JPH0561733B2 - - Google Patents

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JPH0561733B2
JPH0561733B2 JP59171662A JP17166284A JPH0561733B2 JP H0561733 B2 JPH0561733 B2 JP H0561733B2 JP 59171662 A JP59171662 A JP 59171662A JP 17166284 A JP17166284 A JP 17166284A JP H0561733 B2 JPH0561733 B2 JP H0561733B2
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JP
Japan
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key
contact switch
actuator
thin film
spring
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JP59171662A
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JPS6081719A (ja
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Tandei Kooruman Saado Edoin
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Lexmark International Inc
Original Assignee
Lexmark International Inc
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Publication date
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Publication of JPH0561733B2 publication Critical patent/JPH0561733B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
    • H01H13/702Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches
    • H01H13/705Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches characterised by construction, mounting or arrangement of operating parts, e.g. push-buttons or keys
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/26Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members
    • H01H13/28Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members using compression or extension of coil springs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2235/00Springs
    • H01H2235/012Euler spring

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  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は接点開閉装置、とりわけキーを押すこ
とによつて薄膜接点スイツチを付勢するための接
点開閉装置に関する。
[従来技術] 米国特許第4118611号には次のような従来例が
示されている。座屈圧縮ばねを用いた軸支点式の
切替付勢手段(アクチユエータ)がキーを押すこ
とに応答して動くようになつており、それによつ
て接点間の容量を変化させてスイツチの開閉を行
うものである。この従来例では、キーを押した際
に、1つのピボツト点を支点にしてアクチユエー
タが回転する。
[発明が解決しようとする問題点] 前記米国特許に示されるような従来のスイツチ
開閉手段は、アクチユエータが1つの軸を支点に
して回転するのでキーを押す力がスイツチ開閉の
ための力として作用する場合に効率よくその力が
伝達されていないという問題がある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するため、本発明の接点開閉装
置は、筐体と、該筐体に沿つて摺動できるように
前記筐体に取付けられたキーと、該キーの下方で
前記筐体に取付けられた、接点スイツチを含む薄
膜接点スイツチ構造と、前記接点スイツチの開閉
を行うアクチユエータと、該アクチユエータと前
記キーとの間に保持されたばねと、を有し、前記
アクチユエータは平面から成る第1の面及び曲面
から成る第2の面で構成される底面ならびに上面
を有し、前記ばねの一端が前記キーに作用し他端
が前記アクチユエータの前記上面に作用して、前
記キーが移動されていない場合には前記ばねがわ
ずかに圧縮されかつ選択された方向にわずかに座
屈しており、前記キーが移動されていない場合に
は前記第2の面は前記接点スイツチ部分の前記薄
膜接点スイツチ構造の上方に位置し前記第1の面
のみが前記接点スイツチのないところの前記薄膜
接点スイツチ構造の上面と接することによつて前
記接点スイツチを開いた状態で前記アクチユエー
タを静止位置に保ち、前記キーが下方に押された
場合には前記ばねが圧縮され選択された方向にさ
らに座屈して前記アクチユエータが前記第1の面
の端と前記接点スイツチのないところの前記薄膜
接点スイツチ構造の上面とで構成されるピボツト
軸を支点にして回転し次に前記第2の面のみが前
記スイツチ部分の前記薄膜接点スイツチ構造の上
面に接してこれにより形成される接触位置が前記
キーの押下げに伴つて移動して前記アクチユエー
タが回転することによつて前記接点スイツチを閉
じるようにしたことを特徴としている。次に本発
明の作用効果を説明する。薄膜接点スイツチ構造
の接点スイツチの開閉のためのアクチユエータ
が、ばねを選択された方向に過度に座屈するよう
にキーを押している間に、第1のピボツト点を軸
として回転する。ばねが過度に座屈すると、アク
チユエータが第2のピボツト点を軸として回転す
る。第2のピボツト点は前述の接点スイツチのほ
ぼ真上に位置し接点スイツチを閉じるようになつ
ている。従つて、キーを押す力のほとんどが第2
のピボツト点に加えられて接点スイツチを閉じ
る。以上のようにして、ばねが座屈した時に、キ
ーを押す力のほとんどが接点スイツチに伝えられ
てこれを閉じる。
本発明の揺動式アクチユエータによつて、キー
が解除された場合に接点スイツチが誤つて開いて
また閉じるということはなくなる。押されていた
キーが解除された場合は、ばねの座屈によつて生
成されるモーメントの減少度はばねの圧縮力の減
少度よりも小さい。従つてキーが解除されてもキ
ーが押されている間に揺動式アクチユエータが回
転するのと同じ方向にさらに揺動式アクチユエー
タが回転し、しかる後に反対方向に回転して初め
の静止位置に戻る。これが接点スイツチの誤まつ
た開閉の起こらない理由である。
本発明による接点開閉装置は、前記米国特許に
比べて、コストはおよそ半分になる。本発明の接
点開閉装置は、薄膜接点スイツチ構造の接点スイ
ツチとアクチユエータが共働して、接点スイツチ
を閉じるのに要する力の少なくとも2倍の力を生
成するように設計される。これは、薄膜接点スイ
ツチの接点スイツチを閉じるために、キーに加え
られる力のほとんど全てを接点スイツチに伝達す
ることによつて達成される。
[実施例] 第1図について説明する。第1図はキーボード
上の1つのキー10を表わす。キーボードは、例
えば、1982年5月20日付の米国特許出願第380386
号に示されるタイプのものである。キー10を用
いて、例えば、タイプライタの1つの文字を選択
する。
キー10は、フレーム12の直立した中空の円
筒支持体11に沿つて摺動するように取付けられ
ている。フレーム12は、キーボードのキー1つ
に対して円筒支持体11を1つ有する。
フレーム12はキー10と同様に適切なプラス
チツクでできており、金属の基板14に取付けら
れている。タイプライタの筐体が基板14を支持
する。フレーム12は適切な手段を用いて基板1
4に取付ければよい。良好な例では、フレーム1
2に階段状のほぞを成形して基板14に取付け
る。各々のほぞを薄膜接点スイツチ構造15の開
口部(図示せず)および基板14の開口部(図示
せず;ただし薄膜接点スイツチ構造15の開口部
よりは狭くなつている)に順に通して、フレーム
12を基板14の上面に置く。階段状のほぞの大
きい部分と小さい部分との間は肩のようになつて
いる。これは、ほぞの小さい部分を基板14の開
口部に通した場合に、肩の部分が基板14の上面
に載るようにするためである。ほぞを熱するとそ
れが基板14の底面とリベツト状に係合する。
キー10は下方に延びた心棒16を有する。心
棒16はフレーム12の円筒支持体11の内側に
入つていて、これによつてキー10が円筒支持体
に入つていて、これによつてキー10が円筒支持
体11内で摺動する。二また状になつていて2つ
の分離したスカート部17(ただし図示されてい
るのは1つだけである)を有する心棒16の外面
および円筒支持体11の内面には、リブとみぞ穴
が設けてある。ユーザがキーを押したり離したり
することによつて、キー10が垂直方向に移動す
る間、こうしたリブおよびみぞ穴が共働して、キ
ー10の移動を方向付けて誘導する。
ばね18はキー10とアクチユエータ19との
間に張り渡す。軸支揺動式のアクチユエータ19
は、キー10が押された場合に、薄膜接点スイツ
チ構造15の1つの接点スイツチ20を閉じる。
ばね18の上端は、キー10の心棒16にある取
付け台21に作用する。取付台21は、ばね18
が始めに選択された方向(第1図では右方向)に
屈折するように、わずかに傾いている。この方向
はタイプライタの前面へ向う方向である。キー1
0の傾斜面22がキー10の前面であり、これが
タイプライタの前面となる。ばね18の横方向の
座屈は心棒16のスカート部17によつて制限さ
れている。
アクチユエータ19が常に薄膜接点スイツチ構
造15の上面25に静止しているので、ばね18
は絶えずキー10を上方に押す。キー10の上方
への移動は、止め部26(ただし図示されている
のは1つだけである)によつて制限されている。
止め部26は心棒16の各スカート部17の底に
隣接してスカート部17の外面に付いており、円
筒支持体11の内面にある肩27(ただし図示さ
れているのは1つだけである)と係合するように
なつている。各々の止め部26は斜面を有する。
止め部26の斜面は肩27上の斜面と対になつて
おり、キーボード組立またはキー10の交換の際
にキー10を円筒支持体11内に挿入した場合は
各々の止め部26が肩27よりも上がらないよう
になつている。
ばね18の下端は、圧入によつて、アクチユエ
ータ19の支柱23の周囲に取り付けられてい
る。支柱23は、ばね18を容易に圧入できるよ
う、平坦な面24(第8図参照)を有する。
アクチユエータ19の支柱23は指状突起部2
8(第8図参照)から上方に延びている。指状突
起部28はアクチユエータ19の底板29の中央
から突き出ている。底板29の両側からもそれぞ
れ指状突起部30および31が突き出ている。
第7図および第8図に示すように、アクチユエ
ータ19に形成された指状突起部28,30およ
び31の間には空間がある。キー10の心棒16
の一方のスカート部17が中央の指状突起部28
と外側の指状突起部30との間の空間に入り、も
う一方のスカート部17が、中央の指状突起部2
8と外側の指状突起部31との間の空間に入るよ
うになつている。こうして、第1図および第3図
に示すように、キー10の心棒16のスカート部
はアクチユエータ19に対して第1図の位置から
第3図の位置まで下方に移動可能となる。
外側の指状突起部30はその先端に支え台32
を有し、他方の外側の指状突起部31もその先端
に支え台33を有する。支柱23は支え台32の
底面34、および支え台33の底面35に対して
ほぼ垂直に配置されている。支え台32の底面3
4と支え台33の底面35は同一平面上にある。
アクチユエータ19は下方に延びた突起部36
(第2図および第7図参照)を有する。突起部3
6は、図からわかるように、中央の指状突起部2
8の底面、および、底板29の一部の所から下方
に延びている。下方に延びた突起部36の底面3
7はその外面全体が曲面となつていることが望ま
しい(第2図参照)。突起部36は、第2図の断
面図に示すように中央の指状突起部28から底板
29に至るまで曲がつている底面37を有する。
キー10が押されておらずばね18によつて最
上端まで押し上げられているような状態、すなわ
ち、アクチユエータ19が第1図および第2図に
示すように静止位置にある場合は、薄膜接点スイ
ツチ構造15の上面に接触する面は、アクチユエ
ータ19の支え台32の底面34(第8図)およ
び支え台33の底面35だけである。支え台32
の底面34および支え台33の底面35は接点ス
イツチ20(第2図)から離れているので、アク
チユエータ19が静止位置にある間は、ばね18
がたとえ圧縮されたとしても接点スイツチ20に
何ら力を加えることはない。アクチユエータ19
が静止位置にある間は、突起部36の底面37
と、薄膜接点スイツチ構造15の上面25の間に
はわずかにすき間がある。このすき間は、およそ
0.02mmである。
薄膜接点スイツチ構造15の形成方法は前記米
国特許出願に詳述されている。薄膜接点スイツチ
構造15は、上部層38、中間層39、および下
部層40を有し、これらは全て電気的絶縁材でで
きている。良好な実施例ではこうした層は全てマ
イラである。これらの層は、にかわによつて互い
に重ねて保持する。
上部層38の底面42には、円形接点41(図
は1つだけ)が形成されている。下部層40の上
面44には円形接点43(図は1つだけ)が形成
されている。前記米国特許出願に示されているよ
うに円形接点41,43は回路の一部となつてい
る。
中間層39の中には円形開口部45が形成され
ている。円形開口部45は、円形接点41,43
を入れるためのもので、従つてそれらよりも大き
い。円形接点41,43により接点スイツチ20
が構成される。従つて、アクチユエータ19によ
つて上部層38を中間層39の円形開口部45の
中に移動させると、第3図および第4図に示すよ
うに、円形接点41と円形接点43とが接触して
接点スイツチ20が閉じる。
第1図および第2図に示すように、アクチユエ
ータ19が静止位置にある場合は、薄膜接点スイ
ツチ構造15(第2図)の上面に接触する面は、
アクチユエータ19の支え台32の底面34(第
8図)および支え台33の底面35だけである。
この理由を以下に示す。ばね18によつてアクチ
ユエータ19に加えられる圧縮力を表わす力Fは
モーメントを生成する。このモーメントは、支え
台32の底面34の先端部47および支え台33
の底面35の先端部48(第7図)から支柱23
の中心までの距離xに力F(第2図)を乗じたも
のである。このモーメントは、ばね18のわずか
な初期座屈によつて生成されているモーメントM
(第2図)よりも大きい。従つてアクチユエータ
19は静止位置を維持する。前述のように、キー
10が押されていない場合は、ばね18は選択さ
れた方向に座屈している。
支え台の底面の先端部47,48(第7図)
は、初期のピボツト点すなわちピボツト軸を構成
し、モーメントMが力Fと距離xの積よりも大き
くなつた時にアクチユエータ19はこれを軸にし
て時計方向に回転する(第2図)。前述のように、
アクチユエータ19が静止位置にある時は、モー
メントMは力Fと距離xの積により生成されるモ
ーメントよりも小さい。アクチユエータ19が静
止位置にある間は、突起部36の底面37と、薄
膜接点スイツチ構造15の上面25の間にはわず
かにすき間がある。
キー10を第1図の位置から第3図の位置まで
押すと、キー10に加えられる力によつて第3図
の力F、すなわち、ばね18によつてアクチユエ
ータ19に伝えられる力、が増加する。キー10
を押している間にキー10に加えられる力と、キ
ー10の移動量との関係を第9図に示す。
キー10を押すことによつて(第3図)、アク
チユエータ19が静止位置にある場合の力Fより
も力Fが増加すると(第4図)、モーメントM(第
4図)も力F(第4図)と距離xとの積から生成
されるモーメントよりも大きくなる。モーメント
M(第4図)は、ばね18が第1図の位置から第
3図の位置まで過度に座屈しその座屈量が増加す
ることによつて生ずるものである。こうしてアク
チユエータ19が初期のピボツト軸、すなわち、
支え台の底面の先端部47および48、を軸にし
て回転する。この時計方向(第2図および第4
図)の回転により、突起部36の底面37が薄膜
接点スイツチ構造15の上面25に接触して、薄
膜接点スイツチ構造15の上部層38が中間層3
9の円形開口部45の中に移動する。従つて、上
部層38の底面42の円形接点41が下部層40
の上面44の円形接点43に接触する。
アクチユエータ19が初期のピボツト軸を軸に
して回転すると、アクチユエータ19の突起部3
6の底面37が薄膜接点スイツチ構造15の上部
層38の点49(第4図)に接する。第4図に示
すように、点49から初期のピボツト軸までの距
離はdである。アクチユエータ19が第4図の位
置にある場合は、力Fと距離の合計(x+d)と
の積で生成されるモーメントがモーメントMに対
抗している。この時、モーメントMはモーメント
F(x+d)よりもわずかに大きい。
薄膜接点スイツチ構造15とアクチユエータ1
9は点49だけで接しているので、力Fは点49
における合力Rに等しい。これは、アクチユエー
タ19に垂直方向に作用する力の合計である。
これは、キー10に下方に加えられる力(第3
図)のほとんど全てが薄膜接点スイツチ構造15
に伝えられるということを意味する。比較的大き
なこの力はアクチユエータ19の反発力を減じ、
接点スイツチ20を閉じる。
キー10を押して生成される力F(第4図)は、
アクチユエータ19が点49で薄膜接点スイツチ
構造15と接触している場合は、40グラムないし
50グラムである。接点スイツチ20を閉じるのに
必要な力はおよそ15グラムである。従つて、アク
チユエータ19に加わる力は、接点スイツチ20
を閉じるのに必要な力の少なくとも2倍はある。
接点スイツチ20を閉じるのに必要な力は上部
層38の材質および厚さ、ならびに中間層39の
円形開口部45の大きさおよび深さに依存する。
従つて、接点スイツチ20を閉じるのに必要な力
が、点49に作用する合力Rの半分よりも小さく
なるように、これらを選択する。
接点スイツチ20が閉じると、ばね18の過度
の座屈(第3図)によつてユーザはこれを感じて
キー10から指を離す(キー10の解除)。仮に
ユーザがキー10を押しつづけたとしても、キー
10の表面50と円筒支持体11の上端部51が
係合するので、キー10の下降の最大量はここで
制限される。
キー10が解除された場合、初めは、力F(第
6図)の減少の度合はモーメントMの減少の度合
よりも大きい。従つて、モーメントMは、依然と
してモーメントF(x+d)よりも大きく、アク
チユエータ19は時計方向の回転を続けて、接点
スイツチ20は閉じたままとなつている。従つて
支え台の底面34,35は薄膜接点スイツチ15
の上面25よりもさらに高い所にある。こうし
て、アクチユエータの突起部36の底面37と、
薄膜接点スイツチ構造15の上面25が、点52
において接する。
第4図および第6図からわかるように、距離d
は増加している。最終的に、ばね18が元に戻る
(第5図)のでモーメントMは減少する。モーメ
ントMが減少し、かつ、距離dが増加するので、
モーメントF(x+d)がモーメントMより大き
くなつて、アクチユエータ19は反時計方向に回
転を始めて、第6図の位置から第2図の静止位置
に戻る。ところで、点52(第6図)初期のピボ
ツト軸、すなわち、支え台の底面の先端部47,
48からずつと離れた所にあるので、接点スイツ
チ20が誤つて開いてまた閉じるということはな
い。アクチユエータ19が点52(第6図)から
左方に揺れ動いて、支え台の底面34,35が薄
膜接点スイツチ構造15の上面に再び接触する。
アクチユエータ19がこうして揺れ動く際には、
過度の反発力は何ら伴わない。何故なら、アクチ
ユエータ19の突起部36の底面37が曲面とな
つているからである。
第9図は、キー10に加えられる力とキー10
の移動量との関係を、1サイクル全体にわたつて
示した図である。第9図は、キー18の幾つかの
位置も示している。例えば、点53は、アクチユ
エータ19が静止位置にあつて打鍵が行われてい
ない場合のキー10の位置を表わしている。点5
4は、アクチユエータ19が第3図および第4図
の位置にある場合のキー10の位置を表わす。点
55は、アクチユエータ19が第5図および第6
図の位置にある場合のキー10の位置を表わす。
点56は、キー10が初めの位置に戻つてアクチ
ユエータ19が第1図および第2図の位置にある
場合のキー10の位置を表わす。点53および点
56ではキー10の移動量はゼロであるが、移動
中の摩擦によるロスのために力はわずかの違いが
ある。
第2図からわかるように、アクチユエータ19
の突起部36の底面37はその外面全体が曲面に
なつているが、必要ならば、底面37の一部を平
坦にしてもよい。底面37の一部を平坦にしてお
けば、アクチユエータ19の移動(第4図の位置
から第6図の位置)の際、この平坦部が薄膜接点
スイツチ15の上面と係合する。
前記米国特許に示されるのと同様にして本実施
例においても、接点スイツチの開閉をユーザは感
知することができる。すなわち、接点スイツチの
開閉が行われた場合は必ずキー10が少し動いて
ユーザにその感触が伝わるようになつている。
第9図に示す物理的なヒステリシスは、この接
点スイツチ開閉の感触が存在することを表わして
いる。点54は接点スイツチが閉じている状態で
あり、キー10が初めの押されていない位置に復
帰する際にヒステリシスを経過しなければ接点ス
イツチは開かない。
以上に説明した各構成部の寸法関係の1例を挙
げる。薄膜接点スイツチ構造15の上部層38、
中間層39、および下部層40の厚みは、それぞ
れ、0.0762mm、0.127mm、およそ、0.2032mmであ
る。基板14の厚みはおよび1.27mmである。アク
チユエータ19の突起部36の底面37の曲線の
半径は7mmである。前述のように、第2図で、底
面37と薄膜接点スイツチ構造15の上面25と
の間のすき間はおよそ0.02mmである。これらの大
きさは各部分の大きさが相対的になるように示し
てある。大きさは図によつてかなり異なるので、
目盛りは図示しない。
[発明の効果] 本発明により、接点スイツチに比較的大きな力
を作用させることができる。他の利点として、キ
ーを押す力を薄膜接点スイツチ構造の接点スイツ
チに効率よく伝えてそれを閉じることができる。
さらに他の利点として、キーを押した際およびキ
ーを離した際のいずれの場合にもスイツチの反発
力を最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はアクチユエータが静止位置にある場合
の接点開閉装置の断面図、第2図は第1図の状態
におけるアクチユエータおよび薄膜接点スイツチ
構造の関係を表わす部分拡大図、第3図はアクチ
ユエータが接点スイツチを閉じている状態にある
場合の接点開閉装置の断面図、第4図は第3図の
状態におけるアクチユエータおよび薄膜接点スイ
ツチ構造の関係を表わす部分拡大図、第5図はア
クチユエータが接点スイツチを開く寸前の接点開
閉装置の断面図、第6図は第5図の状態における
アクチユエータおよび薄膜接点スイツチ構造の関
係を表わす部分拡大図、第7図はアクチユエータ
の上面図、第8図はアクチユエータの斜視図、第
9図はキーに加わる力とキーの移動量との関係を
表わすグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筐体と、 該筐体に沿つて摺動できるように前記筐体に取
    付けられたキーと、 該キーの下方で前記筐体に取付けられた、接点
    スイツチを含む薄膜接点スイツチ構造と、 前記接点スイツチの開閉を行うアクチユエータ
    と、 該アクチユエータと前記キーとの間に保持され
    たばねと、 を有し、 前記アクチユエータは平面から成る第1の面及
    び曲面から成る第2の面で構成される底面ならび
    に上面を有し、 前記ばねの一端が前記キーに作用し他端が前記
    アクチユエータの前記上面に作用して、前記キー
    が移動されていない場合には前記ばねがわずかに
    圧縮されかつ選択された方向にわずかに座屈して
    おり、 前記キーが移動されていない場合には前記第2
    の面は前記接点スイツチ部分の前記薄膜接点スイ
    ツチ構造の上方に位置し前記第1の面のみが前記
    接点スイツチのないところの前記薄膜接点スイツ
    チ構造の上面と接することによつて前記接点スイ
    ツチを開いた状態で前記アクチユエータを静止位
    置に保ち、 前記キーが下方に押された場合には前記ばねが
    圧縮され選択された方向にさらに座屈して前記ア
    クチユエータが前記第1の面の端と前記接点スイ
    ツチのないところの前記薄膜接点スイツチ構造の
    上面とで構成されるピボツト軸を支点にして回転
    し次に前記第2の面のみが前記スイツチ部分の前
    記薄膜接点スイツチ構造の上面に接してこれによ
    り形成される接触位置が前記キーの押下げに伴つ
    て移動して前記アクチユエータが回転することに
    よつて前記接点スイツチを閉じるようにしたこと
    を特徴とする接点開閉装置。
JP59171662A 1983-10-03 1984-08-20 接点開閉装置 Granted JPS6081719A (ja)

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US06/538,728 US4528431A (en) 1983-10-03 1983-10-03 Rocking switch actuator for a low force membrane contact switch
US538728 1983-10-03

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JPS6081719A JPS6081719A (ja) 1985-05-09
JPH0561733B2 true JPH0561733B2 (ja) 1993-09-07

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ID=24148167

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JP59171662A Granted JPS6081719A (ja) 1983-10-03 1984-08-20 接点開閉装置

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US (1) US4528431A (ja)
EP (1) EP0136488B1 (ja)
JP (1) JPS6081719A (ja)
BR (1) BR8404952A (ja)
DE (1) DE3475025D1 (ja)

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EP0136488A3 (en) 1986-10-01
EP0136488A2 (en) 1985-04-10
DE3475025D1 (en) 1988-12-08
JPS6081719A (ja) 1985-05-09
US4528431A (en) 1985-07-09
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