JPH039225Y2 - - Google Patents

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JPH039225Y2
JPH039225Y2 JP1985038169U JP3816985U JPH039225Y2 JP H039225 Y2 JPH039225 Y2 JP H039225Y2 JP 1985038169 U JP1985038169 U JP 1985038169U JP 3816985 U JP3816985 U JP 3816985U JP H039225 Y2 JPH039225 Y2 JP H039225Y2
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switch
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JP1985038169U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、電話機に用いられる電気スイツチ
に関するもので、送受器の掛け外しに伴うフツク
スイツチの動作によりリセツト動作を行うスイツ
チに関するものである。
近年、各種の付加機能を有する電話機が実用さ
れており、例えば第5図に示す電話機では、送受
器50の掛け外しにより電源回路及び通話回路を
開閉するフツクスイツチ51の他に切り替えスイ
ツチ52を設け、該スイツチ52を押下すること
により回線を増設されたスピーカや他の電話機に
転送できる構造のものが実用されている。
このような電話機における切り替えスイツチ5
2は、ロツク機構を有するスイツチが用いられて
いるが、該ロツク機構は、フツクスイツチ51の
作動によりリセツトされるようになつている。即
ち、切り替えスイツチ52が押下された状態にお
いて送受器50を掛け又は外すと押下された切り
替えスイツチ52が復帰する。
従来の技術 このような機能を実現するために、従来は切り
替えスイツチ52として所謂クリアステーシヨン
型のロツク機構を有するスライドスイツチが用い
られている。第4図はその一例を示したもので、
53は図示しない不動部材に装着されたスイツチ
主体、54は接点を開閉するスライドプレート、
55はリターンスプリング、56はスライドプレ
ート54に植設されたピン、57はロツクプレー
ト、58は操作レバー、59はフツクスイツチ5
1に連係されたリセツトレバーである。ロツクプ
レート57は、スイツチ主体53に植立された支
持ピン60回りに回動かつ傾動自在に装着されて
おり、バネ61により図示矢印aの方向に付勢さ
れ、かつスイツチ主体53の上面に密着するよう
に付勢されている。操作レバー58が押下される
と、スライドプレート54が押し込まれてピン5
6がロツクプレート57の傾斜縁62に当接しな
がらロツクプレート57を回動させ、開口63か
らピン56がロツクプレートの切り欠き64に導
入されて係合部65においてピン56とロツクプ
レート57とが係合してスライドプレート54を
ロツクする。操作レバー58が再度押下される
と、ピン56は切り欠き64の奥端に移動し、操
作レバー58の押下力が開放されたときにリター
ンスプリング55の付勢力により復帰するピン5
6が傾斜片66の下面に当接してロツクプレート
57を押し上げ、ピン56がロツクプレート57
の下を通過してスライドプレート54が復帰す
る。スライドプレート54がロツクされた状態で
送受器の掛け外しによりリセツトレバー59が揺
動すると、該レバー59の先端がロツクレバー5
7の先端に設けた凸条67に当接してこれを押上
げ、ロツクプレート57と係合しているピン56
が押し上げられたロツクプレート57の下を通過
することによりスライドプレート54が復帰して
スイツチがリセツトされる構造となつている。
考案が解決しようとする問題点 ところがこのようなロツク機構を有する従来の
スイツチは、比較的大きな操作力を必要とするの
で近年の電話機及び送受器の軽量化、小型化に追
従できない問題があつた。
この考案は、上記問題に鑑み、操作力が極めて
小さく、構造が簡単でコンパクトな電話機用の切
り替えスイツチを堤供することを目的としてい
る。
考案の構成 本考案のスイツチは、従来のスライドスイツチ
に替えて揺動スイツチを用い、これにフツクスイ
ツチの動作によりリセツトされるロツク機構を設
けたものである。図示実施例の符号を用いて更に
説明すれば、本考案のスイツチは、不動部材に固
定される基体2に枢着されて上動方向に付勢され
ている可動体4を揺動させて内装されている接点
の開閉を行うスイツチ主体1を有し、後記ピン1
2と協動して可動体4をセツト位置に係止する面
カム7が該可動体の側面に一体に形成され、スイ
ツチ1の長手方向に延設された板バネ10に該面
カムに係入されるピン12が装着されてロツク機
構が構成されており、該板バネ10の先端にスイ
ツチ主体側に向いた山形の突起16が設けられ、
該突起にその突出方向と交差する方向に係合する
突端17を備えたリセツトレバー18が設けら
れ、該リセツトレバーの先端がフツクスイツチ2
1の操作片22によつて操作されることによりロ
ツク機構がリセツトされることを特徴とするもの
である。
実施例 第1図ないし第3図は本考案に係るスイツチの
一実施例を示した図で、第1図は全体斜視図、第
2図はピンの装着構造を示す一部断面正面図、第
3図は面カムの詳細形状を示す図である。
図中、総体的に示す1はスイツチ主体であつ
て、該スイツチ主体は、不動部材に固定される基
体2、支点ピン3により基体2に枢着された可動
体4、可動体4の先端に形成された操作片5及び
可動体4を上動方向に付勢しているリターンスプ
リング6を有しており、操作片5を押下して可動
体4を揺動させることにより内装された接点の開
閉を行う構造を有している。
7は可動体4の一側面に形成されたハート形の
溝を有する面カムであり、その詳細形状は第3図
に示されている。8は基体2の下面に固着された
ベースプレートで、該ベースプレートの奥側一端
が上方へ屈曲され、該屈曲部9に板バネ10の基
端が固着されている。板バネ10は、スイツチ主
体の側方に延設されており、その先端部が幅広と
されて下方に透孔11が設けられ、該透孔11に
コ字状に屈曲したピン12の基端が挿通されてい
る。板バネ10には、基端を該板バネに固着した
押さえバネ13が設けられており、該押さえバネ
13がピン12の背部を付勢して該ピンの先端1
4を前記面カム7の溝に弾圧している。
ベースプレート8には、その手前側にも第2図
に示す屈曲部15が設けられ、板バネの透孔11
を通過したピン12基端は更にこの屈曲部15に
設けた透孔に挿通されて、ピン12の基端を2点
で支持することによりピン12の倒れを防止する
構造となつている。また、板バネ10の先端にス
イツチ主体側に向いた山形の突起16が形成さ
れ、該突起16に係合する突起17を奥端に設け
たリセツトレバー18がベースプレート8を延設
して形成した支持枠19,20に揺動自在に装着
されている。リセツトレバー18は、その揺動時
に突端17が板バネ10の面と平行に移動するよ
うに装着され、突端17は、その移動時に板バネ
10に設けた突起16の斜面と係合して板バネ1
0をその面直角方向に押動する。上記構成のスイ
ツチは、このリセツトレバー18の先端がフツク
スイツチの操作片と係合する位置となるようにし
て電話機に取り付けられる。
第1図に想像線で示した21はフツクスイツチ
で、22はその操作片であり、送受器の掛け外し
によりフツクスイツチ21が操作されるとリセツ
トレバー18が揺動し、その揺動途中においてリ
セツトレバーの突端17が板バネの突起16と係
合して板バネ10をスイツチ主体1から離隔させ
る方向に一時的に撓ませる。このとき、リセツト
レバーの突端17は板バネの山形の突起16の斜
面に係合し、くさび作用により突起16を押動さ
せる。また、板バネ10は、基端をスイツチ主体
の奥側に固定してその側面に沿つて延在させてい
るので、バネ力の調整が容易で容易に撓む構造に
できる。そのため、リセツトレバー18の操作力
を充分に小さくすることが可能になる。
面カム7とピン12によるロツク機構は押しボ
タンスイツチのロツク機構として公知のものであ
るが、ここで簡単にその作動を説明する。面カム
7のハート形の溝の底面はA,B,C,D,E,
Fの領域に区画されており、Bは上方が浅い傾斜
面、FはF方が浅い傾斜面、C,D,Eはこの順
に深い平面、AはFの下端より深い平面であり、
P,Q,R,S線の部分が段部、T,U線の部分
が滑らかな連接部となつている。スイツチ1がリ
セツトされた状態では、ピンの先端14は第3図
の実線の位置にあり、この状態から面カム7が下
動するとピンの先端14は段部Sに案内されてB
を経てCの領域に移動する。ここでスイツチの押
下力が開放されると、ピンの先端14は段部Pに
案内されて図に想像線で示す位置となり、ピンの
先端14と面カム7との係合により可動体4の上
動が阻止される。ここで再度操作片5が押下され
ると、ピンの先端14は領域Eへと進み、押下力
が開放されたときにピンの先端14が領域Fを経
てAに戻ることによりピンの先端14と面カム7
との係合が解かれて可動体4は上動位置に復帰す
る。即ち、スイツチ1は、操作片5が押下される
毎にセツト状態とリセツト状態に交互に保持され
ることとなる。
さて図示実施例の機構において、ピンの先端1
4と面カム7とが第3図に想像線で示す位置で係
合してスイツチ1がセツトされている状態で送受
器の掛け外しによりフツクスイツチ21が操作さ
れると、フツクスイツチ21の揺動によりリセツ
トレバー18が揺動してその揺動途中において突
端17が板バネ10をスイツチ主体1から離隔さ
せる方向に撓ませ、該板バネの撓みによりピン1
2が退避してその先端14が面カム7の溝から外
れて可動体4はリターンスプリング6により瞬時
に復帰させられる。フツクスイツチ21の揺動が
停止すれば、リセツトスイツチの突端17は板バ
ネの突起16の上方又は下方に位置し、ピンの先
端14は面カム7の溝に再び押接され、送受器が
掛けられた状態でも外された状態でもスイツチ1
を操作することが可能となる。
なお、図示実施例においてピン12の基端を板
バネ10とベースプレートの屈曲部15とに挿通
したので、板バネ10が外側に撓んでピンの先端
14が面カム7から離隔したときに両者の間隔W
(第2図)が開いてピン12の倒れを確実に阻止
する。また押さえバネ13が板バネ10に装着さ
れているので、ピン12が面カム7により押し戻
されたときに押さえバネ13と共に板バネ10も
外側に撓み、これによつて上記間隔Wが拡がるの
で、ピン12を常に安定化させる作用が付与され
る。
考案の効果 以上説明したこの考案により、フツクスイツチ
の動作と連動してリセツトされる電話機用の切り
替えスイツチにおいて、小型で操作力の小さなス
イツチを得ることができ、軽量かつ小型の電話機
に装着される切り替えスイツチとしてきわめて有
用なスイツチを堤供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係るスイツチの
一実施例を示す図で、第1図は全体構造を示す斜
視図、第2図はピンの装着構造を示す部分断面正
面図、第3図は面カムの詳細形状を示す図であ
る。第4図は本考案のスイツチと同等な機能を有
する従来のスイツチの一例を示す斜視図、第5図
は切り替えスイツチを有する電話機の一例を示す
斜視図である。 図中、1はスイツチ主体、2は基体、3は支点
ピン、4は可動体、6はリターンスプリング、7
は面カム、10は板バネ、11は透孔、12はピ
ン、13は押さえバネ、14はピン12の先端、
18はリセツトレバー、21はフツクスイツチで
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 不動部材に固定される基体2に枢着されて上動
    方向に付勢されている可動体4を揺動させて内装
    されている接点の開閉を行うスイツチ主体1を有
    し、後記ピン12と協動して可動体4をセツト位
    置に係止する面カム7が該可動体の側面に一体に
    形成され、スイツチ主体1の側面に長手方向に延
    在させた板バネ10の先端部に上記面カム7に係
    入されるピン12が装着されてロツク機構が構成
    され、該板バネ10の先端にスイツチ主体側に向
    いた山形の突起16が設けられ、該突起にその突
    出方向と交差する方向に係合する突端17を備え
    たリセツトレバー18が設けられ、該リセツトレ
    バーの先端がフツクスイツチ操作片によつて操作
    されることにより上記ロツク機構がリセツトされ
    ることを特徴とするスイツチ。
JP1985038169U 1985-03-16 1985-03-16 Expired JPH039225Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985038169U JPH039225Y2 (ja) 1985-03-16 1985-03-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985038169U JPH039225Y2 (ja) 1985-03-16 1985-03-16

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Publication Number Publication Date
JPS61153945U JPS61153945U (ja) 1986-09-24
JPH039225Y2 true JPH039225Y2 (ja) 1991-03-07

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JP1985038169U Expired JPH039225Y2 (ja) 1985-03-16 1985-03-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140040Y2 (ja) * 1974-10-18 1986-11-15
JPS59194227U (ja) * 1983-06-10 1984-12-24 株式会社東海理化電機製作所 スイツチ装置

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JPS61153945U (ja) 1986-09-24

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