JPH0855535A - スイッチ構造 - Google Patents

スイッチ構造

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JPH0855535A
JPH0855535A JP20936794A JP20936794A JPH0855535A JP H0855535 A JPH0855535 A JP H0855535A JP 20936794 A JP20936794 A JP 20936794A JP 20936794 A JP20936794 A JP 20936794A JP H0855535 A JPH0855535 A JP H0855535A
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JP
Japan
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portions
button
holding member
movable terminal
movable
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Pending
Application number
JP20936794A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Okubo
雅生 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirose Cherry Precision Co Ltd
Original Assignee
Hirose Cherry Precision Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のスイッチ部を並列させ得て高さ寸法が
小さくなって取付スペースを狭いものにすることができ
るスイッチ構造を提供する。 【構成】 ケース4の下面部に複数列の固定端子部Kを
取り付け、可動端子保持部材15に前後に並べて複数の
可動端子37を保持させ、前記可動端子保持部材15を
ボタン14の保持部材係合溝23、24に挿入係合して
可動端子保持部材15をボタン14に着脱可能に取り付
けてユニット化して複数列の可動端子部Jを構成し、前
記ケース4の底部に前後方向に沿う直線溝部7cと左右
方向に沿う直線溝部7a、7bとより成る挿入溝7を形
成し、この直線溝部7cの前後に復帰スプリング47を
挿入し、ボタン14と共にユニット化された可動端子保
持部材15を前記直線溝部7a、7bに挿入して、前記
固定端子部Kと前記可動端子部Jとで複数の並列したス
イッチ部Sを形成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機のインターロッ
ク用等に使用されるスイッチ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスイッチ構造は図23お
よび図24に示すようにケース81を備えており、この
ケース81には二対の固定端子82、83が上下方向に
装着してあり、また、ケース81の上面部にはボタン孔
85が、底部にはスプリング装着凹部86がそれぞれ形
成してある。
【0003】ボタン部87と可動端子保持部88とは一
体になっており、この可動端子保持部88の下端からボ
タン部87内にかけてシャフト挿入孔91が形成してあ
り、可動端子保持部88には上下に2つの可動端子挿入
孔部89が形成してあり、それぞれの可動端子挿入孔部
89の上端部にはばね受け部90が形成してある。そし
て、シャフト挿入孔91の上端部にスプリング92を挿
入し、可動端子挿入孔部89内に圧縮状態のスプリング
93と可動端子94とを挿入してスプリング93をばね
受け部90と可動端子94の中央部で受け、シャフト挿
入孔91にシャフト95を挿入してボタンと可動端子9
4とがユニット化されている。
【0004】そして、シャフト95の下端部に復帰スプ
リング96を設けて、前記ボタン部87をボタン孔85
に挿入した後、復帰スプリング96を圧縮し、シャフト
95を押し込んだ状態でこの復帰スプリング96および
シャフト95をケース81のスプリング装着凹部86に
挿入して前記ユニットをケース81に組み込み、ケース
81にカバー97を装着してスイッチ構造が構成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスイッチ構造にあっては、ケース81に二対の固定
端子82、83が上下方向に装着してあるために、スイ
ッチ単体の高さ寸法が大きくなって取付スペースもまた
大きくなるという問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、複数のスイ
ッチ部を並列させ得て高さ寸法が小さくなって取付スペ
ースを狭いものにすることができるスイッチ構造を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、ケースの下面部に複数列の固定端子部
を取り付け、可動端子保持部材に複数の可動端子を保持
させ、前記可動端子保持部材をボタンの保持部材係合溝
に挿入係合して可動端子保持部材をボタンに着脱可能に
取り付けてユニット化して複数列の可動端子部を構成
し、前記ケースの底部に一方向に沿う直線溝部と他方向
に沿う直線溝部とより成る挿入溝を形成し、この挿入溝
の一方向に沿う直線溝部に復帰スプリングを挿入し、ボ
タンと共にユニット化された可動端子保持部材を前記挿
入溝の他方向に沿う直線溝部に挿入して、前記固定端子
部と前記可動端子部とで複数の並列したスイッチ部を形
成したことを特徴とする。また、本発明は、3列の可動
端子部と3列の固定端子部とで3列のスイッチ部を形成
してもよい。
【0008】
【作用】かかる構成により、複数のスイッチ部を並列さ
せ得て高さ寸法が小さくなって取付スペースを狭いもの
にすることができる。
【0009】また、可動端子保持部材に保持スプリング
と可動端子とを保持させ、この可動端子保持部材を前記
ボタン側係合部に係合して前記可動端子保持部材をボタ
ンに着脱可能に取り付けて、保持スプリングと可動端子
とをボタンに組み込むことができて、保持スプリングと
可動端子のボタンへの組み込みが簡単にでき組立性が向
上する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係わるスイッチ構造の平面図、図
2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は図1のB−B
線に沿う断面図である。
【0011】本発明に係わるスイッチ構造は図1乃至図
4に示すようにケース4とカバー13とボタン14と可
動端子保持部材15とを備えている。このケース4は図
5乃至図11に示すように上面が開口し且つ前、後面部
4a、4b,左、右面部4c、4dおよび下面部4eを
備えた筐体であり、左、右面部4c、4dには切欠きよ
り成る挿入部5aがそれぞれ一対形成してあり、また、
前、後面部4a、4bの上縁部の左右には係止孔6が形
成してある。
【0012】前記下面部4e内側には挿入溝7が形成し
てあり、この挿入溝7は左右方向(他方向)の直線溝部
7a、7bと前後方向(一方向)の直線溝部7cとより
成る。この挿入溝7の形成は薄肉形成であるためにケー
ス1の下面部4e外側には平面略キ字形状の凸部8が形
成されていて、この凸部8を除く下面部4eの部分は平
坦面に成されている。そして、この平坦面には端子貫通
孔9が形成してある。また、ケース4の下面部4e内側
には前後方向の直線溝部7cの縁に沿うてリブ状のスト
ッパー11が一対平行に形成してある。また、ケース4
の後面部4bの中央下部には係合突起43が形成してあ
る。
【0013】前記カバー13は図12乃至図15に示す
ように下面が開口し且つ前、後面部13a、13b、
左、右面部13c、13dおよび上面部13eを備えた
筐体であり、上面部13eの周部には庇状部13fが形
成してある。そして、前、後面部13a、13bには固
定用の係止突起17が形成してあり、上面部13eには
ボタン用孔18が形成してある。また、左、右面部13
c、13dにはそれぞれ一対のロック片12が形成して
ある。
【0014】前記ボタン14は図16乃至図19に示す
ように円筒状のボタン本体19を備えており、このボタ
ン本体19の下縁部には平板部20が形成してあり、こ
の平板部20の下面部には、この平板部20に対して直
角を成し且つ左右方向に沿うリブ状突起21、22が前
後に形成してあり、これらのリブ状突起21、22の下
縁部中央には切欠き状の保持部材係合溝23、24が形
成してある。また、前記平板部20の裏面部には、第1
のリブ状突起21を挟んだ位置にばね受突起25、26
が、第2のリブ状突起21の後方位置にばね受突起27
がそれぞれ形成してある。
【0015】前記可動端子保持部材15は図20に示す
ように保持部材本体28を備えており、この保持部材本
体28の上面部の前、後には上方に突出する保持部2
9、30が突設してあり、これらの保持部29、30は
一対の保持爪31a、31bを備えている。また、保持
部材本体28の上面部の前後には上方向に沿う支持杆部
32、33、34が突設してある。保持部材本体28の
下面部の前後にはばね支持用突起35、36が突設して
ある。
【0016】可動端子37は図21に示すように短冊状
の端子本体38を備えており、この端子本体38の中央
には孔39とのこの孔39の上縁部に位置するばね受け
部40とが形成してあり、端子本体38の左右には可動
接点41が固着してある。
【0017】固定端子42は図22に示すように端子脚
部43の先端部を直角に曲げて接点受け部44を形成
し、この接点受け部44に固定接点45を固着して構成
されている。
【0018】そして、前記ケース4の下面部4eには固
定端子42がこれの端子脚部43を端子貫通孔9に貫通
させて取り付けてあって、3列の固定端子部Kを構成し
ている。また、前記可動端子保持部材15には可動端子
34がこれの孔36に支持杆部32、33、34を通し
て保持されており、これらの支持杆部32、33、34
は保持スプリング46を保持していて、これらの保持ス
プリング46の下端部が可動端子34のばね受け部40
により受けられている。
【0019】そして、前記可動端子保持部材15の保持
部29、30が前記ボタン14の保持部材係合溝23、
24に挿入されて保持部29、30の一対の保持爪31
a、31bが保持部材係合溝23、24の上縁部に係止
されて、前記可動端子保持部材15が前記ボタン14に
着脱可能に組み付けられており、前記保持スプリング4
6の上端部はボタン14のばね受け部26に受けられて
いて、ユニット化されている。そして、前記可動端子3
4は3列の可動端子部Jを構成している。
【0020】そして、前記ケース4の挿入溝7の前後方
向の直線溝部7bの前後に復帰スプリング47を挿入
し、前記ボタン14と共にユニット化された可動端子保
持部材15を前記挿入溝7の前後の直線溝部7cに挿入
すると共に、前記ボタン14のリブ状突起21、22を
左右方向の直線溝部7a、7bに挿入し、前記復帰スプ
リング47の上端部にばね支持用突起35、36を挿入
する。この場合、3列の固定端子部Kと3列の可動端子
部Jとで3列のスイッチ部Sを構成している。
【0021】次に、ボタン14にカバー13を被せてボ
タン14のボタン本体19をカバー13のボタン用孔1
8から外部に突出させると共に、ケース4の係合孔6に
カバー13の係合突起17を係合してスイッチ構造が構
成してある。
【0022】次に上記の実施例の作動を説明する。前記
スイッチ構造は、例えば、複写機(図示せず)に設けら
れる。そして、複写機の蓋体(図示せず)を閉じた状態
ではこの蓋体に設けられた押圧子(図示せず)によりボ
タン14が押されて、このボタン14と共にユニット化
された可動端子保持部材15が復帰スプリング47に抗
して下降し、可動端子37の可動接点41が固定端子4
2の固定接点45に接触してスイッチオンの状態にな
る。可動端子37の可動接点41が固定端子42の固定
接点45に接触してから、保持スプリング46は圧縮さ
れて接点間の接触圧を保持する。この状態を図4のイに
示す。
【0023】また、紙詰まり等により蓋体を開けた場合
には、ボタン14の押圧が解除されるために、復帰スプ
リング47の復帰力によりボタン14と共にユニット化
された可動端子保持部材15が上昇して可動端子37が
上昇し、可動接点41の固定接点45への接触が解除さ
れる。
【0024】また、前記スイッチ構造の組み立ては、ま
ず、前記ケース4の下面部4eに固定端子42をこれの
端子脚部43を端子貫通孔9に貫通させて取り付け、前
記可動端子保持部材15に可動端子37をこれの孔39
に支持杆部32、33、34を通して保持し、これらの
支持杆部32、33、34に保持スプリング46を嵌め
て、前記可動端子保持部材15の保持部29、30を前
記ボタン14の保持部材係合溝23、24に挿入して保
持爪31a、31bを保持部材係合溝23、24の上縁
部に係合し、前記保持スプリング46の上端部をボタン
14のばね受け部26で受け、次に、前記ケース4の挿
入溝7の前後方向の直線溝部7cの前後に復帰スプリン
グ47を挿入し、前記ボタン13と共にユニット化され
た可動端子保持部材15を前記挿入溝7の前後の直線溝
部7cに挿入すると共に、前記ボタン14のリブ状突起
21、22を左右方向の直線溝部7a、7bに挿入し、
前記復帰スプリング47の上端部にばね支持用突起3
5、36を挿入する。次に、ボタン14にカバー13を
被せてボタン14のボタン本体19をカバー13のボタ
ン用孔18から外部に突出させると共に、前記ガイド突
起27をガイド溝25に挿入し、ケース4の係合孔6に
カバー13の係合突起17を係合する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ケース
の下面部に複数列の固定端子部を取り付け、可動端子保
持部材に複数の可動端子を保持させ、前記可動端子保持
部材をボタンの保持部材係合溝に挿入係合して可動端子
保持部材をボタンに着脱可能に取り付けてユニット化し
て複数列の可動端子部を構成し、前記ケースの底部に一
方向に沿う直線溝部と他方向に沿う直線溝部とより成る
挿入溝を形成し、この挿入溝の一方向に沿う直線溝部に
復帰スプリングを挿入し、ボタンと共にユニット化され
た可動端子保持部材を前記挿入溝の他方向に沿う直線溝
部に挿入して、前記固定端子部と前記可動端子部とで複
数の並列したスイッチ部を形成したから、複数のスイッ
チ部を並列させ得て高さ寸法が小さくなって取付スペー
スを狭いものにすることができる。
【0026】また、本発明は、3列の可動端子部と3列
の固定端子部とで3列のスイッチ部を形成することで、
3つのスイッチ部を並列させ得て高さ寸法が小さくなっ
て取付スペースを狭いものにすることができる。
【0027】また、本発明は、可動端子保持部材に保持
スプリングと可動端子とを保持させ、この可動端子保持
部材を前記ボタン側係合部に係合して前記可動端子保持
部材をボタンに着脱可能に取り付けて、保持スプリング
と可動端子とをボタンに組み込むことができて、保持ス
プリングと可動端子のボタンへの組み込みが簡単にでき
組立性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるスイッチ構造の平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】本発明に係わるスイッチ構造の作用状態を表す
説明図である。
【図5】ケースの平面図である。
【図6】同ケースの正面図である。
【図7】同ケースの底面図である。
【図8】図5のC−C線に沿う断面図である。
【図9】図5のD−D線に沿う断面図である。
【図10】図5のE−E線に沿う断面図である。
【図11】図5のF−F線に沿う断面図である。
【図12】カバーの一部断面した正面図である。
【図13】同カバーの平面図である。
【図14】同カバーの一部断面した側面図である。
【図15】同カバーの底面図である。
【図16】ボタンの正面図である。
【図17】同ボタンの下面図である。
【図18】同ボタンの一部断面した側面図である。
【図19】同ボタンの平面図である。
【図20】(1)は可動端子保持部材の平面図である。
(2)は可動端子保持部材の一部断面した側面図であ
る。(3)は可動端子保持部材の底面図である。
【図21】(1)は可動端子の平面図である。(2)は
同可動端子の一部断面した正面図である。
【図22】(1)は固定端子の平面図である。(2)は
同固定端子の正面図である。(3)は同固定端子の側面
図である。
【図23】(1)は従来のスイッチ構造の正面図であ
る。(2)は同スイッチ構造の側面図である。(3)は
同スイッチ構造においてカバーを外した状態の正面図で
ある。
【図24】従来のスイッチ構造の分解状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
4 ケース 7 挿入溝 7a、7b、7c 直線溝部 14 ボタン 15 可動端子保持部材 23、24 保持部材係合溝 37 可動端子 47 復帰スプリング K 固定端子部 J 可動端子部 S スイッチ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの下面部に複数列の固定端子部を
    取り付け、可動端子保持部材に複数の可動端子を保持さ
    せ、前記可動端子保持部材をボタンの保持部材係合溝に
    挿入係合して可動端子保持部材をボタンに着脱可能に取
    り付けてユニット化して複数列の可動端子部を構成し、
    前記ケースの底部に一方向に沿う直線溝部と他方向に沿
    う直線溝部とより成る挿入溝を形成し、この挿入溝の一
    方向に沿う直線溝部に復帰スプリングを挿入し、ボタン
    と共にユニット化された可動端子保持部材を前記挿入溝
    の他方向に沿う直線溝部に挿入して、前記固定端子部と
    前記可動端子部とで複数の並列したスイッチ部を形成し
    たことを特徴とするスイッチ構造。
  2. 【請求項2】 3列の可動端子部と3列の固定端子部と
    で3列のスイッチ部を形成した請求項1記載のスイッチ
    構造。
JP20936794A 1994-08-11 1994-08-11 スイッチ構造 Pending JPH0855535A (ja)

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JP20936794A JPH0855535A (ja) 1994-08-11 1994-08-11 スイッチ構造

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JP20936794A JPH0855535A (ja) 1994-08-11 1994-08-11 スイッチ構造

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JP20936794A Pending JPH0855535A (ja) 1994-08-11 1994-08-11 スイッチ構造

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Effective date: 20050104

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