JPH0737220Y2 - 操作スイッチ - Google Patents

操作スイッチ

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JPH0737220Y2
JPH0737220Y2 JP2926490U JP2926490U JPH0737220Y2 JP H0737220 Y2 JPH0737220 Y2 JP H0737220Y2 JP 2926490 U JP2926490 U JP 2926490U JP 2926490 U JP2926490 U JP 2926490U JP H0737220 Y2 JPH0737220 Y2 JP H0737220Y2
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JP
Japan
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movable contact
mounting plate
contact
fixed
contact mounting
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JP2926490U
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English (en)
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JPH03119919U (ja
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篤志 松元
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Industries Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、手動操作により可動接点取付板を押動して可
動接点を固定接点に接触あるいは開離させるように構成
された操作スイッチに関する。
(従来の技術) 従来、手動操作により可動接点取付板を押動して可動接
点を固定接点に接触あるいは開離させるように構成され
た第4図の断面図に示すような操作スイッチ50の場合、
先端部に可動接点52A、及び52Bを固着した板バネ材から
成る可動接点取付板53が、その基端部を基体51に固定さ
れた状態で配設されており、図示していない操作部が押
され、図に示すように可動接点取付板53が押動片54によ
り押し下げられたとき、可動接点52Aが固定接点55Aに接
触するようになっている。また、可動接点取付板53が押
動片54から押し下げ力を受けていないフリーの状態の場
合、可動接点取付板53が自身の反発力により、その先端
部が図面上、上方に変位し、可動接点52Bが固定接点55B
に接触するようになっている。即ち、可動接点52Bと固
定接点55Bは、所謂ノーマリイクローズ(常閉)接点を
構成する一方、可動接点52Aと固定接点55Aはノーマリイ
オープン(常開)接点を構成している。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の操作スイッチ50の場合、一般にスイッチ内部
の狭いスペースに板バネ材から成る短い可動接点取付板
53を装着しているため、図示していない操作部を押し、
押動片54を押し下げてノーマリイオープン(常開)接点
をオンするときの操作荷重が重く、操作フィーリングも
良いものではなかった。また、可動接点取付板53に対し
て押動片54による繰り返し荷重が掛かるため可動接点取
付板53の弾性力が経時的に減少し、可動接点52Bを固定
接点55Bに接触させるときの接点荷重が次第に少なくな
り、固定接点55Bに対する可動接点52Bの接触圧力を所要
の値に保つことができないという問題と、押動片54のス
トロークは、可動接点52Aと固定接点55Aの磨耗を考慮し
てオーバーストロークに設定されているため、オーバー
ストローク分の荷重が可動接点取付板53のA部及びB部
に集中的に掛かり、可動接点取付板53が永久変形を起こ
す等の強度上の問題があった。
そこで本考案では、ノーマリイクローズ接点を閉じるた
めの接点荷重を掛けるに必要な弾性力を可動接点取付板
自体に持たせずに、可動接点取付板をノーマリイクロー
ズ接点の閉じる方向に回動付勢するための例えばトーシ
ョンバネ等の弾性部材を別に設けることにより、前記従
来の問題を解決することを技術的課題とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題解決のための技術的手段は、手動操作の操作ス
イッチを、基体に配設された固定接点と、その固定接点
に接触させるための可動接点を板状の金属体に一体的に
固着した可動接点取付板と、前記可動接点と前記固定接
点とを接触もしくは開離させる方向に前記可動接点取付
板を回動可能に装着させるための回動支持部材と、操作
部が押されたときに前記可動接点取付板を押動して回動
させるための押動片と、基端部が固定される一方、先端
部が前記可動接点取付板に弾着され、その可動接点取付
板を前記押動片による押動作時の回動方向と反対の方向
に付勢させる弾性部材とを備えた構成にすることであ
る。
(作用) 上記構成の操作スイッチによると、操作部が押され可動
接点取付板が押動片の押動作力を受けたとき、可動接点
取付板が弾性部材の弾性力に抗して回動し、ノーマリイ
オープン接点を構成する可動接点と固定接点が接触す
る。この際、可動接点取付板は回動自在に取着されてい
るため、押動片の押動作力を必要以上に強くすることな
く、上記のノーマリイオープン接点をスイッチオンの状
態にさせることができる。そのため操作部の操作荷重が
少なくて済み、操作フィーリングを向上させることがで
きるとともに、可動接点取付板の永久変形等を防止する
ことができる。
一方、操作部がフリーになり、押動片の押動作力が解除
されたときに弾性部材の弾性力により可動接点取付板が
通常位置に戻り、ノーマリイクローズ接点を構成する可
動接点と固定接点をオンの状態にする。そして、上述し
たように可動接点取付板の永久変形等が少ないことと、
上記弾性部材の経時的な弾性力の減少が小さいことか
ら、ノーマリイクローズ接点をオンの状態に保持するた
めの接点荷重が不足することを防止する。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は操作スイッチ1要部の縦断面図であり、第2図
は操作スイッチ1要部の部分的な分解斜視図である。
第1図に示すように、操作スイッチ1の基体2には、固
定接点3Aと固定接点4Aとが設けられる一方、固定接点3A
に接触する可動接点3Bと固定接点4Aに接触する可動接点
4Bとが薄い板状の可動接点取付板5先端部に固着されて
いる。また、この可動接点取付板5の基端部5Aはコの字
型をしたベース部材(実用新案登録請求の範囲における
回動支持部材)6に回動可能に取り付けられている。可
動接点取付板5をベース部材6に回動可能に取り付ける
ために、可動接点取付板5の基端部5Aの左右側面には、
半球状の突起部7と8が形成されており、ベース部材6
側には、上記突起部7、8それぞれが嵌合される半球状
凹部9、10が形成されている。そして、可動接点取付板
5の基端部5Aの突起部7、8それぞれが半球状凹部9、
10に嵌合され、可動接点取付板5が回動可能にベース部
材6に取着された状態のときに可動接点取付板5とベー
ス部材6は電気的に導通状態になっている。
ベース部材6の底面端部に形成された切り欠き部6Aに
は、トーションばね11の基端部11Aが装着されている。
また、トーションばね11の先端部11Bは可動接点取付板
5の図面上、下側面に弾着されているため、トーション
ばね11は可動接点取付板5を図面上、時計方向に回動さ
せるように付勢している。
操作スイッチ1の図示していない操作ボタン等が押され
たとき、可動接点取付板5を図面上、反時計方向に回動
させ、可動接点4Bを固定接点4Aに接触させるための押動
片12が設けられている。この押動片12は、上記操作ボタ
ン等が強い力で押されたときでも一定のストロークにな
るように位置決めされている。
以上のように構成された操作スイッチ1によると、可動
接点取付板5自体に可動接点3Bを固定接点3Aに接触する
ための反発力を持たせることなく、ベース部材6に回動
可能に取り付け、固定接点3Aに対する可動接点3Bの接触
荷重をトーションばね11により生成させている。そのた
め、可動接点取付板5に対する押動片12の押動荷重が少
なくて済み、可動接点取付板5に板バネの特性を持たせ
ていた前記従来の操作スイッチ50に比較して操作スイッ
チ1の操作フィーリングを向上させることができる。ま
た、可動接点取付板5に対して集中荷重が掛かることも
なくなり、可動接点取付板5の永久変形を防止すること
ができる。
次に、本考案の特徴とする構成を適用できる他のスイッ
チとして、例えば第3図に縦断面を示したような操作ス
イッチ21がある。
操作スイッチ21は、スイッチボタン22が矢印方向にスラ
イドできるように構成されており、一方のスライド位
置、即ち第3図に示したスイッチボタン22の位置におい
て、スイッチボタン22を押し下げると、可動接点取付板
23、24がそれぞれ押動片25、26により押動されるように
なっている。その結果、可動接点取付板23に取り付けら
れた可動接点27Bが固定接点27Aと接触するとともに、可
動接点取付板24に取り付けられた可動接点29Bが固定接
点29Aと接触される。尚、スイッチボタン22を他方のス
ライド位置で押し下げた場合には、図示していない可動
接点取付板が押動され、図示していない可動接点が固定
接点と接触されるようになっている。
このスイッチ装置21の可動接点取付板23を例にとると、
この可動接点取付板23は前記実施例と同様に形成された
ベース部材31に回動可能に取着されており、前記実施例
と同様に形成されたトーションばね32により、可動接点
取付板23は図面上、反時計方向に回動するように付勢さ
れている。そして、スイッチボタン22がフリーの状態の
とき、可動接点取付板23に固着された可動接点33Bが固
定接点33Aに接触されるようになっている。
以上のように構成された手動スイッチ21においても可動
接点取付板23自体に,可動接点33Bを固定接点33Aに接触
させるための反発力を持たせることなく、ベース部材31
に回動可能に取り付け、固定接点33Aに対する可動接点3
3Bの接触荷重をトーションばね32により生成させている
ため、可動接点取付板23に対する押動荷重が少なくて済
むことから、操作フィーリングを向上させることができ
る。また、可動接点取付板23に対して集中荷重が掛かる
こともなくなり可動接点取付板23の永久変形を防止す
る。
また、その他の実施例として、両端部それぞれに可動接
点を設けた一枚の可動接点取付板の中央部を回動中心部
として形成し、その回動中心部を中心として可動接点取
付板を時計方向及び反時計方向に回動できるように、そ
の回動中心部を基体に取り付けるとともに、2個のトー
ションバネそれぞれの基端部を基体に固定する一方、2
個のトーションバネそれぞれの先端部を可動接点取付板
の回動中心部を中心とする可動接点取付板の対称位置そ
れぞれに当接させることにより、可動接点取付板の回動
中心部を中心とする一方の側を時計方向に、反対側を反
時計方向に回動付勢するように構成したものがある。
上記構成の操作スイッチにおいて、可動接点取付板の回
動中心部を中心とする可動接点取付板の対称位置それぞ
れの一方を押動片で押すことにより、前記回動中心部を
中心として可動接点取付板を回動させ、可動接点と固定
接点を接触、もしくは開離するようになっている。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、ノーマリイクローズ接点
を閉じるための所要の接点荷重を掛けるに必要な弾性力
を可動接点取付板自体に持たせずに、別に設けた弾性部
材により上記弾性力を生成させるように構成するととも
に、可動接点取付板を回動支持部材に回動できるように
取り付ける構成にしたため、ノーマリイオープン接点を
閉じるときに要する操作荷重が少なくて済むようにな
り、操作フィーリングを向上させることができるという
効果がある。
また、可動接点取付板において集中荷重を受ける特定の
箇所が無くなるため、可動接点取付板が永久変形を起こ
してノーマリイクローズ接点を閉じるための所要の接点
荷重が得られなくなるというような不具合を無くすこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部断面図、第2図は一実
施例の要部分解斜視図、第3図は他の実施例の断面図、
第4図は従来の操作スイッチの要部断面図である。 1:操作スイッチ 2:基体 3A、4A:固定接点 3B、4B:可動接点 5:可動接点取付板 6:ベース部材 7、8:突起部 9、10:半球状凹部 11:トーションバネ 12:押動片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体に配設された固定接点と、その固定接
    点に接触させるための可動接点を板状の金属体に一体的
    に固着した可動接点取付板と、前記可動接点と前記固定
    接点とを接触もしくは開離させる方向に前記可動接点取
    付板を回動可能に装着させるための回動支持部材と、操
    作部が押されたときに前記可動接点取付板を押動して回
    動させるための押動片と、基端部が固定される一方、先
    端部が前記可動接点取付板に弾着され、その可動接点取
    付板を前記押動片による押動作時の回動方向と反対の方
    向に付勢させる弾性部材とを備えたことを特徴とする操
    作スイッチ。
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