にはスライダ−73が挿入してあり、スライダ −73はばね74により外側に付勢されていて可動接触片75を保持し、この可 動接触片75を端子接点76、77に押し付けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例にあっては、ばね74に付勢されたスライダ−73で可 動接触片75を保持しているために、可動接触片75に良好な接点圧力を付与す ることができず、この可動接触片75を端子接点76、77に確実に摺接させる ことができなかったし、また、スライダ−73とばね74とを使用していて部品 点数が多くスイッチの組立性に悪いという問題点があった。
【0004】 本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とすると ころは、可動接触片部に良好な接点圧力を付与することができ、この可動接触片 部を端子接点に確実に摺接させることができ、しかもスイッチの組立性を向上さ せコストダウンを図ることができるトリガ−スイッチ構造を提供することにある 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、操作体に設けられてこの操作体の移 動により複数の端子接点に摺接する可動接触体を可動接触片部と板ばねとで構成 し、板ばねの中央部に凹嵌部を形成し、板ばねの両端部を、可動接触片部の両端 の折曲げ部に形成した係止孔に係止し、可動接触体を、その板ばねの凹嵌部に操 作体の支軸を当て、この板ばねを圧縮した状態で可動接触片部を端子接点に接触 させたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
かかる構成により、板ばねの撓みが可動接触片部に良好な接点圧力を付与する ことができ、この可動接触片部を端子接点に確実に摺接させることができるし、 部品点数が少なくてスイッチの組立性を向上させコストダウンを図ることができ る。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係わるト リガ−スイッチ構造の斜視図、図2は同分解斜視図である。
【0008】 本考案に係わるトリガースイッチ構造は、ベ−ス1とカバ−13と基板60と を備えており、これらでケ−ス本体14を構成している。ベ−ス1の面部1aに は前後方向に長い開口部2と、窓3、4、5、6と、これらの窓3、4、5、6 の上下に設けられた係止孔3a、4a、5a、6aと孔61とが設けられている 。また、ベ−ス1の上部には受け部7が設けてあり、この受け部7には支軸8が 立設してある。また、ベ−ス1の面部1aの上部内側には仕切り9a、9bが形 成してあり、ベ−ス1の隅角部には取り付け座10が形成してある。さらに、ベ −ス1の前面部1bには切欠部11が形成してあり、この切欠部11の上下及び 側部には断面コ字形状のシ−ル部材保持溝12が形成してある。
【0009】 前記ベ−ス1の内面には第1、第2、第3、第4の端子20、21、22、2 3が、これらの係止片20a、21a、22a、23aを係止孔3a、4a,5 a,6aに挿入係止して取り付けてあり、これらの端子20、21、22、23 は端子接点20b、21b、22b、23bを備えており、第1の端子20は窓 3から、第2の端子21は窓4から、第3の端子22が窓5から、第4の端子2 3は窓6からそれぞれ表出している。第2の端子21は、その端子接点21bに 突条21cを、上部に接触部24をそれぞれ備えており、第4の端子(電源端子 )23は、その下方に伸びる接続部25を備えており、また、第5の端子(電源 端子)26が第2の端子21に対向して配置されていて、この端子26は、その 上部に接触部27を、その下部に接続部28をそれぞれ備えている。
【0010】 切替スイッチBは切替部材36を備えており、この切替部材36は、その中央 部の支承孔36aを支軸8に回転可能に支承されて第2の端子21の接触部24 と第5の端子23の接触部27との間に設けてある。この切替部材36の前後に は切替接点37、38がばね39、40により外方に付勢された状態で設けてあ り、中立状態では切替接点37、38は後述する接触部34、35の凹部34a 、35aに嵌入接触している。この切替部材36にはレバ−41が取り付けてあ り、このレバ−41の先部はクランク状に屈曲されていて、このレバ−41の先 部にはハンドル42が取り付けてある。
【0011】 また、ベ−ス1内の第1〜第4の端子20〜23と第5の端子23との間には 、メインスイッチAの操作軸ユニット43が設けてあり、この操作軸ユニット4 3はブロック状の操作体44を備えており、この操作体44の右側面にはプラグ 装着部45と前後方向に沿う凹溝46が形成してあり、この凹溝46の中央部に は支軸47が設けてある。また、操作体44の後面部にはばね受孔48が形成し てあり、操作体44の前面部には操作軸49が設けてある。そして、ばね受孔4 8にはコイルばね50が設けてあって、このコイルばね50の後端部はベ−ス1 の後面部1cに衝接しており、このコイルばね50の付勢力により、操作軸49 は切欠部11から前方に突出しており、操作軸49の端部はトリガ−42aに結 合している。また、プラグ装着部45にはプラグ51が装着してあり、このプラ グ51はベ−ス1の開口部2から突出している。
【0012】 操作体44の凹溝46には可動接触体52が設けてある。すなわち、この可動 接触体52は平面コ字形状の可動接触片部53と板ばね54とより成り、板ばね 54の中央部には凹嵌部55が形成してあり、板ばね54の両端部は内側に湾曲 していて、これらの端部54a、54bは、可動接触片部53の左右の折曲げ部 55、56に形成した係止孔55a、56aに外側から内側に向かって差し込ま れて係止されている。そして、可動接触体52は、その板ばね54の凹嵌部55 に支軸47を当て、この板ばね54を圧縮した状態で可動接触片部53の面部5 3aを端子接点20b、突条21cに接触させている。
【0013】 シ−ル部材保持溝12にはスポンジ状のシ−ル部材68の右半分が嵌め込まれ ており、このシ−ル部材68にはスリット69と孔57とが形成してある。そし て、スリット69をレバ−41が貫通しており、孔57を操作軸49が貫通して いる。
【0014】 カバ−13は、一方の側面部が解放された箱形状を成しており、このカバ−1 3の上面部13aには端子挿入孔16a、16bが設けてある。また、カバ−1 3の前面部13bには切欠部17が形成してあり、この切欠部17の上下及び側 部には断面コ字形状のシ−ル部材保持溝18が形成してある。ケ−ス1の隅角部 には係止ピン19が形成してある。
【0015】 そして、カバ−13の上面部13aの内部には接続部30、31を端子挿入孔 6a、6bに挿入してモーター端子32、33が装着してあり、これらの端子3 2、33は、その下部にそれぞれ接触部34、35を備えており、これらの接触 部34、35に中間部には凹部34a、35aが形成してある。
【0016】 そして、カバ−13の係止ピン19をベ−ス1の取り付け座10に係止して、 カバ−13にベ−ス1を組み付けると、第2の端子21の接触部24と第5の端 子26の接触部27とが相対向し、モ−タ−端子32、33の接触部34、35 とが相対向する。そして、隣り合う端子21、32、23、33の接触部24、 34、27、35間が接点部に成されている。そして、シ−ル部材68の左半分 がシ−ル部材保持溝18に嵌め込まれている。
【0017】 また、ケ−ス13にはベ−ス1に重ねて基板60が係止ピン19により取り付 けてあり、この基板60の摺動抵抗62aにプラグ51が摺接しており、また、 第1〜第4の端子20〜23は接触片62、63、64、65を介して基板60 に接触している。また、第5の端子23と基板60の間にコイルばね66が介装 してある。また、67は電界効果トランジスタ(FET)であり、これは基板6 0の制御回路に接続してある。
【0018】 したがって、指でトリガ−42aを引くことにより、操作体44をコイルばね 50に抗して移動し、可動接触体52を移動させる。この可動接触体52の可動 接触片部53が第2の端子接点21bと第3の端子接点23bとを短絡させると 電流は電界効果トランジスタ67を経てモ−タ−端子32、33からモ−タ−( 図示せず)に流れてこのモ−タ−回転数の変速制御を可能にする。さらに、指で トリガ−42bを引くと、可動接触体52の可動接触片部53が第2の端子接点 21bと第4の端子接点23bとを短絡させ、電流は電界効果トランジスタ67 を経ることなくモ−タ−端子32、33からモ−タ−に流れてこのモ−タ−回転 数を一定にする。
【0019】 上記の実施例によれば、操作体44に設けられてこの操作体44の移動により 複数の端子接点に摺接する可動接触体52を可動接触片部53と板ばね54とで 構成し、板ばね54の中央部に凹嵌部55を形成し、板ばね54の両端部を内側 に湾曲して、これらの端部54a、54bを、可動接触片部53の左右の折曲げ 部55、56に形成した係止孔55a、56aに外側から内側に向かって差し込 んで折曲げ部55、56に形成した係止孔54a、55aに係止し、可動接触体 52を、その板ばね54の凹嵌部55に操作体44の支軸47を当て、この板ば ね54を圧縮した状態で可動接触片部53の面部を端子接点に接触させたので、 板ばね54の撓みが可動接触片部53に良好な接点圧力を付与することができ、 この可動接触片部53を端子接点に確実に摺接させることができてスイッチの組 立性を向上させコストダウンを図ることができる。
【0020】 また、図5に示すように可動接触体52を可動接触片部53と板ばね54とで 構成し、板ばね54の中央部に凹嵌部55を形成し、板ばね54の両端部54a 、54bを、可動接触片部53の左右の折曲げ部56に形成した係止孔56aに 内側から差し込んで係止し、可動接触体52を、その板ばね54の凹嵌部55に 操作体44の支軸47を当て、この板ばね54を圧縮した状態で可動接触片部5 3の面部を端子接点に接触させてもよい。
【0021】 この場合も、板ばね54の撓みが可動接触片部53に良好な接点圧力を付与す ることができ、この可動接触片部53を端子接点に確実に摺接させることができ てスイッチの組立性を向上させコストダウンを図ることができる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、操作体に設けられてこの操作体の移動により 複数の端子接点に摺接する可動接触体を可動接触片部と板ばねとで構成し、板ば ねの中央部に凹嵌部を形成し、板ばねの両端部を、可動接触片部の両端の折曲げ 部に形成した係止孔に係止し、可動接触体を、その板ばねの凹嵌部に操作体の支 軸を当て、この板ばねを圧縮した状態で可動接触片部を端子接点に接触させたか ら、板ばねの撓みが可動接触片部に良好な接点圧力を付与することができ、この 可動接触片部を端子に確実に摺接させることができる。しかも部品点数が少なく なってスイッチの組立性を向上させコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わるトリガ−スイッチ構
造の斜視図である。
【図2】(イ)は同トリガ−スイッチ構造の分解斜視図
である。 (ロ)は可動接触体の平面図である。
【図3】同トリガ−スイッチ構造の横断面図である。
【図4】同縦断面図である。
【図5】本考案の他の実施例に係わるトリガ−スイッチ
構造の横断面図である。
【図6】従来のトリガ−スイッチ構造の可動接触体の平
面図である。
【符号の説明】
44 操作体 47 支軸 52 可動接触体 53 可動接触片部 54 板ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作体に設けられてこの操作体の移動に
    より複数の端子接点に摺接する可動接触体を可動接触片
    部と板ばねとで構成し、板ばねの中央部に凹嵌部を形成
    し、板ばねの両端部を、可動接触片部の両端の折曲げ部
    に形成した係止孔に係止し、可動接触体を、その板ばね
    の凹嵌部に操作体の支軸を当て、この板ばねを圧縮した
    状態で可動接触片部を端子接点に接触させたことを特徴
    とするトリガ−スイッチ構造。
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