JP2589072Y2 - スイッチ構造 - Google Patents

スイッチ構造

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JP2589072Y2
JP2589072Y2 JP1993010296U JP1029693U JP2589072Y2 JP 2589072 Y2 JP2589072 Y2 JP 2589072Y2 JP 1993010296 U JP1993010296 U JP 1993010296U JP 1029693 U JP1029693 U JP 1029693U JP 2589072 Y2 JP2589072 Y2 JP 2589072Y2
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章博 後藤
雅生 大久保
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株式会社ヒロセチェリープレシジョン
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複写機のインターロッ
ク用等に使用されるスイッチ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスイッチ構造は図44お
よび図45に示すようにケース81を備えており、この
ケース81には二対の固定端子82、83が上下方向に
装着してあり、また、ケース81の上面部にはボタン孔
85が、底部にはスプリング装着凹部86がそれぞれ形
成してある。
【0003】ボタン部87と可動端子保持部88とは一
体になっており、この可動端子保持部88の下端からボ
タン部87内にかけてシャフト挿入孔91が形成してあ
り、可動端子保持部88には上下に2つの可動端子挿入
孔部89が形成してあり、それぞれの可動端子挿入孔部
89の上端部にはばね受け部90が形成してある。そし
て、シャフト挿入孔91の上端部にスプリング92を挿
入し、可動端子挿入孔部89内に圧縮状態のスプリング
93と可動端子94とを挿入してスプリング93をばね
受け部90と可動端子94の中央部で受け、シャフト挿
入孔91にシャフト95を挿入してボタンと可動端子9
4とがユニット化されている。
【0004】そして、シャフト95の下端部に復帰スプ
リング96を設けて、前記ボタン部87をボタン孔85
に挿入した後、復帰スプリング96を圧縮し、シャフト
95を押し込んだ状態でこの復帰スプリング96および
シャフト95をケース81のスプリング装着凹部86に
挿入して前記ユニットをケース81に組み込み、ケース
81にカバー97を装着してスイッチ構造が構成されて
いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスイッチ構造にあっては、このスイッチ構造の組み
立てにあたって、まず、可動端子挿入孔部89内に圧縮
状態のスプリング93と可動端子94とを挿入してスプ
リング93をばね受け部90と可動端子94の中央部で
受けなければならず、さらに、シャフト95の下端部に
復帰スプリング96を設けて、前記ボタン部87をボタ
ン孔85に挿入した後、復帰スプリング96を圧縮し、
シャフト95を押し込んだ状態でこの復帰スプリング9
6およびシャフト95をケース81のスプリング装着凹
部86に挿入して前記ユニットをケース81に組み込ま
なければならず、特にスプリング93、96を圧縮した
状態で斜め方向から挿入組み付けを行う必要が生じ、ス
イッチ構造に組み立てが難しく、組み立て作業性が悪い
という問題点があった。
【0006】本考案は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、復帰
スプリングの組み込みが上から下に落とし込むだけの動
作であってこれらの復帰スプリングの組み付けが容易に
なって、スイッチ構造の組み立てが容易になるスイッチ
構造を提供することにある。
【0007】また、本考案の第2の目的とするところ
は、保持スプリングと可動端子のボタンへの組み込みが
簡単にでき組立性が向上するスイッチ構造を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本考案は、ケースの下面部に固定端子をこ
れの端子脚部を端子貫通孔に貫通させて取り付け、可動
端子保持部材に可動端子と保持スプリングとを保持杆部
を通して保持させ、前記可動端子保持部材の上部をボタ
ンの保持部材係合溝に挿入係合して可動端子保持部材を
ボタンに着脱可能に取り付けてユニット化し、前記ケー
スの挿入溝の前後方向の直線溝部の前後に復帰スプリン
グを挿入し、ボタンと共にユニット化された可動端子保
持部材を前記挿入溝の左右方向の直線溝部に挿入し、ボ
タンにカバーを被せてボタンをカバーのボタン用孔から
外部に突出させると共に、ケースにカバーを係合して構
成したことを特徴とする。また、カバーにボタンを覆う
ガードを設けた。
【0009】上記の第2の目的を達成するために、本考
案は、ケースの下面部に固定端子をこれの端子脚部を端
子貫通孔に貫通させて取り付け、ボタンを、ボタン部の
下縁部に平板部を形成し、この平板部の下面部にプレー
ト部を形成し、前記平板部の下面部にばね受部を突出形
成し、前記プレート部にボタン側係合部を形成して構成
し、可動端子保持部材を、これの保持部材本体の上面の
前後部に保持杆部を突設し、保持部材本体の上面の中央
部に係止部を設けて構成し、前記可動端子保持部材に保
持スプリングと可動端子とを保持杆部に通して保持さ
せ、この可動端子保持部材を前記ボタン側係合部に係合
して前記可動端子保持部材をボタンに着脱可能に取り付
け、前記ケースの挿入溝の前後方向の直線溝部の前後に
復帰スプリングを挿入し、ボタンと共にユニット化され
た可動端子保持部材を前記挿入溝の左右方向の直線溝部
に挿入し、ボタンにカバーを被せてボタン部をカバーの
ボタン用孔から外部に突出させると共に、ケースにカバ
ーを係合して構成したことを特徴とする。また、カバー
にボタンを覆うガードを設けた。
【0010】
【作用】請求項1の構成により、復帰スプリングの組み
込みが上から下に落とし込むだけの動作であるためにこ
れらの復帰スプリングの組み付けが容易になって、スイ
ッチ構造の組み立てが容易になる。
【0011】請求項2の構成により、可動端子保持部材
の保持杆部に保持スプリングと可動端子とを保持させ、
この可動端子保持部材を前記ボタン側係合部に係合して
前記可動端子保持部材をボタンに着脱可能に取り付け
て、保持スプリングと可動端子とをボタンに組み込むこ
とができて、保持スプリングと可動端子のボタンへの組
み込みが簡単にでき組立性が向上する。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1(1)は本考案のスイッチ構造を備えたスイ
ッチ・コネクタ構造の平面図、図1(2)は同正面図、
図1(3)は同底面図、図1(4)は同背面図、図1
(5)は同側面図である。図2はスイッチ・コネクタ構
造の分解状態の正面図、図3は同側面図である。
【0013】スイッチ・コネクタ構造はスイッチ構造1
とコネクタ2と蓋部材3とより構成されている。
【0014】スイッチ構造1は図4乃至図6に示すよう
にケース4とカバー13とボタン14と可動端子保持部
材15とを備えている。このケース4は図7乃至図13
に示すように上面が開口し且つ前、後面部4a、4b,
左、右面部4c、4dおよび下面部4eを備えた筐体で
あり、前面部4aの上縁部の中央には切り欠きより成る
挿入部5aが形成してあり、また、前、後面部4a、4
bの上縁部の左右には係止孔6が形成してある。
【0015】前記下面部4e内側には図10で示すよう
に平面十字形状の挿入溝7が形成してあり、この挿入溝
7は左右方向の直線溝部7aと前後方向の直線溝部7b
とより成る。この挿入溝7の形成は薄肉形成であるため
にケース1の下面部4e外側には平面十字形状の凸部8
が形成されていて、この凸部8を除く下面部4eの部分
は平坦面に成されている。そして、この平坦面には端子
貫通孔9が形成してある。また、前記溝部7の左右方向
の直線溝7aの左右にはガイド用溝10が形成してあ
る。また、ケース1の下面部4e内側には前後方向の直
線溝部7bの縁に沿うてリブ状のストッパー11が一対
平行に形成してある。また、前記ケース1の左、右面部
4c、4dにはロック片12が形成してある。ケース4
の後面部4bの中央下部には係合突起43が形成してあ
る。
【0016】前記カバー13は図14乃至図16に示す
ように下面が開口し且つ前、後面部13a、13b,
左、右面部13c、13dおよび上面部13eを備えた
筐体であり、上面部13eの周部には庇状部13fが形
成してある。そして、前面部13aには逆挿入防止用の
係合突起16aと固定用の係止突起17とが形成してあ
り、後面部13bには固定用の係止突起17が形成して
あり、上面部13eにはボタン用孔18が形成してあ
る。
【0017】前記ボタン14は図17乃至図20に示す
ように円筒状のボタン本体19を備えており、このボタ
ン本体19の下縁部には平板部20が形成してあり、こ
の平板部20の下面部には左右方向に沿う前後一対のリ
ブ状突起21が形成してあり、これらのリブ状突起21
間の隙間が保持部材係合溝22にしてあり、リブ状突起
21の内面の左右には係合突起23が形成してあり、ま
た、保持部材係合溝22の底部の左右には係合孔24が
形成してある。前記平板部20の下面部の中央には保持
部材係合溝22を挟んだ前後に位置させてばね受け部2
6が形成してある。
【0018】前記可動端子保持部材15は図21乃至図
25に示すように板状の保持部材本体28を備えてお
り、この保持部材本体28の前、後面部28a、28b
の中央部には前後方向に突出する保持腕29a、29b
が突設してあり、これらの保持腕29a、29bの上面
部には上下方向に沿う保持杆部30a、30bが突設し
てあり、保持腕29a、29bの下面部にはばね支持用
突起31a、31bが突設してある。前記保持部材本体
28の前、後面部28a、28bの左右には可動端子の
回転方向のガタ止め用突起40a、40bと係合凹部3
2a、32bとが設けてあり、保持部材本体28の上縁
部の左右には係合突起33a、33bが形成してある。
【0019】可動端子34は図26および図27に示す
ように短冊状の端子本体35を備えており、この端子本
体35の中央には孔36とこの孔36の上縁部に位置す
るばね受け部37とが形成してあり、端子本体35の左
右には可動接点38が固着してある。
【0020】固定端子39は図28乃至図30に示すよ
うに端子脚部49の先端部を直角に曲げて接点受け部5
0を形成し、この接点受け部50に固定接点51を固着
して構成されている。
【0021】そして、前記ケース4の下面部4eには固
定端子39がこれの端子脚部49を端子貫通孔9に貫通
させて取り付けてある。また、前記可動端子保持部材1
5には可動端子34がこれの孔36に保持杆部30a、
30bを通して保持されており、これらの保持杆部30
a、30bは保持スプリング41を保持していてスプリ
ング41の下端部が可動端子34のばね受け部37によ
り受けられている。
【0022】そして、前記可動端子保持部材15の上部
は前記ボタン14の保持部材係合溝22に挿入されて係
合突起23が可動端子保持部材15の係合凹部32aに
係合し、且つ可動端子保持部材15の係合突起33a、
33bが係合孔24に係合して可動端子保持部材15が
ボタン14に着脱可能に取り付けられていて、これらで
ユニットを構成している。この場合、前記保持スプリン
グ41の上端部はボタン14のばね受け部26に受けら
れている。
【0023】そして、前記ケース1の挿入溝7の前後方
向の直線溝部7bの前後に復帰スプリング42を挿入
し、ボタン14と共にユニット化された可動端子保持部
材15を前記挿入溝7の左右方向の直線溝部7aに挿入
すると共に、前記復帰スプリング42の上端部にばね支
持用突起31a、31bを挿入する。
【0024】次に、ボタン14にカバー13を被せてボ
タン14のボタン本体19をカバー13のボタン用孔1
8から外部に突出させると共に、ケース4の係合孔6に
カバー13の係合突起17を係合してスイッチ構造1が
構成してある。
【0025】上記のように構成されたスイッチ構造1
は、蓋部材3を介して、基板52に実装されたコネクタ
2に結合される。そして、スイッチ構造1の固定端子3
9はコネクタ2のリセプタクル55、56に接触され
る。
【0026】次に上記の実施例の作動を説明する。前記
スイッチ構造1は、例えば、複写機(図示せず)に設け
られる。そして、複写機の蓋体(図示せず)を閉じた状
態ではこの蓋体に設けられた押圧子(図示せず)により
ボタン14が押されて、このボタン14と共にユニット
化された可動端子保持部材15が復帰スプリング42に
抗して下降し、可動端子34の可動接点38が固定端子
39の固定接点51に接触してスイッチオンの状態にな
る。可動端子34の可動接点38が固定端子39の固定
接点51に接触してから、保持スプリング41は圧縮さ
れて接点間の接触圧を保持する。この状態を図6のイに
示す。
【0027】また、紙詰まり等により蓋体を開けた場合
には、ボタン14の押圧が解除されるために、復帰スプ
リング42の復帰力によりボタン14と共にユニット化
された可動端子保持部材15が上昇して可動端子34が
上昇し、可動接点38の固定接点51への接触が解除さ
れる。
【0028】また、前記スイッチ構造1の組み立ては、
まず、前記ケース4の下面部4eに固定端子39をこれ
の端子脚部49を端子貫通孔9に貫通させて取り付け、
前記可動端子保持部材15に可動端子34をこれの孔3
6に保持杆部30a、30bを通して保持し、これらの
保持杆部30a、30bに保持スプリング41を嵌め
て、前記可動端子保持部材15の上部を前記ボタン13
の保持部材係合溝22に挿入して係合突起23を可動端
子保持部材15の係合凹部32aに係合し、且つ可動端
子保持部材15の係合突起33a、33bを係合孔24
に係合して可動端子保持部材15をボタン13に取り付
け、次に、前記ケース4の挿入溝7の前後方向の直線溝
部7bの前後に復帰スプリング42を挿入し、ボタン1
3と共にユニット化された可動端子保持部材15を前記
挿入溝7の左右方向の直線溝部7aに挿入すると共に、
前記復帰スプリング42の上端部にばね支持用突起31
a、31bを挿入する。次に、ボタン14にカバー13
を被せてボタン14のボタン本体19をカバー13のボ
タン用孔18から外部に突出させると共に、前記ガイド
突起27をガイド溝25に挿入し、ケース4の係合孔6
にカバー13の係合突起17を係合する。
【0029】上記のように、保持スプリング41、復帰
スプリング42の組み込みが上から下に落とし込むだけ
の動作であるためにスイッチ構造1の組み立てが容易に
なっている。
【0030】図31乃至図34にボタンの他の実施例を
示す。このボタン60はボタン部61を備えており、こ
のボタン部61の下縁部には平板部61aが形成してあ
り、この平板部61aの下面部にはプレート部62が平
板部61aと一体に形成してある。また、前記平板部6
1aの下面部にはプレート部62を挟んだ対向位置にば
ね受部63が突出形成してある。
【0031】前記プレート部62の下縁部中央には切り
欠きよりなる保持部材係合部64が形成してあり、ま
た、プレート部62の中央部には係合溝65が形成して
あって、保持部材係合部64と係合溝65とでボタン側
係合部100を構成している。また、プレート部62の
左右には上下方向に沿う前後一対のリブ状突起66が形
成してある。
【0032】可動端子保持部材67は図35乃至図38
に示すように保持部材本体67aを備えており、この保
持部材本体67aの上面の前後部には保持杆部68a、
68bが突設してあり、これらの保持杆部68a、68
bの上面部には穴部69a、69bが形成してある。ま
た、保持部材本体67aの上面の中央部には貫入凹部7
0が形成してあり、この貫入凹部70の前、後縁部には
上下方向に沿う一対の係合片71a、71bが突設して
あり、また、保持部材本体67aの下面部にはばね支持
用突起72a、72bが突設してある。そして、貫入凹
部70と一対の係合片71a、71bとで係合部73を
構成している。
【0033】そして、前記可動端子保持部材67の保持
杆部68a、68bに保持スプリング41と可動端子3
4とを載せ、この可動端子保持部材67をボタン60の
プレート部62の保持部材係合部64に挿入して、前記
貫入凹部70に保持部材係合部64を貫入させると共
に、係合片71a、71bを係合溝65に係合して前記
可動端子保持部材67がボタン60に着脱可能に取り付
けられていて、これらでユニットを構成している。この
場合、前記保持スプリング41の上端部はボタン60の
ばね受部63に受けられており、また、これらのばね受
部63は、保持杆部68a、68bの穴部69a、69
bに挿入されている。
【0034】そして、前記ケース1の挿入溝7の前後方
向の直線溝部7bの前後に復帰スプリング42を挿入
し、ボタン60と共にユニット化された可動端子保持部
材67を前記挿入溝7の左右方向の直線溝部7aに挿入
すると共に、前記復帰スプリング42の上端部にばね支
持用突起72a、72bを挿入する。
【0035】次に、ボタン60にカバー13を被せてボ
タン60のボタン部61をカバー13のボタン用孔18
から外部に突出させると共に、ケース4の係合孔6にカ
バー13の係合突起17を係合してスイッチ構造1が構
成してある。
【0036】上記のように構成されたスイッチ構造1
は、蓋部材3を介して、基板52に実装されたコネクタ
2に結合される。そして、スイッチ構造1の固定端子3
9はコネクタ2のリセプタクル55、56に接触され
る。
【0037】図40(1)、(2)乃至図43に本考案
の他の実施例を示す。この実施例のものは上記した一実
施例のものとカバー13を異にするものである。すなわ
ち、カバー13の上面部13eにはボタン用孔18を覆
うようにしてガード57が形成してあり、このガード5
7によりボタン14が手で触られないようにしてある。
そして、他の構成および作動は上記の一実施例のスイッ
チ機構と同様である。
【0038】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、ケース
の下面部に固定端子をこれの端子脚部を端子貫通孔に貫
通させて取り付け、可動端子保持部材に可動端子と保持
スプリングとを保持杆部を通して保持させ、前記可動端
子保持部材の上部を前記ボタンの保持部材係合溝に挿入
係合して可動端子保持部材をボタンに着脱可能に取り付
けてユニット化し、前記ケースの挿入溝の前後方向の直
線溝部の前後に復帰スプリングを挿入し、ボタンと共に
ユニット化された可動端子保持部材を前記挿入溝の左右
方向の直線溝部に挿入し、ボタンにカバーを被せてボタ
ンをカバーのボタン用孔から外部に突出させると共に、
ケースにカバーを係合して構成したので、復帰スプリン
グの組み込みが上から下に落とし込むだけの動作である
ためにこれらの復帰スプリングの組み付けが容易になっ
て、スイッチ構造の組み立てが容易になる。
【0039】また、本考案は、ケースの下面部に固定端
子をこれの端子脚部を端子貫通孔に貫通させて取り付
け、ボタンを、ボタン部の下縁部に平板部を形成し、こ
の平板部の下面部にプレート部を形成し、前記平板部の
下面部にばね受部を突出形成し、前記プレート部にボタ
ン側係合部を形成して構成し、可動端子保持部材を、こ
れの保持部材本体の上面の前後部に保持杆部を突設し、
保持部材本体の上面の中央部に係止部を設けて構成し、
前記可動端子保持部材に保持スプリングと可動端子とを
保持杆部に通して保持させ、この可動端子保持部材を前
記ボタン側係合部に係合して前記可動端子保持部材をボ
タンに着脱可能に取り付け、前記ケースの挿入溝の前後
方向の直線溝部の前後に復帰スプリングを挿入し、ボタ
ンと共にユニット化された可動端子保持部材を前記挿入
溝の左右方向の直線溝部に挿入し、ボタンにカバーを被
せてボタン部をカバーのボタン用孔から外部に突出させ
ると共に、ケースにカバーを係合して構成したので、復
帰スプリングの組み込みが上から下に落とし込むだけの
動作であるためにこれらの復帰スプリングの組み付けが
容易になって、スイッチ構造の組み立てが容易になるば
かりか、前記可動端子保持部材の保持杆部に保持スプリ
ングと可動端子とを保持させ、この可動端子保持部材を
前記ボタン側係合部に係合して前記可動端子保持部材を
ボタンに着脱可能に取り付けて、保持スプリングと可動
端子とをボタンに組み込むことができて、保持スプリン
グと可動端子のボタンへの組み込みが簡単にでき組立性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)はスイッチ・コネクタ構造の平面図であ
る。(2)は同後面図である。(3)は同底面図であ
る。(4)は同正面図である。(5)は同側面図であ
る。
【図2】スイッチ・コネクタ構造の分解状態の平面図で
ある。
【図3】スイッチ・コネクタ構造の分解状態の側面図で
ある。
【図4】本考案に係わるスイッチ構造の断面図である。
【図5】図4A−A線に沿う断面図である。
【図6】図4B−B線に沿う断面図である。
【図7】スイッチ構造のケースの正面図である。
【図8】同ケースの側面図である。
【図9】同ケースの背面図である。
【図10】同ケースの平面図である。
【図11】同ケースの底面図である。
【図12】図10C−C線に沿う断面図である。
【図13】図10D−D線に沿う断面図である。
【図14】スイッチ構造のカバーの一部断面した正面図
である。
【図15】同カバーの一部断面した側面図である。
【図16】同カバーの底面図である。
【図17】スイッチ構造のボタンの平面図である。
【図18】同ボタンの一部断面した正面図である。
【図19】同ボタンの一部断面した側面図である。
【図20】同ボタンの底面図である。
【図21】スイッチ構造の可動端子保持部材の平面図で
ある。
【図22】同可動端子保持部材の正面図である。
【図23】同可動端子保持部材の底面図である。
【図24】同可動端子保持部材の側面図である。
【図25】図22E−E線に沿う断面図である。
【図26】可動端子の平面図である。
【図27】同可動端子の一部断面した正面図である。
【図28】固定端子の平面図である。
【図29】同固定端子の正面図である。
【図30】同固定端子の側面図である。
【図31】ボタンの他の実施態様の平面図である。
【図32】同ボタンの正面図である。
【図33】同ボタンの一部断面した側面図である。
【図34】同ボタンの下面図である。
【図35】スイッチ構造の可動端子保持部材の他の実施
態様の平面図である。
【図36】同可動端子保持部材の正面図である。
【図37】同可動端子保持部材の底面図である。
【図38】同可動端子保持部材の一部断面した側面図で
ある。
【図39】ボタンに可動端子保持部材を組み合わせた状
態の説明図である。
【図40】(1)本考案の他の実施例であるガード付き
のスイッチ構造の平面図である。 (2)同スイッチ構造の側面図である。
【図41】ガード付きカバーの平面図である。
【図42】同カバーの一部断面した正面図である。
【図43】同カバーの一部断面した側面図である。
【図44】(1)は従来のスイッチ構造の正面図であ
る。(2)は同側面図である。(3)は同スイッチ構造
においてカバーを外した状態の正面図である。
【図45】従来のスイッチ構造の分解状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
4 ケース 7 挿入溝 7a,7b 直線溝部 9 貫通孔 13 カバー 14 ボタン 15 可動端子保持部材 18 ボタン用孔 22 保持部材係合溝 30a,30b 支持杆部 34 可動端子 41 保持スプリング 42 復帰スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−123030(JP,U) 実開 平2−126322(JP,U) 実開 昭63−43321(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 13/00 - 13/76

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの下面部に固定端子をこれの端子
    脚部を端子貫通孔に貫通させて取り付け、可動端子保持
    部材に可動端子と保持スプリングとを保持杆部に通して
    保持させ、前記可動端子保持部材の上部をボタンの保持
    部材係合溝に挿入係合して可動端子保持部材をボタンに
    着脱可能に取り付けてユニット化し、前記ケースの挿入
    溝の前後方向の直線溝部の前後に復帰スプリングを挿入
    し、ボタンと共にユニット化された可動端子保持部材を
    前記挿入溝の左右方向の直線溝部に挿入し、ボタンにカ
    バーを被せてボタンをカバーのボタン用孔から外部に突
    出させると共に、ケースにカバーを係合して構成したこ
    とを特徴とするスイッチ構造。
  2. 【請求項2】 ケースの下面部に固定端子をこれの端子
    脚部を端子貫通孔に貫通させて取り付け、ボタンを、ボ
    タン部の下縁部に平板部を形成し、この平板部の下面部
    にプレート部を形成し、前記平板部の下面部にばね受部
    を突出形成し、前記プレート部にボタン側係合部を形成
    して構成し、 可動端子保持部材を、これの保持部材本体の上面の前後
    部に保持杆部を突設し、保持部材本体の上面の中央部に
    係止部を設けて構成し、 前記可動端子保持部材に保持スプリングと可動端子とを
    保持杆部に通して保持させ、この可動端子保持部材を前
    記ボタン側係合部に係合して前記可動端子保持部材をボ
    タンに着脱可能に取り付け、前記ケースの挿入溝の前後
    方向の直線溝部の前後に復帰スプリングを挿入し、ボタ
    ンと共にユニット化された可動端子保持部材を前記挿入
    溝の左右方向の直線溝部に挿入し、ボタンにカバーを被
    せてボタン部をカバーのボタン用孔から外部に突出させ
    ると共に、ケースにカバーを係合して構成したことを特
    徴とするスイッチ構造。
  3. 【請求項3】 カバーにボタンを覆うガードを設けた請
    求項1または請求項2記載のスイッチ構造。
JP1993010296U 1992-06-12 1993-02-17 スイッチ構造 Expired - Lifetime JP2589072Y2 (ja)

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