JP3219559B2 - 2方向スイッチ - Google Patents

2方向スイッチ

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JP3219559B2 JP17738193A JP17738193A JP3219559B2 JP 3219559 B2 JP3219559 B2 JP 3219559B2 JP 17738193 A JP17738193 A JP 17738193A JP 17738193 A JP17738193 A JP 17738193A JP 3219559 B2 JP3219559 B2 JP 3219559B2
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】回転子にU形ばね片を嵌合一体化
して設けた回転接点をケーシング内に軸架し、ケーシン
グ外に突出した突起に対する左方向からの外力で回転接
点を右方向回転すると、接点a、cと上下固定接点a
´、c´が接触(スイッチ閉(ON))(この時、接点
b、dと上下固定接点b´、d´は離隔)し、また逆に
右方向からの外力で回転接点を左方向回転すると、接点
b、dと上下固定接点b´、d´が接触(スイッチ閉
(ON))(この時、接点a、cと上下固定接点a´、
c´は離隔)し、外力を解くと回転接点は接点ばね片部
の弾発復元力で原位置に復元するように備えた2方向ス
イッチ(ノーマルオープン型)を提供する。
【0002】
【従来の課題】従来、各種機器に組込まれたスイッチを
外力で操作する場合、左右、前後若しくは上下等の1方
向から外力を加えてON、OFF操作するスイッチが大
部分である。
【0003】ところが、最近、CD、FD、ビデオカセ
ット、テープカセット等の関連機器、プリンター、FA
X等の紙処理機構等において、2方向(左←→右、前←
→後、上←→下等)からの外力で2方向均等にスイッチ
開閉作用する、2方向スイッチの必要性が極めて多くな
ってきている。
【0004】ところが、上記要望に対応できるような、
特に極めて小形で高精度で耐久性に秀れた2方向スイッ
チは未だに提供されておらず、そのような2方向スイッ
チの開発が大きな課題とされてきたものである。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明は上記課題の解決を目的
としてなされたものである。即ち本発明は、上面中央に
突起を形成し、中心軸(若しくは中心孔)を中心として
下方に向ってU形凹部を形成した回転子と、狭長なばね
片をU形に曲成して、先端を接点a、bとした取付兼接
点ばね片部と先端を接点c、dとした接点ばね片部を左
右対称に形成したU字形ばね片を設け、
【0006】回転子のU形凹部にU形ばね片を、その左
右取付兼接点ばね片部を圧縮すると共に回転子の下方に
左右の取付兼接点ばね片部及び接点ばね片部の先端(接
点a、b、c、d)を突出した状態に嵌合し、両者を結
着一体化して回転接点を設け、
【0007】該回転接点をケーシング内にその中心軸
(若しくは中心孔)を中心として回転自在に軸架して、
突起をケーシング上方に突出すると共に、左右の接点ば
ね片部の接点c、dをケーシング内左右の下固定接点c
´、d´に接点ばね片部の弾発力で圧接すると共に、取
付兼接点ばね片部の接点a、bを上固定接点a´、b´
と相対位置に離隔して、構成した2方向スイッチであ
り、
【0008】ケーシング外に突出した突起に対する左方
向からの外力で回転接点を右方向回転すると、接点a、
cと上下固定接点a´、c´が接触(スイッチ閉(O
N))(この時、接点b、dと上下固定接点b´、d´
は離隔)し、また逆に右方向からの外力で回転接点を左
方向回転すると、接点b、dと上下固定接点b´、d´
が接触(スイッチ閉(ON))(この時、接点a、cと
上下固定接点a´、c´は離隔)し、外力を解くと回転
接点は接点ばね片部の弾発復元力で原位置に復元するよ
うに備えた2方向スイッチによって課題を解決したもの
である。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面につき説明すれ
ば、上面中央に突起2を形成し、中心軸3(若しくは中
心孔)を中心として下方に向ってU形凹部4を形成した
回転子1と、狭長なばね片をU形に曲成して、先端を接
点a、bとした取付兼接点ばね片部7と先端を接点c、
dとした接点ばね片部6を左右対称に形成したU形ばね
片5を設け、
【0010】回転子1のU形凹部4にU形ばね片5を、
その左右の取付兼接点ばね片部6を圧縮すると共に回転
子1の下方に左右の取付兼接点ばね片部6及び接点ばね
片部7の各先端(接点a、b、c、d)を突出した状態
に嵌合し、両者1、5を結着一体化して回転接点Aを設
け、
【0011】該回転接点AをケーシングB内にその中心
軸3(若しくは中心孔)を中心として回転自在に軸架し
て、突起2をケーシングB上方に突出すると共に、左右
の接点ばね片部7の接点c、dをケーシングB内左右の
下固定接点c´、d´に接点ばね片部の弾発力で圧接す
ると共に、取付兼接点ばね片部6の接点a、bを上固定
接点a´、b´と相対位置に設定寸法離隔して、位置せ
しめて、2方向スイッチを構成したものである。
【0012】図示実施例2方スイッチのケーシングの寸
法は縦5.0mm、横9.5mm、高さ12.0mmで
あり、これより大形のものは当然として、より小形
(例、1/2以下)なものも容易に製造し得る。
【0013】e、fは端子を示し、端子eは固定先進c
´、d´に接触し、端子fは固定接点a´、b´に接続
したものである。
【0014】上記回転子1の具体的形状は上面中央に任
意形状の突起2を形成し、中心軸3(若しくは中心孔)
を中心として下方に向けてU形凹部4(U形ばね片5に
見合った)を形成したものであれば、図示の円板形その
他任意である。
【0015】ケーシングBは、回転接点Aを内装できる
大きさ及び形状であれば、図示の長方形、その他任意で
ある。
【0016】U形ばね片5は、例えば、狭長なばね片の
左右対称に、先端に接点c、dを形成した接点ばね片部
7と、U形ばねの弾発拡開力で該U形ばね片5を回転子
1のU形凹部4内面に一体的に結着すると共に先端に接
点a、bを形成した取付兼接点ばね片部6を、2叉状
(図3)、コ形状(図4)等に分離形成したものであ
り、 また、ばね圧増強等の必要に応じて2板以上のU
形ばね片を重合設置するようにしたものである。
【0017】回転接点Aを形成するための、回転子1の
U形凹部4に対するU形ばね片5の一体的結着手段は、
例えば、U形ばね片5の取付兼接点ばね片部6(図示
例)若しくは接点ばね片部7に突出形成した係合突片8
(図示例)若しくは係合突起を、U形凹部4の内面に形
成した係合凹部9に係合して行うなど、要するに、両者
1、5を一体的に結着する手段であれば、その具体的構
成は任意である。
【0018】
【作用】例えば、回転接点Aの突起2に左方向から外力
が加わると、回転接点Aは中心軸3を中心として右回転
し、それによって回転子1のU形凹部4の右側内面がU
形ばね片5の取付兼接点ばね片部6及び接点ばね片部7
(共に左側)を右方向に押圧反曲し、よって、接点a、
cと上下固定接点a´、c´が接触(スッチ閉(O
N))(この時、接点b、dと上下固定接点b´、d´
は離隔)する。
【0019】また、上記と反対に、右方向からの外力で
回転接点Aを左方向回転すると、接点b、dと上下固定
接点b´、d´が接触(スッチ閉(ON))(この時、
接点a、cと上下固定接点a´、c´は離隔)する。
【0020】上記突起2の外力を解くと、反曲していた
接点ばね片部7が弾発復元し、よって回転接点Aが右ま
たは左方向へ復元回転し元に戻る(スイッチ開(OF
F)…ノーマルオープン)。
【0021】よって、突起2に対する右方向乃至左方向
からの外力に対応して、全く均等なスイッチ作用が行わ
れる。
【0022】
【効果】回転子にU形ばね片を嵌着一体化した回転接点
を、上下固定接点を備えたケーシング内に軸架するだけ
で、本発明2方向スイッチを構成できるため、構成簡潔
で極めて小形で、高精度であり、また耐久性に秀れた2
方向スイッチを提供し得る。
【0023】回転子のU形凹部内にU形ばね片を、その
取付ばね片のばね圧を利用して一体的に嵌合したので、
両者を容易に取外しできない強固一体的に結着した回転
接点を構成でき、よって、該回転接点を完成した1個の
部材として取扱ってケーシング内に内装し得て、本発明
2方向スイッチの組立て構成を効率化し得る。
【0024】接点ばね片部7はU形ばね片5の1部を構
成しており、そのばね片の弾発力で先端の接点c、dを
下固定接点c´、d´に常時圧接するようにしたため、
該圧接によって両接点を常時チャージ状態に維持でき、
接触状態が完全で接触不良を生じる恐れがなく、また外
部衝撃等でチャタリングを生じる恐れがない等の優れた
スイッチ特性を発揮し得る。
【0025】また、本スイッチの常時開(ノーマルオー
プン)(スイッチ開(OFF))からスイッチ閉(O
N))への操作は、回転接点Aの回転による押圧力で1
方の接点ばね片部7及び取付兼接点ばね片部6のばね圧
に抗して確実強力に行われるため、接点a、bと上固定
接点a´、b´の接触部分がスイッチ操作の度に、こじ
るように摩擦されることとなり、よって、該接触部面が
常時研磨クリーニングされて、高いスイッチ精度を持続
し得る特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明2方向スイッチの実施例構成概略を示す
一部切断正面図。
【図2】回転子の正面図、及び底面図。
【図3】U形ばね片の正面図、及び右側面図。
【図4】U形ばね片の他の実施例の右側面図。
【符号の説明】
A 回転接点 B ケーシング a、b、c、d 接点 a´、b´ 上固定接点 c´、d´ 下固定接点 e、f 端子 1 回転子 2 突起 3 中心軸(若しくは中心孔) 4 U形凹部 5 U形ばね片 6 取付兼接点ばね片部 7 接点ばね片部 8 係合突片(若しくは係合突起) 9 係合凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面中央に突起を形成し、中心軸若しくは
    中心孔を中心として下方に向ってU形凹部を形成した回
    転子と、狭長なばね片をU字形に曲成して、先端を接点
    とした取付兼接点ばね片部と、先端を接点とした接点ば
    ね片部を左右対称に形成したU形ばね片を設け、 回転子のU形凹部にU形ばね片を、その左右の取付兼接
    点ばね片部を圧縮すると共に回転子の下方に取付兼接点
    ばね片部及び接点ばね片部の夫々の左右先端の接点を突
    出した状態に嵌合し、両者を結着一体化して回転接点を
    設け、 該回転接点をケーシング内にその中心軸若しくは中心孔
    を中心として回転自在に軸架して、突起をケーシング上
    方に突出すると共に、接点ばね片部の左右先端の接点を
    ケーシング内の左右下固定接点に接点ばね片部の弾発力
    で圧接すると共に、取付兼接点ばね片部の左右先端の接
    点をケーシング内の左右上固定接点と相対位置に離隔し
    て、構成した2方向スイッチであり、 ケーシング外に突出した突起に対する左方向からの外力
    で回転接点を右方向回転すると、取付兼接点ばね片部の
    左先端の接点とケーシング内の左上固定接点が接触する
    と共に接点ばね片部の右先端の接点とケーシング内の右
    下固定接点が離隔してスイッチONとなり、また逆に右
    方向からの外力で回転接点を左方向回転すると、取付兼
    接点ばね片部の右先端の接点とケーシング内の右上固定
    接点が接触すると共に接点ばね片部の左先端の接点とケ
    ーシング内の左下固定接点が離隔してスイッチONとな
    り、外力を解くと回転接点が接点ばね片部の弾発復元力
    で原位置に復元してスイッチOFFとなるように備えた
    ものである、2方向スイッチ。
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