JPS6137157Y2 - - Google Patents

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JPS6137157Y2
JPS6137157Y2 JP6255678U JP6255678U JPS6137157Y2 JP S6137157 Y2 JPS6137157 Y2 JP S6137157Y2 JP 6255678 U JP6255678 U JP 6255678U JP 6255678 U JP6255678 U JP 6255678U JP S6137157 Y2 JPS6137157 Y2 JP S6137157Y2
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knob
switch
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movable contact
holder
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JP6255678U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はV形摺動式のスイツチに関し、詳し
くは、ノブの表面が大略V字状で中央溝部下方を
支点としてケースに揺動自在に取付けられ、スイ
ツチOFFの中立位置から左右いずれかの突出部
を押すことによりスイツチをONする構成とした
ものに関する。
従来、この種のスイツチとして種々提案されて
いるが、いずれも中立位置でガタが発生しやすい
欠点があつた。例えば、実公昭39−1336号公報に
記載のスイツチでは、フレームに枢着した押釦の
回動部にV状凹部を形成する一方、フレームの側
板に形成したボール保持孔で保持された鋼球を弾
性体で押圧して上記凹部に圧接したものが提案さ
れている。該スイツチではフレームのボール保持
孔と鋼球との嵌合部でガタが発生しやすく、中立
時のガタ防止を完全に図ることができない。ま
た、該スイツチでは鋼球を押釦のV状凹部に押圧
させることにより中立位置保持機構と中立位置復
帰用節度機構とを兼用しているため、例えば、押
釦と可動接点用ホルダーとを別体で構成している
スイツチには適用できない問題があつた。
また、従来、この種のスイツチとして、第1図
に示すようなスイツチも提案されている。該スイ
ツチは、表面をV形に形成したノブ1の中央溝部
1a下方に突出した支持部1bを設け、該支持部
1bをピン2を介してケース3に揺動自在に軸支
すると共に、該支持部1bに下端開口の圧子嵌合
穴1cを設け、該圧子嵌合穴1cにスプリング4
を介して圧子5を嵌合し、ケース3に固定したホ
ルダー6で支持されるV型のブレード7に上記圧
子5を押付けて嵌合すると共にブレード両端に可
動接点8a,8bを固着する一方、ケース底面に
上記接点8a,8bと夫々対向して固定接点9
a,9bを突設しており、図示の圧子5がブレー
ド7の溝部7aに押付けるスイツチOFFの中立
位置からノブ1のいずれか左右の突起1d,1e
を押してピン2を支点としてノブ1が揺動し、接
点8aと9aあるいは8bと9bを閉成してスイ
ツチがONするようにしている。
上記スイツチにおいては、ノブ1の圧子嵌合穴
1cと圧子5の隙間及び、ブレード7とホルダー
6の隙間により、特に図示の中立位置においてノ
ブ1にガタが生じると共に、作動時に節度感が良
くない不具合があつた。
この考案は上記不具合を解消せんとするもので
あり、ノブの中央支持部に凹溝を設けると共に、
ケースに上記凹溝に嵌合する凸部を有する板バネ
を取付け、中立位置において板バネの凸部とノブ
の凹溝とを嵌合させて中立位置保持機構を設け、
中立時でのノブのガタを防止すると共に、ノブ支
持部の下側部を嵌め込んでノブと一体に作動する
可動接点用ホルダを中立位置に復帰させるスイツ
チ切換節度機構を設け、作動時に節度感を与える
と共に、中立位置保持機構と中立位置復帰用節度
機構を別に設けていることにより、ノブと可動接
点用ホルダとを別体で構成しているスイツチにも
適用出来るようにしたことを特徴とするV型摺動
式のスイツチを提供するものである。
以下、この考案を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
11はノブ、12はスイツチケース、13は可
動接点のホルダー、14は固定接点取付用の絶縁
基板である。ノブ11は中央に溝部11aを、両
側に突出部11b,11cを有するV字状で、上
記溝部11aの下部に突出した支持部11dを一
体に設け、該支持部11dの中央をピン15を介
してスイツチケース12の上部に揺動自在に軸支
している。上記ノブ支持部11dのピン支承部下
側には、支持部11dの前後両面に下方に伸びる
凹溝11eを刻設すると共に、支持部11dの下
側を細巾に設定している。スイツチケース12は
図示の如く上下両端が開口で中央部にケース内を
上下に2分する隔壁12aを一体に設け、上側室
12b内に上記ノブ11をピン15で軸支すると
共に下側室12c内にホルダー13と絶縁基板1
4を設置している。上記隔壁12aの左右方向の
中央部には逆V字状に上方へ突出させて屈折した
圧子嵌合穴12dを設け、該圧子嵌合部12dの
前後方向の中央部にノブ支持部11dを嵌挿する
穴12eを穿設している。上記圧子嵌合穴12d
の上面には穴12eを前後より挾む一対の倒コ字
状の片16a,16bを有する板バネ16を、そ
の左右両側の連結部をケース3の突部12fに圧
入固定して取り付けている。上記片16a,16
bの中央に対向するよう内側に突出した凸部16
c,16dを屈折して設け、片16a,16b間
を通るノブ支持部11dの前後の凹溝11eにノ
ブ11が中立位置の時に丁度嵌合するようにし、
ノブ11の中立位置保持機構を形成している。
ケース下側室12cに嵌合する可動接点用ホル
ダー13は、図示の如く矩形状で、その中央部に
上記ノブ支持部11dの下側細巾部を密嵌する穴
13aを、該穴13aの前後に一対の圧子嵌合穴
13b,13cを、該圧子嵌合穴13b,13c
の夫々の左右両側にコンタクトプレート嵌合穴1
3d1,13d2,13e1,13e2をそれぞれ穿設
し、かつ上下両面の四隅に摺動用突出部13fを
設けている。上記ホルダー13はケース下側室1
2c内に嵌め込んだ後、ケース12の下端開口を
閉鎖するように絶縁基板14をケース12に固定
し、ホルダー13を下側室12c内に上側突出部
13fをホルダー隔壁12aの下面に、下側突出
部13fを絶縁基板14の上面に沿つて左右方向
へ摺動できるように組み込んでいる。このホルダ
ー13のコンタクトプレート嵌合穴13d1,13
d2及び、13e1,13e2には略状のコンタクト
プレート17,18の左右突出部17a,18a
を嵌め込み、その下面部17b,18bをホルダ
ー下面の左右一対の突出部13f間に位置させて
おり、この下面部17b,18bには、その中央
部に上方へ突出した屈折部17c,18cを設け
ている。また、上記圧子嵌合穴13d,13cに
は上側より圧子19,20を嵌め込むと共に、圧
子19,20の下面開口の穴19a,20aと下
方に位置するコンタクトプレート屈折部17c,
18cの間にスプリング21,22を縮装し、圧
子19,20をケース隔壁12aの圧子嵌合部1
2dの下面に圧接させている。このように、スプ
リング21,22で付勢して圧子19,20を隔
壁12の逆V状の圧子嵌合部12dの下面に圧接
することにより、ホルダー13と該ホルダー13
にノブ支持部11dを介して連動させるノブ11
を中立位置に復帰するように付勢するスイツチ切
換用節度機構を形成している。該ホルダー13の
下側に固定する絶縁基板14には、図示の如く、
前後一対で且つ左右に一定間隔をあけて6個の固
定接点23,24,25,26,27,28を上
面に突出させて固定し、各接点23〜28を導線
(図示せず)と接続している。上記前側の接点2
4,26,28は前側のコンタクトプレート17
と対向した位置に、後側の接点23,25,27
は後側のコンタクトプレート18と対向した位置
に設置している。
つぎに、上記スイツチの作動を説明する。
ノブ11が図示の中立位置にある時、ノブ支持
部11dの前後一対の凹溝11eには板バネ16
の凸部16c,16dが夫々嵌合し、ノブ11の
ガタを防止し、その支持部11dを図中垂直方向
に保持している。この時、上記支持部11dと嵌
合したホルダー13は、その圧子19,20がス
プリング21,22に付勢されて圧子嵌合部12
dの中央溝部に押付けられ、図示の中立位置に保
持されコンタクトプレート17,18は各固定接
点22,23,24,25,26,27を接続し
ない位置にあり、スイツチはOFFの状態であ
る。
この状態よりノブ11の一方の突出部11bを
P方向に押すと、ノブ11はピン15を支点とし
て時計方向に回動しようとする。このノブ11の
回動で、凹溝11eに嵌合した板バネ凸部16
c,16dは図中矢印で示す互に離反する外方へ
強制的に開き、凹溝11eと凸部16c,16d
の嵌合が解かれ、ノブ11は時計方向に回動し、
ピン15下側の支持部が図中左方向へ移動するた
め、該支持部11aと嵌合したホルダー13を左
へ移動する。この時、圧子19,20はスプリン
グ21,22を圧縮しながら逆V状の圧子嵌合部
12dの下面に沿つて摺動する。該ホルダー13
の移動によりコンタクトプレート17,18も移
動し、コンタクトプレート17で固定接点24と
28を、コンタクトプレート18で固定接点23
と27を閉成し、スイツチをONする。
ついで、ノブ11への押作動を止めて荷重を取
除くと、圧子19,20はスイツチ切換用節度機
構のスプリング21,22の撥力により圧子嵌合
部12dを中央溝部に向つて斜面をすべり落ち、
該作動に伴い、ホルダー13とノブ11を上記中
立位置へ戻す。この中立位置へ戻る際に、ノブ支
持部11dの凹溝11eに板バネ16の凸部16
c,16dが嵌合し、該中立位置でのノブ11の
ガタを防止すると共に、ホルダー13の移動によ
りコンタクトプレート17,18も移動し、固定
接点の接続を断ち、スイツチをOFFする。
ノブ11の他方の突出部11cを押すと、同様
に、反対方向にノブ11が回動し、コンタクトプ
レート17が固定接点24と26、コンタクトプ
レート18が固定接点23と25を閉成し、スイ
ツチをONする。この状態よりノブ11から荷重
を取除くと、上記と同様に、自動的に中立の
OFF位置に復帰する。
尚、この考案は上記実施例に限定されず、中立
位置をもつ波形(V形)およびレバースイツチに
好適に採用される。
上記した如く、この考案に係るスイツチによれ
ば、ノブが中立位置にある時、中立位置保持機構
のノブに設けた凹溝とスイツチケースに固定した
板バネの凸部とが嵌合するため、ノブのガタを防
止できると共に、スイツチ切換用節度機構を上記
中立位置保持機構と別に設けているため、ノブと
可動接点用ホルダと別体で構成しているスイツチ
にも適用でき、かつ、スイツチ作動時における節
度感が生ずる等の種々の利用を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す断面図、第2図はこの考
案の一実施例を示す断面図、第3図は第2図の分
解斜視図である。 11……ノブ(11d……支持部、11e……
凹溝)、12……スイツチケース(12a……隔
壁、12d……圧子嵌合部)、13……ホルダ
ー、14……絶縁基板、16……板バネ(16
c,16d……板バネ凸部)、17,18……コ
ンタクトプレート、19,20……圧子、23〜
28……固定接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノブを略V字状に形成すると共にその中央溝部
    に下方へ突出する支持部を形成し、該支持部の中
    央部をスイツチケースの上部に揺動自在に軸支す
    ると共に該支持部の軸支点より下方の前後両面に
    凹溝を刻設する一方、スイツチケース内を上下に
    2分するように隔壁をスイツチケースと一体に設
    け、該隔壁に上記ノブ支持部の下側部が嵌挿する
    穴を穿設し、該隔壁下側のスイツチケース内に可
    動接点用ホルダーを摺動可能に組み込み、該可動
    接点用ホルダーに穿設した穴に上記ノブ支持部の
    下端部を嵌め込むと共に、上記隔壁の上面に上記
    ノブ支持部を挟む前後一対の片を有する板バネを
    固定し、該板バネの前後一対の片の対向面に凸部
    を設け、ノブが中立位置にある時、ノブ支持部の
    凹溝と板バネの凸部とが嵌合し、該ノブに荷重を
    かけて揺動させると上記凹溝と凸部との嵌合が解
    かれるようにし、さらに上記可動接点用ホルダー
    とスイツチケースとの間に可動接点用ホルダーを
    中立位置に復帰させるスイツチ切換節度機構を設
    けたことを特徴とするスイツチ。
JP6255678U 1978-05-09 1978-05-09 Expired JPS6137157Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6255678U JPS6137157Y2 (ja) 1978-05-09 1978-05-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6255678U JPS6137157Y2 (ja) 1978-05-09 1978-05-09

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Publication Number Publication Date
JPS54163791U JPS54163791U (ja) 1979-11-16
JPS6137157Y2 true JPS6137157Y2 (ja) 1986-10-28

Family

ID=28964919

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JP6255678U Expired JPS6137157Y2 (ja) 1978-05-09 1978-05-09

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